JP7168679B2 - 無線通信方法及び装置 - Google Patents

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Description

この出願は、通信分野に関し、より具体的には、無線通信方法及び装置に関する。
ドローン技術の発展に伴い、ドローンの価格は低下し続けており、ドローンはより広く適用されるようになっている。
ドローンは基地局と通信する。ドローンと基地局との間の通信の性能は、ドローンにとって重要な意味を持つ。
従って、ドローンとネットワーク装置(例えば、基地局)との間で良好な通信性能をどのように実現するかが、解決すべき喫緊の課題となっている。
この出願は、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能を実現するための無線通信方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、無線通信方法が提供され、当該方法は、
飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む飛行経路情報を生成し、
該飛行経路情報を送信する、
ことを含む。
従って、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、飛行経路情報は、飛行経路上の一組の位置情報の組み合わせとすることができ、例えば、複数個の位置情報を含むリストとし得る。位置情報は、種々のポジショニングシステムによって提供される、例えば経度情報、緯度情報、及び高度情報といった、座標情報とし得る。また、複数個の位置情報がリストを形成するとき、リスト内の複数個の位置情報のシーケンスは、端末装置が飛行経路上で少なくとも1つのターゲットノードを通るシーケンスである。
オプションで、この出願のこの実施形態において、飛行経路情報は、飛行経路の出発点及び終点の位置情報を含み得る。この場合、飛行経路は、出発点と終点との間の接続線とすることができる。斯くして、飛行経路上の位置情報のリストは、2つの位置ポイント(すなわち、出発点及び終点)のみの位置情報を含み、シグナリングオーバヘッドが最小となる。この手法は、ネットワーク装置(例えば、基地局)間の距離が比較的大きく且つ端末装置の飛行経路が比較的短いシナリオに適用可能である。
オプションで、端末装置が現在位置情報を報告することができるとき、端末装置は、飛行経路の終点に関する情報のみを報告することができる。この場合、飛行経路情報は、1つのノード(すなわち終点)のみの位置情報を含む。斯くして、シグナリングオーバヘッドを更に減らすことができる。
オプションで、この出願のこの実施形態において、非直線的な(すなわち、曲線状の)飛行経路に対し、飛行経路上の中間ノードの位置情報が追加され得る。換言すれば、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、出発点、終点、又は少なくとも1つの中間ノードの位置情報を含み得る。斯くして、端末装置は、より詳細な飛行経路情報をネットワーク装置に提供することができる。
オプションで、この出願のこの実施形態において、距離、飛行時間長、又はノードの数のうちの少なくとも1つが、プロトコル又は設定情報にて規定され又は指し示され得る。ここで、距離は、2つの隣接するノード間の距離又は最小距離を示すことができ、飛行時間長は、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長又は最小飛行時間長(すなわち、中間ノードを決定するのに使用される時間間隔)を示すことができ、ノードの数は、報告されるターゲットノードの数を示すために使用される。
斯くして、端末装置は、プロトコル仕様又はネットワーク装置のインジケーションに基づいて飛行経路情報を報告し得る。従って、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、プロトコルで規定されたルールを満たし、あるいは、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、設定情報によって指し示されるルールを満たす。
オプションで、この出願のこの実施形態において、設定情報は更に、完全な飛行経路情報を報告することを指し示すインジケーション情報を含み得る。ここで、完全な飛行経路情報は、出発点及び終点の位置情報を含む。
第1の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の一部の取り得る実装において、当該方法は更に、
第1のネットワーク装置によって送信された第1のメッセージを受信する、
ことを含み有し、
第1のメッセージは設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含み、
飛行経路情報を生成することは、設定情報に基づいて飛行経路情報を生成することを含み、
飛行経路情報を送信することは、飛行経路情報を第1のネットワーク装置に送信することを含む。
第1の態様の一部の取り得る実装において、第1のメッセージは飛行経路要求である、又は第1のメッセージは測定報告設定メッセージである。
第1の態様の一部の取り得る実装において、当該方法は更に、以下を含む。
オプションで、この出願のこの実施形態において、ソースネットワーク装置が完全な飛行経路情報を取得するとき、ソースネットワーク装置は、(ハンドオーバ要求にて搬送される)完全な飛行経路情報を直接的にターゲットネットワーク装置に送信することができる。この場合、ターゲットネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ターゲットネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定することができる。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善される。
オプションで、ソースネットワーク装置が、飛行経路情報の一部を取得する場合、ハンドオーバプロセスにおいて、ソースネットワーク装置は、ハンドオーバ要求内でターゲットネットワーク装置に、端末装置が飛行経路情報を持っていることを指し示し得る。対応して、ハンドオーバコマンドが、飛行経路要求又は設定メッセージを搬送し得る。
オプションで、端末装置は、第1のネットワーク装置によって送信されたハンドオーバコマンドを受信することができ、ハンドオーバコマンドは、第1のネットワーク装置から第2のネットワーク装置にハンドオーバすることを指し示すために使用され、該ハンドオーバコマンドは設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含み、
飛行経路情報を生成することは、設定情報に基づいて飛行経路情報を生成することを含み、
飛行経路情報を送信することは、飛行経路情報を第2のネットワーク装置に送信することを含む。
従って、この出願のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定することができる。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善される。
第1の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路情報は、ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を含む。タイムスタンプ情報は、ネットワーク装置がいつ何時も端末装置の位置を決定することを、より正確に助けるために付加される。
第1の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路は、直線に近い飛行経路を含み、上記少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、直線に近い飛行経路の出発ノード及び終着ノードの位置情報を含む。
オプションで、ネットワーク装置は、端末装置が飛行経路情報を持っているかを事前には知らないことがあるので、端末装置は、当該端末装置が報告可能な飛行経路情報を持つことを指し示すために、飛行経路情報を報告する前にネットワーク装置に、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を送信し得る。
第1の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路情報は、トリガ条件が満たされていると判定されたときに生成され、
トリガ条件は、
端末装置の現在位置と報告された飛行経路との間の最小距離が第1の閾値以上であること、及び
端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きいこと、
のうちの少なくとも一方を含む。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置が飛行経路情報#1をネットワーク装置に報告した後に、上述のトリガ条件が満たされていると判定したとき、端末装置は更に飛行経路情報#2を生成してもよく、飛行経路情報#2は、更新された飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む。
第1の態様の一部の取り得る実装において、トリガ条件が、端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きいことであるとき、飛行経路情報を送信することは、
飛行経路情報を含む測定報告を送信する、
ことを含む。
従って、この出願のこの実施形態において、端末装置がセルエッジに位置するとき、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善される。
第2の態様によれば、無線通信方法が提供され、当該方法は、
端末装置によって送信された飛行経路情報を受信することを含み、該飛行経路情報は、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む。
従って、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、飛行経路情報は、飛行経路上の一組の位置情報の組み合わせとすることができ、例えば、複数個の位置情報を含むリストとし得る。位置情報は、種々のポジショニングシステムによって提供される、例えば経度情報、緯度情報、及び高度情報といった、座標情報とし得る。また、複数個の位置情報がリストを形成するとき、リスト内の複数個の位置情報のシーケンスは、端末装置が飛行経路上で少なくとも1つのターゲットノードを通るシーケンスである。
オプションで、この出願のこの実施形態において、飛行経路情報は、飛行経路の出発点及び終点の位置情報を含み得る。この場合、飛行経路は、出発点と終点との間の接続線とすることができる。斯くして、飛行経路上の位置情報のリストは、2つの位置ポイント(すなわち、出発点及び終点)のみの位置情報を含み、シグナリングオーバヘッドが最小となる。この手法は、ネットワーク装置(例えば、基地局)間の距離が比較的大きく且つ端末装置の飛行経路が比較的短いシナリオに適用可能である。
オプションで、端末装置が現在位置情報を報告することができるとき、端末装置は、飛行経路の終点に関する情報のみを報告することができる。この場合、飛行経路情報は、1つのノード(すなわち終点)のみの位置情報を含む。斯くして、シグナリングオーバヘッドを更に減らすことができる。
オプションで、この出願のこの実施形態において、非直線的な(すなわち、曲線状の)飛行経路に対し、飛行経路上の中間ノードの位置情報が追加され得る。換言すれば、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、出発点、終点、又は少なくとも1つの中間ノードの位置情報を含み得る。斯くして、端末装置は、より詳細な飛行経路情報をネットワーク装置に提供することができる。
オプションで、この出願のこの実施形態において、距離、飛行時間長、又はノードの数のうちの少なくとも1つが、プロトコル又は設定情報にて規定され又は指し示され得る。ここで、距離は、2つの隣接するノード間の距離又は最小距離を示すことができ、飛行時間長は、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長又は最小飛行時間長(すなわち、中間ノードを決定するのに使用される時間間隔)を示すことができ、ノードの数は、報告されるターゲットノードの数を示すために使用される。
斯くして、端末装置は、プロトコル仕様又はネットワーク装置のインジケーションに基づいて飛行経路情報を報告し得る。従って、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、プロトコルで規定されたルールを満たし、あるいは、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、設定情報によって指し示されるルールを満たす。
オプションで、この出願のこの実施形態において、設定情報は更に、完全な飛行経路情報を報告することを指し示すインジケーション情報を含み得る。ここで、完全な飛行経路情報は、出発点及び終点の位置情報を含む。
第2の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路情報は、ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を含む。タイムスタンプ情報は、ネットワーク装置がいつ何時も端末装置の位置を決定することを、より正確に助けるために付加される。
第2の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の一部の取り得る実装において、飛行経路は、直線に近い飛行経路を含み、上記少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、直線に近い飛行経路の出発ノード及び終着ノードの位置情報を含む。
第2の態様の一部の取り得る実装において、当該方法は、第1のネットワーク装置によって実行され、更に、
端末装置に第1のメッセージを送信する、
ことを含み、
第1のメッセージは設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の一部の取り得る実装において、第1のメッセージは飛行経路要求である、又は第1のメッセージは測定報告設定メッセージである。
第2の態様の一部の取り得る実装において、当該方法は、第1のネットワーク装置によって実行され、更に、
飛行経路情報に基づいて、第2のネットワーク装置にハンドオーバする必要を判定し、
第2のネットワーク装置に第1のハンドオーバ要求を送信し、該第1のハンドオーバ要求は飛行経路情報を含み、又は該第1のハンドオーバ要求は、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を含む、
ことを含む。
オプションで、この出願のこの実施形態において、ソースネットワーク装置が完全な飛行経路情報を取得するとき、ソースネットワーク装置は、(ハンドオーバ要求にて搬送される)完全な飛行経路情報を直接的にターゲットネットワーク装置に送信することができる。この場合、ターゲットネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ターゲットネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定することができる。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善される。
オプションで、ソースネットワーク装置が、飛行経路情報の一部を取得する場合、ハンドオーバプロセスにおいて、ソースネットワーク装置は、ハンドオーバ要求におけるターゲットネットワーク装置に対して、端末装置が飛行経路情報を持つことを指し示し得る。対応して、ハンドオーバコマンドが、飛行経路要求又は設定メッセージを搬送し得る。
第2の態様の一部の取り得る実装において、当該方法は、第2のネットワーク装置によって実行され、更に、
第1のネットワーク装置によって送信された第2のハンドオーバ要求メッセージを受信し、該第2のハンドオーバ要求メッセージは、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を含み、
第2のハンドオーバ要求に対応するハンドオーバ肯定応答を第1のネットワーク装置に送信し、該ハンドオーバ肯定応答は設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、無線通信装置が提供される。当該通信装置は、上述の態様のうちのいずれかの態様、又は上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行するように構成される。特に、当該通信装置は、上述の態様のうちのいずれかの態様、又は上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行するように構成されたユニットを含む。
第4の態様によれば、無線通信装置が提供される。当該装置は、トランシーバ、メモリ、プロセッサ、及びバスシステムを含む。トランシーバ、メモリ、プロセッサは、バスシステムを使用することによって接続される。メモリは、命令を格納するように構成される。プロセッサは、メモリに格納された命令を実行して、信号を受信及び/又は送信するようにトランシーバを制御するように構成される。さらに、メモリに格納された命令をプロセッサが実行するとき、該実行は、プロセッサが、上述の態様のうちのいずれかの態様、又は上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行することを可能にする。
第5の態様によれば、コンピュータ読み取り可能媒体が提供され、コンピュータプログラムを格納するように構成される。コンピュータプログラムは、上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行するのに使用される命令を含む。
第6の態様によれば、コンピュータプログラムプロダクトが提供される。当該コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムコードを含む。該コンピュータプログラムコードが、通信装置(例えば、端末装置又はネットワーク装置)の通信ユニット、プロセッシングユニット若しくはトランシーバ、及びプロセッサによって実行されるとき、該通信装置は、上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行する
第7の態様によれば、通信チップが提供される。当該通信チップは、命令を格納し、該命令が無線通信装置上で実行されるとき、当該通信チップは、上述の態様のうちのいずれかの態様のいずれかの取り得る実装に従った方法を実行することを可能にされる。
この出願に従った無線通信方法を用いる通信システムの概略図である。 この出願の一実施形態に従った無線通信方法の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態に従った特定の飛行経路の一例である。 この出願の一実施形態に従った他の無線通信方法の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態に従った他の無線通信方法の概略フローチャートである。 この出願の一実施形態に従った特定の飛行経路の一例である。 この出願の一実施形態に従った無線通信装置の概略ブロック図である。 この出願の一実施形態に従った他の無線通信装置の概略ブロック図である。 この出願の一実施形態に従った他の無線通信装置の概略ブロック図である。 この出願の一実施形態に従った他の無線通信装置の概略ブロック図である。
以下、添付図面を参照して、この出願の技術的ソリューションを説明する。
図1は、この出願に従った無線通信方法を使用する通信システムの概略図である。図1に示すように、通信システム100は、端末装置110、アクセスネットワーク装置120、制御プレーンネットワーク要素130、転送プレーンネットワーク要素140、及びデータネットワーク150を含む。さらに、当業者が理解し得ることには、通信システム100内の異なる装置はインタフェースを介して互いに通信する。
端末装置110は、ベアラを介したアクセスネットワーク装置120へのユーザプレーン接続を確立することができ、又はインタフェースを介した制御プレーンネットワーク要素130への通信シグナリング接続を確立することができる。オプションで、端末装置110は、ドローンとすることができ、又は例えばインテリジェントロボット若しくは熱気球などの飛行能力を持つ他の装置であってもよい。オプションで、端末装置110(例えば、ドローン)の飛行高度がアクセスネットワーク装置120(例えば、基地局)のそれを超えるとき、ドローンは、より多くの基地局を“見る”ことができ、すなわち、複数の他の基地局の信号を受信することができ、ダウンリンク方向における増大された干渉を生じさせ得る。結果として、ダウンリンク方向におけるドローンの信号対干渉雑音比SINRが著しく劣化し、高速データ伝送を行うことができなくなる。
アクセスネットワーク装置120は、例えば基地局又は基地局コントローラなどの、端末装置110と通信する装置とし得る。しかしながら、理解され得ることには、アクセスネットワーク装置120は、端末装置110と同様の如何なる数の端末装置と通信してもよい。アクセスネットワーク装置120は更に、インタフェースを介して制御プレーンネットワーク要素130と通信し得る。同様に、アクセスネットワーク装置120は更に、インタフェースを介して転送プレーンネットワーク要素140と通信し得る。各アクセスネットワーク装置は、特定の地理的エリアに対する通信カバレッジを提供し得るとともに、カバレッジエリア(セル)内に位置する端末装置(例えば、ドローン)と通信し得る。アクセスネットワーク装置は、複数の異なる規格の通信プロトコルをサポートしてもよく、又は複数の異なる通信モードをサポートしてもよい。オプションで、アクセスネットワーク装置120は、ドローンに対する無線アクセスサービスを提供し得る。例えば、アクセスネットワーク装置120は、エボルブドNodeB(Evolved Node B,eNodeB)、ワイファイアクセスポイント(Wireless Fidelity Access Point,WiFi AP)、ワイマックス基地局(Worldwide Interoperability for Microwave Access Base Station,WiMAX BS)、クラウド無線アクセスネットワークにおける無線コントローラ(Cloud Radio Access Network,CRAN)、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置、又は将来の発展型地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network,PLMN)におけるネットワーク装置とし得る。
制御プレーンネットワーク要素130は、通信システム100におけるモビリティ管理及び転送経路管理を担う。例えば、制御プレーンネットワーク要素130は、パケット転送ポリシーに従ってパケット処理及び転送を行うためにゲートウェイ転送プレーン(Gateway User Plane,GW-U)を指し示すよう転送プレーンネットワーク要素140にパケット転送ポリシーを送達する。制御プレーンネットワーク要素130は、ソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Network,SDN)コントローラ、ゲートウェイ制御プレーン(Gateway Control Plane,GW-C)、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity,MME)、又は前述のネットワーク要素を統合することによって形成される制御機能の全部若しくは一部とし得る。ソフトウェア定義ネットワーク技術は、ゲートウェイシグナリング処理のボトルネック問題に対する効果的な方法を提供する。ゲートウェイの制御プレーンインタフェースシグナリング処理機能とユーザプレーンデータ転送機能とが更に分離され、インタフェースシグナリング処理機能は、全般的なコンピューティングプラットフォーム上に置かれて、制御プレーンネットワーク要素(Control Plane,CP)となる。ユーザプレーンデータ転送機能は、専用ハードウェアプラットフォーム上に置かれて、転送プレーンネットワーク要素(User Plane,UP)となる。制御プレーンネットワーク要素130は更に、モビリティ管理ネットワーク要素とセッション管理ネットワーク要素とに分割され得る。モビリティ管理ネットワーク要素は、例えば端末装置のネットワーク接続及び端末装置の位置変更などの、端末装置のモビリティ管理を担う。セッション管理ネットワーク要素は、例えばセッション確立、セッション変更、セッション解放などの、端末装置のセッション管理を担う。さらに、ゲートウェイ装置の制御及び転送のデカップリングを通じて、ハードウェアプラットフォームの設計が大幅に単純化され、ハードウェアプラットフォームのコストが低減され、モバイルパケットデータネットワークがより速く展開される。MMEは主として、例えばユーザ認証、ハンドオーバ、アイドルモードにおける端末のモビリティ管理、及びユーザコンテキストとベアラ管理などの、制御プレーンモビリティ管理及びセッション管理を担う。
転送プレーンネットワーク要素140は、パケット処理及び転送を担う。転送プレーンネットワーク要素140は、パケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Getaway,P-GW)の転送プレーン機能、サービングゲートウェイ(Serving Gateway,S-GW)の転送プレーン機能、又は例えばルータ若しくはスイッチなどの物理的若しくは仮想的な転送装置とし得る。
データネットワーク150は、ユーザにデータ伝送サービスを提供し、例えばインターネット(Internet)又はインターネットプロトコルマルチメディアサービス(IP Multi-media Service,IP IMS)といった、パケットデータネットワーク(Packet Data Network,PDN)とし得る。
端末装置110又はアクセスネットワーク装置120は、無線通信送信装置及び/又は無線通信受信装置とし得る。データを送信するとき、無線通信送信装置は、送信用データを符号化し得る。具体的には、無線通信送信装置は、チャネルを介して無線通信受信装置に送信される特定量のデータビットを取得(例えば、生成、他の通信装置から受信、又はメモリに格納)し得る。データビットは、データの輸送ブロック(又は複数の輸送ブロック)に含められることができ、また、輸送ブロックは、複数のコードブロックを生成するようにセグメント化されてもよい。
加えて、通信システム100は、地上波公共移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network,PLMN)、D2D(Device to Device)ネットワーク、M2M(Machine to Machine)ネットワーク、又は他のネットワークであってもよい。図1は、単に一例の簡略化された概略図である。ネットワークは更に、図1に示されていない別のネットワーク装置を含んでもよい。
この出願の実施形態にて提供される無線通信方法は、端末装置(例えば、ドローン)に適用され得る。端末装置は、ハードウェア層と、ハードウェア層の上で走るオペレーティングシステム層と、オペレーティングシステム層の上で走るアプリケーション層とを含む。ハードウェア層は、例えば中央演算処理ユニット(Central Processing Unit,CPU)、メモリ管理ユニット(MMU,Memory Management Unit)、及びメモリ(メインメモリとしても参照される)などのハードウェアを含む。オペレーティングシステムは、例えばLinuxオペレーティングシステム、Unixオペレーティングシステム、Androidオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、又はWindowsオペレーティングシステムといった、プロセス(Process)を用いることによってサービス処理を実装する任意の1つ以上のコンピュータオペレーティングシステムとし得る。アプリケーション層は、例えばブラウザ、アドレス帳、文書処理ソフトウェア、及びインスタントメッセージングソフトウェアなどのアプリケーションを含む。
この出願の実施形態にて提供される無線通信方法は、ネットワーク装置に適用されてもよい。ネットワーク装置は、アクセスネットワーク装置とすることができ、又はデータネットワークであってもよい。
さらに、この出願の態様又は特徴は、標準的なプログラミング技術及び/又はエンジニアリング技術を使用する方法、装置又はプロダクトとして実装され得る。この出願にて使用される用語“プロダクト”は、任意のコンピュータ読み取り可能なコンポーネント、キャリア又は媒体からアクセスされることができるコンピュータプログラムを包含する。例えば、コンピュータ読み取り可能媒体は、以下に限られないが、磁気記憶コンポーネント(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、又は磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(Compact Disc,CD)及びデジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disc,DVD))、スマートカード及びフラッシュメモリコンポーネント(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory,EPROM)、カード、スティック、又はキードライブ)を含み得る。また、この明細書に記載される様々な記憶媒体は、情報を格納するように構成される1つ以上の装置及び/又は他の機械読み取り可能媒体を指し示し得る。用語“機械読み取り可能媒体”は、以下に限られないが、命令及び/又はデータを格納、収容、及び/又は担持することができる様々な媒体を含み得る。
図2は、この出願の一実施形態に従った無線通信方法の概略フローチャートである。当該方法は、端末装置又は端末装置内の通信チップによって実行され得る。具体的には、端末装置は、ドローン内の装置とすることができ、例えば、ドローン内の通信装置であってもよいし、又はドローン内の制御装置であってもよい。図2に示すように、当該方法は、以下の内容を含む。
210:飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む飛行経路情報を生成する。
ここでは、該少なくとも1つのターゲットノードは、1つ、2つ、又はそれより多くのターゲットノードである。具体的には、飛行経路情報は、飛行経路上の一組の位置情報の組み合わせとすることができ、例えば、複数個の位置情報を含むリストとし得る。位置情報は、種々のポジショニングシステムによって提供される、例えば経度情報、緯度情報、及び高度情報といった、座標情報とし得る。位置情報の具体的なフォーマットについては、既存の通信システムにおける位置情報要素(locationinfo IE)のフォーマットを参照してもよい、別途規定されてもよい。詳細をここで説明することはしない。この出願のこの実施形態において、飛行経路情報は、飛行経路計画として参照されることもある。
理解されるべきことには、この出願のこの実施態様において、複数個の位置情報がリストを形成するとき、リスト内の複数個の位置情報のシーケンスは、端末装置が飛行経路上で少なくとも1つのターゲットノードを通るシーケンスである。例えば、第1のターゲットノードが第2のターゲットノードに隣接していて、リスト内で第2のターゲットノードが第1のターゲットノードの後に位置するとき、端末装置が飛行経路内で第1のターゲットノードを通った後、端末装置が通る次のノードが第2のターゲットノードである。
ここでは、飛行経路は、第1時点から第2時点までの時間内にそれに沿って端末装置が飛行する経路とし得る。オプションで、第1時点は、現時点、現時点よりも前の時点、又は現時点よりも後の時点とすることができ、第2時点は、第1時点よりも後の時点である。これは、この出願のこの実施態様において限定されることではない。
220:飛行経路情報を送信する。
具体的には、端末装置が、飛行経路情報をネットワーク装置に送信する。
この場合、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、この出願のこの実施形態において、飛行経路情報は、飛行経路の出発点及び終点の位置情報を含み得る。換言すれば、この場合、上記少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、出発点及び終点の位置情報とし得る。ここでは、出発点を離陸点と呼ぶこともあり、終点を着陸点と呼ぶこともある。この場合、飛行経路は、出発点と終点との間の接続線とすることができる。斯くして、飛行経路上の位置情報のリストは、2つの位置ポイント(すなわち、出発点及び終点)のみの位置情報を含み、シグナリングオーバヘッドが最小となる。この手法は、ネットワーク装置(例えば、基地局)間の距離が比較的大きく且つ端末装置の飛行経路が比較的短いシナリオに適用可能である。
例えば、隣接する2つのネットワーク装置間の距離は10キロメートルであり、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路は2キロメートルであり、この2キロメートルの経路の範囲は完全に単一のネットワーク装置のカバレッジの中にある。代わりに、端末装置の飛行経路が単純な直線であるときには、飛行経路上の出発点及び終点の位置情報のみが報告されてもよい。
また、端末装置が現在位置情報を報告することができるとき、端末装置は、飛行経路の終点に関する情報のみを報告することができる。この場合、飛行経路情報は、1つのノード(すなわち終点)のみの位置情報を含む。
オプションで、この出願のこの実施形態において、非直線的な(すなわち、曲線状の)飛行経路に対し、飛行経路上の中間ノードの位置情報が追加され得る。換言すれば、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、出発点、終点、又は少なくとも1つの中間ノードの位置情報を含み得る。斯くして、端末装置は、より詳細な飛行経路情報をネットワーク装置に提供することができる。
具体的には、この出願のこの実施形態において、それに沿って端末装置が飛行する直線に近い飛行経路の場合、経路上の出発点及び終点の位置情報のみが報告され得る。比較的曲がりくねった飛行経路の場合には、特定の距離にて中間ノードが報告され得る。しかしながら、飛行経路が比較的長いとき、直線と曲線が混在する場合があり得る。その場合、経路上のノードについて報告される情報は、経路の実際の要求に基づいて前述の2つのルールを用いることによって決定され得る。
具体的には、中間ノードを選択するための原則が、プロトコルにて規定され又はネットワーク装置によって示され得る。オプションで、ネットワーク装置は、設定情報を端末装置に送信することができ、その設定情報が、飛行経路上の中間ノードを選択するためのルールを示すために使用される。
オプションで、この出願のこの実施形態において、距離、飛行時間長、又はノードの数のうちの少なくとも1つが、プロトコル又は設定情報にて規定され又は指し示され得る。ここで、距離は、2つの隣接するノード間の距離又は最小距離を示すことができ、飛行時間長は、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長又は最小飛行時間長(すなわち、中間ノードを決定するのに使用される時間間隔)を示すことができ、ノードの数は、報告されるターゲットノードの数を示すために使用される。
斯くして、端末装置は、プロトコル仕様又はネットワーク装置のインジケーションに基づいて飛行経路情報を報告し得る。従って、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、プロトコルで規定されたルールを満たし、あるいは、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、設定情報によって指し示されるルールを満たす。
例えば、距離が500メートル(m)であるとき、端末装置は、500mの距離の間隔にある中間ノードを決定し得る。この場合、端末装置によってネットワーク装置に報告される飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノード内の隣接する2つのターゲットノード間の距離が500mであり、又は最小距離が500mである。他の一例では、飛行時間長が1分(min)であるとき、端末装置は、1min毎の飛行距離に基づいて中間ノードを決定し得る。この場合、端末装置によってネットワーク装置に報告される飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノード内の隣接する2つのターゲットノード間の飛行時間長が1minである。具体的には、ある時点において端末装置が飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードのうちの第1のターゲットノードに位置していると仮定すると、その時点の1min後に、端末装置は、上記少なくとも1つのターゲットノード内の、第1のターゲットノードに隣接する第2のターゲットノードまで飛行する。加えて、第2のターゲットノードは、飛行経路の終点に近い側にあるノードである。他の一例では、ノードの数が10であるとき、端末装置は、飛行経路上の10個のノードの位置情報を報告し得る。
オプションで、この出願のこの実施形態において、特定の一実装にて、端末装置は、単一の報告で完全な飛行経路情報を報告し得る。他の特定の一実装で、端末装置は、単一の報告では飛行経路情報の一部を報告し、複数の報告を通じてネットワーク装置に完全な飛行経路情報を報告してもよい。ここで、完全な飛行経路情報は、出発点及び終点の位置情報を含む。
オプションで、この出願のこの実施形態において、設定情報は更に、完全な飛行経路情報を報告することを指し示すインジケーション情報を含み得る。一例において、完全な飛行経路情報を報告することを指し示すインジケーション情報を設定情報が含む場合、設定情報は更に、2つの隣接するノード間の距離、中間ノードの数、報告されることができるノードの総数、及び終点位置のみを報告するかどうか、のうちの少なくとも1つを指し示し得る。他の一例において、飛行経路情報の一部を報告することを指し示すインジケーション情報を設定情報が含む場合、設定情報は更に、報告されるノードの数、2つの隣接するノード間の距離、及び総飛行距離、のうちの少なくとも1つを指し示し得る。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置が実際のケースに基づいて飛行経路情報を単純化し得ることがプロトコルにて規定されてもよく、あるいは、設定情報が更に、飛行経路情報を単純化することを指し示すインジケーション情報を含んでもよい。具体的には、直線に近い飛行経路の場合に、端末装置は、経路の出発点及び終点のみを報告することができ、プロトコル仕様又はネットワーク装置の指示に従って経路上の他の中間ノードを報告する必要はない。斯くして、飛行経路情報を単純化することにより、すなわち、直線飛行経路上の中間ノードを省略することにより、シグナリングオーバヘッドを減らすことができる。
オプションで、飛行経路情報は、ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を含む。
具体的には、各ノードの位置情報が報告されることを基礎として、各ノードのタイムスタンプ情報が更に追加される。ここで、タイムスタンプ情報は、例えば時/分/秒といった絶対時間であってもよいし、あるいは、例えばフレーム番号+サブフレーム番号の形態をした、通信ネットワークの時間であってもよい。タイムスタンプ情報は、ネットワーク装置がいつ何時も端末装置の位置を決定することを、より正確に助けるために付加される。
オプションで、ネットワーク装置は、設定情報にて、端末装置が中間ノードのタイムスタンプ情報を報告すべきことを指し示すことができ、あるいは、飛行経路情報がノード(出発点、中間ノード、又は終点を含む)の位置及びタイムスタンプ情報を含む必要があることがプロトコルにて規定され得る。
例えば、図3は、この出願の一実施形態に従った特定の飛行経路の一例である。具体的には、ノード1は離陸点であり、ノード8は着陸点であり、ノード2からノード7は、プロトコル仕様又はネットワーク装置のインジケーションに従って決定される中間ノードである。ノード4、ノード5、及びノード6はほぼ直線上にある。従って、この場合、端末装置は、ノード5の位置情報の報告を省略してもよい。すなわち、ノード1、ノード2、ノード3、ノード4、ノード6、ノード7、及びノード8の位置情報のみが報告される。
図4は、この出願の一実施形態に従った他の無線通信方法の概略フローチャートである。理解されるべきことには、図4は、無線通信方法のステップ又は動作を示すが、これらのステップ又は動作は単に例に過ぎない。この出願のこの実施形態において、図4の動作とは他の動作又は変形が更に実行されてもよい。また、図4のステップは、図4に示されるものとは異なる順序で実行されてもよく、場合により、図4の動作の全てが実行される必要はない。
410:端末装置が、ネットワーク装置に、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーションを送信する。
具体的には、ネットワーク装置は、端末装置が飛行経路情報を持っているかを事前には知らないことがあるので、端末装置は、当該端末装置が報告可能な飛行経路情報を持つことを指し示すために、飛行経路情報を報告する前にネットワーク装置に、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を送信し得る。
ここで、インジケーション情報は、例えばRRCメッセージといった独立したメッセージであってもよいし、あるいは、既存のRRCメッセージに追加された情報要素(information element,IE)であってもよい。ここで、RRCメッセージは、例えば、RRC接続設定完了(RRC Connection Setup Complete)メッセージ、又はUE情報応答(UE information Response)メッセージである。これは、この出願のこの実施態様において特に限定されることではない。また、IEは特に、飛行経路情報存在インジケーション(flighpathinfoavailability)とし得る。
420:ネットワーク装置が、端末装置に飛行経路要求を送信する、又はネットワーク装置が、端末装置に設定メッセージを送信する。
具体的には、飛行経路要求又は設定メッセージは、設定情報を含み得る。具体的に、設定情報については、図1において上述した説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、詳細をここで再び説明することはしない。ここで、設定メッセージは特に、測定報告設定メッセージとし得る。
430:端末装置が飛行経路情報を生成する。
具体的には、端末装置は、設定情報のインジケーションに基づいて飛行経路情報を生成し得る。ここで、飛行経路情報については、上述の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、詳細をここで再び説明することはしない。
440:端末装置が、ネットワーク装置に飛行経路情報を送信する。
飛行経路情報は、測定報告に含められてネットワーク装置に報告されてもよいし、あるいは、独立したRRCメッセージとしてネットワーク装置に報告されてもよい。オプションで、各ノードの位置情報が報告されることを基礎として、各ノードのタイムスタンプ情報が更に追加され、タイムスタンプ情報は、例えば時/分/秒といった絶対時間であってもよいし、あるいは、例えばフレーム番号+サブフレーム番号の形態をした、通信ネットワークの時間であってもよい。タイムスタンプ情報は、ネットワーク装置がいつ何時も端末装置の位置を決定することを、より正確に助けるために付加される。
従って、この出願のこの実施形態において、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
ここで、飛行経路情報が飛行経路情報の一部を含み、且つ端末装置が報告された経路に沿った飛行を完了した後にサービスするセルが変わらない場合、端末装置は、ネットワーク装置に、飛行経路が存在することを指し示すインジケーション情報又は飛行経路が完了したことを指し示す情報を送信することを続け得る。飛行経路が存在することを指し示すインジケーション情報を受信した後に、ネットワーク装置は、飛行経路要求又は設定メッセージを端末装置に送信することができ、そして、端末装置は、飛行経路要求又は設定メッセージ内の設定情報に従って飛行経路情報を報告することを続ける。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置の飛行中にセルハンドオーバが発生する場合、すなわち、サービスするセルが変わる場合、サービスするセルのハンドオーバプロセスにおいて、ソースネットワーク装置及びターゲットネットワーク装置は、飛行経路情報を直接的に交換し得る。
図5は、この出願の一実施形態に従った他の無線通信方法の概略フローチャートである。理解されるべきことには、図5は、無線通信方法のステップ又は動作を示すが、これらのステップ又は動作は単に例に過ぎない。この出願のこの実施形態において、図5の動作とは他の動作又は変形が更に実行されてもよい。また、図5のステップは、図5に示されるものとは異なる順序で実行されてもよく、場合により、図5の動作の全てが実行される必要はない。
510:ソースネットワーク装置が、ターゲットネットワーク装置にハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ要求は、端末装置によって報告された飛行経路情報を直接搬送し得る。ここで、飛行経路情報は、完全な飛行経路情報であってもよいし、あるいは飛行経路情報の一部であってもよい。
520:ターゲットネットワーク装置が、ソースネットワーク装置にハンドオーバ肯定応答を送信し、ハンドオーバ肯定応答メッセージのコンテナ(container)が、端末装置に転送される必要があるハンドオーバコマンドを含み得る。オプションで、ハンドオーバコマンドは、通知メッセージを含むことができ、該通知メッセージは、ターゲットネットワーク装置が飛行経路情報を取得したことを端末装置に通知するために使用される。
530:ソースネットワーク装置が、ハンドオーバコマンドを端末装置に送信する。
具体的に、端末装置は、受信したハンドオーバコマンドに従ってハンドオーバを実行し得る。
オプションで、この出願のこの実施形態において、ソースネットワーク装置が完全な飛行経路情報を取得するとき、ソースネットワーク装置は、完全な飛行経路情報を直接的にターゲットネットワーク装置に送信し得る。この場合、ターゲットネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ターゲットネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、ソースネットワーク装置が、飛行経路情報の一部を取得する場合、ハンドオーバプロセスにおいて、ソースネットワーク装置は、ハンドオーバ要求内でターゲットネットワーク装置に対して、端末装置が飛行経路情報を持っていることを指し示し得る。対応して、ハンドオーバコマンドが、飛行経路要求又は設定メッセージを搬送し得る。具体的に、飛行経路要求及び設定メッセージについては、図4における説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、詳細をここで再び説明することはしない。また、ソースネットワーク装置が飛行経路情報の一部を取得するとき、当該方法は更に540及び550を含む。
540:端末装置が飛行経路情報を生成する。
具体的には、ハンドオーバコマンドを受信した後、端末装置は、ハンドオーバコマンド内の飛行経路要求又は設定情報に基づいて飛行経路情報を生成し得る。具体的に、飛行経路情報を生成する手法については、上述の説明を参照されたい。繰り返しを避けるため、詳細をここで再び説明することはしない。
550:端末装置が、飛行経路情報をターゲットネットワーク装置に送信する。
端末装置は、RRC接続再設定完了(RRC Connection Reconfiguration Complete)メッセージ内で飛行経路情報を搬送してもよいし、あるいは、RRC再設定メッセージと共に、独立したメッセージとして飛行経路情報をネットワーク装置に送信してもよい。
従って、ターゲットネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ターゲットネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置は、ネットワーク装置に飛行経路情報を能動的に報告してもよい。具体的には、トリガ条件が満たされるとき、端末装置は、飛行経路情報をネットワーク装置に通知し得る。ここで、トリガ条件は、
端末装置の現在位置と報告された飛行経路との間の最小距離が第1の閾値以上であること、及び
端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きいこと、
のうちの少なくとも一方を含み得る。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置が飛行経路情報#1をネットワーク装置に報告した後に、上述のトリガ条件が満たされていると判定したとき、端末装置は更に飛行経路情報#2を生成してもよく、飛行経路情報#2は、更新された飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む。
具体的には、端末装置が、現在サービス中のネットワーク装置に飛行経路情報#1を報告し、且つ、端末装置の現在位置と報告された飛行経路との間の最小距離が第1の閾値以上である、すなわち、報告された飛行経路からその後の飛行経路が逸脱しているとき、端末装置は、飛行経路情報を更新し、更新した飛行経路情報#2をネットワーク装置に報告し得る。具体的には、更新された飛行経路の出発点は、現在の実際位置とすることができ、更新された飛行経路の終点は、以前に報告された飛行経路の終点と同じとすることができる。ここで、第1の閾値は、予め定められてもよいし、ネットワーク装置によって指し示されてもよい。これは、本出願のこの実施態様において限定されることではない。
図6は、この出願の実施形態に従った特定の飛行経路の一例である。図6に示す飛行経路は、ノード1、ノード2、ノード3、ノード4、及びノード5を含んでおり、この飛行経路は、例えば、第3時点に端末装置によってネットワーク装置に報告された、飛行経路情報#1で示される飛行経路である。しかしながら、端末装置の現在の実際位置3’が、第3時点にて報告された飛行経路から逸脱しており、オフセット距離(すなわち、現在位置と報告された飛行経路との間の最小距離)hが、第1の閾値よりも大きい。この場合、端末装置は、飛行経路情報#2をネットワーク装置に報告することができ、再報告飛行経路情報#2によって示される飛行経路の出発点は現在の実際位置とすることができ、終点はノード5とすることができる。飛行経路情報#2は更に、ノード5の後に端末装置がそれに沿って飛行する飛行経路上のノードの位置情報を含んでもよい。これは、この出願のこの実施態様において限定されることではない。
具体的に、端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きい。この場合、端末装置は、セルのエッジ領域に位置しており、端末装置は、それに対してネットワーク装置がハンドオーバされる必要があるターゲットネットワーク装置及びターゲットセルをネットワーク装置が決定するのを助けるために、その後の飛行経路情報を報告し得る。換言すれば、セルエッジと交わる飛行経路に関する情報は、ハンドオーバ性能を最適化する助けとなる。
この出願のこの実施形態において、特定の実装で、飛行経路情報はA3イベントに縛られ得る。A3イベントのトリガ条件は、隣接するセルの信号強度が、サービス中のセルの信号強度よりも閾値だけ高いというものである。A3イベントがトリガされるとき、それは、端末装置が既に、現在サービス中のセルのセルエッジにあることを指し示す。この場合、端末装置は、測定報告内で飛行経路情報を搬送し得る。ここで、飛行経路情報は、ネットワーク装置によって送信された設定情報に基づいて生成され得る。例えば、ネットワーク装置は、測定設定メッセージに設定情報を付加し得る。設定情報は、A3イベントがトリガされたときに端末装置が飛行経路情報をネットワーク装置に報告すべきこと、及び、報告される飛行経路情報が5個のノードの位置情報を含み、2つの隣接するノード間の距離が100mであることを指し示し得る。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置によって報告された飛行経路情報によって示された飛行経路に沿った飛行が完了し、且つ端末装置のサービス中のセルが変わらないとき、すなわち、現在サービス中のネットワーク装置が後続の飛行経路情報を取得することができないとき、端末装置は、以前の設定に基づいて後続の飛行経路を報告し得る。
例えば、ネットワーク装置によって端末装置に以前に送信された設定情報が、端末装置が飛行経路上の10個のノードの位置情報を報告すべきこと、及び全ての2つの隣接するノード間の距離が200mであることを指し示す。端末装置が設定情報に基づいて飛行経路情報#3を報告した後に、端末装置のサービス中のセルが変わらない場合、端末装置は、飛行経路情報#3によって示された飛行経路に沿った飛行が完了した(又は完了しようとしている)時に、設定情報に基づいてネットワーク装置に飛行経路情報#4を報告することを続ける。飛行経路情報#4は、飛行経路情報#3によって示された飛行経路上の後続の10個のノードの位置情報を含み、2つの隣接するノード間の距離は200mである。
理解されるべきことには、この出願のこの実施形態において、飛行経路情報#1、飛行経路情報#2、飛行経路情報#3、及び飛行経路情報#4の機能は同じであり、端末装置によって異なる時点に順次に生成される2個の飛行経路情報の間で区別を行うために使用されているに過ぎず、この出願のこの実施形態に対する限定として解釈されるべきでない。
オプションで、この出願のこの実施形態において、端末装置によってネットワーク装置に報告される飛行経路は、通常、プリセットされる。しかしながら、端末装置が手動モードに入った後、プリセットされた飛行経路に関する情報はもはや妥当でないことがあり得る。この場合、端末装置は、当該端末装置が手動動作モードに入ったことをネットワーク装置に通知するために、通知メッセージをネットワーク装置に送信し得る。端末装置が手動動作モードに入った後、端末装置は、報告可能な飛行経路情報を持たない。この場合、端末装置は、現在位置情報、及び/又は現在速度情報、飛行方向情報、及びこれらに類するものを、ネットワーク装置に報告し得る。具体的には、ネットワーク装置が、端末装置に、リアルタイム位置をどのように報告すべきかを指し示すために使用される設定情報を送信し得る。例えば、設定情報は、周期的な報告のやり方でリアルタイム位置情報を報告すべきことを指し示し得る。
従って、ターゲットネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ターゲットネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
図7は、この出願の一実施形態に従った無線通信装置700の概略ブロック図である。
生成ユニット710が、飛行経路情報を生成するように構成され、飛行経路情報は、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む。
送信ユニット720が、飛行経路情報を送信するように構成される。
従って、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
のうちの少なくとも1つを含む。
オプションで、当該装置は更に、
第1のネットワーク装置によって送信された第1のメッセージを受信するように構成された第1の受信ユニットを含み、第1のメッセージは設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含み、
生成ユニット710は具体的に、設定情報に基づいて飛行経路情報を生成するように構成され、
送信ユニット720は具体的に、飛行経路情報を第1のネットワーク装置に送信するように構成される。
オプションで、第1のメッセージは飛行経路要求である、又は第1のメッセージは測定報告設定メッセージである。
オプションで、当該装置は更に、第1のネットワーク装置によって送信されたハンドオーバコマンドを受信するように構成された第2の受信ユニットを含み、ハンドオーバコマンドは、第1のネットワーク装置から第2のネットワーク装置にハンドオーバすることを指し示すために使用され、該ハンドオーバコマンドは設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及びターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含み、
生成ユニット710は具体的に、設定情報に基づいて飛行経路情報を生成するように構成され、
送信ユニット720は具体的に、飛行経路情報を第2のネットワーク装置に送信するように構成される。
オプションで、飛行経路は、直線に近い飛行経路を含み、上記少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、直線に近い飛行経路の出発ノード及び終着ノードの位置情報を含む。
オプションで、飛行経路情報は、ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を含む。
オプションで、生成ユニット710は具体的に、トリガ条件が満たされていると判定されたときに飛行経路情報を生成するように構成され、
トリガ条件は、
端末装置の現在位置と報告された飛行経路との間の最小距離が第1の閾値以上であること、及び
端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きいこと、
のうちの少なくとも一方を含む。
オプションで、トリガ条件が、端末装置の隣接するセルの信号強度が、現在サービス中のセルの信号強度よりも高く、且つ隣接するセルの信号強度と現在サービス中のセルの信号強度との間の差が第2の閾値よりも大きいことであるとき、送信ユニットは具体的に、飛行経路情報を含む測定報告を送信するように構成される。
理解されるべきことには、本発明のこの実施形態において、生成ユニット710は、プロセッサによって実装されることができ、送信ユニット720は、トランシーバによって実装されることができる。図8に示すように、無線通信装置800は、プロセッサ810、メモリ820、及びトランシーバ830を含み得る。メモリ820は、例えば、プロセッサ810によって実行されるコードを格納するように構成され得る。プロセッサ810は、データ又はプログラムを処理するように構成され得る。
一実装プロセスにおいて、上述の方法におけるステップは、プロセッサ810内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装されることができる。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよいし、あるいはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、例えばランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能メモリ、又はレジスタなどの、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に置かれ得る。記憶媒体がメモリ820内に配置され、そして、プロセッサ810が、メモリ820内の命令を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わさって、上述の方法におけるステップを完成させる。繰り返しを避けるために、詳細をここで再び説明することはしない。
図7に示した無線通信装置700又は図8に示した無線通信装置800は、上述の方法実施形態に対応する端末装置のプロセスを実施することができる。具体的に、無線通信装置700又は無線通信装置800については、上述の説明を参照されたい。繰り返しを避けるために、詳細をここで再び説明することはしない。
図9は、この出願の一実施形態に従った無線通信装置900の概略ブロック図である。
受信ユニット910が、端末装置によって送信された飛行経路情報を受信するように構成され、飛行経路情報は、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を含む。
従って、ネットワーク装置は、端末装置によって報告された飛行経路情報に基づいて、それに沿って端末装置が飛行する飛行経路を決定することができ、また、ネットワーク装置は、将来の飛行経路に基づいて、端末装置にサービスする少なくとも1つのネットワーク装置を決定し得る。これに基づき、ネットワーク内での端末装置のハンドオーバの成功率が改善され、斯くして、端末装置とネットワーク装置との間で良好な通信性能が実現される。
オプションで、飛行経路情報における上記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
のうちの少なくとも1つを含む。
オプションで、飛行経路は、直線に近い飛行経路を含み、上記少なくとも1つのターゲットノードの位置情報は、直線に近い飛行経路の出発ノード及び終着ノードの位置情報を含む。
オプションで、飛行経路情報は、ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を含む。
オプションで、当該装置は、第1のネットワーク装置であり、更に、
端末装置に第1のメッセージを送信するように構成された第1の送信ユニット、
を含み、
第1のメッセージは設定情報を有し、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の前記距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの前記数、2つの隣接するターゲットノード間の前記飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及び前記ターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含む。
オプションで、第1のメッセージは飛行経路要求である、又は第1のメッセージは測定報告設定メッセージである。
オプションで、当該装置は、第1のネットワーク装置であり、更に、
飛行経路情報に基づいて、第2のネットワーク装置にハンドオーバする必要を判定するように構成された判定ユニットと、
第2のネットワーク装置に第1のハンドオーバ要求を送信するように構成された第2の送信ユニットであり、第1のハンドオーバ要求は飛行経路情報を含み、又は第1のハンドオーバ要求は、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を含む、第2の送信ユニットと、
を含む。
オプションで、当該装置は、第2のネットワーク装置である。
受信ユニットは更に、第1のネットワーク装置によって送信された第2のハンドオーバ要求メッセージを受信するように構成され、第2のハンドオーバ要求メッセージは、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーション情報を含み、
当該装置は更に、第2のハンドオーバ要求に対応するハンドオーバ肯定応答を第1のネットワーク装置に送信するように構成された第3の送信ユニットを含み、ハンドオーバ肯定応答は設定情報を含み、該設定情報は、
2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及び前記ターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
のうちの少なくとも1つを含む。
理解されるべきことには、本発明のこの実施形態において、受信ユニット910は、トランシーバによって実装され得る。図10に示すように、無線通信装置1000は、プロセッサ1010、メモリ1020、及びトランシーバ1030を含み得る。メモリ1020は、例えば、プロセッサ1010によって実行されるコードを格納するように構成され得る。プロセッサ1010は、データ又はプログラムを処理するように構成され得る。
一実装プロセスにおいて、上述の方法におけるステップは、プロセッサ1010内のハードウェア集積論理回路を使用することによって、又はソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装されることができる。本発明の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行されてもよいし、あるいはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、例えばランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去・プログラム可能メモリ、又はレジスタなどの、当該技術分野における成熟した記憶媒体内に置かれ得る。記憶媒体がメモリ1020内に配置され、そして、プロセッサ1010が、メモリ1020内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わさって、上述の方法におけるステップを実行する。繰り返しを避けるために、詳細をここで再び説明することはしない。
図9に示した無線通信装置900又は図10に示した無線通信装置1000は、上述の方法実施形態に対応するネットワーク装置のプロセスを実施することができる。具体的に、無線通信装置900又は無線通信装置1000については、上述の説明を参照されたい。繰り返しを避けるために、詳細をここで再び説明することはしない。
この出願の一実施形態は更に、コンピュータプログラムを格納するように構成されたコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。該コンピュータプログラムは、上述の方法実施形態における端末装置又はネットワーク装置に対応する方法を実行するのに使用される命令を含む。
この出願の一実施形態は更に、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。当該コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムコードを含む。該コンピュータプログラムコードが、通信装置(例えば、端末装置又はネットワーク装置)の通信ユニット、プロセッシングユニット若しくはトランシーバ、及びプロセッサによって実行されるとき、該通信装置は、上述の方法実施形態における端末装置又はネットワーク装置に対応する方法を実行する
この出願の一実施形態は更に、通信チップを提供する。当該通信チップは、命令を格納し、該命令が通信装置上で実行されるとき、当該通信チップは、上述の方法実施形態における端末装置又はネットワーク装置に対応する方法を実行することを可能にされる。
この出願の実施形態は、独立に又は一緒に使用され得る。これは、ここで限定されることではない。
理解されるべきことには、この出願の実施形態における例えば“第1の”及び“第2の”などの記載は、単に例として使用され且つ対象同士を区別するために使用されたものであり、順序を指し示すものでもなければ、この出願の実施形態における装置の数量に対する具体的な限定を指し示すものでもなく、この出願の実施形態に対する如何なる限定も構成しようがない。
更に理解されるべきことには、上述のプロセスのシーケンス番号は、この出願の様々な実施態様における実行順序を意味するものではない。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部ロジックに従って決定されるべきであり、この出願の実施態様の実装プロセスに対する何らかの限定として解釈されるべきでない。
当業者が認識し得ることには、この明細書に開示された実施形態にて記述された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェアによって、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせによって実装され得る。機能がハードウェアによって実行されるのか、それともソフトウェアによって実行されるのかは、技術的ソリューションの特定の用途及び設計制約に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、記載された機能を実装するために異なる方法を用いることができるのであり、その実装がこの出願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
当業者によって明確に理解され得ることには、簡便且つ簡潔な説明の目的のため、上述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたく、ここで再び詳細を説明することはしない。
この出願にて提供されたこれら幾つかの実施形態において、理解されるべきことには、開示されたシステム、装置、及び方法は、その他のようにして実施されてもよい。例えば、記載された装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニット分割は、単なる論理機能分割であり、実際の実装においてはその他の分割とし得る。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが別のシステムへと組み合わされたり統合されたりしてもよく、あるいは、一部の機構が無視されたり実行されなかったりしてもよい。また、図示又は説明された相互結合又は直接結合又は通信接続は、何らかのインタフェースを用いることによって実装され得る。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、又はその他の形態にて実装され得る。
別々の部分として記載されたユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、また、ユニットとして示された部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、一箇所にあってもよいし複数のネットワークユニットに分散されてもよい。それらユニットの一部又は全てが、実施形態のソリューションの目的を達成するように、実際の要求に基づいて選択され得る。
また、この出願の実施形態における複数の機能ユニットが1つの処理ユニットへと統合されてもよく、あるいは、それらユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットへと統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装されて、独立したプロダクトとして販売又は使用されるとき、その機能はコンピュータ読み取り可能記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、この出願の技術的ソリューションは本質的に、又は先行技術に対して寄与する部分は、又は技術的ソリューションの一部は、ソフトウェアプロダクトの形態で実装され得る。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納されるとともに、この出願の実施形態にて記載された方法のステップの全て又は一部を実行するようにコンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、又はこれらに類するものとし得る)に命令する幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体は、例えばUSBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
以上の説明は、単に、この出願の特定の実装であり、この出願の保護範囲を限定することを意図したものではない。この出願にて開示された技術範囲内で当業者によって容易に考え付かれる如何なる変形又は置換も、この出願の保護範囲に入るものである。故に、この出願の保護範囲は、請求項の保護範囲次第のものである。

Claims (13)

  1. 端末装置が実行する無線通信方法であって、
    飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーションを第1のネットワーク装置に送信し、
    前記第1のネットワーク装置からの第1のメッセージを受信し、当該第1のメッセージは飛行経路要求であり且つ設定情報を有し、
    前記設定情報の指示に基づいて、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を有する前記飛行経路情報を生成し、
    前記飛行経路情報を前記第1のネットワーク装置に送信する、
    ことを有する無線通信方法。
  2. 前記飛行経路情報における前記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
    2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
    のうちの少なくとも1つを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記設定情報は、
    2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及び前記ターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 当該方法は更に、
    第1のネットワーク装置からのハンドオーバコマンドを受信する、
    ことを有し、
    前記ハンドオーバコマンドは、前記第1のネットワーク装置から第2のネットワーク装置にハンドオーバすることを指し示すために使用され、該ハンドオーバコマンドは設定情報を有し、該設定情報は、
    2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及び前記ターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記飛行経路情報は、前記ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記飛行経路情報が存在することを指し示す前記インジケーションは、RRC接続設定完了メッセージに含められる、請求項に記載の方法。
  7. 第1のネットワーク装置が実行する無線通信方法であって、
    端末装置から、飛行経路情報が存在することを指し示すインジケーションを受信し、
    第1のメッセージを前記端末装置に送信し、当該第1のメッセージは飛行経路要求であり且つ設定情報を有し、該設定情報は、前記飛行経路情報を生成するのに使用され、
    前記端末装置からの前記飛行経路情報を受信し、前記飛行経路情報は、飛行経路上の少なくとも1つのターゲットノードの位置情報を有する、
    ことを有する無線通信方法。
  8. 前記飛行経路情報における前記少なくとも1つのターゲットノードは、第1のルールを満たし、該第1のルールは、
    2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、及び2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、
    のうちの少なくとも1つを有する、請求項に記載の方法。
  9. 前記飛行経路情報は、前記ターゲットノードに到着することのタイムスタンプ情報を有する、請求項又はに記載の方法。
  10. 前記設定情報は、
    2つの隣接するターゲットノード間の距離、前記飛行経路情報におけるターゲットノードの数、2つの隣接するターゲットノード間の飛行時間長、完全な飛行経路を報告することを指し示すインジケーション、及び前記ターゲットノードのタイムスタンプ情報を報告することを指し示すインジケーション、
    のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項乃至のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記飛行経路情報が存在することを指し示す前記インジケーションは、RRC接続設定完了メッセージに含められる、請求項に記載の方法。
  12. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線通信装置。
  13. 請求項乃至11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された無線通信装置。
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