JP7169175B2 - 過給機用サイレンサ装置 - Google Patents
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Description
過給機のコンプレッサハウジングの吸気入口側に設けられる過給機用サイレンサ装置であって、
サイレンサエレメントと、
前記サイレンサエレメントを収容し、且つ、空気及びEGRガスが導入されるように構成された筐体と、
前記筐体の内部に前記EGRガスを導入するためのEGRガス導入管と、を備え、
前記筐体は、
過給機の軸線方向と交差する方向に延在するとともに中央側開口を有する第1側壁と、
前記軸線方向において前記第1側壁よりも前記コンプレッサハウジング側に設けられて前記第1側壁との間に外気導入空間を形成する第2側壁と、を含み、
前記外気導入空間の外周側には、前記空気を前記外気導入空間に導入するための外周側開口が形成され、
前記EGRガス導入管は、前記筐体の内部に配置されるとともに、前記軸線方向に沿って前記外気導入空間内を延在する出口部であって、前記出口部の一端側において前記中央側開口と連通する流入口と、前記出口部の他端側に形成された流出口と、を有する出口部を含み、
前記出口部の前記流出口側の端部と、前記第2側壁の内周側の端部と、の間に形成される筐体内開口の開口面積A1は、前記筐体内開口を設計流量の前記空気が通過する際の前記空気の流速V1と、前記流出口を設計流量の前記EGRガスが通過する際の前記EGRガスの流速V2とが揃うように、前記流速V1と前記流速V2との間の流速差が所定値以下になるように構成されている。
上記(1)の構成によれば、筐体内開口の開口面積A1は、筐体内開口を設計流量の空気が通過する際の空気の流速V1と、流出口を設計流量のEGRガスが通過する際のEGRガスの流速V2と、が揃うように、流速V1と流速V2との間の流速差が所定値以下になるように構成されている。この場合には、筐体内開口を通過する空気と、EGRガス導入管の流出口を通過するEGRガスとの流速差を小さくできるので、外気導入空間を流れるEGRガスと空気との、互いの流速を揃えることができる。外気導入空間を流れるEGRガスと空気との流速を揃えることで、EGRガスと空気とが衝突した際の渦の発生を抑制することができ、ひいてはEGRガスと空気との混合による凝縮水の発生を抑制することができる。凝縮水の発生を抑制することで、凝縮水がコンプレッサに衝突することを抑制することができ、ひいてはコンプレッサ(過給機)の摩耗や損傷を抑制することができる。
前記開口面積A1は、前記流速V1と前記流速V2とが同等の速度になるように構成されている。
前記EGRガス導入管は、前記出口部の内部に設けられる少なくとも一つの整流板を有する。
前記EGRガス導入管は、前記筐体の外部に配置されるとともに曲がり部を有する入口部であって、前記中央側開口と連通する入口部をさらに含み、
前記曲がり部の外周側に連なる前記出口部の外周壁は、前記曲がり部の内周側に連なる前記出口部の内周壁よりも、前記軸線方向において長く形成される。
前記EGRガス導入管は、前記筐体の外部に配置されるとともに曲がり部を有する入口部であって、前記中央側開口と連通する入口部をさらに含み、
前記軸線方向に沿い、且つ、前記曲がり部の中心線が存在する断面を視認した場合に、前記少なくとも一つの整流板は、前記断面に対して直交する方向に沿って延在している。
上記(6)の構成によれば、EGRガスの流れ方向における外周側と内周側とを隔てるように整流板が設けられているので、EGRガス導入管内でEGRガスの流れ方向を軸線方向に沿った方向に修正することができる。EGRガスの流れ方向を修正することで、EGRガスと空気との衝突を緩和することができる。EGRガスと空気との衝突を緩和することで、凝縮水の発生を抑制することができる。
前記外周側開口に配置されるドレン受けをさらに備える。
上記(7)の構成によれば、外気導入空間においてEGRガスと空気とが合流することで発生した凝縮水を、外周側開口に配置されるドレン受けに貯留できる。このため、凝縮水が過給機に導入されることを抑制できるので、凝縮水による過給機の腐食や損傷を抑制することができる。
上記の構成によれば、EGRガス及び空気が導入されるコンプレッサ(過給機)の摩耗や損傷を抑制することができる。
上記の構成によれば、EGRガス及び空気が導入されるコンプレッサ(過給機)の摩耗や損傷を抑制することができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
なお、同様の構成については同じ符号を付し説明を省略することがある。
図1に示されるように、過給機用サイレンサ装置4は、過給機3とともに舶用のディーゼル機関1(舶用内燃機関)に搭載される。
エンジン10としては、ディーゼル機関1が搭載された船舶を推進させる不図示の推進器を駆動させる主機関(舶用主機)が挙げられる。
図1に示される実施形態では、吸気流路13の過給機用サイレンサ装置4よりも上流側に、空気Aから塵や埃などを取り除くエアクリーナ15が設けられる。吸気流路13のコンプレッサ31よりも下流側には、コンプレッサ31により圧縮されて昇温した燃焼用気体Cを冷却するエアクーラ16が設けられる。
EGR流路17は、排ガス処理装置12の下流側出口に接続されるとともに、過給機用サイレンサ装置4の上流側入口に接続される。
エンジン10から排出された排ガスEのうち、図示しない煙突から大気へと放出されずにEGR流路17を流れて過給機用サイレンサ装置4に戻される排ガスを上述したEGRガスとする。
EGRバルブ19がEGR流路17を閉じた状態では、エアクリーナ15および過給機用サイレンサ装置4を通過した後に過給機3に送られる空気Aが上述した燃焼用気体Cとなる。また、EGRバルブ19がEGR流路17を開いた状態では、EGR流路17および過給機用サイレンサ装置4を通過した後に過給機3に送られるEGRガスと、上記空気Aと、を含む混合気が上述した燃焼用気体Cとなる。
ターボチャージャ3Aは、図2に示されるように、軸線方向(図2中左右方向)に沿って長手方向を有するロータ33(回転軸)と、ロータ33の長手方向の一端に設けられる上述したコンプレッサ31と、ロータ33の長手方向の他端に設けられる上述したタービン32(タービン動翼)と、ロータ33を回転可能に支持する軸受34と、コンプレッサ31を収納するコンプレッサハウジング35と、タービン32を収納するタービンハウジング36と、軸線方向におけるコンプレッサハウジング35とタービンハウジング36との間に配置されて軸受34を収納する軸受ハウジング37と、を備える。
以下、ターボチャージャ3Aの軸線方向(ロータ33の軸線CAが延在する方向)を、単に軸線方向と略すことがある。
ディフューザ354は、コンプレッサ31の外周側、且つ軸線方向(図2中左右方向)において吸気入口351から離れた側(同図中右側)に、径方向(軸線方向に対して直交する方向)に沿って延在している。
コンプレッサ流路355は、ディフューザ354の外周側に渦巻状に形成されている。
シュラウド部353は、コンプレッサ31を覆うように設けられるとともに、軸線方向においてディフューザ354よりも吸気入口351側に、且つディフューザ354の内周側に連続するように形成されている。
ハブ311は、軸線方向(図2中左右方向)において吸気入口351の近傍側(同図中左側)から離れた側(同図中右側)に向かうにつれて、徐々に外形寸法が大きくなるような円錐状に形成されている。
複数枚の翼312は、ハブ311の外周から径方向外側に突出して設けらえている。また、複数枚の翼312は、コンプレッサハウジング35のシュラウド部353に微小なクリアランス(チップクリアランス)を隔てて近接している。
図3に示されるように、コンプレッサハウジング35の吸気入口351側には、過給機用サイレンサ装置4が設けられる。
サイレンサエレメント41は、ターボチャージャ3Aの騒音を低減するように構成されている。
筐体42は、サイレンサエレメント41を収容し、且つ、空気A及びEGRガスが導入されるように構成されている。
EGRガス導入管7は、筐体42の内部にEGRガスを導入するために設けられる。また、EGRガス導入管7は、筐体42の内部に配置される出口部8を含む。
図3に示される実施形態では、第1側壁5及び第2側壁6の夫々は、軸線方向(図中左右方向)と交差する方向(図中上下方向など)に沿って延在する円環状の平板である。
図3に示される実施形態では、第1中央側開口51及び第2中央側開口61は、円形状に開口している。
図3に示される実施形態では、EGRガス導入管7の出口部8の周面を貫通するような孔は形成されておらず、流入口81から流入したEGRガスはすべてが流出口82から排出される。
第1筒状部84は、筐体42の内部に設けられるとともに軸線方向に沿って延在する筒状に形成されている。
フランジ部85は、第1筒状部84と同心に設けられるとともに外周側の部分が第1中央側開口51よりも径方向(図中上下方向など)外側に延在している。
図3に示されるような断面(軸線方向に沿った断面)を視認した場合に、EGRガス導入管7の出口部8は、軸線CAに対して図中上側に位置する外周壁88の軸線方向(図中左右方向)の長さと、軸線CAに対して図中下側に位置する内周壁89の軸線方向の長さが等しく形成されている。
フランジ部85は、上記外周側の部分がフランジ21に外側から当接した状態で、ボルト45によりフランジ21にボルト締結されている。このため、EGRガス導入管7の出口部8は、筐体42に対して接続および分離可能に構成されている。
なお、空気Aの流速V1は、筐体内開口46を通過する空気Aの設計流量Q1を筐体内開口46の開口面積A1で除することで算出してもよい。同様に、EGRガスの流速V2は、流出口82を通過するEGRガスの設計流量Q2を流出口82の開口面積A2で除することで算出してもよい。
上記の構成によれば、筐体内開口46の開口面積A1は、筐体内開口46を設計流量の空気Aが通過する際の空気Aの流速V1と、流出口82を設計流量のEGRガスが通過する際のEGRガスの流速V2と、が揃うように、流速V1と流速V2との間の流速差が所定値以下になるように構成されている。この場合には、筐体内開口46を通過する空気Aと、EGRガス導入管7の流出口82を通過するEGRガスとの流速差を小さくできるので、外気導入空間40を流れるEGRガスと空気Aとの、互いの流速を揃えることができる。外気導入空間40を流れるEGRガスと空気Aとの流速を揃えることで、EGRガスと空気Aとが衝突した際の渦の発生を抑制することができ、ひいてはEGRガスと空気Aとの混合による凝縮水の発生を抑制することができる。凝縮水の発生を抑制することで、凝縮水がコンプレッサ31に衝突することを抑制することができ、ひいてはコンプレッサ31(過給機3)の摩耗や損傷を抑制することができる。
図3に示される実施形態では、整流板71は、板状に形成されており、板の延在方向の両端の各々が出口部8の内周面87に接続されるとともに、板厚方向に沿って互いに間隔を開けて配置されている。
複数の開口部72の夫々の開口面積が同等になるように構成された一実施形態では、複数の開口部72のうちの一の開口部72の開口面積が、複数の開口部72のうちの他の開口部72の開口面積の±5%以内の条件を満たす。或る実施形態では、図3に示されるように、EGRガス導入管7は、流入口81から流出口82までに亘り、複数の開口部72が上記条件を満たす。なお、複数の開口部72が上記条件を満たす場合には、図3に示されるように、複数の整流板71は、出口部8の内部に等間隔には配置されずに中央側に偏るように配置される。
なお、上述した複数の開口部72の夫々に関する構成は、図示される実施形態だけでなく、上述した幾つかの実施形態および後述する幾つかの実施形態にも適用可能である。
幾つかの実施形態では、図4に示されるように、上述したEGRガス導入管7は、上述した出口部8と、筐体42の外部に配置されるとともに曲がり部91を有する入口部9と、を含む。EGRガス導入管7の入口部9は、上述した第1中央側開口51に連通している。そして、図4に示されるように、曲がり部91の外周側(外周壁面92)に連なる出口部8の外周壁88は、曲がり部91の内周側(内周壁面93)に連なる出口部8の内周壁89よりも、軸線方向において長く形成されている。
ドレン貯留部481は、外周側開口401の周方向における下端を下側から覆う箱状に形成されている。
第1固定部482は、ドレン貯留部481の第1側壁5側の端部から軸線方向に交差する方向に沿って延在しており、ボルト485Aにより第1側壁5に固定されている。
第2固定部483は、ドレン貯留部481の第2側壁6側の端部から軸線方向に交差する方向に沿って延在しており、ボルト485Bにより第2側壁6に固定されている。
なお、上述したドレン受け48は、図示される実施形態だけでなく、上述した幾つかの実施形態にも適用可能である。
図5に示される実施形態では、液だまり部491は、上述したフランジ44と、コンプレッサハウジング35の第1ケーシング壁部358と、コンプレッサハウジング35の第2ケーシング壁部359と、により区画される。
コンプレッサハウジング35の第1ケーシング壁部358は、フランジ44に対向する面を有し、軸線方向に交差する(直交する)方向に沿って延在している。
コンプレッサハウジング35の第2ケーシング壁部359は、フランジ44と第1ケーシング壁部358とを繋ぐように軸線方向に沿って延在している。
図5に示される実施形態では、ドレン排出流路49は、液だまり部491とドレン貯留部481とを接続する配管492を含む。
なお、上述したドレン排出流路49は、図示される実施形態だけでなく、上述した幾つかの実施形態にも適用可能である。
また、上述した幾つかの実施形態では、過給機用サイレンサ装置4を取付けた過給機3は、ターボチャージャ3A(排気タービン過給機)であったが、電動モータを用いてコンプレッサを駆動する電動過給圧縮機(電動コンプレッサ)などのターボチャージャ以外の過給機であってもよい。
10 エンジン
11 EGR装置
12 排ガス処理装置
13 吸気流路
14 排気流路
15 エアクリーナ
16 エアクーラ
17 EGR流路
3 過給機
3A ターボチャージャ
31 コンプレッサ
32 タービン
33 ロータ
34 軸受
35 コンプレッサハウジング
36 タービンハウジング
37 軸受ハウジング
4 過給機用サイレンサ装置
40 外気導入空間
401 外周側開口
41 サイレンサエレメント
42 筐体
46 筐体内開口
48 ドレン受け
49 ドレン排出流路
5 第1側壁
51 第1中央側開口
6 第2側壁
61 第2中央側開口
62 内周側端部
7 EGRガス導入管
71 整流板
72 開口部
8 出口部
81 流入口
82 流出口
86 流出口側端部
87 内周面
88 外周壁
89 内周壁
9 入口部
91 曲がり部
A 空気
C 燃焼用気体
E 排ガス
EGR EGRガス
Claims (7)
- 過給機のコンプレッサハウジングの吸気入口側に設けられる過給機用サイレンサ装置であって、
サイレンサエレメントと、
前記サイレンサエレメントを収容し、且つ、空気及びEGRガスが導入されるように構成された筐体と、
前記筐体の内部に前記EGRガスを導入するためのEGRガス導入管と、を備え、
前記筐体は、
過給機の軸線方向と交差する方向に延在するとともに中央側開口を有する第1側壁と、
前記軸線方向において前記第1側壁よりも前記コンプレッサハウジング側に設けられて前記第1側壁との間に外気導入空間を形成する第2側壁と、を含み、
前記外気導入空間の外周側には、前記空気を前記外気導入空間に導入するための外周側開口が形成され、
前記EGRガス導入管は、前記筐体の内部に配置されるとともに、前記軸線方向に沿って前記外気導入空間内を延在する出口部であって、前記出口部の一端側において前記中央側開口と連通する流入口と、前記出口部の他端側に形成された流出口と、を有する出口部を含み、
前記出口部の前記流出口側の端部と、前記第2側壁の内周側の端部と、の間に形成される筐体内開口の開口面積A1は、
前記筐体内開口を設計流量の前記空気が通過する際の前記空気の流速V1と、前記流出口を設計流量の前記EGRガスが通過する際の前記EGRガスの流速V2とが揃うように、前記流速V1と前記流速V2との間の流速差が所定値以下になるように構成されており、
前記EGRガス導入管は、前記出口部の内部に設けられる少なくとも一つの整流板を有し、
前記EGRガス導入管は、前記出口部の内部に前記少なくとも一つの整流板に仕切られた複数の開口部を含み、
前記複数の開口部の夫々は、互いの開口面積が同等になるように構成されている
過給機用サイレンサ装置。 - 過給機のコンプレッサハウジングの吸気入口側に設けられる過給機用サイレンサ装置であって、
サイレンサエレメントと、
前記サイレンサエレメントを収容し、且つ、空気及びEGRガスが導入されるように構成された筐体と、
前記筐体の内部に前記EGRガスを導入するためのEGRガス導入管と、を備え、
前記筐体は、
過給機の軸線方向と交差する方向に延在するとともに中央側開口を有する第1側壁と、
前記軸線方向において前記第1側壁よりも前記コンプレッサハウジング側に設けられて前記第1側壁との間に外気導入空間を形成する第2側壁と、を含み、
前記外気導入空間の外周側には、前記空気を前記外気導入空間に導入するための外周側開口が形成され、
前記EGRガス導入管は、前記筐体の内部に配置されるとともに、前記軸線方向に沿って前記外気導入空間内を延在する出口部であって、前記出口部の一端側において前記中央側開口と連通する流入口と、前記出口部の他端側に形成された流出口と、を有する出口部を含み、
前記出口部の前記流出口側の端部と、前記第2側壁の内周側の端部と、の間に形成される筐体内開口の開口面積A1は、
前記筐体内開口を設計流量の前記空気が通過する際の前記空気の流速V1と、前記流出口を設計流量の前記EGRガスが通過する際の前記EGRガスの流速V2とが揃うように、前記流速V1と前記流速V2との間の流速差が所定値以下になるように構成されており、
前記EGRガス導入管は、前記筐体の外部に配置されるとともに曲がり部を有する入口部であって、前記中央側開口と連通する入口部をさらに含み、
前記曲がり部の外周側に連なる前記出口部の外周壁は、前記曲がり部の内周側に連なる前記出口部の内周壁よりも、前記軸線方向において長く形成される
過給機用サイレンサ装置。 - 前記開口面積A1は、前記流速V1と前記流速V2とが同等の速度になるように構成されている請求項1又は2に記載の過給機用サイレンサ装置。
- 前記EGRガス導入管は、前記筐体の外部に配置されるとともに曲がり部を有する入口部であって、前記中央側開口と連通する入口部をさらに含み、
前記軸線方向に沿い、且つ、前記曲がり部の中心線が存在する断面を視認した場合に、前記少なくとも一つの整流板は、前記断面に対して直交する方向に沿って延在している請求項1に記載の過給機用サイレンサ装置。 - 前記外周側開口に配置されるドレン受けをさらに備える請求項1乃至4の何れか1項に記載の過給機用サイレンサ装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の過給機用サイレンサ装置を取付けた過給機。
- 請求項6に記載の過給機を搭載した機関。
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