JP7169367B2 - 動態表示装置、動態表示システム、動態表示方法および動態表示プログラム - Google Patents

動態表示装置、動態表示システム、動態表示方法および動態表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の表示対象の動態を表示する動態表示装置、動態表示システム、動態表示方法および動態表示プログラムに関する。
この種の技術として、従来、荷物を輸送する複数の車両の現在位置を、車両の運行を管理するユーザの端末に表示するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、ユーザにより端末を介して指定された出発地や目的地、車両種別等の条件を満足する車両を抽出し、ユーザの端末の画面に表示された地図データに重畳して、抽出された車両の現在位置を表す車両マークをリアルタイムで表示する。
特開2016-53777号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、条件を満たす車両の動態が単一の地図上に表示されるだけであり、表示される車両数が多い場合や表示される車両が互いに離間した複数のエリアに分散しているような場合には、各車両の動態をユーザにとって良好な態様で表示することが難しい。
すなわち、上記特許文献1記載の装置では、単一の地図上に全ての車両が表示されるため、車両が広範囲に分散している場合は地図画面が広域表示となり、個々の車両の動きを把握することが難しい。また、車両が互いに離間した複数のエリアに分散している場合、個々の車両の動きを見るには地図画面を操作して表示位置を調整する必要があり、ユーザにとって手間となる。また、表示位置の異なる複数の地図画面を同時に表示するには、複数のディスプレイあるいは大型のディスプレイが必要となり、装置全体のコストが増大する。
本発明の一態様は、第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示する動態表示装置であって、複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、表示部と、位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、地図画像上に表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御する表示制御部と、を備える。表示制御部は、第1グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第1グループ表示モードと、第2グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替部を有し、表示モード切替部により表示モードが第1グループ表示モードに切り替えられると、第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示し、表示モード切替部により表示モードが第2グループ表示モードに切り替えられると、第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御する。第1グループに属する表示対象は、第1エリア内で作業を行う作業者であり、第2グループに属する表示対象は、第2エリア内で作業を行う作業者である。
本発明の別の態様である動態表示システムは、動態表示装置と、表示対象とともに移動し、表示対象の位置情報を動態表示装置に送信する移動端末と、を備える。
本発明のさらなる別の態様は、第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示部に表示する動態表示方法であって、コンピュータによりそれぞれ実行される、複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得手順と、位置情報取得手順で取得した位置情報に基づいて、地図画像上に表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御する表示制御手順と、第1グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第1グループ表示モードと、第2グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替手順と、を含む。表示制御手順は、表示モード切替手順で表示モードが第1グループ表示モードに切り替えられると、第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示し、表示モード切替手順で表示モードが第2グループ表示モードに切り替えられると、第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御することを含み、第1グループに属する表示対象は、第1エリア内で作業を行う作業者であり、第2グループに属する表示対象は、第2エリア内で作業を行う作業者である。
本発明のさらなる別の態様は、第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示部に表示する動態表示プログラムであって、複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得手順と、位置情報取得手順で取得した位置情報に基づいて、地図画像上に表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御する表示制御手順と、第1グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第1グループ表示モードと、第2グループに属する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替手順と、をコンピュータに実行させる。表示制御手順は、表示モード切替手順で表示モードが第1グループ表示モードに切り替えられると、第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示し、表示モード切替手順で表示モードが第2グループ表示モードに切り替えられると、第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象のアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御することを含み、第1グループに属する表示対象は、第1エリア内で作業を行う作業者であり、第2グループに属する表示対象は、第2エリア内で作業を行う作業者である。
本発明によれば、表示対象の動態を良好な態様で表示することができる。
本発明の実施形態に係る動態表示装置を含む動態表示システムのシステム構成の一例を示す図。 図1の配達員端末の概略構成を示すブロック図。 図1の管理サーバの概略構成を示すブロック図。 全グループ表示モードにおいて図1の管理者端末の表示部に表示される画面表示の一例。 第1グループ表示モードにおいて図1の管理者端末の表示部に表示される画面表示の一例。 図1の配達員端末の状態について説明するための図。 第2グループ表示モードにおいて図1の管理者端末の表示部に表示される画面表示の一例。 第2グループ表示モードにおいて図1の管理者端末の表示部に表示される画面表示の別の例。 第3グループ表示モードにおいて図1の管理者端末の表示部に表示される画面表示の一例。 図3の管理サーバで実行される処理の一例を示すフローチャート。 図1の管理者端末の概略構成を示すブロック図。
以下、図1~図10を参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る動態表示装置は、外勤中の担当者や大型施設の来場者等の動きをリアルタイムで表示する種々の業種の動態表示システムに用いることができる。
以下では、営業担当者が外回りを行う、あるいは配達員が荷物、チラシ、手紙、はがき等の郵便物等のポスティングや配達を行うポスティングや配達等の各種サービス、特に、配達員が荷物、チラシ、手紙、はがき等の郵便物等のポスティングや配達を行うポスティングや配達サービスの動態表示システムに適用する例を説明する。すなわち、配送業者や郵便局などの配送拠点でポスティングや配達の作業を行う配達員の動きをリアルタイムで表示する例を説明する。
このようなポスティングや配達サービスでは、配達時の配達員の動き(動態)を管理者が把握しやすい良好な態様で表示することが好ましい。そこで本実施形態では、表示すべき配達員が多い場合や、表示すべき配達員が互いに離間した複数のエリアに分散しているような場合にも、各配達員の動態を管理者にとって良好な態様で表示するよう、以下のように動態表示装置を構成する。
[動態表示システム100の機能構成]
まず、本発明の実施形態に係る動態表示システム100の機能構成について説明する。図1は、動態表示システム100のシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、動態表示システム100は、インターネット網や携帯電話網等に代表される公衆無線通信網を含むネットワーク4で接続された、複数(図1では2台)の配達員端末1A,1Bと、管理サーバ2と、管理者端末3とを含んで構成される。
このような動態表示システム100のうち、管理サーバ2と管理者端末3とが全体として本発明の実施形態に係る動態表示装置5を構成する。なお、管理サーバ2または管理者端末3が単独で動態表示装置5を構成することもできる。なお、ネットワーク4には、所定の管理地域ごとに設けられた閉鎖的な通信網、例えば無線LAN、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)等も含まれる。
配達員端末1A,1Bは、ポスティングや配達の作業を行う配達員A,Bが衣服のポケット、携行する鞄、ポーチ等に収納し、あるいはポスティングや配達の作業に利用する車両6A,6Bのクレイドルなどに設置して使用することができる。本実施形態では、公衆無線通信接続可能なスマートフォンやタブレット端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、さらには各種ウェアラブル端末を、配達員端末1A,1Bと総称する。
配達員端末1Aと1Bとは共通の構成を有する。なお、配達員端末1A,1Bは3台以上でもよい。車両6A,6Bは、四輪車やオートバイ、自転車、手押し車等のキャリーカーであり、図1には、一例として、荷物、チラシ、手紙、はがき等の郵便物等のポスティングや集配に広く用いられている軽自動車6Aと原動機付自転車6Bとが示される。配達員A,Bは、車両6A,6Bを使用せずに徒歩でポスティングや配達の作業を行ってもよい。
次に、配達員端末1A,1B、管理サーバ2および管理者端末3の各構成について説明する。
<配達員端末1A,1B>
まず、配達員端末1A,1Bについて説明する。配達員端末1A,1Bには各種アプリケーションソフトウェアがインストール可能であり、本実施形態に係る配達員端末1A,1Bは、スマートフォンにインストールされたアプリケーションソフトウェアによって動態表示システムを構成する。市販のスマートフォンを利用することで、システムの構築にかかるコストを抑えることができる。
図2は、配達員端末1A,1Bの概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、配達員端末1Aは、制御部10と、記憶部11と、無線部12と、センサ部13と、表示部14と、入力部15とを有する。
記憶部11は、半導体メモリやハードディスク等で構成される。記憶部11には、オペレーティングシステム(OS)や、ポスティングや配達の作業を支援するためのアプリケーションプログラムを含むソフトウェア、道路地図や住宅地図等の地図情報、配達先の顧客情報等、種々の情報が記憶される。顧客情報には、配達先の住所や電話番号の他、宅配ボックスの有無等の顧客に関連付けられた情報が含まれる。なお、ソフトウェア、地図情報、顧客情報については、それぞれを予め記憶部11に記憶しておいてもよく、あるいは管理サーバ2から取得してもよい。
無線部12は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3G、LTE、4G、5G等の携帯電話網に代表される無線通信網を介し、管理サーバ2と無線通信可能に構成される。無線部12は、例えばWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の近接無線通信技術を適用可能な近接無線通信部(図示せず)を含むように構成されてもよい。無線部12は、配達員A,Bを識別するログインID(「配達員ID」ともいう)、配達員A,Bまたは車両6A,6Bの現在位置情報、速度情報等を管理サーバ2に送信することができる。
センサ部13は、複数のGPS衛星からの測位信号を受信して、対応する配達員A、Bの絶対位置(緯度、経度)を測定するGPSセンサ13aと、角速度を検出するジャイロセンサ13b等から構成される。GPS衛星からの測位信号の受信が不可能な場合、AGPS(Assisted Global Positioning System)通信を利用し、無線部12から取得される無線通信網の基地局情報によって配達員A,Bまたは車両6A,6Bの現在位置を算出することもできる。
表示部14は、液晶ディスプレイまたは有機ELパネル等の表示デバイスにより構成される。表示部14は、制御部10からの指示を受けて、地図やタッチパネル用の操作ボタンのアイコン等を表示するとともに、配達員A,Bまたは車両6A,6Bの現在位置、現在位置周辺、配達先付近の地図等の各種情報を表示することができる。
入力部15は、配達員A,Bによって操作されるテンキーなどの物理スイッチや表示部14の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置(図示せず)等で構成される。入力部15からの操作入力、例えば配達員A,Bによるテンキーの押下、タッチパネルの押下に基づいた信号は制御部10に出力され、これにより表示部14の画面表示の切替え等の操作を配達員A,Bが行うことができる。
なお、図示は省略するが、配達員端末1A,1Bは、この他にスピーカやバイブレータ、ライト、マイク等を備えることができる。スピーカやバイブレータ、ライトは、配達員に対し音や振動、光により各種情報を報知する。また、スピーカは、配達員に対し音声出力を行い、マイクは、配達員によって発せられた音声等を集音する。これにより、スピーカから各種情報を音声で出力するとともに、マイクを介して音声入力された配達員による各種指令を、音声認識技術を用いて制御部10に入力することができる。
制御部10は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイクロプロセッサを含んで構成される。CPUは、予め記憶されたプログラムを実行し、記憶部11、無線部12、センサ部13、表示部14および入力部15と信号の授受を行う。制御部10は、機能的構成として、表示制御部101と、接続処理部102と、位置情報通知部103とを有する。
表示制御部101は、入力部15の操作に応じて、あるいは無線部12による種々の情報の受信に応じて、画像信号を生成して表示部14に送信することで、表示部14による画面表示を制御する。表示制御部101が表示部14に表示させる画面表示には、動態表示システム100にログインするためのログイン画面等が含まれる。
接続処理部102は、表示部14に表示されるログイン画面において、入力部15を介して配達員A,Bにより入力されるログインIDおよびパスワードを、無線部12を介し管理サーバ2に送信する。これにより、配達員端末1A,1Bが管理サーバ2と通信可能な状態で接続される。この配達員によるログイン入力は、配達員の始業時、すなわち、配達員が配送拠点から出発するときに実行される。
また、接続処理部102は、入力部15を介してログアウトが入力されると、無線部12を介して管理サーバ2に対しログアウトを送信する。これにより、配達員端末1A,1Bと管理サーバ2との間の通信接続が終了される。この配達員によるログアウト入力は、配達員の終業時、すなわち、配達員が配送拠点に戻ったときに実行される。なお、ログアウトは、配達員が配送拠点に戻ったときに、時刻や位置情報に基づいて自動的に実行されてもよい。
位置情報通知部103は、センサ部13(GPSセンサ13a)により受信されたGPS信号に基づいて算出した配達員端末1A,1Bとともに移動する配達員A,Bまたは車両6A,6Bの現在位置情報等を、無線部12を介し、配達員IDに対応付けて所定の時間間隔(例えば1秒間隔)で管理サーバ2に送信する。
配達員A,Bまたは車両6A,6Bの位置は、時々刻々と変化するため、現在位置情報を所定時間間隔で取得する場合、直近の現在位置情報から求まる位置と実際の位置とは、厳密にいうと一致しないことがある。しかしながら、そのずれは小さいため、所定時間間隔で取得した現在位置情報から求まる位置を、現在位置とみなすことができる。
なお、所定の時間間隔で取得した配達員A,Bまたは車両6A,6Bの現在位置情報等を、複数個まとめて一度に送信(いわゆるバースト送信)することもできる。配達員または車両の現在位置情報等の取得時間間隔(例えば、1秒間隔)や複数個まとめてバースト送信する場合に一度に送信する個数等については、予め設定することができる。
<管理サーバ2>
次に、管理サーバ2について説明する。管理サーバ2は、本実施形態では種々の機能を備えた単一のサーバとして説明するが、機能毎に別のサーバから構成される分散サーバであってもよく、またクラウドサーバ(仮想サーバ)で実現されてもよい。
図3は、管理サーバ2の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、管理サーバ2は、制御部20と、記憶部21と、通信部22と、表示部24と、入力部25とを有する。なお、表示部24と入力部25とは、省略することもできる。また、表示部24と入力部25とは、管理サーバ2に接続される別の情報端末(不図示)で構成することもできる。
記憶部21は、半導体メモリやハードディスクドライブ等で構成される。記憶部21には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションと呼ばれるソフトウェアや、その他の種々の情報が記憶される。このため、記憶部21には、配達員情報エリア211、車両情報エリア212、ポスティング先または配達先情報エリア213、地図情報エリア214といった、様々な記憶エリアが確保される。なお、情報エリアとは例えばデータベースマネジメントシステムにおけるテーブル等である。
配達員情報エリア211には、配達員A,Bの識別情報である従業員ID(「配達員ID」ともいう)毎に、当該配達員A,Bに関する基本的な情報、例えば、配達員A,Bの氏名、所属先の配送拠点、所属先の配達グループ等を管理する配達員情報が記憶される。また、配達員情報エリア211には、配達員A,Bが所属する各配達グループがポスティングや配達の作業を担当する担当エリアの情報が記憶される。
配達員情報エリア211に記憶される担当エリアの情報には、各担当エリアを地図上に表示するときの代表点(中心点)の位置情報(緯度、経度)および縮尺の情報、または各担当エリアを地図上に表示するときの対角の頂点の位置情報(緯度、経度)が含まれる。
さらに、配達員情報エリア211には、配達員が使用する車両、すなわち配達員IDに対して車両6A,6Bの識別情報である車両IDが対応付けて記憶される。配達員IDに対する車両IDの対応付けについては、例えば1日のポスティングや配達の作業の開始に先立ち、配送拠点の管理者により、予め設定される。
車両情報エリア212には、車両ID毎に、当該車両に関する情報、例えば、四輪車、オートバイ、自転車等の車両の種別や、荷室の大きさ等の情報が記憶される。
ポスティング先または配達先情報エリア213には、配達先の住所や電話番号、配達先が含まれる配達エリア等を含む配達先の情報が記憶される。なお、配達エリアは、各配達員にポスティングや配達の作業を割り当てる便宜上、配送拠点の管理者により予め設定されたエリアであり、例えば1つまたは複数の街区に相当する10~30世帯の配達先で構成される。
配達員情報エリア211に記憶される配達員A,Bが所属する各配達グループに割り当てられる担当エリアは、複数の配達エリアで構成される。各配達グループに所属する配達員A,Bは、所属する配達グループに割り当てられた担当エリアでのポスティングや配達の作業を担当する。
地図情報エリア214には、道路地図や住宅地図等の地図情報が予め格納される。地図情報には、道路リンク情報、道路および道路地図等の背景を表示するための表示用地図データ等が含まれる。これらの地図情報は定期的に更新される。
通信部22は、配達員端末1A,1Bとの送受信の場合には、例えば、3G、LTE、4G、5G等の無線通信をすることができる通信プロトコルを実装する。一方、通信部22は、管理者端末3との送受信の場合には、有線通信(例えば、インターネット回線等)または無線通信することができる通信プロトコルを実装する。
制御部20は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するプロセッサを含んで構成される。制御部20は、機能的構成として、接続処理部201と、位置情報取得部202と、表示制御部203と、表示モード切替部204と、滞留判定部205と、通信不能判定部206と、情報出力部207とを有する。
接続処理部201は、配達員端末1A,1Bからのログイン処理を実行し、配達員端末1A,1Bと接続処理を行う。また、接続処理部201は、配達員端末1A,1Bからのログアウト処理を実行し、配達員端末1A,1Bとの接続を終了する。さらに接続処理部201は、管理者端末3からのログイン処理を実行して、管理者端末3と接続処理を行うとともに、管理者端末3からのログアウト処理を実行して、管理者端末3との接続を終了する。
位置情報取得部202は、配達員端末1A,1Bから管理サーバ2宛てに送信されるデータを、通信部22を介して受信することで各種情報を取得する。位置情報取得部202が取得する情報には、各配達員端末1A,1Bの位置情報通知部103から送信された配達員A,Bまたは車両6A,6Bの位置情報が含まれる。位置情報は、具体的には緯度および経度で表される。
表示制御部203は、管理者端末3からの指令に応じ、画像信号を生成して管理者端末3に送信し、管理者端末3の表示部34に各種画像を表示させる。
滞留判定部205は、位置情報取得部202により取得された位置情報に基づいて、配達員A,Bまたは車両6A,6Bが所定範囲内(例えば、半径5mの範囲内)に所定時間以上(例えば、3分間以上)滞在している滞留状態であるか否かを判定する。
通信不能判定部206は、配達員A,Bまたは車両6A,6Bが、所定時間以上(例えば、3分間以上)位置情報取得部202により位置情報の取得が不能な通信不能状態であるか否かを判定する。
図4、図5、図7A~図8は、管理者端末3の表示部34に表示される画面表示DPの一例であり、30人の配達員01~30を管理する配送拠点の管理者端末3に表示される画面表示DPを示す。
図4は、管理者端末3からの指令に応じて、接続処理部201により管理者端末3との接続処理が行われると、管理者端末3の表示部34に表示される初期の画面表示DPの一例である。図4の例では、地図画像MAP上に配達員01~30の現在位置P01~P30を示す位置アイコンPI01~PI30が重畳して表示される動態画像DP1が表示され、動態画像DP1の左側にメニューDP2が表示される。
初期状態の動態画像DP1には、管理者端末3を介して入力された拠点管理者IDに応じて、配送拠点の管理者が管理する配達グループ1~3に所属する配達員01~30の現在位置がリアルタイムで表示(動態表示)される(全グループ表示モード)。動態画像DP1における地図の縮尺および中心位置は、管理者端末3の入力部35、例えば、表示部34に設けられたタッチパネルやマウス等を介して適宜変更することができる。
動態画像DP1において動態表示される配達員の中に、滞留判定部205により滞留状態であると判定された配達員がいると、その配達員の現在位置Pを示す位置アイコンPIが他の配達員の現在位置Pを示す位置アイコンPIとは異なる態様で表示される。例えば、位置アイコンPIの表示色が変更される、あるいは位置アイコンPIが点滅するなど、認識可能な態様で表示される。画面表示DP上に、滞留状態であると判定された配達員が存在する旨を警告するメッセージ等を表示してもよい。
メニューDP2の上部には、後述するように動態画像DP1の表示モードを自動的に切り替える自動切替機能をオンまたはオフにする自動切替ボタンBT1が表示される。メニューDP2の下部には、配送拠点の管理者が管理する配達グループ1~3ごとに、動態画像DP1に各配達グループ1~3の配達員の動態のみを表示する地図表示ボタンBT61~BT63と、ドロップダウンメニューDD1~DD3とが表示される。
自動切替ボタンBT1の下方には、配達員01~30の動態を全て表示する全表示ボタンBT2および全て非表示する全非表示ボタンBT3が表示される。また、ドロップダウンメニューDD1~DD3を全て折り畳んで表示する全折畳ボタンBT4、および全て展開して表示する全展開ボタンBT5が表示される。
図5、図7A~図8はそれぞれ、管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介して地図表示ボタンBT61~BT63が押下されると表示される画面表示DPの一例である。
図5の動態画像DP1には、配達グループ1に所属する10人の配達員01~10のうち、動態表示システム100にログインしているログイン状態の5人の配達員06~10の現在位置P06~P10を示す位置アイコンPI06~PI10がリアルタイムで表示される(第1グループ表示モード)。動態表示システム100からログアウトしているログアウト状態の配達員01~05の現在位置は、表示されない。動態画像DP1の左上部には、表示される配達グループの名称「グループ1」が表示される。
図6は、配達員端末1A,1Bの状態について説明するための図である。図6に示すように、各配達員端末1A,1Bの状態(ステータス、配達員の状態)には、ログイン状態とログアウト状態とがある。さらに、ログイン状態の配達員端末1A,1Bの状態には、管理サーバ2の位置情報取得部202により所定時間(例えば、3分間)以内に位置情報が取得された通信可能状態と、所定時間以内に位置情報が取得されていない通信不能状態とがある。通信不能状態には、配達員端末1A,1Bの電池切れ、ネットワーク4のトラブル等が含まれる。
通信不能状態の配達員(図4、図5の例では、配達員10)については、最後に取得された現在位置P10を示す位置アイコンPI10が他の配達員の現在位置Pを示す位置アイコンPIとは異なる態様で表示される。例えば、位置アイコンPI10の表示色が変更される、あるいは位置アイコンPIが点滅するなど、認識可能な態様で表示される。すなわち、通信不能判定部206による判定結果として、配達員10が位置情報の取得が不能な通信不能状態であることが認識可能に表示される。
メニューDP2では、動態画像DP1に表示される配達グループ1のドロップダウンメニューDD1が強調表示される。ドロップダウンメニューDD1には、配達グループ1に所属する10人の配達員のうち5人がログイン状態であること、あるいは、残りの5人がログアウト状態であることが認識可能に表示される。
さらに、図5に示すように、ドロップダウンメニューDD1が展開されると、配達グループ1に所属する10人の配達員01~10それぞれのステータス(ログイン状態またはログアウト状態)が識別可能に表示される。また、ログイン状態である5人の配達員06~10については、ステータスに加えて使用中の車両の種別が表示されるとともに、チェックボックスCBが表示される。
管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介して各配達員06~10のチェックボックスCBを押下することで、動態画像DP1における各配達員06~10の現在位置P06~P10の表示または非表示を個別に切り替えることができる。
図7A,7Bの動態画像DP1には、配達グループ2に所属する10人の配達員11~20の現在位置P11~P20を示す位置アイコンPI11~PI20がリアルタイムで表示される(第2グループ表示モード)。図7A,7Bの地図画像MAPを比較すると、図7Bの地図画像MAPの方が図7Aの地図画像MAPよりも広域あるいは縮小された表示となっている。
例えば、ログイン状態の全ての配達員が表示された状態で、通常の配達時は図7Aのような表示であるとすると、図7Bのような表示の場合には、配送拠点の管理者が異常に気付くことができる。すなわち、図7Bのように配達員が通常とは異なる場所に移動しているような場合には、地図の縮尺や表示位置が通常とは異なる状態になるため、管理者は通常と異なる状況を容易に認識することができる。
配達グループ1~3ごとの動態表示では、各配達グループに所属する配達員のうち、ログイン状態である全ての配達員の現在位置が表示可能となるように、動態画像DP1における地図の縮尺および中心位置が自動的に調整される。配達グループ1~3ごとに動態表示されるときの動態画像DP1における地図として、配達員の現在位置にかかわらず、配達グループ1~3ごとに予め設定されたエリア、例えば担当エリアを表示するように設定してもよい。
図8の動態画像DP1には、配達グループ3に所属する10人の配達員21~30のうち、ログイン状態である3人の配達員21~23の現在位置P21~P23を示す位置アイコンPI21~PI23がリアルタイムで表示される(第3グループ表示モード)。
図8のメニューDP2では、自動切替ボタンBT1が強調表示されている。図4~図7Bの画面表示DPにおいて管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介してメニューDP2の自動切替ボタンBT1が押下されると、自動切替ボタンBT1が強調表示され、動態画像DP1の表示モードを自動的に切り替える自動切替機能がオンになる。
なお、自動切替機能がオンのときに、管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介してメニューDP2の地図表示ボタンBT61~BT63が押下されると、自動切替機能がオフになり、配達グループごとの表示モードに切り替わる。
また、自動切替機能がオンのときに、管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介して動態画像DP1における地図の縮尺や中心位置等が操作されると、自動切替機能がオフになる。この場合、自動切替機能がオフにされた時点の表示モードのまま自動切替機能がオフになる。
図3に示すように、表示制御部203は、表示モード切替部204を有する。表示モード切替部204は、管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を介して入力される指令に応じて自動切替機能がオンになると、配達グループ1~3ごとの配達員の動態を表示する第1~第3グループ表示モードを順次、切り替える。
具体的には、第1~第3グループ表示モードを所定時間(例えば、5秒間)おきに順次、切り替える。全ての配達グループ1~3の配達員の動態を表示する全グループ表示モードと、第1~第3グループ表示モードとを所定時間おきに順次、自動的に切り替えてもよい。
図3の情報出力部207は、通信部22を介して管理サーバ2から管理者端末3宛てにデータを送信することで、各種情報を出力する。情報出力部207が出力する情報には、表示制御部203により生成されて管理者端末3に送信される画像信号等が含まれる。
図9は、予め記憶されたプログラムに従い、管理サーバ2のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、管理者端末3からの指令を受信すると開始され、所定周期で繰り返される。
まず、ステップS1で、表示モード切替部204での処理により、自動切替機能がオンか否かを判定する。ステップS1で肯定されるとステップS2に進み、否定されると処理を終了する。ステップS2では、現在表示中の表示モードに切り替えてから所定時間が経過したか否かを判定し、肯定されるとステップS3に進み、否定されるとステップS4に進む。
ステップS3では、位置情報取得部202での処理により、次に表示する表示モードで表示される配達員A,Bの位置情報を読み込む。一方、ステップS4では、現在表示中の表示モードで表示される配達員A,Bの位置情報を読み込む。次いで、ステップS5で、表示制御部203での処理により、ステップS3またはS4で取得された位置情報に基づいて動態画像DP1の画像信号を生成する。次いで、ステップS6で、情報出力部207での処理により、ステップS5で生成された画像信号を管理者端末3に送信する。
配送拠点の管理者は、管理者端末3の表示部34に設けられたタッチパネルやマウス等の入力部35を介して表示部34に表示された自動切替ボタンBT1を押下するだけの簡易な操作で、管理対象の配達員の動態を良好な態様で確認することができる。担当エリア内で配達作業を行う配達グループごとに配達員の動態が表示されるため、管理対象の配達員が多い場合や、配達員同士が互いに離間した複数のエリアに分散しているような場合にも、配達員の個々の動きを把握することができる。
<管理者端末3>
次に、管理者端末3について説明する。管理者端末3は、配送拠点の管理者が、ポスティングや配達の作業を行う配達員A,Bの現在位置をリアルタイムで確認するために利用される。管理者端末3には、配送拠点に備え付けられたパーソナルコンピュータやタブレット型端末、スマートフォン等、種々のコンピュータが含まれ、ネットワーク4を介して、管理サーバ2と情報の送受信を行う。
図10は、管理者端末3の概略構成を示すブロック図である。図10に示すように、管理者端末3は、制御部30と、記憶部31と、通信部32と、表示部34と、入力部35とを有する。
記憶部31は、半導体メモリやハードディスクドライブ等で構成される。記憶部31には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションと呼ばれるソフトウェアや、その他の種々の情報が記憶される。記憶部31に記憶されるソフトウェアには、ポスティングや配達の作業を管理するためのアプリケーションプログラムが含まれる。
通信部32は、有線通信(例えば、インターネット回線等)または3G、LTE、4G、5G等の無線通信をすることができる通信プロトコルを実装し、管理サーバ2と接続して送受信する。
表示部34は、液晶ディスプレイまたは有機ELパネル等の表示デバイスにより構成され、制御部30からの指示を受けて、地図やタッチパネル用の操作ボタンのアイコン等を表示する。さらに表示部34は、管理サーバ2の情報出力部207から送信された画像信号に基づいて各種画像を表示する。
入力部35は、管理者によって操作されるテンキーなどの物理スイッチや、表示部34の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置(図示せず)などで構成される。入力部35を介して、表示部34の表示画面の切替え指令が入力される。各配達グループの担当エリアの設定(配達先の仕分け)は、入力部35を介して行うことができる。
制御部30は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するプロセッサを含んで構成される。制御部30は、機能的構成として、表示制御部301と、接続処理部302と、動態表示要求部303と、サーバ情報取得部304とを有する。
表示制御部301は、入力部35の操作に応じて画像信号を生成して表示部34に送信することで、表示部34による画面表示を制御する。表示制御部301が表示部34に表示させる画面には、動態表示システム100にログインするためのログイン画面、各配達グループの担当エリアを設定する設定画面などが含まれる。
接続処理部302は、例えば、配送拠点の管理者または責任者を識別する識別番号(拠点管理者ID)およびパスワードを用いて、管理サーバ2に対してログイン処理を実行する。
動態表示要求部303は、管理者による入力部35の操作に応じて、動態画像DP1を表示するための画像信号の出力要求(指令)を管理サーバ2に送信する。例えば、接続処理部302によりログイン処理が実行されると、同時に、動態画像DP1を表示するための画像信号の出力要求を管理サーバ2に送信する。
サーバ情報取得部304は、管理サーバ2(情報出力部207)から送信された画像信号等を取得する。サーバ情報取得部304により画像信号が取得されると、表示部34に各種画像(図4、図5、図7A~図8)が表示される。
[動態表示システム100の動作]
次に、動態表示システム100の動作の一例について説明する。車両6A,6Bを運転する配達員A,Bは、それぞれ、例えば配送拠点から出発する際、すなわち始業時に、配達員端末1A,1Bの表示部14に表示されるログイン画面上で、入力部15を介して自身のログインID及びパスワードを入力する。この入力がなされると、管理サーバ2は、配達員端末1A,1Bとの接続処理を行う。
その後、配達員端末1A、1Bは、所定の時間間隔(例えば1秒間隔)で管理サーバ2と通信し、配達員A,Bまたは車両6A、6Bの位置情報を管理サーバ2に送信する。配達員端末1A、1Bと管理サーバ2との通信は、配達員端末1A,1Bがログアウト操作するまで継続される。
一方、配送拠点の管理者は、管理者端末3のタッチパネル(入力部35)を操作してポスティングや配達の作業を管理するためのアプリケーションプログラムを起動し、表示部34に表示されるログイン画面上で拠点管理者IDおよびパスワードを入力する。この入力がなされると、管理サーバ2は、管理者端末3との接続処理を行う。
管理サーバ2は、管理者端末3からの指令に応じて、拠点管理者IDに対応する配達員の現在位置Pを表示する動態画像DP1およびメニューDP2の画像信号を生成して管理者端末3に送信する。配送拠点の管理者が表示部34に表示されるメニューDP2の自動切替ボタンBT1を押下して自動切替機能をオンにすると、配達グループごとの動態画像DP1が自動的に、順次、切り替えて表示される(図9のステップS1~S6)(図4、図5、図7A~図8)。
これにより配送拠点の管理者は、管理対象の配達員の動態を良好な態様で確認することができる。管理対象となる配達員の人数や密集度によっては、図4に示すように、すべての配達員の現在位置を一度に表示すると地図が広域表示となり、各配達員の現在位置を示す位置アイコンPI同士が重なるなどして個々の配達員の現在位置や動きを把握することが難しい。
一方、個々の配達員の現在位置や動きを把握できるよう、管理者であるユーザ自身が図5、図7A~図8に示すような地図の縮尺や中心位置になるよう操作するのは、ユーザにとって煩雑となる。この点、動態表示装置5では、図5、図7A~図8あるいは図4、図5、図7A~図8の表示モードを自動的に切り替えて動態画像DP1が表示されるため、管理者は、時々刻々と変化する配達員の動態を多面的に把握することができる。
複数のグループに所属する配達員の動態を多面的に把握するには、複数の表示モードの画面表示DPをマルチディスプレイ表示することもできるが、この場合は個々の画面表示DPが小さくなる、あるいは表示部34として大型のディスプレイが必要となる。この点、動態表示装置5では、表示モードを適宜な時間間隔で自動的に切り替えて動態画像DP1が表示されるため、例えば表示部34がタブレット端末等の比較的小型のディスプレイであっても、時々刻々と変化する配達員の動態を多面的に把握することができる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)動態表示装置5は、複数の配達グループ1~3のいずれかに属する複数の配達員の現在位置Pをリアルタイムで表示する(図4、図5、図7A~図8)。動態表示装置5は、複数の配達員のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部202と、表示部34と、位置情報取得部202により取得された位置情報に基づいて、地図画像MAP上に配達員の現在位置Pを示す位置アイコンPIをリアルタイムで表示するように表示部34を制御する表示制御部203とを備える(図3、図10)。
表示制御部203は、配達グループ1~3に属する配達員の位置アイコンPIをリアルタイムで表示する第1~第3グループ表示モードを含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替部204を有する(図3)。これにより複数の配達員の現在位置がグループごとに表示されるため、配送拠点の管理者は、良好な態様で全ての配達員の現在位置を把握できるとともに、各配達員の現在の状況を詳細に把握することができる。
すなわち、グループごとに動態表示を行うことで、地図が広域になり過ぎることを抑制することができ、管理者にとって見やすい画面表示とすることができる。また、グループごとの表示が自動的に切り替えられるため、管理者は地図の縮尺や表示位置の調整操作を行う必要がなく、動態の把握に集中することができる。
(2)動態表示装置5は、配送拠点の管理者からの指令を受け付ける入力部35をさらに備える(図10)。表示制御部203は、入力部35により受け付けられた指令に応じて、表示モード切替部204による表示モードの切替を停止する。これにより、必要に応じて自動切替を停止できるため、注目したい配達グループや配達員がいる場合や、注目したいエリアがある場合でも、良好な態様で配達員の動きを把握することができる。
(3)入力部35は、表示部34に押下可能に表示される自動切替ボタンBT1が管理者により押下されたことを契機として管理者からの指令を受け付ける。表示部34上で管理者により操作可能な自動切替ボタンBT1を設けることで、管理者は、必要に応じ、簡易な操作で表示モードの自動切替を停止することができる。
(4)入力部35は、表示部34に選択可能に表示される複数の配達グループ1~3のそれぞれに対応した複数の地図表示ボタンBT61~BT63のいずれかが管理者により選択されたことを契機として管理者からの指令を受け付ける。表示モード切替部204は、管理者により選択された配達グループを表示するように表示モードを切り替える。表示制御部203は、入力部35により受け付けられた指令に応じて、表示モード切替部204による表示モードの切替を停止する。
これにより管理者は、簡易な操作で迅速に、注目したい配達グループごとの表示モードに切り替えることができる。また、管理者による操作により表示モードが切り替えられると表示モードの自動切替が停止されるため、管理者が注目している配達グループの表示が自動的に切り替えられることがなく、管理者の意図に沿った画面表示を提供することができる。
(5)地図画像MAPは、縮尺および位置を変更する操作可能に、表示部34に表示される。入力部35は、地図画像MAPが管理者により操作されたことを契機として管理者からの指令を受け付ける。表示制御部203は、入力部35により受け付けられた指令に応じて、表示モード切替部204による表示モードの切替を停止する。
管理者による操作により地図画像MAPの縮尺や位置を変更する操作が行われると表示モードの自動切替が停止されるため、管理者が注目している地図の表示が自動的に切り替えられることがなく、管理者の意図に沿った画面表示を提供することができる。
(6)表示制御部203は、表示モード切替部204により表示モードが第1~第3グループ表示モードに切り替えられると、位置情報取得部202により位置情報が取得された配達グループ1~3に属する全ての配達員の位置アイコンPIをリアルタイムで表示するように表示部34を制御する。
これにより、例えば図7Bに示すように同一の配達グループ内の配達員が分散しているような場合でも、同一の配達グループ内の全てのログイン状態の配達員の現在位置が自動的に表示されるため、各配達グループの状況を的確に把握することができる。例えば、配達員が通常とは異なる場所に移動しているような場合には、地図の縮尺や表示位置が通常とは異なる状態になるため、通常と異なる状況を容易に認識することができる。
(7)表示モード切替部204は、複数の配達グループ1~3を同時に表示する全グループ表示モードをさらに含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える。これにより、配達グループ同士の位置関係を把握するとともに、個々の配達員の動態も把握することができる。このため、全体の動態を俯瞰した後に部分の動態を確認することで、配達員の状況を容易に把握できるとともに、配達員の動きを一層多面的に把握することができる。
(8)表示制御部203は、表示モード切替部204により表示モードが第1~第3グループ表示モードに切り替えられると、各配達グループ1~3に対して予め設定された担当エリア内に位置する配達員の位置アイコンPIをリアルタイムで表示するように表示部34を制御する。
これにより、各配達グループに割り当てられた担当エリアにおける配達員の動きを的確に把握することができる。すなわち、常に、予め各配達グループに割り当てられた担当エリアが表示されるため、地図画像から表示中の配達グループを容易に認識することができる。また、注目したいエリア内の配達員の人数や動きを容易に把握することができる。
(9)動態表示装置5は、位置情報取得部202により取得された位置情報に基づいて、配達員が所定範囲内に所定時間以上滞在している滞留状態であるか否かを判定する滞留判定部205をさらに備える(図3)。表示制御部203は、滞留判定部205により滞留状態であると判定された配達員の位置アイコンPIを他の配達員の位置アイコンPIとは識別可能な態様で表示する。あるいは、滞留判定部205により滞留状態であると判定された配達員について警告する滞留警告画像を表示するように表示部34を制御する。
各配達員が配達のために想定される時間を超えて1箇所に滞在している状態を認識可能な態様で表示することで、配達中のトラブル等の異常事態を早期に発見することができる。
(10)動態表示装置5は、配達員が、所定時間以上、位置情報取得部202により位置情報の取得が不能な通信不能状態であるか否かを判定する通信不能判定部206をさらに備える(図3)。表示制御部203は、通信不能判定部206により通信不能状態であると判定された配達員の位置アイコンPIを他の配達員の位置アイコンPIとは識別可能な態様で表示するように表示部34を制御する。これにより、配達員端末1A,1Bの故障等を早期に発見することができる。
なお、上記実施形態は種々の形態に変形することができる。以下、変形例について説明する。上記実施形態では、動態表示装置5により、ポスティングや配達の作業を行う配達員の動きをリアルタイムで表示する例を説明したが、動態表示装置は複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示するものであれば、どのようなものでもよい。例えば、大型施設の来場者の動きを、来場者のグループごと、あるいは滞在中のエリアごとにリアルタイムで表示してもよい。
上記実施形態では、位置情報取得部202が配達員端末1A,1B側で算出された位置情報を取得するようにしたが、表示対象の位置情報を取得する位置情報取得部の構成はこれに限らない。例えば、配達員端末1A,1B側で受信されたGPS信号等に基づいて、管理サーバ2で位置を算出するようにしてもよい。
上記実施形態では、管理者端末3の表示部34に設けられたタッチパネルやマウス等により管理者であるユーザからの指令を受け付けるとしたが、ユーザからの指令を受け付ける指令受付部はこのようなものに限らない。例えば、管理者端末3にマイクを設けてユーザの音声による指令を受け付けてもよく、管理者端末3にカメラを設けてユーザのジェスチャによる指令を受け付けてもよい。
上記実施形態では、管理サーバ2の表示制御部203が管理者端末3の表示部34を制御するとしたが、表示部を制御する表示制御部はこれに限らない。すなわち、管理者端末3の表示制御部301が図4、図5、図7A~図8に示すような画面表示DPの画像信号を生成してもよい。
以上では、本発明を動態表示装置5として説明したが、本発明は、複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示する動態表示方法として用いることもできる。すなわち、動態表示方法は、複数の配達員のそれぞれの位置情報を取得し(図9のステップS3,S4)、取得した位置情報に基づいて、地図画像MAP上に配達員の現在位置Pを示す位置アイコンPIをリアルタイムで表示するように表示部34を制御し(ステップS5,S6)、配達グループ1~3に属する配達員の位置アイコンPIをリアルタイムで表示する第1~第3グループ表示モードを含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える(ステップS1、S2)ことを含む。
以上では、動態表示プログラムを管理サーバ2の記憶部21に格納したが、フラッシュメモリ等の外部記憶媒体に格納してもよい。ネットワーク4を介して動態表示システム100の外部から動態表示プログラムを取得することもできる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1A,1B 配達員端末、2 管理サーバ、3 管理者端末、4 ネットワーク、5 動態表示装置、6A,6B 車両、10 制御部、11 記憶部、12 無線部、13 センサ部、13a GPSセンサ、13b ジャイロセンサ、14 表示部、15 入力部、20 制御部、21 記憶部、22 通信部、24 表示部、25 入力部、30 制御部、31 記憶部、32 通信部、34 表示部、35 入力部、100 動態表示システム、101 表示制御部、102 接続処理部、103 位置情報通知部、201 接続処理部、202 位置情報取得部、203 表示制御部、204 表示モード切替部、205 滞留判定部、206 通信不能判定部、207 情報出力部、211 配達員情報エリア、212 車両情報エリア、213 配達先情報エリア、214 地図情報エリア、301 表示制御部、302 接続処理部、303 動態表示要求部、304 サーバ情報取得部

Claims (12)

  1. 第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示する動態表示装置であって、
    前記複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    表示部と、
    前記位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、地図画像上に前記表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記第1グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第1グループ表示モードと、前記第2グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替部を有し、前記表示モード切替部により表示モードが前記第1グループ表示モードに切り替えられると、前記第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示し、前記表示モード切替部により表示モードが前記第2グループ表示モードに切り替えられると、前記第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御し、前記第1グループに属する表示対象は、前記第1エリア内で作業を行う作業者であり、前記第2グループに属する表示対象は、前記第2エリア内で作業を行う作業者であることを特徴とする動態表示装置。
  2. 請求項1に記載の動態表示装置において、
    ユーザからの指令を受け付ける指令受付部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記指令受付部により受け付けられた指令に応じて、前記表示モード切替部による表示モードの切替を停止することを特徴とする動態表示装置。
  3. 請求項2に記載の動態表示装置において、
    前記指令受付部は、前記表示部に押下可能に表示されるボタン画像がユーザにより押下されたことを契機としてユーザからの指令を受け付けることを特徴とする動態表示装置。
  4. 請求項2または3に記載の動態表示装置において、
    前記指令受付部は、前記表示部に選択可能に表示される前記複数のグループのそれぞれに対応した複数のボタン画像のいずれかがユーザにより選択されたことを契機としてユーザからの指令を受け付け、
    前記表示モード切替部は、ユーザにより選択されたグループを前記表示部に表示するように前記表示モードを切り替え、
    前記表示制御部は、前記指令受付部により受け付けられた指令に応じて、前記表示モード切替部による表示モードの切替を停止することを特徴とする動態表示装置。
  5. 請求項2~4のいずれか1項に記載の動態表示装置において、
    前記地図画像は、縮尺および位置を変更する操作可能に、前記表示部に表示され、
    前記指令受付部は、前記地図画像がユーザにより操作されたことを契機としてユーザからの指令を受け付け、
    前記表示制御部は、前記指令受付部により受け付けられた指令に応じて、前記表示モード切替部による表示モードの切替を停止することを特徴とする動態表示装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の動態表示装置において、
    前記表示制御部は、前記表示モード切替部により表示モードが前記第1グループ表示モードに切り替えられると、前記位置情報取得部により位置情報が取得された前記第1グループに属する全ての表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示し、前記表示モード切替部により表示モードが前記第2グループ表示モードに切り替えられると、前記位置情報取得部により位置情報が取得された前記第2グループに属する全ての表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御することを特徴とする動態表示装置。
  7. 請求項6に記載の動態表示装置において、
    前記表示モード切替部は、前記複数のグループを同時に前記表示部に表示する全グループ表示モードをさらに含む前記複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替えることを特徴とする動態表示装置。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の動態表示装置において、
    前記位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、前記表示対象が所定範囲内に所定時間以上滞在している滞留状態であるか否かを判定する滞留判定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記滞留判定部により前記滞留状態であると判定された表示対象の前記アイコン画像を他の表示対象の前記アイコン画像とは識別可能な態様で表示する、あるいは、前記滞留判定部により前記滞留状態であると判定された表示対象について警告する滞留警告画像を表示するように前記表示部を制御することを特徴とする動態表示装置。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の動態表示装置において、
    前記表示対象が、所定時間以上、前記位置情報取得部により位置情報の取得が不能な通信不能状態であるか否かを判定する通信不能判定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記通信不能判定部により前記通信不能状態であると判定された表示対象の前記アイコン画像を他の表示対象の前記アイコン画像とは識別可能な態様で表示するように前記表示部を制御することを特徴とする動態表示装置。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の動態表示装置と、
    前記表示対象とともに移動し、前記表示対象の位置情報を前記動態表示装置に送信する移動端末と、を備えることを特徴とする動態表示システム。
  11. 第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示部に表示する動態表示方法であって、
    コンピュータによりそれぞれ実行される、
    前記複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記位置情報取得手順で取得した位置情報に基づいて、地図画像上に前記表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように表示部を制御する表示制御手順と、
    前記第1グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第1グループ表示モードと、前記第2グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替手順と、を含み、
    前記表示制御手順は、前記表示モード切替手順で表示モードが前記第1グループ表示モードに切り替えられると、前記第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示し、前記表示モード切替手順で表示モードが前記第2グループ表示モードに切り替えられると、前記第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御することを含み、
    前記第1グループに属する表示対象は、前記第1エリア内で作業を行う作業者であり、
    前記第2グループに属する表示対象は、前記第2エリア内で作業を行う作業者であることを特徴とする動態表示方法。
  12. 第1グループと第2グループとを含む複数のグループのいずれかに属する複数の表示対象の現在位置をリアルタイムで表示部に表示する動態表示プログラムであって、
    前記複数の表示対象のそれぞれの位置情報を取得する位置情報取得手順と、
    前記位置情報取得手順で取得した位置情報に基づいて、地図画像上に前記表示対象の現在位置を示すアイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御する表示制御手順と、
    前記第1グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第1グループ表示モードと、前記第2グループに属する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで前記表示部に表示する第2グループ表示モードと、を含む複数の表示モードを所定の時間間隔で切り替える表示モード切替手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記表示制御手順は、前記表示モード切替手順で表示モードが前記第1グループ表示モードに切り替えられると、前記第1グループに対して予め設定された第1エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示し、前記表示モード切替手順で表示モードが前記第2グループ表示モードに切り替えられると、前記第2グループに対して予め設定された第2エリア内に位置する表示対象の前記アイコン画像をリアルタイムで表示するように前記表示部を制御することを含み、
    前記第1グループに属する表示対象は、前記第1エリア内で作業を行う作業者であり、
    前記第2グループに属する表示対象は、前記第2エリア内で作業を行う作業者であることを特徴とする動態表示プログラム。
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