以下、本発明を図面に従って説明する。但し、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下の説明で用いる図面は模式的なものであり、あくまでも長さ、幅、及び厚みの比率等は一例であって、実際のものと同一とは限らず、凹部と凸部および雌ネジと雄ネジの相関関係も適宜変更することができ、凹部と凸部および雌ネジと雄ネジによる嵌合は、ネジ山による嵌合だけではなく粗面による接合や突起物等による嵌合も含まれる。
図(a)はラインスポーツ用支持台座本体部(1)の実施形態を表わす正面図であって、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)(以下支持台座本体部と称す)は、立体形状の支持台座本体基台部(2)、該支持台座本体部(1)の上面(6b)から底面(7b)に貫通して垂設される柱状体誘導路(3a)、及び接地支持面より上に位置するライン支持部(4、4a、4c、4d)からなる台座を有する少なくとも高さ30cm以上の支持台座本体部(1)で、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属類もしくは強化合成樹脂又はモルタル等の強固素材で形成されており、台座は相当の容量と重量を有する立体からなり、錘としての役割も果たしている。ラインスポーツ用支持台座本体部(1)は、競技場面(28)、バレーボールコートやテニスコート、バトミントンコート等のスポーツ競技場や遊技場等の屋内の床面、屋外の地面に設置されている、コート対面で使用する2本のスポーツ用の柱状体(31、31a、31b)を差し込む為の差し込み穴を有した2つの埋設金具(26、26a、26b、)を対とし柱状体(31、31a、31b)により挿し込まれることで連結、定置され、これら埋設金具(26、26a、26b、)を取り囲む周辺の床を、この2つの支持台座本体部(1)の接地支持面とし、台座となる設置面積も、スラックライン競技時にかかる300kg以上の引張力、荷重にも支持可能の台座中もっとも最大応力を有するライン支持部(4)を備えるラインスポーツ用支持台座本体部(1)と考慮すれば、下部の設置面積はあくまでも一例であるが台座面積は120平方センチメートル以上とすることが望ましく、上方向からの荷重が分散され、競技場面への負担を軽減し、支持台座本体部(1)の安定性が高められている。ただし、支持台座本体部(1)の下部には本体下部板状台座部材(21)が取り付け可能となっている為、下部台座の設置面積も90平方センチメートル以下のラインスポーツ用支持台座本体部(1)であっても、本体下部板状台座部材(21)を使用し設置面積を広げることで安定度を向上することが可能であることを考慮すれば、スラックライン競技を除いたラインスポーツ用の台座であれば、安定したラインスポーツ用支持台座本体部(1)となる。そしてスラックライン競技時には、本体下部板状台座部材(21)を併用することで、小型のラインスポーツ用支持台座でも問題は解消される。なお、ラインスポーツ用ラインとは、ゴム状の収縮性のある低引張力ライン、収縮性の無いライン、強化ベルト、柱状体、センサー、光線(出力電力最大1mW以下が目の損傷を防ぐ為望ましい)、手摺状体のポール等、様々な形態のラインを使用するスポーツであり、取っ手型ライン支持部(4a)の他後述の接続具(36)等を使用し、これらのラインを支持可能となっている。なお、ライン支持部(4,4a)には、強固にラインを結び付けたり、巻き付けることによりラインを固定、支持し、ライン使用時は移動ができない支持で最大応力を有する場所でもあるライン支持部(4)の他、ラインとラインの間に蝶つがいを用いたような回転することが可能となる接続具も考えられる。なお、正面とは、競技場面(28)の2つの埋設金具(26)等に2本の柱状体(31)等により挿設することにより支持台座本体部(1)を定置された時に、支持台座本体部(1)同士が向き合う面が正面となる。また、競技場面(28)の保護と支持台座本体部(1)の横ずれなどを防ぐ為の本体用クッションシート(10)を台座底面(7b)に用意することが望ましい。また、支持台座本体部(1)の形状は立方体であって横から見て円錐形、正方形、長方形、多角形、半円形と様々な形状が含まれる。
図1(a)に示すように、ライン支持部(4)は支持台座本体部(1)の中で最大応力を有している場所であり、差し込まれた柱状体(31)ではなく、強度のある材質で一体構成された支持台座本体部(1)に設けられ、支持台座本体基台部(2)の接地面に最も近く、ライン自体を最も安定して固定可能な部分に設けることにより、2つのラインスポーツ用支持台座本体部(1)を両端として張られた、ラインに引かれる力、いわゆる引張力の作用点の重心も低くなり、最大応力ライン支持部(4)もあくまでも一例であるが25mm以上の肉厚を有することで、柱状体誘導路形成部材(3)により連結された柱状体(31)にかかる負担は、大きく削減され、さらに最も荷重に対する抗力が必要となる、スラックライン用でもある幅5cmの巻き付け部分を持つ、最大応力ライン支持部(4)をラインスポーツ用支持台座本体基台部(2)直近上部の柱状体誘導路形成部材外壁(3c)接点から上に、スラックライン(29)の幅約5cmで巻き込むように設けられていることにより、この2つのラインスポーツ用支持台座本体部(1)を両端として張られた、ラインに引かれる作用点の重心も最もラインスポーツ用支持台座本体基台部(2)に近くなり、そして低くなることで、引張力が300kgを越えるスラックラインスポーツのような大きな荷重のかかるスラックライン(29)を固定しても、本体、最大応力ライン支持部(4)が動じることなくなり、柱状体や埋設金具自体の破損を防ぐ効果がある。
図1(a)に示すように、取っ手型ライン支持部(4a)が設けられている。この取っ手型ライン支持部(4a)は、コの字型、U字型のように両端面が本体部に繋がっており、引張力の弱いゴム状のラインまたは幅2cm前後のベルト状ラインの支持部となるほか、台座本体部(1)の持ち運びや移動の際の把持部としても使用でき便利である。この取っ手型ライン支持部(4a)を利用してポールを固定ベルト(22)等で結びつけることにより柱状体を固定することもできる。また取っ手型ライン支持部(4a)は握り手部分は幅9cm、奥行きは少なくとも5cm以上であることが望ましい。この取っ手型ライン支持部(4a)のサイズや形状は形成工程等により変更もあり得る。また、図では縦方向に取り付けてあるが略水平、略垂直など取っ手型ライン支持部(4a)の角度は変更もある。
図1(b)はラインスポーツ用支持台座本体部(1)の実施形態を表わす上から見た図であって、立体形状の支持台座本体基台部(2)、該支持台座本体部(1)の上面(6b)から底面(7b)に貫通して垂設される円筒状で空洞体の柱状体誘導路(3a)が設けられており、この柱状体誘導路の内径は約79mm(+-2mm)である。
図1(b)は、支持台座本体部(1)の図面の形は上部から見てほぼ円形となっているが、台座の形状は円形に限らず、変円形、方形、多角形、円形の中に面取り、台形等が含まれる。側面からの形状も方形、筒型、台形等様々な形が含まれる。
図2(a)は立体的に形成される柱状体誘導路形成部材(3)の説明図である。サイズは一例ではあるが、柱状体誘導路形成部材(3)の外周の直径130mm以上が望ましく、柱状体誘導路(3a)、柱状体誘導路上端部(3b)、柱状体誘導路壁部(3b)、柱状体誘導路下端(3d)で構成される。直径79mm+-2mmの柱状体誘導路上端は直径約90mm、深さ30mmの本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)の直下に連結して位置する。約25mmの肉厚のある柱状体誘導路形成部材の柱状体誘導路壁部(3b)全体で差し込まれた柱状体(31)を支持する。柱状体誘導路下端部(3d)の直下には第3凹凸部である直径100mm深さ30mmの本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)が連結して位置する。柱状体誘導路内は全て断面形状が略円形で直径は全て同じであることが望ましい。柱状体誘導路の長さは250mm以上であることが望ましい。
図2(b)は柱状体誘導路(3b)の実施形態を表わす上から見た図であって、
筒状の柱状体誘導路の内径は上面から底面に至るまで、約79mm(+-2mm)で同一か略同一であることが、ポールの揺れを防ぐことから望ましい。ただし形成工程、使用するラインスポーツ用支柱の形状等で、断面が正円形の円筒の柱状体誘導路(3a)の他に変形円をした変形円柱状体誘導路(3e)、正方形や長方形等の多角形の多角柱状体誘導路(3f)やラインを支柱に取り付ける為正円形の一部を面取りした形状の面取り柱状体誘導路(3g)も考えられる。平面部分があることにより、ライン支持部延長部材(17)等の接続部材が取り付けやすくなる利便性があると同時に、変形円も含め、支柱となる柱状体が横方向に回転しにくくなる利便性もある。また、柱状体誘導路の断面形状にあわせた、強度と肉厚のあるラインスポーツ用柱状体の形成も求められる。
(各種ポール説明)
図3(a)は各種柱状体の実施形態を表わす図であって、略世界標準サイズであるバレーボールポールの直径約76mmの柱状体(31)とソフトバレー用ポールで使用される直径約50mmの柱状体(31a)屋外用のつば付きバレーボールポール(31c)。屋外用のバレーボールポールは、つば(31d)と呼ばれる約10mmの突起が接地面に付いており、このつば(31d)により埋設金具(26)の差し込み穴底部に雨で水がたまっている場合、先端が雨水に当たらないようになっているが、柱状体を上から差し込むタイプのラインスポーツ用支持台座本体部(1)では、このつば(31d)により差し込めない。バレーボールやテニスのポール柱状体の標準直径は約76mmである。バトミントンは直径約40mmの40mm柱状体(31b)が使用される場合もある。テニスポール(31e)。ネットを張る為のフック等が上部、底部に付いている。標準直径は約76mmであるが、フック等が下部まで付いているので、テニス用の床金具が設けられていても、テニスのポール等は支持本体部(1)の柱状体誘導路(3a)には差し込めない、または挟み込むことができないため使用できない問題がある。また、既存スポーツ用ポールに対しての問題点として、それぞれの埋設金具に差し込まれている状態で、競技場面より上方400mm以下に突起物がある場合、支持台座本体部(1)の柱状体誘導路(3a)に差し込めない問題が生じる。その為の対応策として、ラインスポーツ専用柱状体の必要性が生じる。ラインスポーツ専用柱状体(25)の直径約76mm、全長は少なくとも800mm以上の突起物が無く、側面に複数の第一共通凹凸部の有するポールで少なくとも1000kg以上の引っ張り強度が加わっても曲がることのない強度を有し、差し込み穴からも抜けることもない重量のあるポールが相応しい。なお、ラインスポーツ専用柱状体(25)の下方先端部分である埋設金具内径約79mm(26)、埋設金具内径約52mm(26a)、埋設金具内径約42mm(26b)の差し込み穴に差し込まれる部分が、それぞれの埋設金具(26,26a、26b)の差し込み穴の径と深さと略同サイズの先端部(24a,24b,24c)として交換可能になれば、ラインスポーツ専用柱状体(25)1本と交換用柱状体金具挿入先端部の交換部(24a,24b,24c)を揃えることにより、様々な競技場でラインスポーツ用台座本体部(1)が使用可能になる便利性がある。
図3(a)にはラインスポーツ専用柱状体(27)の側面図が含まれる、ラインスポーツ専用柱状体(25)は、少なくとも通常のバレーボールポールの肉厚である5mm以上、そして少なくとも1000kg以上の引張力に対する応力を有し、鉄、ステンレス等の金属類で形成されている中空の円筒柱状体であり、全長は少なくとも約800mm以上を有し、ラインスポーツの競技のよっては2000mm以上の長さを有したラインスポーツ専用柱状体(25)が必要となる。支持台座本体部(1)の有する直径約79mmの柱状体誘導路(3a)を貫通可能で略同一の横幅で、直径は基準としているバレーボールポール(31)と略等しい直径約76mmのラインスポーツ専用柱状体(25)である。ラインスポーツ専用柱状体(25)の側面には正面から後方に向けて略水平に直径約10mmの共通第1凹部(5a)が貫通しており、この共通第1凹部(5a)が全てのサイズのラインスポーツ専用柱状体(25)の上方端面から約50mm下の位置から下方端面の上方約50mmの位置まで50mmの等間隔で垂直に共通第1凹部(5a)が水平に貫通する状態で設けられている。ラインスポーツ専用柱状体(25)の下方端面の中心部には、金具挿入先端部材用下端雌ネジ(25a)が設けられており、嵌合する雄ネジである金具挿入先端部材上端雄ネジ(24d)により着脱可能となっている。また、挿入される埋設金具には、柱状体差し込み穴が直径約79mmで深さ50cm、深さ30cm、深さ25cm。柱状体差し込み穴が直径約52mmで深さ30cm、深さ25cm。柱状体差し込み穴が直径約42mmで深さ30cm、深さ25cm等、競技やレベルにより様々なサイズの埋設金具(26,26a、26b)が存在する。これらの埋設金具の直径、深さに嵌合する着脱可能の柱状体錘金具挿入先端部材(24a、24b、24c、24d)を用意することにより、分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23d)はそのままで、各埋設金具に嵌合する柱状体錘金具挿入先端部材部(24)を用いることで、様々な埋設金具(26,26a、26b)にラインスポーツ用支持台座本体部(1)を設置することが可能となる。上記の形態を有したラインスポーツ専用柱状体(25)も必要になると思われる。なお、支持台座本体部(1)の有する直径約79mmの柱状体誘導路(3a)の形状が、図2(b)のように変更になった場合、もしくは使用部材を取り付ける為、またはラインスポーツ専用柱状体(25)の横回転を防ぐ目的でポール形状の変更の必要性が生じた時は、支持台座本体部(1)含め形状変更も有ると考えられる。その形状の柱状体誘導路(3a)に貫通可能な形状のラインスポーツ専用柱状体(25)となる。
図3(b)は各種の埋設金具の実施形態を表わす図であって、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)を連結する競技場面(28)に設置された埋設金具は、ラインスポーツ自体が、現在はまだ、この特許申請の中のスポーツであり、ラインスポーツ用支持台座(1)およびラインスポーツ用ポールが普及していないため、ラインスポーツを普及、実現する為にも、主に現存既存の競技バレーボール、テニス用の76mm柱状体埋設金具(26)、レクリエーションバレーボール用ポール等の50mm埋設金具(26a)、バトミントンポール用等40mm埋設金具の埋設金具(26b)等の埋設金具を主として用いているが、今後ラインスポーツ自体が普及し、ラインスポーツ用ポール専用のサイズの異なる埋設金具が新しく生まれた場合でも、当特許申請のラインスポーツ用支持台座(1)のサイズを変えて適用することが可能である。
図4(a)は嵌入式ラインスポーツ用支持台座本体部(1d)と嵌入式柱状体誘導路形成部材(15)の実施形態を表わす側面図であって、支持台座本体部(1)は、円筒状の柱状体誘導路形成部材(3)と台座本体基台部(2)とを、別々の部品として形成された嵌入式ラインスポーツ用支持台座本体部(1d)と76mm嵌入式柱状体誘導路形成部材(15)とが螺合により、一体的に結合されて形成される方法もある。螺合による形成では、台座のポール挿入路の内表面に嵌入式柱状体誘導路形成部材雌ねじ(16a)が設けられ、筒状の柱状体誘導路の外表面に嵌入式柱状体誘導路形成部材雄ねじ(16)が設けられている。
図4(b)は嵌入式ラインスポーツ用支持台座本体部(1d)と3タイプの嵌入式柱状体誘導路形成部材(15,15a、15b)の実施形態を表わす側面図であって、
支持台座本体部(1d)は、柱状体誘導路(3a)を形成する嵌入式柱状体誘導路形成部材(15)と嵌入式柱状体誘導路形成部材(15)を支持する基台部材(2d)は、それぞれ個別に形成されており、柱状体誘導路形成部材(3)の外径は同一で、柱状体誘導路の内径の異なる柱状体誘導路形成部材(15,15a、15b)を備えることで、一つの基台部となる支持基台部材本体に、外部柱状体誘導路の内径を、基準とされる内径約79mm前後(+-2mm)の76mm柱状体誘導路形成部材(15)の他に、内径53mm前後(+-2mm)の50mm嵌入式柱状体誘導路形成部材(15a)と内径42ミリ前後(+-2mm)の40mm誘導路内隙間埋め筒状体(15b)の柱状体誘導路(3a)に形成された嵌入式柱状体誘導路形成部材(15,15a、15b)を装着することで、基準とされる直径約76mmの柱状体(31)より細い直径50mm(31a)や40mm(31b)の柱状体と、それらの柱状体専用の内径53mm前後(+-2mm)(26a)と、内径42ミリ前後(+-2mm)(26b)の埋設金具も取付、交換可能になるように考案されており、一つの台座であらゆるサイズのポール(31,31a、31b、)、埋設金具(26,26a、26b)に対応できる利点がある。
図5(a)はスライド縦分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)の実施形態を表わす上面図であって、多形型ラインスポーツ用支持台座型(1a)(楕円型)のスライド分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)の上面図である。柱状体誘導路(3a)が柱状体誘導路(3a)の中心点を境に垂直断面に沿って縦分割されるように縦分割形成され別々の部品として形成された柱状体誘導路形成部材と柱状体誘導路形成部材を支持する基台部材には、分割式支持台座本体受け部(8)と分割式支持台座本体抑え部(9)に分かれている。該受け部と該抑え部にはそれぞれ、上端の挿入口、壁部、下端、台座があり、柱状体側方から支持台座本体部を挟み込み、そこに分割された片方の支持台座で柱状体を挟むように取り付け一体化し、これらでラインスポーツ用柱状体(31)を挟み込むように螺合、固定することが出来る。ただし図面では分割は2つとなっているが、縦に3分割以上のスライド縦分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)も考えられる。
図5(b)は2つに縦分割されたスライド分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)に請求項4の台座本体部の上面、底面又は側面の少なくともいずれか一方に一箇所又は複数箇所の凹凸部が含まれた場合の実施形態を表わす側面図であって、別々の部として縦分割形成された柱状体誘導路とポール挿入路には、分割式柱状体誘導路受け部(8)と分割式柱状体誘導路抑え部(9)に分かれている。該受け部と該抑え部にはそれぞれ、上端、壁部、下端、台座があり、これらでラインスポーツ用柱状体を挟み込むように固定することが出来る。分割式支持台座本体受け部(8)側では、スライド式柱状体誘導路受け部上端(8a)、分割式柱状体誘導路受け部壁部(8b)、分割式柱状体誘導路受け部下端(8c)、分割式柱状体誘導路受け部側台座(8d)、分割式上端部柱状体90mm挿入口受け部側凹溝(8e)、分割式下端部柱状体100mm貫通口受け部側凹溝(8f)、分割式上端部柱状体90mm挿入口受け部側(8g)、分割式下端部柱状体100mm貫通口受け部側(8h)で構成される。分割式支持台座本体抑え部(9)では、分割式柱状体誘導路抑え部上端(9a)、分割式柱状体誘導路抑え部壁部(9b)、分割式柱状体誘導路抑え部下端(9)、分割式柱状体誘導路抑え部側台座(9d)、分割式上端部柱状体90mm挿入口抑え部側凹溝(9e)、 分割式上端部柱状体90mm挿入口抑え部側凹溝(9f)、分割式上端部柱状体90mm挿入口抑え部側(9g)、分割式上端部柱状体90mm挿入口抑え部側(9h)で構成され設けられている共通第1凹部(5a)に共通第1凸部(5)、他固定ベルト(22)等で合体、接合する。分割式柱状体誘導路受け部(8)と分割式柱状体誘導路抑え部(9)ともに下部には約10mmの本体クッションシート(10)が備え付けられる。屋外用のバレーボールポール(31c)等、つば(31d)付属の柱状体等も使用可能となる。またこのスライド分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)は正面と後方から挟みこむようにスライドする形態であるが、スライド分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)は横方向から、いわゆる左右もしくは角度を変えて斜め、あらゆる方向からスライドし挟み込む形態も考えられる。
図6(a)は請求項4の実施形態を表わす図であって、支持台座本体部(1)の正面には先端部から25mmの位置を中心点として50mm間隔で略垂直下に向けて直径10mmの共通第1凹凸部(5a)、上面の柱状体誘導路(3a)を囲む形で略中心点を同じくした直径約90mm深さ30mmの第2凹凸部である本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)、底面の柱状体誘導路(3a)を囲む形で略中心点を同じくした直径約100mm深さ30mmの第3凹部である本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)である雌ネジが設けられており、共通第1凹凸部(5a)にはラインスポーツ用支持台座本体部(1)に複数のラインスポーツ用ライン(29)等を取り付ける為の接続具(36)の他、支持台座本体部(1)の上部に高さや幅を拡張する為の柱状体誘導路延長部材(13)、本体底面(7b)に設けられた共通第1凹凸部(5a)には本体用クッションシート(10)、本体の重量及び設置面積を拡張する板状基盤である柱状体錘台座固定用具(23)等、様々な用具が雄ネジ(5)によって取り付け可能となっている。なお直列に配列された共通第1凹凸部雌ネジ(5a)である雌ネジの中心点と雌ネジの中心点の間隔は、各接続部材や部材の取り付けを考慮し50mmとするが、この間隔は形成工程等により変更もあり得る。なお共通第1凹凸部雌ネジ(5a)は雌ネジであり、共通第1凹凸部(5)は雄ネジである。また、上記凹凸部雌ネジ(5a、6a,7a)の直径も形成工程等により変更もあり得る。なお、支持台座本体部(1)の形状も様々な形状が考えられ、本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)の横に共通第1凹凸部(5a)を設けることも考えられる。なお、これらの凹凸部のサイズは一例であって望ましいサイズで区別表記している。
図6(a)に示すように、支持台座本体部(1)に、直径76mmバレーボールポール(31)を使用し埋設金具(26)に固定した図。柱状体(31)のゆらぎや抜けを防ぐ為に支持台座本体部(1)に設けられた第1凹部雌ネジ(5a)に差し込まれ第1凸部雄ネジ(5)で柱状体と本体を一体化すると同時、固定ベルト(22)等の連結具により、支持台座本体部(1)と柱状体(31)が一体化されることにより、重量も一体化され、支持台座本体部(1)が競技場面(28)を抑えつける静止摩擦力が増加し、該台座(1)が安定する効果と同時に、左右に回転するズレも抑えられ、柱状体(31)に取り付けられたライン支持部延長部材(17)、そして該固定部に取り付けられたライン(29、29a、29b、29c、29d)も安定する。
図6(a)に示すように、台座最上部(6b)の直径約79mmの柱状体誘導路上端部(b)を囲むように、直径約90mm、深さ約30mmの第2凹部となる本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)が設けられている。よって必然的に、本体上方端面凹凸部雌ネジ開口受け口(6b)の水平部が本体最上部(6b)となる。柱状体誘導路の外周である柱状体誘導路形成部材の直径は約9cm以上となるが、300kg以上の荷重のかかるスラックラインのライン固定具の機能を併せ持ったラインスポーツ用支持台座用具の柱状体誘導路形成部材(3)であるとすれば、直径は本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)9cm以上の10cm以上が必要であり、さらに大きな荷重にも耐えられる強度を有する為に、柱状体誘導路形成部材(3)の直径は13cm以上が望ましい。よって柱状体誘導路壁部(3c)の肉厚幅は、25mm以上となる。なお、柱状体誘導路上端部(b)を囲むように、直径約90mm、深さ約30mmの本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)である雌ネジが設けられているが、成形工程よっては雄ネジに変更もありえる。なお、これらの凹凸部のサイズは一例であって望ましいサイズで区別表記している。
図6(b)は支持台座本体部(1)の上面図であって、支持台座本体部(1)の側面の床上最下部には、スラックライン以外のラインスポーツ用のラインを接続する接続具(36)もしくはライン支持部延長部材(17)を固定する共通第1凹部(5a)を有する平面ライン支持部(4c)を設けている。この平面ライン支持部(4c)が平面であることにより様々な部材を直接取り付けることが可能となる為便利である。この平面ライン支持部には共通第1凹部(5a)が設けられており、この雌ネジにラインスポーツ用の着脱式取っ手型ライン支持部(4b)、ライン支持部材(17、18)やラインの接続具(36)等が取り付け可能となっている。なお、曲面を有する部位においてはその曲面の形状に合わせたゴム等の軟体性パッキン(19)を介して、共通第1凹部(5a)に接続用共通第1凸部(5)であるネジ類で取り付けることが可能である。取っ手型ライン支持部(4b)は図面では角型であるが、U字型ほか多角型等、ラインを結んだり、接続具(36)を使用して取り付け可能な金属製等の取っ手型の形状を有したものも固定型、着脱可能型も含め取っ手型ライン支持部(4a、4b)となる。取っ手型ライン支持部略垂直に取り付けられたもの、略水平に取り付けられたものも考えられる。
図7(a)は平面ライン支持部(4c)の実施形態を表わす図であって、支持台座本体部(1)の平面ライン支持部(4c)、柱状体誘導路壁部(3c)に5cm間隔で複数設けられている共通第1凹部(5a)と同間隔の5cm間隔で共通第1凹部(5a)が平板状に前面に上下左右に設けられており、この共通第1凹部(5a)には、着脱式取っ手型ライン支持部(4a)、や接続具(36)、コ字型支持具(36a)等がネジ(5)や固定ベルト(22)で取り付けられ、これらの凹凸部や支持具、接続具にラインスポーツ用ラインが取り付けられるようになっている。全ての雌ネジと雌ネジの間隔は縦及び横方向に規則性を持ち雌ネジの中心を起点として50mm間隔である。これらの凹凸部のサイズ、間隔は一例であって望ましいサイズ、間隔で区別表記している。
図7(b)は平面ライン支持部(4c)の実施形態を表わす図であって、本体基台部(2)の床上の最下部に設けた平面状の平面ライン支持部(4c)に設けられた第1共通雌ネジ(5a)に第1共通雄ネジ(5)によりライン支持部延長部材ロング(17i)を取り付け、ここに約40cm間隔の升目状に幅2cm、厚さ2mm前後のベルト状薄ライン(29b)が張られたスクエアブロックライン(35c)が接続、支持されている。体育館等の床面にはしご状のトレーニングラインであるラダーラインを設置した場合、両サイドをガムテープ等で張り付けないと、ラインが大きくズレてしまうが、この図のように両サイドの支柱に支えられたライン支持部延長部材(17)に取り付けることによってズレが少なくなると同時に、今までははしごが1本置かれたような状態のラダーラインが複数横に広げて張られるようになる為、格子状のライントレーニングが誕生する。
図8(a)は、請求項5の柱状体誘導路延長部材(13)の実施形態を表わす図であって、柱状体誘導路延長部材(13)は強化合成樹脂もしくはアルミニウム等の軽金属あるいは鉄、ステンレス等の金属で形成されており、支持台座本体部(1)の柱状体誘導路上端部(3b)に設けられた90mmの本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)に中心点を同じくして嵌合する本体上方端面凹凸部雄ネジ(約90mm)(6)を有した、少なくとも長さ30cm以上の柱状体誘導路延長部材(13)で、柱状体誘導路延長部材(13)全体部分がライン支持部(4)となりえる強度を有する。本体柱状体誘導路形成部材(3)と略同じ外周直径約130mmであり、上面から底面に貫通して垂設される直径約79mmの第1柱状体誘導路(3a)は支持台座本体部(1)に取り付けられた時には支持台座本体部(1)の有する柱状体誘導路(3a)と中心点を同じくして嵌合し、柱状体誘導路上端部(3b)、柱状体誘導路壁部(3c)、柱状体誘導路下端部(3d)で構成される。直径79mm+-2mmの柱状体誘導路上端部(3d)は、直径90mm、深さ30mmの第2凹凸部である本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)と同径の第2凹部となる上端部柱状体挿入口雌ネジ(6a)も設けており、この柱状体誘導路延長部材(13)の上下凹凸部を連結して、略垂直に高さを高くすることが可能である。また、柱状体誘導路延長部材(13)両側面にはライン支持部延長部材(17)が取り付けられるよう、幅5cmごとに直径約10mmの共通第1凹凸部雌ネジ(5a)が反対側面を直角貫通するように設けられている。これにより使用する柱状体の全長が短く、ラインスポーツ用ラインを高い位置に取り付け出来ない場合でも、この柱状体誘導路延長部材(13)を複数繋合することで、柱状体の全長より高い位置にラインを張ることが可能となる。長さは20cm~100cm以上のものも考えられる。また柱状体誘導路(3a)内には約76mm柱状体(31)が挿入されることで、揺れや引張力に対しても柱状体(31)と柱状体誘導路延長部材(13)共に強度を増すことができるラインスポーツ用支持台座である。なお、上記のサイズ、間隔は一例であって望ましいサイズ、間隔で区別表記している。
図6に示すように、支持台座本体部(1)の正面と後方に、上端部から垂直下方25mmを中心点として直径10mmの共通第1凹部(5a)が設けられている。柱状体誘導路延長部材(13)の本体上方端面凹凸部雄ネジ(6)直径約90mm長さ30mmの先端部の正面と後方には直径約12mmの半円状の窪みである凹凸部A雄ネジ半円窪み(5b)が設けられており、本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)と柱状体誘導路延長部材(13)の本体上方端面凹凸部雄ネジ(約90mm)(6)が嵌合した時に、共通第1凹部(5a)が支持台座本体部(1)の正面から後方にかけて水平に貫通する雌ネジ穴ができる構造となっている。この共通第1凹部(5a)に共通第1凸部(5)を嵌合することにより柱状体誘導路延長部材(13)の直径約12mmの半円状の窪みの凹凸部A雄ネジ半円窪み(5b)に共通第1凸部雄ネジ(5)が通ることにより柱状体誘導路延長部材(13)の左右の回転とズレが防止される効果がある。なお他の部材の本体上方端面凹凸部雄ネジ(約90mm)には全て凹凸部A雄ネジ半円窪み(5b)が設けられることが望ましい。なお、上記のサイズ、間隔は一例であって望ましいサイズ、間隔で区別表記している。
図8(b)は、支持台座本体部(1)に柱状体誘導路延長部材(13)2体を連結した図である。必要な高さまで連結し、差し込まれた柱状体を補強し、引張力が大きくなる高難度、上級者用ラインスポーツに対応可能のライン支持部を上方に設けることが可能となるが、現存のバレーボール(31)やバトミントンポール(31b)等は、ポール中に様々な突起物が備わっている為、柱状体誘導路に差し込むことはできない。引張力が大きくなる上級者用ラインスポーツに対応可能のライン支持部を上方に設ける為には、図3(a)に標記のポール側面に凸部の無い強固な素材で形成され、ライン支持部及びライン支持部延長部材等が取り付け可能の凹部を有したラインスポーツ専用柱状体(27)が必要になる。
図9(a)は請求項5のライン支持部延長部材の実施形態を表わす図であって、
ライン支持部延長部材(17)は、支持台座本体部(1)のライン支持部に1~2本程度しか取り付けられなかったラインスポーツ用ライン(29a、29b、29c)をさらに複数本のラインが支持台座本体(1)以外の位置に取り付け可能とする部材であり、ライン支持部延長部材は強化合成樹脂もしくはアルミニウム等の軽金属あるいは鉄、ステンレス等の金属で立方体に形成されており、板状体、筒状体等様々な形状のライン支持部延長部材(17)が用意される。支持台座本体部(1)の有する第1凹部である雌ネジ(5)、もしくは第共通1凹部を有する部材に嵌合する第1凸部をもつライン接続具雄ネジ(36)で固定可能の部材であり、支持台座本体部(1)の上下左右と様々な位置にライン支持部を設ける為の部材であって、複数を連結することにより少なくとも支持台座本体部(1)の左右5m以上の範囲にラインを張る、支持する、固定、結ぶことが可能となる。
図9(a)は、円柱状の柱状体誘導路形成部材(3)に平板状のライン支持部延長部材(17)を取り付ける為の実施形態を表わす側面図であって、柱状体誘導路形成部材(3)の柱状体誘導路壁部(3c)の曲面に密着する部分と平板状に合わせた平面部分にライン支持部延長部材(17)が揺らぎなく取り付けられることを可能とするライン支持部延長部材柱状体用パッキン(19)であって、直径約130mmの円柱状形状に合わせた、ゴムもしくはテトラフルオロエチレン樹脂等によるパッキンなどの弾性樹脂製、炭素繊維製、セルロースナノファイバー製等の材質で作られており、3つの共通第1凹部(5a)が中心点に50mm間隔で設けられており、パッキンに設けられた間隔と、支持台座本体部(1)とライン支持部延長部材(17)に設けられた共通第1凹部(5a)の大きさ、間隔は全て共通である為、共通第1凹部(5a)に共通第1凸部(5)で固定することが可能であり、取り付け位置が円筒状であっても揺らぎが抑えられる。このパッキンは柱状体接点面以外は厚さ1~2mほどのアルミ、鉄等の金属製パッキンゴムカバー(19b)に囲まれている。他、直径約76mmの円柱状形状に合わせた76mmライン支持部延長部材柱状体用パッキン(19a)も考えられる。なお、上記のサイズ、間隔は一例であって望ましいサイズ、間隔で区別表記している。また、ライン支持部延長部材柱状体用パッキン(19)は、固定ネジで固定する図となっているが、あくまでも一例でもあり、固定ネジ以外にも、固定ベルトや締めつけ具、他柱状体部分にストッパー等を設けライン支持部延長部材柱状体用パッキン(19)及び76mmライン支持部延長部材柱状体用パッキン(19a)を固定する方法もある。形状も同様、一例である。
図9(a)は平板型であるライン支持部延長部材の実施形態を表わす図であって、ライン支持部延長部材(17)の大きさ、形状は様々であり、厚さは約1~5cm、縦約4cm~25cm、横約30cm~10mと様々で、約5cmの角柱型、円形型、半円型も考えられる。この前面に縦に直径約1cmの雌ネジ穴である第一共通凹部雌ネジ(5a)がネジ穴の中心を基準として縦は5cm間隔、横方向にはネジ穴の中心を基準として5cm間隔で設けている。この図面の平板型ライン支持部延長部材(17)の厚さは、約1cm縦約13cm、横約30cmである。他にも、サイズを大きくし、ネジ穴も縦横ともに5cm間隔もしくは10cm間隔の雌ネジ穴が設けられた平板型ライン支持部延長部材もトレーニング内容により必要となる。
図9(b)は、第2凹凸部に嵌め込み可能の嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)の実施形態を表わす図であって、嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)の中心には、凸型の直径約90mm、約長さ30mmの嵌入式平板型ライン支持部延長部材雄ネジ(17b)が設けられており、中心は約79mmの貫通した開口部(17c)が設けられている。この雄ネジ(17b)が、本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)に装着可能となり、重量や負荷のかかる手摺状体(34)等でも、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)で支えられるようになり、固定することが可能となる。幅は約15cmもしくは約22cm前後で長さは約50cmから約200cm以上とサイズは様々で制限はない。なお、直径約76mmの柱状体(31)に嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)を差し込み、ベルト状の接続具等(22)で接続、固定機能もしくは滑り止め機能のある器具で、嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)を固定することも考えられる。
図9(b)の90mm雌ネジ付き嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17d)も表しており、90mm雌ネジ付き嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17d)は嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)の開口部上部に直径130mmの筒状体で中心に90mm雌ネジ(16b)を設けたことで、90mm雌ネジ付き嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17d)上部にも様々な後述部材が接続可能の構造となる。開口部は垂直下の90mm雄ネジ(17b)に向け貫通しており、この貫通口は約79mmである。この上部から埋設金具(26)に向けて76mmポール(31)が差し込まれ、支持台座本体部(1)が埋設金具(26)に連結される。長さは40cmから5m以上等様々なサイズを揃えることが考えられる。なお、重量物や競技者の体重も支えられる強度が必要な為、厚さ20mm前後のアルミニウム等の軽金属類がふさわしい。両端は図10(a)のライン支持部延長部材用脚(18a)とライン支持部延長部材脚用土台(18b)が用いることによってさらに重量物の支持が可能となる。
図10(a)は請求項5のライン支持部延長部材の様々な種類を表わす図であって、平板状のライン支持部延長部材(17)の他、あくまでも一例であるが厚さ2cm幅約12cm長さ約200cmの平板状で略直線のライン支持部延長部材が中心部付近で水平に45度、90度と曲(直角定規のように)がった水平多度角平板型ライン支持部延長部材(17e)、同じく厚さ2cm幅約12cm長さ約200cmの平板状のライン支持部延長部材が中心部付近で上面を境に45度、90度と曲がった水平多度角平板型ライン支持部延長部材(17e)のように角度が途中で変化したライン支持部延長部材、そして、支持台座本体部もしくは柱状体誘導路延長部材の上方に設けられた第2凹部に嵌合する第2凸部を有し、上部には少なくともスラックラインの幅以上の横幅50mm、深さ5mm以上の溝を有した130mmライン支持部延長部材柱状誘導路体先端用(17g)、第1共通凸部を下方に有する76mmライン支持部延長部材柱状体先端用(17h)等の柱状体先端部に略垂直上方に取り付けるライン支持部延長部材等、様々な形状で、共通第1凹部(5a)を有する位置や部材に、共通サイズの雄ネジ(5)や接続具(36)等を使用することで、様々な位置にラインを取り付ける、あるいは支持となる部材である。これら様々な形状のライン支持部延長部材の組み合わせを行い、ライン支持部延長部材の有する共通第1凹部(5a)同士を接続具(36)等により繋ぎ合せることで、ライン支持部延長部材(17)等の繋合可能範囲内でラインスポーツ用ライン(29d)を固定する為の必要な高さ、必要な位置にライン支持部延長部材の有する一箇所以上のライン支持部(4b)等と一箇所以上の共通第1凹部(5a)を配置可能となる。また、様々な形状、角度変化を有したライン支持部延長部材(17e、17f)等の組み合わせを行い、前記ライン支持部延長部材の有する第一共通凹部雌ネジ(5a)同士を接続具により繋ぎ合せることで、前記ライン支持部延長部材(17)等の繋合可能範囲内でラインスポーツ用ライン(29a)等を固定する為の必要な高さ、必要な位置に前記ライン支持部延長部材の有する一箇所以上のライン支持部(4b)と一箇所以上の第一共通凹部雌ネジ(5a)を着脱可能となる。なお、上記の形状は一例であって、リング状の円形など様々な形状のライン支持部延長部材など、この図に限ったものではない。
図10(b)は各種の支持具を含む接続具(36)の実施形態を表わす図であって、ラインスポーツ用ライン(29d)やアルミポール等の手摺状体(34)の固定は、着脱式取っ手型ライン支持部(4b)の他、U字型やリング型の接続具(36)ほか、手摺状体(34)等の支持具として、コ字型支持具(36a)、L字型支持具(36b)、V字型支持具(36c)、固定ベルト(22)等角度や使用形態にあわせて様々接続具や完全固定ではない状態が保てる支持具等が共通凹部(5a)を有する部位に取り付け可能となっている。なお接続具は様々な種類が考えられこの図はあくまでも一例でありここに限ったものではない。
図10(c)に示すように、ラインスポーツ用ライン(29d)やアルミポール等の手摺状体(34)の固定は、着脱式取っ手型ライン支持部(4b)の他、U字型やリング型の接続具(36)が用いられるほか、手摺状体(34)等の支持接続具として、コ字型支持具(36a)、L字型支持具(36b)、V字型支持具(36c)、固定ベルト(22)等、使用形態にあわせて、固定、据え置き、引掛ける等様々な状態が保てる支持具が用意されている。例えば、リンボーダンスや棒高跳びのポールのように完全固定ではない使用方法もラインスポーツには存在する。
図11(c)はライン支持部延長部材本体用パッキン(19)の実施形態を表わす図でもあって、支持台座本体(1)を含め、台座上部から柱状体誘導路延長部材(13)側面に設けられた共通第1凹部(5a)の適所に、ライン支持部延長部材本体用パッキン(19)を介して、1m、2m、3m、5mと長さのあるライン支持部延長部材ロング(17i)を取り付けることで、支持台座本体(1)に横方向に2本ほどしか取り付けることが出来なかったライスポーツ用ライン(29a)を、横に伸ばしたライン支持部延長部材ロング(17i)に取り付けられた接続具に2本以上の複数のラインや格子状となった網目のライン等が取り付けられることが可能となるほか、このライン支持部延長部材ロング(17i)の両端や中間部分にライン支持部延長部材用支持脚(18a)を設けることで、重量のあるポール等も複数載せることが可能となり、ライン支持部延長部材ロング(17i)に設けられた接続具(36)によってライン(29a、29b、29c、29d)を支持し、そして高さも自由に変えられながら、これらを使用したトレーニングが可能となる。
図11(c)はライン支持部延長部材用支持脚(18)の実施形態を表わす図であって、ライン支持部延長部材用支持脚(18)は、アルミニウム、鉄等の金属類またはカーボンファイバー、強化合成樹脂等の材質で形成された柱状体の脚であり、ライン支持部延長部材(17)等の上面、底面又は側面に設けられた共通第1凹部(5a)に嵌合する共通第1凸部(5)を上面に有し、着脱可能のライン支持部延長部材用支持脚(18)であり、ライン支持部延長部材ロング(17i)の両端および固定具との中間点に、共通第1凹部(5a)を垂直直下方向に複数設け、その雌ネジ穴に嵌合する共通第1凸部(5)を有したライン支持部延長部材用支持脚(18a)を取り付けることが可能で、ライン支持部延長部材ロング(17i)に、接続具(36)や各支持具(36a)を使用し複数のラインスポーツ用低引張力ライン(29a)や手摺状体(34)が張られても、一箇所以上複数のライン支持部延長部材用支持脚(18a)に支えられることで、左右、上下、斜めに伸びたライン支持部延長部材ロング(17i)も安定する。このライン支持部延長部材用支持脚(18a)の長さは様々なサイズが用意され、一例であるが約10cmから約100cm等用意される。金属製で太さは20mm以上を有し、両端には共通第1凸部(5)と共通第1凹部(5a)がそれぞれ設けられており、延長ライン支持部延長部材用支持脚(18a)を複数つなぎ合わすことが可能で、高さも高くすることが可能であるが、高さの調整範囲が限られてしまう。この脚は、直径の異なる2本の柱状体を太いポールの中に細いポールを入れて、固定具で延長収縮できるのぼり旗のポールのように、長さが自由に調整できる振り出し式ライン支持部延長部材用支持脚(18c)も望ましい。またこれらの脚の競技場面(28)には安定する台座となるよう脚の底面より接地面の大きいライン支持部延長部材用支持脚用土台(18b)を取り付け、床を保護する為にクッションが設けられる。このクッションは吸盤のように床面と密着、固定できるものも考えられる。ライン支持部延長部材用支持脚(18a)により、支えられた部材が競技者の体重以上の負荷に耐えられることが可能になる。
図12(a)は請求項7の本体下部板状台座部材(21)の実施形態を表わす図であって、本体下部板状台座部材(21)は、支持台座本体部(1)の重量及び安定性を増す為に台座下部に取り付けられる本体下部板状台座部材(21)であり、台座下部に設けられた直径約100mm深さ約30mmの第3凹部である本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)に嵌合する第3凸部となる本体下方端面凹凸部雄ネジ(7)を有し、支持台座本体部(1)と一体となる鉄等の金属類で板状形成された台座型の錘である本体下部板状台座部材(21)。本体下部板状台座部材(21)も支持台座本体部(1)に取り付けられた時に、支持台座本体部(1)の有する柱状体誘導路と同一の幅を有する柱状体誘導路が直結するように設けられており、同一の柱状体(31)で埋設金具(26)に連結される。大きさは約幅40cm、長さは約60cm、厚さは約4cm。この本体下部板状台座部材(21)は、上部の重量増加と共に接地面積を広げることで、競技場面への荷重を分散する機能も有する。この本体下部板状台座部材(21)の底部にも本体下方端面凹凸部雄ネジ(7)と同サイズの本体下部板状台座部材雌ネジ(21a)があることでさらに76mm本体下端部筒状凸部材(20)類又は本体下部板状台座部材(21)を取り付けられる。下部には錘クッションシート(10b)が備えられる。本体下部板状台座部材(21)にも、ライン支持部用共通第1凹部(5a)を有し、着脱式取っ手型ライン支持部(4b)、接続具(36)を取り付けることが可能である。また本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)に嵌合する本体下方端面凹凸部雄ネジ(7)は、固定する為にラインスポーツ用支持台座本体部(1)の重量物を持ちあげたり、回したりする労力が必要となり、危険性も考えられる。この部分はネジ山を設けない嵌めこみ式とし、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)の台座となるラインスポーツ用支持台座本体基台部(2)から垂直下方に設けられた貫通口ネジ穴と本体下部板状台座部材(21)に新たに設けられた垂直下方に向けられた雌ネジ穴とで本体後部錘用雄ネジ(22a)をラインスポーツ用支持台座本体基台部(2)から差し込み本体下部板状台座部材(21)に固定し一体化する方法も考えられる。なお、本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)は側面からみて凹凸部のあるネジ型ではなく、ネジ山の無い略平面に近い凹凸部もしくは鉄やすりのようにかみ合う面が粗くなった金属製の面を有する凹凸部も考えられる。
図12(b)は請求項7の本体下部板状台座部材(21)の実施形態を表わした図である。支持台座本体部(1)と本体下部板状台座部材(21)に設けられた第1共通凹部(5a)に共通凸部雄ネジ(5)もしくは強固型延長共通凸部雄ネジである強固型の延長ボルト(32a)で固定することにより、台座重さが本体の重さと一体となる利点がある。支持台座本体部(1)と本体下部板状台座部材(21)の第3凹凸部が粗面等の嵌合でネジ止め固定しない場合は特に必要となる。
図13(a)はラインスポーツの実施形態を表わす図であって、パラレルライン(35b)トレーニングの図。支持台座本体部(1)の高さ30ほどに取り付けられたライン支持部延長部材ロング(17i)に張られた複数の伸縮性のある柔らかいラインスポーツ用低引張力ライン(29a)を張っている。これにより、様々なステップや足上げなどのラインダンストレーニングが行える。高さは柱状体誘導路延長部材(13)を使用することで自由に設定できるため、子供から高齢者まで、競技者のレベルに合わせて上下できる、この支持台座本体部(1)と柱状体錘台座固定用具本体部(23)と交換用柱状体金具挿入先端部(24)類、そして、柱状体誘導路延長部材(13)、そして接続具(36)によってライン支持部延長部材ロング(17i)に張られたラインスポーツ用低引張力ライン(29a)によって競技可能となる、今までにない新しいスポーツである。また、幼児や高齢者は伸縮性のある柔らかいゴム状のラインスポーツ用低引張力ライン(29a)であっても、身体を引っかけて転倒する危険もある為、目にも障害の無い光線(音線含む)(29c)もしくは網膜保護ゴーグル等を使用し、ラインスポーツ用光線(29c)(センサーや音線含む)の位置や身体の動きに伴い音階を持つ音等を発する器具を、ライン支持部となる様々な高さや部位に装着することにより、転倒防止の安全性と娯楽性を高めたスポーツゲームおよび新たなスポーツトレーニング法にすることも可能である。
図13(b)はラインスポーツの実施形態を表わす図であって、スクエアブロックライン(35c)トレーニングの図。支持台座本体部(1)の最下部に設けた平面ライン支持部(4c)にライン支持部延長部材ロング(17i)を取り付け、ここに約40cm間隔の升目状に幅2cm、厚さ2mm前後のベルト状薄ライン(29b)が張られたスクエアブロックライン(35c)トレーニング。支持台座本体部(1)を埋設金具(26)に柱状体(31)により設置し、平面ライン支持部(4c)にライン支持部延長部材ロング(17i)をライン支持部延長部材用支持脚用土台(18b)で支持。このライン支持部延長部材ロング(17i)に張られた約40cm間隔の格子状に幅2cm、厚さ2mm前後のナイロン等で形成されたラインスポーツ用ベルト状薄ライン(29b)によって、はしご状のラダートレーニングのように直線のみの動きではなく、競技場面に張られた格子状のラインの中を、前後、左右、斜めと様々な方向にステップを踏むなどの競技が可能となる、今までにない新しいスポーツである。
図14(a)はラインスポーツの実施形態を表わす図であって、ウェーブライン(35)の図。埋設金具(26)にラインスポーツ専用柱状体(25)でラインスポーツ用支持台座本体部(1)を固定し、柱状体誘導路延長部材(13)で高さを上げ、その柱状体誘導路延長部材(13)にライン支持部延長部材ロング(17i)を取り付けた図と、それを利用したラインスポーツのウェーブライン(35)トレーニング。本体の高さ30ほどに取り付けられたライン支持部延長部材ロング(17i)に張られた複数の伸縮性のある柔らかいゴム等の素材によるラインスポーツ用低引張力ライン(29a)または光線(音線、センサー含む)(29c)と、柱状体錘台座固定用具本体部(23)上部に取り付けられた、軽量の柱状体誘導路延長部材(13)の90cmほどの高さに取り付けられたライン支持部延長部材ロング(17i)に、下部に張られ該ラインスポーツ用低引張力ライン(29a)と交互になるように、同間隔にラインスポーツ用低引張力ライン(29a)が張られている。下側に張られたラインはジャンプし、上側に張られたラインはスクワットをしながら、交互に連続して行いながらラインを通っていく、ウェーブライン(35)。高さは自由に設定できるため、子供から高齢者まで、競技者のレベルに合わせて上下できる、このラインスポーツ用柱状体固定具(1)とラインスポーツ専用柱状体(25)、そして、柱状体誘導路延長部材(13)、ライン支持部延長部材ロング(17i)や、角度調整ネジ(18d)とライン支持部延長部材用支持脚(18c)で支えられるようになるラインの高さや位置を変えられる水平45度角平板型ライン支持部延長部材(17e)、上下45度角平板型ライン支持部延長部材(17f)に張られたラインスポーツ用低引張力ライン(29a)等のスラックライン用ライン(29d)類、また合成樹脂やアルミ、カーボン製のポール状の手摺状体(34)によって競技可能となる、今までにない新しいラインスポーツである。
図14(b)に示すように、埋設金具(26)に、支持台座本体部(1)を柱状体(31)もしくはラインスポーツ専用柱状体(25)で連結し、その上部に柱状体誘導路延長部材(13)を継合。柱状体誘導路延長部材(13)の第2凹部誘導路延長部材上方端面凹凸部雌ネジ(13a)に嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)の嵌入式平板型ライン支持部延長部材雄ネジ(17b)にて装着。平板型ライン支持部延長部材(17a)上に2mのライン支持部延長部材(17i)を雄ネジ(5)にて固定。ライン支持部延長部材(18)の両サイドもライン支持部延長部材用脚(18a)で支えることにより、競技者の体重以上の荷重に抗力を有する。これを競技場面両サイドの埋設金具(26)に設置し、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)の最大応力ライン支持部(4)にスラックライン(29)を支持、固定。スラックライン(29)は2つの高さ調整台(30)にて30cm~40cm前後にラインの高さが保たれる。支持、張られたスラックライン(29)と並行する形状で、柱状体誘導路延長部材(13)の上部に装着された2mのライン支持部延長部材(17f)の適所に1本もしくは2本以上の35mm手摺状体(34)を接続具(36)で固定。対となったラインスポーツ用支持台座本体部(1)の間隔はおよそ10m以上となる為、35mm手摺状体(34)も35mmパイプ用T字型接続具(36f)で複数本を接続、延長し、同時にライン支持部延長部材用脚(18a)でも競技場面より支持することで、安定度と強度を保つ。35mm手摺状体(34)の高さは、柱状体誘導路延長部材(13)のサイズにより調整。もしくは嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)を使用せず、ライン支持部延長部材(17i)をライン支持部延長部材本体用パッキン(19)を介して柱状体誘導路延長部材(13)に取り付け、ライン支持部延長部材(17i)の四方に設けられている第1共通雌ネジ(5a)にライン支持部延長部材用脚(18a)を取り付け支持し、上方に35mm手摺状体(34)をポール接続具(36d)により固定する方法もある。2本の35mm手摺状体(34)の間隔は、ライン支持部延長部材(17i)に設けられた雌ネジ穴(5a)の適所に設置することで希望する間隔に設定可能となる。設置位置は使用者の身長によって異なるが、スラックラインに立って両手を斜め下約45度に開いた状態で、両サイドに固定された2本の35mm手摺状体(34)が掴める位置に固定されているのが望ましい。この2本の手摺状体(34)により、スラックライン初心者でも、バランスを崩し転落することを防止可能となる、現存しない転落防止法であり、今までにない新しいスラックライン技術の習得方法である。また、嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17a)の代わりに90mm雌ネジ付き嵌入式平板型ライン支持部延長部材(17d)を使用すれば、さらにその上部に前記柱状体誘導路延長部材(13)が装着可能となり、前記平板型ライン支持部延長部材(17)等さらに装着し、35mm手摺状体(34)や前記低引張力ライン(29a)など様々なラインが装着できる。ただし安全性のため、スラックライン下部の床面には体操用等の安全マットが必要である。なお、図のように本体下部板状台座部材(21)も使用し、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)の安定性を向上するのが望ましい。
図15(a)はラインスポーツの実施形態を表わす図であって、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)、ラインスポーツ専用柱状体(25)を使用しスラックラインを張った図。ラインスポーツ用支持台座本体部(1)を2か所の埋設金具(26)の上に配置し、柱状体誘導路(3a)の上端から屋内バレーボール76mm柱状体(31)を差し込み使用した場合、柱状体(31)は埋設金具(26)のポール差し込み穴の底まで挿入され、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)を競技場面(28)に固定している。屋外用のバレーボールポールは、「つば」(31d)と呼ばれる突起が付属している為、ラインスポーツ用支持台座本体部(1、1a,1c)類ではつばが邪魔をしてポールを本体上部から差し込むことが出来ない為、スライド縦分割式ラインスポーツ用支持台座本体部(1b)が使用されることとなる。スラックライン(29)は先端を2つのラインスポーツ用支持台座本体部(1b)の最大応力ライン支持部(4)に接続、支持され、跳び箱等の高さ調節具(30)により高さ調整される。これを競技場両サイドの埋設金具(26)に対となるように設置、スラックライン(29)を張ることとが可能となる、
図15(a)はラインスポーツの一つモンキーライントレーニングの実施形態を表わす図であって、スラックライン(29)上に立ち、その真上で頭上、手を伸ばして届く高さに、伸縮性のないラインスポーツ用ベルト状薄ライン(29b)を接続具(36)で張り、スラックライン(29)と別のもう一本のラインスポーツ用ベルト状薄ライン(29b)を持ちながら、ゆっくりバランスを取りながらスラックライン(29)上を歩く、モンキーライントレーニングを行う事が可能となる。バランスが取れるようになると手を離しスラックラインスポーツを行うことによって、スラックライン技術習得が安全に、早くなる今までにないトレーニングでもある。ただしこれらを設置する場合は、安全性のため、スラックライン下部の床面には体操用等の安全マットが必要である。
図15(b)は、ラインスポーツ競技場面両サイドのライン固定専用埋設金具(27)に対として設置したラインスポーツ用支持台座。引張力が1000kgを越える、宙返り等の高難度のスラックライン技術にも、強固なモルタル等の埋設金具基礎(27i)に固定されたスラックライン(29)専用のライン固定専用埋設金具(27)が必要になってくる。ライン固定専用埋設金具(27)を使用し、スラックラインを固定することにより、バレーボール等の埋設金具(26)の破損や、柱状体誘導路延長部材(13)で補強されたバレーボールやテニスポール等の既存スポーツ用の76mm柱状体(31)、ラインスポーツ専用柱状体(25)の曲がりや抜けも発生しなくなり、支持台座本体部(1)も安定する。柱状体誘導路延長部材(13)の先端部には130mmライン支持部延長部材柱状誘導路体先端用(17g)が取り付けられスラックラインを支持している。体育館や遊技場を含む競技場面(28)でも高度なスラックライン競技ができるようになる安全で強固なライン固定専用埋設金具(27)を使用したラインスポーツ用支持台座である。
図17(a)は中空室ラインスポーツ用支持台座本体部(1c)の側面図であり、ラインスポーツ用支持台座本体部(1)は、鋼製、FRP等のプラスチック製、コンクリート製、或はこれらの材料の併用によって製造される。また基台部(2)は1つまたは複数の中空室(11)を持つように成型加工すると、使用時に蓋付注入口(12)より、中空室(11)、中空室ライン(11a)を通じて充填するように水や砂、鉄砂等を注入、充填して使用し、使用後は充填物を取り除くことができ、運搬や取り扱いに便利となる。なお、床面に設置する台座の面積は、120平方センチメートル以上、重量は30kg以上、柱状体誘導路(3a)は25cm以上、高さは30cm以上である。なお、中空室(11)を設けられた中空室ラインスポーツ用支持台座本体部(1c)は、中空室(11)に水もしくは砂等を詰めた状態での重量である。
図16(a)は柱状体錘台座固定用具本体の実施形態を表わす図であって、柱状体錘台座固定用具本体部(23)は、柱状体錘上部突出ライン支持部(23b)(以下、上部突出ライン支持部と記す)、柱状体錘誘導路挿入部(23c)、柱状体錘先端金具挿入部(23d)で構成され、上部突出ライン支持部(23b)の直径は、支持台座本体(1)上部の直径と同径の130mmであり、また最上部には直径90mm、深さ30mmの本体の本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)と同径の柱状体錘部上端部90mm雌ネジ(23e)を備え、垂直下に向けられた該柱状体錘部上端部90mm雌ネジ(23e)の底部の中心には垂直下に向けられた幅10mm、深さ50mmの柱状体錘上端部雌ネジ内雌ネジ(23f)も有する。側面には直径約10mmのライン支持部用凹凸部雌ネジ(5a)が水平方向に逆の側面まで貫通している。側面にはライン支持部用凹凸部雌ネジ(5a)が雌ネジ穴の中心を起点に50mm間隔で設けられている。最上部の雌ネジは、支持台座本体(1)、柱状体誘導路延長部材(13)もおなじく、柱状体錘部上端部90mm雌ネジ(23e)の深さ30mmの最深部をライン支持部用凹凸部雌ネジ(5a)の中心起点とする。このことにより、起点となる最上部ライン支持部用凹凸部雌ネジ(5a)に差し込まれた雄ネジが、柱状体錘部上端部90mm雌ネジ(23e)に固定された部材類の回転を抑える効果がある。このライン支持部用凹凸部雌ネジ(5a)が上部突出ライン支持部(23b)の側面に3穴もしくは4穴設けられている。また、取っ手型ライン支持部(4a)も2つ設けられている。上部突出ライン支持部(23b)の長さは約200mmの円柱状体である。この直下に直径約90mm長さ30mmの柱状体錘台座固定用雄ネジ(23i)が設けられており、柱状体錘台座固定用雄ネジ(23i)直下より直径76mm長さ約260mmの柱状体錘誘導路挿入部(23c)となり、直径約76mm、長さ約280mmの柱状体錘先端金具挿入部(23d)の全長約770mmの柱状体錘台座固定用具本体部(23)の柱状体錘先端金具挿入部(23d)先端には厚さ約10mmの柱状体クッションシート(10a)がネジで取り付けられており、柱状体クッションシート(10a)と、基準としている直径79mm、深さ300mmの柱状体差し込み穴を有する埋設金具(26)の差し込み穴底部とには、わずかな空間が生じることのできる構造の柱状体錘台座固定用具本体部(23)を有したラインスポーツ用支持台座である。なお、柱状体錘台座固定用具本体部(23)の全長は支持台座本体部(1)の長さの変更と共に変更となる場合もある。
図16(a)は分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)の実施形態を表わす側面図であって、前記柱状体錘台座固定用具本体部(23)は、上部突出ライン支持部(23b)、柱状体錘誘導路挿入部(23c)、柱状体錘先端金具挿入部(23d)で構成されているが、分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)は、柱状体錘先端金具挿入部(23d)が交換用柱状体金具挿入先端部(24)となり、分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)に雌ネジ。交換用柱状体金具挿入先端部(24)には雄ネジを互いに設けることにより、柱状体錘先端金具挿入部(23d)が着脱、交換可能な構造構成となり、前記上部突出ライン支持部(23b)と柱状体錘誘導路挿入部(23c)の部位が分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)となり、柱状体錘誘導路挿入部(23c)の下方端面に交換用柱状体金具挿入先端部用下端雌ネジ(23i)を有し、柱状体錘先端金具挿入部(23d)は上方端部に嵌合する雄ネジである交換用柱状体金具挿入先端部上端雄ネジ(24d)を有する交換用柱状体金具挿入先端部(24)となる。この交換用柱状体金具挿入先端部(24)が76mm埋設金具(26)に挿入され、支持台座本体部(1)が76mm埋設金具(26)に連結される。交換用柱状体金具挿入先端部(24)の先端部には厚さ約10mmの柱状体クッションシート(10a)がネジで取り付けられている。なお、76mm埋設金具(26)の深さは25cm、30cm、50cmと様々なサイズが存在する。また、厚さ約10mmの柱状体クッションシート(10a)が取り付けられた交換用柱状体金具挿入先端部(24)は埋設金具(26)に挿入された状態で、埋設金具(26)の差し込み穴底部との間には、約10mm以上の空間が常に保てるよう、埋設金具(26)のサイズ、深さに合わせた交換用柱状体金具挿入先端部(24)が備えられる。直径約79mm、深さ25cmの差し込み穴を有する埋設金具(26)に対しては、直径130mm長さ50mmの調整具で下部には直径90mm長さ30mmの雄ねじ、上端部には深さ30mmの上端部90mm雌ネジ柱状体錘用調整具(23j)を、支持台座本体部(1)と分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)の間に装着することにより、分割式柱状体錘台座固定用具本体部(23a)を上に50mm上げることにより、差し込み穴が深さ25である全ての埋設金具に連結、挿入対応可能となる。なお、交換用柱状体金具挿入先端部(24)はラインスポーツ専用柱状体(25)にも供用で使用可能である。
図17(a)は隙間埋め筒状体の実施形態を表わす図であって、競技用のバレーボールやテニスのポール(31)は、国際規格(サイズ65A)では外径が約76mmとされており、これに合わせて埋設金具の口径は約79mm(+-2mm)となっている。従って、本発明になるラインスポーツ用支持台座本体部(1)における台座本体(1)の柱状体の挿入路である柱状体誘導路(3a)の内径はこれを参考にして約79mm(+-2mm)と設定すればよい。しかし、簡易初心者用のバレーボールポールやバトミントン等では、ポール径50mm(31a)、ポール径40mmが(31b)適用されている場合もある。ポールが細くなると、柱状体誘導路(3a)内径が約79mm(+-2mm)のままであると、ポールとの間に大きな隙間が生じ、ラインにかかる荷重を受けてポールが揺れることになり、安定な競技ができないとかポールや柱状体誘導路などの部品を傷つける原因となり、好ましくない。これを防ぐ手段としては、柱状体誘導路(3a)の適所に1乃至数か所に共通第1凸部(5)を設けてしっかりねじで固定する方法が提案される。また、隙間に相応する厚みと口径を持った、金属製、他テフロン(登録商標)パッキンなどの樹脂製、炭素繊維製、セルロースナノファイバー製の適材により形成された柱状体誘導路内隙間埋め筒状体(14,14a)である、50mm誘導路内隙間埋め筒状体(14)もしくは40mm誘導路内隙間埋め筒状体(14a)を挿入して、隙間を埋めることにより、柱状体誘導路内隙間埋め筒状体(14,14a)の柱状体誘導路(3a)に50mm柱状体(31a)もしくは40mm柱状体(31b)を挿入、50mm埋設金具(26a)、40mm埋設金具(26b)に連結、支持することが可能となる。これらの提案によれば、様々なポール径に合わせて、密接可能な柱状体誘導路及びポール挿入路を備えた留め具を個々に用意することに比べて、共通の留め具を使用する利便性、経済性のメリットがある。また誘導路内隙間埋め筒状体上部には誘導路内隙間埋め筒状体上部は直径130mmとし、その中心に90mm深さ20mmの誘導路内隙間埋め筒状体上部90mm雌ネジ(14c)を設けることにより、様々な部材が装着可能となる。また、誘導路内隙間埋め筒状体上部90mm雌ネジ(14c)直下に、誘導路内隙間埋め筒状体90mm雄ネジ(14b)を設けることにより、本体上方端面凹凸部雌ネジ(6a)に嵌合し、ゆるぎなく固定することが可能となるである。50mm誘導路内隙間埋め筒状体(14)および40mm誘導路内隙間埋め筒状体(14a)にも、1個以上のライン支持部用共通第1凹部(5a)を有し、着脱式取っ手型ライン支持部(4b)、接続具(36)を取り付けることが可能であるである。
図17(b)は本体下端部凸部材の実施形態を表わす図であって、本体下方端面凹凸部雌ネジ(7a)に嵌合する本体下方端面凹凸部雄ネジ(7)を有した76mm本体下端部凸部材(20)がとりつけられるようになっている。この該凸部材(20)は、76mm埋設金具(26)と柱状体誘導路(3a)から差し込まれた柱状体(31)のわずかな隙間にこの先端が入り込むように作られており、この本体に取り付けられた、本体下端部凸部材(20)の先端部(20e)が埋設金具(26)に入り込むみ、埋設金具に固定されることにより、本体にかかる横から引かれる力、いわゆる引張力にたいして静止摩擦の力に加え、凸部が杭止めの効果を果たすことにより、台座のズレ、移動を防ぐ効果がある。取付けは先端部(20e)上の六角ボルト(20d)を使用する。床金具のサイズに合わせ、79mm床金具(26)には76mm本体下端部凸部材(20)の他に、53mm床金具(26a)には50mm本体下端部凸部材(20a)、43mm床金具(26b)には、40mm本体下端部凸部材(20b)、また凸部材先端部(20e)の長さを100mm、肉厚を13mmの76mm強化本体下端部凸部材(20c)も考えられる。
図18(a)は、今後上級競技者が競技するスラックラインスポーツにおいて1000kg以上の引張力に対する抗力が必要となる場合、競技場面に設置が必要となるライン固定用埋設金具(27)の図である。このライン固定金具(27d)は競技場面に略水平に凹凸なく設置される床に埋設される固定金具で、床面の蓋枠は一例であるが縦横約幅20mm前後で、長さ300mm以上のライン固定用埋設金具杭(27a)、抜けを防止する為のかえし(27b)、床面を略凹凸なく多い使用時には収納可能の金具蓋(27c)、床設置平面部(27d)、金具蓋収納部(27e)、金具ライン固定部(27f)、金具杭固定部(27g)、金具取り付け雌ネジ(27h)で構成され、競技場面下にコンクリート等による埋設金具基礎(27i)で固定される。かえし(27b)を有する長さ30cm以上の錆に強く耐久性のある鋼鉄類で形成されたライン固定用埋設金具杭(27a)は、スラックライン(29)のように1000kgを越える引張力に対して抗力を備える。また、ライン固定用埋設金具杭(27a)の固定角度は、固定されたスラックライン(29)に対して直角となるような角度で固定されることが望ましいが、施工の工法等により差し込み角度は変化する。また、金具蓋(27c)、床設置平面部(27d)、金具蓋収納部(27e)、金具ライン固定部(27f)、金具杭固定部(27g)も錆に強く耐久性のある鋼鉄類で形成されている。金具蓋(27c)は使用時には金具蓋収納部(27e)に収納され、金具ライン固定部(27f)、金具杭固定部(27g)は剛性と共に金具ライン支持部(27f)を起点に可動性を有する。
図18(b)はライン固定金具(27d)をコンクリート基礎で固定した図である。