JP7160006B2 - 単結晶引上げ装置および単結晶引上げ方法 - Google Patents
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図3の単結晶引上げ装置100は、上面が開閉可能な引上げ炉101を備え、この引上げ炉101内に坩堝102を内蔵した構成となっている。そして、引上げ炉101の内側には坩堝102内の半導体原料を加熱溶融するためのヒータ103が坩堝102の周囲に設けられ、引上げ炉101の外側には、図4に示すように1対の超電導コイル104(104a,104b)を円筒型容器としての冷媒容器(以下、円筒型冷媒容器)105に内蔵した超電導磁石130が配置されている 。
かかる超電導磁石130により、引上げ炉101及び真空容器119の中心線110に対して軸対称の磁力線107を発生している(この中心線110の位置を磁場中心と称している)。
この際、ヒータ103の加熱によって誘起される溶融液の流体運動、即ち熱対流が生じると、引上げられる溶融液が乱され、単結晶生成の歩留りが低下する。
これによって、ボア115内部に磁場勾配の少ない均一性のよい横磁場を発生することができ、また、平面上に同心円状もしくは正方形状の磁場分布を発生することができ、不均衡電磁力を大幅に抑制することができるとされる。また、その結果、引上げ方向の均一磁場領域が向上するとともに、横磁場方向の磁場がほぼ水平になり、不均衡電磁力の抑制により、高品質の単結晶の製造が実現できる。
さらに、この単結晶引上げ方法によれば、高品質の単結晶を歩留りよく引上げることも開示されている。
したがって、図6の超電導磁石130において、配設角度θを100度~130度の範囲に設定することで、ボア115内部に同心円状もしくは正方形状の等分布磁場を得ることができるとされている。
この傾向は4コイルにより均一な磁場分布を形成した特許文献1で開示されている技術(ただし、コイル軸間の中心角度αは60度)でも同様であったが、超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記中心軸における磁力線方向をX軸としたときに、前記X軸上の磁束密度分布が上に凸の分布である。
前記引上げ炉と前記磁場発生装置間には、選択的に設置可能な磁気シールドを具備し、前記磁場発生装置は、前記磁気シールドにより、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁力線方向と磁場分布を変更できるものであることを特徴とする単結晶引上げ装置を提供する。
前述したように、チョクラルスキー法による単結晶引上げ装置では、ヒータの加熱によって誘起される半導体原料の溶融液の流体運動、即ち熱対流により引上げられる溶融液が乱され、単結晶生成の歩留りの低下を克服するために、炉を挟むように超電導コイルを配置して、超電導コイルに通電することにより炉内の半導体原料を通過する磁力線を発生させ、この磁力線により半導体原料が動作抑止力を受け、炉内で対流することなく、種結晶の引き上げに伴って成長する単結晶が製造されるようになった。
この単結晶引上げ装置1は、上面が開閉可能な引上げ炉2を備え、この引上げ炉2内に坩堝3を内蔵した構成となっている。そして、引上げ炉2の内側には坩堝3内の半導体原料11を加熱溶融するためのヒータ4が坩堝3の周囲に設けられ、引上げ炉2の外側には、1対の超電導コイル5(5a、5b)を円筒型容器としての冷媒容器(以下、円筒型冷媒容器)6に内蔵した超電導磁石7が配置されている。かかる超電導磁石7により、引上げ炉2及び真空容器8の中心軸9に対して軸対称の磁力線10を発生している(この中心軸9の位置を磁場中心と称している)。
すなわち、図2に示すように、磁気シールド20は引上げ炉2を挟むように例えば引上げ炉2の中心軸に対称となるように配置している。なお、図2の単結晶引上げ装置1では、超電導コイル5の数を4つ、引上げ炉2の周囲に配置し、かつ前記超電導コイル5の相互に隣接する1対ずつのもの同士が例えば中心角度αを100度~130度の範囲である構造のものを示している。また、前記磁気シールド20は、着脱自在であるとともに、引上げ炉2の中心軸周りに配置位置を変更可能に構成している。
また、前記シールド20は、形状の変更が可能であり、例えば幅寸法、すなわち磁石の筺体内側面に対向する円弧面長を規定する、周方向角度を任意に設定することができる。これにより、例えば磁気シールド20を設置しない場合の図14aと比較すれば明らかな通り、引上げ炉2内の石英坩堝を通過する磁力線を好適に制御することができる。
従って、磁気シールド20の設置の有無、形状、配置を変更することで、磁力線方向や磁場分布を制御できる。よって同一単結晶引上げ装置で育成される単結晶中の酸素濃度を低酸素から高酸素まで自在に制御することができる。
(比較例)
特許文献2の磁束密度分布と磁力線ベクトル
ANSYS-Maxwell-3Dにより磁場解析を実施した。磁場中心の磁束密度が1000Gaussになるように、コイルの巻き数×電流値を調整した。
図14(a)は磁束密度分布で図14(b)は磁束密度分布上に、磁力線ベクトルを追加して表示した。
図中、丸印は、直径32インチ(800mm)、石英坩堝の外径を示しており、その中での代表的な磁力線を黒矢印で示した。
このように磁場発生装置と引上機の間に磁気シールド20を挿入しない状態では、中心軸での磁力線方向であるX軸上の磁束密度分布は上に凸の分布となり、水平面内において前記X軸と直交し前記中心軸を通るY軸上の磁束密度分布は下に凸の分布となる。
また坩堝付近では磁力線が大きく湾曲していることがわかる。このような磁力線により、磁力線と垂直な断面内においても、鉛直方向の自然対流に対して強い抑制力が発生することになる。
磁気シールド60度×2箇所、Fe(t25mm)
周方向角度60度の磁気シールド20を、左下と右上の対になっているコイルの内側に配置した。その結果、シールドの無い左上と右下のコイルによる磁場が優勢となり、磁束密度が左右非対称に変化し、中心軸における磁力線方向であるX軸は右下方向に変化した。また、坩堝近くの磁力線を見ると、特にX軸の右側で磁力線の湾曲度が小さくなっていることから、磁力線と垂直な断面内における自然対流の抑制力が比較例よりも弱くなっていることがわかる(図15(a)、図15(b))。
本実施例では、磁気シールド20に肉厚25mmの鉄を使用しており、磁石の筺体内径に沿う形状とし、ホイストクレーンを用いて筺体下部の支持部に載せる形で設置を行った。
磁気シールド20は強磁性材であるため、磁場が発生すると磁石に吸着するように固定されるが、保磁力が大きくないため、磁場が発生していなければ、取り外しもクレーンで取り外し可能である。
磁気シールド90度×2箇所、Fe(t25mm)
周方向角度90度の磁気シールド20を、同じく左下と右上の対になっているコイルの内側に配置した。中心軸上の磁力線方向X軸は実施例1よりもさらに右下方向に回転し、また、X軸の右側では磁力線の湾曲度が実施例1よりもさらに小さくなっている(図16(a),図16(b))。
使用坩堝 :直径800mm
単結晶材料のチャージ量 :400kg
育成する単結晶 :直径306mm
単結晶の直胴部の長さ :40cm
磁束密度 :磁気シールドが無い状態で中心1000Gとなるように調整
単結晶回転速度 :6rpm
坩堝回転速度 :0.03rpm
なお、今回の実施例では、肉厚25mmのFeによる磁気シールド20を用いたが、磁気シールド20の効果は透磁率に依存することから、Fe(比透磁率4,000)よりも比透磁率が大きいパーマロイ(比透磁率80,000)などを用いれば、2mm程度の肉厚でも同様の効果が得られると共に、軽量化が図れることが可能となりより容易に取り外しが可能となる。
このように、製造する単結晶の酸素濃度が違っても、磁気シールドの設置の有無及び設置する磁気シールドの形状を選択することで、同一の製造装置で異なる酸素濃度の単結晶を製造することが可能となる。
Claims (8)
- 半導体原料が収容される坩堝と、前記半導体原料を加熱して溶融する加熱手段とを備えた引上げ炉と、該引上げ炉の周囲に超電導コイルが配設された磁場発生装置とを備え、前記超電導コイルへの通電により、前記坩堝内の溶融した半導体原料を磁力線が貫くように磁場を与えて、前記溶融した半導体原料の前記坩堝内での対流を抑制する単結晶引上げ装置であって、
前記引上げ炉と前記磁場発生装置間には、選択的に設置可能な磁気シールドを具備し、前記磁場発生装置は、前記磁気シールドにより、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁力線方向と磁場分布を変更できる単結晶引上げ装置であって、
かつ、前記磁場発生装置は、それぞれ対向配置された超電導コイルの対をそれぞれのコイル軸が同じ水平面内に含まれるように2対設けたものであることを特徴とする単結晶引上げ装置。 - 前記磁気シールドは、形状、配置を変更可能として前記磁力線方向と磁場分布を変更できるものであることを特徴とする請求項1に記載の単結晶引上げ装置。
- 前記磁場発生装置は、前記磁気シールドを前記引上げ炉と前記磁場発生装置間に設置しない設定とした場合に、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁力線方向をX軸としたときに該X軸上の磁束密度分布が上に凸の分布となるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の単結晶引上げ装置。
- 前記磁場発生装置は、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁束密度を磁束密度設定値とした場合、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁力線方向をX軸としたときに該X軸上の磁束密度は坩堝壁では前記磁束密度設定値の80%以下となると同時に、前記水平面内において前記X軸と直交し前記中心軸を通るY軸上の磁束密度分布が下に凸の分布であり、前記Y軸上の磁束密度は坩堝壁では前記磁束密度設定値の140%以上となる、磁場分布を発生させるものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の単結晶引上げ装置。
- 前記磁場発生装置は、それぞれ対向配置された超電導コイルの対をそれぞれのコイル軸が同じ水平面内に含まれるように2対設け、前記超電導コイルのコイル軸を含む水平面内の前記引上げ炉の中心軸における磁力線方向をX軸としたときに、それぞれのコイルの前記X軸を挟む中心角度αを100度以上120度以下としたものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の単結晶引上げ装置。
- 前記磁気シールドは、前記引上げ炉と前記磁場発生装置との間に着脱可能とし、前記磁気シールドを設置するか否かで、または前記磁気シールドの形状、配置を変更することで、単結晶中の酸素濃度を制御可能なものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の単結晶引上げ装置。
- 前記磁気シールドは、鉄に比較して比透磁率の大きいパーマロイであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の単結晶引上げ装置。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の単結晶引上げ装置を用いて、半導体単結晶を引き上げることを特徴とする単結晶引上げ方法。
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