JP7164068B1 - 冷却装置及び冷却制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この冷却システムは、機器ルーム内の電子機器に近接してそれぞれ設けられて該電子機器から発生する熱で冷媒を蒸発・気化させることにより該電子機器を冷却する受熱器と、受熱器よりも高所に設けられ、外気と散水とにより冷媒を冷却しかつ気化した冷媒を凝縮する冷却塔と、これら受熱器と冷却塔との間で冷媒が自然循環する循環ラインと、を備えている。
また、特許文献2には、3つ冷却系の何れかに異常が生じた場合には、当該異常があった冷却系統の開閉弁を“閉”状態に切り換えるという構成が示されてはいるが、その異常内容が明確ではなく、この点において新しい技術の提供が期待されていた。
本発明の第1態様に示す冷却装置では、対象物の熱を冷媒へ吸収させる複数の受熱器と、該受熱器で受熱した冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮した冷媒を放熱して凝縮する凝縮器との間で冷媒を循環させる冷凍サイクルにより、局所冷却を行う冷却システムにおいて、前記複数の受熱器で受熱した冷媒を集合させて前記圧縮機へ供給する複数かつ並列配置された主配管と、該主配管のいずれかで配管に破損が生じた場合に、該破損が生じた個所を避けた冷媒の経路に切り替えるバルブ群とを具備することを特徴とする。
この冷却装置100は、受熱器1、圧縮機2及び凝縮器3との間で冷媒を循環させる冷凍サイクルにより局所冷却を行う冷却システムである。
圧縮機2は受熱器1で受熱した冷媒を圧縮するための機器である。
凝縮器3は圧縮機2で圧縮した冷媒を放熱して凝縮するための機器である。この凝縮器3で凝縮した冷媒は再び受熱器1に還流される。
これら主配管4は、複数の受熱器1で受熱した冷媒を集合させて圧縮機2へ供給するためのものであって、並列となるように配置されている。
また、受熱器1、圧縮機2と並列配置された主配管4との間には、当該主配管4への冷媒流入を調整するためのバルブ群5が配置されている。
すなわち、本発明の冷却装置100では、受熱器1から冷却塔へ冷媒が循環する循環ラインとなる配管に破損が発生した場合のトラブルに即座に対応することができ、全体の空調能力の低下を未然に防ぐことができる。
第1実施形態に係る冷却装置101について図2及び図3を参照して説明する。
まず、図2を参照して冷却装置101の全体構成を説明する。
具体的には、この冷却装置101は、冷却対象となるサーバの排気に含まれる熱を受熱して冷媒を蒸発させる蒸発器10、サーバルーム等と同じ建物に設置される室内機20、サーバルーム等が設けられる建物の屋外(外気の供給が容易な個所)に設置される室外機30を主要な構成要素とする。
なお、本例の冷却装置101では、蒸発器10、室内機20及び室外機30がそれぞれ複数台設置された例が示されている。
各蒸発器10は、ラジエータ11を備える。ラジエータ11は、冷媒が流れる熱交換パイプ(図示略)と該熱交換パイプとサーバの排気等との熱交換面積を大きくするための放熱フィン(図示略)とを備えた受熱器である。また、ラジエータ11内に備えられたバルブ12は、各蒸発器10へ供給する冷媒の流量を調整する。
さらに、蒸発器10はファン13を備えている。このファン13は、冷却対象となるサーバラックの排気、又はサーバルーム内の空気をラジエータ11へ向けて吸引送風する。
室内機20が備える圧縮機21は、流路P1を介してラジエータ11で受熱した冷媒を吸い込む。膨張部22は膨張弁(例えば流路断面積を変更することにより流路抵抗を与える弁)を備えるものであって、該膨張弁の出口側は、流路P2を介して第2気液分離タンク23に接続されている。
第2気液分離タンク23はポンプ24を備えている。このポンプ24は、ラジエータ11の入り口のバルブ12と流路P3を介して接続されたものであって、第2気液分離タンク23の下部から(内部の液相冷媒の液面より下方で)吸い込んだ冷媒を、流路P3~バルブ12を経由して蒸発器10内のラジエータ11に供給する。
凝縮器31には、ラジエータ11と同じく冷媒が流れる熱交換パイプ32と、該熱交換パイプ32と外気との熱交換面積を大きくするための放熱フィン(図示略)とを備える。
そして、この凝縮器31では、圧縮機21から供給された冷媒を外気との熱交換により凝縮し、液相として、下方の第1気液分離タンク33へ重力により流下させる。また、ファン34は、熱交換パイプ32へ外気を供給して冷却する。
膨張部22は、前述のように液相冷媒を膨張させる機能を有し、流路P2を介して第2気液分離タンク23に接続されている。
第2気液分離タンク23は、前述のように冷媒を気液分離する。気液分離された液相冷媒は、ポンプ24によって蒸発器10へ供給され、再度冷却対象から受熱して冷凍サイクルを循環する。また、第2気液分離タンク23の液面は、例えば膨張部22を構成する弁の開閉によって調整することができる。
蒸発器10にあっては、冷却対象から発生した熱を冷媒が吸収し、この冷媒が流路P1を経由して圧縮機21に吸い込まれ、圧縮される。
該圧縮機21で圧縮された冷媒は、流路P4を経由して凝縮器31の熱交換パイプ32を通過するとともに外気により冷却され、凝縮しながらその下方の第1気液分離タンク33へ流入する。
その後、第2気液分離タンク23内で気液分離された冷媒の液相冷媒は流路P3を経由して蒸発器1へ戻り、冷凍サイクルを循環しながら冷却対象となるサーバルーム等の空気を冷却する。
蒸発器10と室内機20との間には複数の主配管40,41(本例では2本の主配管)が設けられている。
これら主配管40,41は、複数の蒸発器10でそれぞれ受熱した冷媒を集合させて室内機20へ供給するためのものであって、並列となるように配置されている。
第1分岐配管42は、蒸発器10からの配管42Aが分岐して主配管40,41に通じる分岐管42B,42Cとなるものであって、各蒸発器10毎に設けられている(図3参照)。
各分岐管42B,42Cの途中には、主配管40,41への流路を開閉する第1バルブV1,V2がそれぞれ設けられている。
第2分岐配管43は、主配管40,41からの分岐管43A,43Bが合流して室内機20に通じる配管43Cとなるものであって、各室内機20毎に設けられている(図3参照)。なお、第2分岐配管43の配管43Cは、室内機20内の流路P1を形成する配管44に接続されている。
各分岐管43A,43Bの途中には、主配管40,41からの流路を開閉する第2バルブV3,V4がそれぞれ設けられている。
これら温度センサ50及び圧力センサ60で検出された検出値は、流路切換制御部90に供給される。
この流路切換制御部90は、温度センサ50及び圧力センサ60で検出された検出値に基づき前記主配管40,41の破損を検出するとともに、その検出結果に基づき第1分岐配管42の第1バルブV1,V2、及び第2分岐配管43の第2バルブV3,V4を遠隔操作により開閉制御する。
〔制御1〕
主配管40,41に破損が発生すると、破損が生じた主配管40,41内に空気が混入することになるが、このとき、温度センサ50及び圧力センサ60での検出値が「計測温度の飽和蒸気圧<計測したガス圧力」となった場合に、流路切換制御部90にて「異常」と判断する。
具体的には、冷却装置101が正常な状態である場合の蒸気の圧力が80kPaAで、温度が10℃±αであるとする(冷媒10℃の時の飽和蒸気圧が約80kPaAであることを意味する)。
このとき、空気が混入し、圧力が95kPaAまで上昇すると、ガス温度は(例えば)15℃でなければならないが、温度は10~11℃のままだとすると、「計測温度の飽和蒸気圧(≒80kPaA+α)<計測ガス圧力(95kPaA)」となる。
しかしながら、このような操作を行ったとしても「異常」が継続するのであれば、流路切換制御部90にて、一方の主配管40につながるバルブV1,V3を「閉」から「開」とし、もう一方の主配管41につながるバルブV2,V4を「開」から「閉」とする弁開閉制御を行うことで、主配管40,41のいずれに破損があるかを判断する。
すなわち、流路切換制御部90では、主配管40又は41への冷媒供給を選択的に実施/停止した場合の変化を、温度センサ50及び圧力センサ60での検出値を観察することで、当該主配管40又は41のいずれに破損のトラブルが発生しているかを検出することができる。
制御2では、異常判定条件として、温度センサ50及び圧力センサ60での検出値に基づき、「室内機20に流入する冷媒ガスの過熱度が著しく下がる(過熱度<0℃)」ことを検出した場合に、流路切換制御部90にて主配管40,41の破損で空気が混入したことを示す「異常」と判断する。
具体的には、冷却装置101が正常な状態である場合に、蒸気の過熱度が蒸発温度+5℃で運用しているとする。
このとき、空気が混入して、配管内圧が上昇すると蒸発器10の冷却能力が低下し、蒸発器10に送っていた冷媒液が全て蒸発できなくなり、蒸気配管に冷媒液が噴き出すようになる。過熱度は気化した冷媒をさらに加熱した状態の程度を表すので、液が存在する配管では過熱度が低くなる現象が生じる(この状態で、冷媒液が全部気化できていないので、過熱度はマイナスである)。
しかしながら、このような操作を行ったとしても「異常」が継続するのであれば、流路切換制御部90にて、一方の主配管40につながるバルブV1,V3を「閉」から「開」とし、もう一方の主配管41につながるバルブV2,V4を「開」から「閉」とする弁開閉制御を行うことで、主配管40,41のいずれに破損があるかを判断する。
すなわち、流路切換制御部90では、主配管40又は41への冷媒供給を選択的に実施/停止した場合の過熱度の変化を、温度センサ50及び圧力センサ60での検出値を観察することで、当該主配管40又は41のいずれに破損のトラブルが発生しているかを検出することができる。
これにより上記冷却装置101では、1つの主配管40,41に破損などのトラブルが発生した場合に、流路切換制御部90からの指令に基づくバルブ操作を実施することで、破損による漏れなどの異常が生じている主配管40,41への冷媒供給を速やかに遮断することができる。
また、上記冷却装置101では、室内機20内の流路P1に設置されている既存の温度センサ50及び圧力センサ60を利用して、主配管40,41のいずれかに異常が生じているか否かを検出することができ、漏れセンサを別途設置する必要がないので、設備費用を節約できる点でも効果がある。
本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。
第2実施形態が第1実施形態と構成を異にするのは、主配管40,41に異常が生じているか否かの判定に、該主配管40,41のそれぞれに設置した圧力センサ61,62の検出値を利用した点にある。
なお、この圧力センサ61,62は、主配管40,41に直接設置することに限定されず、該主配管40,41を含む流路の途中に設置されていれば良い。
これにより、破損した主配管40,41に接続した圧力センサ61,62にて、流入した空気の追加分圧力が上昇して「複数の主配管40,41のうち、一つの主配管40,41の圧力が著しく高い」状態が検出された場合には、流路切換制御部90において「異常」と判定されることになる。
これにより上記冷却装置101では、1つの主配管40,41に破損などのトラブルが発生した場合に、流路切換制御部90からの指令に基づくバルブ操作を実施することで、異常が生じている主配管40,41への冷媒供給を速やかに遮断することができる。
本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。
第3実施形態が第1実施形態と構成を異にするのは、主配管40,41に異常が生じているか否かの判定に、流量計70、温度センサ71及び圧力センサ72の検出値を利用した点にある。
温度センサ71は蒸発器10から排出される冷風の温度を計測する検出機器である。
圧力センサ72は、室内機20の配管44内の流路P1を流れる冷媒ガスの圧力を検出する検出機器である。
具体的には、冷却装置101が正常な状態において、室内機20内の圧縮機21が吸う冷媒ガスは全て蒸発器10群から引かれるため、蒸発器10内部の圧力が低下する。
しかし、主配管40,41が破損した場合には、蒸発器10から冷媒ガスを吸わなくとも空気が室内機20の圧縮機21に流れ込むため、該蒸発器10から吸われる冷媒ガスの量が減り、該蒸発器10内の圧力が低下しなくなる。
すなわち、圧力センサ72及び流量計70の検出値が変わらないのに、温度センサ71にて蒸発器10から排出される冷風(符号Wで示す)の温度が上昇したことを検出した場合には、流路切換制御部90において「異常」と判定することができる。
しかしながら、このような操作を行ったとしても「異常」が継続するのであれば、流路切換制御部90にて、一方の主配管40につながるバルブV1,V3を「閉」から「開」とし、もう一方の主配管41につながるバルブV2,V4を「開」から「閉」とする弁開閉制御を行うことで、主配管40,41のいずれに破損があるかを判断する。
これにより上記冷却装置101では、1つの主配管40,41に破損などの異常が発生した場合に、流路切換制御部90からの指令に基づくバルブ操作を実施することで、当該異常が生じている主配管40,41への冷媒供給を速やかに遮断することができる。
本発明の第4実施形態について図6を参照して説明する。
第4実施形態が第1実施形態と構成を異にするのは、主配管40,41に異常が生じているか否かの判定に、漏水センサ80,81の検出値を利用した点にある。
すなわち、主配管40,41に破損が発生して該主配管40,41から冷媒液が漏れ始めた場合には(実施形態では、ポンプで冷媒液を圧送しているので配管内部の圧力が高いために漏れが生じる)、漏水センサ80が冷媒液の漏れを検知し、その検知結果に基づき、流路切換制御部90において「異常」と判定する。
これにより上記冷却装置101では、主配管40,41に破損などの異常が発生した場合に、流路切換制御部90からの指令に基づくバルブ操作を実施することで、当該異常が生じている主配管40,41への冷媒供給を速やかに遮断することができる。
また、一般に、前記主配管40、41の破損は、配管内部の圧力が外部の圧力(通常は大気圧)より高い場合には、冷媒の漏れを招くが、配管内部の圧力が外部の圧力より低い場合には、冷媒への外気の混入の原因となる。したがって、前記第1実施形態~第3実施形態における、漏れを直接検出することなく、圧力等のデータに基づいて破損を検出する制御は、前記配管への外気の侵入に起因する、冷却効率の低下や、サージング等の流体機械に悪影響を及ぼす現象を防止する効果をも期待することができる。
2 圧縮機
3 凝縮器
4 主配管
5 バルブ群
10 蒸発器
20 室内機
21 圧縮機
30 室外機
31 凝縮器
40 主配管
41 主配管
42 第1分岐配管
42A 配管
42B 分岐管
42C 分岐管
43 第2分岐配管
43A 分岐管
43B 分岐管
43C 配管
50 温度センサ
60 圧力センサ
61 圧力センサ
62 圧力センサ
70 流量計
71 温度センサ
72 圧力センサ
80 漏水センサ
81 漏水センサ
90 流路切換制御部
100 冷却装置
101 冷却装置
R サーバラック
V1 第1バルブ
V2 第1バルブ
V3 第2バルブ
V4 第2バルブ
Claims (9)
- 対象物の熱を冷媒へ吸収させる複数の受熱器と、該受熱器で受熱した冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮した冷媒を放熱して凝縮する凝縮器との間で冷媒を循環させる冷凍サイクルにより、局所冷却を行う冷却システムにおいて、
前記複数の受熱器で受熱した冷媒を集合させて前記圧縮機へ供給する複数かつ並列配置された主配管と、
該主配管のいずれかで配管に破損が生じた場合に、該破損が生じた個所を避けた冷媒の経路に切り替えるバルブ群と、を具備することを特徴とする冷却装置。 - 前記複数の主配管と前記受熱器とを接続する第1分岐配管の分岐管には、管路を開閉するバルブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
- 前記複数の主配管と前記圧縮機とを接続する第2分岐配管の分岐管には、管路を開閉するバルブが設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記主配管の破損を直接的又は間接的に検知する状態検知センサと、該状態検知センサの検知結果に基づき前記分岐管のバルブ群を遠隔操作により開閉する流路切換制御部と、を有することを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載の冷却装置。
- 前記状態検知センサは、前記主配管と前記圧縮機との間の配管に設置されて該配管内の冷媒の温度を検知する温度センサ及び該冷媒の圧力を検知する圧力センサからなることを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
- 前記状態検知センサは、前記主配管のそれぞれに設置されて該主配管内の冷媒圧力を検知する圧力センサからなることを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
- 前記状態検知センサは、前記受熱器に供給される冷媒の流量を検知する流量計、前記受熱器から排出される冷風の温度を計測する温度センサ、及び前記主配管と圧縮機との間の配管に設置された圧力センサからなることを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
- 前記状態検知センサは、前記主配管のそれぞれからの冷媒の漏れを検知する漏水センサからなることを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
- 対象物の熱を冷媒へ吸収させる複数の受熱器と、該受熱器で受熱した冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮した冷媒を放熱して凝縮する凝縮器との間で冷媒を循環させる冷凍サイクルにより、局所冷却を行う冷却システムにおいて、
前記複数の受熱器で受熱した冷媒を集合させて前記圧縮機へ供給する主配管を並列となるように複数設けた上で、該主配管のいずれかで配管に破損が生じた場合に、該破損が生じた個所を避けた冷媒の経路に切り替える、
ことを特徴とする冷却制御方法。
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