JP7153235B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成装置を例に挙げて説明するが、インクジェット方式などの他の方式の画像形成装置であってもよい。
図中の符号「Y」、「C」、「M」、「K」は、それぞれ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色用の部材であることを示すものである。また、記録材である紙などの印刷媒体Pの搬送経路を破線で示す。
印刷媒体の種類によっては、所定の定着強度を得られないために画像形成が行えないか、画像形成速度を遅くして定着装置での定着処理に時間をかけ、より多くの熱によって定着処理を行うことで所定の定着強度を得るといった場合があった。本実施形態では、このような印刷媒体にも対応できるように、定着処理前の印刷媒体(本実施形態では画像が形成される前(画像が転写される前)の印刷媒体)に対し、画像(トナー)の定着強度を高めるためのコート液を付与することで、所定の定着強度を得る。
本実施形態では、コート液1の塗布が必要である印刷媒体については、第一搬送経路Aを用いて搬送されるように切替爪11の駆動モータ11aを制御し、コート液1の塗布が必要でない印刷媒体については、第二搬送経路Bを用いて搬送されるように切替爪11の駆動モータ11aを制御する。印刷媒体に対してコート液1を塗布するか否かの要否判定は、印刷媒体の種類に応じて行うことができる。本実施形態では、印刷媒体の表面粗さの違い及び印刷媒体の厚みの違いに応じて、コート液1を塗布するか否かの要否判定を行うが、これに限らず、いずれか一方の条件のみから要否判定を行ってもよいし、別の条件で要否判定を行ってもよく、コート液1を塗布するか否かの要否判定条件は適宜設定される。
一般に、和紙などの凹凸紙のように表面粗さが大きな印刷媒体Pは、画像(トナー)の定着強度が低い傾向にある。したがって、制御部20は、光学センサ21からの出力信号から得られる印刷媒体Pの表面粗さを取得し(S1)、その表面粗さが所定の閾値を上回ると判断した場合には(S3のYes)、切替爪11の駆動モータ11aを制御して第一搬送経路Aに切り替える(S5)。これにより、このような表面粗さが大きな印刷媒体Pについては、コート液塗布ユニット201によりコート液1が塗布され、乾燥部202による乾燥後に、画像形成装置本体100へ搬送される。
また、本実施形態においては、印刷媒体Pに対する画像(トナー)の定着強度を高める用途の液体(コート液1)を記録材へ付与する例であるが、他の用途の液体を記録材へ付与するものであっても同様である。
[第1態様]
第1態様は、画像が形成される記録材(例えば印刷媒体P)に液体(例えばコート液1)を付与する液体付与手段(例えばコート液塗布ユニット201)を備えた画像形成装置であって、前記記録材に対して前記液体を付与するか否かを判定する要否判定手段(例えば制御部20)と、前記要否判定手段が前記液体を付与すると判定した場合には、前記液体付与手段を通る第一搬送経路Aを用いて前記記録材を搬送し、前記要否判定手段が前記液体を付与しないと判定した場合には、前記液体付与手段を通らない第二搬送経路Bを用いて前記記録材を搬送するように、前記記録材の搬送経路を切り替える搬送経路切替手段(例えば切替爪11)とを有することを特徴とするものである。
本態様においては、記録材に対して液体を付与するか否かを判定し、液体を付与しないと判定した記録材については、液体付与手段を通らない第二搬送経路を用いて搬送される。液体が付与される記録材を搬送する第一搬送経路は、液体付与手段の配置や、付与された液体の乾燥時間などの制約によって経路長が長く設定されるが、液体を付与しない記録材の搬送に用いる第二搬送経路は、このような制約がないため、例えば第一搬送経路よりも短い搬送経路長に設定するなど、記録材の搬送時間を短縮する構成を採用しやすい。したがって、本態様によれば、液体を付与しない記録材への画像形成を、液体を付与する記録材への画像形成よりも短い時間で実施することが可能となり、液体を付与しない記録材についての生産性を向上させることができる。
第2態様は、第1態様において、前記第二搬送経路を用いて搬送される記録材の搬送経路長は、前記第一搬送経路を用いて搬送される記録材の搬送経路長よりも短いことを特徴とする。
これによれば、液体を付与しない記録材の搬送時間を短くすることができるので、液体を付与しない記録材への画像形成を、液体を付与する記録材への画像形成よりも短い時間で実施することができ、液体を付与しない記録材についての生産性を向上させることができる。
第3態様は、第1又は第2態様において、前記要否判定手段は、前記記録材の種類に応じて、前記液体を付与するか否かを判定することを特徴とするものである。
これによれば、液体の付与が必要か否かの要否を適切に判定することが可能となる。
第4態様は、第3態様において、前記記録材の前記種類は、前記記録材の表面粗さの違いを含むことを特徴とするものである。
これによれば、液体の付与が必要か否かの要否を、比較的簡易に判定することが可能となる。
第5態様は、第3又は第4態様において、前記記録材の前記種類は、前記記録材の厚さの違いを含むことを特徴とするものである。
これによれば、液体の付与が必要か否かの要否を、比較的簡易に判定することが可能となる。
第6態様は、第1乃至第5態様のいずれかにおいて、前記第一搬送経路及び前記第二搬送経路を通った記録材は、同じ画像形成部(例えば画像形成装置本体100)へと搬送されることを特徴とするものである。
これによれば、画像形成部によって画像が形成される前の記録材に対して液体を付与する構成において、液体の無駄な消費を抑制できる。
2 :スクイーズローラ
3 :塗布ローラ
4 :加圧ローラ
11 :切替爪
11a:駆動モータ
20 :制御部
21 :光学センサ
22 :紙厚センサ
100:画像形成装置本体
101:トナー像形成部
102:中間転写ベルト
104:定着装置
105:排紙トレイ
200:コート液塗布装置
201:コート液塗布ユニット
202:乾燥部
300:給紙装置
301:搬送ローラ対
A :第一搬送経路
B :第二搬送経路
P :印刷媒体
Claims (5)
- 画像が形成される記録材に液体を付与する液体付与手段を備えた画像形成装置であって、
前記記録材に対して前記液体を付与するか否かを判定する要否判定手段と、
前記要否判定手段が前記液体を付与すると判定した場合には、前記液体付与手段を通る第一搬送経路を用いて前記記録材を搬送し、前記要否判定手段が前記液体を付与しないと判定した場合には、前記液体付与手段を通らない第二搬送経路を用いて前記記録材を搬送するように、前記記録材の搬送経路を切り替える搬送経路切替手段とを有し、
前記要否判定手段は、前記記録材の種類に応じて、前記液体を付与するか否かを判定し、
前記記録材の前記種類は、前記記録材の表面粗さの違いを含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記記録材の前記種類は、前記記録材の厚さの違いを含むことを特徴とする画像形成装置。 - 画像が形成される記録材に液体を付与する液体付与手段を備えた画像形成装置であって、
前記記録材に対して前記液体を付与するか否かを判定する要否判定手段と、
前記要否判定手段が前記液体を付与すると判定した場合には、前記液体付与手段を通る第一搬送経路を用いて前記記録材を搬送し、前記要否判定手段が前記液体を付与しないと判定した場合には、前記液体付与手段を通らない第二搬送経路を用いて前記記録材を搬送するように、前記記録材の搬送経路を切り替える搬送経路切替手段とを有し、
前記要否判定手段は、前記記録材の種類に応じて、前記液体を付与するか否かを判定し、
前記記録材の前記種類は、前記記録材の厚さの違いを含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記第二搬送経路を用いて搬送される記録材の搬送経路長は、前記第一搬送経路を用いて搬送される記録材の搬送経路長よりも短いことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記第一搬送経路及び前記第二搬送経路を通った記録材は、同じ画像形成部へと搬送されることを特徴とする画像形成装置。
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