JP7154767B2 - 可変透磁率コアを有するインダクタ - Google Patents

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Description

平面型インダクタの非線形インダクタ性能特性は、不均一な磁束密度と、広範囲の磁束密度飽和と、を結果的にもたらす可能性があり、この結果、インダクタ損失と、インダクタ性能の劣化と、がもたらされる。Peckに対する(特許文献1)は、所定のインダクタンス性能を提供するべく、様々な形状及び材料を有する互いに上下に積層された複数のコアセクションを有する可変磁束コアを有する電磁装置について記述している。
米国特許出願公開第2014/0210585号明細書
例示用の一実装形態においては、インダクタは、1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいた可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアを含む。コイルは、1つ又は複数の空隙を通して巻回され、且つ、電流によって励起されるように構成されている。
インダクタは、平面型インダクタってあってもよい。
設計パラメータは、磁気コアの寸法、磁気コアの形状、磁気コア上の1つ又は複数の空隙の位置、1つ又は複数の空隙のサイズ、又は磁気コアの材料特性のうちの少なくとも1つを含むことができる。
動作パラメータは、インダクタのインダクタンス、直流(DC:Direct Current)バイアス、磁束密度特性、又はコア損失特性を含むことができる。
磁気コアの可変透磁率特性は、所定値の磁束密度における透磁率が所定の閾値を上回る透磁率非線形性の値に対応することができる。また、磁気コアの可変透磁率特性は、所定の閾値未満である磁気コアの磁束密度飽和エリアに対応することもできる。また、磁気コアの可変透磁率特性は、所定の閾値未満である磁気コア内のコア損失密度に対応することもできる。
磁気コア内の1つ又は複数の空隙の形状は、磁気コアに横切る所定の磁束密度パターンに対応することができる。1つ又は複数の空隙の形状は、楕円形状であってもよい。
磁気コアは、三次元(3D:three-Dimensional)印刷を介して磁性フィラー材料を有するバインダ(例えば、樹脂)マトリックスを使用して製造された単一構造であってもよい。
磁気コアは、磁気コアの全体を通して複数の密度を有する不均質なフェライト材料から構成することができる。磁気コアの全体を通じた複数の密度のそれぞれは、磁気コアの全体を通じた1つ又は複数の場所における空気に対するフェライト材料の比率に対応することが可能であり、この場合に、空気に対するフェライト材料の比率は、可変透磁率特性に基づいている。
磁気コアは、複数のスリットを有する均質なフェライト材料から構成することが可能であり、この場合に、複数のスリットは、可変透磁率特性に基づいて磁気コアの全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成されている。
磁気コアは、磁気コア内の1つ又は複数の第1場所における第1密度を有する第1フェライト材料と、磁気コア内の1つ又は複数の第2場所における第2密度を有する第2フェライト材料と、を有する不均質なフェライト材料から構成することが可能であり、この場合に、第1密度及び第2密度は、空気に対するフェライト材料の比率に基づいている。第1フェライト材料の第1密度は、第2フェライト材料の第2密度を上回っていてもよい。磁気コアは、可変透磁率特性に基づいて磁気コアの全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成された複数のスリットを含むことができる。第1フェライト材料の1つ又は複数の第1場所及び第2フェライト材料の1つ又は複数の第2場所は、可変透磁率特性に基づいたものであってもよい。
インダクタは、インダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る複数の積層材料コアを更に含むことができる。
別の例示用の実装形態においては、プロセスは、磁気コアの寸法、磁気コアの形状、磁気コア上の1つ又は複数の空隙の位置、1つ又は複数の空隙のサイズ、又は磁気コアの材料特性のうちの少なくとも1つを含むインダクタの設計パラメータを決定するステップと、インダクタンス、DCバイアス、磁束密度特性、又はコア損失特性のうちの少なくとも1つを含むインダクタの動作パラメータを決定するステップと、1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアを提供するステップと、を含む。
別の例示用の実装形態においては、インダクタ用の磁気コアは、1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいた可変透磁率特性を有する磁性材料を含み、この場合に、1つ又は複数の空隙は、電流によって励起されるように構成された、1つ又は複数の空隙を通して巻回されるコイルを受け入れるように構成されている。
本特許又は出願ファイルは、少なくとも1つのカラー作成図面を含む。カラー図面を有する本特許又は出願公開明細書の複写は、要求及び必要な料金の支払いの際に特許商標庁から提供されることになる。
本開示及びその付随する利点の多くのものについては、添付図面との関連における検討の際に以下の詳細な説明を参照することによって更に十分に理解されることから、容易に、更に十分に理解することができよう。
インダクタの磁気コアのコア構造、磁束密度、及びコア損失密度の例示用の図である。 インダクタの透磁率対インダクタの磁束密度の例示用のグラフである。 インダクタの磁気コアのコア構造、磁束密度、及びコア損失密度の例示用の図である。 インダクタにおけるインダクタンス対直流(DC)バイアスの例示用のグラフである。 インダクタの磁気コアのコア構造、磁束密度、及びコア損失密度の例示用の図である。 インダクタの磁気コアのコア構造、磁束密度、及びコア損失密度の例示用の図である。 インダクタの磁気コアのコア構造、磁束密度、及びコア損失密度の例示用の図である。 様々な磁気コア設計におけるコア重量対コア損失の例示用のグラフである。 積層された磁気コアを有するインダクタの例示用の図である。 様々な磁気コア設計におけるインダクタンス対DCバイアスの例示用のグラフである。 様々な積層型の磁気コア設計におけるインダクタンス対DCバイアスの例示用のグラフである。 可変透磁率コア設計プロセス1200の例示用のフローチャートである。
添付図面においては、同一の参照符号により、いくつかの図の全体を通して、同一の又は対応する部分を表記している。更には、本明細書において使用されている「1つの(a)」及び「1つの(an)」という単語、並びに、これらに類似したものは、一般に、そうではない旨が記述されていない限り、「1つ又は複数の(one or more)」の意味を有する。添付図面は、一般に、そうではない旨が記述されていない限り、或いは、概略的な構造又はフローチャートを示していない限り、正確な縮尺で描画されている。
更には、「ほぼ(approximately)」及び「約(about)」という用語、並びに、これらに類似した用語は、一般に、20%の、10%の、或いは、好ましくは5%の、且つ、これらの間の任意の値の、マージン内において、識別された値を含む範囲を意味している。
本開示の態様は、非線形磁性材料から製造された磁気コアを有する平面型インダクタの実装形態を対象としている。インダクタコイルが磁気コア内の孔を通して巻回されている平面型インダクタの実装形態においては、磁束は、磁気コアの不均一な磁気抵抗に基づいて磁気コアを通して広がることになり、この結果、磁束密度が不均一になる。磁気抵抗の不均一性及び非線形特性は、磁気コアの設計の複雑性を増大させる可能性があり、且つ、磁気コアのサイズの増大を結果的にもたらしうる。本明細書において記述されている実装形態は、相対的に均一な且つ予測可能な磁束分布を有する相対的に小さな磁気コアを設計するべく、構造設計最適化技法及び3D印刷を使用して可変透磁率磁気コアを設計することによる、磁束密度分布の改善と、インダクタ損失の低減と、を対象としている。
図1は、平面型インダクタの磁気コアのコア構造100、磁束密度102、及びコア損失密度104の例示用の図である。コア構造100の図に示されているように、平らな磁気コア(plated magnetic core)は、インダクタの銅巻線を巻回するための1つ又は複数の孔106を有しており、且つ、巻線の上部及び下部は、PCB技術を使用することにより、平らな銅の層によって接続されている。いくつかの実装形態においては、コア構造100は、均質なフェライト材料から構成されており、且つ、矩形の形状を有する。コア構造100を設計する際には、平面型インダクタの所定の動作パラメータを実現するべく、設計パラメータが考慮される。例えば、設計パラメータは、磁気コアの寸法、磁気コアの形状、磁気コア上の1つ又は複数の空隙の位置、1つ又は複数の空隙のサイズ、又は磁気コアの材料特性のうちの少なくとも1つを含むことができる。
銅巻線が電流によって励起された際に、磁気コアは、磁束密度の図102において示されている磁束密度特性と、コア損失の図104において示されているコア損失特性と、を有する。磁束密度の図102からわかるように、コア構造100を有する平面型インダクタの磁束密度は不均一である。例えば、いくつかのエリアは、飽和に到達する高い磁束密度を有しており、且つ、いくつかのエリアは、低い磁束密度を有している。いくつかの実装形態においては、磁束密度の飽和は、透磁率の低減に起因したインダクタンスの低減を結果的にもたらす一方で、相対的に低い磁束密度のエリアは、磁束密度飽和のエリアよりも大きな透磁率及びインダクタンスを有する。
図2は、図1において示されている平面型インダクタにおけるインダクタの透磁率対磁束密度の例示用のグラフ200である。低い磁束密度では、磁気コアの透磁率が、平面型インダクタの非線形性能に起因して、高い磁束密度におけるものよりも高い。グラフ200において示されている非線形特性及び磁束密度分布に起因して、インダクタのインダクタンス及び損失特性の設計は、困難なものとなりうる。
図3は、平面型インダクタの磁気コアのコア構造300、磁束密度302、及びコア損失密度304の例示用の図である。この平面型インダクタは、図1との関係において記述されている平面型インダクタに類似しているが、図1のインダクタよりも、小さな長さ及び幅と、但し、大きな深さと、を有する構造を有する。コア構造300も、インダクタの銅巻線を巻回するための1つ又は複数の孔106を含み、且つ、均質なフェライト材料から成る。コア構造300は、コア構造100よりも小さな容積において、同一値のインダクタンスを提供することができるが、磁束密度の図302において示されているように、相対的に大量のコア構造300が飽和に到達し、且つ、コア損失密度の図304に示されているように、コア損失も、相対的に大きい。コア構造300の相対的に大きなエリアが経験する高磁束密度に起因して、インダクタによって実現されうるインダクタンスの値が制限される場合がある。
図4は、図1及び図3との関係において上述した平面型インダクタにおけるインダクタンス対直流(DC)バイアスの例示用のグラフ400である。例えば、曲線402は、図1のインダクタに対応しており、且つ、曲線404は、図3のインダクタに対応している。グラフ400において示されているように、これらのインダクタは、いずれも、所定の電流において所定のインダクタンスにバイアスされているが、曲線404は、磁束密度飽和を経験するコアエリアの増大に起因して、電流(IDC)に伴う相対的に鋭いインダクタンスの低減を有する。
本明細書において更に記述されている実装形態においては、相対的に幅広のDC電流値の範囲にわたってインダクタンスの増大を提供する可変透磁率特性を有する磁気コアについて記述されている。いくつかの実装形態においては、可変透磁率特性は、インダクタの非線形を低減するという目的の下に、所定値の磁束密度における透磁率が所定の閾値を上回るように、決定されており、これは、幅広の電流値の範囲におけるインダクタンスの増大を結果的にもたらし、この結果、インダクタ内の損失が低減される。これに加えて、磁気コアの可変透磁率特性は、磁気コアの磁束密度飽和エリアが所定の閾値未満となるように、且つ/又は、コア損失密度が所定の閾値未満となるように、設計することもできる。磁気コアの可変透磁率特性は、インダクタの設計パラメータ及び/又はインダクタの動作パラメータに基づいて設計することができる。例えば、動作パラメータは、インダクタのインダクタンス、直流(DC)バイアス、磁束密度特性、又はコア損失特性のうちの少なくとも1つを含むことができる。
図5は、可変透磁率特性を有する平面型インダクタの磁気コアのコア構造500、磁束密度502、及びコア損失密度504の例示用の図である。磁気コア500の構造は、磁気コアの全体を通して複数の密度を有する不均質なフェライト材料から成る。例えば、コア構造500の陰影は、コア構造500の全体を通じた様々な場所におけるフェライト材料又は空気の相対的な量を示している。例えば、磁気コアの全体を通じた密度のそれぞれは、磁気コアの全体を通じた1つ又は複数の場所における空気に対するフェライト材料の比率に対応しており、この場合に、空気に対するフェライト材料の比率は、可変透磁率特性に基づいている。益々暗くなっている陰影のエリアは、特定の場所において空気よりも多くのフェライト材料が存在していることを示しており、且つ、相対的に淡い陰影のエリアは、特定の場所においてフェライト材料よりも多くの空気が存在していることを示している。いくつかの実装形態においては、コア構造の全体を通じた様々な場所における空気に対するフェライト材料の比率は、トポロジー最適化ソフトウェアツールを使用して決定されており、この場合には、損失を所定の値未満において維持しつつ、所定値のインダクタンスを実現するべく、可変透磁率特性を決定することができる。いくつかの例においては、コア構造500の全体を通じた様々な場所において存在している空気の量を増大させることにより、コア構造500の全体強度が低減される可能性があり、これは、磁気コアの全体を通して密度を決定する際に有効である別の設計考慮事項である。
いくつかの実装形態においては、平面型インダクタの動作パラメータを実現するべく、コア構造500及び関連するコイルのその他の設計パラメータを決定することができる。例えば、コア構造500は、コア構造500の外側エッジの周りにおいて切欠きを有する非矩形の形状を有する。いくつかの例においては、切欠きは、丸い形状を有することができる。また、磁気コアに跨って所定の磁束密度パターンを実現するべく、コア構造500内の1つ又は複数の空隙506の場所及び形状を決定することもできる。例えば、空隙506は、楕円形状を有することが可能であり、これは、磁束密度の図504に示されているように、楕円の磁束密度パターンに対応している。これに加えて、少なくとも1つのコイルは、1つ又は複数の空隙506を通して巻回され、且つ、インダクタを通過する電流によって励起されるように構成されており、この結果、楕円形状の磁束密度パターンが生成される。いくつかの実装形態においては、楕円形状の磁束密度パターンは、コア損失密度の図504に示されているように、図1及び図3との関係において上述した実装形態よりも小さな値のコア損失を生成している。設計パラメータ及び可変透磁率特性の決定が完了した際に、コア構造500は、3D印刷を介して、磁性フィラー材料を有するバインダ(例えば、樹脂)マトリックスを使用して生成された単一の構造として、生成される。
図6は、可変透磁率特性を有する平面型インダクタの磁気コアのコア構造600、磁束密度602、コア損失密度604、及び3Dコア構造606の例示用の図である。磁気コアの構造600は、複数のスリット608を有する均質なフェライト材料から構成され、これらのスリット608は、可変透磁率特性に基づいてコア構造600の全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成されている。例えば、コア構造600内に切削されるスリットは、磁束密度パターンが、磁束密度の図602内において示されているように、上述の(図5)コア構造500の楕円形状の磁束密度パターンを近似するように、構成されている。スリット608の寸法、向き、及び長さは、トポロジー最適化ツールを使用することによって決定することができる。
また、コア構造600は、楕円形状の磁束密度パターンに対応した楕円形状の空隙をも含んでおり、且つ、3Dコア構造の図606は、コイル610が空隙を通して巻回される方式を示している。これに加えて、コア構造600の形状も、コア構造500と類似しており、非矩形形状と、コア構造600の外側エッジの周りにおける丸い切欠きと、を有する。コア構造600を有する平面型インダクタは、コア構造500よりも大きなコア損失を有しているが、コア損失密度の図604に示されているように、コア損失は、依然として、コア構造100及び300を有する平面型インダクタのコア損失よりも小さい。また、均質なフェライト材料から製造されたコア構造600の製造は、不均質なフェライト材料から製造されるコア構造500の製造よりも簡単且つ廉価である。
図7は、可変透磁率特性を有する平面型インダクタの磁気コアのコア構造700、磁束密度702、及びコア損失密度704の例示用の図であり、この場合に、コア構造700は、コア構造500及び600の両方のものの特徴を含む。コア構造700は、コア構造700内の空気の場所に加えて、2つの異なる密度及び対応する透磁率を有する2つのタイプのフェライト材料を使用した不均質なフェライト材料から構成することができる。例えば、コア構造は、磁気コア内の1つ又は複数の第1場所における第1密度を有する第1フェライト材料と、磁気コア内の1つ又は複数の第2場所における第2密度を有する第2フェライト材料と、を含むことができる。第1フェライト材料及び第2フェライト材料の密度は、空気に対するフェライト材料の比率に基づいている。いくつかの実装形態においては、第1フェライト材料は、100%のフェライトと0%の空気であり、且つ、第2フェライト材料は、60%のフェライトと40%の空気であって、この結果、第1フェライト材料の第1密度は、第2フェライト材料の第2密度を上回っている。コア構造700の図においては、最も暗いレベルの陰影を有する場所が第1フェライト材料に対応しており、且つ、相対的に淡い陰影のエリアが第2フェライト材料に対応している。コア構造700内における第1フェライト材料、第2フェライト材料、及び空気の場所は、平面型インダクタの所定の動作パラメータを結果的にもたらす可変透磁率特性に基づいて、トポロジー最適化ツールを使用して決定することができる。
また、不均質なフェライト材料に加えて、コア構造700は、可変透磁率特性に基づいて磁気コアの全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成された複数のスリットをも含む。コア構造600(図6)と同様に、コア構造700内に切削されたスリットは、磁束密度パターンが、磁束密度の図702に示されているように、上述のコア構造500(図5)の楕円形状の磁束密度パターンを近似するように、構成されている。スリットの寸法、向き、及び長さは、トポロジー最適化ツールを使用することによって決定することができる。
また、コア構造700は、楕円形状の磁束密度パターンに対応した楕円形状の空隙と、空隙を通して巻回されるコイルと、をも含む。これに加えて、コア構造700の形状も、コア構造500に類似しており、非矩形形状と、コア構造700の外側エッジの周りにおける丸い切欠きと、を有する。コア構造700を有する平面型インダクタは、コア構造500を上回るコア損失を有する一方において、コア損失密度の図704に示されているように、コア損失は、依然として、コア100、300、及び600を有する平面型インダクタのコア損失を下回っている。また、2つの密度変動のみを含む不均質なフェライト材料から製造されたコア構造700の製造は、更に大きな数の密度変動を有する不均質なフェライト材料から製造されたコア構造500の製造よりも簡単且つ廉価である。
図8は、上述の様々な磁気コア設計におけるコア重量対コア損失の例示用のグラフ800である。例えば、点802は、コア構造100又はコア構造300に対応しており、点810は、コア構造500に対応しており、点804は、コア構造600に対応しており、且つ、点808は、コア構造700に対応している。すべてのコア構造のインダクタンスは、同一の値に設計されており、且つ、それぞれのもののサイズは、損失密度[W/mm]を示しており、これは、冷却の難しさの指標を提供する。点810によって示されているコア構造500は、最良の損失性能を有しており、且つ、コア構造600(点804)及び700(点808)は、コア構造100及び300(点802)との比較において、相対的に良好な損失性能を有する。
図9は、積層型の磁気コアを有するインダクタ900の例示用の図であり、この場合に、磁気コアのそれぞれは、図5、図6、及び図7との関係において上述したものなどの、可変透磁率特性を有する。磁気コアを積層することにより、インダクタ900は、単一の磁気コアを有する場合のものとは異なる誘導特性を有することができる。図10は、様々な可能な透磁率の磁気コア設計におけるインダクタンス対DCバイアスの例示用のグラフ1000である。例えば、曲線1002、1004、及び1006は、3つの異なる磁気コア設計における所定のDC電流値の範囲におけるインダクタンス特性を表している。磁気コアを多層積層体として組み合わせることにより、個々の磁気コア構造を再設計する必要性を伴うことなしに、更なる設計解決策が得られる。図11は、様々な積層型の磁気コア設計におけるインダクタンス対DCバイアスの例示用のグラフ1100である。例えば、曲線1102は、図10の曲線1002及び1004によって表される積層型の磁気コアを表しており、曲線1104は、曲線1004及び1006によって表される積層型の磁気コアを表しており、且つ、曲線1106は、曲線1002、1004、及び1006によって表される積層型の磁気コアを表している。
図12は、可変透磁率コア設計プロセス1200の例示用のフローチャートである。可変透磁率コア設計プロセス1200は、本明細書においては、可変透磁率磁気コア構造500、600、及び700との関係において記述されているが、プロセス1200は、その他のタイプの可変透磁率コア構造にも適用されうることを理解されたい。
ステップ1202において、平面型インダクタの設計パラメータが決定されている。コア構造が設計される際には、平面型インダクタの所定の動作パラメータを実現するべく、様々な設計パラメータを考慮することができる。例えば、設計パラメータは、磁気コアの寸法、磁気コアの形状、磁気コア上の1つ又は複数の空隙の位置、1つ又は複数の空隙のサイズ、又は磁気コアの材料特性のうちの少なくとも1つを含むことができる。考慮されうるその他の設計パラメータには、平面型インダクタが設置される回路のサイズ制約が含まれる。
ステップ1204において、平面型インダクタの動作パラメータが決定されており、これは、インダクタンス、DCバイアス、磁束密度特性、又はコア損失特性のうちの少なくとも1つを含むことができる。例えば、平面型インダクタの動作パラメータには、特定のDC電流値における最小許容可能インダクタンスが含まれうる。
ステップ1206において、インダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアが提供されている。可変透磁率特性を有する磁気コアは、幅広のDC電流値の範囲にわたって、インダクタンスの増大を提供する。いくつかの実装形態においては、可変透磁率特性は、インダクタの非線形性を低減するという目標の下に、所定値の磁束密度における透磁率が所定の閾値を上回るように、決定されており、これは、幅広の電流値の範囲におけるインダクタンスの増大を結果的にもたらし、その結果、インダクタの損失が低減される。これに加えて、磁気コアの可変透磁率特性は、磁気コアの磁束密度飽和エリアが所定の閾値未満となるように、且つ/又は、コア損失密度が所定の閾値未満となるように、設計することもできる。
いくつかの実装形態においては、可変透磁率磁気コアは、コア構造500、600、及び700との関係において上述したものに対応した構造を有することが可能であり、且つ、不均質な又は均質なフェライト材料を含むことが可能であり、且つ、磁気コアの周りにおいて所定の場所及び向きにおいて構成されたスリットを含むことができる。いくつかの実装形態において、コア構造の全体を通じた様々な場所における空気に対するフェライト材料の比率、並びに/或いは、スリットの場所、長さ、及び向きは、トポロジー最適化ソフトウェアツールを使用して決定することが可能であり、この場合には、損失を所定値未満において維持しつつ、所定値のインダクタンスを実現するべく、可変透磁率特性を決定することができる。磁気コアの可変透磁率特性の決定が完了した際に、コア構造は、3D印刷を介して、磁性フィラー材料を有するバインダ(例えば、樹脂)マトリックスを使用して生成された単一構造として、生成される。
本開示の態様は、非線形磁性材料から製造された磁気コアを有する平面型インダクタの実装形態を対象としている。本明細書において記述されている可変透磁率コアの実装形態は、相対的に均一な且つ予測可能な磁束分布を有する相対的に小さな磁気コアを設計するべく、構造設計最適化技法及び3D印刷を使用して可変透磁率磁気コアを設計することにより、磁束密度分布の改善と、インダクタ損失の低減と、を提供する。
以上、いくつかの実装形態について説明した。但し、本開示の精神及び範囲を逸脱することなしに、様々な変更が実施されうることを理解されたい。例えば、開示されている技法のステップが、異なるシーケンスにおいて実行された場合にも、開示されているシステム内のコンポーネントが異なる方式によって組み合わせられた場合にも、或いは、コンポーネントがその他のコンポーネントによって置換又は補完された場合にも、好ましい結果を実現することができる。従って、その他の実装形態も、特許請求されうる範囲に含まれている。

Claims (8)

  1. 1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアと、
    電流によって励起されるように構成された、前記1つ又は複数の空隙を通して巻回されるコイルと、
    を有し、
    前記磁気コアは、3D印刷を介して、磁性フィラー材料を有するバインダマトリックスを使用して製造された単一構造である、インダクタ。
  2. 1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアと、
    電流によって励起されるように構成された、前記1つ又は複数の空隙を通して巻回されるコイルと、
    を有し、
    前記磁気コアは、前記磁気コアの全体を通して複数の密度を有する不均質なフェライト材料から成る、インダクタ。
  3. 前記磁気コアの全体を通じた前記複数の密度のそれぞれは、前記磁気コアの全体を通じた1つ又は複数の場所における空気に対する前記フェライト材料の比率に対応しており、前記空気に対する前記フェライト材料の前記比率は、前記可変透磁率特性に基づいている、請求項に記載にインダクタ。
  4. 1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアと、
    電流によって励起されるように構成された、前記1つ又は複数の空隙を通して巻回されるコイルと、
    を有し、
    前記磁気コアは、複数のスリットを有する均質なフェライト材料から構成されており、前記複数のスリットは、前記可変透磁率特性に基づいて、前記磁気コアの全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成されている、インダクタ。
  5. 1つ又は複数の空隙を含むインダクタの設計パラメータ又は動作パラメータのうちの少なくとも1つに基づいて可変透磁率特性を有する磁性材料から成る磁気コアと、
    電流によって励起されるように構成された、前記1つ又は複数の空隙を通して巻回されるコイルと、
    を有し、
    前記磁気コアは、
    前記磁気コア内の1つ又は複数の第1場所における第1密度を有する第1フェライト材料と、
    前記磁気コア内の1つ又は複数の第2場所における第2密度を有する第2フェライト材料と、
    を有する不均質なフェライト材料から構成されており、
    前記第1密度及び前記第2密度は、空気に対する前記フェライト材料の比率に基づいている、インダクタ。
  6. 前記第1フェライト材料の前記第1密度は、前記第2フェライト材料の前記第2密度を上回っている、請求項に記載のインダクタ。
  7. 前記磁気コアは、前記可変透磁率特性に基づいて前記磁気コアの全体を通して所定の場所及び向きにおいて構成された複数のスリットを含む、請求項に記載のインダクタ。
  8. 前記第1フェライト材料の前記1つ又は複数の第1場所及び前記第2フェライト材料の前記1つ又は複数の第2場所は、前記可変透磁率特性に基づいている、請求項に記載のインダクタ。
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