JP7156472B2 - 光モニタ回路 - Google Patents
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Description
図1(a)は、従来技術による偏波多重方式の光伝送システムに用いられる光回路として、デジタルコヒーレント偏波多重QPSK方式の光送信回路の機能構成を示すものである。図1(a)には、連続光を発生する光源(9100)、偏波多重QPSK光変調器(9101)、可変光減衰器(VOA: Variable Optical Attenuator)(9102)、光分岐回路(9103)、光検出器(PD: Photo Detector、フォトディテクタ)(9104)が示される。
図2(a)には、従来技術による光回路として、デジタルコヒーレント方式の光受信回路の機能構成を示す。
図3は、従来技術における、図1(b)のモニタ光の光分岐回路(9112)(9113)、あるいは図2(b)のモニタ光の光分岐回路(9214)(9215)を、シリコン光集積回路として実現した場合の具体的な構成を示したものである。このような光分岐回路は、図のような方向性結合器によって実現されている。
図5は、従来技術におけるモニタ光の受光素子である、図1(b)のPD(9114)(9115)、あるいは図2(b)のPD(9216)(9217)を、シリコン光集積回路として実現した例として、一般的なゲルマニウムフォトディテクタの構造を示したものである。ここで図5(a)は上部から見た平面図、図5(b)は図5(a)におけるA-A’の断面構成を示した図である。
図6は、従来技術における主信号経路上の、図1(b)の偏波ビームコンバイナ(偏波合流回路)(9109)、あるいは図2(b)の偏波ビームスプリッタ(偏波分離回路)(9207)を、シリコン光集積回路として実現した場合の具体的な構成を示す。このような偏波合流または分離を行う偏波分離合流回路は、光信号の双方向性により図6のような方向性結合器によって実現することができる。
図8は、従来技術における、主信号経路上の偏波回転回路(9801)の構成を示した平面図である。図8には、左右に入出力の光導波路(9802) (9809)、その間に右からリブ導波路のリブ部分(9803)、リブ導波路のスラブ部分(9804)、分岐回路(9805)、遅延導波路(9806)(9807)、合流回路(9808)が示される。この偏波回転回路(9801)は双方向に動作可能であるが、例えば右の光導波路(9802)から入力したTM偏光をTE偏光に変換して、左の光導波路(9809)から出力し、逆に左の光導波路(9809)から入力したTE偏光をTM偏光に変換して、右の光導波路(9802)から出力する機能を有する。
(1)加算を行うために電気回路を付加する必要があり、光送受信機の制御回路が複雑化・高コスト化する
(2)モニタ信号をシリコン光集積回路から外部に取り出す配線が多く、パッケージ設計および実装が複雑化する
(3)各偏波の経路の光パワーを受光するPDの受光感度の個体差によって、光パワーのモニタ精度が劣化する
という問題があった。
上記問題に対し各偏波の経路より光を分岐し、その分岐した光を方向性結合器やマルチモード干渉回路(MMI: MultiMode Interferometer)などで合波し、単一のフォトダイオード(PD)で受光する、という手法が本願発明者らにより先に出願されている(特願2016-174932号)。
主信号経路上の信号光から一部の光パワーをモニタ光として分岐して受光し、信号光のパワーを監視する光モニタ回路であって、
前記光モニタ回路は、
前記偏波ダイバーシティ構成の光回路において、TE偏波成分の信号が通過する経路上にTE偏波成分用の第1のモニタ光分岐回路を有し、
TM偏波成分の信号が通過する経路上にTM偏波成分用の第2のモニタ光分岐回路を有し、
前記TE偏波成分用の光分岐回路で分岐されたモニタ光と、前記TM偏波成分用の光分岐回路で分岐されたモニタ光を合流する光合流手段を更に有し、
前記光合流手段の出力に更に接続され、前記第1のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と、前記第2のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と接続される、2光入力の単一のフォトディテクタから構成され、
前記TM偏波成分用の第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波分離合流回路の、偏波分離合流機能には寄与しない出力用の光導波路を分岐用の光導波路とし、前記偏波分離合流回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有することを特徴とする、光モニタ回路である。
(発明の構成1)
偏波分離合流回路と、TM偏光とTE偏光の間で偏波回転する偏波回転回路を有する偏波ダイバーシティ構成の光回路において、主信号経路から一部の光パワーを分岐して受光し、信号光のパワーを監視する光モニタ回路であって、
前記光モニタ回路は、
TE偏波成分の信号が通過する経路上に第1のモニタ光分岐回路を有し、
TM偏波成分の信号が通過する経路上に第2のモニタ光分岐回路を有し、
前記第1のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と、前記第2のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と接続される、2光入力の単一のフォトディテクタを有する
ことを特徴とする、光モニタ回路。
前記偏波分離合流回路が偏波合流回路であって、
前記偏波回転回路は前記偏波合流回路の前段の前記TM偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第1のモニタ光分岐回路は、前記偏波合流回路の前段のTE偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波合流回路の後段の経路上、または前記偏波回転回路の後段から前記偏波合流回路の間の経路上、または前記偏波回転回路の前段の経路上にあり、あるいは前記偏波合流回路の偏波合流機能には寄与しない出力ポートを分岐ポートとして前記偏波合流回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有する
ことを特徴とする、発明の構成1記載の光モニタ回路。
前記偏波分離合流回路が偏波分離回路であって、
前記偏波回転回路は前記偏波分離回路の後段の前記TM偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第1のモニタ光分岐回路は、前記偏波分離回路の後段のTE偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波分離回路の前段の経路上、または前記偏波分離回路の後段から前記偏波回転回路の間の経路上、または前記偏波回転回路の後段の経路上にあり、あるいは前記偏波分離回路の偏波分離機能には寄与しない出力ポートを分岐ポートとして前記偏波分離回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有する
ことを特徴とする、発明の構成1記載の光モニタ回路。
前記光モニタ回路は、シリコンベースの導波路で形成されており、
前記偏波分離合流回路は、方向性結合器、あるいは方向性結合器と遅延回路から成るWINCで構成される
ことを特徴とする、発明の構成1記載の光モニタ回路。
前記2光入力の単一のフォトディテクタの2つの入力導波路は、光軸をずらすように対向配置される
ことを特徴とする、発明の構成1記載の光モニタ回路。
前記モニタ光分岐回路は、方向性結合器、あるいは方向性結合器と遅延回路から成るWINCで構成される
ことを特徴とする、発明の構成1から5のいずれかに記載の光モニタ回路。
前記偏波ダイバーシティ構成の光回路は、
光パワースプリッタと、
前記光パワースプリッタに接続するTE偏波成分用とTM偏波成分用の光変調回路と、
前記TM偏波成分用の光変調回路に更に接続する前記偏波回転回路と、
前記TE偏波成分用の光変調回路および前記偏波回転回路に更に接続する前記偏波合流回路と
から構成される光送信回路である
ことを特徴とする、発明の構成2に記載の光モニタ回路。
前記偏波ダイバーシティ構成の光回路は、
入力ポートに接続する前記偏波分離回路と、
前記偏波分離回路に接続する前記偏波回転回路を有し、
更に別の入力ポートに接続する光パワースプリッタを有し、
前記偏波分離回路の1出力と、前記光パワースプリッタの1出力に接続するTE偏波成分用の光コヒーレントミキサと、
前記偏波回転回路と、前記光パワースプリッタの他方の出力に接続するTM偏波成分用の光コヒーレントミキサと、
前記TE偏波成分用およびTM偏波成分用の光コヒーレントミキサそれぞれに接続するフォトディテクタ
から構成される光受信回路である
ことを特徴とする、発明の構成3に記載の光モニタ回路。
本発明の第1の実施形態に係る光モニタ回路について説明する。
図9は、本実施形態1における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光送信回路(偏波多重光変調回路)(116)の構成を示す平面図である。
一方、モニタ光の光分岐回路(112)は、偏波多重光からTM偏光のみを分岐するため、TM偏光に対して動作し、TE偏光の対してはほぼ光が分岐しない光分岐回路が求められる。このような光分岐回路の実現方法は後述する。
図10(a)、(b)で説明されるようなゲルマニウムフォトディテクタ(GePD, ゲルマニウムPD)は、通常はTE偏光入力に対して使用されるが、TM偏光入力に対しても感度を有するため、本発明の2光入力PD(115)に適用することが可能である。
図11は、本実施例1における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光受信回路(220)の構成を示す平面図である。
図12は、図9の実施例1の光送信回路(116)における、TM偏光用のモニタ光の光分岐回路(112)、あるいは図11の実施例1の光受信回路(220)における、TM偏光用のモニタ光の光分岐回路(214)の具体的構成を示したものである。
図13(a)は、上記図12のTM偏光用のモニタ光の光分岐回路を構成する方向性結合器に関して、方向性結合器の長さ(回路長)に対する、TE偏光、TM偏光の結合率の変化を示したものである。TE偏光に対し、TM偏光の導波路への閉じ込めは弱いため、結合率に差が生じる。本例では方向性結合器の長さを3μmに設定している。このときTE偏光の結合率は僅か0.1%であり、ほぼ分岐は生じないといえる。
図14は、上記の点を更に改善できるTM偏光用の光分岐回路の別の例を示したものである。WINC構成を取ることにより、図12のような単なる方向性結合器で構成した場合に比較して、分岐比の波長依存性を抑制することが可能である。
図15は、図14のTM偏光用の光分岐回路において、光導波路(601)から入力する光パワーのうち光導波路(604)に出力される光パワー、すなわち光分岐回路のTM偏光の分岐比の波長依存性を示したものである(図15の実線)。短波長端では分岐比が8%であって図12の光分岐回路と同等であるが、長波長端では分岐比が11%であり、図12の光分岐回路より分岐比の波長依存性が抑制されている。
図15には同様に、TE偏光に対する分岐比も示している(図15の点線)。TE偏光の分岐比は、図示の波長範囲において僅か0.1%であり、ほぼ分岐は生じないといえる。
本発明の第2の実施形態に係る光モニタ回路について説明する。
図16は、本実施形態2における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光送信回路(偏波多重光変調回路)(1116)の構成を示す平面図である。
図17は、本実施例2における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光受信回路(1220)の構成を示す平面図である。
本発明の第3の実施形態に係る光モニタ回路について説明する。
図18は、本実施形態3における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光送信回路(偏波多重光変調回路)(2116)の構成を示す平面図である。
図19は、本実施例3における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光受信回路(2220)の構成を示す平面図である。
図20は、実施例3の光送信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能が組み込まれた偏波合流回路である偏波ビームコンバイナ(2109)の構成例1を示す図である。従来例の図6(a)と同様に、入出力の光導波路(2301)(2302)(2303)(2304)が示され、偏波ビームコンバイナ(2109)は方向性結合器である。
図21は、実施例3の光送信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能が組み込まれた偏波合流回路である偏波ビームコンバイナ(2109)の構成例2を示す図である。この例は2つの方向性結合器と遅延導波路より構成される、いわゆるWINCにより、TM偏光に対する分岐率の波長依存性の低減を実現する。
図22は、実施例3の光送信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能が組み込まれた偏波合流回路である偏波ビームコンバイナ(2109)の構成例3を示す図である。従来例の図6(b)と同様に方向性結合器を2段接続した構成であり、図22には入出力の光導波路(2501)(2502)(2503)(2505)、方向性結合器(2511)(2512)、2つの方向性結合器を接続する光導波路(2504)が示される。
図23は、実施例3の光送信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能が組み込まれた偏波合流回路である偏波ビームコンバイナ(2109)の構成例4を示す図である。ここでWINC(2612)は図21で示したWINCと同様の構成になっており、その後段に更に方向性結合器(2611)を接続している。 図23には、入出力の光導波路(2601)(2602)(2603)(2605)、方向性結合器(2611)(2621)(2622)、遅延導波路(2623)(2624)、WINC(2612)と方向性結合器(2611)を接続する光導波路(2604)が示される。
図24は、実施例3の光受信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能を組み込んだ偏波分離回路である偏波ビームスプリッタ(2207)の構成例1を示す図である。従来例の図6(b)に示した偏波ビームスプリッタと同様に、方向性結合器を2段接続した構成であり、図24には、入出力の光導波路(2701)(2702)(2704)(2705)、方向性結合器(2711)(2712)、2つの方向性結合器を接続する光導波路(2703)が示される。
図25は、実施例3の光受信回路において、TM偏光のモニタ光分岐機能を組み込んだ偏波分離回路である偏波ビームスプリッタ(2207)の構成例2を示す図である。ここでWINC(2812)は図21で示したWINCと同様の構成になっており、方向性結合器(2811)の後段に更にWINC(2812)を接続している。 図25には、入出力の光導波路(2801)(2802)(2804)(2805)、方向性結合器(2811)(2821)(2822)、遅延導波路(2823)(2824)、およびWINC(2812)と方向性結合器(2811)を接続する光導波路(2803)が示される。
本発明の第4の実施形態に係る光モニタ回路について説明する。
図28は、本実施形態4における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光送信回路(4116)の構成を示す平面図である。
図29は、本実施例4における、光モニタ回路を含む偏波ダイバーシティ構成の光受信回路(4220)の構成を示す平面図である。
106、107、1106、1107、2106、2107、4106、4107、9101、9106、9107 ……光変調器
210、211、1210、1211、2210、2211、4210、4211、9210、9211 ……光コヒーレントミキサ
110、111、218、219、1110、1111、1218、1219、2110、2111、2218、2219、4110、4111、4218、4219、9101、9110、9111、9206、9218、9219 ……可変光減衰器(VOA)
105、209、1105、1209、2105、2209、4105、4209、9105、9209 ……光パワースプリッタ
108、208、1108、1208、2108、2208、4108、4208、9108、9208、9801 ……偏波回転回路
109、1109、2109、4109、9109 ……偏波ビームコンバイナ(偏波合流回路)
207、1207、2207、4207、9207 ……偏波ビームスプリッタ(偏波分離回路)
112、113、214、215、1112、1113、1214、1215、2113、2215、4112、4113、4214、4215、9103、9112、9113、9204、9214、9215 ……(モニタ)光分岐回路
115、212、213、217、1115、1212、1213、1217、2115、2212、2213、2217、4115、4212、4213、4217、4305、9104、9114、9115、9205、9212、9213、9216、9217 ……フォトディテクタ(PD)
521 ……シリコン導波路
522 ……pインプラント領域
523 ……p++インプラント領域
524 ……Ge結晶
525 ……nインプラント領域
526 ……電極
527 ……上部クラッド
528 ……下部クラッド
529 ……シリコン基板
2109 ……光分岐機能を有する偏波ビームコンバイナ(偏波合流回路)
2207 ……光分岐機能を有する偏波ビームスプリッタ(偏波分離回路)
116、1116、2116、4116、9116 ……光送信回路
220、1220、2220、4220、9203、9220 ……光受信回路
605、606、2411、2412、2511、2512、2611、2621、2622、2711、2712、2811、2821、2822、9305、9505、9506、9605、9515、9516 ……方向性結合器
301、302、303、304、401、402、403、404、601、602、603、604、2301、2302、2303、2304、2401、2402、2403、2404、2501、2502、2503、2504、2505、2601、2602、2603、2604、2605、2701、2702、2703、2704、2705、2801、2802、2803、2804、2805、4301、4302、9301、9302、9303、9304、9501、9502、9503、9504、9601、9602、9603、9604、9611、9612、9613、9614、9802、9809 ……光導波路
607、608、2413、2414、2623、2624、2823、2824、9507、9508、9806、9807 ……光遅延回路
9803 ……リブ導波路のリブ部分
9804 ……リブ導波路のスラブ部分
9805 ……分岐回路
9808 ……合流回路
2612、2812 ……WINC
Claims (8)
- 偏波多重信号光をTE偏波成分とTM偏波成分の信号に分離し、またはTE偏波成分とTM偏波成分の信号を偏波多重信号光に合流する偏波分離合流回路と、そのTM偏波経路に更に接続してTM偏光とTE偏光を変換する偏波回転回路を備える偏波ダイバーシティ構成の光回路において、
主信号経路上の信号光から一部の光パワーをモニタ光として分岐して受光し、信号光のパワーを監視する光モニタ回路であって、
前記光モニタ回路は、
前記偏波ダイバーシティ構成の光回路において、TE偏波成分の信号が通過する経路上にTE偏波成分用の第1のモニタ光分岐回路を有し、
TM偏波成分の信号が通過する経路上にTM偏波成分用の第2のモニタ光分岐回路を有し、
前記偏波分離合流回路の出力に更に接続され、前記第1のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と、前記第2のモニタ光分岐回路で分岐されたモニタ光を導波する導波路と接続される、2光入力の単一のフォトディテクタから構成され、
前記TM偏波成分用の第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波分離合流回路の、偏波分離合流機能には寄与しない出力用の光導波路を分岐用の光導波路とし、前記偏波分離合流回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有することを特徴とする、光モニタ回路。 - 前記偏波分離合流回路が偏波合流回路であって、
前記偏波回転回路は前記偏波合流回路の前段の前記TM偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第1のモニタ光分岐回路は、前記偏波合流回路の前段のTE偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波回転回路の後段の経路上にあり、前記偏波合流回路の偏波合流機能には寄与しない出力ポートを分岐ポートとして前記偏波合流回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有することを特徴とする、請求項1記載の光モニタ回路。 - 前記偏波分離合流回路が偏波分離回路であって、
前記偏波回転回路は前記偏波分離回路の後段の前記TM偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第1のモニタ光分岐回路は、前記偏波分離回路の後段のTE偏波成分の信号が通過する経路上にあり、
前記第2のモニタ光分岐回路は、前記偏波回転回路の前段の経路上にあり、前記偏波分離回路の偏波分離機能には寄与しない出力ポートを分岐ポートとして前記偏波分離回路が前記TM偏波成分用の光分岐回路の機能も有することを特徴とする、請求項1記載の光モニタ回路。 - 前記光モニタ回路は、シリコンベースの導波路で形成されており、
前記偏波分離合流回路は、方向性結合器、あるいは方向性結合器と遅延回路から成るWINCで構成されることを特徴とする、請求項1記載の光モニタ回路。 - 前記2光入力の単一のフォトディテクタの2つの入力導波路は、光軸をずらすように対向配置されることを特徴とする、請求項1記載の光モニタ回路。
- 前記第1のモニタ光分岐回路および前記第2のモニタ光分岐回路は、方向性結合器、あるいは方向性結合器と遅延回路から成るWINCで構成されることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光モニタ回路。
- 前記偏波ダイバーシティ構成の光回路は、
光パワースプリッタと、
前記光パワースプリッタに接続するTE偏波成分用とTM偏波成分用の光変調回路と、
前記TM偏波成分用の光変調回路に更に接続する前記偏波回転回路と、
前記TE偏波成分用の光変調回路および前記偏波回転回路に更に接続する前記偏波合流回路と
から構成される光送信回路であることを特徴とする、請求項2に記載の光モニタ回路。 - 前記偏波ダイバーシティ構成の光回路は、
入力ポートに接続する前記偏波分離回路と、
前記偏波分離回路に接続する前記偏波回転回路を有し、
更に別の入力ポートに接続する光パワースプリッタを有し、
前記偏波分離回路の1出力と、前記光パワースプリッタの1出力に接続するTE偏波成分用の光コヒーレントミキサと、
前記偏波回転回路と、前記光パワースプリッタの他方の出力に接続するTM偏波成分用の光コヒーレントミキサと、
前記TE偏波成分用およびTM偏波成分用の光コヒーレントミキサそれぞれに接続するフォトディテクタ
から構成される光受信回路であることを特徴とする、請求項3に記載の光モニタ回路。
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