JP7164978B2 - 粒子測定方法、粒子測定装置及び核酸濃度測定システム - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る粒子測定方法について説明する。
まず、本実施形態に係る粒子測定方法の測定対象について説明する。粒子測定方法により測定する粒子とは、特定の塩基配列を持つ標的核酸を含む溶液を分割して生成された液滴やエマルジョン、あるいはジェル等である。測定する粒子の大きさとは、球形に近い形状を持つ粒子、あるいは、一つの粒子を内部に含む球(以下、内包球と呼ぶ)の体積、断面積、直径・半径を表わす。計算の説明の都合上、上記球形粒子あるいは上記内包球を粒子と呼ぶ場合もある。本実施形態に係る粒子測定方法は、このような粒子を複数含む検体の画像データから、当該画像に含まれる粒子の個々の大きさを測定することができる。
本実施形態に係る粒子測定方法に使用する画像データの見方について、図1を用いて説明する。図1は、粒子を含む画像データの特徴を説明するための図である。図1(a)は、粒子をオイルの入ったシャーレ内に配置し、下面から照明光で照射して、上方から撮像した際の像を示す図である。図1(b)は、光軸に平行な断面における粒子表面と光線の例を示す図である。図1(c)は、明暗状態を表わす二種類の画素値を粒子の像に割り当てて生成した二値化画像データを示す図である。図1(d)は、図1(c)に示した二値化画像データの一部の領域に対して領域分割工程を適用した例を示す図である。
本発明の実施形態に係る粒子測定方法010の手順を、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る粒子測定方法010の処理手順の一例を示すフローチャートである。
粒子位置取得工程S100の処理手順の一例を、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る粒子測定方法010の粒子位置取得工程S100における処理手順の一例を示すフローチャートである。本手順は、図1(a)に示した透過照明による粒子像データを入力とするが、後述する形状評価工程S113の評価値を変えることにより、色素からの散乱光を受光して生成したような、他の種類の粒子像データにも適用可能である。
領域分割工程S111は、二値化画像データの白領域をグループ化する工程である。例えば、図1(c)に示した二値化画像データの一部の領域に対して領域分割工程を適用した場合、図1(d)に示すように、白領域のグループが18個あり、各々に0~17の番号が割り当てられる。
隣接粒子抽出工程S101の処理手順の一例を、図5を用いて説明する。図5は、粒子間に白領域が存在する場合の一例を説明するための図である。図5(a)は、隣接粒子抽出工程S101における処理手順の一例を示すフローチャートである。図5(b)は、二値化画像における白領域と黒領域との関係の一例を説明するための図である。被写界深度が浅い撮像レンズと透過照明を用いて粒子像データを撮像した場合には、図5(b)に示すような二値化画像が得られる。
白領域径算出工程S124では、二値化画像内で、選択された二つの粒子白領域の中心位置(位置データに相当する座標)を結ぶ直線上において、中心位置から離れた画素までの最大距離(以後、白領域径と呼ぶ)を算出する。図7(b)では、粒子白領域w3、w4の中心位置がs、tであり、白領域径は、d3、d4である。
算出工程S102の処理手順の一例を、図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態に係る粒子測定方法010の算出工程S102における処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る標的核酸計数方法について説明する。
まず、本実施形態に係る標的核酸計数方法において扱う画像データについて説明する。粒子に励起光を照射した際に発生する蛍光の中で撮像した、標的核酸に関連する分光成分の光強度分布データ(以下、蛍光撮像データと呼ぶ)を入力データとして扱う。蛍光撮像データ内では、標的核酸を一つ以上含む粒子の画素値は、標的核酸を含まない粒子の画素値よりも大きくなるため、閾値処理等で両者を区別することができる。以下の説明では、蛍光撮像データ内で画素値が大きい粒子をポジ粒子、画素値が小さい粒子をネガ粒子と呼ぶ。
本発明の実施形態に係る標的核酸計数方法011の処理手順の一例を、図10を用いて説明する。図10は、本実施形態に係る標的核酸計数方法011の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ここで、本発明の実施形態に係る標的核酸計数方法011における計数工程S161の詳細について説明する前に、比較例として、一般に用いられる二つの標的核酸濃度推定手法の課題について説明する。
通常のdPCR法では、以下の数式4に示すポアソン分布を用いて標的核酸の濃度fの推定を行う(以下、ポアソン分布法と呼ぶ)。
次に、重み付き平均法について説明する。重み付き平均法は、一般に用いられる標的核酸濃度推定手法であり、大きさが同程度である粒子をグループ化し、グループ毎にポアソン分布法を適用する手法である。重み付き平均法の濃度推定値は、以下の数式7で与えられる。
ここで、NA (i)、NP (i)、Va (i)(i=0,1,…,M-1)は、M個存在するグループの内、番号iのグループにおける粒子数、ポジ粒子数、粒子の平均体積である。w(i)は、各グループにより得られる濃度に積算される重みであり、番号iのグループにおける粒子体積合計値を、全粒子の体積合計値で割った値である。
以下に、本発明の実施形態に係る標的核酸計数方法011における計数工程S161について詳細に説明する。
計数工程S161内の分配計算工程S181において行うモンテカルロシミュレーションの処理手順について、図13を用いて説明する。図13は、計数工程S161内の分配計算工程S181におけるモンテカルロシミュレーションの処理手順の一例を示すフローチャートである。
試行回数判定S189は、配列初期化工程S185からポジ粒子数算出工程S188までの実行回数と、あらかじめ決められた試行回数との比較を行う。核酸分配工程S186において乱数を使用していることにより、試行毎に異なるポジ粒子数が得られる。
ポジ粒子数平均工程S190は、試行毎に得られたポジ粒子数の平均値を求める工程である。十分な回数の試行を実施することにより、ばらつきの少ないポジ粒子数平均値を得ることができる。
計数工程S161で行う反復処理の収束性は、バナッハの不動点定理(縮小写像の定理)を用いて説明できる。バナッハの不動点定理は、以下の数式12を満たす関数g(x)には、不動点xf=g(xf)が存在し、反復処理xi+1=g(xi)(i=0,1,2,…)を実行することで不動点xfが得られることを示している。
以下に、本発明の実施形態に係る粒子測定方法又は核酸濃度測定方法を実装したソフトウェアを備える、濃度測定システム及び装置、並びに粒子測定装置の実施形態について説明する。ただし、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の実施形態に係る濃度測定システム及び装置、並びに粒子測定装置は、粒子を複数含む検体の画像データから、当該画像に含まれる粒子の個々の大きさを測定することができる。
本発明に係る第一の実施の形態である濃度測定システムについて、図15を用いて説明する。図15は、第一の実施形態に係る濃度測定システム200の構成の一例を示す図である。図15に示すように、本実施形態に係る濃度測定システム200は、撮像装置201、画像処理装置202、タブレットPC203、有線LAN204、及び、無線LANルーター206より構成されている。
続いて、濃度測定システム200で行われる処理の流れについて説明する。濃度測定システム200の利用者により、まず、撮像装置201のプレートホルダー208に、検査プレート209が設置される。検査プレート209の詳細は後述する。撮像装置201は、設置後の検査プレート209の情報(プレートホルダー208内のスロット番号と、検査プレート209のバーコード情報)を画像処理装置202に送信する。その後、一定時間おきに画像処理装置202に作業指示の確認を行う待機モードに移行する。画像処理装置202は、Webサーバー機能を兼ねており、利用可能な撮像装置の情報(検査プレート209のバーコード情報から復元した識別情報、測定方法等)を利用者に公開している。
検査プレート209の構造について、図16を用いて説明する。図16は、本実施形態に係る濃度測定システム200において、粒子を保持する検査プレート209の構造の一例を示す図である。図16(a)は検査プレート209の断面図である。図16(b)は検査プレート209の平面図である。検査プレート209は、検体を保持する器具であり、例えば、標的核酸と試薬(プライマ、蛍光標識プローブ等のPCR法の実行に必要となる化学物質を含む薬剤)を混ぜた溶液220を、オイル221内で複数の粒子222として保持することができる器具である。
図15に示した撮像装置201の構成について、図17を用いて説明する。図17は、本実施形態に係る濃度測定システム200において、PCR法と蛍光撮像を実施する撮像装置201の構成の一例を示す図である。図17に示すように、撮像装置201は、プレートホルダー208、ネットワークインターフェース240、コントローラー241、サーマルサイクラー242、カメラ243、撮像レンズ244、カメラ側フィルタホイール245、xyステージ246、照明側フィルタホイール247、照明光学系248、LED光源249、単軸ロボット(x軸方向駆動)250、単軸ロボット(z軸方向駆動)251、単軸ロボット(y軸方向駆動)252、及び、電源253により構成されている。それぞれの構成要素はネットワークケーブル255等を介してネットワークに接続されている。
本発明の第二の実施の形態である濃度測定装置について、図18を用いて説明する。図18は、本実施形態に係る濃度測定装置300の構成の一例を示す図である。図18に示すように、本実施形態に係る濃度測定装置300は、第一の実施の形態である濃度測定システム200の撮像装置201に、画像処理装置202と無線LANルーター206の機能を追加した構成を備えている。機能的には両者はほぼ同じである。以下では、濃度測定システム200と異なる点についてのみ説明する。
本発明の第三の実施の形態である粒子測定装置について、図20を用いて説明する。図20は、第三の実施形態に係る粒子測定装置400の構成の一例を示す図である。図20に示すように、本実施形態に係る粒子測定装置400は、第二の実施の形態である濃度測定装置300の機能を削減し、粒子測定機能のみを残した装置である。また、粒子測定装置400の測定対象である粒子は、照明光に対して、粒子の表面あるいは内部から散乱光を発することを想定している。例えば、着色した粒子や、ボール・豆・魚卵・錠剤等の不透明あるは半透明な物体を検査する場合は、散乱光を測定することになる。散乱光により得られる粒子像データにおいては、粒子中央部、周辺部の濃淡は無くなって粒子全体が明るくなり、粒子間のオイルに相当する画素は暗くなる。この場合、粒子位置取得工程S100の抽出工程S114において、粒子間の白領域を除去する必要が無くなる。また、粒子間の白領域が無いので、隣接粒子抽出工程S101として、図7に示した手順を採用する。
011…標的核酸計数方法
S100…粒子位置取得工程
S101,S103…隣接粒子抽出工程
S102…算出工程
S110…二値化工程
S111…領域分割工程
S112…重心算出工程
S113…形状評価工程
S114…抽出工程
S120…粒子対選択工程
S121…ラインサーチ工程
S122…粒子対の有無判定
S123…粒子対選択工程
S124…白領域径算出工程
S125…粒子距離算出工程
S126…粒子対の有無判定
130…ノードテーブル
135…エッジテーブル
S140…部分集合削除工程
S141…解算出工程
150…粒子半径差が大きい場合の連立方程式
151…粒子半径差が無視できる場合の連立方程式
S160…ポジ粒子数算出工程
S161…計数工程
S180…第一候補算出工程
S181…分配計算工程
S182…第二候補算出工程
S183…収束判定
S185…配列初期化工程
S186…核酸分配工程
S187…核酸数判定
S188…ポジ粒子数算出工程
S189…試行回数判定
S190…ポジ粒子数平均工程200…濃度測定システム
201…撮像装置
202…画像処理装置
203…タブレットPC
204…有線LAN
205,210,211,255…ネットワークケーブル
206…無線LANルーター
207…無線通信
208…プレートホルダー
209…検査プレート
212…表示画面
213…選択用リストボックス
214…情報表示・修正部
215…エディットボックス
216…指示ボタン
220…溶液
221…オイル
222…粒子
223…溶液注入部
224…粒子生成部
225…オイル吸出部
226…ガラス基板
227…金属治具
228…窪み
229…留め具
230…バーコード
231…ラベル
240…ネットワークインターフェース
241…コントローラー
242…サーマルサイクラー
243…カメラ
244…撮像レンズ
245…カメラ側フィルタホイール
246…xyステージ
247…照明側フィルタホイール
248…照明光学系
249…LED光源
250…単軸ロボット(x軸方向駆動)
251…単軸ロボット(z軸方向駆動)
252…単軸ロボット(y軸方向駆動)
253…電源
254…電源ケーブル
300…濃度測定装置
301…画像処理ボード
302…無線LANインターフェース
303…コントローラー
310…通信インターフェース
311…ユニットコントローラー
312…データバス
313…メモリ
314…二値化部
315…領域分割部
316…重心算出部
317…形状評価部
318…抽出部
319…隣接粒子抽出部
323…部分集合削除部
324…解算出部
325…ポジ粒子数算出部
326…計数処理部
329…コントローラー・ユニット間通信路
400…粒子測定装置
401…検査プレート
402…画像処理ボード
403…コントローラー
410…タブレットPC
411…管理画面
412…指示ボタン
413…表示部
Claims (12)
- 複数の粒子の像を含む画像データから、前記複数の粒子の個々の大きさを測定する粒子測定方法であって、
前記画像データから前記粒子の中心位置を取得する粒子位置取得工程と、
前記画像データにおいて、複数の前記粒子の中心位置の間の距離に基づいて、互いに隣接する複数の粒子を抽出する隣接粒子抽出工程と、
前記隣接粒子抽出工程にて抽出された、前記互いに隣接する複数の粒子の中心位置の間の距離に基づいて、前記複数の粒子の個々の大きさを求める算出工程と、
を含むことを特徴とする粒子測定方法。 - 前記大きさは、前記粒子を一つずつ内包する球体の径、断面積、又は体積からなる群より選ばれるいずれか一つの大きさである、ことを特徴とする請求項1に記載の粒子測定方法。
- 前記粒子は球形であり、前記大きさは、前記粒子の径、断面積、又は体積からなる群より選ばれるいずれか一つの大きさである、ことを特徴とする請求項1に記載の粒子測定方法。
- 前記粒子位置取得工程は、
前記画像データ内の画素を、前記粒子の中心部及び粒子間領域を表わす第一の画素、又は、前記粒子の周辺部及び粒子間領域を表わす第二の画素、に分類する二値化工程と、
前記第一の画素のみで構成される部分領域を抽出する領域分割工程と、
前記部分領域の形状を表わす形状評価値を算出する形状評価工程と、
前記形状評価値に基づいて、前記粒子の中心部を表わす部分領域である粒子領域を抽出する抽出工程と、
前記粒子領域の画素の重心位置を、粒子位置として求める重心算出工程と、
を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の粒子測定方法。 - 前記隣接粒子抽出工程は、
前記粒子領域を二つ選択する工程と、
選択された二つの粒子領域の粒子位置を結ぶ線上にある第一の画素が、前記二つの粒子領域のみに属する場合に、前記二つの粒子領域を隣接粒子として抽出する工程と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の粒子測定方法。 - 前記隣接粒子抽出工程は、
前記粒子領域を二つ選択する工程と、
選択された二つの粒子領域の粒子位置を結ぶ線上において、同一の粒子領域に属する第一の画素の当該粒子領域の重心からの最大距離を、各々の粒子領域に対して求める工程と、
前記最大距離の和に対して、前記二つの粒子位置の間の距離との差を求める工程と、
選択された二つの粒子領域の粒子位置を結ぶ線上にある第一の画素が、前記二つの粒子領域のみに属し、かつ、前記距離との差が前記二つの粒子位置の間の距離の半分より小さい場合に、前記二つの粒子領域を隣接粒子として抽出する工程と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の粒子測定方法。 - 前記算出工程は、
前記隣接粒子抽出工程により得られた隣接する粒子の間の距離と、隣接粒子の大きさの関係を表わす連立方程式を解くことにより、前記隣接粒子の大きさを求めることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の粒子測定方法。 - 前記算出工程は、
前記隣接粒子抽出工程により得られた隣接関係を持つ粒子の中から、前記粒子の部分集合を選択する工程と、
前記部分集合に含まれる粒子の数と、隣接関係にある粒子対の数と、を取得する工程と、
前記粒子の数が前記粒子対の数より多い場合に、前記部分集合に含まれる粒子に係る係数を前記連立方程式から除く工程と、
を含むことを特徴とする、請求項7に記載の粒子測定方法。 - 複数の粒子を含む検体の画像から、当該画像に含まれる粒子の大きさを測定する測定装置であって、
検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により得られた画像データから前記粒子の中心位置を取得する粒子位置取得手段と、
複数の前記粒子の中心位置の間の距離に基づいて、互いに隣接する複数の粒子を抽出する隣接粒子抽出手段と、
前記粒子と隣接関係にある粒子との中心位置間の距離から、前記粒子の大きさを算出する算出手段と、
を備えることを特徴とする粒子測定装置。 - 複数の粒子を含む検体の画像から、当該画像に含まれる粒子の大きさを測定する測定装置であって、
前記大きさの基準値を入力する入力手段と、
前記検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により得られた画像データから前記粒子の中心位置を取得する粒子位置取得手段と、
複数の前記粒子の中心位置の間の距離に基づいて、互いに隣接する複数の粒子を抽出する隣接粒子抽出手段と、
前記粒子と前記隣接関係にある粒子との中心位置間の距離から、前記粒子の大きさの比率を算出する第一の算出手段と、
前記比率と前記大きさの基準値から、前記粒子の大きさを求める第二の算出手段と、
を備えることを特徴とする粒子測定装置。 - 特定の塩基配列を持つ標的核酸の濃度を測定する核酸濃度測定システムであって、
前記標的核酸を含む溶液を小区画に分割した、複数の粒子を保持する検体と、
前記粒子内の標的核酸の数を増幅させる機能を備え、前記検体を基にして、一つ以上の種類の画像データを撮像する撮像装置と、
前記画像データから、標的核酸の濃度を算出する画像処理装置と、
を備え、
前記画像処理装置は、
前記画像データから、前記粒子の中心位置を取得する粒子位置取得手段と、
複数の前記粒子の中心位置の間の距離に基づいて、隣接した複数の粒子を抽出する隣接粒子抽出手段と、
前記粒子と前記隣接関係にある粒子との中心位置間の距離から、前記粒子の大きさを算出する算出手段と、
前記画像データから、標的核酸の有無が同じ粒子の数を測定する粒子数算出手段と、
前記粒子の大きさと、前記標的核酸の有無が同じ粒子の数とから、溶液中の標的核酸濃度を推定する濃度推定手段と、
を備える、
ことを特徴とする核酸濃度測定システム。 - 特定の塩基配列を持つ標的核酸の濃度を測定する核酸濃度測定システムであって、
前記標的核酸を含む溶液を、粒子の大きさの基準値が既知の小区画に分割した複数の粒子を保持する検体と、
前記粒子内の標的核酸の数を増幅させる機能を備え、前記検体を基にして、一つ以上の種類の画像データを撮像する撮像装置と、
前記画像データと前記大きさの基準値から、標的核酸の濃度を算出する画像処理装置と、を備え、
前記画像処理装置は、
前記画像データから前記粒子の中心位置を取得する粒子位置取得手段と、
複数の前記粒子の中心位置の間の距離に基づいて、隣接した複数の粒子を抽出する隣接粒子抽出手段と、
前記粒子と前記隣接関係にある粒子との中心位置間の距離から、前記粒子の大きさの比率を算出する算出手段と、
前記画像データから、標的核酸の有無が同じ粒子の数を測定する粒子数算出手段と、
前記粒子の大きさの比率、前記粒子の大きさの基準値、及び、前記標的核酸の有無が同じ粒子の数から溶液中の標的核酸濃度を推定する濃度推定手段と、
を備える、
ことを特徴とする核酸濃度測定システム。
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