JP7169059B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、車両制御装置に関する。
従来、車両の走行に関連するアクチュエータの異常を検知した場合に、走行中の車両を最低限安全な場所まで走行させて停止させる退避走行を行わせる車両の制御装置がある(例えば、特許文献1)。
特開平06-280656号公報
車両を退避走行させる制御装置は、退避走行を可能とする条件の範囲を如何に拡大するかが安全上重要である。実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、退避走行を可能とする条件の範囲を可及的に拡大することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る車両制御装置は、第1制御部と、第2制御部とを備える。第1制御部は、第1の制御系統によって車両の制御を行う。第2制御部は、第2の制御系統によって前記第1制御部と同一の制御を行う機能を有する。前記第1制御部は、判定部と、取得部と、移管部とを備える。判定部は、前記車両の制御中に制御の異常レベルを判定する。取得部は、前記第2制御部が前記第1制御部に代わって前記車両の制御を行う場合の制御の異常レベルを前記第2制御部から取得する。移管部は、前記判定部によって判定される異常レベルが所定の異常レベル以上であり、且つ前記取得部によって取得される異常レベルが前記所定の異常レベル未満である場合に、前記車両の制御権を前記第2制御部へ移管する。
実施形態の一態様に係る車両制御装置は、退避走行を可能とする条件の範囲を可及的に拡大することができる。
図1は、実施形態に係る車両制御装置が制御する車両の動作態様を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る車両制御装置を備える車両の構成の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る第1ECUおよび第2ECUの構成の一例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る異常レベル情報の一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る制御移管条件情報の一例を示す説明図である。 図6は、実施形態に係る第1ECUが実行する処理を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る第2ECUが実行する処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する車両制御装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。図1は、実施形態に係る車両制御装置が制御する車両(以下、単に「車両」と記載する)の動作態様を示す説明図である。
図1には、車両が直進する場合、右旋回する場合、および左旋回する場合の各場合におけるステアリングホイール(以下、「ハンドル」と記載する)の状態、車両の模式的な平面図、および車両の模式的な背面図を示している。
図1に示すように、車両は、駆動輪となる2輪の前輪と、舵輪となる1輪の後輪とを備える。なお、ここでは、実施形態に係る車両制御装置が3輪の車両の制御を行う場合を例に挙げて説明する。
かかる車両は、走行中にハンドルが直進の向きに維持されると、後輪の舵角が0となり直進する。このとき、車両は、背面視直立した状態を維持するように制御される。また、車両は、走行中にハンドルが右回りに回転されると、後輪が平面視左回りに転舵して右旋回する。このとき、車両は、背面視右方向に傾倒して遠心力に対してバランスをとるようにリーン機構が制御される。
また、車両は、走行中にハンドルが左回りに回転されると、後輪が平面視右回りに転舵して左旋回する。このとき、車両は、背面視左方向に傾倒して遠心力に対してバランスをとるようにリーン機構が制御される。
このように、車両は、車体を傾倒させるリーン機構を備えるため、車両の走行に関連するアクチュエータや制御装置に異常が発生すると、転倒の恐れがあるため、4輪以上の車輪を備える車両よりも安全に配慮する必要がある。
このため、実施形態に係る車両制御装置は、第1の制御系統によって車両の制御を行う第1制御部と、第2の制御系統によって第1制御部と同一の制御を行う機能を有する第2制御部とを備える。
そして、車両制御装置は、第1制御部による制御が困難になる場合に、車両の制御権を第2制御部へ移管し、第1制御部に代わって第2制御部が車両の制御を行うことにより、車両の安全性を向上させている。
次に、図2を参照し、かかる車両制御装置を搭載した車両の構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る車両制御装置1を備える車両100の構成の一例を示す説明図である。図2に示すように、車両制御装置1は、第1制御部の一例である第1ECU(Electronic Control Unit)2と、第2制御部の一例である第2ECU3とを備える。
車両100は、2輪の前輪40、1輪の後輪50、各前輪40の内部に設けられて前輪40を駆動するインホイールモータ41、旋回する場合に車体を傾倒させるリーン機構42、およびハンドルの回転角に応じて後輪50を転舵するステア機構51を備える。なお、ここでのステアは、ステアリングの略である。
また、車両100は、第1電池71、第2電池72、第1INV(INVは、インバータの略)43、第2INV44、第1リーンACT(ACTは、アクチュエータの略)45、および第2リーンACT46を備える。
第1電池71は、第1ECU2および第1ECU2が第1の制御系統によって制御する各電子機器へ電力を供給する電池である。また、第2電池72は、第2ECU3および第2ECU3が第2の制御系統によって制御する各電子機器へ電力を供給する電池である。
第1INV43は、第1電池71から供給される直流電流を交流電流に変換して2つのインホイールモータ41へ供給することが可能なインバータである。第1INV43は、第2電池72から供給される直流電流を交流電流に変換して2つのインホイールモータ41へ供給することが可能なインバータである。
第1リーンACT45および第2リーンACT46は、それぞれが単独でリーン機構42を動作させることが可能なアクチュエータである。かかる第1リーンACT45および第2リーンACT46は、リーン機構42を駆動する駆動部の一例である。
また、車両100は、第1モータECU61、第2モータECU62、第1リーンECU63、第2リーンECU64、第1ステアACT52、第2ステアACT53、第1ステアECU65、および第2ステアECU66を備える。
第1モータECU61は、第1ECU2から入力される指令に従って第1INV43の動作を制御する処理を行う処理部である。第2モータECU62は、第2ECU3から入力される指令に従って第2INV44の動作を制御する処理を行う処理部である。
第1リーンECU63は、第1ECU2から入力される指令に従って第1リーンACT45の動作を制御する処理を行う処理部である。第2リーンECU64は、第2ECU3から入力される指令に従って第2リーンACT46の動作を制御する処理を行う処理部である。
第1ステアACT52および第2ステアACT53は、それぞれが単独でステア機構51を動作させることが可能なアクチュエータである。第1ステアECU65は、第1ECU2から入力される指令に従って第1ステアACT52の動作を制御する処理を行う処理部である。第2ステアECU66は、第2ECU3から入力される指令に従って第2ステアACT53の動作を制御する処理を行う処理部である。
さらに、車両100は、車体の姿勢を検知する第1G(Gは、ジャイロの略)センサ81および第2Gセンサ82を備える。第1Gセンサ81は、検知する車体の姿勢を第1ECU2へ出力する。第2Gセンサ82は、検知する車体の姿勢を第2ECU3へ出力する。
かかる車両100の制御を行う車両制御装置1は、通常、第1ECU2よって車両100全体の動作制御を行う。ただし、車両制御装置1は、何らかの原因で第1の制御系統による車両100の安全な制御が困難になる場合に、車両100の制御権を第2ECU3へ移管する。
具体的には、第1ECU2は、第1の制御系統によって車両100を制御中に、第1ECU2自体の動作、第1電池71の状態、および第1の制御系統で制御対象となる各電子機器の制御状態を監視する。
一方、第2ECU3は、第1の制御系統によって車両100が制御されている期間に、第2ECU3自体の動作、第2電池72の状態、および第2の制御系統で制御対象となる各電子機器の制御状態を監視する。
そして、第1ECU2は、第1の制御系統による車両100の安全な制御が困難になる場合に、第2ECU3が第2の制御系統の異常を検知していなければ、車両100の制御権を第2ECU3へ移管する。
第2ECU3は、第1ECU2から車両100の制御権が移管されると、第1ECU2に代わって車両100の動作制御を行い、車両100を最低限安全な場所まで走行させて停止させる退避走行を行わせる制御を行う。
このように、車両制御装置1は、第1の制御系統による車両100の安全な制御が困難になっても、第2の制御系統に異常がなければ、第2の制御系統による制御によって、車両100を退避走行させて安全に停止させることができる。
しかしながら、第2ECU3は、第1の制御系統による車両100の安全な制御が困難になった場合に、第2の制御系統の異常を検知することもある。かかる場合に、車両制御装置1は、第2の制御系統で検知された異常の内容によらず、車両100の制御権を第2ECU3へ移管しなければ、仮に、第2ECU3による車両100の退避走行制御が可能であっても、車両100を退避走行させることができない。
このため、例えば、第1ECU2は、第2ECU3から第2の制御系統の制御対象に関する制御状態の監視結果を常時取得すれば、第2ECU3による車両100の退避走行制御が可能か否かを判定することはできる。
しかし、第2ECU3から第1ECU2へ第2の制御系統の制御対象に関する制御状態の全監視結果を常時送信する構成とした場合、第1ECU2および第2ECU3間で送受信される情報量が膨大となり処理負荷が嵩む。
そこで、第1ECU2は、車両100の制御中に第1の制御系統による制御の異常レベルを判定する。さらに、第1ECU2は、第2の制御系統による制御の異常レベルを第2ECU3から取得する。
そして、第1ECU2は、第1の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベル以上であり、且つ第2の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベル未満である場合に、車両100の制御権を第2ECU3へ移管する。
これにより、車両制御装置1は、退避走行を可能とする条件の範囲を可及的に拡大することができる。したがって、車両制御装置1は、第1の制御系統による車両100の安全な制御が困難になった場合に、第2の制御系統で異常が検知されても、第2の制御系統による退避走行が可能であれば、第2ECU3によって車両100を退避走行させることができる。
次に、図3を参照し、かかる第1ECU2および第2ECU3の構成および動作について説明する。図3は、実施形態に係る第1ECU2および第2ECU3の構成の一例を示す説明図である。
図3に示すように、第1ECU2は、制御部21と記憶部22とを備える。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部21は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する制御判定部23、取得部24、および移管部25を備える。
制御部21が備える制御判定部23、取得部24、および移管部25は、それぞれ一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
記憶部22は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置であり、異常レベル情報26と制御移管条件情報27とを記憶する。異常レベル情報26の一例については、図4を参照して後述する。また、制御移管条件情報27の一例については、図5を参照して後述する。
制御判定部23は、アクセル操作に応じた指令を第1モータECU61へ出力し、ハンドル操作と第1Gセンサ81による車体姿勢の検知結果とに応じた指令を第1リーンECU63および第1ステアECU65へ出力して第1の制御系統による制御を行う。
また、制御判定部23は、車両100の制御中に、第1の制御系統による制御の状態を監視して制御の異常レベルを判定する。例えば、制御判定部23は、第1モータECU61、第1リーンECU63、および第1ステアECU65との間で周期的に通信を行うことによって、第1モータECU61、第1リーンECU63、および第1ステアECU65の状態を監視する。
制御判定部23は、例えば、第1モータECU61からウォッチドッグパルスが受信できない等、正常な通信が行えなくなる場合に、車両100の駆動制御が行えなくなるとして異常と判定する。また、制御判定部23は、例えば、第1リーンECU63からウォッチドッグパルスが受信できない等、正常な通信が行えなくなる場合、リーン機構42の制御が行えなくなるとして異常と判定する。
また、制御判定部23は、例えば、第1ステアECU65からウォッチドッグパルスが受信できない等、正常な通信が行えなくなる場合、ステア機構51の制御が行えなくなるとして異常と判定する。これにより、制御判定部23は、第1モータECU61、第1リーンECU63、および第1ステアECU65の異常を、いち早く且つ確実に判定することができる。
また、制御判定部23は、第1Gセンサ81から入力される車体姿勢の検知結果に基づいて第1Gセンサ81の状態を監視し、第1電池71の電圧に基づいて第1電池71の状態を監視する。制御判定部23は、例えば、第1Gセンサ81から車体姿勢の検知結果が入力されない場合や、想定外の検知結果が入力される場合に、異常と判定する。
また、制御判定部23は、制御判定部23についても周期的にセルフチェックを行って動作状態を監視する。制御判定部23は、例えば、セルフチェック用の所定の演算処理を周期的に実行し、演算結果が誤りの場合や演算処理結果が導出されない場合に異常と判定する。
なお、制御判定部23は、ここでは図示を省略したヘッドライト、テールライト、ウインカー、エアコン、オーディオ等の電装品についても、動作状態を監視する。制御判定部23は、例えば、電装品がユーザの操作に応じた動作を行わない場合に異常と判定する。
そして、制御判定部23は、制御状態の監視結果と、記憶部22に記憶された異常レベル情報26とに基づいて、制御の異常レベルを判定する。ここで、図4を参照し、異常レベル情報26の一例について説明する。図4は、実施形態に係る異常レベル情報26の一例を示す説明図である。
図4に示すように、異常レベル情報26は、異常レベルと制御状態とが対応付けられた情報である。ここでは、異常レベル「0」が異常のレベルが最も低く、異常レベル「4」が異常のレベルが最も高いものとして説明する。
異常レベル情報26では、異常レベル「0」に異常なしが対応付けられ、異常レベル「1」に車両の走行機能に影響がない異常(電装系など)が対応付けられ、異常レベル「2」に駆動系異常(モータECU)が対応付けられている。
また、異常レベル情報26では、異常レベル「3」に操舵系異常(リーンECU、ステアECU、電池)が対応付けられ、異常レベル「4」にECU系異常(コンピュータ動作異常、Gセンサ異常)が対応付けられている。
制御判定部23は、第1の制御系統による制御の状態を判定すると、異常レベル情報26を参照して判定した制御の状態が該当する制御状態に対応付けられた異常レベルを制御の状態の異常レベルと判定する。そして、制御判定部23は、判定した制御の異常レベルを移管部25へ出力する。
移管部25は、制御判定部23から制御の異常レベルが入力されると、記憶部22に記憶された制御移管条件情報27に基づいて、制御権を第2ECU3へ移管するか否かを判定する。ここで、図5を参照し、実施形態に係る制御移管条件情報27の一例について説明する。図5は、実施形態に係る制御移管条件情報27の一例を示す説明図である。
図5に示すように、制御移管条件情報27は、第1ECU2の制御の異常レベルおよび第2ECU3の制御の異常レベルと、第1ECU2で制御を継続するか、第2ECU3へ制御権を移管するか、または制御を中止するかとが対応付けられている。
図3へ戻り、移管部25は、制御判定部23から異常レベルが入力されると、制御移管条件情報27に基づいて、第1ECU2で制御を継続するか、第2ECU3へ制御権を移管するか、または制御を中止するかを判定する。
ここで、第1ECU2は、第1の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベルである「3」未満である場合、少なくとも第1ECU2自体、および操舵系(リーンECU、ステアECU、電池)に異常がないため、第1ECU2による制御が可能である。かかる場合、移管部25は、第1ECU2で制御を継続するように、制御判定部23へ指示を出力する。
また、第1ECU2は、第1の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベルである「3」である場合、操舵系(リーンECU、ステアECU、電池)に異常があり、車体姿勢を制御できず車両100が転倒する恐れがある。
また、第1ECU2は、第1の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベルよりも高い「4」である場合、ECU系異常(コンピュータ動作異常、Gセンサ異常)であり、車両100の姿勢制御を含め、車両100全体の制御が不能となる。
このため、移管部25は、第1の制御系統による制御の異常レベルが所定の異常レベルである「3」以上である場合には、制御の中止または第2ECU3への制御権の移管を行う。具体的には、移管部25は、制御判定部23から入力される異常レベルが「3」以上である場合、取得部24へ第2の制御系統による制御の異常レベルの取得指示を出力する。
取得部24は、移管部25から異常レベルの取得指示が入力されると、第2ECU3へ異常レベルの取得要求を出力し、第2ECU3から第2の制御系統による制御の異常レベルを取得して移管部25へ出力する。
移管部25は、取得部24から入力される異常レベルが所定の異常レベルである「3」以上である場合、第2の制御系統による制御によっても車体姿勢を制御できず車両100が転倒する恐れがあるため、制御を中止する指示を制御判定部23へ出力する。
また、移管部25は、取得部24から入力される異常レベルが所定の異常レベルである「3」未満である場合、第2の制御系統による制御によって、少なくとも車体の姿勢制御が可能であるため、第2ECU3へ制御権を移管する旨の信号を出力する。
また、図3に示すように、第2ECU3は、制御部31と記憶部32とを備える。制御部31は、CPU、ROM、RAM、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部31は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する受付部33、制御判定部34、および出力部35を備える。
制御部31が備える受付部33、制御判定部34、および出力部35は、それぞれ一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置であり、異常レベル情報36を記憶する。なお、異常レベル情報36は、図4を参照して説明した異常レベル情報26と同一の情報であるため、ここでは説明を省略する。
受付部33は、第1ECU2の取得部24から異常レベルの取得要求の入力を受け付けると、その旨を示す信号を制御判定部34へ出力する。また、受付部33は、第1ECU2の移管部25から制御権を移管する旨の信号の入力を受け付けると、その旨を示す信号を制御判定部34へ出力する。
制御判定部34は、第1ECU2の制御判定部23と同一の機能を備える。かかる制御判定部34は、第1ECU2による車両100の制御中に、第2モータECU62、第2リーンECU64、第2ステアECU66、第2Gセンサ82、および第2電池72の状態を監視する。
そして、制御判定部34は、受付部33から異常レベルの取得要求の入力を受け付けたことを示す信号が入力されると、異常レベル情報36に基づいて、第2の制御系統による制御の異常レベルを判定して、異常レベルを出力部35へ出力する。出力部35は、制御判定部34から入力される異常レベルを第1ECU2の取得部24へ出力する。
また、制御判定部34は、受付部33から制御権を移管する旨の信号の入力を受け付けたことを示す信号が入力される場合に、第2の制御系統によって車両100を退避走行させる制御を行う。例えば、制御判定部34は、第2リーンECU64によって車体の姿勢を安定させながら、第2モータECU62によって車両100の速度を減速させて、車両100を退避走行させることにより、車両100を安全な場所に停止させることができる。
このように、車両制御装置1は、第1の制御系統による車両100の制御が困難になる場合に、第2の制御系統による制御に多少の異常があっても、第2の制御系統による操舵制御が可能であれば、第2ECU3によって車両100を退避走行させることができる。
次に、図6を参照し、実施形態に係る第1ECU2が実行する処理について説明する。図6は、実施形態に係る第1ECU2が実行する処理を示すフローチャートである。第1ECU2は、電源が投入されると図6に示す処理を実行する。
具体的には、図6に示すように、第1ECU2は、電源が投入されると、まず、車両100の制御を開始する(ステップS101)。その後、第1ECU2は、第1の制御系統による制御状態を判定する(ステップS102)。
続いて、第1ECU2は、制御の異常レベルを判定する(ステップS103)。その後、第1ECU2は、制御の異常レベルが所定の異常レベル(図5の例では異常レベル3)以上であるか否かを判定する(ステップS104)。そして、第1ECU2は、制御の異常レベルが所定の異常レベル以上でないと判定した場合(ステップS104,No)、処理をステップS102へ移す。
また、第1ECU2は、制御の異常レベルが所定の異常レベル以上であると判定した場合(ステップS104,Yes)、第2の制御系統による制御の異常レベルを第2ECU3から取得する(ステップS105)。
続いて、第1ECU2は、第2ECU3の制御の異常レベルが所定の異常レベル未満か否かを判定する(ステップS106)。そして、第1ECU2は、第2ECU3の制御の異常レベルが所定の異常レベル未満でないと判定した場合(ステップS106,No)、処理をステップS108へ移す。
また、第1ECU2は、第2ECU3の制御の異常レベルが所定の異常レベル未満であると判定した場合(ステップS106,Yes)、制御権を第2ECU3へ移管し(ステップS107)、車両100の制御を中止して(ステップS108)、処理を終了する。
次に、図7を参照し、実施形態に係る第2ECU3が実行する処理について説明する。図7は、実施形態に係る第2ECU3が実行する処理を示すフローチャートである。第2ECU3は、電源が投入されると図7に示す処理を実行する。
図7に示すように、第2ECU3は、電源が投入されると、まず、第2の制御系統による制御状態を判定する(ステップS201)。その後、第2ECU3は、制御の異常レベルを判定する(ステップS202)。
続いて、第2ECU3は、第1ECU2から異常レベルの取得要求があるか否かを判定する(ステップS203)。そして、第2ECU3は、第1ECU2から異常レベルの取得要求がないと判定した場合(ステップS203,No)、処理をステップS201へ移す。
また、第2ECU3は、第1ECU2から異常レベルの取得要求があると判定した場合(ステップS203,Yes)、第1ECU2へ異常レベルを出力する(ステップS204)。その後、第2ECU3は、第1ECU2から制御権の移管が有るか否かを判定する(ステップS205)。
そして、第2ECU3は、第1ECU2から制御権の移管がないと判定した場合(ステップS205,No)、処理をステップS201へ移す。また、第2ECU3は、第1ECU2から制御権の移管があると判定した場合(ステップS205,Yes)、退避走行制御を行う(ステップS206)。
その後、第2ECU3は、車両100が停止したか否かを判定する(ステップS207)。そして、第2ECU3は、車両100が停止していないと判定した場合(ステップS207,No)、処理をステップS206へ移す。また、第2ECU3は、車両100が停止したと判定した場合(ステップS207,Yes)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る車両制御装置1は、第1ECU2と、第2ECU3とを備える。第1ECU2は、第1の制御系統によって車両100の制御を行う。第2ECU3は、第2の制御系統によって第1ECU2と同一の制御を行う機能を有する。
また、第1ECU2は、制御判定部23と、取得部24と、移管部25とを備える。制御判定部23は、車両100の制御中に制御の異常レベルを判定する。取得部24は、第2ECU3が第1ECU2に代わって車両100の制御を行う場合の制御の異常レベルを第2ECU3から取得する。
移管部25は、制御判定部23によって判定される異常レベルが所定の異常レベル以上であり、且つ取得部24によって取得される異常レベルが所定の異常レベル未満である場合に、車両100の制御権を第2ECU3へ移管する。これにより、車両制御装置1は、退避走行を可能とする条件の範囲を可及的に拡大することができる。
また、制御判定部23は、車両100の操舵制御が不能になる場合に、異常レベルが所定の異常レベルであると「3」判定する。これにより、車両制御装置1は、操舵制御が可能で最低限の退避走行ができる場合には、現状のまま第1ECU2による制御を継続させることができる。
制御判定部23は、車両100の舵角制御を行うステア機構51の制御、または、車両100が旋回する場合に車両の傾倒角度を制御するリーン機構42の制御が行えなくなる場合に、車両100の操舵制御が不能になると判定する。
これにより、車両制御装置1は、ステア機構51またはリーン機構42の何れか一方でも制御が行えなくなった時点で、操舵制御が不能になると判定するので、完全に車両100の旋回が不能になる前に、制御権の移管または制御の中止を行うことができる。
制御判定部23は、ステア51機構を駆動する第1ステアECU65との間で正常な通信が行えなくなる場合に、ステア機構51の制御が行えなくなると判定し、リーン機構42を駆動する第1リーンECU63との間で正常な通信が行えなくなる場合に、リーン機構42の制御が行えなくなると判定する。これにより、車両制御装置1は、いち早く且つ確実に第1ステアECU65または第1リーンECU63の異常を検知することができる。
制御判定部23は、第1ECU2自体の動作、または、車両100の姿勢制御に使用する第1Gセンサ81の異常を検知した場合に、異常レベルが所定の異常レベル「3」よりも高い「4」と判定する。これにより、車両制御装置1は、仮に、操舵系に異常がなくても、第1Gセンサ81の異常により車両100の姿勢制御が不能になる場合や、第1ECU2自体が異常になり、車両100全体の制御が行えなくなる場合には、第2ECU3への制御権の移管、または、制御を中止することで、安全を担保することができる。
また、第2ECU3は、第1ECU2から制御権を移管された場合に、第1ECU2に代わって車両100の動作制御を行うと共に、車両100を退避走行させる制御を行う。これにより、車両制御装置1は、第2ECU3によって、車体の姿勢を安定させながら車両100の速度を減速させて車両100を退避走行させることにより、車両100を安全な場所に停止させることができる。
なお、図5に示した制御移管条件では、異常レベル3を所定の異常レベルとし、第1ECU2の異常レベルが2以下の場合は、全て第1ECU2が制御を行うようにしたが、第1ECU2の異常レベルが2以下の領域においては、所定の異常レベルを異常レベル毎に定めてもよい。
例えば、第1ECU2の異常レベルが1の場合は、所定の異常レベルを1とし、第1ECU2の異常レベルが2の場合は所定の異常レベルを2とする。このようにすれば、第1ECU2の異常レベルが1の場合は第2ECU3の異常レベルが0(即ち、正常)の場合のみ第2ECU3に制御が移管される。
また、第1ECU2の異常レベルが2の場合は、第2ECU3の異常レベルが1以下の場合のみ第2ECU3に制御が移管される。すなわち、第1ECU2が異常を検出したとき、第1ECU2の異常レベルより第2ECU3の異常レベルの方が低ければ、より安全な第2ECU3に制御を移管する。このようにすれば、第1ECU2にレベル1または2の軽微な異常が発生したとき、より安全な第2ECU3が制御を行うため安全性をより向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、車両制御装置1が、駆動輪となる2輪の前輪40と舵輪となる1輪の後輪50とを備える車両100を制御する場合について説明したが、これは一例である。実施形態に係る車両制御装置1の制御対象は、駆動輪となる2輪の後輪と舵輪となる1輪の前輪を備える車両や、4輪以上の車輪を備えた車両であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車両制御装置
2 第1ECU
3 第2ECU
21 制御部
22 記憶部
23 制御判定部
24 取得部
25 移管部
26 異常レベル情報
27 制御移管条件情報
31 制御部
32 記憶部
33 受付部
34 制御判定部
35 出力部
36 異常レベル情報
40 前輪
41 インホイールモータ
42 リーン機構
43 第1INV
44 第2INV
45 第1リーンACT
46 第2リーンACT
50 後輪
51 ステア機構
52 第1ステアACT
53 第2ステアACT
61 第1モータECU
62 第2モータECU
63 第1リーンECU
64 第2リーンECU
65 第1ステアECU
66 第2ステアECU
71 第1電池
72 第2電池
81 第1Gセンサ
82 第2Gセンサ
100 車両

Claims (7)

  1. 第1の制御系統によって車両の一方の駆動輪の制御を行う第1制御部と、
    第2の制御系統によって前記車両の他方の駆動輪の制御を行う第2制御部と、
    前記第1制御部および前記第2制御部の異常を相互に判定する判定部と
    を備え、
    前記第2制御部の異常レベルが前記第1制御部の異常レベルより低ければ前記第1制御部の制御を前記第2制御部へ移管し、前記第1制御部の異常レベルが前記第2制御部の異常レベルより低ければ前記第1制御部は両方の駆動輪を制御し、車両を走行させる
    ことを特徴とする車両制御装置。
  2. 第1の制御系統によって車両の一方の駆動輪の制御を行う第1制御部と、
    第2の制御系統によって前記車両の他方の駆動輪の制御を行う第2制御部と、
    前記第1制御部および前記第2制御部の異常を相互に判定する判定部と
    を備え、
    前記判定部は、車両の傾倒角度を制御するリーン機構の制御が行えないと判断した場合に、第1制御部または第2制御部の一方の制御を他方の制御部に移管が必要な異常レベルと判断し、
    前記第2制御部の異常レベルが前記第1制御部の異常レベルより低ければ前記第1制御部の制御を前記第2制御部へ移管し、前記第1制御部の異常レベルが前記第2制御部の異常レベルより低ければ前記第1制御部は両方の駆動輪を制御し、車両を走行させる
    ことを特徴とする車両制御装置。
  3. 前記判定部は、
    前記車両の操舵制御が不能になる場合に、一方の制御を他方の制御部に移管が必要な異常レベルであると判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記判定部は、
    前記車両の舵角制御を行うステアリング機構の制御、または、前記車両が旋回する場合に前記車両の傾倒角度を制御するリーン機構の制御が行えなくなる場合に、前記車両の操舵制御が不能になると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記判定部は、
    前記ステアリング機構を駆動する駆動部との間で正常な通信が行えなくなる場合に、前記ステアリング機構の制御が行えなくなると判定し、リーン機構を駆動する駆動部との間で正常な通信が行えなくなる場合に、前記リーン機構の制御が行えなくなると判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記判定部は、
    前記第1制御部自体の動作、または、前記車両の姿勢制御に使用するセンサの異常を検知した場合に、前記異常レベルが一方の制御を他方の制御部に移管が必要な異常レベルよりも高いと判定する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の車両制御装置。
  7. 前記第2制御部は、
    前記第1制御部から前記車両の制御権を移管された場合に、前記第1制御部に代わって前記車両の動作制御を行うと共に、前記車両を退避走行させる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の車両制御装置。
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