JP7152299B2 - 解析システム及びサーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、解析システム及びサーバ装置に関する。
トラック等の車両の挙動を解析する手法として、ローカルシステムによる解析手法とネットワークシステムによる解析手法とがある。ローカルシステムによる解析手法は、車両に搭載された車載器で収集された、車両の運行状況に関する運行データを、着脱可能な記録媒体に保存し、ローカル端末で記録媒体からデータを読み込んで解析を行うものである。ネットワークシステムによる解析手法は、車載器で収集された運行データを通信ネットワークを介してサーバに送信して保存し、サーバと接続された端末がサーバ上のデータにアクセスして解析を行うものである。この種の技術として、例えば特許文献1及び2に開示されたものがある。特許文献1は、処理装置が、複数の企業の各々に設けた端末から、車両の運行状況を表す電子情報をインターネット又は記録媒体を通じて受領し、処理装置にて電子情報の解析を行う運行解析システムを開示する。また、特許文献2は、車両に設けられたドライブレコーダにて蓄積した車両の運行情報のうち、特定の運行情報のみを抽出して、管理センターに送信する運行情報送信システムを開示する。
特開2002-150468号公報 特開2007-140730号公報
しかしながら、ローカルシステムによる解析を行う場合、ローカル端末において入力・設定することを要する、車両の挙動を解析するための設定項目が、膨大になってしまう。また、ローカル端末で使用するソフトウェアが更新された場合には、再度の入力・設定が必要となったり、当該ローカル端末での解析が行えなくなったりする場合がある。また、特許文献1に記載の運行解析システムにおいて、車載器から端末への電子情報の送信に、通信事業者が提供する広域通信を用いた場合、膨大な通信のコストがかかってしまう。また、特許文献2に記載の運行情報送信システムにおいては、送信する運行情報を特定の運行情報に絞ってはいるものの、前記広域通信を用いた場合、依然として大きな通信コストがかかってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両に搭載された車載器を使用する顧客のローカル端末において解析のための設定を行うことなく、車両の挙動を解析することができる解析システム及びサーバ装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る解析システム及びサーバ装置は、下記(1)~(3)を特徴としている。
(1) 複数の第一クライアント装置と、車両に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器と、前記複数の第一クライアント装置と通信可能なサーバ装置と、を備える解析システムであって、
前記車載器は、前記車両の運行に関する運行データを収集して前記第一クライアント装置に送信し、
前記第一クライアント装置は、前記車載器から受信した前記運行データを前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法を適用することにより前記車両の挙動を解析し、解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、
前記サーバ装置と通信可能な、前記第一クライアント装置とは異なり且つ前記車載器とは通信しない第二クライアント装置をさらに備え、
前記サーバ装置は、
前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法に含まれる第一解析手法及び第二解析手法をそれぞれ適用することにより、前記車両の挙動を解析して前記第一解析手法による第一解析結果及び前記第二解析手法による第二解析結果をそれぞれ生成し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、かつ、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信し、
前記第一クライアント装置は、荷物の運搬を行う前記車両を利用する事業者が操作する装置であり、前記第二クライアント装置は、前記事業者に前記荷物の運搬を依頼する荷主が操作する装置であり、
前記サーバ装置は、前記第二解析結果として、前記車両が運搬する前記荷物の取り扱い状況を示す解析結果を、前記第二クライアント装置に送信し、
前記車載器と狭域無線通信可能であり、前記第一クライアント装置と有線接続された、アクセスポイントをさらに備え、前記事業者は構内で前記車両を利用し、前記アクセスポイントは、記車両が利用される前記構内に設けられ、
前記車載器から前記アクセスポイントへ前記狭域無線通信により送信された前記運行データは、前記アクセスポイントから前記第一クライアント装置へ送信され、
前記第一クライアント装置は、広域通信により、前記運行データを前記サーバ装置に送信する
ことを特徴とする解析システム。
(2) 前記サーバ装置は、
標準的な解析手法である標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法であり且つ前記第一クライアント装置用にカスタマイズされた解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
前記運行データに対して、前記第一解析手法又は前記第二解析手法として前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新する
ことを特徴とする上記(1)に記載の解析システム。
(3) 複数の第一クライアント装置と、車両に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器と、前記複数の第一クライアント装置とは異なり且つ前記車載器とは通信しない第二クライアント装置と、前記第一クライアント装置及び第二クライアント装置のそれぞれと通信可能なサーバ装置と、を備える解析システムにおける、前記サーバ装置であって、
前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、かつ、
標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
前記第一クライアント装置から受信した、前記車載器が収集した前記車両の運行に関する運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法に含まれる第一解析手法及び第二解析手法をそれぞれ適用することにより、前記車両の挙動を解析して第一解析結果及び第二解析結果をそれぞれ生成し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、かつ、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信し、
前記運行データに対して、前記第一解析手法又は前記第二解析手法として前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新し、
前記第一クライアント装置は、荷物の運搬を行う前記車両を利用する事業者が操作する装置であり、前記第二クライアント装置は、前記事業者に前記荷物の運搬を依頼する荷主が操作する装置であり、
前記サーバ装置は、前記第二解析結果として、前記車両が運搬する前記荷物の取り扱い状況を示す解析結果を、前記第二クライアント装置に送信し、
前記車載器と狭域無線通信可能であり、前記第一クライアント装置と有線接続された、アクセスポイントをさらに備え、前記事業者は構内で前記車両を利用し、前記アクセスポイントは、記車両が利用される前記構内に設けられ、
前記車載器から前記アクセスポイントへ前記狭域無線通信により送信された前記運行データは、前記アクセスポイントから前記第一クライアント装置へ送信され、
前記第一クライアント装置は、広域通信により、前記運行データを前記サーバ装置に送信する
ことを特徴とするサーバ装置。
上記(1)の構成の解析システムによれば、第一クライアント装置がサーバ装置に運行データを送信すると、サーバ装置で、第一クライアント装置用に予め定められた解析手法による解析が行われ、解析結果が第一クライアント装置に送信される。このため、第一クライアント装置において、解析のための設定・入力等の操作を行うことなく、解析結果を得ることができる。したがって、第一クライアント装置のソフトウェアが更新された場合であっても、解析に不都合が生じず、第一クライアント装置を使用する顧客の利便性を向上できる。
更に、上記(1)の構成の解析システムによれば、例えば、車両による荷物の運搬を運送会社等の事業者に依頼した荷主が操作する端末である第二クライアント装置へ、荷物の取り扱いに関するレポートを送信することにより、荷物の取り扱い状況を荷主が把握することができ、荷主の安心感や満足度を向上できる。
更に、上記(1)の構成の解析システムによれば、アクセスポイントを、車両が配置された構内に設け、車載器からアクセスポイントへの通信を狭域無線通信で行い、アクセスポイントから第一クライアント装置へは有線通信にて、第一クライアント装置からサーバ装置へは広域通信にて、運行データを送信できる。これにより、少なくとも車載器と第一クライアント装置との間では通信事業者が提供する無線通信を利用しないため、データ送付に係るランニングコストを低減できる。
上記(2)の構成の解析システムによれば、複数の顧客のそれぞれが使用する各第一クライアント装置から送信された各運行データに対して、サーバ装置が一括して解析を行うことにより、特定の顧客用にカスタマイズされた解析手法である個別解析手法による解析結果を、標準的な解析手法である標準解析手法にフィードバックして、標準解析手法の精度や利便性を向上できる。
上記()の構成のサーバ装置によれば、上記(1)~(2)の効果を奏するサーバ装置を提供できる。
本発明によれば、車両に搭載された車載器を使用する顧客のローカル端末で解析のための入力・設定を行うことなく、車両の挙動を解析することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、一実施形態の解析システムの構成例を示す図である。 図2は、図1の解析システムの概略を示す図である。 図3は、サーバが実行する解析手法の種類及び具体例を示す図である。 図4は、サーバが実行する解析手法を予め定めるための処理の流れを示す図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態における解析システム5の構成例を示す図である。図2は、図1の解析システム5の概略を示す図である。解析システム5は、倉庫や空港の貨物ターミナル等といった構内でフォークリフト3(車両)を利用する運送会社等の事業者(以下、顧客とも称する。)側の設備と、複数の顧客が利用する各フォークリフト3の運行データを一括して解析する解析サービス会社側の設備と、を含む。
図1に示す解析システム5は、主な構成として、顧客側の設備である車載器10及び事務所PC30(第一クライアント装置)と、解析サービス会社側の設備であるサーバ50(サーバ装置)と、を備える。車載器10は、倉庫等の構内を移動する車両であるフォークリフト3に搭載され、フォークリフト3の運行に関する運行データを収集して事務所PC30に送信する。事務所PC30は、事業者の事務所等に設置され、車載器10から受信した運行データをサーバ50へ送信する。解析システム5は、複数の顧客の事務所等に設置される複数の事務所PC30及び複数の車載器10を含む。各事務所PC30は、一以上のフォークリフト3にそれぞれ搭載された各車載器10の各運行データをサーバ50へ送信する。サーバ50は、各事務所PC30から送信された各運行データに対して、顧客毎に予め定められた解析手法を適用することにより、各フォークリフト3の挙動を解析し、各解析結果を各事務所PC30へ送信する。
車載器10は、デジタルタコグラフの機能及びドライブレコーダの機能を備えている。事務所PC30は、事務所に設置された汎用のコンピュータ装置で構成され、フォークリフト3の運行状況を管理する。アクセスポイント8は、構内に1以上設置され、事務所PC30と有線接続されている。また、車載器10は、アクセスポイント8との間で狭域無線通信を行う機能を搭載している。事務所PC30は、ネットワーク70を介して、サーバ50と通信可能に接続される。さらに、サーバ50は、事業者に荷物の運搬を依頼した荷主が操作する荷主端末60(図2参照)とも、ネットワーク70を介して通信可能に接続される。ネットワーク70は、インターネット等のネットワーク(パケット通信網)であり、事務所PC30とサーバ50との間で行われるデータ通信を中継する。また、ネットワーク70は、サーバ50から荷主端末60へ送信されるデータを中継する。
車載器10は、デジタルタコグラフの機能を有し、車両(フォークリフト)の走行距離、走行時間、走行速度、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、急発進、急加速、急減速等の運行データを記録する。また、車載器10は、ドライブレコーダの機能を有し、車両周辺を撮影した映像データを常時記録し保存したり、車両の衝突等の異常な状況を検知した場合に、トリガ信号を出力し、このトリガ信号に同期して画像を含むデータを一定時間だけ自動的に記録し保存することができる。
車載器10は、CPU11、不揮発メモリ26A、揮発メモリ26B、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、表示部22を有する。
CPU11は、車載器10の各部を統括的に制御する。不揮発メモリ26Aは、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。
記録部17は、運行データや映像等のデータを記録する。カードI/F18には、乗務員が所持するメモリカード65が挿抜自在に接続される。CPU11は、カードI/F18に接続されたメモリカード65に対し運行データ、映像等のデータを書き込む。音声I/F19には、内蔵のスピーカ20が接続される。スピーカ20は、警報等の音声を発する。RTC21(計時部)は、現在時刻を計時する。表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、通信や動作の状態の他、警報等を表示する。
また、車載器10は、センサ入力I/F14、カメラI/F16、通信部24及び電源部25を有する。
センサ入力I/F14には、加速度(G値)を検知する(衝撃を感知する)加速度センサ(Gセンサ)27、磁気センサ28、及びジャイロセンサ29が接続され、Gセンサ27、磁気センサ28、及びジャイロセンサ29からの信号が入力される。Gセンサとしては、加速度による機械的な変位を、振動として読み取る方式や光学的に読み取る方式を有するものが挙げられるが、特に限定されない。また、Gセンサは、車両前方からの衝撃を感知する(減速Gを検知する)他、左右方向からの衝撃を感知しても(横Gを検知しても)よいし、車両後方からの衝撃を感知しても(加速Gを検知しても)よい。Gセンサは、これらの加速度を検知可能なように、1つもしくは複数のセンサで構成される。磁気センサ28は、車両の向き(方位)を検知するものであり、ジャイロセンサ29は、車両の旋回方向の角速度や傾きを検知するものである。
カメラI/F16には、車両(フォークリフト)に設置され、車両の周辺(例えば前方)を撮像して画像データを取得するカメラ23が接続される。カメラ23は、車両の移動中に車両の例えば前方を撮像して取得した画像データ(撮影画像)を、カメラI/F16を介してCPU11に入力する。カメラ23は、例えば魚眼レンズを通して撮像される撮像面に例えば30万画素、100万画素、200万画素が配置されたイメージセンサを有する。イメージセンサは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサやCCD(電荷結合素子)センサなど公知のセンサで構成されている。カメラ23で撮像された映像(画像データ)は、記録部17に時系列に記録されるが、所定時間分だけ記録されるように繰り返し上書きされる。この所定時間は、例えば事故発生時、事故の状況が分かるように、事故発生前後の数秒間(例えば、2秒、4秒、10秒等)に相当する時間である。カメラ23で撮像される画像は、静止画でもよいし動画であってもよい。
また、カメラ23は、車両の前方の他、車両の後方、左側方、右側方を撮像可能なように、複数設けられたものでもよいし、各方向を撮像する複数のイメージセンサが1つの筐体に収容されたものでもよい。従って、カメラ23は、車両前方の映像の他、左右方向の映像、後方の映像も同時に撮像可能である。なお、車両の前方、左右方向、後方の撮像に限らず、カメラ23は、任意の角度方向(例えば45°方向)の映像を撮像可能であってもよい。
通信部24は、Wifi(登録商標)等の無線LANの通信規格に対応した無線通信モジュールであり、所定のアクセスポイントとの間で無線通信用の回線を確保することができる。本実施形態では、構内に設置されているアクセスポイント8から所定範囲内(例えば半径100m程度の範囲)に車載器10が存在する場合に、通信部24がアンテナを介してアクセスポイント8と接続できる状態になる。通信部24は、フォークリフト3の運行に関する運行データを、アクセスポイント8を介して事務所PC30に送信する。運行データには、図2に示すように、フォークリフト3の車両番号、乗務員番号、Gセンサ27から出力されたG値、ジャイロセンサ29の出力値、磁気センサ28の出力値(方向)、カメラ23が撮影した映像データ等が含まれる。電源部25は、イグニッションスイッチのオン等により車載器10の各部に電源電力を供給する。また、イグニッションスイッチのオンオフ状態を表す二値信号をCPU11に出力する。尚、上記構成のうち少なくとも一部は、必ずしも同一の筐体内に含まれていなくてもよい。例えば、Gセンサ27、磁気センサ28、ジャイロセンサ29、及びカメラ23は、車載器10本体と離間して車両に搭載されてもよい。
一方、事務所PC30は、汎用のオペレーティングシステムで動作するPCにより構成されている。事務所PC30は、車載器10を管理する管理装置として機能し、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、カードI/F35、操作部36、出力部37、音声I/F38及び外部I/F48を有する。
CPU31は、事務所PC30の各部を統括的に制御する。通信部32は、アクセスポイント8を介して車載器10と通信可能である。
表示部33は、運行管理画面の他、事故映像等を表示する。記憶部34は、車載器10から受信した運行データを表示するためのソフトウェア等、各種プログラムを格納する。
カードI/F35には、メモリカード65が挿抜自在に装着される。カードI/F35は、車載器10によって計測されメモリカード65に記憶された運行データを入力する。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、事務所の管理者の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを出力する。音声I/F38には、スピーカ42が接続される。事務所の管理者は、スピーカ42を用いて車両の運転者に警報を発することが可能である。
なお、本実施形態では無線LANの通信機能を利用して、メモリカード65に保持されている運行データを事務所PC30に転送できるので、メモリカード65を車載器10から取り外す必要はない。また、事務所PC30のカードI/F35を省略することもできる。
外部I/F48には、運行データを記憶可能なデータベース56が接続される。
事務所PC30は、車載器10から送信されたフォークリフト3の運行データを通信部32にて受信して、データベース56に記憶させる。また、事務所PC30は、データベース56に記憶された運行データを、IPアドレス等の自端末を識別するための情報とともに、サーバ50へ送信する。また、事務所PC30は、サーバ50から送信されたフォークリフト3の挙動に関する解析結果を通信部32により受信し、記憶部34に記憶する。そして、解析結果が表示部33に表示されることにより、管理者がフォークリフト3の挙動を把握することができる。
一方、サーバ50は、CPU51、通信部52、及び記憶部53を有する。通信部52は、ネットワーク70を介して、事務所PC30と通信を行う。記憶部53は、各種データを記憶可能なメモリであり、事務所PC30から送信された運行データを記憶する。CPU51は、サーバ50の各部を統括的に制御する。サーバ50は、複数の事務所PC30から送信された、各車両(フォークリフト3)の各運行データを通信部52にて受信して記憶部53に保存する。そしてCPU51は、受信した各運行データに対して、顧客毎すなわち事務所PC30毎に予め定められた解析手法を適用することにより各フォークリフト3の挙動を解析する。解析手法の詳細については後述する。各解析結果(各種レポート、ヒヤリハットデータ等)は、記憶部53に記憶され、かつ、通信部52により各事務所PC30に送信される。また、サーバ50のCPU51は、事務所PC30から受信したフォークリフト3の運行データに対して、荷主端末60に送信される解析結果を生成するための解析手法を適用することにより、フォークリフト3が運搬する荷物の取り扱い状況を解析する。この解析結果(荷物の取り扱い状況を示すレポート)は、記憶部53に記憶され、かつ、通信部52により荷主端末60に送信される。
図3は、サーバ50が実行する解析手法の種類及び具体例を示す図である。サーバ50は、フォークリフト3の運行データに対して、例えば、映像解析、軌跡解析、運行解析、車両解析、及び荷物解析といった種々の解析手法を適用することにより、フォークリフト3の挙動を解析する。各解析手法としては、公知の手法を適用できる。各解析手法は、標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法である個別解析手法と、に大別される。標準解析手法は、主に新規の顧客に対して適用される解析手法である。個別解析手法は、顧客A用の解析手法である顧客A解析手法のように、各顧客の要望に応じてカスタマイズされた解析手法である。新規の顧客は、標準解析手法を基に、自社の状況や要望等を反映させて、当該顧客用の個別解析手法を新たに作成できる。すなわち、標準解析手法が用意されていることにより、新規顧客が解析システム5を容易に導入でき、導入後に個別解析手法をカスタマイズして満足度向上を図れる。解析手法の種類毎に、標準解析手法(パターン1)及び個別解析手法(例えば、顧客Aの要望に応じてカスタマイズされた、パターンA)が用意されている。
顧客毎に個別解析手法を用意する理由は以下の通りである。例えば、車両の移動時間が一定値以上であることを、運行状況が異常か正常化を判断するための条件として設定した場合を想定する。平屋ではなく、複数階にわたる構内を移動する車両を管理する顧客の場合、車両が正常な運行をして、フロア間を移動するのに時間を要したにもかかわらず、異常な運行と判断され、顧客が求める解析結果が得られなくなってしまう場合がある。このように、顧客毎の個別事情を考慮して、顧客に合わせた解析手法を適用した解析結果のレポートを提出する必要がある。
複数の顧客で共通の解析手法を使用可能な場合は、解析手法を共通化する。図3に示す例の場合、軌跡解析及び荷物解析において、顧客A~顧客Zで共通の解析手法であるパターンAが適用される。また、サーバ50において、顧客別の解析手法(個別解析手法)を蓄積することにより、新しい視点での解析の仕方が生まれた場合、標準解析手法にフィードバックを可能とすることで、標準的にも、よりよいレポートが可能となる。例えば、業界別の解析手法(ロジック)を標準解析手法として共通利用するものが該当する。具体的には、倉庫において顧客が検出を希望するイベントに基づいたトリガをかけるための「倉庫でのトリガロジック」が挙げられる。外の道を走行するトラックのトリガロジックとは異なり、倉庫内を走行するフォークリフトのトリガロジックは、共通利用できる。さらに、解析する項目についても、顧客からの依頼によって増やし、解析する項目を増やした標準解析手法を準備することで、同様の(構内の構成が似ている等)顧客への展開とともに、新たなニーズ発掘へつなげることが可能となる。このように、複数の顧客のそれぞれが使用する各事務所PC30から送信された各運行データに対して、サーバ50が一括して解析を行うことにより、特定の顧客用の個別解析手法による解析結果を、標準解析手法にフィードバックして、標準解析手法の精度を向上できる。
図4は、サーバ50が実行する解析手法を予め定めるための処理の流れを示す図である。解析システム5における車両の挙動解析に先立ち、新規顧客と解析サービス会社との間で、新規顧客用の解析手法の詳細について決定され、図4に示すように、解析システム5の準備がなされている。まず、車載器10の設定が行われる(ステップS11)。ステップS11では、車載器10において、車載器10が収集したフォークリフト3の運行データを事務所PC30へ送信するために必要な設定が行われる。次に、事務所PC30の設定が行われる(ステップS12)。ステップS12では、事務所PC30において、車載器10から送信された運行データをサーバ50へ送信するために必要な設定が行われる。その後、サーバ50において、新規顧客用の解析手法が新規か否かが判断され(ステップS13)、解析手法が新規である場合は、サーバ50が実行する個別解析手法として、当該解析手法が新たに追加される(ステップS14)。そして、サーバ50において、サーバ50の設定が行われる(ステップS15)。ステップS15では、CPU51が、新規顧客の事務所PC30を識別する情報と新規顧客用の解析手法とを対応付けて、記憶部53に記憶させる(ステップS15)。一方、ステップS13において解析手法が新規でない場合は、ステップS15において、CPU51は、既存の解析手法から新規顧客用に適合する解析手法を選択し、新規顧客の事務所PC30を識別する情報を、選択した解析手法に対応付けて、記憶部53に記憶させる。以上のように、サーバ50が実行する解析手法を予め定めるための処理が行われる。
次に、図2及び図3を参照して、サーバ50が顧客Zのフォークリフト3の挙動を解析する例について説明する。解析システム5において、顧客Zの車載器10は、フォークリフト3の運行データを収集し、運行データを狭域無線通信によってアクセスポイント8へ送信する。アクセスポイント8は、受信した運行データを、有線通信によって顧客Zの事務所PC30へ送信する。事務所PC30は受信した運行データをデータベース56に記憶する。そして、事務所PC30は、運行データをインターネットを介してサーバ50へ送信する。サーバ50は、受信した運行データに対して、顧客Z(事務所PC30)用に予め定められた解析手法(図3の顧客Z解析手法)を適用することにより、フォークリフト3の挙動を解析し、解析結果を送信する。具体的には、サーバ50は、パターンZの映像解析、パターンAの軌跡解析、パターンZの運行解析、パターンZの車両解析、及びパターンAの荷物解析を運行データに対して適用して、各種レポート、ヒヤリハットデータ等を顧客Z用の解析結果として顧客Zの事務所PC30に送信する。これにより顧客Zはフォークリフト3の運行状況を把握できる。また、サーバ50は、パターンCの荷物解析を運行データに対して適用して、荷物の取り扱い状況を示す解析結果(荷物の取り扱いレポート)を荷主端末60へ送信する。これにより荷主は荷物の取り扱い状況を把握できる。一方、サーバ50において、顧客Z解析手法による解析結果を標準解析手法にフィードバックすることで、標準解析手法の精度や利便性を向上できる。
以上説明したように、本実施形態の解析システム5によれば、運行データを、車載器10から事務所PC30を介してサーバ50へ送信することにより、車載器10から直接サーバ50へ送信する場合と比べて、データ送付に係るランニングコストを低減できる。また、事務所PC30がサーバ50に運行データを送信すると、サーバ50で予め定められた解析手法による解析が行われ、解析結果が事務所PC30に送信される。このため、事務所PC30において、解析のための設定・入力等の操作を行うことなく、解析結果を得ることができる。したがって、事務所PC30のソフトウェアが更新された場合であっても、解析に不都合が生じず、事務所PC30を使用する顧客の利便性を向上できる。
また、本実施形態の解析システム5では、複数の顧客のそれぞれが使用する各事務所PC30から送信された各運行データに対して、サーバ50が一括して解析を行う。このため、特定の顧客用の個別解析手法による解析結果を、標準解析手法にフィードバックして、標準解析手法の精度を向上できる。また、解析システム5によれば、荷主端末60へ、例えば、フォークリフト3が運搬する荷物の取り扱いに関するレポートを送信することにより、荷物の取り扱い状況を荷主が把握することができ、荷主の安心感や満足度を向上できる。さらに、本実施形態の解析システム5では、アクセスポイント8をフォークリフト3が配置された構内に設け、車載器10からアクセスポイント8への通信を狭域無線通信で行い、アクセスポイント8から事務所PC30への通信を有線通信としている。そして、事務所PC30とサーバ50との間は、広域通信としている。この構成によれば、車載器からサーバへの通信に、通信事業者が提供する無線通信網を使用しないため、通信コストを大幅に低減できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、上記実施形態では、サーバ50から荷主端末60へ荷物の取り扱いレポートを送信する例を示したが、同レポートをサーバ50から事務所PC30及び荷主端末60の双方へ送信してもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る解析システムの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 複数の第一クライアント装置(事務所PC30)と、車両(フォークリフト3)に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器(10)と、前記第一クライアント装置と通信可能なサーバ装置(サーバ50)と、を備える解析システム(5)であって、
前記車載器は、前記車両の運行に関する運行データを収集して前記第一クライアント装置に送信し、
前記第一クライアント装置は、前記車載器から受信した前記運行データを前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法を適用することにより前記車両の挙動を解析し、解析結果を前記第一クライアント装置に送信する
ことを特徴とする解析システム。
[2] 前記サーバ装置は、
標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新する
ことを特徴とする上記[1]に記載の解析システム。
[3] 前記サーバ装置と通信可能な、前記第一クライアント装置とは異なる第二クライアント装置(荷主端末60)をさらに備え、
前記第一クライアント装置用に予め定められた前記解析手法は、前記第一クライアント装置に送信される第一解析結果を生成するための第一解析手法と、前記第二クライアント装置に送信される第二解析結果を生成するための第二解析手法と、を含み、
前記サーバ装置は、前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一解析手法及び前記第二解析手法をそれぞれ適用することにより前記車両の挙動を解析し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信する
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の解析システム。
[4] 前記車載器と狭域無線通信可能であり、前記第一クライアント装置と有線接続された、アクセスポイント(8)をさらに備え、
前記車載器から前記アクセスポイントへ前記狭域無線通信により送信された前記運行データは、前記アクセスポイントから前記第一クライアント装置へ送信され、
前記第一クライアント装置は、広域通信により、前記運行データを前記サーバ装置に送信する
ことを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか一に記載の解析システム。
[5] 複数の第一クライアント装置(事務所PC30)と、車両(フォークリフト3)に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器(10)と、前記複数の第一クライアント装置とは異なる第二クライアント装置(荷主端末60)と、前記第一クライアント装置及び第二クライアント装置のそれぞれと通信可能なサーバ装置(サーバ50)と、を備える解析システム(5)における、前記サーバ装置であって、
前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、かつ、
標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
前記第一クライアント装置から受信した、前記車載器が収集した前記車両の運行に関する運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法に含まれる第一解析手法及び第二解析手法をそれぞれ適用することにより、前記車両の挙動を解析して第一解析結果及び第二解析結果をそれぞれ生成し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、かつ、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信し、
前記運行データに対して、前記第一解析手法又は前記第二解析手法として前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新する
ことを特徴とするサーバ装置(サーバ50)。
3 フォークリフト
5 解析システム
8 アクセスポイント
10 車載器
11,31,51 CPU
14 センサ入力I/F
17 記録部
16 カメラI/F
18,35 カードI/F
19,38 音声I/F
20 スピーカ
21 RTC(時計IC)
22,33 表示部
23 カメラ
24,32,52 通信部
25 電源部
26A 不揮発メモリ
26B 揮発メモリ
27 Gセンサ
28 磁気センサ
29 ジャイロセンサ
30 事務所PC
33 表示部
34,53 記憶部
36 操作部
37 出力部
42 スピーカ
48 外部I/F
50 サーバ
56 データベース
60 荷主端末
65 メモリカード
70 ネットワーク

Claims (3)

  1. 複数の第一クライアント装置と、車両に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器と、前記複数の第一クライアント装置と通信可能なサーバ装置と、を備える解析システムであって、
    前記車載器は、前記車両の運行に関する運行データを収集して前記第一クライアント装置に送信し、
    前記第一クライアント装置は、前記車載器から受信した前記運行データを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法を適用することにより前記車両の挙動を解析し、解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、
    前記サーバ装置と通信可能な、前記第一クライアント装置とは異なり且つ前記車載器とは通信しない第二クライアント装置をさらに備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第一クライアント装置から受信した前記運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法に含まれる第一解析手法及び第二解析手法をそれぞれ適用することにより、前記車両の挙動を解析して前記第一解析手法による第一解析結果及び前記第二解析手法による第二解析結果をそれぞれ生成し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、かつ、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信し、
    前記第一クライアント装置は、荷物の運搬を行う前記車両を利用する事業者が操作する装置であり、前記第二クライアント装置は、前記事業者に前記荷物の運搬を依頼する荷主が操作する装置であり、
    前記サーバ装置は、前記第二解析結果として、前記車両が運搬する前記荷物の取り扱い状況を示す解析結果を、前記第二クライアント装置に送信し、
    前記車載器と狭域無線通信可能であり、前記第一クライアント装置と有線接続された、アクセスポイントをさらに備え、前記事業者は構内で前記車両を利用し、前記アクセスポイントは、記車両が利用される前記構内に設けられ、
    前記車載器から前記アクセスポイントへ前記狭域無線通信により送信された前記運行データは、前記アクセスポイントから前記第一クライアント装置へ送信され、
    前記第一クライアント装置は、広域通信により、前記運行データを前記サーバ装置に送信する
    ことを特徴とする解析システム。
  2. 前記サーバ装置は、
    標準的な解析手法である標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法であり且つ前記第一クライアント装置用にカスタマイズされた解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
    前記運行データに対して、前記第一解析手法又は前記第二解析手法として前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の解析システム。
  3. 複数の第一クライアント装置と、車両に搭載され、前記複数の第一クライアント装置のいずれか一と通信可能な車載器と、前記複数の第一クライアント装置とは異なり且つ前記車載器とは通信しない第二クライアント装置と、前記第一クライアント装置及び第二クライアント装置のそれぞれと通信可能なサーバ装置と、を備える解析システムにおける、前記サーバ装置であって、
    前記複数の第一クライアント装置のそれぞれに対応して予め定められた少なくとも一つの解析手法を実行可能であり、かつ、
    標準解析手法と、前記標準解析手法とは異なるパターンの解析手法である個別解析手法と、を実行可能であり、
    前記第一クライアント装置から受信した、前記車載器が収集した前記車両の運行に関する運行データに対して、前記第一クライアント装置用に予め定められた解析手法に含まれる第一解析手法及び第二解析手法をそれぞれ適用することにより、前記車両の挙動を解析して第一解析結果及び第二解析結果をそれぞれ生成し、前記第一解析結果を前記第一クライアント装置に送信し、かつ、前記第二解析結果を前記第二クライアント装置に送信し、
    前記運行データに対して、前記第一解析手法又は前記第二解析手法として前記個別解析手法を適用した解析結果に基づいて、前記標準解析手法を更新し、
    前記第一クライアント装置は、荷物の運搬を行う前記車両を利用する事業者が操作する装置であり、前記第二クライアント装置は、前記事業者に前記荷物の運搬を依頼する荷主が操作する装置であり、
    前記サーバ装置は、前記第二解析結果として、前記車両が運搬する前記荷物の取り扱い状況を示す解析結果を、前記第二クライアント装置に送信し、
    前記車載器と狭域無線通信可能であり、前記第一クライアント装置と有線接続された、アクセスポイントをさらに備え、前記事業者は構内で前記車両を利用し、前記アクセスポイントは、記車両が利用される前記構内に設けられ、
    前記車載器から前記アクセスポイントへ前記狭域無線通信により送信された前記運行データは、前記アクセスポイントから前記第一クライアント装置へ送信され、
    前記第一クライアント装置は、広域通信により、前記運行データを前記サーバ装置に送信する
    ことを特徴とするサーバ装置。
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