JP7155480B2 - ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル - Google Patents

ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP7155480B2
JP7155480B2 JP2018079714A JP2018079714A JP7155480B2 JP 7155480 B2 JP7155480 B2 JP 7155480B2 JP 2018079714 A JP2018079714 A JP 2018079714A JP 2018079714 A JP2018079714 A JP 2018079714A JP 7155480 B2 JP7155480 B2 JP 7155480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
cable
connection
wire feeding
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018079714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019188398A (ja
Inventor
洋介 中村
文夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2018079714A priority Critical patent/JP7155480B2/ja
Priority to CN201910154667.XA priority patent/CN110385506A/zh
Publication of JP2019188398A publication Critical patent/JP2019188398A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7155480B2 publication Critical patent/JP7155480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/133Means for feeding electrodes, e.g. drums, rolls, motors
    • B23K9/1336Driving means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Description

本発明は、ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブルに関する。
消耗電極式ガスシールドアーク溶接において、溶接ロボットや走行台車を用いた自動溶接や、作業者が操作する半自動溶接の手法が採用されている。これら自動溶接等の溶接作業時においては、ワイヤ送給装置(プッシュフィーダ)により溶接トーチに向けて溶接ワイヤが送り出され、また、溶接トーチには電力およびシールドガスが供給される。
たとえば半自動溶接においては、ワイヤ送給装置と溶接トーチとは、トーチケーブルによって接続されている(たとえば特許文献1を参照)。トーチケーブルとワイヤ送給装置との接続は、たとえばトーチケーブルの端部に設けられたトーチプラグをワイヤ送給装置に設けられたコネクタに挿し込むことにより行う。このトーチプラグを用いた接続方式については、溶接トーチの種類に応じて異なる複数の方式があり、接続方式が異なればトーチプラグの形状も異なる。このため、ワイヤ送給装置についても、溶接トーチの接続方式に対応した形状のコネクタを具備するものが使用される。
一方、溶接作業を行う現場によっては、溶接作業領域が比較的広い場合がある。このような場合、たとえば上記のワイヤ送給装置とトーチケーブルとの間に延長用のコンジットケーブルおよび追加のワイヤ送給装置(プルフィーダ)が接続される。上記ワイヤ送給装置(プッシュフィーダ)のコネクタには、上記のトーチケーブルに代えてコンジットケーブルの端部が接続される。このため、延長用のコンジットケーブルにおいて、ワイヤ送給装置(プッシュフィーダ)に接続される端部には、溶接トーチの接続方式に対応した形状のプラグが設けられる。
しかしながら、上記従来の構成によれば、溶接トーチの接続方式が異なれば、それに応じて使用するコンジットケーブルについても異なる種類のものを準備する必要がある。溶接トーチの種類に応じて複数種類のコンジットケーブルを取り揃える必要が生じ得て、溶接作業現場でのケーブル接続が煩雑になっていた。
特開2018-27555号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、コンジットケーブルを備えて構成されるワイヤ送給システムに関し、コンジットケーブルの互換性を高め、利便性の向上を図るのに適した構造を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明の第1の側面によって提供されるワイヤ送給システムは、溶接電源装置側に配置される第1ワイヤ送給装置、および溶接トーチ側に配置される第2ワイヤ送給装置を接続するコンジットケーブルと、上記第1ワイヤ送給装置と上記コンジットケーブルとの間に介在し、一端部が上記第1ワイヤ送給装置に接続されるアダプタと、を備え、上記コンジットケーブルは、上記第2ワイヤ送給装置に接続される第1接続部を一端側に有し、上記アダプタの他端部に接続され、かつ上記第1接続部に接続可能な第2接続部を他端側に有する。
好ましい実施の形態においては、上記コンジットケーブルの内部には、上記溶接トーチに冷却水を循環させるための水冷用ホースが貫通状に配置される。
好ましい実施の形態においては、上記第1接続部の先端には、上記第2接続部に設けられたネジ軸に螺合するナット部材が回転可能に支持されており、上記第1接続部の先端部の外径は上記ナット部材の外径よりも大である。
本発明の第2の側面によって提供されるコンジットケーブルは、本発明の第1の側面に係るワイヤ送給システムを構成するコンジットケーブルであって、上記第2ワイヤ送給装置に接続可能な第1接続部を一端側に有し、上記第1接続部に接続可能な第2接続部を他端側に有する。
本発明によれば、アダプタについて第1ワイヤ送給装置に対する接続端部が溶接トーチの接続方式に対応するものを使用すれば、溶接トーチの接続方式が変わっても、両端部に第1接続部および第2接続部を具備する単一種類のコンジットケーブルを用いて第1ワイヤ送給装置と第2ワイヤ送給装置の間をつなぐことができる。また、第2接続部は第1接続部に接続可能である。このような構成によれば、複数のコンジットケーブルを直列に継ぎ足して使用することができ、たとえば第1ワイヤ送給装置と第2ワイヤ送給装置との間に、直列につないだ複数のコンジットケーブルを介在させることで、コンジットケーブルの全長を溶接作業領域に適した長さに調整することが可能である。したがって、コンジットケーブルを用いて行う溶接作業において、利便性の向上を図ることができる。
本発明に係るワイヤ送給システムを備えた溶接装置の一例を示す全体構成図である。 本発明に係るワイヤ送給システムの一例を示す正面図である。 ワイヤ送給装置の要部を示す斜視図である。 コンジットケーブルの第1接続部を示す斜視図である。 図4に示す第1接続部の平面図である。 コンジットケーブルの第2接続部を示す斜視図である。 アダプタを示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態につき、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1は、本発明に係るワイヤ送給システムを備えた溶接装置の一例を示す全体構成図である。図1に示すように、溶接装置A1は、溶接電源装置1、ワイヤ送給装置2、コンジットケーブル3、ワイヤ送給装置4、溶接トーチ5、トーチケーブル59、パワーケーブル61,62、電力伝送線63、信号線64、ガスボンベ7およびガス配管65を備えている。
溶接電源装置1の一方の出力端子は、パワーケーブル61を介して、溶接トーチ5に接続されている。ワイヤ送給装置2,4は、溶接ワイヤを溶接トーチ5に送り出して、溶接ワイヤの先端を溶接トーチ5の先端から突出させる。溶接トーチ5の先端に配置されているコンタクトチップにおいて、パワーケーブル61と溶接ワイヤとは電気的に接続されている。溶接電源装置1の他方の出力端子は、パワーケーブル62を介して、被加工物Wに接続される。溶接電源装置1は、溶接トーチ5の先端から突出する溶接ワイヤの先端と、被加工物Wとの間にアークを発生させ、アークに電力を供給する。溶接装置A1は、当該アークの熱で被加工物Wの溶接を行う。
溶接装置A1においては、溶接時にシールドガスが用いられる。ガスボンベ7内のシールドガスは、溶接電源装置1、ワイヤ送給装置2、コンジットケーブル3およびワイヤ送給装置4を通るように設けられているガス配管65によって、溶接トーチ5の先端に供給される。なお、溶接装置A1は、溶接トーチ5に冷却水を循環させるようになっていてもよい。本実施形態においては、溶接トーチ5に冷却水を循環させる場合について説明する。
溶接電源装置1は、アーク溶接のための電力を溶接トーチ5に供給するものである。溶接電源装置1は、電力系統(図示略)から入力される三相交流電力を、ワイヤ送給装置2,4の送給モータなどを駆動するための直流電力に変換して、電力伝送線63、コンジットケーブル3を介してワイヤ送給装置2,4に出力する。
ワイヤ送給装置2は、溶接ワイヤを溶接トーチ5に送り出すものである。溶接ワイヤは、コンジットケーブル3、ワイヤ送給装置4、トーチケーブル59および溶接トーチ5の内部に設けられているライナの内部を通って、溶接トーチ5の先端に導かれる。ワイヤ送給装置2は、いわゆるプッシュ側送給装置である。プッシュ側送給装置としてのワイヤ送給装置2は、本発明で言う「第1ワイヤ送給装置」に相当する。ワイヤ送給装置2は、電力伝送線63を介して溶接電源装置1から供給される電力で、送給モータなどを駆動させる。また、この電力は、ワイヤ送給装置2からコンジットケーブル3内部に設けられている電力伝送線(図示せず)を介してワイヤ送給装置4に供給され、トーチケーブル59内部に設けられている電力伝送線(図示せず)を介して溶接トーチ5にも供給される。ワイヤ送給装置2は、信号線64を介して、溶接電源装置1と通信を行う。また、ワイヤ送給装置2はコンジットケーブル3内部に設けられている信号線(図示せず)を介して、ワイヤ送給装置4と通信を行い、トーチケーブル59内部に設けられている信号線(図示せず)を介して溶接トーチ5とも通信を行う。
ワイヤ送給装置4は、溶接ワイヤを溶接トーチ5に送り出すものであり、いわゆるプル側送給装置である。プル側送給装置としてのワイヤ送給装置4は、本発明で言う「第2ワイヤ送給装置」に相当する。図2、図3に示したワイヤ送給装置4は、ワイヤ送給機構(図示略)を収容するケース40と、把手44と、カバー45と、を備える。上記ワイヤ送給機構は、たとえば溶接ワイヤを挟む送給ローラおよび加圧ローラと、送給ローラを回転駆動させる送給モータとを備えて構成される。図2において、左方が溶接ワイヤの送給方向Xの前方(以下、適宜「送給方向前方X1」という)であり、右方が溶接ワイヤの送給方向Xの後方(以下、適宜「送給方向後方X2」という)である。なお、図2、図3に示したワイヤ送給装置4の説明において、通常使用する姿勢を基準として上下方向を規定する。上記の送給方向Xは、水平面に略沿う方向である。
ケース40は、全体として送給方向Xに延びる筒状とされている。ケース40は、主要部分が略矩形断面とされており、送給方向後方X2側の部位は底部が凹むとともに略円筒断面とされている。ケース40の内部には、パワーケーブル、ガス配管、ライナ、電力伝送線、信号線、および水冷用ホース(いずれも図示せず)が配置されている。なお、水冷用ホースは2本配置されており、1本は溶接トーチ5へ冷却水を送る送水用流路であり、他の1本は溶接トーチ5から戻る水を通す復水用流路である。
図3に示すように、ケース40の送給方向後方X2の端部には、接続用コネクタ46が配置されている。接続用コネクタ46には、信号線などの複数の芯線461と、複数のジョイント部462とが設けられている。複数の芯線461は、接続用コネクタ46の上方寄りに配置されている。複数のジョイント部462は、水冷用ホースやガス配管につながっており、接続用コネクタ46の下方寄りに配置されている。接続用コネクタ46は、凸型コネクタであり、後述するコンジットケーブル3の第1接続部31に備えられた凹型の接続用コネクタ34が挿し込まれることでワイヤ送給装置4とコンジットケーブル3とが接続される。この接続用コネクタ46を介して、コンジットケーブル3の内部のパワーケーブル、ガス配管、ライナ、電力伝送線、信号線および水冷用ホースが、それぞれ、ケース40(ワイヤ送給装置4)の内部のパワーケーブル、ガス配管、ライナ、電力伝送線、信号線および水冷用ホースに接続される。本実施形態において、接続用コネクタ46の外周部にはネジ軸47が形成されている。
ケース40の送給方向前方X1の端部には、接続用コネクタ(図示せず)が配置されている。接続用コネクタは、凹型コネクタであり、トーチケーブル59(図1参照)の一端に備えられた凸型のトーチプラグ(図示せず)が挿し込まれることで溶接トーチ5とワイヤ送給装置4とが接続される。なお、上記トーチプラグは、溶接トーチ5の接続方式によって異なる複数種類の形状がある。したがって、上記トーチプラグが挿し込まれる上記凹型の接続用コネクタについては、上記トーチプラグに対応した形状を有する。
上記接続用コネクタの下方には、ケース40の内部に配置された水冷用ホースにつながるジョイント部(図示せず)が配置されている。このようにして、ケース40の内部には、水冷用ホースが送給方向後方X2端から送給方向前方X1端まで貫通状に配置される。上記ジョイント部には、ワイヤ送給装置4と溶接トーチ5との間をつなぐ水冷用ホース66(図1参照)の一端が接続される。当該水冷用ホース66の他端は、溶接トーチ5の基端部から当該溶接トーチ5の内部に引き込まれている。
図2に示したカバー45は、ケース40の送給方向前方X1の端部に着脱可能に取り付けられている。カバー45は、中空状とされており、トーチケーブル59の端部および水冷用ホースの端部を覆っている。トーチケーブル59および水冷用ホースは、カバー45の先端に形成された開口を通じてカバー45の外部に引き出されている。
本実施形態において、ケース40には、ソリ形状突部43が設けられている。ソリ形状突部43は、ケース40がなす矩形断面の角部にそれぞれ設けられており、各々が送給方向Xに延びている。これらソリ形状突部43が設けられることで、ケース40の外面が作業場床面等に直接接触することは防止され、ケース40の保護が図られている。
把手44は、ケース40の送給方向後方X2寄りの底部に設けられている。把手44は、ケース40の底部との間で環状をなすように設けられている。また、ケース40の送給方向後方X2寄りの頂部には、操作部421が設けられている。操作部421は、たとえば溶接電流、溶接電圧や溶接ワイヤの送給速度などの溶接条件を設定するためのものである。操作部421は、たとえば複数の操作ボタンを含んで構成される。上記操作部421の操作に基づき、各種溶接条件が制御される。操作部421の近傍には、表示部422が設けられている。表示部422は、溶接条件等を表示するものであり、たとえば有機ELや液晶などのディスプレイを含んで構成される。
コンジットケーブル3は、ワイヤ送給装置2とワイヤ送給装置4とを接続するためのケーブルである。コンジットケーブル3は、ケーブル本体30と、第1接続部31と、第2接続部32とを有する。本実施形態においてケーブル本体30の内部には、パワーケーブル、ガス配管、ライナ、電力伝送線および信号線(いずれも図示せず)が配置されている。また、本実施形態において、ケーブル本体30の内部には、冷却水を流すための水冷用ホース(図示せず)が配置されている。なお、図1、図2ではケーブル本体30の中間部を省略しているが、コンジットケーブル3の全長は、たとえば10m~30m程度である。
図2に示すように、第1接続部31は、ケーブル本体30の一端(送給方向前方X1端)に設けられている。図4に示した第1接続部31は、筒状のケーブルサポート33およびこのケーブルサポート33の端部に配置された接続用コネクタ34を有する。ケーブルサポート33は、作業者が手で掴む部分である。
接続用コネクタ34は、ケーブルサポート33の端部に配置されている。接続用コネクタ34には、複数の芯線受け部341と、複数のジョイント受け部342とが設けられている。複数の芯線受け部341は、接続用コネクタ34の上方寄りに配置されている。複数のジョイント受け部342は、水冷用ホースやガス配管につながっており、接続用コネクタ34の下方寄りに配置されている。
接続用コネクタ34の芯線受け部341およびジョイント受け部342と、ワイヤ送給装置4における接続用コネクタ46の芯線461およびジョイント部462とは、互いが接続可能な配置とされている。
ケーブルサポート33(第1接続部31)の先端には、ナット部材37が回転可能に支持されている。当該ナット部材37は、ワイヤ送給装置4の接続用コネクタ46に設けられたネジ軸47に螺合するものである。接続用コネクタ46と接続用コネクタ34との接続時には、ネジ軸47にナット部材37を螺合させることにより、コネクタ接続部の抜け止めが図られる。
本実施形態においては、図4、図5に示すように、ケーブルサポート33(第1接続部31)の先端部の外径は、ナット部材37の外径よりも大きくされている。
図2に示すように、第2接続部32は、ケーブル本体30の他端(送給方向後方X2端)に設けられている。第2接続部32は、アダプタ8を介してワイヤ送給装置2に接続されている。図6に示した第2接続部32は、筒状のケーブルサポート35およびこのケーブルサポート35の端部に配置された接続用コネクタ36を有する。ケーブルサポート35は、作業者が手で掴む部分である。
接続用コネクタ36は、ケーブルサポート35の端部に配置されている。接続用コネクタ36には、信号線などの複数の芯線361と、複数のジョイント部362とが設けられている。複数の芯線361は、接続用コネクタ36の上方寄りに配置されている。複数のジョイント部362は、水冷用ホースやガス配管につながっており、接続用コネクタ36の下方寄りに配置されている。接続用コネクタ36は、凸型コネクタであり、後述するアダプタ8に備えられた凹型の接続用コネクタ82に挿し込むことでコンジットケーブル3とアダプタ8とが接続される。本実施形態において、接続用コネクタ36の外周部にはネジ軸38が形成されている。なお、コンジットケーブル3の内部には、接続用コネクタ34(ジョイント受け部342)および接続用コネクタ36(ジョイント部362)を介して、上記水冷用ホースが貫通状に配置される。
本実施形態において、接続用コネクタ36は、図3を参照して説明したワイヤ送給装置4の接続用コネクタ46と実質的に同じ構成である。このため、接続用コネクタ36(第2接続部32)は、接続用コネクタ46(ワイヤ送給装置4)と接続される接続用コネクタ34(第1接続部31)にも接続可能である。また、第1接続部31の先端に配置されたナット部材37は、接続用コネクタ36(第2接続部32)に設けられたネジ軸38に螺合する。
アダプタ8は、ワイヤ送給装置2とコンジットケーブル3とを接続するための変換部材である。図8に示したアダプタ8は、筒状の胴部81と、この胴部81の両端部にそれぞれ配置された接続用コネクタ82および挿込みプラグ83とを有する。なお、本実施形態では、図1に示すように、胴部81の適所から水冷用ホース66が引き込まれている。
接続用コネクタ82には、複数の芯線受け部821と、複数のジョイント受け部822とが設けられている。複数の芯線受け部821は、接続用コネクタ82の上方寄りに配置されている。複数のジョイント受け部822は、水冷用ホースやガス配管につながっており、接続用コネクタ82の下方寄りに配置されている。
接続用コネクタ82の芯線受け部821およびジョイント受け部822と、第2接続部32(コンジットケーブル3)における接続用コネクタ36の芯線361およびジョイント部362とは、互いが接続可能な配置とされている。
胴部81(アダプタ8)の送給方向前方X1端には、ナット部材84が回転可能に支持されている。当該ナット部材84は、コンジットケーブル3(第2接続部32)の接続用コネクタ36に設けられたネジ軸38に螺合するものである。接続用コネクタ36と接続用コネクタ82との接続時には、ネジ軸38にナット部材84を螺合させることにより、コネクタ接続部の抜け止めが図られる。
挿込みプラグ83は、ワイヤ送給装置2とアダプタ8とを接続するための凸型プラグである。この挿込みプラグ83がワイヤ送給装置2に備えられた凹型コネクタに挿し込まれることで、ワイヤ送給装置2とアダプタ8とが接続される。ワイヤ送給装置2の上記凹型コネクタは、溶接トーチ5の接続方式に対応した形状とされており、上記トーチケーブル59の一端に設けられた上記トーチプラグを挿し込むことが可能である。挿込みプラグ83は、溶接トーチ5の接続方式に対応した形状を有し、トーチケーブル59の上記トーチプラグと同一形状とされている。
胴部81(アダプタ8)の送給方向後方X2端には、ナット部材85が回転可能に支持されている。当該ナット部材85は、ワイヤ送給装置2に設けられたネジ軸(図示せず)に螺合するものである。挿込みプラグ83と上記凹型コネクタとの接続時には、ワイヤ送給装置2の上記ネジ軸にナット部材85を螺合させることにより、接続部の抜け止めが図られる。
図1に示した溶接トーチ5とワイヤ送給装置4とは、トーチケーブル59によって接続されている。トーチケーブル59は、溶接トーチ5の基端に接続されたケーブルであり、ケーブル内部にパワーケーブル61、ガス配管65、ライナ、電力伝送線および信号線が配置されている。
溶接トーチ5は、作業者の操作により被加工物Wの溶接を行うものである。溶接トーチ5は、トーチボディ51およびハンドル52を備えている。トーチボディ51は、金属製の筒状の部材であり、内部に、溶接ワイヤが挿通されたライナ、パワーケーブル、ガス配管、および水冷用ホースが配置されている。ハンドル52は、作業者が把持するための部位であり、トーチボディ51の基端部を保持するように設けられている。ハンドル52には、トーチスイッチ53が設けられている。トーチスイッチ53は、ハンドル52を把持した作業者が、人差し指で押動操作しやすい位置に配置されている。トーチスイッチ53のオン操作(押下)により、操作信号が溶接電源装置1に入力され、溶接電源装置1は溶接電力の出力を行う。オン操作が解除されることで、溶接電源装置1は、溶接電力の出力を停止する。すなわち、トーチスイッチ53を押下している間だけ溶接が行われる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
溶接装置A1においては、比較的長尺のコンジットケーブル3を備えるため、溶接作業を行う際、作業者はワイヤ送給装置4やコンジットケーブル3を取り回しながら比較的広い作業領域にわたって溶接作業を行うことが可能である。
本実施形態において、ワイヤ送給装置2,4を接続するコンジットケーブル3は、アダプタ8を介してワイヤ送給装置2に接続される。コンジットケーブル3は、ワイヤ送給装置4(接続用コネクタ46)に接続される第1接続部31(接続用コネクタ34)と、アダプタ8(接続用コネクタ82)に接続される第2接続部32(接続用コネクタ36)と、を有する。変換部材としてのアダプタ8についてワイヤ送給装置2に対する接続端部(挿込みプラグ83)が溶接トーチ5の接続方式に対応するものを使用すれば、溶接トーチ5側の接続方式が変わっても、両端部に第1接続部31および第2接続部32を具備する単一種類のコンジットケーブル3を用いてワイヤ送給装置2,4の間をつなぐことができる。したがって、コンジットケーブル3の互換性が高まり、ケーブル接続を的確に行うことが可能である。
本実施形態において、第2接続部32(接続用コネクタ36)は、第1接続部31(接続用コネクタ34)に接続可能である。このような構成によれば、複数のコンジットケーブル3を直列に継ぎ足して使用することができる。したがって、たとえばワイヤ送給装置2とワイヤ送給装置4との間に、直列につないだ複数のコンジットケーブル3を介在させることで、コンジットケーブル3の全長を溶接作業領域に適した長さに調整することが可能である。その結果、コンジットケーブル3を用いて行う溶接作業において、利便性の向上を図ることができる。
コンジットケーブル3の内部には、溶接トーチ5に冷却水を流すための水冷用ホースが貫通状に配置されている。このように水冷用ホースがコンジットケーブル3に内蔵された構成によれば、たとえば作業者が長尺のコンジットケーブル3を作業場床面上で引き回しながら移動する場合においても、コンジットケーブル3が水冷用ホースに引っ掛かるといった不都合は回避される。したがって、コンジットケーブル3を用いての溶接作業を適切に行うことが可能である。
第1接続部31の先端には、ナット部材37が回転可能に支持されている。このナット部材37は、接続用コネクタ36(第2接続部32)に設けられたネジ軸38に螺合する。また、ケーブルサポート33(第1接続部31)の先端部の外径は、ナット部材37の外径よりも大きくされている。このような構成によれば、たとえば複数のコンジットケーブル3を直列につないで使用する場合において、作業者がコンジットケーブル3を引き回しながら移動すると、ナット部材37の近傍に位置する、ケーブルサポート33(第1接続部31)の大径部分が作業場床面と接触する。その結果、ナット部材37については作業場床面との接触が回避され、ナット部材37の損傷を防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は上記した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる変更は、すべて本発明の範囲に包摂される。第2ワイヤ送給装置、コンジットケーブルの第1接続部および第2接続部、ならびにアダプタにおける各接続用コネクタの具体的構成についても、上記実施形態で示されたものに限定されない。
A1 溶接装置
W 被加工物
X 送給方向(溶接ワイヤの送給方向)
X1 送給方向前方
X2 送給方向後方
1 溶接電源装置
2 ワイヤ送給装置
3 コンジットケーブル
30 ケーブル本体
31 第1接続部
32 第2接続部
33 ケーブルサポート
34 接続用コネクタ
341 芯線受け部
342 ジョイント受け部
35 ケーブルサポート
36 接続用コネクタ
361 芯線
362 ジョイント部
37 ナット部材(第2接続部に設けられたネジ軸に螺合するナット部材)
38 ネジ軸(第2接続部に設けられたネジ軸)
4 ワイヤ送給装置
40 ケース
421 操作部
422 表示部
43 ソリ形状突部
44 把手
45 カバー
46 接続用コネクタ
461 芯線
462 ジョイント部
47 ネジ軸
5 溶接トーチ
51 トーチボディ
52 ハンドル
53 トーチスイッチ
59 トーチケーブル
61 パワーケーブル
62 パワーケーブル
63 電力伝送線
64 信号線
65 ガス配管
66 水冷用ホース
7 ガスボンベ
8 アダプタ
81 胴部
82 接続用コネクタ
821 芯線受け部
822 ジョイント受け部
83 挿込みプラグ
84 ナット部材
85 ナット部材

Claims (4)

  1. 溶接電源装置側に配置される第1ワイヤ送給装置、および溶接トーチ側に配置される第2ワイヤ送給装置を接続するコンジットケーブルと、
    上記第1ワイヤ送給装置と上記コンジットケーブルとの間に介在し、一端部が上記第1ワイヤ送給装置に接続されるアダプタと、を備え、
    上記コンジットケーブルは、上記第2ワイヤ送給装置に接続される第1接続部を一端側に有し、上記アダプタの他端部に接続され、かつ上記第1接続部に接続可能な第2接続部を他端側に有し、
    上記アダプタは、上記一端部と上記他端部とが、互いに近接し、かつ同軸状に配置される、 ワイヤ送給システム。
  2. 上記コンジットケーブルの内部には、上記溶接トーチに冷却水を循環させるための水冷用ホースが貫通状に配置される、請求項1に記載のワイヤ送給システム。
  3. 上記第1接続部の先端には、上記第2接続部に設けられたネジ軸に螺合するナット部材が回転可能に支持されており、
    上記第1接続部の先端部の外径は上記ナット部材の外径よりも大である、請求項1または2に記載のワイヤ送給システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のワイヤ送給システムを構成するコンジットケーブルであって、
    上記第2ワイヤ送給装置に接続可能な第1接続部を一端側に有し、上記第1接続部に接続可能な第2接続部を他端側に有する、コンジットケーブル。
JP2018079714A 2018-04-18 2018-04-18 ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル Active JP7155480B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079714A JP7155480B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル
CN201910154667.XA CN110385506A (zh) 2018-04-18 2019-02-28 焊丝进给系统以及管道线缆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018079714A JP7155480B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019188398A JP2019188398A (ja) 2019-10-31
JP7155480B2 true JP7155480B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=68284921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018079714A Active JP7155480B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7155480B2 (ja)
CN (1) CN110385506A (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028973U (ja) * 1983-08-02 1985-02-27 三菱電機株式会社 ワイヤ送給装置の中間ケ−ブル
JPS63180180U (ja) * 1987-05-14 1988-11-21
JP2557856Y2 (ja) * 1992-05-25 1997-12-17 株式会社ダイヘン 溶接用コンジットケーブルの連結装置
US8431862B2 (en) * 2005-08-25 2013-04-30 Lincoln Global, Inc. Torch for electric arc welding system
US7800017B2 (en) * 2005-11-15 2010-09-21 Lincoln Global, Inc. Integral handle
JP2016132030A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社ダイヘン 溶接システム、溶接電源装置、ワイヤ送給装置、および、溶接システムの通信方法
CN205166128U (zh) * 2015-11-09 2016-04-20 南京顶瑞电机有限公司 便携式气体保护焊枪
US20170151622A1 (en) * 2015-11-30 2017-06-01 Illinois Tool Works Inc. Welding process wire feeder adapter insulator
JP5948521B1 (ja) * 2016-03-10 2016-07-06 Mhiソリューションテクノロジーズ株式会社 溶接システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN110385506A (zh) 2019-10-29
JP2019188398A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2483030B1 (en) Welding system with auxiliary powered conduit used for exchanging data
US6683279B1 (en) Twin MIG welding apparatus
US20080236324A1 (en) Robot having working tool
US20180354057A1 (en) Systems, Methods, and Apparatus to Preheat Welding Wire
US20110220616A1 (en) Welding device with integral user interface
CN102648069A (zh) 部件减少的焊枪和焊接系统;具有绝缘套管的电缆支承组件
CN111386167B (zh) 具有螺纹和头部以实现通过螺纹松开的接触焊嘴
EP2988901B1 (en) Hybrid thread for welding gun neck
JP7155480B2 (ja) ワイヤ送給システム、およびコンジットケーブル
CN110385508B (zh) 焊丝进给装置
US20120068041A1 (en) Device for protecting the housing of a welding component
JP6973891B2 (ja) ワイヤ送給装置
US11247290B2 (en) Systems, methods, and apparatus to preheat welding wire
US10926349B2 (en) Systems, methods, and apparatus to preheat welding wire
CN110385509B (zh) 焊丝进给系统
CN214322133U (zh) 一种可直握可横握深入式非熔化极惰性气体保护电弧焊送丝装置
US9713853B1 (en) Wire feeder
KR20100011139U (ko) 수동 용접용 토치
JPH0767616B2 (ja) 配管用自動溶接装置及びその溶接方法
CN112658438A (zh) 一种深入式非熔化极惰性气体保护电弧焊送丝系统
US20230398622A1 (en) Systems and methods for weld process selection and isolation from a voltage sensing wire feeder
KR101802942B1 (ko) 공용 와이어피더를 구비한 휴대형 용접장치
JP2021074754A (ja) ワイヤ送給装置
JP2023093900A (ja) ワイヤ送給装置
JP2023093901A (ja) ワイヤ送給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7155480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150