JP7159490B2 - プラズマシステムに適用される方法と関連のプラズマシステム - Google Patents

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Description

本発明は、操作方法に、より詳しくは、プラズマシステムに適用される方法と、関連のプラズマシステムと、に関する。
集積回路の特徴のサイズを連続的に縮小するには、より一層厳密な加工技術が必要とされる。重要な要件の一つは、製品エッチングの一貫性である。技術プロセスの間、室の間での一貫性問題により引き起こされる技術的リスクを回避するように、同じタイプの工作台の全ての室からの技術的結果の一貫性について、厳密な要件が課せられる。それゆえ、異なる室の間での技術的結果の一貫性は、厳密なプロセス制御を通して達成される必要がある。実際の制御プロセスにおいて、下方電極ルーティング形式のように、制御不能な分散パラメータの差異により引き起こされるエッチング結果の差異がやはり存在し、先進プロセスでは特にさらに拡大される。
それゆえ、本開示は、背景部分で言及された問題の少なくとも一つを解決するための、プラズマシステムに適用される方法と関連のプラズマシステムとを開示する。
開示の実施形態によれば、プラズマシステムに適用される方法が提供される。前記プラズマシステムは、室と、前記室に配設される下方電極と、整合回路を介して前記下方電極に結合される高周波源とを有する。前記プラズマシステムは、前記下方電極に載置された工作物を加工するように構成される。この方法は、前記高周波源を始動させることと、前記高周波源の高周波電力を上昇させることと、デフォルト位置にある前記整合回路を通して前記下方電極で出力電力を発生させることと、第1条件が満たされた時に、前記高周波電力を第1傾向で調節して、前記出力電力と前記高周波電力との比の上昇を伴う第2傾向で前記整合回路を調節して第2条件を満たすこととを含む。
開示の実施形態によれば、プラズマシステムに適用される方法が提供される。前記プラズマシステムは、室と、前記室に配設される下方電極と、整合回路を介して前記下方電極に結合される高周波源とを有する。前記プラズマシステムは、前記下方電極に載置された工作物を加工するように構成される。この方法は、高周波源を始動させて高周波電力を発生させることと、前記高周波源の前記高周波電力を上昇させ、前記高周波電力が、デフォルト位置にある前記整合回路を通して前記下方電極で出力電力を発生させることと、前記工作物に結合されたセンサにより検出されるDC電圧がデフォルト電圧に達するか、前記高周波電力が最大高周波電力に達した時に、前記整合回路を調節して、前記出力電力と前記高周波電力との比を上昇させることとを含む。
開示の実施形態によれば、室に載置された工作物を加工するように構成されるプラズマシステムが提供される。プラズマシステムは、下方電極と、高周波源と、整合回路と、制御回路とを含む。下方電極は室に配設され、高周波源は下方電極に結合され、整合回路は高周波源と下方電極との間に結合される。前記高周波源が始動されて高周波電力を発生させると、デフォルト位置にある前記整合回路を通して前記下方電極で出力電力が発生される。制御回路は高周波源と整合回路とに結合される。制御回路は前記高周波源を制御して、第1条件が満たされるまで前記高周波電力を上昇させてから、前記高周波電力を第1傾向で調節し、前記出力電力と前記高周波電力との比の上昇を伴う第2傾向で前記整合回路を調節して第2条件を満たすように構成される。
開示の一実施形態によるプラズマシステムの略図である。 開示の一実施形態による整合回路の略図である。 開示の一実施形態によるプラズマシステムに適用される方法の第1フローチャート部分である。 図3に示された方法の第1フローチャート部分による波形図である。 図3に示された方法の第1フローチャート部分による別の波形図である。 開示の一実施形態によるプラズマシステムに適用される方法の第2フローチャート部分である。 図5に示された方法の第2フローチャート部分による波形図である。 図5に示された方法の第2フローチャート部分による別の波形図である。 図4Aの実施形態による波形図である。 図4Bの実施形態による波形図である。 図4Bの実施形態による別の波形図である。 開示の別の実施形態によるプラズマシステムに適用される方法のフローチャートである。 図8に示された方法のフローチャートによる波形図である。 図8に示された方法のフローチャートによる別の波形図である。
以下の開示は、開示の様々な特徴を実行するのに使用され得る様々な実行例又は例を提供する。以下に記載される部品及び構成の特定実施形態は、本開示を単純化するように提供される。このような記載は単に例示的であって本開示を限定する意図はないことが理解されるべきである。例えば、以下の記載で、或る実施形態において第2特徴の上又は上方に第1特徴を形成することは、第1及び第2特徴が互いに直接接触していることを含み、そして他の或る実施形態は、第1及び第2特徴が直接接触しないように第1及び第2特徴の間に追加部品が形成されることも含み得る。加えて、本開示は、簡潔性及び明瞭性を目的として様々な実施形態で同じ参照符号及び/又は番号を使用し、これは、論じられる様々な実施形態及び/又は構成の間の関係を表すものではない。
さらに、“under(下に)”、“”below(下方に)”、“over(上方に)”、“above(上側に)”、その他のような空間的相対語は、本明細書において、図に示されている一つの要素又は特徴の別の要素又は特徴に対する関係を説明する際の利便性のために使用され得る。これらの空間的相対語は、図に描かれた配向に加えて使用又は操作時における装置の多様な配向を含意することが意図されている。装置は他の配向(90度回転か他の配向)でもよく、それに従って空間的相対語が解釈されるべきである。
広範囲の適用を提示する数値範囲及びパラメータは近似値であるが、特定の実施形態で提示される数値は可能な限り正確に伝えられる。しかしながら、いずれの数値も、個々の検査方法から必然的に生じる或る誤差を内含する。本明細書で使用される際に、“about(約)”は、特定の値又は範囲の10%、5%、1%、又は0.5%以内の実際値を概ね指す。代替的に、“about”の語は、本出願が関連する当該技術の熟練者による検討を受ける中央値の許容範囲の標準誤差に実際値が含まれることを指す。(例えば、原料の量、時間の長さ、温度、操作条件、量の比、その他を説明するのに)本明細書で使用される全ての範囲、量、値、そして割合は、実験例に加えて、あるいは明記されるのでなければ、“about”により修正されることが理解されるべきである。従って、逆の指摘がないのであれば、明細書及び添付の請求項に提示される数値パラメータは、得ようとする所望の特性に応じて変化し得る概算値である。最低でも、これらの数値パラメータは、有効桁数と通常の丸み技術の適用から生じる数字を意味すると理解されるべきである。本明細書では、そうではないことが指摘されなければ数値範囲は一端から他端あるいは二つの端の間で表現され、本明細書に記される全ての数値範囲は端点を包括する。
プラズマシステムが、工作物(例えばウェハ)を加工する、例えばエッチング処理する時には、工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスがリアルタイムで検出される必要があり、工作物(例えばウェハ)への加工結果の一貫性を達成するために、工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスが制御されて加工中に一定に維持される必要がある。工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスが、デフォルト電圧バイアスに達するのに非常に長い時間を要する場合には、不安定な電圧バイアスが工作物(例えばウェハ)の加工結果を予想より低いものにすることにより、生産量を大きく減少させる。それゆえ、どのように工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスを迅速に調節して一定に維持するかは、加工結果の一貫性を達成するための主な課題である。本開示は、工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスをデフォルト電圧に迅速に調節して、工作物(例えばウェハ)への電圧バイアスがデフォルト電圧バイアスに達するのに非常に長い時間を要する状況を回避できる、プラズマシステムに適用される方法と関連のプラズマシステムとを提供する。本開示により提供される方法及びプラズマシステムは、工作物(例えばウェハ)の生産量を効果的に向上させてエネルギー損失を低減させ得る。
図1は、本開示の実施形態によるプラズマシステム1の略図である。実施形態において、プラズマシステム1は、工作物(例えばウェハ)を加工するように構成される。プラズマシステム1は、例えば、プラズマを使用して工作物(例えばウェハ)をエッチング処理するエッチング装置であり得る。図1に示されているように、プラズマシステム1は、室10と、室10に配設される下方電極11と、高周波電源12と、整合回路13と、センサ14と、制御回路15とを含む。工作物(例えばウェハ)は、加工のために下方電極11に載置される。高周波電源12は整合回路13を介して下方電極11に結合される。高周波電源12は、整合回路13の整合器を通過した後に下方電極11で出力電力OUTpとなる高周波電力RFpを提供するように構成される。
整合回路13の整合器の位置を調節することにより、整合回路13は多様なインピーダンスを有し得る。整合回路13のインピーダンスが、高周波電源12の出力インピーダンス(例えば50Ω)、高周波電源12と整合回路13との間の伝送線のインピーダンス、下方電極11のインピーダンス、そして室10のプラズマにより形成されるインピーダンスとインピーダンス整合した時には、高周波電力RFpへの整合回路13の最小反射電力が得られ、このケースで、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大である。
当該技術の熟練者には理解されるだろうが、正確なインピーダンス整合を実現するために、高周波電源12と整合回路13との間に振幅/位相検出回路(不図示)が設けられ得る。振幅/位相検出回路は、整合回路13から室10への入力端から見たインピーダンスの係数及び位相を求めて、整合制御アルゴリズムにより必要とされる入力量を制御回路15に提供するように構成され、ここで制御回路15は整合回路13を調節して、整合回路13及び室10の総インピーダンスを最終的に高周波電源12の出力インピーダンス(例えば50Ω)に整合させることにより、インピーダンス整合を達成する。
センサ14は下方電極11に結合されて、工作物(例えばウェハ)の上側の高周波電圧をリアルタイムで検出し、高周波電圧をDCバイアス電圧(BIAS)に変換し、DCバイアス電圧(BIAS)を出力する。制御回路15は、DCバイアス電圧(BIAS)を受容し、DCバイアス電圧(BIAS)及びデフォルト電圧に従って高周波電源12の高周波電力PFpあるいは整合回路13の整合器の位置をリアルタイムで調節する。デフォルト電圧は、メモリのようなプラズマシステム1の記憶装置(不図示)に予め記憶され得る。記憶装置からデフォルト電圧を読み取った後に、制御回路15はデフォルト電圧をDCバイアス電圧(BIAS)と比較して、高周波電源12の高周波電力PFpあるいは整合回路13の整合器の位置をリアルタイムで調節する。詳しく記すと、制御回路15は、高周波電源12及び整合回路13のデータ及び/又はパラメータをリアルタイムで読み取り、データの同じ時点での高周波電力RFpと整合回路の整合器の位置とに従って、高周波電源12及び整合回路13をどのように調節するかを判断する。
当該技術の熟練者には理解されるだろうが、プラズマシステム1はさらに、工作物(例えばウェハ)の加工を達成するのに必要な他の装置及び部品を含み得る。例えば、プラズマシステム1は、上方高周波電源と、上方高周波電源に対応する整合回路と、コイルとを含み、さらには、反応ガス等を導入するための管路を含む。しかしながら、図示の単純性のために、本開示の発明性に関係する装置及び部品のみが図1に描かれている。
図2は、本開示の実施形態よる整合回路13の略図である。図2に示されているように、整合回路13は、可変キャパシタC1及びC2とインダクタL1及びL2とを含む。可変キャパシタC1とインダクタL1とは直列接続されて同調回路を形成し、一方で可変キャパシタC2とインダクタL2とが直列接続されて別の同調回路を形成する。詳しく記すと、インダクタL1の一端は高周波電源12に接続され、その他端は可変キャパシタC1の一端に接続され、一方で可変キャパシタC1の他端は下方電極11に接続される。可変キャパシタC2の一端は高周波電源12に接続されて他端はインダクタL2の一端に接続され、一方でインダクタL2の他端は基準電源端子(例えば接地端子)に接続される。当該技術の熟練者には理解されるように、キャパシタ及びインダクタを直列接続することにより同調回路の機能及び目的が達成され得る限りは、同調回路におけるキャパシタ及びインダクタの位置は限定されない。上記及び以下の段落で言及される整合器の位置は、可変キャパシタC1及びC2のインピーダンスを表す。整合回路13においてキャパシタのみが可変であるケースに本開示が限定されないことに注意すべきである。同様に、インピーダンス整合が可変インダクタにより達成されてもよい。上に記載されたように、DCバイアス電圧(BIAS)を受容して、DCバイアス電圧(BIAS)及びデフォルト電圧に従って整合回路13の整合器を調節すると判断すると、制御回路15は、これに含まれるステッピングモータ(不図示)を通して整合回路13の可変キャパシタC1又はC2を調節して、インピーダンス整合を達成し得る。
図3は、本開示の実施形態による方法2の第1フローチャート部分である。本開示は、実質的に同じ結果が得られるとすると、図3に示されているフローステップによる実施のみに限定されない。
ステップ201:高周波電源が始動して高周波電力を発生させる。
ステップ202:高周波電力が上昇し、高周波電力が、デフォルト位置にある整合回路の整合器を通して下方電極に出力電力を発生させる。
ステップ203:制御回路は、高周波電力又はDCバイアス電圧が第1条件を満たしているかどうかを判定する。満たしている場合に、フローは図5のフローチャートに進む。さもなければ、フローはステップ202に戻る。
詳しく記すと、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達した時に、第1条件が満たされたと制御回路15が判断するか、高周波電源12の高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達した時に、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。
図4Aを参照すると、図3に示された方法2の第1フローチャート部分による波形図が描かれている。時点t0で、高周波電源12が始動する(ステップ201)。次に、制御回路15が高周波電力RFpを上昇させ、デフォルト位置にある整合回路13の整合器を通して下方電極11に出力電力OUTpを発生させる(ステップ202)。デフォルト位置は、整合回路13の整合器が調節される前の整合回路13のインピーダンスに対応する。高周波電力RFpの上昇により出力電力OUTpが上昇し、こうして工作物(例えばウェハ)の上側での高周波電圧も上昇し、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が結果的に生じる。高周波電力RFpの上昇中に整合回路13の整合器の位置がデフォルト位置に維持されることに注意すべきである。時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)は、高周波電力RFpの上昇によりデフォルト電圧まで上がり、この時、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。
図4Bを参照すると、図3に示された方法2の第1フローチャート部分による別の波形図が描かれている。時点t0で、高周波電源12が始動する(ステップ201)。次に、高周波電力RFpが上昇し、デフォルト位置にある整合回路13の整合器を通して下方電極11に出力電力OUTpを発生させる(ステップ202)。同様に、高周波電力RFpの上昇により出力電力OUTpが上昇し、こうして工作物(例えばウェハ)の上側での高周波電圧も上昇し、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が結果的に生じる。やはり同様に、高周波電力RFpの上昇中に整合回路13の整合器の位置はデフォルト位置を維持する。時点t1で、DCバイアス電圧(BiaS)はデフォルト電圧に達していないが、高周波電力RFpは最大高周波電力RFpmaxに達しており、それゆえ、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。
図5を参照すると、図3に示された方法2の後続の第2フローチャート部分が描かれている。実質的に同じ結果が得られるとすると、本開示は、図5に示されたフローステップによる実施のみに限定されない。
ステップ204:制御回路は高周波電力を第1傾向で調節する。
ステップ205:制御回路は、整合回路の整合器の位置を第2傾向で調節する。
ステップ206:制御回路は、整合回路の整合器の位置又はDCバイアス電圧が第2条件を満たしているかどうかを判定し、満たしている場合に、フローはステップ207へ進む。さもなければ、フローはステップ204及び205に戻る。
ステップ207:プロセスが終了する。
詳しく記すと、制御回路15は高周波電力RFpを第1低下傾向で調節し、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で、整合回路13の整合器の位置を調節する。言い換えると、整合回路13のインピーダンスが、高周波電源12の出力インピーダンス(例えば50Ω)、高周波電源12と整合回路13との間の伝送線のインピーダンス、下方電極11のインピーダンス、そして室10でプラズマにより形成されるインピーダンスとインピーダンス整合されるように、制御回路15が整合回路13の整合器の位置を制御する。加えて、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達して出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比が最大である(つまりインピーダンス整合)時に、第2条件が満たされたと制御回路15が判断する。
図6Aを参照すると、図5に示された方法2の第2フローチャート部分による波形図が描かれている。図4Aの実施形態に続いて、時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達して、第1条件が満たされたと制御回路15が判断した時に、制御回路15は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で整合回路13の整合器の位置を調節する(ステップ205)。制御回路15による調節により、整合回路13の整合器の位置は、インピーダンス整合に対応する整合位置に少しずつ近くなる。すなわち、出力電力OUTp、ゆえにDCバイアス電圧(BIAS)が上昇する。DCバイアス電圧(BIAS)が時点t1で既にデフォルト電圧に達しており、DCバイアス電圧(BIAS)が上昇を続けた場合にはデフォルト電圧から逸脱するので、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧からそれほど逸脱せず、ゆえにデフォルト電圧の近くでより迅速に安定化することを保証するように、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節するだろう(ステップ204)。
図6Aで、この傾向は点線矢印で記されている。例えば、制御回路15は第1低下傾向で高周波電力RFpを調節するので、図6Aに示された高周波電力RFpは時点t1の後で下向き傾向を示す。別の例として、制御回路15は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で、整合回路13の整合器の位置を調節するので、図6Aに示されている整合器の位置は、時点t1の後で整合位置への傾向を示す。別の例として、図6Aに示されているDCバイアス電圧(BIAS)は、時点t1の後でデフォルト電圧を維持する傾向がある。図6Aの点線矢印は傾向を記しているにすぎず、言い換えると、高周波電力RFpは図6Aに示されているような線形変化での低下に限定されず、或る時間にわたって一定に維持された後にカーブ状の変化で低下するか徐々に低下し得る。同様に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧での固定に限定されず、或るデフォルト電圧範囲内で変動し得る。
加えて、図6Aの整合位置は、整合回路13の整合器がいわゆる「整合位置」に調節される時の位置を表し、ここで出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大である、すなわち、インピーダンス整合が達成される。デフォルト位置の整合器により表されるインピーダンスと、整合位置の整合器により表されるインピーダンスとは、互いからの線形変化に限定されない。一方で、図6Aには整合器の位置の上向き傾向が描かれているが、整合器の整合位置により表されるインピーダンスが整合器のデフォルト位置により表されるインピーダンスより大きいことを意味しない。図6Aに描かれている整合器の位置は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向でデフォルト位置から調節される整合器の位置としてのみ解釈されるべきである。整合器の位置が「整合位置」に達した時に、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大である。
時点t2では、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比が最大であり、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧である。この時、制御回路15は、第2条件が満たされたと判断し、高周波電力RFpと整合回路13の整合器の位置との調節を停止する。それゆえ、方法2のプロセスが終了する。
最初に、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達するまで高周波電力RFpを上昇させてから整合回路13の整合器の位置の調節を開始することにより、DCバイアス電圧(BIAS)は、効果的に短縮された時間でデフォルト電圧に達し、整合回路13の整合器が整合位置に達するので、反射電力は最小であり、ゆえにエネルギー損失を効果的に低減させる。
図6Bを参照すると、図5に示された方法2の第2フローチャート部分による別の波形図が描かれている。図4Bの実施形態に続いて、時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に達していないが、高周波電力RFpは最大高周波電力RFpmaxに達しているので、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。次に、制御回路15は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で整合回路13の整合器の位置を調節する(ステップ205)。制御回路15による調節によって、整合回路13の整合器の位置は、インピーダンス整合に対応する整合位置に少しずつ近くなる。すなわち、出力電力OUTp、ゆえにDCバイアス電圧(BIAS)が上昇する。一方で、制御回路15は、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節する(ステップ204)。高周波電力RFpの低下はDCバイアス電圧(BIAS)の低下傾向を引き起こすが、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より大きいという条件にデフォルト電圧が達するまで、DCバイアス電圧(BIAS)はやはり連続的に上昇する。
しかしながら、本開示はこれらに限定されない。上に記載したように、時点t1で高周波電力RFpが既に最大高周波電力RFpmaxに達しているがDCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧にまだ達していないので、それから高周波電力RFpが急速に低下した場合に、DCバイアス電圧(BIAS)は、デフォルト電圧に達する前に低下し、ゆえにデフォルト電圧からさらに逸脱する傾向がある。従って、別の実施形態で、制御回路15は、高周波電力RFpを制御して時点t1の後の或る時間にわたって一定に維持し得る。この時、整合回路13の整合器の位置がインピーダンス整合に対応する整合位置に少しずつ近づくので、こうしてDCバイアス電圧(BIAS)が上昇する。DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達した後に、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧からそれほど逸脱せず、ゆえにデフォルト電圧により迅速に達するように、制御回路15は第1低下傾向で高周波電力RFpを調節する(ステップ204)。
同様に、図6Bでは、点線矢印により傾向が記されている。例えば、時点t1で、制御回路15は、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節し得るか、高周波電力RFpが或る時間にわたって一定に維持された後に高周波電力RFpを第1低下傾向で調節し得る。それゆえ、図6Bに示されている高周波電力RFpは、時点t1の後に下向き傾向を示す。別の例として、制御回路15は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で、整合回路13の整合器の位置を調節し、そのため、図6Bに示されている整合器の位置は、時点t1の後で整合位置への傾向を示す。別の例について、図6Bに示されているDCバイアス電圧(BIAS)は、時点t1の後にデフォルト電圧へ調節される傾向がある。図6Bの点線矢印は傾向を記すに過ぎず、言い換えると、高周波電力RFpは図6Bに示されているような線形変化での低下に限定されず、上に記載したように、高周波電力RFpは、或る時間にわたって一定に維持された後に、徐々に低下し得る。同様に、限定を伴わずに、DCバイアス電圧(BIAS)が線形変化でデフォルト電圧に調節されるか、DCバイアス電圧(BIAS)がカーブ状変化を伴ってデフォルト電圧へ調節されてもよい。
同様に、図6Bに描かれている整合器の位置は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向でデフォルト位置から調節される整合器の位置としてのみ解釈されるべきである。整合器の位置が「整合位置」に達した時に、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大である。
時点t2で、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大であって、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧である。この時、制御回路15は、第2条件が満たされたと判断し、高周波電力RFpと整合回路13の整合器の位置との調節を停止する。これにより、方法2のプロセスが終了する。
最初に、高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達するまで高周波電力RFpを上昇させてから、整合回路13の整合器の位置の調節を開始することにより、DCバイアス電圧(BIAS)は効果的な短時間でデフォルト電圧に達し、整合回路13の整合器は整合位置に達するので、反射電力が最小であり、これによりエネルギー損失を効果的に低減させる。
図7Aを参照すると、開示の実施形態による、第1傾向での高周波電力RFpの調節と、第2傾向での整合回路13の整合器の位置の調節とを示す波形図が描かれている。図4Aの実施形態に続いて、時点t1では、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達して、第1条件が満たされたと制御回路15が判断した時に、制御回路15は、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比の上昇を伴う第2傾向で、整合回路13の整合器の位置を調節する。一方で、制御回路15は、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節する。高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下は非線形方式で変化し、同様に、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇は、非線形方式で変化する。加えて、プラズマのインピーダンスも非線形方式で変化する。それゆえ、上記の要因を包括的に検討すると、DCバイアス電圧(BIAS)は安定的に上昇又は低下できない。従って、図7Aで、整合回路13の整合器の位置と高周波電力RFpとが同時に調節される時点t1からt3までの時間には、デフォルト電圧の周りの或る範囲でDCバイアス電圧(BIAS)が変動する。
この実施形態で、時点t1からt3の時間に、「整合位置」へ調節された整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇は、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より大きい。それゆえ、時点t3で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧より大きく、整合回路13の整合器の位置が連続的に制御されて「整合位置」へ調節される場合に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧から逸脱するだろう。従って、制御回路15は、高周波電力RFpを連続的に低下させながら整合回路13の整合器の位置の調節を停止する。このようにして、時点t3からt4までの時間にDCバイアス電圧(BIAS)は低下傾向を呈する。
当該技術の熟練者には理解されるように、時点t1からt3まで時間に、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より小さい場合に、時点t3ではDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧より低いだろう。高周波電力RFpが低下するように連続的に制御される場合に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧からさらに逸脱するだろう。従って、制御回路15は高周波電力RFpの低下を停止させて、「整合位置」へ調節されるように整合回路13の整合器の位置を連続的に制御し得る。このようにして、DCバイアス電圧(BIAS)は、時点t3からt4までの時間に上昇傾向を呈する。
続けて図7Aを参照すると、時点t4で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に戻る。時点t4からt5までの時間に、制御回路15は、「整合位置」へ調節されるように整合回路13の整合器の位置を再び制御し、高周波電力RFpを低下させる。この時、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇は、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より小さいので、時点t5でDCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧より低いだろう。この時、高周波電力RFpが低下するように連続的に制御される場合に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧からさらに逸脱するだろう。従って、制御回路15は高周波電力RFpの低下を停止させ、整合回路13の整合器の位置を連続的に調節する。このようにして、時点t5からt2までの時間に、DCバイアス電圧(BIAS)は上昇傾向を呈する。
当該技術の熟練者には理解されるように、時点t4からt5までの時間に、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より大きい場合に、時点t5でDCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧より大きいだろう。「整合位置」へ調節されるように整合回路13の整合器の位置が連続的に制御される場合に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧からさらに逸脱するだろう。従って、制御回路15は、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置の制御を停止して、高周波電力RFpを連続的に低下させる。このようにして、時点t5からt2までの時間に、DCバイアス電圧(BIAS)は低下傾向を呈する。
時点t2で、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大であり、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧である。この時、制御回路15は、第2条件が満たされたと判断し、高周波電力RFpと整合回路13の整合器の位置との調節を停止する。
図7AのDCバイアス電圧(BIAS)の変化は、開示の限定ではなく、例として示されたものに過ぎないことに注意すべきである。開示の趣旨は、DCバイアス電圧(BIAS)が迅速にデフォルト電圧に達し得ることにあり、上記の実施形態を読んだ後に、当該技術の熟練者は、「整合位置」へ調節されるように整合回路13の整合器の位置を制御することによりDCバイアス電圧(BIAS)が上昇し、逆に、高周波電力RFpを低下させることによりDCバイアス電圧(BIAS)が低下することを容易に理解するはずである。また、制御回路15は、本開示の趣旨を達成するように、DCバイアス電圧(BIAS)の実際条件に従って整合回路13の整合器の位置と高周波電力RFpとを調節できる。
図7Bを参照すると、本開示の実施形態による、第1傾向での高周波電力RFpの調節と、第2傾向での整合回路13の整合器の位置の調節とを示す別の波形図が描かれている。図4Bの実施形態に続いて、時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に達していないが、高周波電力RFpは最大高周波電力RFPmaxに達しているので、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。次に、図6Bの実施形態で記載されたように、制御回路15は、インピーダンス整合時の整合位置に近づくように整合回路13の整合器の位置を制御しながら、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節する。
時点t1からt3までの時間に、「整合位置」へ調節された整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より小さいので、DCバイアス電圧(BIAS)は低下傾向を呈する。時点t3から始めて、「整合位置」へ調節された整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇は、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下を超え始め、DCバイアス電圧(BIAS)は上昇傾向を呈する。当該技術の熟練者には理解されるように、時点t1からt3までの時間に、「整合位置」へ調節された整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下より大きい場合に、DCバイアス電圧(BIAS)は時点t1からt3までの時間に低下傾向を呈さず、代わりにDCバイアス電圧(BIAS)は連続的に上昇する。
時点t2で、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比は最大であってDCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧であり、制御回路15は、第2条件が満たさていると判断して、高周波電力RFpと整合回路13の整合器の位置との調節を停止する。
図7Cを参照すると、本開示の一実施形態による第1傾向での高周波電力RFpと、第2傾向での整合回路13の整合器の位置との調節とを示すまた別の波形図が描かれている。図4Bの実施形態に続いて、時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に達していないが、高周波電力RFpは最大高周波電力RFpmaxに達しているので、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。次に、図6Bの実施形態に記載されているように、制御回路15は最初に、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置を制御しながら、高周波電力RFpを制御して一定に維持する。DCバイアス電圧(BIAS)がこうして上昇する。時点t3で、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達して、制御回路15は、第1低下傾向で高周波電力RFpを調節し始めて、インピーダンス整合時の整合位置に近くなるように整合回路13の整合器の位置を連続的に制御する。
図7Aの実施形態で記載されたように、高周波電力RFpの低下により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の低下が非線形方式で変化し、同様に、「整合位置」へ調節される整合回路13の整合器の位置により引き起こされるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が非線形方式で変化するので、DCバイアス電圧(BIAS)が安定的に上昇又は低下することが保証されない。従って、図7Cで、時点t3からt2までの時間に、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧の周りの或る範囲内で変動する。上記の実施形態を読んだ後に、簡潔性を目的として、図7Cの実施形態の時点t3からt2までの時間に、高周波電力RFpに対するDCバイアス電圧(BIAS)の低下と、「整合位置」へ調節された整合回路13の整合器の位置の変化についての詳細な記載は省略されることを、当該技術の熟練者は理解すべきである。
時点t2で、出力電力OUTpと高周波電力RFpとの比が最大であり、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧である。この時、制御回路15は、第2条件が満たされたと判断し、高周波電力RFpと整合回路13の整合器の位置との調節を停止する。
上の実施形態は、最初に、第1条件が満たされるまで、つまりDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達するまで、あるいは高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達するまで、高周波電力RFpを上昇させてから、整合回路13の整合器の位置の調節を開始することにより、DCバイアス電圧(BIAS)は効果的な短時間でデフォルト電圧に達し、整合回路13の整合器が整合位置に達するので、反射電力は最小であり、これによりエネルギー損失を効果的に削減する。しかしながら、本開示はこれらに限定されない。整合回路13の整合器を整合位置に到達させるという目的は、最小反射電力を得てエネルギー損失を削減することである。しかしながら、エネルギー損失を考慮しないケースで、制御回路15は、整合回路13の整合器の位置を「整合位置」に調節しないことを選択してもよい。
図8は、本開示の別の実施形態によるプラズマシステムに適用される方法のフローチャートである。本開示は、実質的に同じ結果が得られるとすると、図8に示されたフローステップによる実施のみに限定されない。
ステップ701:高周波電源が始動して高周波電力を発生させる。
ステップ702:高周波電力が上昇し、高周波電力は、デフォルト位置にある整合回路の整合器を通して下方電極で出力電力を発生させる。
ステップ703:高周波電力又はDCバイアス電圧が第1条件を満たしているかどうかを制御回路が判定し、満たしている場合に、フローはステップ704へ進む。さもなければ、フローはステップ702に進む。
図3の実施形態に記載されているように、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達すると、第1条件が満たされたと制御回路15が判断するか、あるいは高周波電源12の高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達した時に、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する。
ステップ704:整合回路13の整合器の位置が選択的に調節される。
詳しく記すと、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達した場合に、制御回路は整合回路13の整合器の位置を調節しない。高周波電源12の高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達するが、DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達していない場合に、制御回路は整合回路13の整合器の位置を「整合位置」へ調節するだろう。
図9Aを参照すると、時点t0で、高周波電源12が始動する(ステップ701)。次に、高周波電力RFpが上昇して、デフォルト位置にある整合回路13の整合器を通して下方電極11で出力電力OUTpを発生させる(ステップ702)。高周波電力RFpの上昇により出力電力OUTpは上昇し、ゆえに、工作物(例えばウェハ)の上側の高周波電圧もこれに従って上昇し、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が結果的に生じる。高周波電力RFpの上昇中ずっと、制御回路15は、整合回路13の整合器の位置をデフォルト位置に保持する。時点t1で、高周波電力RFpの上昇によりDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧まで上昇し、この時、制御回路15は第1条件が満たされたと判断する(ステップ703)。DCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達しているので、制御回路15は高周波電力RFpの調節を停止する。制御回路15は整合回路13の整合器の位置を調節しない(ステップ704)ので、整合回路13の整合器の位置は「整合位置」ではない。しかしながら、高周波電力RFpへの整合回路13の反射電力の大きさを考慮することなく、DCバイアス電圧(BIAS)は迅速にデフォルト電圧に達し得る。
図9Bを参照すると、時点t0で、高周波電源12が始動する(ステップ701)。次に、制御回路15が高周波電力RFpを上昇させて、デフォルト位置にある整合回路の整合器を通して下方電極11で出力電力OUTpを発生させる(ステップ702)。高周波電力RFpの上昇により出力電力OUTpが上昇し、ゆえに工作物(例えばウェハ)の上側の高周波電圧も上昇し、センサ14から出力されるDCバイアス電圧(BIAS)の上昇が結果的に生じる。同様に、高周波電力RFpの上昇中に、整合回路13の整合器の位置はデフォルト位置に維持される。時点t1で、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に達していないが、高周波電力RFpは最大高周波電力RFPmaxに達しており、この時、第1条件が満たされたと制御回路15が判断する(ステップ703)。次に、制御回路15は高周波電力RFpを制御して一定に維持し、「整合位置」へ調節されるように整合回路13の整合器の位置の制御を開始する(ステップ704)ので、DCバイアス電圧(BIAS)が連続的に上昇する。時点t3で、整合回路13の整合器の位置は「整合位置」に達していないが、DCバイアス電圧(BIAS)はデフォルト電圧に達しており、ゆえに制御回路15は、整合回路13の整合器の位置の調節を停止する。このようにして、(最大高周波電力RFpmaxを維持している)高周波電力RFpの大きさと、高周波電力RFpへの整合回路13の反射電力の大きさとを考慮することなく、DCバイアス電圧(BIAS)がやはり迅速にデフォルト電圧に達し得る。
要約すると、最初に、第1条件が満たされるまで、つまりDCバイアス電圧(BIAS)がデフォルト電圧に達するか高周波電力RFpが最大高周波電力RFpmaxに達するまで、高周波電力RFpを上昇させてから、整合回路13の整合器の位置の調節を開始することにより、本開示は、DCバイアス電圧(BIAS)を効果的な短時間でデフォルト電圧に到達させ、整合回路13の整合器が整合位置に達するので、反射電力を最小にすることにより、エネルギー損失を効果的に低減させ得る。しかしながら、エネルギー損失を考慮しないケースにおいて、制御回路15は、整合回路13の整合器を「整合位置」へ調節しないことを選択して、それでもDCバイアス電圧(BIAS)を効果的な短時間でデフォルト電圧に到達させることができる。
1 プラズマシステム
2 方法
10 室
11 下方電極
12 高周波電力源
13 整合回路
14 センサ
15 制御回路

Claims (7)

  1. プラズマシステムに適用される方法であって、前記プラズマシステムが、室と、前記室に配設される下方電極と、前記下方電極に結合され、工作物上の高周波電圧リアルタイムで検出するように構成されたセンサと、前記下方電極が整合回路を介して結合される高周波源と、を有し、前記プラズマシステムが、前記下方電極に載置される工作物を加工するように構成され、
    前記高周波源を始動させることと、
    前記高周波源の高周波電力を上昇させて、デフォルト位置にある前記整合回路の整合器を通して前記下方電極で出力電力を発生させることと、
    第1条件が満たされた時に前記高周波電力を第1傾向で調節し、前記出力電力と前記高周波電力との比の上昇を伴う第2傾向で前記整合回路を調節して第2条件を満たすことと、を包含し、
    前記第1条件が、前記高周波電圧に従って前記センサにより変換される直流(DC)電圧がデフォルト電圧に達すること、または、前記高周波電力が最大高周波電力に達することを包含し、
    前記第2条件が、前記出力電力と前記高周波電力との比が最大であって、前記DC電圧が前記デフォルト電圧に達することを包含する、方法。
  2. 前記第1傾向が、前記高周波電力を低下方式で調節することを包含する、請求項1に記載の方法。
  3. プラズマシステムに適用される方法であって、前記プラズマシステムが、室と、前記室に配設される下方電極と、前記下方電極に結合され、工作物上の高周波電圧をリアルタイムで検出するように構成されたセンサと、整合回路を介して前記下方電極に結合される高周波源とを有して、前記プラズマシステムが、前記下方電極に載置された前記工作物を加工するように構成され、
    前記高周波源を始動させることと、
    前記高周波源の高周波電力を上昇させて、前記高周波電力が、デフォルト位置にある前記整合回路の整合器を通して前記下方電極で出力電力を発生させることと、
    前記センサにより変換されるDC電圧がデフォルト電圧に達するか、前記高周波電力が最大高周波電力に達した時に、前記整合回路の前記整合器を調節して、前記出力電力と前記高周波電力との比を上昇させることと、を包含する方法。
  4. さらに、
    前記DC電圧が前記デフォルト電圧に達するか前記高周波電力が前記最大高周波電力に達した時に、前記高周波源の前記高周波電力を低下させること、
    を包含する、請求項に記載の方法。
  5. さらに、
    前記DC電圧が前記デフォルト電圧より高くなるまで前記高周波電力を維持してから、前記高周波源の前記高周波電力を低下させることと、
    を包含する、請求項に記載の方法。
  6. さらに、
    前記出力電力と前記高周波電力との比が最大であって前記DC電圧が前記デフォルト電圧に達した時に、前記整合回路の前記整合器の調節を停止すること、
    を包含する、請求項またはに記載の方法。
  7. 室を有して、前記室に載置される工作物を加工するように構成されるプラズマシステムであって、
    前記室に配設される下方電極と、
    前記下方電極に結合され、工作物上の高周波電圧をリアルタイムで検出するように構成されたセンサと、
    前記下方電極に結合される高周波源と、
    前記高周波源と前記下方電極との間に結合される整合回路であって、前記高周波源が始動して高周波電力を発生させた時に、デフォルト位置にある前記整合回路の整合器を通して前記下方電極で出力電力が発生される、整合回路と、
    前記高周波源と前記整合回路とに結合される制御回路であって、前記高周波源を制御して、第1条件が満たされるまで前記高周波電力を上昇させてから前記高周波電力を第1傾向で調節し、前記出力電力と前記高周波電力との比の上昇を伴う第2傾向で前記整合回路を調節して第2条件を満たすように構成される制御回路と、を具備し、
    前記第1条件が、前記高周波電圧に従って前記センサにより変換される直流(DC)電圧がデフォルト電圧に達すること、または、前記高周波電力が最大高周波電力に達することを包含し、
    前記第2条件が、前記出力電力と前記高周波電力との比が最大であって、前記DC電圧が前記デフォルト電圧に達することを包含するプラズマシステム。
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