JP7154161B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両制御装置に関する。
車両制御装置は、複数のECU(Electronic Control Unit)を備えている。複数のECU間の通信には、様々な通信方式が採用されている。複数のECU間の通信速度は、高速化が進んでいる。ただし、走行時には、ノイズ等の外乱が発生するため、ノイズ耐性と、通信速度とは、トレードオフの関係になっている。
特許文献1には、車両の走行状態に応じたノイズ耐性を考慮して、適切な通信速度を容易に設定する技術が開示されている。この特許文献1の技術では、システム起動時、自動車の加減速時、及び通信データ中に誤り率の検出時に、通信速度を強制的に増減する。
特開2000-307592号公報
特許文献1の技術では、通信速度をシステムの状況に応じて変更することが可能である。しかし、頻繁に通信速度を切り替え変更するため、切り替え処理毎に処理負荷が増加する課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、通信速度の変更に伴う処理負荷を抑制することができる技術を提供することにある。
本発明に係る車両制御装置は、車両を制御する複数の制御部を備える車両制御装置であって、前記複数の制御部は、前記複数の制御部間に通信信号の信号品質を測定可能な所定の信号を送受信する信号品質測定部と、前記通信信号の通信速度を変更する通信速度変更部と、を備え、前記信号品質測定部は、前記車両の運転モードの変更時に前記信号品質を測定し、前記通信速度変更部は、前記信号品質の差異に応じて前記通信速度を変更する。
本発明によれば、通信速度の変更に伴う処理負荷を抑制することができる。
実施例1に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図。 実施例1に係るECU間のデータの送受信動作を示す概略図。 実施例1に係るECU10Aによるトレーニング信号の送信動作を示す概略図。 実施例1に係るECU20Aによるトレーニング信号の送信動作を示す概略図。 実施例1に係る車両制御装置の動作を説明するフローチャート。 実施例2に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図。 実施例2に係るECU間のトレーニング信号の送受信動作を示す概略図。 実施例2に係る運転モードの変更時の送受信動作を示す概略図。 実施例2に係る車両制御装置の動作を説明するフローチャート。 実施例2に係る計測用信号品質情報格納処理を説明するフローチャート。 実施例3に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図。
以下、添付図面を参照して幾つかの実施形態について説明する。本実施形態は、本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。各図において共通の構成については、同一の参照符号が付されている。
図1は、実施例1に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図である。
車両制御装置101は、車両に搭載される。車両制御装置101は、車両を制御する「制御部」の一例としての複数のECUを備えている。複数のECUは、ECU10Aと、ECU20Aとである。
ECU10Aは、信号品質測定部11と、通信速度変更部12と、送受信処理部13と、通信インタフェース14と、運転モード管理部15とを備えている。
ECU20Aは、信号品質測定部21と、通信速度変更部22と、送受信処理部23と、通信インタフェース24と、運転モード管理部25とを備えている。信号品質測定部21と、通信速度変更部22と、送受信処理部23と、通信インタフェース24と、運転モード管理部25とは、ECU10Aが備える同一名称の要素と同一のものである。したがって、以下では、信号品質測定部21と、通信速度変更部22と、送受信処理部23と、通信インタフェース24と、運転モード管理部25との説明は省略する。
ECU10Aと、ECU20Aとは、通信経路Aを介して接続されている。通信経路Aは、CAN(Controller Area Network)(登録商標)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay、MOST(Media Oriented Systems Transport)、Ethernet(登録商標)等の規格に準拠したネットワークが用いられてよい。なお、ECU10Aと、ECU20Aとは、同一の構成である。しかし、ECU10Aと、ECU20Aとは、必ずしも同一の構成である必要はなく、異なる構成を有していてもよい。例えば、信号品質測定部11,21は、ECU10A及びECU20Aの両方を備える代わりに、ECU10A及びECU20Aのいずれか一方のみを備えてもよい。
信号品質測定部11は、ECU10A及びECU20A間に通信信号の信号品質を測定可能な「所定の信号」としてのトレーニング信号を送受信する。信号品質は、通信信号のエラー率又は遅延でよい。トレーニング信号とは、例えば、“0”の連続データであり、受信側で通信信号の信号品質を測定可能な信号である。トレーニング信号の通信方式は、自動等化器の機能を有効にするための信号として用いることも可能な通信方式であってよい。トレーニング信号の送出時間、データ種類、及び通信方式の仕様は、特に限定されず、適用する車両制御装置に応じて変更されてよい。トレーニング信号の通信速度は、他の通信信号よりも高く設定されてよい。これにより、通信信号の信号品質の検出時間を短縮することができる。
通信速度変更部12は、通信信号の信号品質の差異に応じて、ECU10A及びECU20A間で送受信される通信信号の通信速度を変更する。信号品質の差異は、信号品質の基準範囲(例えば、エラー率が1%未満)と、信号品質測定部11が測定した信号品質の測定値との差であってよい。通信速度変更部12は、通信信号の通信速度を目標値まで徐々に変更してよいし、1回で変更してもよい。送受信処理部13は、通信インタフェース14,24を介してデータ送受信する。運転モード管理部15は、車両の運転モードを管理する。ここで、運転モードとは、走行モード、故障状態、又は電気自動車等の低消費電力モードであってよい。走行モードには、アイドリング、加速、減速、定速走行が含まれてよい。
図2は、実施例1に係るECU間のデータの送受信動作を示す概略図である。
ECU10Aが通信経路Aを介してECU20Aにデータを送信すると、その送信されたデータをECU20Aが受信する。一方、ECU20Aが通信経路Aを介してECU10Aにデータを送信すると、その送信されたデータをECU10Aが受信する。即ち、この図2では、ECU10AとECU20Aとが、データ送信動作と、データ受信動作とを、交互に実行している例を示している。しかし、ECU10AとECU20Aとは、データ送信動作とデータ受信動作とを、必ずしも交互に動作する必要はない。ECU10AとECU20Aとは、一方がデータ送信動作を実行するマスターであり、他方がデータ受信動作を実行するスレーブであってよい。
図3は、実施例1に係るECU10Aによるトレーニング信号の送信動作を示す概略図である。図3では、図2のA点において、運転モードが変更された場合の動作について説明する。
ECU10Aは、運転モードに応じて予め設定された通信速度を指示するトレーニング信号送信コマンドをECU20Aに送信する。ECU20Aは、トレーニング信号送信コマンドを受信すると、応答を示すACK信号をECU10Aに送信する。ECU10Aは、ECU20Aから送信されたACK信号を受信すると、ECU20Aにトレーニング信号を送信する。
ECU20Aは、ECU10Aから送信されたトレーニング信号を受信すると、信号品質測定部21が通信信号の信号品質を測定する。その後、ECU20Aは、トレーニング信号の受信完了を示すACK信号及び信号品質情報をECU10Aに送信する。ECU10AがECU20Aから送信された信号品質情報を受信する。このとき、ECU10Aの通信速度変更部12は、信号品質情報が所定の基準範囲内(例えば、エラー率が1%未満)であった場合、信号品質情報に応じてデータの通信速度を変更し、変更後の通信速度によるデータ送信動作に移行する。
なお、図3では、ECU20Aから1回目に送信された信号品質情報が所定の基準範囲内であった場合を示している。しかし、ECU20Aから送信された信号品質情報が所定の基準範囲外であれば、トレーニング信号の通信速度を変更(例えば、低速に変更)して、再度、トレーニング信号送信コマンドの送受信、ACK信号の送受信、信号品質情報の送受信を実行する。なお、上述の説明は、トレーニング信号送信コマンドの送受信、ACK信号の送受信、及び信号品質情報の送受信を実行するシーケンスである。このシーケンスは、一例であり、これに限定されるものではない。
図4は、実施例1に係るECU20Aによるトレーニング信号の送信動作を示す概略図である。図4では、図2のB点において、運転モードが変更された場合の動作について説明する。図3と異なる点は、ECU10AとECU20Aとの動作が逆になった点であり、各信号の送受信方法は、同様である。したがって、ECU10AとECU20Aとの動作の説明は省略する。
図5は、実施例1に係る車両制御装置の動作を説明するフローチャートである。
図5のフローチャートを参照して、実施例1の動作をより具体的に説明する。以下では、ECU10Aがトレーニング信号を送信する動作を主に説明する。ECU20Aがトレーニング信号を送信する動作は、ECU10Aがトレーニング信号を送信する動作と同様であるので、説明は省略する。
まず、ECU10Aは、通信制御処理を開始する(S100)。
次いで、ECU10Aは、システム起動開始時であるか否かを判定する(S101)。S101の判定結果が真の場合(S101:YES)、S102の処理に進む。S101の判定結果が偽の場合(S101:NO)、ステップ103の処理に進む。
S102では、ECU10Aは、通信速度の初期値を設定する。その後、ECU10Aは、S111の処理に進む。
S103では、ECU10Aの運転モード管理部15は、運転モードが変更されたか否かを判定する。S103の判定結果が真の場合(S103:YES)、S104の処理に進む。S101の判定結果が偽の場合(S103:NO)、S111の処理に進む。
S104では、ECU10Aは、運転モードに応じて予め算出されたトレーニング信号の通信速度の初期値を設定する。
S105では、ECU10Aは、トレーニング信号をECU20Aに送信する。
S106では、ECU10Aは、トレーニング信号が送信完了したか否かを判定する。S106の判定結果が偽の場合(S106:NO)、S105の処理に戻る。S106の判定結果が真の場合(S106:YES)、S107の処理に進む。
S107では、ECU10Aは、ECU20Aの信号品質測定部21によって測定された信号品質情報を受信する。
S108では、ECU10Aは、信号品質情報に基づいて通信信号の信号品質が所定の基準範囲内か否かを判定する。S106の判定結果が偽の場合(S108:NO)、S109の処理に進む。S106の判定結果が真の場合(S108:YES)、S110の処理に進む。
S109では、ECU10Aは、トレーニング信号の通信速度を低速に変更する。
S110では、ECU10Aの通信速度変更部12は、データ通信速度をトレーニング信号の信号品質情報に基づいた通信速度に設定する。
ECU10Aは、送受信処理部13に通信速度が設定された送信データを入力し、送受信処理部13に入力された送信データを、通信インタフェース14、通信経路A、及び通信インタフェース24を介して、ECU20Aの送受信処理部23に送信する(S111)。こうして、通信制御処理において、ECU10Aは、通信速度が設定されたデータ送信を終了する(S112)。
以上説明したように、実施例1によれば、車両制御装置101は、車両の運転モードの変更時に信号品質を測定可能なトレーニング信号の送受信し、通信信号の信号品質を測定し、信号品質の差異に応じて通信速度を決定する。これにより、運転モードに応じて通信速度を変更する際の処理負荷を抑制することができる。
次に、図6~図10を参照して、実施例2に係る車両制御装置について説明する。
図6は、実施例2に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図である。図6において、図1と同一の構成要素については、同一の参照符号を付し、以下では重複する説明は省略する。
実施例2では、ECU10B及びECU20Bには、実施例1の構成要素に更なる構成要素が加えられている。即ち、ECU10B及びECU20Bは、「第1通信経路」の一例としての通信経路Bと、計測用信号品質測定部11B,21Bと、計測用送受信処理部13B,23Bと、計測用通信インタフェース14B,24Bとを、実施例1の構成要素に加えて更に備えている。実施例2では、車両制御装置102は、専用の通信経路Bを介してトレーニング信号の送受信し、「第2通信経路」の一例としての通信経路Aを介してトレーニング信号以外の通信信号の送受信することが可能である。通信経路Aと通信経路Bとは、同じ通信仕様に限定されるものでなく、通信仕様と、通信速度との少なくともいずれか一方が異なってもよい。例えば、通信経路Bの通信速度は、通信経路Aの通信速度よりも高く設定されてよい。これにより、通信経路Bにおける通信信号の検出時間を短縮することができる。なお、計測用信号品質測定部11B,21Bと、計測用送受信処理部13B,23Bとは、通常の信号品質測定部11,21及び送受信処理部13,23と共通化する構成としてもよい。
図7は、実施例2に係るECU間のトレーニング信号の送受信動作を示す概略図である。
図7において、通信経路Aは、通常データの送受信動作を示しており、図2と同様に、ECU10BとECU20Bとは、データ送信動作とデータ受信動作とを交互に実行している。一方、通信経路Bでは、予め設定された通信速度でトレーニング信号の送受信をECU10BとECU20Bとで交互に実行している。ECU10BとECU20Bとは、トレーニング信号受信時に、計測用信号品質情報を格納する。なお、図7において、通信経路Aと通信経路Bとの送受信のタイミングは、必ずしも同期させる必要はない。
図8は、実施例2に係る運転モードの変更時の送受信動作を示す概略図である。
図7のC点において、車両制御装置102は、運転モードが変更された場合、計測用信号品質取得待ち処理に移行する。なお、待ち時間は、適用する車両制御装置に応じて異なり、特に規定されるものではなく、待ち時間が無い場合もあり得る。
待ち時間経過後、図7のD点において、ECU10Bは、計測用信号品質測定部11Bが計測用信号品質情報を取得し、計測用信号品質情報に応じた速度変更コマンドをECU20Bに送信する。ECU20Bは、速度変更コマンドを受信すると、応答を示すACK信号をECU10Bに返送する。ECU10Bは、ECU20Bから送信されたACK信号を受信すると、変更後の通信速度によるデータ送信動作に移行する。
図8は、ECU10Bが通信速度を変更する例である。しかし、ECU20Bが通信速度を変更してもよい。その場合、ECU10BとECU20Bとの動作が逆になる。しかし、各信号の送受信方法は、同様であるので、動作説明は省略する。
図9は、実施例2に係る車両制御装置の動作を説明するフローチャートであり、図10は、実施例2に係る計測用信号品質情報格納処理を説明するフローチャートである。
図9及び図10のフローチャートを参照しながら、実施例2の動作をより具体的に説明する。
図9のフローチャートにおいて、図5のステップと同一の内容のステップは、図9において同一のステップ番号を付しているので、その詳細な説明は行わない。以下では、ECU10Bが通信速度を変更する場合の動作を主に説明する。ECU20Bが通信速度を変更する場合の動作も同様である。したがって、ECU20Bが通信速度を変更する場合の動作の説明は省略する。
図9のフローチャートにおいて、ECU10Bは、S103の処理の後に計測用信号品質取得待ち処理を実行する(S120)。
次いで、ECU10Bは、計測用信号品質測定部11Bが計測用信号品質情報を取得する(S121)。
ECU10Bは、計測用信号品質情報に応じて予め設定された通信速度と、現在の通信速度とを比較して、これらの通信速度の差異(遅延)に応じて通信速度の変更が必要か否かを判定する(S122)。ECU10Bは、S122の判定結果が真の場合(S122:YES)、S110の処理に進む。ECU10Bは、S122の判定結果が偽の場合(S122:NO)、S111の処理に進む。
図10は、実施例2に係る計測用信号品質情報格納処理を説明するフローチャートである。計測用信号品質情報格納処理は、図9のステップ121で取得する計測用信号品質情報を格納する処理である。
まず、ECU10Bは、計測用信号品質情報格納処理を開始する(S130)。
次いで、ECU10Bは、計測用トレーニング信号の通信速度の初期値を設定する(S131)。実施例2では、計測用トレーニング信号の通信速度は、固定値となっている。しかし、例えば、計測用トレーニング信号の通信速度は、運転モードに応じて変更してもよい。
ECU10Bは、計測用トレーニング信号を受信する(S132)。
ECU10Bは、計測用トレーニング信号を受信が完了したか否かを判定する(S133)。S122の判定結果が偽の場合(S133:NO)、S132の処理に戻る。S122の判定結果が真の場合(S133:YES)、ステップ134に移る。
ECU10Bは、受信した計測用トレーニング信号の計測用信号品質情報を格納する(S134)。
こうして、ECU10Bは、計測用信号品質情報格納処理を終了する(S135)。
以上説明したように、実施例2によれば、車両の運転モードの変更時のトレーニング信号の送受信処理が通信経路Bを介して実行されるため、通信経路Aでは省略される。したがって、実施例1に比べ、より一層、運転モードに応じて通信速度を変更する際の処理負荷を抑制することができる。
次に、図11を参照して、実施例3に係る車両制御装置について説明する。
図11は、実施例3に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例3の車両制御装置103は、実施例1の車両制御装置10の運転モード管理部15,25の代わりに、外部データ管理部16,26を備えている。外部データ管理部16,26は、車両の外部環境を外部データとして管理する。車両の外部環境とは、例えば、温度センサ、湿度センサ、及び雨量センサ等の各種センサが検出した温度、湿度、雨量であってよい。なお、実施例2のブロック図(図6)も、実施例1のブロック図(図1)と同様に置き換えることが可能である。ここでは、置き換えた実施例2のブロック図は省略する。
実施1及び実施例2の車両制御装置101,102は、信号品質情報を運転モードの変更時に測定した。実施例3の車両制御装置103は、外部データ管理部16,26による車両の外部環境(温度、湿度、及び雨量等)の変化の検出時に、信号品質を測定するトレーニング信号を送受信して信号品質を測定し、信号品質の差異に応じて通信速度を変更する。外部環境の変化は、例えば、温度が1℃変化した場合、湿度が1%変化した場合、又は雨量が毎時10mm変化した場合であってよい。
以上説明したように、実施例3によれば、車両制御装置103は、温度等の外部データが変化した場合でも、通信速度を変更することが可能となり、かつ運転モードに応じて通信速度を変更する際の処理負荷を抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。さらに、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、さらに、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
101,102,103…車両制御装置、10A,10B,10C,20A,20B,20C,…ECU、11,21…信号品質測定部、12,22…通信速度変更部、16,26…外部データ管理部、11B,21B…計測用信号品質測定部、A,B…通信経路

Claims (4)

  1. 車両を制御する複数の制御部を備える車両制御装置であって、
    前記複数の制御部は、
    前記複数の制御部間に通信信号の信号品質を測定可能な所定の信号を送受信する信号品質測定部と、
    前記通信信号の通信速度を変更する通信速度変更部と、を備え、
    前記信号品質測定部は、所定値の温度、湿度、又は雨量の変化の検出時に前記信号品質を測定し、
    前記通信速度変更部は、前記信号品質の差異に応じて前記通信速度を変更する車両制御装置。
  2. 前記信号品質は、前記通信信号のエラー率又は遅延であり、
    前記信号品質の差異は、前記信号品質の基準範囲又は基準値と、前記信号品質測定部が測定した信号品質との差である、
    請求項に記載の車両制御装置。
  3. 前記所定の信号の通信速度は、他の通信信号よりも高く設定された、
    請求項1又は2に記載の車両制御装置。
  4. 前記通信速度変更部は、前記通信速度を徐々に変更する、
    請求項1又は2に記載の車両制御装置。
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