JP7170083B2 - 関節ユニット - Google Patents
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Description
本開示はロボット等に搭載される関節ユニットに関する。
下記特許文献1には、互いに交差する2つの軸線でアームを回転させる関節ユニットが記載されている。人や動物を模したロボットでは、例えばロボットの肩部に対して上腕部であるアームを前後方向に回転させたり、左右方向に回転させたりすることができる。
アーム(例えば、前腕部や脛部)と、このアームを支持する基部(例えば、上腕部や腿部)とを関節で接続した構造において、アームが基部に当たることでアームの回転が阻害され、アームの可動範囲を十分に確保できない場合がある。人や動物を模したロボットの様々な姿勢を実現するためには、基部に対するアームの可動範囲は広いことが好ましい。
本開示の目的は、基部に対するアームの可動範囲を広くすることができる関節ユニットを提供することにある。
本開示で提案する関節ユニットの一例は、基部と、アームと、前記基部と前記アームとを接続し、軸線を中心とする前記アームの動きを許容する関節機構と、前記軸線を中心に前記アームを回転させる回転力を出力するアクチュエータと、前記軸線に対して交差する方向で前記軸線の第1の位置から第2の位置への移動を許容するスライド機構と、を有する。前記軸線が第1の位置にある場合、前記アームは前記軸線を中心に回転することによって、第1の角度位置で前記基部の干渉部に当たる。前記軸線が第2の位置にある場合、前記アームは前記第1の角度位置よりも大きな第2の角度位置での移動が許容される。この関節ユニットによれば、基部に対し軸線の位置が固定される場合に比べて、基部に対するアームの可動範囲を広くすることができる。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本開示で提案する関節ユニットの一例(以下では、関節ユニット1と称する)を示す斜視図であり、図2A~2Eは、関節ユニット1の側面図である。以下の説明では、図1に示すX1及びX2をそれぞれ右方向及び左方向とし、Y1及びY2をそれぞれ前方及び後方とし、Z1及びZ2をそれぞれ上方及び下方とする。また、部材(部品)において、最も上の位置、最も下の位置、最も左の位置、最も右の位置、最も前の位置、最も後の位置を、それぞれ、上端、下端、左端、右端、前端、後端とする。また、部材の上端、下端、左端、右端、前端、後端を少なくとも含む部材の一部分を、それぞれ、上端部、下端部、左端部、右端部、前端部、後端部とする。ただし、これらの方向は、関節ユニット1の要素(部品、部材、及び部分)の形状や相対的な位置関係を説明するため規定され、関節ユニット1の姿勢を限定するものではない。
[関節ユニットの構成]
図1に示すように、関節ユニット1は、アーム30と、このアーム30を支持する基部20とを有している。アーム30は基部20に接続し、基部20に対して相対的に動くことができる。アーム30は、軸線Aを中心として回転可能である。基部20は、例えばロボットの肩部や股関節部等に取り付けられ、ロボットの上腕部や腿部等を構成する。アーム30は、例えばロボットの上腕部や腿部等を構成する。
図1に示すように、関節ユニット1は、アーム30と、このアーム30を支持する基部20とを有している。アーム30は基部20に接続し、基部20に対して相対的に動くことができる。アーム30は、軸線Aを中心として回転可能である。基部20は、例えばロボットの肩部や股関節部等に取り付けられ、ロボットの上腕部や腿部等を構成する。アーム30は、例えばロボットの上腕部や腿部等を構成する。
図1に示す例では、基部20は上下方向に延びる板の左側と右側とを曲げた形状であり、上から見てU字形状の断面を有している。基部20は、例えば、左右方向において互いに対向する2つの側板部21a,21bと、2つの側板部21a,21bを繋ぐ前板部21cとを有している。前板部21cは基部20の前端に位置している。また、前板部21cには、前板部21cの左端から右端にかけて切り欠きCが形成されている。以下の説明では、前板部21cの上端から切り欠きCまでを上部22と称し、切り欠きCから前板部21cの下端までを下部23と称する。切り欠きCは前板部21cの下寄りに形成されており、上下方向における上部22の長さは、上下方向における下部23の長さよりも長い。
図1に示す例において、基部20の前板部21cの上部22には、押しボタン式のスイッチ24が設けられている。また、基部20の上部22には、回転したアーム30が当たる干渉部25が設けられている。干渉部25は、スイッチ24の近傍に設けられてもよいし、スイッチ24そのものであってもよい。スイッチ24及び干渉部25については、後に詳述する。
関節ユニット1は、アクチュエータ40を有している。図1に示す例において、アクチュエータ40は基部20の切り欠きCに配置され、後述するスライド部である2つのスライド板42a,42bを介して基部20により支持されている。
関節ユニット1は、基部20とアーム30とを接続し、左右方向に延びる軸線Aを中心とするアーム30の動き(回転)を許容する関節機構を有している。ここで、関節機構は、軸線Aにおいてアクチュエータ40の連結部41に取り付けられるアーム30の連結部31を有している。図1に示す例では、アクチュエータ40本体に対して相対的に回転する連結部41が、アクチュエータ40の右端部における軸線Aに設けられている。このアクチュエータ40の連結部41に、アーム30の連結部31が取り付けられている。
アーム30は、左右方向に並ぶ2つの板部32a,32bと、板部32a,32bの下端部に取り付けられ、2つの板部32a,32bを接続する接続部35とを有している。接続部35は、2つの板部32a,32bの下端部に取り付けられている。
図1に示す例では、アクチュエータ40に取り付けられるアーム30の連結部31は、右側の板部32aの上端部に設けられている。なお、軸線Aにおいて、アクチュエータ40の左端部にも連結部41が設けられてもよい。この場合、左側の板部32bの上端部にも、アクチュエータ40の連結部41に取り付けられる連結部31が設けられてもよい。これに限らず、2つの板部32a,32bのうちの一方は、アクチュエータ40に対して相対的に回転可能に支持されるだけであってもよい。
図1に示す例において、アーム30は全体的に上下方向に延びている。2つの板部32a,32bも概ね上下方向に延びているが、板部32a,32bの上下方向における中間位置には、左右方向に屈曲した屈曲部34が形成されている。2つの板部32a,32bの屈曲部34から下端部にかけての左右方向の隙間H2は、2つの板部32a,32bの上端部から屈曲部34にかけての左右方向の隙間H1よりも狭い。これにより、2つの板部32a,32bの下端部に取り付けられる接続部35の左右方向の長さを短くすることができ、接続部35及びアーム30の重量を低減できる。
また、2つの板部32a,32bの上端部における左右方向の隙間H1は、左右方向における基部20の厚み(側板部21aの右端から側板部21bの左端までの距離)W1よりも大きい。また、上下方向における2つの板部32a,32bの上端部から屈曲部34までの長さは、上下方向における下部23の長さよりも長い。これにより、軸線Aが切り欠きCの内側の初期位置A1(図2Aを参照)にあり、且つ、図1に示すように、アーム30が軸線Aから下方に延びている場合、基部20の下部23は2つの板部32a,32bの間に配置され、アーム30の内側に収容される。
[アーム及びスライド機構の動作]
アクチュエータ40は、図示しない駆動源(モータ等)や減速機(ギア等)を含み、軸線Aを中心にアーム30を回転させる回転力を出力する。図1に示す例では、アーム30と連結する連結部41が、駆動源からの動力によってアクチュエータ40本体に対して相対的に回転する。これにより、アーム30の連結部31は基部20及びアクチュエータ40に対して相対的に回転し、図2A~図2Cに示すように、アーム30は軸線Aを中心に下から上に移動(回転)する。
アクチュエータ40は、図示しない駆動源(モータ等)や減速機(ギア等)を含み、軸線Aを中心にアーム30を回転させる回転力を出力する。図1に示す例では、アーム30と連結する連結部41が、駆動源からの動力によってアクチュエータ40本体に対して相対的に回転する。これにより、アーム30の連結部31は基部20及びアクチュエータ40に対して相対的に回転し、図2A~図2Cに示すように、アーム30は軸線Aを中心に下から上に移動(回転)する。
図1及び図2Aは、アーム30が回転する前の状態を示し、図2Bはアーム30が回転中の状態を示し、図2Cは、回転したアーム30が基部20の干渉部25に当たった状態を示す。図2A~図2Cに示すように、軸線Aが切り欠きCの内側の初期位置(第1の位置)A1にある場合、アーム30は軸線Aを中心に回転することによって、第1の角度位置θ1で基部20の干渉部25に当たる。図2Cに示した例では、アーム30の接続部35が干渉部25に当たっている。これに限らず、アーム30の他の部分が干渉部25に当たってもよい。
また、図2A~図2Eに示すように、関節ユニット1の関節機構は、軸線Aに対して交差する方向(本実施形態では、前後方向)で軸線Aの初期位置A1から最終位置(第2の位置)A2への移動を許容するスライド機構を有している。図2Dは、スライド機構によりアーム30の軸線Aが初期位置A1から前方に移動している状態を示し、図2Eは、アーム30の軸線Aが、初期位置A1の前方にある最終位置A2に移動した状態を示している。
図2D、図2Eに示すように、スライド機構は、アクチュエータ40と、アクチュエータ40に設けられる2つのスライド板42a,42b(スライド部)とを有している。2つのスライド板42a,42bは上下方向に並んでおり、アクチュエータ40の上端部と下端部とにそれぞれ固定されている。スライド機構は、軸線Aに交差する方向(前後方向)での基部20に対するアクチュエータ40及び2つのスライド板42a,42bの相対的な動きを許容する。アーム30の回転中心である軸線Aは、アクチュエータ40に設けられているため、前後方向におけるアクチュエータ40の動きが許容されることにより、前後方向における軸線Aの動きが許容される。
基部20は、スライド板42a,42bを支持するとともに、アクチュエータ40の少なくとも一部分を収容する収容部27を有している。収容部27は、基部20の内側に設けられている。収容部27は、互いに対向する2つの側板部21a,21bの面上に、スライド板42a,42bを支持するレールを有してもよい。図2A~図2Cに示したように、アーム30の軸線Aが初期位置A1にある場合、側面視において、軸線Aは収容部27から露出するが、アクチュエータ40のほとんどの部分が収容部27及びアーム30(より具体的には、板部32a)により覆われる。これにより、軸線Aが初期位置A1にある場合の関節ユニット1の見栄えを良好にできる。軸線Aが初期位置A1から前方に移動する場合、図2D、図2Eに示すように、側面視においてアクチュエータ40は収容部27から露出する。
図2Eに示すように、軸線Aが最終位置A2にある場合、第1の角度位置θ1(図2Cを参照)よりも大きな第2の角度位置θ2での移動(回転)が許容される。仮に軸線Aが初期位置A1に固定される場合、軸線Aを中心に回転したアーム30は第1の角度位置θ1で基部20の干渉部25に当たり、これ以上の移動は不可能である。この点、関節ユニット1では、スライド機構によって軸線Aの位置を初期位置A1の前方にある最終位置A2に移動するため、アーム30は第1の角度位置θ1よりも大きな第2の角度位置θ2での移動が可能になる。すなわち、関節ユニット1は、スライド機構を有することにより、基部20に対するアーム30の可動範囲を広くすることができる。なお、図2A~図2Eに示した例では、第1の角度位置θ1の角度は180度未満であり、第2の角度位置θ2の角度は180度であるが、θ1及びθ2の角度は180度以上であってもよい。
図2Eに示すように、干渉部25は基部20の端部に設けられ、軸線Aの初期位置A1から最終位置A2に向かう前後方向において、初期位置A1と最終位置A2との間に配置される。このような配置にすることで、図2Aに示すように、アーム30が軸線Aから下方に延びている場合に、基部20の前端部である干渉部25とアーム30(板部32a)の前端部との間に生じる前後方向での段差を低減できる。すなわち、ロボットの前腕部や脛部であるアーム30の延長線上に、ロボットの上腕部や腿部である基部20が配置されるため、ロボットが腕又は足の全体を伸ばした場合の見栄えを良好にできる。
図2Eに示すように、干渉部25は、初期位置A1と最終位置A2との間の位置の上方にある。このため、図2Dに示すように、アーム30が第1の角度位置θ1(図2Cを参照)から第2の角度位置θ2(図2Eを参照)の範囲内にある場合、アクチュエータ40から出力される回転力により、アーム30が基部20の干渉部25を押す。ここで、アーム30が干渉部25を押す方向D1は、軸線Aが初期位置A1から最終位置A2に向けて移動する方向D2とは略逆方向である。このように、アーム30の接続部35が干渉部25を後方に押すことで、軸線Aは初期位置A1の前方にある最終位置A2に向けて移動する。すなわち、アーム30の回転力のみで、軸線Aの位置を最終位置A2に動かすことができる。
関節ユニット1は、軸線Aが初期位置A1から最終位置A2に向かう方向とは略逆方向(本実施形態では、後方)への弾性力をスライド機構に作用させる弾性部材50を有している。これにより、基部20の干渉部25がアーム30に当たっていない状態で、軸線Aは初期位置A1に配置される。アクチュエータ40の逆方向の回転力によりアーム30が上から下に移動したとき、最終位置A2にあった軸線Aは、弾性部材50の弾性力により自動的に初期位置A1に移動する。弾性部材50は、例えば、一端が基部20に取り付けられ、他端がアクチュエータ40に取り付けられる引っ張りばねである。この場合、ばねの張力でアクチュエータ40を後方へ引くことにより、アクチュエータ40及び2つのスライド板42a,42bが後方に移動し、軸線Aが初期位置A1に配置される。
図2Aに示すように、基部20は規制部26を有している。規制部26は、スライド板42aと係合することにより、軸線Aと交差する方向(前後方向)での収容部27に対するスライド板42a,42b及びアクチュエータ40の動きを規制する。図2Aに示す例では、規制部26は上下方向に厚みのあるブロック状であり、スライド板42aに形成された凹部43に嵌まる。アーム30の回転中心である軸線Aは、アクチュエータ40に設けられているため、前後方向におけるアクチュエータ40の動きが規制されることにより、前後方向における軸線Aの動きが規制される。規制部26によりアクチュエータ40の動きが規制されている状態で、軸線Aは、切り欠きCの内側に設けられた初期位置A1に固定される。
また、基部20は、干渉部25に対するアーム30の衝突又は接近を検知して規制部26による規制を解除する解除部を有する。これにより、軸線Aが動き始めるタイミングを干渉部25にアーム30が衝突又は接近した時に制限できる。また、アーム30が基部20の干渉部25に当たっていない状態で、基部20の衝突などに起因するスライド板42a,42b及びアクチュエータ40の突発的な動きを抑制できる。本実施形態では、押しボタン式のスイッチ24が解除部として機能する。図2Cに示すように、アーム30が回転することにより接続部35がスイッチ24に衝突し、スイッチ24を後方に押す。すると、規制部26はスライド板42aに係合していた位置(凹部43に嵌まる位置)から上方に移動する。これにより、スライド板42aに対する規制部26の係合が外れてスライド板42a,42b及びアクチュエータ40が前後方向で動くようになり、前後方向における軸線Aの動きが許容される。
なお、解除部はスイッチ24に限らず、アーム30の接近を検知するセンサであってもよい。また、図1に示すように、接続部35の端部(図1では上端部)は曲面で形成されてよい。このようにすることで、スイッチ24に対する接続部35の接触面積を広くすることができ、より確実にスイッチ24を後方に押すことができる。
以上説明したように、アーム30の回転中心線である軸線Aは、スライド機構により初期位置A1から最終位置A2への移動が許容される。軸線Aが初期位置A1にある場合、アーム30は軸線Aを中心に回転することによって、第1の角度位置θ1で、基部20の干渉部25に当たる。軸線Aが最終位置A2にある場合、アーム30は第1の角度位置θ1よりも大きな第2の角度位置θ2での移動が許容される。このように、関節ユニット1はスライド機構を有することにより、軸線Aが初期位置A1に固定される場合のアーム30の可動範囲である第1の角度位置θ1よりも大きな第2の角度位置θ2で、アーム30を回転させることができる。すなわち、基部20に対するアーム30の可動範囲を広くすることができる。
本発明は以上説明した関節ユニット1に限られず、種々の変更がなされてよい。例えば、実施形態では、アーム30はアクチュエータ40の連結部41に取り付けられ、連結部41が回転することにより、アーム30は軸線Aを中心として上下に回転する例について説明したが、アクチュエータを構成するモータの回転軸にアーム30が直接的に取り付けられてもよく、軸線Aはモータの回転軸と一致していてもよい。この例においても、軸線Aが初期位置A1から最終位置A2に移動することにより、軸線Aが初期位置A1に固定される場合のアーム30の可動範囲である第1の角度位置θ1よりも大きな第2の角度位置θ2でアーム30を回転させることができ、基部20に対するアーム30の可動範囲を広くすることができる。
1 関節ユニット、20 基部、21a,21b 側板部、21c 前板部、22 上部、23 下部、24 スイッチ、25 干渉部、26 規制部、27 収容部、30 アーム、31,41 連結部、32a,32b 板部、34 屈曲部、35 接続部、40 アクチュエータ、42a,42b スライド板、43 凹部、50 弾性部材、θ1 第1の角度位置、θ2 第2の角度位置、A 軸線、A1 初期位置、A2 最終位置、C 切り欠き、H1,H2 隙間、W1 基部の厚み。
Claims (7)
- 基部と、
アームと、
前記基部と前記アームとを接続し、軸線を中心とする前記アームの動きを許容する関節機構と、
前記軸線を中心に前記アームを回転させる回転力を出力するアクチュエータと、
前記軸線に対して交差する方向で前記軸線の第1の位置から第2の位置への移動を許容するスライド機構と、を有し、
前記軸線が第1の位置にある場合、前記アームは前記軸線を中心に回転することによって、第1の角度位置で前記基部の干渉部に当たり、
前記軸線が第2の位置にある場合、前記アームは前記第1の角度位置よりも大きな第2の角度位置での移動が許容される、
関節ユニット。 - 前記干渉部は、前記基部の端部に設けられ、前記交差する方向において、前記第1の位置と前記第2の位置との間に配置される、
請求項1に記載の関節ユニット。 - 前記アームが前記第1の角度位置から前記第2の角度位置の範囲内にある場合、前記回転力によって前記アームが前記干渉部を押す方向は、前記軸線が前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動する方向とは略逆方向である、
請求項1に記載の関節ユニット。 - 前記軸線が前記第1の位置から前記第2の位置に向かう方向とは略逆方向の弾性力を前記スライド機構に作用させる弾性部材を更に有し、
前記干渉部が前記アームに当たっていない状態で、前記軸線は、前記第1の位置に配置される、
請求項1に記載の関節ユニット。 - 前記関節機構は、前記軸線において前記アクチュエータの連結部に取り付けられる前記アームの連結部を有し、
前記スライド機構は、前記アクチュエータと、前記アクチュエータに設けられるスライド部とを有し、前記交差する方向での前記基部に対する前記アクチュエータ及び前記スライド部の相対的な動きを許容する、
請求項1に記載の関節ユニット。 - 前記基部は、前記スライド部を支持するとともに、前記アクチュエータの少なくとも一部分を収容する収容部を有する、
請求項5に記載の関節ユニット。 - 前記基部は、
前記スライド部に係合し、前記交差する方向での前記基部に対する前記スライド部の動きを規制する規制部と、
前記干渉部に対する前記アームの衝突又は接近を検知して前記規制部による規制を解除する解除部と、を更に有する
請求項5に記載の関節ユニット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021056073A JP7170083B2 (ja) | 2021-03-29 | 2021-03-29 | 関節ユニット |
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JP7170083B2 true JP7170083B2 (ja) | 2022-11-11 |
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ID=83555900
Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000237985A (ja) | 1999-02-19 | 2000-09-05 | Sony Corp | 関節機構とロボット |
JP2012218142A (ja) | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Toyota Motor Corp | 関節構造体、ロボット及び関節構造体の動作方法 |
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2021
- 2021-03-29 JP JP2021056073A patent/JP7170083B2/ja active Active
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