JP7149805B2 - 車両管理装置、車両管理方法及び車両管理プログラム - Google Patents
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Description
このように、特許文献1の技術では、車両が自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にない場合に、運転手に警告メッセージが届かない可能性がある。このような場合は、当該車両がETCレーンを走行してしまう可能性がある。
走行中の車両が自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にあるか否かを判定する状態判定部と、
前記状態判定部により前記車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にないと判定された場合に、前記車両が走行している走行路に配置されている出力装置に警告メッセージを出力するように指示するメッセージ制御部とを有する。
***構成の説明***
図1は、料金所の入口付近の機器構成の例を示す。
図2は、センター装置20と他の機器との接続関係の例を示す。
以下、図1及び図2を参照して、ETCシステムの概略を説明する。
当該入口は、ETCレーンに続いている。ETCレーンは、ETCシステムを用いた決済であるECT決済が可能な車両が走行するレーンである。また、当該入口の先には、一般レーンに続く退出路が設けられている。一般レーンは、ETC決済ができない車両が走行するレーンである。
通信装置38は、例えばDSRC(Dedicated Short Range Communications)により車載装置11に入口情報を送信する。入口情報には、入口の名称、入口通過時刻等が含まれる。
車載装置11は、受信した入口情報をETCカードに記録する。また、車載装置11は、車載装置11を識別するためのID(Identifier)情報を例えばDSRCにより路側無線アンテナ31に送信する。
通信装置38は路側無線アンテナ31を介してID情報を受信し、受信したID情報をセンター装置20(図2)に送信する。
センター装置20は受信したID情報をデータベースに記録する。
以上の手順によりID情報がセンター装置20に記録されると、センター装置20は発車制御機35に発車制御バー36を上げるよう指示を行い、発車制御機35により発車制御バー36が上げられて車両10はETCレーンに向かうことになる。
本実施の形態では、通信装置38が車載装置11との通信を確立できない場合、通信装置38が車載装置11からID情報を受信できない場合には、通信装置38がセンター装置20にエラー通知を送信する。
エラー通知を受信したセンター装置20は、インターホン33及び路側表示器34に警告メッセージの出力を指示する。
警告メッセージは、ETCレーンを走行できないことを通知するメッセージである。警告メッセージは、例えば、「退出路から一般レーンに移動して下さい」といったメッセージである。
インターホン33は、このような警告メッセージを音声出力する。また、路側表示器34は、このような警告メッセージを表示する。
警告メッセージが出力された後に、センター装置20は発車制御機35に発車制御バー36を上げるよう指示を行い、発車制御機35が発車制御バー36を上げる。
警告メッセージの出力により、車両10の運転手はECT決済ができないことを認識し、退出路から一般レーンに移動することができる。
なお、センター装置20は車両管理装置の例に相当し、また、センター装置20により行われる動作は車両管理方法及び車両管理プログラムに相当する。更に、インターホン33及び路側表示器34は出力装置に相当する。
また、以下では、路側無線アンテナ31、車両検知器32、インターホン33、路側表示器34、発車制御機35、発車制御バー36、車両検知器37及び通信装置38を、総称して路側機30ともいう。
センター装置20は、ハードウェアとして、プロセッサ901、補助記憶装置902、主記憶装置903及び通信インタフェース904を備える。
補助記憶装置902には、後述する通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23及び発車制御バー制御部24の機能を実現するプログラムが記憶されている。
そして、これらプログラムが主記憶装置903にロードされ、プロセッサ901がこれらプログラムを実行する。この結果、後述する通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23及び発車制御バー制御部24の動作が実現される。
図3では、プロセッサ901が通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23及び発車制御バー制御部24の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
通信インタフェース904は、路側機30との通信に用いられる電子回路である。
具体的には、通信装置38が車載装置11からID情報を受信できた場合は、通信部21は、通信装置38からID情報と、通信装置38により車両10に対して割り当てられた通信セッションIDとを受信する。
一方、通信装置38が車載装置11からID情報を受信できない場合は、通信部21は、通信装置38からエラー通知を受信する。
具体的には、通信部21が通信装置38からID情報と通信セッションIDとを受信している場合は、状態判定部22は、車両10がETC決済が可能な状態(ETC可能状態)と判定する。
一方、通信部21が通信装置38からエラー通知を受信している場合は、状態判定部22は、車両10がETC決済が不可能な状態(ETC不可状態)と判定する。
なお、状態判定部22により行われる処理は状態判定処理に相当する。
具体的には、状態判定部22により車両10がETC可能状態であると判定された場合は、メッセージ制御部23は、通行可能メッセージを出力するようにインターホン33及び路側表示器34に指示する。通行可能メッセージは、ETCレーンを走行できることを通知するメッセージであり、例えば、「そのまま進んでください」といったメッセージである。
一方、状態判定部22により車両10がETC不可状態であると判定された場合は、メッセージ制御部23は、警告メッセージを出力するようにインターホン33及び路側表示器34に指示する。
また、メッセージ制御部23は、インターホン33及び路側表示器34にメッセージの出力指示を行った後に、後述する発車制御バー制御部24にメッセージの出力指示を行った旨を通知する。
メッセージ制御部23により行われる処理はメッセージ制御処理に相当する。
データベース25は、補助記憶装置902又は主記憶装置903で実現される。
次に、本実施の形態に係る動作例を説明する。
図5及び図7は、路側機30の動作例を示す。
図6は、センター装置20の動作例を示す。
通信が確立されている場合(ステップS103でYES)は、通信装置38は入口情報を車載装置11に送信する(ステップS104)。
ID情報を受信している場合(ステップS105でYES)は、通信装置38は、ID情報と通信セッションIDをセンター装置20に送信する(ステップS106)。
一方、車載装置11からID情報を受信していない場合(ステップS105でNO)は、通信装置38は規定時間が経過したか否かを判定する(ステップS107)。規定時間が経過している場合(ステップS107でYES)は、通信装置38はセンター装置20にエラー通知を送信する(ステップS108)。
状態判定部22は、ID情報と通信セッションIDが受信されたため、車両10がETC決済が可能な状態(ETC可能状態)であると判定する(ステップS202)。
そして、状態判定部22は、通常処理を行う(ステップS203)。例えば、状態判定部22は、ID情報と通信セッションIDをデータベース25に格納する。
次に、状態判定部22は、車両10がETC可能状態であることをメッセージ制御部23に通知し、メッセージ制御部23が通行可能メッセージの出力指示をインターホン33及び路側表示器34に送信する(ステップS204)。
状態判定部22は、エラー通知が受信されたため、車両10がETC決済が不可能な状態(ECT不可状態)であると判定する(ステップS206)。
そして、状態判定部22は、車両10がETC不可状態であることをメッセージ制御部23に通知し、メッセージ制御部23が警告メッセージの出力指示をインターホン33及び路側表示器34に送信する(ステップS207)。
インターホン33は通行可能メッセージを音声出力し、路側表示器34は通行可能メッセージを表示する。例えは、インターホン33及び路側表示器34は、通行可能メッセージとして、「そのまま進んでください」といったメッセージを出力する。
インターホン33は警告メッセージを音声出力し、路側表示器34は警告メッセージを表示する。例えは、インターホン33及び路側表示器34は、警告メッセージとして、「退出路から一般レーンに移動して下さい」といったメッセージを出力する。
このように、本実施の形態では、車両10がETC決済ができる状態にない場合に、インターホン33及び路側表示器34から警告メッセージが出力される。このため、警告メッセージが車両の運転手に確実に届き、車両10を有効に一般レーンに誘導することができる。
本実施の形態では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。
図8は、本実施の形態に係る入口付近の機器構成の例を示す。
図8では、図1と比較して、車両監視カメラ39が追加されている。
車両監視カメラ39は、車両10を撮影する。
図9に示すように、車両監視カメラ39は通信装置38と接続されている。
車両監視カメラ39は、車両10の撮影画像を通信装置38に送信する。
本実施の形態では、通信装置38はエラー通知をセンター装置20に送信する際に、車両監視カメラ39から送信された車両10の撮影画像をエラー通知とともにセンター装置20に送信する。
但し、本実施の形態では、通信部21は、エラー通知とともに車両10の撮影画像を受信する。通信部21は、エラー通知とともに車両10の撮影画像を受信した場合は、エラー通知と撮影画像を状態判定部22に出力する。
状態判定部22は、車両10がETC不可状態と判定した場合は、車両10の撮影画像を解析して、車両10のナンバープレート上のナンバーを読み取る。そして、状態判定部22は、メッセージ制御部23に車両10がETC不可状態であることを通知するとともに、車両10のナンバーを通知する。
メッセージ制御部23は、実施の形態1と同様に、インターホン33及び路側表示器34に警告メッセージの出力を指示するとともに、路側表示器34に対しては、車両10のナンバーを通知し、車両10のナンバーが表示される警告メッセージを出力するように指示する。
路側表示器34は、車両10のナンバーが表示される警告メッセージを出力する。例えば、路側表示器34は、「「品川 あ 12-34」の車両は、退出路から一般レーンに移動して下さい」といったメッセージを出力する。
図10は、本実施の形態に係る路側機30の前段の動作例を示す。
図10は、実施の形態1で説明した図5に相当する。
図10では、図5と比較して、ステップS111及びステップS112が異なる。
以下では、主にステップS111及びステップS112を説明する。
図11は、実施の形態1で説明した図6に相当する。
図11では、図6と比較して、ステップS211、ステップS212及びステップS213が異なる。
以下では、主にステップS211、ステップS212及びステップS213を説明する。
図12は、実施の形態1で説明した図7に相当する。
図12では、図7と比較して、ステップS311が異なる。
以下では、主にステップS311を説明する。
前述したように、路側表示器34は、例えば、「「品川 あ 12-34」の車両は、退出路から一般レーンに移動して下さい」といったメッセージを出力する。
このように、本実施の形態では、車両10のナンバーが表示される警告メッセージが出力される。このため、実施の形態1よりも確実に車両10を有効に一般レーンに誘導することができる。
本実施の形態では、主に実施の形態2との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態2と同様である。
図13は、本実施の形態に係る入口付近の機器構成の例を示す。
図13では、図8と比較して、車両監視カメラ40が追加されている。
車両監視カメラ40は、車両10を撮影する。
図14に示すように、車両監視カメラ40はセンター装置20と接続されている。
車両監視カメラ40は、車両10の撮影画像をセンター装置20に送信する。
本実施の形態では、センター装置20は、車両10がETC不可状態であると判定した場合に、車両監視カメラ40からの撮影画像を解析して、車両10が退出路から一般レーンへ移動したか否かを判定する。車両10が一般レーンへ移動したと判定するまでは、センター装置20はインターホン33及び路側表示器34に警告メッセージの出力を続けさせる。車両10が一般レーンへ移動したと判定できた場合に、センター装置20はインターホン33及び路側表示器34の警告メッセージの出力を停止させる。
図15では、図4と比較して、移動判定部26が追加されている。
移動判定部26は、車両監視カメラ40から車両10の撮影画像を受信する。そして、移動判定部26は、車両10の撮影画像を解析して、車両10が退出路から一般レーンに向かったか否かを判定する。
実施の形態2で説明したように、状態判定部22は、車両監視カメラ39で撮影された車両10の撮影画像を解析して車両10のナンバーを読み取る。本実施の形態では、状態判定部22は読み取ったナンバーをメッセージ制御部23に通知するとともに移動判定部26に通知する。移動判定部26は、車両監視カメラ40により撮影された撮影画像から車両10のナンバーを読み取り、読み取ったナンバーと状態判定部22から通知されたナンバーとを照合する。2つのナンバーが同じである場合に、移動判定部26は、車両監視カメラ40により撮影された撮影画像に車両10が映っていると判定する。また、移動判定部26は、画像解析により、当該撮影画像で車両10が退出路に向かって移動しているか否かを判定する。車両10が退出路に向かって移動していると判定した場合は、移動判定部26は、メッセージ制御部23に車両10が一般レーンに向かって移動したことを通知する。
本実施の形態に係る路側機30の前段の動作は、図10と同様であるため、説明を省略する。
図16は、実施の形態2で説明した図11に相当する。
図16では、図11と比較して、ステップS221、ステップS222及びステップS223が追加されている。
以下では、主にステップS221、ステップS222及びステップS223を説明する。
より具体的には、移動判定部26は、状態判定部22から車両10のナンバーを取得する。そして、移動判定部26は、車両監視カメラ40から受信した撮影画像から、状態判定部22からナンバーを読み取る。また、移動判定部26は、読み取ったナンバーと、状態判定部22から取得したナンバーとを照合する。2つのナンバーが一致する場合に、移動判定部26は、当該撮影画像に車両10が映っていると判定する。また、移動判定部26は、画像解析により、当該撮影画像で車両10が退出路に向かって移動しているか否かを判定する。当該撮影画像で車両10が退出路に向かって移動していると判定した場合は、移動判定部26は、メッセージ制御部23に車両10が一般レーンに向かって移動したことを通知する。
なお、移動判定部26は、例えば、静止画を解析して車両10が一般レーンに向かって移動しているか否かを判定してもよいし、動画を解析して(複数の静止画を時系列で解析して)車両10が一般レーンに向かって移動しているか否かを判定してもよい。
図17は、実施の形態2で説明した図12に相当する。
図17では、図12と比較して、ステップS321、ステップS322及びステップS323が追加されている。
以下では、主にステップS321、ステップS322及びステップS323を説明する。
このように、本実施の形態では、車両10が一般レーンに向かったことが確認されるまで警告メッセージが出力され続ける。このため、実施の形態1及び実施の形態2に比べて確実に車両10を有効に一般レーンに誘導することができる。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
最後に、センター装置20のハードウェア構成の補足説明を行う。
図3に示すプロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図3に示す補助記憶装置902は、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等である。
図3に示す主記憶装置903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
図3に示す通信インタフェース904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ901により実行される。
プロセッサ901はOSの少なくとも一部を実行しながら、通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23、発車制御バー制御部24及び移動判定部26の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ901がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23、発車制御バー制御部24及び移動判定部26の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、補助記憶装置902、主記憶装置903、プロセッサ901内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、通信部21、状態判定部22、メッセージ制御部23、発車制御バー制御部24及び移動判定部26の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記録媒体に格納されていてもよい。
また、センター装置20は、処理回路により実現されてもよい。処理回路は、例えば、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)である。
Claims (6)
- 自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にある車両が走行する自動料金収受レーンに続く走行路を走行中の車両である対象車両との無線通信を行う通信装置と通信を行い、前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が前記対象車両から送信された場合に前記通信装置から前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報を受信する通信部と、
前記通信部により前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が受信されたか否かに基づき、前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にあるか否かを判定する状態判定部と、
前記状態判定部により前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にないと判定された場合に、前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にない車両が走行する一般レーンに向かうように前記対象車両に通知する警告メッセージを前記対象車両が走行している走行路に配置されている出力装置に出力するように指示するメッセージ制御部と、
撮影装置により撮影された前記対象車両の撮影画像を受信し、前記対象車両の撮影画像を解析して、前記対象車両が前記一般レーンに向かったか否かを判定する移動判定部とを有し、
前記メッセージ制御部は、
前記移動判定部により前記対象車両が前記一般レーンに向かったと判定されるまで、前記出力装置に前記警告メッセージを出力させ続ける車両管理装置。 - 前記メッセージ制御部は、
表示による警告メッセージを出力するように前記出力装置に指示する請求項1に記載の車両管理装置。 - 前記メッセージ制御部は、
前記対象車両のナンバーが表示される警告メッセージを出力するように前記出力装置に指示する請求項2に記載の車両管理装置。 - 前記メッセージ制御部は、
音声による警告メッセージを出力するように前記出力装置に指示する請求項1に記載の車両管理装置。 - コンピュータが、自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にある車両が走行する自動料金収受レーンに続く走行路を走行中の車両である対象車両との無線通信を行う通信装置と通信を行い、前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が前記対象車両から送信された場合に前記通信装置から前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報を受信する通信処理と、
前記コンピュータが、前記通信処理により前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が受信されたか否かに基づき、前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にあるか否かを判定する状態判定処理と、
前記状態判定処理により前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にないと判定された場合に、前記コンピュータが、前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にない車両が走行する一般レーンに向かうように前記対象車両に通知する警告メッセージを前記対象車両が走行している走行路に配置されている出力装置に出力するように指示するメッセージ制御処理と、
前記コンピュータが、撮影装置により撮影された前記対象車両の撮影画像を受信し、前記対象車両の撮影画像を解析して、前記対象車両が前記一般レーンに向かったか否かを判定する移動判定処理とを有し、
前記メッセージ制御処理において、
前記移動判定処理により前記対象車両が前記一般レーンに向かったと判定されるまで、前記コンピュータが、前記出力装置に前記警告メッセージを出力させ続ける車両管理方法。 - 自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にある車両が走行する自動料金収受レーンに続く走行路を走行中の車両である対象車両との無線通信を行う通信装置と通信を行い、前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が前記対象車両から送信された場合に前記通信装置から前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報を受信する通信処理と、
前記通信処理により前記自動料金収受システムを用いた決済を行うための情報が受信されたか否かに基づき、前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にあるか否かを判定する状態判定処理と、
前記状態判定処理により前記対象車両が前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にないと判定された場合に、前記自動料金収受システムを用いた決済ができる状態にない車両が走行する一般レーンに向かうように前記対象車両に通知する警告メッセージを前記対象車両が走行している走行路に配置されている出力装置に出力するように指示するメッセージ制御処理と、
撮影装置により撮影された前記対象車両の撮影画像を受信し、前記対象車両の撮影画像を解析して、前記対象車両が前記一般レーンに向かったか否かを判定する移動判定処理とをコンピュータに実行させ、
前記メッセージ制御処理において、
前記移動判定処理により前記対象車両が前記一般レーンに向かったと判定されるまで、前記出力装置に前記警告メッセージを出力させ続ける制御を前記コンピュータに行わせる車両管理プログラム。
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