JP7152422B2 - 二相化粧品組成物 - Google Patents

Description

本発明は、特定の水性アルコール相及び特定の油性相を含み、油性相が、水性アルコール相の内部に、透明又は半透明の外観と明確な輪郭とをもつ球状又は卵形の封入物を形成することを可能にする化粧品組成物に関する。本発明はまた、皮膚及び／又は毛髪に栄養を与え及び／又は香りをつけるための、この組成物の化粧のための使用、並びにこの組成物を使用する化粧方法にも関する。

特に皮膚から化粧を除去するためのローションとして、又は毛髪のケア及び/又は保護ミストとして使用される、視覚的に異なる２つの相からなる化粧品組成物が市場に存在する。これらの二相組成物は、静止時には、一般には肉眼では見えない、油性相に分散した水相の小滴、又はその逆の分散液からなるエマルションとは異なる。二相組成物では、水相は通常、一般的には水平である単一の連続界面によって油性相から分離されており、その油性相は原則として、より高密度である水相より上にある。そのような二相組成物の例は、仏国特許出願公開第３０３８５１４号明細書中に出願人によって記載されている。それは、植物油に基づく油性相から分離したグリセリン化水性相を含む。

しかしながら、国際公開第２０１５／１８９３４０号には、２つの相の相対密度を調節することにより、静止時に異なる外観を有し、それらの相の一方が他方の内部で楕円形又は球形を形成する二相香料組成物を調製できることが示唆されている。この組成物は、水、アルコール、非極性油（これは分岐状アルカンである）、及び香料を含む。このタイプの組成物は、実施例２８に記載されている。それは、水性アルコール相中に含まれる、香りをつけられ着色された相を含む。しかしながら、国際公開第２０１５／１８９３４０号の実施例２９は、この文献の教示に従う場合、二相組成物を調製することが常に可能であるとは限らないことを示している。さらに、この文献は、当業者に、当業者が植物油に基づいた二相組成物を調製することを可能にする指示も与えていない。実際に、香料は一般に、植物油に含まれる脂肪酸トリグリセリドとは対照的に、主に非極性化合物であるテルペノイドからなる精油であることが注目される。

加えて、仏国特許出願公開第２２０８６４２号明細書は、２つの相の表面張力と密度を調節することにより、水性アルコール相中に１つ以上の球の形で油を分散させることが可能であることを教示している。この文献によれば、植物油を含めて全てのタイプの油を使用できる。しかしながら、当業者は、この文献に含まれる一般的な指示に基づいて、水性アルコール相に植物油の包含物を調製する立場にはない。

実際に、植物油に基づく化粧品組成物は、その皮膚軟化特性、及びこれらの油の天然の性質のために消費者に特に求められており、その性質はそれらの油を合成油又は石油化学起源の油、例えばパラフィンやシリコーンなどから区別する。

仏国特許出願公開第３０３８５１４号明細書 国際公開第２０１５／１８９３４０号 国際公開第２０１５／１８９３４０号 仏国特許出願公開第２２０８６４２号明細書

出願人の知る限り、水相の内部に球形又は卵形の内包物を形成している植物油に基づく油性相を含む二相組成物は、したがって、提案されたことがない。

加えて、均質な即興の混合物を形成するために、使用前に二相組成物を振盪しなければならない。この混合物は、組成物の適用全体を通して十分な安定性を保持しなければならない一方、その後、２つの相は、それらの初期状態に戻るために、静止状態で急速に分離しなければならない。

最後に、二相組成物が商業的に実施可能と見なされるためには、それが魅力的な審美的外観を有し、それを達成するために、その二相が透明であるか又は少なくとも半透明であり且つ非常に明確な界面によって分離されていることが重要である。

多くの調査研究の後、本出願人は、これらすべての要件を調整して、水性アルコール相の内部に、透明又は半透明の外観の且つ明確な輪郭をもつ、植物油を含み且つ球形又は卵型の内包物を形成している単一の油性相からなる、二相組成物を提供することを成し遂げた。この要請を、二相の成分及びそれらの比率の思慮深い選択によって満足させることができた。

本発明の主題は、したがって、（ａ）少なくとも５０質量％のアルコールを含む水性アルコール相及び（ｂ）１つ以上（１又は複数）の不飽和脂肪酸エステルを含む少なくとも１つの植物油と、少なくとも１つの非極性油との混合物を含み、非極性油と植物油との質量比が０．７５以上：１である油性相を含む化粧品組成物である。

本発明の主題はまた、皮膚及び／又は毛髪に栄養を与え及び／又は香りをつけるための、この組成物の美容のための使用である。

本発明のさらなる主題は、皮膚及び／又は毛髪への上述した組成物の局所適用を含む、皮膚及び／又は毛髪を手入れし及び／又は香りをつけるための化粧方法である。

図１は、振盪後（左側の画像）及び静止時（右側の画像）における、噴霧器（スプレー）を備えたボトルに包装された本発明の組成物を示す。 図２は、０．７５未満の非極性油／植物油比を含む比較組成物を示す。 図３は、ボトルに包装された、非極性油を含まない化粧品組成物を示す。 図４も、ボトルに包装された、非極性油を含まない化粧品組成物を示す。

詳細な説明
前置きとして、ここでの記載全体を通して使用される「あいだ（間）、～」という表現は、それに関係する範囲の上限と下限に対応する値を含むことに留意されたい。

本発明による組成物は、特定の水性アルコール相及び特定の油性相を含み、その構成成分を詳細に説明する。

油性相
本発明による組成物の油性相は、有利には、組成物の総質量の２０～４０％、好ましくは３０～３５％に相当する。

先に示したとおり、油性相は、少なくとも１つの植物油と少なくとも１つの非極性油を含む。

ここでの記載の文脈において、「油」という用語は、周囲温度（２５℃）及び大気圧（１０５Ｐａ）において液体であり、かつ、２５℃において水中に少なくとも１質量％の割合で導入された場合に、水に全く溶けないか、又は水中に導入された油の質量に対して１０質量％未満の量までしか溶けない化合物を意味することを意図している。

ここでの記載の残りの部分において、「油」という表現は、組成物中に存在する単一の植物油又は非極性油と、植物油又は非極性油の混合物の両方をそれぞれ意味する。

植物油は、特に、植物の実、ナッツ、又は種子の機械的な圧搾、しばしば低温での圧搾によって得ることができる。それらは約９５％のトリグリセリドで構成され、その残りはモノ及びジグリセリド、及び不鹸化物とよばれる化合物、例えば、アルコール、カロテノイド、クロロフィル、炭化水素、ステロール、トコフェロールである。トリグリセリドは自体は単純なもの（グリセロールと、同じ脂肪酸の３つの分子とのトリエステル）又は混合エステル（グリセロールと２つ又は３つの異なる脂肪酸とのトリエステル）であり、混合エステルがより多い。植物油に含まれる脂肪酸は飽和及び／又は不飽和であり、その鎖長は４～２２個の炭素原子であり、ほとんどは１２～１８個の炭素原子である。油の脂肪酸含有量は、そのトリグリセリドにおける含有量よりもむしろ鹸化後の量で一般に表される。植物油中に多い脂肪酸は、ラウリン酸（飽和Ｃ１２）、パルミチン酸（飽和Ｃ１６）、ステアリン酸（飽和Ｃ１８）、パルミトレイン酸（モノ不飽和Ｃ１６）、オレイン酸（モノ不飽和Ｃ１８）、リノール酸及びリノレン酸（多価不飽和Ｃ１８）、並びにアラキドン酸（多価不飽和Ｃ２０）である。

不飽和脂肪酸、特に不飽和直鎖脂肪酸のエステルをかなりの割合で含む植物油の例は、特に、オリーブ油、プラム油、ヘーゼルナッツ油、大豆油、ひまわり油、オレインひまわり油、菜種油、オレイン菜種油、 アプリコット核油、落花生油、クルミ油、麻油、亜麻仁油、カメリナ油、トウモロコシ胚芽油、ブドウ種子油、ゴマ油、及びそれらの混合物である。その他の植物油には、小麦胚芽油、アルガン油、ハイビスカス油、コリアンダー油、ヒマシ油、シア油、アボカド油、スイートアーモンド油、綿実油、マカダミア油、ホホバ油、アルファルファ油、ケシ油、カボチャ種子油、ゴマ油、骨髄油、ブラックカラント油、月見草油、ラベンダー油、ルリヂサ油、キビ油、大麦油、キノア油、ライ麦油、ベニバナ油、キャンドルナッツ油、パッションフラワー油、ローズムスク油、エキウム油、又はカメリア油、並びにその混合物が含まれる。

植物油は、好ましくは、オレイン酸、リノール酸、及び／又はリノレン酸を含む少なくとも１つの不飽和脂肪酸のモノ、ジ、及びトリエステルから選択される、好ましくは、オレイン酸、リノール酸、及び／又はリノレン酸を含む少なくとも１つの不飽和脂肪酸のトリグリセリド、例えば、ヒマワリ油、オレインヒマワリ油、ナタネ油、オレインナタネ油、ヘーゼルナッツ油、又はオリーブ油、あるいはそれらの混合物から選択される不飽和脂肪酸エステルを含み得る。本発明によれば、少なくとも６０質量％のオレイン酸エステルを含み、さらに上で定義した不飽和脂肪酸の他のエステルを含んでいてもよい植物油、特にオレインひまわり油、オレイン菜種油、ヘーゼルナッツ油、又はオリーブ油、さらに良くは、オレインひまわり油を使用することが好ましい。

ヒマワリ油は通常、ω-６型のポリ不飽和脂肪酸であるリノール酸のエステルに富んでいる（６０質量％より多い）が、オレインひまわり油は、その油が主にω-９型のモノ不飽和脂肪酸であるオレイン酸のエステルを主に含む（一般に８０質量％より多い）ように選択されたひまわりから得られる。

本質的に極性である上記の油に加えて、本発明による組成物は、少なくとも１つの非極性油を含む。ここでの記載の目的のために「非極性油」という用語は、ＡＳＴＭ Ｄ９７１－９９ａ規格に準拠して測定して３０ｍＮ／ｍより大きな界面張力を有する油を意味することを意図している。

非極性油の例は、ジカプリリルエーテルなどのジアルキルエーテル；炭酸ジカプリリルなどの炭酸ジアルキル；スクアラン及びスクアレンなどの炭化水素、水素化されたポリイソブテン及びポリデセンなどのポリオレフィン、鉱油、Ｃ_１２～Ｃ_１６イソパラフィン、特にイソドデカン及びイソヘキサデカン、及びＣ_１０～Ｃ_２０直鎖アルカン；ラウリン酸ヘキシルなどのＣ_１２～Ｃ_４４酸エステル；及びその混合物である。

本発明の１つの好ましい実施形態によれば、非極性油は、直鎖状又は分岐状Ｃ_１０～Ｃ_２０アルカンからなる少なくとも１つの炭化水素系油を含むか、又はそれのみからなる。これらのアルカンのいくつか、特に、デカン、ウンデカン、及びイソドデカンは揮発性であり、その他、特に、テトラデカン及びペンタデカンは揮発性ではない。「揮発性アルカン」という用語は、周囲温度（２０℃）及び大気圧において、約０．００１～３００ｍｍＨｇ、好ましくは０．０１～１０ｍｍＨｇの蒸気圧を有するアルカンを意味することを意図している。有利には、これらのアルカンは、１００℃未満、好ましくは５０～９５℃、例えば７０～９０℃、又は８０～９０℃の引火点（ＡＳＴＭ Ｄ９３規格に準拠して測定して）、及び／又は４０℃において、５ｃＳｔ未満、あるいは１～３ｃＳｔの動粘度も有する。

直鎖状アルカンの例は、特に欧州特許出願第１７９８２１３号明細書に記載され、ＢＡＳＦ社によって商品名Cetiol（登録商標）Ultimate（登録商標）で販売されているＣ_１１及びＣ_１３直鎖状アルカン；Biosynthis社によってVegelight（登録商標）の商品名で販売されているＣ_１２及びＣ_１４直鎖状アルカンの混合物；Sasol社からParafol（登録商標）の商品名で入手可能な直鎖状アルカン；及び、Amyris社からNeossance Hemisqualane（登録商標）の商品名で入手可能なＣ_１５直鎖状アルカンである。

本発明によれば、ドデカン、イソドデカン、ペンタデカン、イソヘキサン及びそれらの混合物、より好ましくはペンタデカンを使用することが好ましい。本発明の特に好ましい実施形態によれば、組成物に使用されるペンタデカンは、植物由来のもの、特に糖の微生物発酵によって生成されたものであってもよい。

植物油に対する非極性油の質量比は、有利には０．７５～２、優先的には０．８～１．５、より優先的には０．９～１．２である。

本発明の１つの有利な実施形態によれば、油性相は、少なくとも１つの香料及び／又は少なくとも１つの酸化防止剤、例えば、トコフェロール及びそのエステルを含む。

本発明による油性相は、好ましくはシリコーン化合物を含まない。さらに、油性相は、好ましくは、上述した植物油及び非極性油以外の成分、ならびに任意選択により場合によっては、脂溶性又は脂肪分散性である１つ又は複数の、香料、染料、酸化防止剤、保存料又は日焼け止め剤を含まない。特に、油性相は一般に脂肪相ゲル化剤又は乳化剤を含まない。

本発明の１つの好ましい実施形態によれば、炭化水素系油及び非極性油は、一緒になって、油性相の総質量の８０～１００％、例えば９０～１００％、なお良くは９５～１００％を占める。

水性アルコール相
本発明による組成物の水性アルコール相は、水及び少なくとも１つのＣ_２～Ｃ_４アルコール、好ましくはエタノール又はイソプロパノール、より優先的にはエタノールを含む。 本発明において使用される場合、エタノールは、好ましくは、８０％より高い、より好ましくは８５％より高い、さらに好ましくは９０％より高い、又は９５％より高いアルコール度を有する。

アルコールは、水性アルコール相の質量に対して少なくとも５０質量％を占める。その部分について、水性アルコール相は、組成物の総質量の５０～８０％、優先的には６０～７５％、さらに良好には６５～７０％を占めることができる。

アルコールと水との質量比は、有利には５：１～１０：１、優先的には７：１～９：１、より優先的には７．５：１～８．５：１である。

本発明による組成物の水性アルコール相は、有利には、親水性ゲル化剤及び／又はポリオール及び／又は界面活性剤及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又は臭化アンモニウムなどの塩を含まない。本発明の一つの好ましい実施形態によれば、水性アルコール相はこれらの全ての構成要素を含まない。他方、水性アルコール相は、糖（場合により蜂蜜の形態）、アミノ酸、花水（flower water）、植物抽出物、ビタミンＢ５、及びグリセロールなどの１つ又は複数の親水性活性剤；保存料;キレート剤;香料;水溶性紫外線遮蔽剤;染料;ｐＨ調整剤; 及びその混合物を任意選択により場合によっては含んでもよい。

さらに、本発明による組成物は、粉末充填剤及び顔料を含まないことが好ましい。

本発明の１つの好ましい実施形態によれば、アルコールと水は一緒になって、水性アルコール相の総質量の８０～１００％、例えば９０～１００％、さらに良好には９５～１００％を占める。

前述した水性アルコール相及び油性相は、それぞれの構成成分を均質化した後、当業者にとって慣用的な方法で混合して、本発明の組成物を得ることができる。ひとたび組成物が形成され、ボトルなどの包装（パッケージ）に入れられると、組成物は、数秒後に、油性相が水性アルコール相の内部に球形又は卵形の内包物（あるいは「泡」）を形成するように、急速に相分離する。本発明の組成物を含むボトル内のこの泡の位置は、２つの相の相対密度に左右され、それは非極性油の性質、水性アルコール相のアルコール／水比、及び／又は油性相の非極性油／植物油比を変更することによって調節することができる。さらに、泡の寸法は、油性相と水性アルコール相の質量比を変更することによって調節することができる。

前述した組成物は、皮膚及び／又は毛髪を手入れし及び/又は香り付けするために、特にそれらに栄養を与えるために使用することができる。この組成物は、特に、任意選択により場合によっては顔を除いて、全身に適用することができる。組成物は、例えば、朝及び／又は夜に、１日に１～３回、皮膚及び／又は毛髪に適用することができる。組成物は、有利には、噴霧器（スプレー）を有するボトルに包装する（詰める）ことができる。組成物は、一般的にはリーブオン組成物である。

本発明は、以下の実施例に照らしてより明確に理解されるが、実施例は、純粋に説明することを目的としているものであり、添付されている特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を限定することを意図するものではない。

例１：二相組成物
下記の成分を、以下に示す質量比率で混合した。

この組成物は以下の方法で調製した：水性相と油性相を、それぞれの成分を攪拌しながら混合することにより別々に調製する。油性相、次に水性相を順次ボトルに導入し、図１に示す製品を得るために次にボトルに噴霧器を備えつける。この図から明らかなように、組成物は静止状態では、連続媒体（水性アルコール相）中に含まれる大きな透明な泡（油性相からなる）を含む二相形態である。短時間振とうした後、組成物は、媒体中に均一に分散した大きな液滴からなるエマルションの形を取る。

例２：比較試験
例１の組成物と同様のいくつかの組成物を、その成分の性質及び／又は割合を変えることによって調製した。得られた組成物の外観を視覚的に評価した。これらのテストの結果を以下の表１にまとめてある。

この表（配合８～１０）から明らかなように、明確な輪郭の泡を得るためには、非極性油の存在が必要である。図３及び４は、それぞれ配合１０及び９から得られた組成物を示している。さらに、配合１２及び対応する図２に示すように、この非極性油は植物油の質量の７２％より多い量でなければならない。最後に、配合７と４の比較は、エタノール／水の比率を変えることによってボトル内の泡の位置を調整することが可能であることを示している。変形法として、それは、アルカンの性質を変更することによって調整することができる（配合４、５、及び６）。

Claims (12)

1. （ａ）少なくとも５０質量％のアルコールを含む水性アルコール相と、（ｂ）１つ以上の不飽和脂肪酸エステルを含む少なくとも１つの植物油と少なくとも１つの非極性油との混合物を含み、植物油に対する非極性油の質量比の値が０．７５～２である油性相とを含む化粧品組成物。
2. 前記不飽和脂肪酸エステルが、オレイン酸、リノール酸、及び／又はリノレン酸を含む少なくとも１つの不飽和脂肪酸のモノ、ジ、及びトリエステルから選択されることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
3. 前記植物油が、オリーブ油、プラム油、ヘーゼルナッツ油、大豆油、ひまわり油、菜種油、アプリコット核油、落花生油、クルミ油、麻油、亜麻仁油、カメリナ油、トウモロコシ胚芽油、ブドウ種子油、ゴマ油、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項１又は２に記載の組成物。
4. 非極性油が、直鎖状又は分岐状Ｃ_１０～Ｃ_２０アルカンから選択される炭化水素系油であることを特徴とする、請求項１～３のいずれか一項に記載の組成物。
5. 前記植物油に対する非極性油の質量比の値が０．８～１．５であることを特徴とする、請求項１～４のいずれか一項に記載の組成物。
6. 前記植物油に対する非極性油の質量比の値が０．９～１．２であることを特徴とする、請求項５に記載の組成物。
7. 前記油性相が組成物の総質量の２０～４０％を占めることを特徴とする、請求項１～６のいずれか一項に記載の組成物。
8. 前記水性アルコール相が、組成物の総質量の５０～８０％を占めることを特徴とする、請求項１～７のいずれか一項に記載の組成物。
9. 前記水性アルコール相が、水及び少なくとも１つのＣ_２～Ｃ_４モノアルコールを含むことを特徴とする、請求項１～８のいずれか一項に記載の組成物。
10. アルコールと水の質量比が５：１～１０：１であることを特徴とする請求項９に記載の組成物。
11. 皮膚及び／又は毛髪に栄養を与え及び／又は香りをつけるための、請求項１～１０のいずれか一項に記載の化粧品組成物。
12. 請求項１～１０のいずれか一項に記載の組成物を皮膚及び／又は毛髪に局所的に適用することを含む、皮膚及び／又は毛髪を手入れし及び／又は香りをつけるための化粧方法。

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