JP7166125B2 - 医療用電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、医療用電子機器に関し、特に生体装着部を用いて生体情報を測定する医療用電子機器に関する。
従来、安静時のみならず、運動中や日常生活中の生体情報、具体的には、心電図を取得する医療用電子機器として、例えば、特許文献1に示すようなホルタ心電計が知られている。
ホルタ心電計は、一般的に、電池を電源として用いることにより、被検者が携帯して日常生活中に長期間連続して心電図を取得可能となっている。
ホルタ心電計は、電池を収容した携帯可能な心電計本体に、心電図を取得する電極から延びるリード部を電気的に接続して構成され、心電計本体を電池により駆動して、電極を介して心電図を測定する。特許文献1のホルタ心電計は、矩形状の心電計本体に、心電計本体の一辺部に沿って凹状に形成され、且つ、着脱可能なカバーにより覆われる電池収容部を有する。カバーを取り外すことにより電池収容部から電池を着脱可能に構成されている。
特開2015-135774号公報
特許文献1に示すような従来のホルタ心電計の構成では、使用時において、心電計本体に対して電池を組み込む操作とともに、リードを心電計本体に接続することにより、リードを介して心電計本体と電極とを電気的に接続する操作が必要である。
ホルタ心電計で使用される電極は、衛生面での観点から、一度使用したら破棄する単使用心電図用電極、所謂、ディスポ電極であることが多い。よって、ホルタ心電計の使用の際には、心電計本体に取り付けられていた使用済の電極のリードを外して、新しい電極のリードに付け替えて交換することが必要である。
また、ホルタ心電計において電極を付け替える際には、使用中の電池切れを防ぐために電源となる電池も新しい電池に交換する必要がある。
しかしながら、従来のホルタ心電計は、機器本体に対して電極及び電池を別々に交換する構成であるため、電極及び電池をいずれか一方のみを交換しても他方の交換を確認にしにくく、他方の交換を忘れるといった交換ミスが発生するという恐れがある。
よって、ホルタ心電計では、電極及び電池の交換を確実に簡単に行うことが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、電極等の生体装着部の交換と、駆動源となる電池の交換とを容易に行うことができる医療用電子機器を提供することを目的とする。
本発明の医療用電子機器は、
生体装着部を用いて生体情報を測定可能な機器本体と、
被検者に装着される前記生体装着部と、
前記生体装着部に設けられ、前記機器本体に着脱可能に取り付けられて前記生体装着部を前記機器本体に連結するコネクタと、
を有し、
前記コネクタは、前記機器本体に取り付けられた際に、前記機器本体に電気的に接続される電池または記憶媒体を収容する収容部を備え
前記機器本体は、前記収容部が挿入され、取り付けられる前記コネクタにより閉塞される挿入口を有する構成を採る。
本発明によれば、電池駆動の医療用電子機器において、電極等の生体装着部の付け替えと、駆動源となる電池の交換とを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の平面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の正面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の背面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の右側面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器において筐体とコネクタとの係合状態を解除した平面図である。 図7のA-A線矢視断面図である。 本発明の実施の形態に係る医療用電子機器において筐体から外したコネクタを示す図である。 電池が載置されたコネクタの側面図である。 コネクタを備える単回使用心電図用電極の斜視図である。 コネクタを備える単回使用心電図用電極の平面図である。 コネクタの要部構成を示す斜視図である。 カバー部材を取り付けて保護された機器本体を示す外観斜視図である。 カバー部材を取り付けて保護された機器本体を示す平面図である。 カバー部材を取り付けて保護された機器本体を示す左側面図である。 カバー部材を取り付けて保護された機器本体を示す右側面図である。 カバー部材の正面図である。 カバー部材の背面図である。 図20A、図20Bは、医療用電子機器においてカバー部材を用いて筐体とコネクタとの係合状態を解除する図である。 図21A~図21Dは、切欠部からの係合爪部の抜脱動作を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明を適用可能な医療用電子機器は、電池を駆動源とし、被検者に装着した生体装着部を用いて生体情報を測定する。医療用電子機器は、本実施の形態では、コネクタを介して生体装着部としての心電図用電極が接続される筐体を有する機器である。生体装着部は、被検者に装着して被検者の生体情報を取得するものであればどのようなものでもよく、パルスオキシメータ等であってもよい。また、医療用電子機器は携帯型の電子機器であることが好ましく、本実施の形態では、一例として、ホルタ心電計に適応したものとして説明するが、これに限らない。本発明に係る医療用電子機器は、生体装着部に接続したコネクタと、コネクタが取り付けられることにより電池で駆動する機能を有する機器本体とを有する装置であればどのように構成されてもよい。
図1~図6は、本発明の実施の形態に係る医療用電子機器の外観斜視図、平面図、正面図、背面図、左側面図、右側面図である。また、図7は、本発明の実施の形態に係る医療用電子機器において筐体とコネクタとの係合状態を解除した平面図であり、図8は図7のA-A線矢視断面図であり、図9は、本発明の実施の形態に係る医療用電子機器において筐体から外したコネクタを示す図であり、図10は、電池が載置されたコネクタの側面図である。
本実施の形態のホルタ心電計としての医療用電子機器1は、カバー部材80(図14参照)を外した機器本体10に、電極30が導出されたコネクタ20を取り付けて用いる。なお、本実施の形態のコネクタ20は、電極30と一体型の電極付きコネクタであり、使用後廃棄する単回使用心電図用電極、所謂、ディスポ電極(図11及び図12参照)として構成される。
医療用電子機器1の駆動源となる電池として例えば、ボタン型電池であり、特に釦電池のうち、―極側が凸状である平円盤状のコイン形電池であってもよい。本実施の形態の医療用電子機器1は、コイン型リチウム電池により駆動する。
具体的には、医療用電子機器1は、電池Bを配置したコネクタ20を機器本体10に取り付けることにより、機器本体10に電池B(図7~図9参照)から給電が可能となり、給電された機器本体10が駆動するように構成されている。なお、電池Bは、本実施の形態では、使用後は電極30とともに廃棄される単回使用の1次電池としているが、これに限らず、二次電池を用いて使用後、充電して再利用しても良い。
図1~図9に示す医療用電子機器1は、機器本体10と、機器本体10に着脱可能に取り付けられるコネクタ20と、ロック機構部50と、を有する。
<機器本体10>
機器本体10は、本実施の形態では、コネクタ20を接続して、生体装着部としての電極30を介して、被検者の生体情報としての心電図を測定する。
機器本体10は、図1及び図7~図9に示すように、中空の矩形平板状に形成された筐体12を有する。筐体12は、一端面12a側で開口し、且つ、筐体12の内部の本体側収容部11と連続する挿入口132(図8参照)を有する。なお、機器本体10は、本実施の形態では、被検者が携帯可能にコンパクトに構成されている。
挿入口132に、コネクタ20の電池収容部24が挿入された状態で機器本体10にコネクタ20が取り付けられる。挿入口132は、本実施の形態では、機器本体10の一端面12aから突出する矩形状のコネクタ装着部13の先端で開口する。挿入口132は、コネクタ装着部13にコネクタ20のコネクタ本体22が被さることにより覆われて閉塞される。これにより機器本体10は、矩形平板状体を形成する(図1及び図2参照)。
機器本体10は、コネクタ20が取り付けられることにより、コネクタ20に配置された電池Bから給電可能となり、給電されて駆動する。
機器本体10は、図8に示すように、電池収容部24を電池Bとともに収容する本体側収容部11と、コネクタ20を介して電池B及び電極30に接続される回路部17とを有する。本体側収容部11は、挿入口132を介して挿入される電池収容部24を収容する。回路部17は、心電図を取得する動作を行うための回路である。回路部17は、本体側収容部11内に配置される。回路部17は、コネクタ20が挿入された際に電池Bのプラス端子(極Ba)に接続されるプラス端子接続部172と、電池Bのマイナス端子(極Bb)に接続されるマイナス端子接続部174と、電極30の基端側の端子部32に接続される電極接続部(被端子部)176(図7参照)とを有する。
回路部17には、機器本体10の本体側収容部11内において、プラス端子接続部172及びマイナス端子接続部174が、挿入口132側に延出するように配置され、電池収容部24とともに挿入される電池Bに接続可能である。電極接続部176は、本体側収容部11において電池収容部24を収容する収容領域に隣接して配置され、コネクタ装着部13において挿入口132に隣接する部位から突出して設けられている。
具体的には、プラス端子接続部172は、本体側収容部11内において筐体12の表面部の裏面に沿ってコネクタ装着部13の先端側に延出して配置されている。筐体12内の本体側収容部11では、プラス端子接続部172の接点に対して、筐体12の厚み方向で対向するように、マイナス端子接続部174の接点が配置されている。
これにより、機器本体10にコネクタ20が装着された際に、挿入口132を介して本体側収容部11内に挿入される電池収容部24は、プラス端子接続部172とマイナス端子接続部174との間に侵入していき、電池収容部24が保持する電池Bは、プラス端子接続部172及びマイナス端子接続部174により挟まれるように接触する。また同時に、つまり、機器本体10にコネクタ20が装着された際に、電池収容部24が収容された領域に隣接する位置で、コネクタ20により覆われた状態で機器本体10側の電極接続部176が、電極30の端子部32に電気的に接続する。
なお、回路部17には、表示部14、医療用電子機器1を操作する操作部としてのイベントキー15及びエンターキー16等が実装されている。表示部14は、表示面を筐体12の表面部で外部に露出させて配置され、イベントキー15及びエンターキー16等の各機械的なスイッチは、筐体12の側壁面及び前端壁面にそれぞれ押圧自在に配置されている。表示部14は、実際の測定中の測定値を表示する。本実施の形態では、表示部14は、コネクタ20が装着されると同時に開始される生体情報の測定値を表示する。イベントキー15は、測定中の生体情報(心電図)をマーキングする。例えば、測定中の被検者が違和感を感じたときにイベントキー15を押圧して、違和感を感じたときの心電図にマーキングを行う。なお、イベントキー15は、表示部14に表示される表示形態或いは設定内容を変更してもよい。また、エンターキー16は、イベントキー15で選択された表示形態や設定内容を確定する等することで生体情報を表示したり、或いは記憶したりする。
ロック機構部50は、機器本体10とコネクタ20との取付状態を保持する。ロック機構部50は、コネクタ20に設けられる係合部52と、係合部52に着脱可能に係合する被係合部54とを有する。
被係合部54は、コネクタ20の係合部52と係合して、機器本体10にコネクタ20が取り付けられた状態、つまり、機器本体10の回路部17と電池B及び電極30とを接続した状態、を保持する。これにより、医療用電子機器1は、心電計として駆動可能になる。本実施の形態では、機器本体10とコネクタ20とを係合して機器本体10へのコネクタ20の取り付け状態を保持することにより、機器本体10は、電池Bから給電可能に接続され、電池Bが機器本体10側の回路部17の電源となり、回路部17は、電極30を介して被検者の心電図を測定する。
本実施の形態では、係合部52と被係合部54とは、双方のうちの一方に他方が挿入することにより係合する。
被係合部54は、挿入口132を有するコネクタ装着部13を囲む開口周縁部のうち対向する2側壁部のそれぞれに設けられた凹状の切欠部541と、切欠部541内の窓部542とを有する。本実施の形態では、被係合部54は、コネクタ装着部13を囲む矩形状の開口周縁部の短辺側側壁部のそれぞれに設けられている。
被係合部54は、コネクタ20の係合部52(係合爪部522)が挿入されて係脱可能に係合する。具体的には、被係合部54の切欠部541は、機器本体10のコネクタ装着部13にコネクタが装着された際に、切欠部541の内部で、コネクタ20の係合部52の係合爪部522が、外部に露出された状態で係合する。
切欠部541は、筐体12の外面に、挿入口132の開口方向、つまり、コネクタ20の取付方向と交差するように延在して形成される。切欠部541は、コネクタ10の装着時にカバー部材80(図14~図20参照)の一部であるアーム部86が差し込み可能である。
切欠部541は、本実施の形態では、機器本体10の両側壁部において一端面12a側の端部に側方と上方(表面部側)とに開口する凹状に形成されている。切欠部541は、窓部542を介して筐体12内外を連続させている。なお、切欠部541は、側方と上下方向(表面部側及び裏面部側)に開口した凹状に形成されてもよい。また、切欠部541が機器本体10の両側壁部において延在する向きは、どのような向きでもよく、本実施形態では、コネクタ20の取付方向と直交する方向に延在する向きである。
窓部542は、凹状の切欠部541の内部に設けられ、切欠部541の内部と挿入口132内とを連通する。
窓部542は、コネクタ20の係合部52としての係合爪部522が挿入され、挿入された係合爪部522は、挿入方向と交差する方向に弾性変形して窓部542(具体的には、窓部542の開口側の枠部543)に係合する。これにより、機器本体10とコネクタ20とが離間する方向、つまり、機器本体10に対するコネクタ20の抜脱方向(図5の矢印方向)への移動が規制される。
窓部542は、筐体12において挿入口132を有する一端面12a側において、両側壁部にそれぞれ設けられているので、これら窓部542に係合する係合爪部522は、切欠部541を介して機器本体10の両側部外方に露出する。すなわち、窓部542を介して、コネクタ20の係合爪部522が、中心側から挿入方向と直交する方向に張り出して窓部542に係合して、コネクタ20は機器本体10と係合し、コネクタ20と機器本体10との取付状態が確実に保持される。
<コネクタ20>
コネクタ20は、本実施の形態では、電極30の基端部に設けられ、且つ、電池Bまたは後述する記憶媒体を収容する。コネクタ20は本実施の形態では、電池Bを収容する。コネクタ20は、機器本体10に取り付けられることにより機器本体10(具体的には、機器本体10内の回路部17)に電極30を接続し、且つ、機器本体10に電池Bから医療用電子機器1である心電計に電源を供給して駆動可能となるように電気的に接続する。また、コネクタ20は、本実施の形態では、機器本体10に水密的に取り付けられる。
コネクタ20は、コネクタ本体22、ガイド部23、電池収容部24、短絡防止部26、電極30の端子部32、係合部52、チャネル指示部61、防水部材70、を有する。
コネクタ本体22は、本実施の形態では、取付方向で開口する矩形ケース状体であり、矩形ケース状体内に、周壁部から間隔を空けて電池収容部24と、端子部32とが開口方向に突出して設けられている。コネクタ本体22の開口縁部222と、電池収容部24及び端子部32とにより、機器本体10の一端面12a側で嵌合する嵌合部として機能する。
コネクタ本体22は、コネクタ20が機器本体10に取り付けられた際に、機器本体10の両側壁部と面一となる両側壁部に、係合部52が設けられている。また、コネクタ本体22には、開口縁部222の底面側から突出する板状のガイド部23が設けられている。
係合部52は、開口縁部222から、機器本体10との取付方向に突出して設けられ、先端部に係合爪部522を有する。
係合部52は、本実施の形態では、機器本体10の筐体12の両側壁の内側に沿って機器本体10内に挿入する突出片として形成されている。係合爪部522は、係合部52のそれぞれにおいて両側方に突出して設けられている。
係合爪部522は、本実施の形態では、係合部52が機器本体10の内側つまり筐体12の内に弾性変形して挿入され、筐体12の内側から窓部542に係合する。なお、係合爪部522と、係合爪部522が係合する窓部542とは、互いに係合して機器本体10とコネクタ20との取付状態を保持するものであれば、係合爪部522を機器本体10側に設け、窓部542をコネクタ20側に設けてもよい。
ガイド部23は、コネクタ本体22を機器本体10に取り付ける際のガイドとして機能する。具体的には、ガイド部23は、機器本体10の底面の外側に沿って配置されるものである。ガイド部23は、コネクタ20を機器本体10に取り付ける際に、機器本体10の底面を摺動し、コネクタ20が機器本体10に円滑に取り付けられるようにコネクタ20を機器本体10に案内する。
また、ガイド部23は、機器本体10とコネクタ20の取付方向への相対移動による被係合部54と係合部52との係合を案内する。
防水部材70は、開口縁部222にコネクタ20の開口を囲むように配設されている。
防水部材70は、機器本体10にコネクタ20を取り付けた際に、機器本体10の開口縁部(一端面12aの開口縁部)とコネクタ20の開口縁部222とにより挟まれて変形し、双方を水密的に接合する。
防水部材70は環状の弾性体により形成される。防水部材70は、可撓性を有する樹脂等の弾性材料により構成される。
防水部材70は、本実施の形態では、コネクタ20においてコネクタ本体22の開口縁部222の全面に亘って配設されている。
具体的には、防水部材70は、図9及び図13に示すように、挿入口132を有するコネクタ装着部13を囲む矩形の枠状部72と、枠状部72の角部からそれぞれ両側方に突出する突片部74とを有する。
枠状部72は、開口縁部222上で、コネクタ本体22の開口を囲むように配置され、機器本体10にコネクタ20が取り付いた際に、コネクタ装着部13の周囲、つまり、内部に電池収容部24が挿入された挿入口132と、電極接続部176と端子部32との接続部分との周囲を防水する。
枠状部72は、内周部分722が外周部分724よりも突出するように段差が形成されている。内周部分722は、機器本体10にコネクタ20が取り付けられた際に、双方に押圧されて外周部分724との段差部分に逃げるように変形することにより、機器本体10とコネクタ20とを一層水密的に密着させ、防水性の向上が図られている。
突片部74は、開口縁部222上において、厚み方向(上下方向)で係合部52を挟むように配置されており、機器本体10にコネクタ20を取り付けた際に、厚み方向(上下方向)と直交する方向(コネクタ20の挿入方向)で筐体12とコネクタ本体22とに挟まれて変形する。これにより、筐体12とコネクタ本体22とは、挿入方向と直交する位置で互いに接触する部位の全面で、双方をより水密的に密着させることができる。
これにより、開口縁部222で囲まれる医療用電子機器1の内部は、水密的に閉塞され、完全に密閉された状態となる。
電池収容部24は、コネクタ20が機器本体10に取り付けられた際に、電池Bから機器本体10へ給電可能となるよう機器本体10に接続される。
電池収容部24は、本実施の形態では、電池Bを、コネクタの取付方向に沿う面に、電池Bの極性がそれぞれ配置された状態で保持する。
電池収容部24は、本実施の形態では、図8~図10及び図13に示すように、コネクタ本体22の背面部(本実施の形態では、電極30が外方に導出される面部)から取付方向に突設され、上側で窪む凹状のトレー部242を有する。トレー部242は、そのトレー部242の上方、本実施の形態では、機器本体10の表面側で電池Bを載置する。トレー部242には、短絡防止部26が設けられている。
電池収容部24は、機器本体10の挿入口132を介して機器本体10内の本体側収容部11に挿入された際に、収容する電池Bのそれぞれの極Ba、Bbが、対応する機器本体10側の極の端子(プラス端子接続部172及びマイナス端子接続部174)に接続されるように構成されている。
本実施の形態では、電池収容部24は、電池Bが正しく載置された際、つまり、電池Bが、電池Bの極の向きを正しい向きで電池収容部24に収容された際に、電池Bとともに挿入口132に取付方向で円滑に挿入可能に形成されている。本実施の形態では、トレー部242において、電池Bの凸状の極Bbが底面側に向くように載置された状態が、電池Bが取付方向と略平行となるように構成されている。トレー部242は、電池Bの凸状の極Bbが嵌るように、底面側に凹む凹状に形成されている。
また、本実施の形態では、トレー部242の基端側の縁部には、中央側より高くなるように、段差27が設けられている。トレー部242上の電池Bは、トレー部242上で、トレー部242の先端側(挿入口132に挿入される際の先端となる部分)から基端側に向かって挿入され、電池Bの基端側の縁部が段差27上に配置されて係合することによりトレー部242上に円滑に載置される。
段差27は、電池Bの凸状の極Bbをトレー部242の底面側に向けて、電池Bをトレー部242上に載置する際には、段差27上に電池の縁部が挿入されて係合する。また、段差27は、電池Bを、極Bbとは反対側の極Baをトレー部242の底面側に向けて、載置しようとする際には、電池Bの縁部に当接して、トレー部242に円滑に載置できない、つまり、電池収容部24に電池Bを円滑に収容できない。このように、トレー部242では、電池形状に対応して形成された凹状部分と段差27とが、電池Bを正しい向き(姿勢)での収容を可能にする電池Bの逆挿し防止部として機能する。
この構成により、電池Bは、極Ba、Bbを逆にしてトレー部242に載置されても、極Baが底面側に向く場合であれば、極Baの縁部が段差27と係合するので、電池Bは傾いた状態でトレー部242に載置された状態となる。このように電池Bの姿勢により、電池Bの電池収容部24への逆挿しを確認して防止できる。また、電池収容部24で電池Bが傾いた状態では、挿入口132内に挿入しにくく、電池Bの電池収容部24への逆挿しを防止できる。
トレー部242の先端側、つまり自由端側の中央部には極用切欠部246が形成されている。この極用切欠部246は、トレー部242上の電池Bの一方の極、本実施の形態では、マイナス極Bbをトレー部242の下方に露出させる。
電池収容部24は、機器本体10の内部に収容された状態では、プラス端子接続部172及びマイナス端子接続部174の間に配置され、マイナス端子接続部174は、極用切欠部246内に配置される。
短絡防止部26は、電池Bを収容したコネクタ20を機器本体10に取り付ける際に、電池Bの極Ba(Bb)と機器本体10側の端子接続部172(174)とを正しく接続させて、短絡しないようにする。短絡防止部26は、本実施の形態では、電池収容部24を挿入口132内に挿入する際に、電池Bの極Baと、極Baに対応しないマイナス端子接続部174とが接続しないように設けられている。
短絡防止部26は、トレー部242の先端側の縁部において、トレー部242の先端側の縁部の幅方向の中央部分で、極用切欠部246を仕切るように配置されている。また、短絡防止部26は、収容する電池Bの表面側(上側であり、本実施の形態では、プラス極側)に突出するリブ状に形成されている。短絡防止部26は、電池収容部24が収容する電池Bの表面側の極(電池Bの表面とともにプラス極となる外周面)を先端側から覆うように配置されている。
これにより、短絡防止部26は、電池収容部24を挿入口132内へ挿入する際に、機器本体10内のマイナス端子接続部174と、電池Bの極Baとが接触する際の障害となる。よって、短絡防止部26は、電池Bの裏面側の極(例えば極Bb)と接触する機器本体10側の端子(例えば、マイナス端子接続部174)が、電池Bの表面側の極Baに接触することを防止する。
また、コネクタ20は、機器本体10に嵌合して取り付けた際に、機器本体10にコネクタ20が装着されたことを識別するためのコネクタ装着確認部29を有する。
コネクタ装着確認部29は、本実施の形態では、コネクタ20において機器本体10に取り付けられる側の部位、例えば、電池収容部24の先端部において挿入方向に突出する突起である。突起が、突起に対応して設けられた基板側の図示しない装着スイッチ部に接触することによって、回路部17においてコネクタ20の機器本体10への装着を示す信号が出力され、電極30の装着完了が確認される。
電極30の端子部32は、機器本体10にコネクタ20が取り付けられた際に、電極接続部176と電気的に接続し、電極30を機器本体10に連結する。
端子部32は、コネクタ本体22において、電池収容部24に対して、挿入口132の長手方向である間口方向、つまり筐体12の幅方向であり、本実施の形態では水平方向に隣接して設けられている。これにより、コネクタ20自体、ひいては医療用電子機器1全体において電池Bを収容する領域と、電極30との接続部分である端子部と電極接続部176との接続部分の領域とが隣接する。これにより、それぞれの領域を離間して設けた場合と比較して、全体の専有スペースを小さくでき、コネクタ20自体、ひいては医療用電子機器1自体の小型化をはかることができる。
端子部32は、本実施の形態では、電池収容部24に対して横方向で隣接して設けられる矩形ブロック状の接続ブロック28内に配置され、開口縁部222の開口側で露出している。なお、接続ブロック28は、本実施の形態では、コネクタ本体22内において、背面から開口縁部222までの周壁部分の長さと同じ長さとなるように突設されている。端子部32は、接続ブロック28の突端面に設けられた複数の孔部内に配置され、コネクタ20側の電極接続部176であり、且つ軸方向に進退自在に付勢されたピン状端子が挿入されることにより、ピン状端子と電気的に接続可能である。なお、端子部32と電極接続部176とは、機器本体10にコネクタ20が取り付けられた際に電気的に接続する構成であれば、どのように構成されてもよい。端子部32をピン状端子とし、電極接続部176を、ピン状端子である端子部32に当接して押圧する端子としてよい。
図9及び図13に示すチャネル指示部61は、コネクタ20が機器本体10に取り付けられた際に、機器本体10に対して、医療用電子機器1が取得する心電図のチャネル数を指示する。
本実施の形態では、チャネル指示部61は、挿入口132内に向かって突出する棒状体であり、取り外し可能に構成される。棒状体の有無により、指示するチャネル数を変更可能としている。本実施の形態では、機器本体10側の回路部17は、挿入口132を介して電池収容部24が挿入されたときに、チャネル指示部61に押圧されて、測定対象となる電極30のチャネル数を2チャネルとして生体情報(心電図)を取得する回路に切り替えるスイッチ(図示しない)を有する。このスイッチは、チャネル指示部61により押圧されない場合は、生体情報は、押圧される場合と異なるチャネル数での測定、本実施の形態では、3チャネルでの生体情報の測定を行うように構成されている。
すなわち、コネクタ20側のチャネル指示部61を無くすことにより回路部17では、電極30を用いて生体情報(心電図)を3チャネルで測定する。一方、コネクタ20にチャネル指示部61があれば、チャネル指示部61により、基板のスイッチは押圧されて、基板は電極30を用いて生体情報(主に心電計)を2チャネルでの測定するように変更する。
本実施の形態においてコネクタ20が設けられる電極30は、図11及び図12に示すように、コネクタ20と一体型のコネクタ付き電極であり、上述したように、コネクタ20とともに、使用後廃棄可能なディスポ電極である。
電極30は、端子部32(図11参照)側の分岐部33で、セパレータを介して粘着部とライナーとを有する取付面部30aに、コネクタ20とともに固定されている。分岐部33から誘導リード部36が分岐しており、それぞれの誘導リード部36の先端には電極部34が接続されている。電極部34は、セパレータを介して粘着部とライナーとを有する装着面部30bに設けられ、装着面部30bを各チャネルにおいて対応する所望の被検者の体表面の部位に貼着することにより、電極部34は被検者に装着される。なお、本実施の形態の電極30は、電極部34の装着位置を変更することにより、生体情報の測定時のチャネル数を変更できる。
このように機器本体10に接続される電極30を介して測定対象となるチャネル数が異なる場合でも、本実施の形態では、同じ形状のコネクタ20であっても、電極30の電極部34の装着位置を変更するだけで、電極30を変更することなく、対応する各チャネルで測定できる。
また、電極30とコネクタ20とは一体的に設けられており、コネクタ20は、電池Bを収容するので、医療用電子機器1による生体情報の測定後に、コネクタ20を機器本体10から外して電極30とともに廃棄するだけで、電池Bも廃棄できる。これにより、一度医療用電子機器1で使用した残量の少ない状態のままの電池の再使用を防止できる。
このように、機器本体10にコネクタ20付きの電極30を付け替えるだけで、電極30の付け替えと、電池Bの交換とを一度に容易に行うことができる。
<医療用電子機器1のカバー部材80>
図14~図19は、医療用電子機器1において、コネクタ20が外されてカバー部材80を取り付けて保護された機器本体10を示す図である。図14~図17は、カバー部材80を取り付けて保護された機器本体10を示す外観斜視図、平面図、正面図、左側面図、右側面図である。また、図18及び図19は、カバー部材80の正面図、背面図であり、図20A、図20Bは、医療用電子機器1においてカバー部材80を用いて筐体12とコネクタ20との係合状態を解除する図である。また、図21A~21Dは、切欠部541からの係合爪部522の抜脱動作を示す図である。
カバー部材80は、コネクタ20の被装着時において機器本体10の挿入口132を含むコネクタ装着部13を被覆する機能とともに、図1から図13に示すコネクタ20を機器本体10から分離する機能を有する。
図14~図19に示すカバー部材80は、コネクタ装着部13(特に挿入口132)を覆うように、機器本体10に着脱可能に取り付けて、コネクタ装着部13を被覆して保護し機器本体10を保管可能な状態にできる。カバー部材80は、本実施の形態では、機器本体10において、電極30の端子部32に接続される電極接続部(被端子部)176と、本体側収容部11内に連続し、電池収容部24が挿入される挿入口132との双方を被覆して保護する。
カバー部材80は、挿入口132を覆うカバー本体82と、カバー本体82の開口部84側の両側部から機器本体10への取付方向に突出して設けられ、機器本体10の両側部を部分的に覆うように配置されるアーム部86とを有する。
カバー本体82は、一方に開口する開口部84を有するケース状であり、開口部84内には、機器本体10の一端面12a側のコネクタ装着部13(図7参照)が挿入される。
カバー本体82は、本実施の形態では、開口部84に挿入されるコネクタ装着部13と着脱自在に嵌合する。カバー本体82は、開口部84にコネクタ装着部13が挿入してコネクタ装着部13と嵌合する際に、開口部84を囲む開口縁部822(図16~図18参照)で機器本体10の一端面12aに当接して、挿入方向への移動を規制する。開口部84内には、図18に示すように、開口部84を囲む正面視矩形状の周壁部において横方向で離間する両側壁からリブ824が突出し、底壁部には、奥行き方向に延在する突条部826が設けられている。これらリブ824及び突条部826は、開口部84内に挿入されるコネクタ装着部13の外面と係合し、着脱可能な嵌合状態となる。なお、図18では、カバー部材80に嵌合した状態の機器本体10の筐体12を破線で示す。
アーム部86は、機器本体10に取り付けたコネクタ20、つまり、機器本体10に連結した状態の電極30を外す機能を有する。アーム部86は、切欠部541内に差し込み可能に形成され、切欠部541内に嵌まるように配置可能である。
アーム部86は、切欠部541内に挿入して、切欠部541内に沿って移動することにより、窓部542と係合爪部522との係合状態を解除する機能を有する。また、アーム部86は、カバー本体82から突出して設けられる。アーム部86は、本実施の形態では、カバー部材80の開口部84において長手方向で離間する角部から開口方向に突出して形成されている。
アーム部86では、少なくとも先端部分が、機器本体10の一端面12a(図7及び図8参照)側において長手方向で離間する角部(一端面12aの底面と両側面部とからなる角部12b、12c)をそれぞれ被覆するように、断面L字状に形成されている。
なお、アーム部86は、機器本体10の角部12b、12cを覆うような断面L字状で形成されているので、カバー部材80をコネクタ装着部13に装着する際のガイドになる。また、アーム部86と、角部12b、12cとを、取付方向と直交する2方向で係合するように構成して、機器本体10の一端面12aと、カバー本体82の開口部84の開口縁部822とを当接した状態で保持するようにしてもよい。この場合、コネクタ装着部13とともに挿入口132は、カバー本体82内に収納され、保護された状態で支持される。なお、アーム部86によるカバー部材80と機器本体10との係合状態は、カバー部材80を機器本体10から離間するように抜脱方向に移動するだけで双方の係合状態は解除される。
アーム部86は、本実施の形態では、それぞれの全体を、コネクタ本体22の開口方向に延在する一面部862と他面部864とによるL字状をなしている。機器本体10の両側面を挟むように位置する他面部864間の長さは、筐体12の横幅の長さに相当する。また、機器本体10の底面側を覆う一面部862の幅(水平方向の長さ)が、切欠部541の深さ(水平方向の長さ)と略同じ或いは同じ長さとなるように構成され、一面部862の先端部が切欠部541内に差し込み可能に形成されている。
両側部のアーム部86のそれぞれの一面部862は、先端側から基端側に向かって互いに近づくように傾斜した押圧部863を有する(図21参照)。
この構成により、例えば、図20Aに示すように、コネクタ20が係合して取り付けられた機器本体10においてコネクタ20を外す場合、機器本体10から外した状態のカバー部材80の両側部のアーム部86の一面部862を、切欠部541内に、コネクタ20の取付方向と直交する方向(ここでは表面側)から差し込む。なお、切欠部541内への一面部862の差し込み前の状態を図21A示す。また、一面部862の切欠部541への差し込み時において他面部864は、一面部862を切欠部541内に差し込む際のガイドとして機能する。すると、一面部862は、機器本体10の窓部542に係合し、且つ、窓部542を介して切欠部541内で突出している係合爪部522を、窓部542から筐体12の内側に押圧する。
すなわち、切欠部541内に差し込まれる一面部862は、差し込まれるにつれて、押圧部863が、切欠部541内の係合爪部522を、図21Bに示すように、筐体12の内側、つまり、窓部542の枠部543から外れる方向に押圧する。
そして、アーム部86は、切欠部541内に一面部862が差し込まれた状態となる(図20B参照)。このとき、一面部862は、切欠部541内から係合爪部522を図21Cに示すように、係合爪部522を窓部542の枠部543から外れる方向に押圧して変形させ、切欠部541及び窓部542から離脱する方向に変位させる。このとき係合爪部522の変形に伴い、コネクタ20は機器本体10から抜ける方向に移動する。係合爪部522は弾性変形して、機器本体10の内側に変位し、窓部542から外れ、コネクタ20自体を機器本体10から離脱させることができる。
なお、医療用電子機器1においてコネクタ20は、電池収容部24に変えて、記憶媒体を収容する収容部を有するようにしてもよい。つまり、コネクタは、機器本体に取り付けられた際に、機器本体において生体情報を測定する測定部としての回路部に電気的に接続される記憶媒体を有し、記憶媒体から生体情報の測定の設定情報を回路部に出力するようにしてもよい。記憶媒体は、例えば、SDカード(登録商標)、microSDカード(登録商標)等の外部メモリ、被検者認識用のICチップ、ICタグ等である。すなわち、この医療用電子機器は、生体装着部を用いて生体情報を測定可能な機器本体と、被検者に装着される生体装着部と、生体装着部に設けられ、機器本体に着脱可能に取り付けられて生体装着部を機器本体に連結するコネクタとを有する。コネクタは、機器本体に取り付けられた際に、機器本体に電気的に接続される記憶媒体を収容する収容部を備える。これにより、ディスポ電極の記憶媒体に、測定条件、使用者情報等の生体情報の測定に利用されるデータを予め記憶させておき、機器本体に接続した際に、機器本体側の回路部17に接続して、生体情報の測定時に使用させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係る医療用電子機器は、電池駆動の医療用電子機器において、電極と、駆動源となる電池の交換とを容易に行うことができる効果を有し、例えば、心電図測定時において電極とともに電池交換も必要なホルタ心電計に用いるものとして有用である。
1 医療用電子機器
10 機器本体
11 本体側収容部
12 筐体
12a 一端面
12b、12c 角部
13 コネクタ装着部
132 挿入口
14 表示部
15 イベントキー
16 エンターキー
17 回路部(測定部)
20 コネクタ
22 コネクタ本体
23 ガイド部
24 電池収容部(収容部)
26 短絡防止部
27 段差
28 接続ブロック
29 コネクタ装着確認部
30 電極
32 端子部
33 分岐部
34 電極部
36 誘導リード部
50 ロック機構部
52 係合部
54 被係合部
61 チャネル指示部
70 防水部材
72 枠状部
74 突片部
80 カバー部材
82 カバー本体
84 開口部
86 アーム部
172 プラス端子接続部(機器側端子部)
174 マイナス端子接続部(機器側端子部)
176 電極接続部
222、822 開口縁部
242 トレー部
246 極用切欠部
30a 取付面部
30b 装着面部
522 係合爪部
541 切欠部
542 窓部
543 枠部
722 内周部分
724 外周部分
862 一面部
863 押圧部
864 他面部
B 電池

Claims (4)

  1. 生体装着部を用いて生体情報を測定可能な機器本体と、
    被検者に装着される前記生体装着部と、
    前記生体装着部に設けられ、前記機器本体に着脱可能に取り付けられて前記生体装着部を前記機器本体に連結するコネクタと、
    を有し、
    前記コネクタは、前記機器本体に取り付けられた際に、前記機器本体に電気的に接続される電池または記憶媒体を収容する収容部を備え
    前記機器本体は、前記収容部が挿入され、取り付けられる前記コネクタにより閉塞される挿入口を有する、
    医療用電子機器。
  2. 前記収容部は、前記電池を収容する電池収容部であり、
    前記機器本体は、前記収容部が前記挿入口に挿入された際に、前記収容部に収容された前記電池の異なる極にそれぞれ接続する機器側端子部を有し、
    前記コネクタは、前記収容部の前記挿入口への挿入時に、前記電池の一方の極が、接続対象である前記機器側端子部の一方の極とは異なる他方の極の機器側端子部との接触を防止する短絡防止部を有する、
    請求項記載の医療用電子機器。
  3. 前記コネクタには、前記収容部の前記電池または前記記憶媒体が前記機器本体に電気的に接続されたときに、前記機器本体に連結する前記生体装着部の端子部が、前記収容部に隣接して設けられている、
    請求項記載の医療用電子機器。
  4. 前記収容部は、前記電池として凸状の極を有するボタン電池を収容する電池収容部であり、且つ、前記電池の前記凸状の極の周縁部で係合し、下面で前記凸状の極を露出させつつ前記電池を載置する凹状のトレー部を有する、
    請求項記載の医療用電子機器。
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