JP7171103B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】特許等の出願書類を効率よく作成することができる技術を提供すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得する。請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、所定請求項がマルチマルチクレームではなくなるように、所定請求項が引用する請求項を変更する。マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他のマルチクレームを含む請求項である。引用する請求項が変更された所定請求項を含む請求の範囲と、明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、人為的ミスの発生を抑制し、効率よく申請書類を作成することを可能とする技術が開示されている。
特開2022-024640
さらに、特許等の出願書類を効率よく作成することができる技術が求められている。
本発明では上記事情を鑑み、特許等の出願書類を効率よく作成することができる技術を提供することとした。
(1)本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得する。請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、所定請求項がマルチマルチクレームではなくなるように、所定請求項が引用する請求項を変更する。マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他のマルチクレームを含む請求項である。引用する請求項が変更された所定請求項を含む請求の範囲と、明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する。
情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置100によって実行されるマルチマルチクレームを含む請求の範囲について、請求の範囲のマルチマルチクレームの解消及び明細書のマルチマルチクレームに対応する内容を記載するための情報処理の流れを示すアクティビティ図である。 出願書類が国内出願及び外国出願の何れであるかを判定する処理を説明するための図の一例である。 マルチマルチクレームを含む態様でリクレームする方法を説明する図の一例である。 特許請求の範囲のマルチマルチクレームの解消の一例を示す図である。 マルチマルチクレームが無い旨の表示を示す図の一例である。 情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。 サーバ装置1100及びクライアント装置1200のハードウェア構成を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
[実施形態1]
1.ハードウェア構成
本節では、図1を用いて、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。
図1は、情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置100は、特許出願書類に関する書類作成の作業を支援するための処理を実行する。情報処理装置100は、特に、マルチマルチクレームを含む請求の範囲について、請求の範囲のマルチマルチクレームの解消及び明細書におけるマルチマルチクレームに対応する記載を生成する。また、情報処理装置100は、マルチマルチクレームが認められない制度に対応するため、請求の範囲のマルチマルチクレームの記載を解消する。ここでマルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用する請求項(マルチクレーム、多数項従属クレーム)を引用する、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用する請求項のことである。換言すると、マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用する請求項(広義のマルチクレーム)のうち、引用する請求項に、他のマルチクレームを含む請求項である。また、従属クレームは、他の請求項の記載を引用する請求項であり、マルチクレームのうちマルチマルチクレームではない請求項(狭義のマルチクレーム)及びマルチマルチクレームを含む。独立クレームは、他の請求項の記載を引用しない請求項である。
情報処理装置100は、ユーザによって使用される端末であり、例えば、ノートパソコンである。ユーザは、出願人、出願人企業の従業員、出願人から業務を依頼された代理人及び代理人事務所のパラリーガル等である。なお、端末の種類は、デスクトップパソコン、タブレット端末又はスマートフォン等であってもよい。図1に示すとおり、情報処理装置100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、各部を接続するデータ伝送路であるバス160とを備える。
制御部110は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部110は、記憶部120に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置100に係る種々の機能を実現する。すなわち、記憶部120に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部110によって具体的に実現されることで、制御部110による各機能が実行されうる。なお、制御部110は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部110を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
記憶部120は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部110によって実行される情報処理装置100に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部120は、制御部110によって実行される情報処理装置100に係る種々のプログラムや変数等を記憶している。記憶部120は、記憶媒体の一例である。すなわち、プログラムは、コンピュータに、情報処理装置100の制御部として機能させるためのプログラムである。
通信部130は、情報処理装置100から種々の電気信号を外部の構成要素に送信可能に構成される。また、通信部130は、外部の構成要素から情報処理装置100への種々の電気信号を受信可能に構成される。更に好ましくは、通信部130がネットワーク通信機能を有し、これにより通信回線を介して、情報処理装置100と外部機器との間で種々の情報を通信可能に実施してもよい。
入力部140は、情報処理装置100の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。例えば、入力部140は、出力部150と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することが可能である。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部140がユーザによってなされた操作に基づく入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バスを介して制御部110に転送され、制御部110が必要に応じて所定の制御又は演算を実行しうる。
出力部150は、情報処理装置100の表示部として機能することが可能である。出力部150は、例えば、情報処理装置100の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。出力部150は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、情報処理装置100の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
2.情報処理
次に図2~図6を用いて、情報処理装置100の動作の流れについて説明をする。
2.1.情報処理の概要
まず、図2を用いて、情報処理装置100による情報処理の概要について説明する。図2は、情報処理装置100によって実行されるマルチマルチクレームを含む請求の範囲について、請求の範囲のマルチマルチクレームの解消及び明細書のマルチマルチクレームに対応する内容を記載するための情報処理の流れを示すアクティビティ図である。
(アクティビティA1)
まず、制御部110は、ユーザによる入力部140への入力を介して、HTML(Hypertext Markup Language)ファイルを作成するための元となる電子ファイルを特定する。具体的には、元となる電子ファイルが格納されているパスを指定することで特定してもよい。また、元となる電子ファイルを指定の箇所にアップロードすることで特定してもよい。制御部110は、ユーザによる入力部140への入力を介して、特定した電子ファイルからHTMLファイルを作成する指示を受け付ける。ここで電子ファイルは、例えば、テキスト、PDF、CSV、XML、Word、Excel、PPT等の形式の電子データのファイルが挙げられるがこれに限定されない。また、HTMLファイルは、文字データを記録したテキストファイルの一種で、ウェブページの構成に用いられるHTMLで内容が記述されるものである。
(アクティビティA2)
続いて、制御部110は、HTMLファイルを作成する指示を受け付けた場合、特定した電子ファイルから複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得する。また、このとき、制御部110は、願書、図面及び要約書に関する情報についても取得する。ここで請求の範囲とは、特許又は実用新案登録を受けようとする発明又は考案を特定する文書を少なくとも示しており、特許請求の範囲及び実用新案登録請求の範囲を少なくとも含む。
(アクティビティA3)
続いて、制御部110は、願書、請求の範囲、明細書、図面及び要約書の情報のうち少なくとも1つの情報から、その出願書類が国内出願に関する出願書類であるか又は外国出願に関する出願書類であるかを特定する。国内出願に関する出願書類であると特定された場合は、制御部110は、アクティビティA4に処理を進める。また、外国出願に関する出願書類であると特定された場合は、制御部110は、アクティビティA13に処理を進め、そのままHTMLファイルを作成する。すなわち、制御部110は、明細書又は請求の範囲が外国出願に関する書類である場合、マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない。ここで特許協力条約に基づく国際出願に関する書類は、外国出願に関する書類の一例である。アクティビティA3については、後に図3を用いて詳述する。
(アクティビティA4)
続いて、制御部110は、国内出願書類の請求の範囲にマルチマルチクレームが含まれるか否かを判定する。具体的には、制御部110は、請求の範囲に含まれる各請求項について、独立クレームであるか又は従属クレームであるかを判定する。従属クレームが含まれる場合、制御部110は、その従属クレームの引用関係からマルチマルチクレームであるか否かを判定する。
(アクティビティA5)
続いて、制御部110は、国内出願書類の請求の範囲にマルチマルチクレームが含まれる場合、リクレームの作成に関するアクティビティA6及びマルチマルチクレームの解消に関するアクティビティA8の処理を開始する。すなわち、制御部110は、ユーザによる処理の開始の指示を受け付けた場合、明細書にマルチマルチクレームに対応する記載を出力すると共に、マルチクレーム以外の請求項を引用する請求項となるようにマルチマルチクレームの記載を変更する。一方で、制御部110は、請求の範囲にマルチマルチクレームが含まれない場合、その旨を通知するためのアクティビティA10の処理を開始する。
(アクティビティA6)
続いて、制御部110は、リクレームを作成するために、文書ファイルの明細書に特定の文字列が含まれるか否かを特定する。ここでリクレームとは、請求の範囲に係る発明又は考案を明細書内でサポートするための、明細書の欄に記載されている、請求の範囲の文言やフレーズ等を維持した記載をいう。
(アクティビティA7)
続いて、制御部110は、明細書が特定の文字列を含む場合、文字列の位置を基準とした所定の位置に、明細書にマルチマルチクレームに対応する記載を出力する。他の観点によれば、制御部110は、請求の範囲におけるマルチマルチクレームを含む請求項の引用関係を識別可能な態様で、明細書に請求項それぞれに対応する記載を出力する。マルチマルチクレームは、所定請求項の一例である。アクティビティA6、A7については、後に図4を用いて詳述する。
(アクティビティA8)
続いて、制御部110は、請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、この所定請求項がマルチマルチクレームではなくなるように、所定請求項が引用する請求項を変更する。
(アクティビティA9)
続いて、制御部110は、マルチクレーム以外の請求項を引用する請求項となるようにマルチマルチクレームの記載を変更する場合において、変更後クレームが引用する請求項の数に応じて、変更後クレームの請求項の引用に関する記載を変更する。アクティビティA8、A9については、後に図5を用いて詳述する。また、制御部110は、アクティビティA7、A9の処理が終了するまで待機し、これらの処理が終了した場合に、アクティビティA13に処理を進める。
(アクティビティA10)
アクティビティA5において、制御部110は、請求の範囲がマルチマルチクレームを含まない場合、請求の範囲にマルチマルチクレームが含まれない旨を、出力部150にユーザが識別可能な態様で表示させる。このとき、制御部110は、続行ボタン620と中止ボタン630とを出力部150にユーザが識別可能な態様で表示させる。
(アクティビティA11)
続いて、制御部110は、ユーザによる入力部140への入力を介して、ユーザによる所定の指示を受け付ける。所定の指示は、HTMLファイル作成の中止の指示及びHTMLファイル作成の続行の指示を少なくとも含む。
(アクティビティA12)
続いて、制御部110は、所定の指示がHTMLファイル作成の中止の指示であった場合、アクティビティA1に処理を進める。制御部110は、所定の指示がHTMLファイル作成の続行の指示であった場合、アクティビティA13に処理を進める。アクティビティA10、A11、A12については、後に図6を用いて詳述する。
(アクティビティA13)
最後に、制御部110は、願書と、マルチマルチクレームの引用を変更した請求の範囲と、マルチマルチクレームに対応する記載を出力した明細書と、図面と、要約書とに基づいて、HTML形式のファイル(HTMLファイル)を出力する。ここでHTMLファイルは、出願に用いるファイルの一例である。HTMLファイルの作成が完了した場合、制御部110は、出力部150にユーザが視認可能な態様でHTMLファイルの作成が完了した旨を表示させてもよい。
以上をまとめると、本実施形態の情報処理方法は、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得する。情報処理方法は、請求の範囲における請求項の引用関係を識別可能な態様で、明細書に請求項それぞれに対応する記載を出力する。請求項は、マルチマルチクレームである所定請求項を含む。マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他のマルチクレームを含む請求項である。情報処理方法は、請求の範囲と、請求項それぞれに対応する記載を出力した明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する。
また、本実施形態の情報処理方法は、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得する。情報処理方法は、請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、所定請求項がマルチマルチクレームではなくなるように、所定請求項が引用する請求項を変更する。ここでマルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他のマルチクレームを含む請求項である。情報処理方法は、引用する請求項が変更された所定請求項を含む請求の範囲と、明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する。
本実施形態によれば、特許等の出願書類を効率よく作成することができる。また、出願書類の作成に多大な時間を要しないため、処理能力の劣るコンピュータを用いた場合であっても、問題なく正解の出願書類を作成することができる。更に、従来よりも処理能力の劣るコンピュータが使用できるため、安価に出願書類を作成することができる。
2.2.情報処理の詳細
次に、上記概説された情報処理の詳細部分を説明する。
まず、図3を用いて、外国出願に関する出願書類である場合の処理について説明をする。この処理は、図2のアクティビティA3に対応する。図3は、出願書類が国内出願及び外国出願の何れであるかを判定する処理を説明するための図の一例である。図3には、国内出願書類200と、外国出願書類300が含まれている。国内出願書類200は、日本国特許庁に提出するための様式で記載されている書類である。国内出願書類200は、国情報210と、様式情報220とを含む。国情報210は、国内出願書類200の提出先が日本国特許庁であることを特定する情報である。様式情報220は、日本国特許庁が指定する出願書類の様式に関する情報である。
外国出願書類300は、提出先の機関が指定する様式で記載されている書類である。外国出願書類300は、国情報310と、様式情報320とを含む。国情報310は、外国出願書類300の提出先である機関を特定する情報である。様式情報320は、提出先の機関が指定する書式に合わせた書誌事項に関する情報である。提出先の機関は、例えば、PCT出願を行う場合は所定の受理官庁又は国際事務局であり、米国に出願を行う場合は米国特許商標庁である。なお、米国では日本語での出願が認められていないため、提出先が米国特許商標庁である場合、外国出願書類300は、英語に翻訳する前の日本語の原文に相当する。また、本実施形態では、国内出願書類200及び外国出願書類300がWord形式で作成されているものとして説明しているが、任意の電子ファイルの形式のものを使用してもよい。
制御部110は、国内出願書類200のWord形式のファイルのヘッダから国情報210、310を取得し、又は文書中から様式情報220、320を取得する。制御部110は、取得した国情報210、310又は様式情報220、320から何れの国の出願書類であるかを判定する。制御部110は、取得した国情報210及び様式情報220から、国内出願書類200であると判定した場合、請求の範囲のマルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更し、マルチマルチクレームのリクレームを作成する。制御部110は、取得した国情報310及び様式情報320から、明細書又は請求の範囲が外国出願書類300であると判定した場合、マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない。
また、変形例として、制御部110は、出願書類の提出先が日本、米国、中国等のマルチマルチクレームが認められない国である場合、マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更してもよい。また、制御部110は、出願書類の提出先がEPO等のマルチマルチクレームが認められる国である場合、マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない。更に、制御部110は、出願書類がPCT出願に関する書類であった場合、EPO等のマルチマルチクレームが認められない国や機関への移行のために、マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない。上記した何れの場合であっても、制御部110は、明細書にマルチマルチクレームのリクレームを作成してもよい。これにより、各国の法律の事情に合わせた請求の範囲又は明細書を作成することができる。
本実施形態では、制御部110は、国情報210、310をWord形式のファイルのヘッダから取得している。しかしながら、制御部110は、国情報210、310をWord形式のファイルのテキストボックス、フッダ、ファイル名の一部又は全部等の任意の場所から取得してもよい。また、制御部110は、ユーザによる入力部140への操作を介して、国情報210、310を所定の色、書体、マーク等で予め識別し、これを取得してもよい。また、制御部110は、出願書類の提出先を、JP、WO、US、EP、CN等の国名コードから識別してもよいし、日本、特許協力条約、米国特許商標庁、欧州特許庁、SIPO等の提出先の国や機関を特定できる任意の態様の情報から識別してもよい。これにより、何れの国又は機関に出願する書類であるかを識別して、出願書類を作成することができる。
また、制御部110は、様式情報220、320から出願書類の提出先を特定する。例えば、制御部110は、書類名が「請求の範囲」となっているものはPCT出願であり、書類名が「特許請求の範囲」又は「実用新案登録請求の範囲」となっているものは日本国特許庁に出願する出願書類であるものとして提出先を特定してもよい。これにより、何れの国又は機関に出願する書類であるかを識別して、出願書類を作成することができる。
次に図4を用いて、マルチマルチクレームが含まる場合のリクレームの処理について説明をする。この処理は、図2のアクティビティA6、A7に対応する。図4は、マルチマルチクレームを含む態様でリクレームする方法を説明する図の一例である。図4には、リクレーム前の明細書400と、リクレーム後の明細書410とが含まれる。リクレーム前の明細書400は、リクレーム情報411が作成される前の明細書である。明細書400は、埋込文字列401を含む。埋込文字列401は、リクレーム情報411を作成するための文字列である。リクレーム後の明細書410は、リクレーム情報411がされた後の明細書である。リクレーム情報411は、マルチマルチクレームの引用関係が識別可能な態様で記載されたリクレームである。
リクレーム情報411は、引用情報412、413、414を含む。引用情報412、413、414は、対応する請求項の引用関係を示す情報である。引用情報412は、請求項3が請求項1を引用していることを示す情報である。言い換えると、引用情報412は、請求項3が単項引用クレームであることを示す情報である。また、引用情報413は、請求項4が請求項2又は請求項3を引用していることを示す情報である。言い換えると、引用情報413は、請求項4がマルチクレームであることを示す情報である。更に、引用情報414は、請求項5が請求項2~請求項4の何れか1項の記載を引用していることを示す情報である。言い換えると、引用情報414は、請求項5がマルチマルチクレームであることを示す情報である。
すなわち、制御部110は、明細書400が埋込文字列401を含む場合、埋込文字列401の位置を基準とした所定の位置に、マルチマルチクレームに対応する情報を含むリクレーム情報411を出力する。具体的には、図4において、制御部110は、埋込文字列401と同じ段落に請求項2のリクレームを作成する。より具体的には、「$リクレーム$」と記載された埋込文字列401をリクレームの記載に置換する。また、制御部110は、請求項2のリクレームの次の段落に、請求項1を引用することを示す引用情報412を含む請求項3のリクレームを作成する。他の観点によると、制御部110は、引用先が識別可能な態様で、所定の段落に単項引用クレームのリクレームを作成する。また、制御部110は、請求項3のリクレームの次の段落に、請求項2又は請求項3を引用することを示す引用情報413を含む請求項4のリクレームを作成する。他の観点によると、制御部110は、引用先が識別可能な態様で、所定の段落にマルチクレームのリクレームを作成する。制御部110は、請求項4のリクレームの次の段落に、請求項2~請求項4を引用することを示す引用情報414を含む請求項5のリクレームを作成する。他の観点によると、制御部110は、引用先が識別可能な態様で、所定の段落にマルチマルチクレームのリクレームを作成する。なお、本実施形態では、制御部110は、課題を解決するための手段の段落に請求項1のリクレームを作成している(不図示)。これにより、マルチマルチクレームを含む請求項について、引用関係が識別可能な態様でリクレームを作成することができる。
また、マルチマルチクレームとなっている請求の範囲の請求項5について、制御部110は、マルチマルチクレームが解消された態様となるように引用の記載を変更する。すなわち、制御部110は、請求の範囲の請求項5のマルチマルチクレームを解消すると共に、明細書にマルチマルチクレームのリクレームを作成する。他の観点によれば、制御部110は、マルチマルチクレームが引用する請求項を変更する前の、請求項の引用関係を識別可能な態様で、明細書に請求項それぞれに対応する記載を出力する。これにより、マルチマルチクレームを解消しながら、マルチマルチクレームに対応するリクレームを出力するので、請求の範囲に拒絶理由を含まない態様で、当初明細書をより広い範囲で確保することができる。
ここで、制御部110は、埋込文字列401を「リクレーム」等のユーザが指定する任意の文字列としてもよい。また、制御部110は、埋込文字列401を、例えば、墨付き括弧で囲まれた「課題を解決するための手段」、「産業上の利用可能性」、「符号の説明」等の様式に関する文字列としてもよい。また、制御部110は、埋込文字列401が含まれる段落からリクレームを作成してもよいし、次の段落からリクレームを作成してもよい。また、埋込文字列401を前半部分と後半部分とに分け、前半部分と後半部分との間にリクレームが作成されてもよい。かかる場合、前半部分を「次に記載の各態様で提供されてもよい。」とし、後半部分を「もちろん、この限りではない。」等とすることで、リクレームの記載を自然な記載の流れで行うことができる。また、図4の例のように埋込文字列401をリクレームに置換する場合と異なり、リクレームの更新を行うこともできる。
次に図5を用いて、マルチマルチクレームが含まる場合のリクレームの処理について説明をする。この処理は、図2のアクティビティA6、A7に対応する。図5は、特許請求の範囲のマルチマルチクレームの解消の一例を示す図である。図5の例では、マルチマルチクレームの解消前の特許請求の範囲500と、マルチマルチクレームの解消後の特許請求の範囲510、520、530とが示されている。特許請求の範囲500、510、520、530のそれぞれには、9個の請求項が含まれる。請求項1~7は装置クレーム、請求項8はシステムクレーム、請求項9はプログラムクレームである。図5では、独立クレームを二重丸、単項引用クレームを白丸、マルチクレームを黒三角で示す。また、マルチマルチクレームを太線のバツ、マルチクレームのみを引用する単項引用クレームを白三角、マルチマルチクレームのみを引用する単項引用クレームを細線のバツで示す。
特許請求の範囲500は、引用関係が整理される前の特許請求の範囲である。特許請求の範囲500の請求項1は、独立形式で表された独立クレームである。特許請求の範囲500の請求項2は、1つの請求項のみを引用する単項引用クレームである。特許請求の範囲500の請求項3は、2以上の請求項(特許請求の範囲500では請求項1又は請求項2)を引用するマルチクレームである。特許請求の範囲500の請求項4は、マルチクレームを含む2以上の請求項(特許請求の範囲500では請求項1~3)を引用するマルチマルチクレームである。特許請求の範囲500の請求項5は、マルチクレーム及びマルチマルチクレームを含む2以上の請求項(特許請求の範囲500では請求項1~4)を引用するマルチマルチクレームである。特許請求の範囲500の請求項6は、マルチクレーム(特許請求の範囲500では請求項3)のみを引用する単項引用クレームである。特許請求の範囲500の請求項7は、マルチマルチクレーム(特許請求の範囲500では請求項4)のみを引用する単項引用クレームである。特許請求の範囲500の請求項8及び請求項9は、何れも、装置クレームを全て引用する別カテゴリ(特許請求の範囲500ではシステム及びプログラム)のクレームである。以下では、制御部110は、請求の範囲がマルチマルチクレームを含む場合、マルチクレーム以外の請求項を引用する請求項となるようにマルチマルチクレームが引用する記載を変更する処理について、3つ例を挙げて説明する。
特許請求の範囲510は、特許請求の範囲500のすべての従属クレームの引用先を最上位のクレームとする処理が実行された特許請求の範囲である。特許請求の範囲510では、独立クレームである請求項1を引用する請求項2~5、8、9は、何れも請求項1のみを引用する単項引用クレームとなっている。また、特許請求の範囲510では、それぞれマルチクレーム、マルチマルチクレームのみを引用する単項引用クレームである請求項6、7は、引用する上位の請求項3、4がそれぞれマルチクレーム、マルチマルチクレームでなくなったため、単項引用クレームになっている。すなわち、制御部110は、独立クレーム以外の従属クレームを、最上位の引用先のみ残す処理を実行する。他の観点によれば、制御部110は、独立クレームと、単項引用クレームとの記載を変化させない。これにより、シンプルな形式で引用関係を整理することができる。
特許請求の範囲520は、特許請求の範囲500のマルチマルチクレームの引用先を独立クレーム又は単項引用クレームとする処理が実行された特許請求の範囲である。特許請求の範囲520では、マルチマルチクレームであった請求項4、5が何れもマルチクレームとなっている。それに伴い、請求項4のみを引用していた請求項7は、マルチクレームのみを引用する単項引用クレームになっている。また、装置クレームを全て引用する別カテゴリの請求項8、9は、マルチクレームとなっている。すなわち、制御部110は、マルチマルチクレームについて、上位のマルチクレーム及び上位のマルチマルチクレームへの引用を削除する処理を実行する。また、制御部110は、独立クレームと、単項引用クレームと、マルチクレームとの記載を変化させない。これにより、マルチクレームは残しつつ、マルチマルチクレームを解消することができる。
特許請求の範囲530は、特許請求の範囲500に特定のカテゴリの従属クレームの引用先を単項引用クレームにする処理が実行された特許請求の範囲である。特許請求の範囲530では、独立クレーム(請求項1)を引用する請求項2~7は全て単項引用クレームになっている。また、装置クレームを全て引用する別カテゴリの請求項8、9は、引用先が全て独立クレームか単項引用クレームになるので、単なるマルチクレームとなっている。すなわち、制御部110は、特定のカテゴリの従属クレームについて、最上位の引用のみ残す処理を実行する。そして、制御部110は、特定のクレームを全て引用する別カテゴリのクレームについては、記載の変更を行わない。これにより、あるカテゴリのクレームは全て独立クレームか単項引用クレームになるので、そのカテゴリのクレームを全て引用する別カテゴリのクレームは、単なるマルチクレームになる。
また、図5において、引用する請求項の数の変動に合わせて、請求項の引用に関する記載を変更してもよい。すなわち、マルチマルチクレームの解消に伴い、引用する請求項の数が変化したと判定した場合、制御部110は、引用に関する請求項の記載を変更する。例えば、引用する請求項の数が3以上から2になった場合、制御部110は、「請求項n~請求項mの何れか1項に記載の装置において」から「請求項n又は請求項lに記載の装置において」に引用先の請求項の番号と併せて、引用に関する記載も変更する。また、例えば、引用する請求項の数が2から1になった場合、制御部110は、「請求項n又は請求項lに記載の装置において」から「請求項nに記載の装置において」に、引用先の請求項の番号と併せて引用に関する記載も変更する。これにより、マルチマルチクレームを解消する手間を軽減することができる。
次に図6を用いて、マルチマルチクレームが含まれない場合の処理について説明をする。この処理は、図2のアクティビティA10、A11に対応する。図6は、マルチマルチクレームが無い旨の表示を示す図の一例である。通知画面600は、マルチマルチクレームが無いことを通知するための画面である。通知画面600には、通知情報領域610と、続行ボタン620と、中止ボタン630とが含まれる。通知情報領域610は、マルチマルチクレームが無いことを通知する情報が表示される領域である。続行ボタン620は、HTMLファイルの作成の処理を続行するためのボタンである。中止ボタン630は、HTMLファイルの作成の処理を中止するためのボタンである。
すなわち、制御部110は、請求の範囲がマルチマルチクレームを含まない場合、請求の範囲にマルチマルチクレームが含まれない旨を示す通知情報領域610を含む通知画面600を出力部150に、ユーザが識別可能な態様で表示させる。制御部110は、ユーザによる入力部140への操作を介して、続行ボタン620又は中止ボタン630の押下を受け付ける。続行ボタン620が押下されたことを受け付けた場合、制御部110は、マルチマルチクレームが含まれない態様のHTMLファイルの作成を続行する。一方で、中止ボタン630が押下されたことを受け付けた場合、制御部110は、HTMLファイルの作成を中止する。これにより、外国出願を見据える等の事情でマルチマルチクレームが含まれない態様でもよいかを確認することができる。
[実施形態2]
実施形態1では、すべての情報処理を情報処理装置100が行うものとして説明した。実施形態2では、ユーザが操作するクライアント装置1200からHTMLファイル作成の指示を送信し、マルチマルチクレームの解消及びリクレームの作成を実行する処理をサーバ装置1100にて行う例について説明する。
1.システム構成
まず、図7を参照しながら実施形態2の情報処理システム1000のシステム構成について説明する。図7は、情報処理システム1000のシステム構成の一例を示す図である。図7が示すように、情報処理システム1000は、サーバ装置1100と、クライアント装置1200と、ネットワークNとを含む。サーバ装置1100は、ネットワークNを介して、クライアント装置1200と通信可能に構成される。これにより、サーバ装置1100は、クライアント装置1200と相互に様々な情報を送信又は受信することができる。なお、サーバ装置1100及びクライアント装置1200は、情報処理装置100の一例であり、詳細については実施形態1の情報処理装置100を参照されたい。
2.ハードウェア構成
次に、図8を参照しながら実施形態2のサーバ装置1100及びクライアント装置1200のハードウェア構成について説明する。図8は、サーバ装置1100及びクライアント装置1200のハードウェア構成を示す図である。図8に示すとおり、サーバ装置1100は、制御部1110と、記憶部1120と、通信部1130と、各部を接続するデータ伝送路であるバス1140とを備える。クライアント装置1200は、制御部1210と、記憶部1220と、通信部1230と、入力部1240と、出力部1250と、各部を接続するデータ伝送路であるバス1260とを備える。サーバ装置1100の制御部1110、記憶部1120、通信部1130及びバス1140、並びにクライアント装置1200の制御部1210、記憶部1220、通信部1230、入力部1240、出力部1250及びバス1260については、情報処理装置100の制御部110、記憶部120、通信部130、入力部140、出力部150及びバス160を参照されたい。
3.情報処理
実施形態2では、実施形態1と比較して、図2のアクティビティA1、A10、A11、A13の情報処理を、サーバ装置1100及びクライアント装置1200が連携して実行し、それ以外の処理は、サーバ装置1100の制御部1110が実行する。以下、アクティビティA1、A10、A11、A13について説明する。他の情報処理については実施形態1を参照されたい。
(アクティビティA1)
すなわち、クライアント装置1200の制御部1210は、ユーザによる入力部1240への入力を介して、HTMLファイルを作成するための元となるファイルを特定する。制御部1210は、ユーザによる入力部1240への入力を介して、特定したファイルからHTMLファイルを作成する指示を受け付ける。制御部1210は、通信部1230及びネットワークNを介して、サーバ装置1100に指示を送信する。サーバ装置1100の制御部1110は、ネットワークN及び通信部1130を介して、指示を受信する。
(アクティビティA10・A11)
サーバ装置1100の制御部1110は、通信部1130及びネットワークNを介して、通知画面600の情報をクライアント装置1200に送信する。クライアント装置1200の制御部1210は、ネットワークN及び通信部1230を介して、通知画面600の情報をサーバ装置1100から受け付ける。制御部1210は、出力部1250にユーザが視認可能な態様で通知画面600を表示させる。制御部1210は、ユーザによる入力部1240への操作を介して、所定の指示を受け付ける。制御部1210は、通信部1230及びネットワークNを介して、所定の指示をサーバ装置1100に送信する。制御部1110は、ネットワークN及び通信部1130を介して、所定の指示をクライアント装置1200から受け付ける。
(アクティビティA13)
サーバ装置1100の制御部1110は、願書と、マルチマルチクレームの引用を変更した請求の範囲と、マルチマルチクレームに対応する記載を出力した明細書と、図面と、要約書とに基づいて、HTMLファイルを出力する。HTMLファイルの作成が完了した場合、サーバ装置1100の制御部1110は、通信部1130及びネットワークNを介して、HTMLファイルをクライアント装置1200に送信する。クライアント装置1200の制御部1210は、ネットワークN及び通信部1230を介して、HTMLファイルをサーバ装置1100から受信する。制御部1110は、出力部1250にユーザが視認可能な態様でHTMLファイルの作成が完了した旨を表示させる。
[その他の実施形態]
図7及び図8に示す全体構成は一例であり、これに限られない。例えば、サーバ装置1100は、2台以上の装置に分散されてもよいし、クラウドコンピューティングシステムに代替されてもよい。また、クライアント装置1200がアプリケーションをインストールし、クライアント装置1200とサーバ装置1100とが連携して上記したような処理を実行するようにしてもよい。
上記では、出力する出願に用いるファイルは、HTMLファイルであるものとして説明した。しかしながら、出力する出願に用いるファイルは、HTMLファイルではなく作成途中のWordファイル等の電子ファイルであってもよい。また、この場合、マルチマルチクレームの解消及びリクレームの作成のどちらか一方が行われてもよい。すなわち、制御部110は、明細書及び請求の範囲の作成途中において、ユーザによる入力部140への操作を介して、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成の指示を受け付ける。制御部110は、電子ファイルに対して、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成の処理を実行する。制御部110は、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成を実行した電子ファイルを出力する。これにより、出願書類の作成途中において、任意のタイミングで、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成をそれぞれ実行することができる。
また、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成の処理を実行した直後に、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成を実行した箇所に画面を遷移してもよい。すなわち、制御部110は、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成を実行した電子ファイルを出力し、電子ファイル中のマルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成の処理をした記載が含まれるページに出力部150に表示される画面を遷移する。又は、制御部110は、マルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成を実行した電子ファイルを出力し、電子ファイル中のマルチマルチクレームの解消又はリクレームの作成の処理をした記載が含まれる場所にスクロールバーを移動させる。これにより、ユーザは、スムーズに処理結果を確認することができる。
また、指定した請求項のみに対して、マルチマルチクレームの解消及びリクレームの作成の処理を実行してもよい。すなわち、制御部110は、処理の実行対象となる請求項の指定と、処理の開始の指示とを受け付ける。処理を行う請求項の指定と、処理の開始の指示とを受け付けた場合、制御部110は、マルチマルチクレームの解消及びリクレームの作成の処理を実行する。これにより、ユーザが指定した任意の請求項について、マルチマルチクレームの解消及びリクレームの作成の処理を実行することができる。
また、埋込文字列401を指定した箇所に挿入するようなアドオン機能をもたせてもよい。制御部110は、ユーザによる入力部140への操作を介して、埋込文字列401を挿入する場所の指定及び挿入の処理の開始の指示を受け付ける。埋込文字列401を挿入する場所の指定及び挿入の処理の開始の指示を受け付けた場合、制御部110は、埋込文字列401を指定された場所に挿入する。これにより、リクレームを作成するための埋込文字列401を挿入する手間を削減することができる。
更に、次に記載の各態様で提供されてもよい。
(2)前記情報処理装置において、前記制御部は、前記請求の範囲が前記マルチマルチクレームを含む場合、前記マルチクレーム以外の請求項を引用する請求項となるように前記所定請求項が引用する請求項を変更する、情報処理装置。
このような態様によれば、マルチマルチクレームを解消する手間を軽減することができる。
(3)前記情報処理装置において、前記制御部は、前記所定請求項が引用する請求項を変更する前の、前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力する、情報処理装置。
このような態様によれば、マルチマルチクレームを解消しながら、マルチマルチクレームに対応するリクレームを出力するので、請求の範囲に拒絶理由を含まない態様で、当初明細書を広いより範囲で確保することができる。
(4)前記情報処理装置において、前記制御部は、前記明細書が特定の文字列を含む場合、前記文字列の位置を基準とした所定の位置に、前記請求項それぞれに対応する記載を出力する、情報処理装置。
このような態様によれば、マルチマルチクレームのリクレームを特定の文字列の位置に応じて配置することができる。
(5)前記情報処理装置において、前記制御部は、前記明細書又は前記請求の範囲が特許協力条約に基づく国際出願に関する書類である場合、前記マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない、情報処理装置。
このような態様によれば、外国出願に対応するように出願書類を作成することができる。
(6)前記情報処理装置において、前記制御部は、前記請求の範囲が前記マルチマルチクレームを含まない場合、前記請求の範囲に前記マルチマルチクレームが含まれない旨を、ユーザが識別可能な態様で表示させる、情報処理装置。
このような態様によれば、マルチマルチクレームを含まなくてもよいかユーザに確認させることができる。
(7)前記情報処理装置において、前記出願に用いるファイルは、HTML形式のファイルである、情報処理装置。
このような態様によれば、出願するためのHTMLファイルを作成するときに、マルチマルチクレームのリクレーム又はマルチマルチクレームの解消を実行することができる。
(8)情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部は、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、前記請求の範囲における前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力し、ここで前記請求項は、マルチマルチクレームである所定請求項を含み、前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、前記請求の範囲と、前記請求項それぞれに対応する記載を出力した前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、情報処理装置。
このような態様によれば、特許明細書等の知的財産権の手続きに関する書類の作成を支援することができる。
(9)情報処理方法であって、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、前記請求の範囲における前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力し、ここで前記請求項は、マルチマルチクレームである所定請求項を含み、前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、前記請求の範囲と、前記請求項それぞれに対応する記載を出力した前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、情報処理方法。
(10)情報処理方法であって、複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、前記請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、前記所定請求項が前記マルチマルチクレームではなくなるように、前記所定請求項が引用する請求項を変更し、ここで前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、引用する請求項が変更された前記所定請求項を含む前記請求の範囲と、前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、情報処理方法。
(11)コンピュータが実行するプログラムであって、前記情報処理装置の制御部として機能させる、プログラム。
もちろん、この限りではない。
また、上記した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 :情報処理装置
110 :制御部
120 :記憶部
130 :通信部
140 :入力部
150 :出力部
160 :バス
200 :国内出願書類
210 :国情報
220 :様式情報
300 :外国出願書類
310 :国情報
320 :様式情報
400 :明細書
401 :埋込文字列
410 :明細書
411 :リクレーム情報
412 :引用情報
413 :引用情報
414 :引用情報
500 :範囲
510 :範囲
520 :範囲
530 :範囲
600 :通知画面
610 :通知情報領域
620 :続行ボタン
630 :中止ボタン
1000 :情報処理システム
1100 :サーバ装置
1110 :制御部
1120 :記憶部
1130 :通信部
1140 :バス
1200 :クライアント装置
1210 :制御部
1220 :記憶部
1230 :通信部
1240 :入力部
1250 :出力部
1260 :バス
N :ネットワーク

Claims (11)

  1. 情報処理装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、
    複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、
    前記請求の範囲に関する情報又は前記明細書に関する情報から国内出願に関する出願書類であると特定された場合であって、前記請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、前記所定請求項が前記マルチマルチクレームではなくなるように、前記所定請求項が引用する請求項を変更し、ここで
    前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、
    引用する請求項が変更された前記所定請求項を含む前記請求の範囲と、前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    前記請求の範囲が前記マルチマルチクレームを含む場合、前記マルチクレーム以外の請求項を引用する請求項となるように前記所定請求項が引用する請求項を変更する、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    前記所定請求項が引用する請求項を変更する前の、前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力する、
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    前記明細書が特定の文字列を含む場合、前記文字列の位置を基準とした所定の位置に、前記請求項それぞれに対応する記載を出力する、
    情報処理装置。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    前記明細書又は前記請求の範囲が特許協力条約に基づく国際出願に関する書類である場合、前記マルチマルチクレームが引用する請求項に関する記載を変更しない、
    情報処理装置。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    前記請求の範囲が前記マルチマルチクレームを含まない場合、前記請求の範囲に前記マルチマルチクレームが含まれない旨を、ユーザが識別可能な態様で表示させる、
    情報処理装置。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記出願に用いるファイルは、HTML形式のファイルである、
    情報処理装置。
  8. 情報処理装置であって、
    制御部を備え、
    前記制御部は、
    複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、
    前記請求の範囲に関する情報又は前記明細書に関する情報から国内出願に関する出願書類であると特定された場合、前記請求の範囲における前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力し、ここで
    前記請求項は、マルチマルチクレームである所定請求項を含み、
    前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、
    前記請求の範囲と、前記請求項それぞれに対応する記載を出力した前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、
    情報処理装置。
  9. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、
    前記請求の範囲に関する情報又は前記明細書に関する情報から国内出願に関する出願書類であると特定された場合、前記請求の範囲における前記請求項の引用関係を識別可能な態様で、前記明細書に前記請求項それぞれに対応する記載を出力し、ここで
    前記請求項は、マルチマルチクレームである所定請求項を含み、
    前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、
    前記請求の範囲と、前記請求項それぞれに対応する記載を出力した前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、
    情報処理方法。
  10. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    複数の請求項の情報を含む請求の範囲に関する情報と、明細書に関する情報とを取得し、
    前記請求の範囲に関する情報又は前記明細書に関する情報から国内出願に関する出願書類であると特定された場合であって、前記請求の範囲がマルチマルチクレームである所定請求項を含む場合、前記所定請求項が前記マルチマルチクレームではなくなるように、前記所定請求項が引用する請求項を変更し、ここで
    前記マルチマルチクレームとは、他の2以上の請求項の記載を択一的に引用するマルチクレームのうち、引用する請求項に、他の前記マルチクレームを含む請求項で、
    引用する請求項が変更された前記所定請求項を含む前記請求の範囲と、前記明細書とに基づいて、出願に用いるファイルを出力する、
    情報処理方法。
  11. コンピュータが実行するプログラムであって、
    請求項1~請求項8の何れか1つに記載の情報処理装置の制御部として機能させる、
    プログラム
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