JP7149798B2 - 光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線を利用して毛髪などの乾燥を行うドライヤーや光を患部に照射する光治療器などの、光源を備える光照射装置に関する。
この種の光照射装置は例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のドライヤー(光照射装置)は、円筒状の筐体の内部に、ファン(送風ファン)と、熱線性光源(光源)と、熱線性光源の周囲を覆う反射体(リフレクタ)と、反射体の開口に配置されるフィルタなどを備える。熱線性光源は、ハロゲンランプ、白熱ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプなどで構成される。反射体の開口にフィルタを設けることにより、熱線性光源から放射された光(電磁波)のうち可視光の殆どを遮断して、髪を加熱する赤外光のみを透過させることができる。
国際公開第2016/072031号
特許文献1のドライヤーによれば、従来のニクロム線ヒーターを熱源とするドライヤーに比べて消費電力を低減できる。しかし、使用中の異常な温度上昇に対処する構成は開示されていない。
本発明の目的は、異常な温度上昇に対して確実に対処できる光照射装置を提供することにある。
本発明の光照射装置は、発光構造4と、同構造4を収容するケース構造1とを備えている。ケース構造1の内部に導風路9が形成され、導風路9の前端に吹出口11が開口されている。導風路9の内部に、吹出口11の側から順に発光構造4と、風を発光構造4および吹出口11へ向かって送給する送風構造3とが配置されている。送風構造3から送給される風を受ける受風板49と発光構造4の駆動を制御する温度センサー98が設けられている。温度センサー98は、受風板49に取り付けられている。受風板49は、発光構造4に取り付けられている。(図1参照)。
発光構造4が、光源28と、前部に照射開口を有し、光源28から照射された光を照射開口へ向かって反射案内するリフレクタ29とを備えている。発光構造4の照射開口が吹出口11に臨むように発光構造4が配置されている。発光構造4の後部に受風板49が取り付けられている。
温度センサー98が受風板49の前面に取り付けられている。
リフレクタ29の後部に光源台45が設けられている。光源台45に固定した支持台34の前部に光源28が装着されている。光源台45の後部に支持台34と受風板49とが締結具47により共締め固定されている。
本発明の光照射装置においては、温度センサー98が受風板49に取り付けられており、受風板49が発光構造4に取り付けられている。通常の風量による送給時には受風板49が十分な風を受けて発光構造4からの熱伝導による熱が途中で熱交換されて温度センサー98を作動させる温度まで上昇しないが、例えば吹出口11がタオルなどで覆われた際は風量が減少し、このため受風板49が十分に冷却できなくなり発光構造4からの熱伝導による熱が温度センサー98を作動させる温度まで上昇する。したがって、異常な使用状態となったときには確実に温度センサー98を作動させることができ、これにより発光構造4の駆動を停止または出力を低下させてケース構造1内の温度上昇を抑制できる。
発光構造4の後部に受風板49が取り付けられている。受風板49は送風構造3に近い位置で風を受けるので受風板49は比較的低い温度状態に保持されている。そのため何らかの原因により風量が低下した場合、受風板49は急激に温度上昇することになる。したがって受風板49に取り付けられている温度センサー98も急激に温度上昇するため同センサー98を異常から早い段階で作動させることができる。
温度センサー98が受風板49の前面に取り付けられている。これにより、綿埃などの塵埃が温度センサー98に付着することを抑止でき、温度センサー98の誤作動を防止できる。
光源台45の後部に支持台34と受風板49とが締結具47により共締め固定されている。これにより、光源台45や支持台34の熱を締結具47で受風板49に熱移動できるので、異常時の受風板49の温度上昇をより早く行うことができ、温度センサー98を異常からより早い段階で作動させることができる。
本発明の実施例1に係る光照射装置の要部の縦断側面図である。 実施例1に係る光照射装置の縦断側面図である。 実施例1に係る光照射装置の発光構造を示す縦断側面図である。 実施例1に係る光照射装置の発光構造を示す横断平面図である。 実施例1に係る光照射装置のケース構造を示す分解側面図である。 実施例1に係る光照射装置のケース構造を示す分解斜視図である。 実施例1に係る光照射装置のリフレクタを示す分解斜視図である。 実施例1に係る光照射装置の発光構造を示す分解断面図である。 実施例1に係る光照射装置の防眩構造を示す断面図である。 図3におけるA-A線断面図である。 図3におけるC-C線断面図である。 図3におけるB-B線断面図である。 実施例2に係る光照射装置の概略縦断側面図である。
(実施例1) 図1ないし図12に、本発明に係る光照射装置をヘアードライヤー(以下単にドライヤーと言う)に適用した実施例1を示す。本実施例における前後、左右、上下とは、図2、および図6に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2および図3においてドライヤーは、中空筒状の本体ケース(ケース構造)1の内部に、ファンモータ(駆動源)2で回転駆動される軸流型の送風ファン(送風構造)3と、加熱源となる光源ユニット(発光構造)4などを収容して構成される。本体ケース1は、左右に分割された一対の半割体7a・7bを接合して形成される風導筒7と、風導筒7に外嵌装着される外装筒8とを備える。風導筒7の内面は、送風ファン3から送給される乾燥風(風)の導風路9とされており、導風路9の後端に空気の吸込口10が設けられ、前端に空気の吹出口11が設けられている。風導筒7の後部下面には、グリップ12が一体に形成されており、その内部にメインスイッチ13と、消灯スイッチ14と、トランス15などが配置されている。符号16はメインスイッチ13を切換えるスライドノブ、17は消灯スイッチ14を切換える押ボタンである。なお、本実施例では風導筒7の内部を導風路9として構成したが、本体ケース1が風導筒7を備えていない構造である場合には、外装筒8の内部が導風路9として構成される。また、導風路9を構成する風導筒7または風導筒8の内壁に、マイカないし金属からなる断熱用の筒体が設けられていてもよい。
送風ファン3は本体ケース1の後半部に配置されており、風導筒7に固定したファンケース20のホルダー部21にファンモータ2が固定されており、吸込口10から吸い込んだ空気を送風ファン3で加圧して吹出口11へ向かって送給する。ファンケース20とホルダー部21の間には、複数個の整流翼26が形成されている。ホルダー部21の前面には、ファンモータ2や後述するハロゲンランプ(光源)28、およびイオン放出構造の駆動状態を制御する制御基板22などが固定されている。先のメインスイッチ13がオフ位置から弱運転位置に切換えられると、制御部はハロゲンランプ28を低輝度状態で点灯し、送風ファン3を低速で駆動する。メインスイッチ13が弱運転位置から強運転位置に切換えられると、制御部はハロゲンランプ28を高輝度状態で点灯し、送風ファン3を高速で駆動する。後述するイオン放出構造は、弱運転位置、および強運転位置のいずれの場合にも作動してマイナスイオンを放出する。ハロゲンランプ28が点灯している状態で、消灯スイッチ14がオン操作されると、制御部はハロゲンランプ28を一時的に消灯させる。
吸込口10の外面は、パンチングメタル製の第1グリル23と、多重リング状の第2グリル24で覆われている。また、吹出口11の内面は吹出グリル(第3グリル)25で覆われている。第2グリル24と吹出グリル25とは、半割体7a・7bで挟持固定されており、第1グリル23は風導筒7の後部に着脱可能に装着されている。風導筒7は、前すぼまり状に形成されており、光源ユニット4と吹出口11の間に配置されている。
吹出口11は、外装筒8の前端内面に装着したポリカーボネイト製の吹出ケース5と、吹出ケース5の内面に固定したPPS樹脂製の補助吹出ケース6で形成されている。吹出ケース5は、前拡がりテーパ状のリング体からなり、その前開口の周縁に部分筒状の接当部5aが形成され、リング壁の後面の4個所に係合脚5bが後向きに突設されている。各係合脚5bには係合溝5cが形成されている。外装筒8の前部内面には、接当部5aを受止めるケース受座8aがC字状に張出し形成されている。また、風導筒7の前部外面の周方向4個所には、係合溝5cと係合する係合壁7cが形成されている。図3および図4に示すように、吹出口11に臨む風導筒7の前部には、前すぼまり状の風導筒7の筒壁と吹出ケース5とによって、内凹み状のくびれ部35が形成されており、くびれ部35の内面に吹出グリル25が配置されている。
吹出ケース5を外装筒8の前方から組み付けて、接当部5aがケース受座8aで受止め支持された状態で、吹出ケース5を回転操作することにより、係合脚5bの係合溝5cと係合壁7cとが互いに係合して、外装筒8と吹出ケース5と風導筒7の3者を一体化している。上記のように吹出ケース5は、4個の係合脚5bと、係合脚5bに対応して風導筒7の前部外面に設けた4個の係合壁7cとで構成される吹出口連結構造によって風導筒7にバヨネット連結されており、吹出ケース5の下端を外装筒8の周面側からねじ込んだビス19(図3参照)で締結することにより、外装筒8と一体化されている。
補助吹出ケース6は花弁状のリング体からなり、赤外線および乾燥風の通過を許す円形の通口96を備えており、通口96の下側に乾燥風の一部とマイナスイオンの通過を許すイオン通口97が横長長円状に形成されている。通口96の直径は、後述する照射開口の直径より僅かに大きく設定されている。以上のように構成した吹出口11は、乾燥風の吹出口として機能する以外に、ハロゲンランプ28から照射される赤外線(熱線)をユーザーの毛髪へ向けて照射する照射口を兼ねている。
図3および図4において光源ユニット4は、ハロゲンランプ28と、リフレクタ29と、リフレクタ29の前面の照射開口に装着されるフィルタ30を備えた1個のユニット部品からなる。ハロゲンランプ28は、発光部(フィラメント)36と不活性ガス及びハロゲンガスなどを封入した前後に長いバルブ31とハウジング32を備えており、ハウジング32のプラグ33をソケット(支持台)34に差込み装着することにより、ソケット34で固定支持されている。ソケット34は後述する光源台45に締結固定されている。ハロゲンランプ28を点灯すると、バルブ31の発光部36から可視光と赤外光が照射される。フィルタ30は、赤外光は透過するが可視光の透過を阻むように構成されており、これにより、ユーザーはハロゲンランプ28の眩しさを感じることはない。なお、可視光の透過を阻むとは、完全に可視光を遮ることを意味するものではなく、可視光を減衰することを含む概念である。もちろん、可視光を完全に遮って赤外光のみが透過可能なものも含む。
リフレクタ29は、前リフレクタ37と後リフレクタ38を接合して構成されている。図7に示すように前リフレクタ37は、左右に分割形成された一対の分割体37a・37bを接合して構成されている。これら分割体37a・37bはアルミニウムなどの金属製のプレス成形品からなり、その内面には反射面が形成されている。反射面は、研磨加工や鏡面仕上げ加工などで形成することができ、必要があればメッキ処理を施すことができる。
前リフレクタ37の内面には、ハロゲンランプ28から照射された光をフィルタ30へ向かって前向きに反射案内する第1反射面39と、ハロゲンランプ28から照射された光を、第3反射面43へ向かって後向きに反射案内する第2反射面40とが設けられている。第2反射面40は第1反射面39に隣接する状態で形成されている。分割体37a・37bの前端内面にはフィルタ受座41が形成されており、フィルタ受座41の後周面には第2通気口42が2個ずつ形成されている。第2通気口42は、分割体37a・37bを接合した状態において、前リフレクタ37の前端寄りの壁面に、スリット状の開口として全周にわたって形成されている。前リフレクタ37は、1個の反射筒で構成してあってもよい。その場合にはアルミニウムなどの金属を素材とするダイキャスト成形品で構成することができる。
後リフレクタ38は、アルミニウムなどの金属を素材とするダイキャスト成形品からなり、その前面にハロゲンランプ28から照射された光および第2反射面40で反射案内された光を、フィルタ30へ向かって前向きに反射案内する凹面鏡状の第3反射面43が設けられている。反射面は研磨加工や、鏡面仕上げ加工などで形成することができ、必要があればメッキ処理を施して形成することができる。第3反射面43の後側には、ハロゲンランプ28を支持する光源支持構造が設けられている。後リフレクタ38後部には、後述する光源台45と導風壁46が一体形成されている。
光源支持構造は、ハロゲンランプ28を支持する4個のボスからなる光源台45と、光源台45の周囲を囲む、6角筒状の導風壁46とを備えており、先に説明したソケット34が各光源台45に4個の金属製のビス(締結具)47により受風板49とともに共締め固定されている。第3反射面43の中央には、乾燥風をリフレクタ29の内部に導入するための第1通気口48が形成されている。ソケット34の材質は、セラミックである。受風板49の材質は、銅、アルミなどの金属である。
受風板49は、円形の薄板状のベース板49aと、ベース板49aに一体で形成される帯部49bからなり、帯部49bをベース板49a側に折り曲げることにより、空間49cが形成されている。ベース板49aは本体ケース1の軸方向、つまり乾燥風の流れる方向から視て円形となるように配置されている。図3に示すように空間49cに温度センサー98が取り付けられる。温度センサー98は、少なくともその一部が空間49cを形成する帯部49bまたは/およびベース板49aに接触している。帯部49aは、送風ファン3から送給される乾燥風を受ける側とは反対側に折り曲げられており、これによって形成される空間49cに温度センサー98が取り付けられるので、ベース板49aの存在により乾燥風がダイレクトに温度センサー98に当たることがない。したがって、経年使用によって綿埃などの塵埃が温度センサー98の周囲に溜り、温度センサー98が誤作動するといった不具合を解消できる。帯部49bはベース板49aと一体で形成する必要はなく、別体で形成することができる。この場合、例えば後述する図13の実施例のように帯部49bを断面ハット型の支持板49dとし、この支持板49dをハトメやビスなどの締結具でベース板49aに固定すればよい。また、ベース壁49bは2分割あるいは3分割構造であってもよく、その場合それぞれの分割体の一部を重ね合わせたうえでハトメやビスなどの締結具で連結すればよい。また、ベース壁49bは、円形に形成する必要はなく、短冊状あるいは半円状に形成することができる。
温度センサー98は、バイメタル式のサーモスタットからなり、光源ユニット4のハロゲンランプ28に回路的に直列で接続されている。温度センサー98が設定温度になるとバイメタルの一方が他方から離れて回路が開状態となりハロゲンランプ28へ供給される電流が遮断される。上述したように温度センサー98は受風板49の一部に取り付けられており、受風板49は発光構造4の一部に取り付けられている。通常使用時には受風板49が十分な風量の冷風を受けて光源ユニット4からの熱伝導による熱が途中で熱交換されて温度センサー98を作動させる温度まで上昇しないが、例えば吹出口11がタオルなどで覆われた際は風量が減少し、このため受風板49が十分に冷却できなくなり光源ユニット4からの熱がそのまま温度センサー98に供給され、同センサー98を作動させる温度まで上昇する。したがって、吹出口11がタオルなどで覆われる、あるいは送風ファン3駆動用のファンモータ2がロックして駆動を停止するなどの異常な使用状態となったときには熱伝導による熱によって確実に温度センサー98を作動させることができ、これにより光源ユニット4の駆動を停止させて本体ケース1内の温度上昇を抑制できる。ハロゲンランプ28から照射される赤外光は、ランプ自身、リフレクタ29、光源台45、ソケット34を加熱するが、後述のように光源冷却通路によりそれぞれは冷却される。ただし風量が低下する異常時には、上記光源冷却通路の風量も低下するので上記各部材は急激に温度上昇する。この急激な温度上昇による熱を受風板49が受熱し、熱伝導による熱移動によって温度センサー98に熱を供給してこれを作動できるので、異常時から早い段階でハロゲンランプ28の駆動を停止できる。
また、光源ユニット4は、ハロゲンランプ28と、前部に照射開口を有し、ハロゲンランプ28から照射された光を照射開口へ向かって反射案内するリフレクタ29とを備えているが、図3に示すように発光構造4の照射開口が吹出口11に臨むように発光構造4が配置されている。そして上述したように光源ユニット4の後部の端面に受風板49が取り付けられている。受風板49は送風ファン3に近い位置で風を受けるので受風板49は冷風により比較的低い温度状態に保持されている。そのため何らかの原因により風量が低下した場合、受風板49は急激に温度上昇することになる。したがって受風板49に取り付けられている温度センサー98も急激に温度上昇するため同センサー98を異常から早い段階で作動させることができる。
温度センサー98が受風板49の前面に取り付けられている。受風板49の前面とは、受風板49を導風路9に配置したときに送風ファン3から送給される風が当たる面とは反対側の面のことである。これにより、綿埃などの塵埃が温度センサー98に付着することを抑止でき、温度センサー98の誤作動を防止できる。
リフレクタ29の後部に光源台45が設けられている。光源台45に固定したソケット34の前部にハロゲンランプ28が装着されている。光源台45の後部にソケット34と受風板49とがビス47により共締め固定されている。これにより、光源台45やソケット34の熱をビス47で受風板49に熱移動できるので、異常時の受風板49の温度上昇をより早く行うことができ、温度センサー98を異常からより早い段階で作動させることができる。温度センサー98は、サーモスタットに替えて正特性サーミスタ、負特性サーミスタあるいはその他の半導体センサなどを用いることができる。この場合、同センサからの信号を先の制御部に送りこの制御部によりハロゲンランプ28の出力をゼロにするあるいは出力を低下させる制御を行う。また、サーモスタットに替えて温度ヒューズを用いることができる。あるいは、受風板49の前面に空間49cを2つ形成して、それぞれの空間にサーモスタットと温度ヒューズを取り付けることができる。
受風板49は、ハロゲンランプ28に電力を供給するリード線や、ファンモータ2に電力を供給するリード線などを、いったんまとめて振り分けるための回路基板を兼用している。受風板49の、リード線が取り付けられている部分は樹脂やマイカなどの絶縁体が設けられている。回路基板は、受風板49とは別体で設けることができる。この場合、光源台45の後部にソケット34と受風板49と回路基板とをビス47により共締め固定する。導風壁46とハロゲンランプ28の間は光源冷却通路となっており、これを通過する風によりハロゲンランプ28や導風壁46は冷却される。上記冷却通路を流れる風は第1通気口48に流れ込む。第1通気口48を通過した風は、ハロゲンランプ28とリフレクタ29の間の光源冷却通路を流れて第2通気口42からリフレクタ29の外へ流出する。上記冷却通路を流れる風はハロゲンランプ28やリフレクタ29を冷却する。光源台45に固定した受風板49は、第1通気口48から漏れ出た光が吸込口10側へ照射されるのを阻止するための遮光板を兼ねている。上述したようにベース壁49bを短冊状あるいは半円状に形成した場合でも第1通気口48から漏れ出た光が吸込口10側へ照射されるのを阻止する遮光板として機能している。ただし、漏れ出た光の一部の遮光に止まる。そのため、これを補うため例えば短冊状のベース板49aであれば、円形の回路基板に前後に貫通する凹部を形成し、凹部を形成する基板の一部と、ベース壁49aの少なくとも左右2つの辺とを重ね合わさった状態で対向させて、2者によって本体ケース1の軸方向から視て大略円形の構造体とすることができる。このとき上記凹部からベース壁49aの一部が露出するので乾燥風により冷却することができる。大略円形の構造体は、ソケット34の部分が露出するように構成できる。これによって乾燥風により直接ソケット34を冷却できる。この構成においては短冊状のベース壁49aに一体で左右に延設した脚部を設け、光源台45の後部にソケット34と脚部と回路基板とをビス47により共締め固定する。。
第1反射面39と、第2反射面40と、第3反射面43はそれぞれ以下のように構成されている。第1反射面39は、楕円状の曲面で形成されている。また、第2反射面40はハロゲンランプ28の発光部36を中心にした円弧面で形成されている。さらに、第3反射面43は、楕円状の曲面、または放物線状の曲面で形成されている。このように、第2反射面40がハロゲンランプ28の発光部36を中心にした円弧面で形成されていると、ハロゲンランプ28から照射されて、第2反射面40で反射されて第3反射面43に向かう光の軌跡と、ハロゲンランプ28から第3反射面43に向かって直接照射される光の軌跡とを一致させることができる。本実施例においては、第1反射面39で反射案内されてフィルタ30へ向かう光と、第3反射面43で反射案内されてフィルタ30へ向かう光とは、発光部36から約30cm前方の本体ケース1の外部で集光される。
上記のように、3個の反射面39・40・43を備えたリフレクタ29によれば、ハロゲンランプ28から照射されて各反射面39・40・43に到達した光を、各反射面39・40・43で効率良く反射案内してフィルタ30に向って照射させることができる。また、前後に長いハロゲンランプ28の発光部(フィラメント)36の軸方向の中心を、第2反射面40と第3反射面43の隣接部分に臨ませたので、リフレクタ29の径方向寸法が大きくなるのを防止してコンパクト化を実現しながら、ハロゲンランプ28から照射された光をフィルタ30に向かって照射させることができる。これは、ハロゲンランプ28から照射された光を、例えば1個の反射面のみで反射案内する場合には、リフレクタ29の照射開口の直径寸法が大きくなってしまい、その分だけリフレクタ29が大形になるからである。発光部36は、その発光中心が第2反射面40と第3反射面43の隣接部分に一致する状態で配置させる必要はなく、軸方向に長い発光部36の一部が、第2反射面40と第3反射面43の隣接部分にオーバーラップしていればよい。さらに、第1反射面39と、第2反射面40と、第3反射面43を備えたリフレクタ29の前後寸法を、リフレクタ29の径方向寸法より大きく設定したので、前後に長いハロゲンランプ28を使用するのに適した細長い筒構造のリフレクタ29を構成することができ、リフレクタ29の径方向寸法が小さい分だけドライヤーをコンパクト化することができる。
上記の光源支持構造によれば、導風壁46とハロゲンランプ28の間の光源冷却通路が第1通気口48と連通されるので、導風壁46の後端開口から導入した乾燥風を、第1通気口48からリフレクタ29の内部へ流動させ、リフレクタ29の内部を換気することができる。また、このとき第1通気口48からリフレクタ29の内部へ流動させた乾燥風を、ハロゲンランプ28およびリフレクタ29に接触させることで、これらハロゲンランプ28およびリフレクタ29を効果的に冷却して、ハロゲンランプ28およびリフレクタ29の温度上昇を抑制することができる。また、ビス47を緩めてソケット34を光源台45から取外すことにより、ハロゲンランプ28およびソケット34をリフレクタ29から簡単に分離することができ、また、プラグ33をソケット34から抜外すことにより、ハロゲンランプ28をソケット34から分離できるので、ハロゲンランプ28が故障した場合の交換作業を容易に行うことができる。
前リフレクタ37と後リフレクタ38は、第2反射面40と第3反射面43とが隣接する状態で接合されて締結固定されている。両リフレクタ37・38を締結固定するために、分割体37a・37bの後縁に位置する係合壁57に前係合部(凸状係合部)51が折曲げられた状態で径方向へ突出形成されている。また、後リフレクタ38の前端に、前リフレクタ37の係合壁57を嵌合支持する接合溝52と、前リフレクタ37の係合壁57の周面を支持する接合壁53が形成されており、さらに接合壁53の対向2個所には、接合壁53を切欠いて形成される後係合部(凹状係合部)54とねじボス55とが形成されている。
一対の分割体37a・37bを接合し、前係合部51と後係合部54とを凹凸係合させることにより、前リフレクタ37と後リフレクタ38とを接合することができる。また、前係合部51の貫通孔51aに挿通したビス56をねじボス55にねじ込むことにより、前リフレクタ37と後リフレクタ38とを一体化できる。上記のように、前リフレクタ37と後リフレクタ38とは、前リフレクタ37の係合壁57と接合溝52の係合により、径方向のずれ動きが阻止されており、さらに、前係合部51と後係合部54の係合により、中心軸P回りの回動が阻止されている。さらに、前係合部51に挿通したビス56をねじボス55にねじ込むだけで、前リフレクタ37と後リフレクタ38を一体化できるので、前後のリフレクタ37・38をより簡単な締結構造で強固に固定することができる。従って、リフレクタ29に設けた反射面39・40・43の光学特性を常に一定にすることができる。なお、前係合部51、後係合部54、ビス56は、対向2個所にある必要はなく、1個所のみで構成することができる。前リフレクタ37は、3以上の分割体を接合して構成してもよい。
フィルタ30は低膨張性ガラスで形成されており、フィルタ支持構造59で前リフレクタ37の照射開口に固定されている。フィルタ支持構造59は、前リフレクタ37に形成したフィルタ受座41と、フィルタ受座41と協同してフィルタ30を前後に挟持固定する押えリング60とからなる。押えリング60は、フィルタ30の前周縁を押え保持する端壁61と、フィルタ受座41の外周面に外嵌するリング状の周回壁62とを備えており、この周回壁62が後述する防眩壁75として機能する。図4に示すように、押えリング60はビス63で前リフレクタ37に固定されている。フィルタ受座41はフィルタ30の周面および後周縁に密着されており、フィルタ30の熱を前リフレクタ37側へ効果的に伝導させて、フィルタ30の冷却を促進し常に適温状態に維持することができる。
上記のように、フィルタ支持構造59は、前リフレクタ37に形成したフィルタ受座41と、同受座41と協同してフィルタ30を挟持固定する押えリング60を備える。こうしたフィルタ支持構造59によれば、フィルタ30をフィルタ受座41に組み、押えリング60を前リフレクタ37の前部周面に外嵌し固定することで、フィルタ30を前リフレクタ37に簡単に組んで、分離不能にしっかりと固定することができる。
ハロゲンランプ28は衝撃に弱く、大きな外力が作用するとフィラメントが揺れ動いて
ショートし断線するおそれがある。ハロゲンランプ28に外部衝撃が作用するのを防ぐために、光源ユニット4は本体ケース1に対して浮動支持されている。詳しくは図4に示すように、光源ユニット4は、光源ユニット4の前部と風導筒7の間に設けた前支持構造と、光源ユニット4の後部と風導筒7の間に設けた後支持構造とで支持されている。
図1および図10に示すように後支持構造は、光源支持構造の周囲を囲む風導筒7の内面に、光源ユニット4を支持するリング状のばね受枠64を固定し、後リフレクタ38とばね受枠64の対向面の3個所に、光源ユニット4を支持する圧縮コイルばね(ばね体)からなる衝撃吸収ばね69を配置している。前支持構造は、図1および図11に示すように、フィルタ30の周囲を囲む風導筒7の内面に、光源ユニット4を支持する6角リング状のユニット支持枠66を固定し、後述する防眩壁75とユニット支持枠66の対向面の3個所に、光源ユニット4を支持するゲル状の粘弾性体67を配置している。このように本実施例1では、前支持構造の衝撃吸収構造65は、粘弾性体67を衝撃吸収要素にして構成されており、後支持構造の衝撃吸収構造65は、金属製の衝撃吸収ばね69を衝撃吸収要素にして構成されている。粘弾性体67は、低反発性の高分子ゲル、ゴム、熱可塑性エラストマーなどで形成することができる。
後支持構造のばね受枠64は、金属製の板ばねで形成した3個のばね腕70を6角枠状に連結して構成されており、各ばね腕70の中央には、衝撃吸収ばね69の一端を受止めるばね座71が形成されている。ばね座71と対向する後リフレクタ38の導風壁46にも衝撃吸収ばね69の他端を受止めるばね座72が形成されている。衝撃吸収ばね69は金属線材で形成した円錐コイルばね(ばね体)からなり、その大径部がばね座72で支持され、小径部がばね座71で支持されている。前支持構造のユニット支持枠66は、板ばねで6角枠状に形成されており、その3個所に粘弾性体67を保持するゲル保持部73が形成されている。ゲル保持部73は側面視において断面角樋状に形成されており、粘弾性体67は、角樋断面を備えるゲル保持部73の前後端にわたってその内面側に固定されている。これらユニット支持枠66および粘弾性体67は、各粘弾性体67の内面が押えリング60の外周面に密着する状態でリフレクタ29に装着されており、このとき粘弾性体67の前後端は、押えリング60の前後縁に被さっている(図1参照)。これにより、押えリング60(リフレクタ29)と粘弾性体67とは、リフレクタ29の径方向に凹凸係している。ばね受枠64およびユニット支持枠66は板バネ材で形成してあるので、本体ケース1に外部衝撃が作用する場合には、それぞれ厚み方向へ弾性変形して衝撃を吸収することができる。従って、ばね受枠64と衝撃吸収ばね69、およびユニット支持枠66と粘弾性体67が、それぞれ協働して外部衝撃を効果的に緩和し吸収できる。なお、ばね受枠64とユニット支持枠66は剛体であってもよいが、その場合には、衝撃吸収ばね69および粘弾性体67のみで外部衝撃を緩和吸収するとよい。
使用時には、ハロゲンランプ28を点灯し、送風ファン3を駆動して、フィルタ30を通過した赤外線を髪に照射し、さらに、送風ファン3から送給された乾燥風(冷却風)を髪に送給して髪の乾燥を行う。乾燥風の一部は後開口58から導風壁46内へ導入され、光源冷却通路から第1通気口48へ流入しながら、ハロゲンランプ28とリフレクタ29、およびフィルタ30を冷却したのち、第2通気口42からリフレクタ29の外へ流出し、導風路9を流動する乾燥風と合流して吹出口11から送出される。送風ファン3から送給された乾燥風の一部は、光源ユニット4の周囲の導風路9に沿って流動する間に、第2通気口42の周囲を負圧状態にする。従って、ベンチュリー効果によって、リフレクタ29内部の第2通気口42の付近の空気が先の乾燥風に引寄せられて合流し、吹出口11へと送出される。
乾燥風が第2通気口42から流出するとき、ハロゲンランプ28から照射された光の一部が第2通気口42から漏れ出てしまう。このように、第2通気口42から漏れ出た光が吹出口11から照射されて、髪乾燥時のユーザーに眩しさを感じさせるのを防ぐために、第2通気口42の外面に、第2通気口42から漏れ出た光を吹出口11から遠ざかる向きに変向案内する防眩構造が設けられている。図9において防眩構造は、第2通気口42の開口外面を覆う筒状の防眩壁75を備えており、先に説明した周回壁62が防眩壁75を兼ねている。
第1反射面39と第2反射面40が隣接するくびれ部分の周囲に、美容成分を乾燥風に放出する徐放リング80が配置してある。徐放リング80は、内リング81と、外リング82と、両リングの間に設けられる一群の放射壁83を一体に備えた多孔セラミック体からなり、その多孔部分にビタミンやコラーゲンなどの美容成分が含浸されている。ユニット支持枠66と、徐放リング80と、ばね受枠64は、それぞれ風導筒7の半割体7a・7bの対向面の前後3個所に設けた前挟持部86と、中挟持部87と、後挟持部88で強固に挟持固定されている。上記のように、導風路9に臨んで徐放リング80が設けられていると、徐放リング80と接触する乾燥風に美容成分を放出して、美容成分を含む乾燥風を吹出口11から送給することができる。
マイナスイオンを乾燥風とともに髪へ送給するために、吹出口11に臨む風導筒7の内部にイオン放出構造を設けるとともに、風導筒7を光源ユニット4と吹出口11の間で前すぼまり状に形成している。図3および図4においてイオン放出構造は、絶縁材で形成される横長長円状の電極ホルダー91と、電極ホルダー91で支持される3個の放電電極92と、放電電極92の周囲を囲む横長長円状の筒壁93と、筒壁93の周囲に固定される対向電極94とを備えている。さらに電極ホルダー91には、対向電極94の外側周囲に横長長円状の外筒壁93aが設けられており、これら筒壁93と外筒壁93aとで電極ホルダー91の前半部は2重筒状に構成されている。このように外筒壁93aを設けることにより、放電電極92から放出されたマイナスイオンが、対向電極94の外面側へとまわり込むのを阻止して、当該マイナスイオンが対向電極94に吸収されるのを抑制できる。図5に示すように対向電極94の前縁には一群の尖端放電部94aが形成されている。電極ホルダー91は風導筒7に設けた一対の挟持壁95で挟持固定されて、放電電極92がイオン通口97に指向されている。
上記のように、吹出口11に臨む風導筒7の内部にイオン放出構造が設けられていると、光源ユニット4から照射される赤外光と、イオン放出構造から放出されるマイナスイオンを乾燥風とともに髪へ送給することができる。従って、髪の乾燥を行いながら、マイナスイオンと結合した空気中の水分を髪に付着させて、髪が不必要に乾燥することを防ぐことができる。また、吹出口11と正対する側から見るときのイオン放出構造の放電電極92は光源ユニット4と風導筒7の間に位置されているので、イオン放出構造で生成されたマイナスイオンを導風路9に放出して、送風ファン3から送給される乾燥風とともに吹出口11から遠くまで送給することができる。
以上より、実施例1のドライヤーにおいては、光源ユニット4と本体ケース1との間に衝撃吸収ばね69と粘弾性体67とからなる衝撃吸収構造65を設けたので、本体ケース1に作用する外部衝撃が光源ユニット4に伝わることを、これら衝撃吸収ばね69と粘弾性体67とで緩和吸収して、光源ユニット4に外部衝撃が作用することを確実に防止することができる。従って、ドライヤーに落下衝撃や衝突衝撃などの外部衝撃が作用するような場合でも、ハロゲンランプ28がショートし断線することを確実に防止して耐久性に優れたドライヤーを得ることができる。
本体ケース1の導風路9の内部に光源ユニット4と送風ファン3を配置し、光源ユニット4と本体ケース1の間に設けた衝撃吸収構造65を、金属製のばね体である衝撃吸収ばね69を衝撃吸収要素にして構成したので、送風ファン3から送給される乾燥風が、ハロゲンランプ28からの熱伝導で加熱された衝撃吸収ばね69と接触することによっても、当該乾燥風を温風化して吹出口11から送出させることができる。従って、ハロゲンランプ28から照射される光による加熱作用に加えて、温風化された乾燥風による加熱作用を発揮され、加熱効率に優れたドライヤーを得ることができる。
前支持構造の衝撃吸収構造65を粘弾性体67で構成し、後支持構造の衝撃吸収構造65を衝撃吸収ばね69で構成したので、光源ユニット4の前部と本体ケース1の位置関係を粘弾性体67で維持しながら、光源ユニット4の後部の揺れ動きを衝撃吸収ばね69で緩和吸収することができる。また、上記構成を採ることで、外部衝撃が作用したときにも、前支持構造で支持された光源ユニット4の前部の径方向変位量を、後支持構造で支持された光源ユニット4の後部の径方向変位量より小さくすることができる。以上より、外部衝撃が光源ユニット4のハロゲンランプ28に伝わることを衝撃吸収ばね69で緩和吸収しながら、ハロゲンランプ28から照射される光の照射中心軸が大きくぶれることを防ぐことができるので、吹出口11の周辺の構造体がハロゲンランプ28から照射される光を受けて無駄に加熱されることを確実に防止できる。
また、前支持構造の衝撃吸収構造65を粘弾性体67で構成し、後支持構造の衝撃吸収構造65を衝撃吸収ばね69で構成したので、本体ケース1に作用する外部衝撃を、光源ユニット4の前部と後部を支持する衝撃吸収構造によって、協同して緩和吸収することができる。従って、光源ユニット4の前部、または後部のみが衝撃吸収構造65で支持されている構成に比べて、外部衝撃をより効果的に緩和し吸収して、光ハロゲンランプ28がショートし断線するのをさらに確実に防止できる。リフレクタ29の前部の径方向寸法を基準にして本体ケース1を構成することができるので、本体ケース1が肥大化するのを避けながら、外部衝撃を粘弾性体67と衝撃吸収ばね69とでさらに効果的に緩和吸収することができる。
リフレクタ29と粘弾性体67とを、リフレクタ29の径方向に凹凸係合する状態で接合したので、光源ユニット4の径方向移動と前後(中心軸P)方向の移動を粘弾性体67で緩和吸収して、光源ユニット4のハロゲンランプ28が外部衝撃を受けて揺れ動くことを速やかに収斂させることができる。
後支持構造の衝撃吸収構造65を、光源ユニット4の周囲3個所を支持するコイルばねからなる衝撃吸収ばね69で構成するようにしたので、光源ユニット4のリフレクタ29を、本体ケース1の中央付近の所定位置に位置保持した状態で浮動支持することができる。また、衝撃吸収ばね69が外部衝撃を受けて伸縮変形する場合に、各衝撃吸収ばね69を速やかに収斂させて、光源ユニット4を安定した状態で支持できる。因みに、光源ユニット4の周囲2個所が一対のコイルばねで支持した場合には、光源ユニット4がばね中心線と交差する向きに揺れ動くため、光源ユニット4を安定させるのに余分な時間が掛かる。乾燥風の流れが衝撃吸収ばね69で乱されるのを極力避けて、乾燥風の送風効率を向上できる利点もある。
本体ケース1の内面にリング状のばね受枠64を固定し、リフレクタ29と対向するばね受枠64の3個所にばね座71を形成して、ばね座71とリフレクタ29の間に、衝撃吸収ばね69を配置した。これによれば、本体ケース1の内面に固定したばね受枠64に光源ユニット4のリフレクタ29を仮組した状態で、3個の衝撃吸収ばね69を、ばね受枠64のばね座71とリフレクタ29の間に順に組付ければよく、後支持構造をより少ない手間で的確に組むことができる。
六角リング状に形成したばね受枠64の3個のリング枠部に、ばね座71を周方向へ均等に隣接する状態で配置した。これによれば、直線状のリング枠部にばね座71を形成すればよく、例えばばね受枠64が円形リング状に形成してある場合に比べて、ばね座71を容易に形成できるうえ、衝撃吸収ばね69をばね座71で安定した状態で支持することができる。また、ばね受枠64と本体ケース1の内面の間に空間が形成されるので、ばね受枠64の内外両面から放熱でき、さらに衝撃吸収ばね69からも放熱することができ、放熱効果の向上が期待できる。とくに、本実施例のように、本体ケース1の内部に送風ファン3が設けられたドライヤーの場合には、ばね受枠64と乾燥風の接触面積が大きい分だけ熱交換を促進して、乾燥風を効果的に温風化することができる。
前リフレクタ37と後リフレクタ38とで構成されるリフレクタ29において、前後のリフレクタ37・38のいずれか一方の接合部に形成した接合溝52に、他方の接合部に設けた係合壁57を互いに凹凸係合して、前後のリフレクタ37・38を接合した。これによれば、係合壁57と接合溝52の係合により、後リフレクタ38に対する前リフレクタ37の径方向のずれ動きが阻止された状態で両リフレクタ37・38を適正に接合することができる。
接合溝52を備えた一方のリフレクタ38に凹状の後係合部54を形成し、他方のリフレクタ37に、後係合部54と係合する凸状の前係合部51を形成した。これによれば、凸状係合部51と凹状係合部54の係合により、一方のリフレクタ38に対する他方のリフレクタ37の中心軸P回りの回動が阻止された状態で両リフレクタ37・38を適正に接合することができる。
前係合部51に挿通したビス56を後係合部54に形成したねじボス55にねじ込むことで、前リフレクタ37と後リフレクタ38とを分離不能に固定したので、より簡単な締結構造でありながら、前リフレクタ37と後リフレクタ38とをビス56で強固に締結固定することができる。従って、リフレクタ29に設けた反射面39・40・43の光学特性を常に一定にすることができる。
前リフレクタ37を、複数の分割体37a・37bを接合して構成し、後リフレクタ38の前リフレクタ37との接合面に、接合溝52と接合壁53とを形成し、また、複数の分割体37a・37bを接合し、前リフレクタ37の開口周縁壁を接合溝52および接合壁53で係合支持し、さらに、前係合部51と後係合部54を凹凸係合させて、前リフレクタ37と後リフレクタ38を一体化するようにした。こうしたリフレクタ29によれば、分割体37a・37bを接合し、前係合部51と後係合部54を凹凸係合させた状態で、ビス56をねじボス55にねじ込むことにより、前リフレクタ37と後リフレクタ38とを強固に締結固定することができる。また、前リフレクタ37と後リフレクタ38の形状や構造が様々に変更される場合であっても、分割体37a・37bと後リフレクタ38とを互いに位置決めした状態で適正に一体化することができる。
前リフレクタ37の照射開口に、ハロゲンランプ28から照射された光のうち可視光の透過を阻むフィルタ30が配置するとともに、前リフレクタ37を複数個の分割体37a・37bで構成した。また、前リフレクタ37の前端内面に形成したフィルタ受座41と、前リフレクタ37の前部周面に外嵌固定される押えリング60とで、フィルタ30を挟持固定した。これによれば、フィルタ30をフィルタ受座41に組んで、その周面を分割体37a・37bで挟持した状態で、押えリング60を前リフレクタ37の前部周面に外嵌し固定することにより、フィルタ30を前リフレクタ37に対して簡単に組付けて、分離不能にしっかりと固定することができる。
リフレクタ29の後部の光源台45にソケット34を固定し、ソケット34にハロゲンランプ28のハウジング32を装着して、ハロゲンランプ28を光源台45で支持するようにしたので、ソケット34を光源台45から取外すことにより、ハロゲンランプ28およびソケット34をリフレクタ29から分離することができる。また、プラグ33をソケット34から抜外すことにより、ハロゲンランプ28をソケット34から分離することができる。以上より、ハロゲンランプ28が故障した場合の交換作業を容易に行うことができる。さらに、ハロゲンランプ28をリフレクタ29の後部に設けた光源台45で安定して支持することができるので、ハロゲンランプ28とリフレクタ29の位置関係を常に一定にして、ハロゲンランプ28から照射された光をフィルタ30に向かって効率良く反射案内することができる。
光源台45の回りを囲む導風壁46に、衝撃吸収ばね69用のばね座72を形成したので、衝撃吸収ばね69のばね力を導風壁46で受け止めて、後リフレクタ38の第3反射面43にばね力が作用するのを防止でき、第3反射面43による光の反射案内を常に好適に行うことができる。
吹出口11に臨む導風路9の内部にイオン放出構造が設けたので、光源ユニット4から照射される赤外光と、イオン放出構造から放出されるマイナスイオンとを、乾燥風とともに髪へ送給することができる。従って、髪の乾燥を行いながら、マイナスイオンと結合した空気中の水分を髪に付着させて、髪が不必要に乾燥することを防止できる。また、電極ホルダー91で支持される3個の放電電極92と、横長長円状の筒壁93の周囲に固定される対向電極94とでイオン放出構造を構成したので、各放電電極92と対向電極94の間で活発にコロナ放電を生じさせて、より大量のマイナスイオンを乾燥風中に放出させることができる。
対向電極94の前縁に複数の尖端放電部94aを形成したので、対向電極94と放電電極92の間のコロナ放電をさらに活発化して、マイナスイオンを安定した状態で効果的に生成することができる。
吹出口11と正対する側から見て、放電電極92を光源ユニット4と本体ケース1の間に配置したので、イオン放出構造で生成されたマイナスイオンを、光源ユニット4と本体ケース1の間の導風路9に放出することができる。従って、マイナスイオンを送風ファン3から送給される乾燥風とともに吹出口11から遠くまで送給することができる。
イオン放出構造を、光源ユニット4の光照射領域の外に位置する状態で、光源ユニット4と吹出口11の間に配置したので、イオン放出構造で生成されたマイナスイオンを、光源ユニット4と吹出口11の間の自由空間に放出して乾燥風とともに吹出口11から送給することができる。また、光源ユニット4の光照射領域の外で、光源ユニット4と吹出口11の間にイオン放出構造を配置したので、光源ユニット4から照射された光がイオン放出構造で遮られるのを防ぎながら、光源ユニット4と吹出口11の間のスペースを利用してイオン放出構造を配置することができる。従って、イオン放出構造を設けることで本体ケース1の径方向寸法が大きくなるのを避けて、本体ケース1をコンパクト化することができる。
風導筒7を、光源ユニット4と吹出口11の間で前すぼまり状に形成したので、吹出口11に向かって送給される乾燥風の流速を増強して、乾燥風中に放出されたマイナスイオンを、乾燥風とともに吹出口11からさらに遠くまで送給することができる。
本体ケース1を、風導筒7と、風導筒7に外嵌装着される外装筒8とで2重筒状に構成し、また、吹出口11に臨む風導筒7の前部に、内凹み状のくびれ部35を形成し、くびれ部35の内面に吹出グリル25を配置したので、2重筒状の風導筒7と外装筒8で本体ケース1の構造強度を増強して、衝撃吸収機能を向上することができる。また、2重筒状の風導筒7と外装筒8によって、本体ケース1全体の断熱機能を向上できるうえ、風導筒7の前部に形成したくびれ部35の周囲の空気層によって断熱作用を強化できるので、高温になっている吹出グリル25周辺のケース壁の熱が外装筒8に伝導するのをさらに確実に防止して、吹出口11の近傍のケース壁が高温になるのを解消できる。
2分割された一対の半割体7a・7bで風導筒7を構成し、外装筒8を風導筒7に外嵌することにより、一対の半割体7a・7bを分離不能に保持できるようにした。また、外装筒8の前端内面に装着した吹出ケース5で、風導筒7と外装筒8を係合連結し、吹出ケース5をビス19で外装筒8に締結固定するようにした。こうしたケース構造によれば、2重筒状の風導筒7と外装筒8を吹出ケース5で分離不能に保持固定して、基本的な構造体である風導筒7や外装筒8が遊動し、あるいはがたつくことを確実に防止できる。
吹出ケース5と風導筒7は吹出口連結構造で着脱可能に係合連結した。また吹出口連結構造は、吹出ケース5の後面に形成した複数個の係合脚5bと、風導筒7の前部外面に設けた複数の係合壁7cで構成し、吹出ケース5を回転操作することにより、係合脚5bと係合壁7cが互いに係合して、外装筒8と吹出ケース5と風導筒7の3者を一体化した。こうしたケース構造によれば、ビス19を外装筒8から分離し、吹出ケース5を取外す向きに回転操作するだけで、外装筒8を風導筒7から分離し、さらに半割体7a・7bの一方を他方から取外すことで、本体ケース1に収容された光源ユニット4や送風ファン3などを露出させることができる。従って、ハロゲンランプ28を交換し、あるいは送風ファン3のメンテナンスを行うような場合に、ケース構造をより少ない手間で簡単に分解してメンテナンス作業に要する手間を省くことができる。
また実施例1のドライヤーでは、リフレクタ29の内部に導入した乾燥風でハロゲンランプ28とリフレクタ29を冷却しながら、乾燥風と共に第2通気口42から漏れ出た光を防眩壁75で遮蔽して、光が導風路9に沿って吹出口11側へ向かって照射されることを防ぐことができる。例えば、第2通気口42から漏れ出た光を、防眩壁75で第2通気口42の側へ向かって反射させ、あるいは防眩壁75で散乱させ、さらに防眩壁75で吸収し減衰させることができる。従って、リフレクタ29の外へ漏れ出た光が吹出口11から照射されるのを確実に防止して、髪乾燥時のユーザーに眩しさを感じさせることのないドライヤーを提供できる。
また、防眩壁75を筒状に構成し、防眩壁75の筒壁後端を第2通気口42の後開口縁より後方へ突設させるようにしたので、第2通気口42の後開口縁から径方向に照射された光や、斜め前向きに照射された光を、防眩壁75の筒壁内面で確実に遮蔽できる。光の一部は、防眩壁75とリフレクタ29の周面の間の空間を介して導風路9に照射されるが、防眩壁75の筒壁後端を第2通気口42の後開口縁より後方に位置したので、導風路9に照射された光は全て後向きに傾斜した状態で反射を繰り返す。従って、導風路9内の光が吹出口11へ向かって照射されるのをさらに確実に防止できる。
前リフレクタ37と後リフレクタ38でリフレクタ29を構成し、前リフレクタ37の前部に配置したフィルタ30をフィルタ支持構造59で固定するようにした。また、フィルタ支持構造59は、前リフレクタ37に形成したフィルタ受座41と、同受座41と協同してフィルタ30を挟持固定する押えリング60を備えるようにした。これによれば、フィルタ30をフィルタ受座41に組み、押えリング60を前リフレクタ37の前部周面に外嵌し固定することで、フィルタ30を前リフレクタ37に簡単に組付けて、分離不能にしっかりと固定することができる。
送風ファン3から送給された乾燥風は、第1通気口48からリフレクタ29の内部に導入されて第2通気口42から送出される。これによれば、リフレクタ29の内部における乾燥風の流れの方向と、送風ファン3から送給された乾燥風の導風路9における流れの方向を一致させることができるので、乾燥風の一部をリフレクタ29の内部に確実に導入して、光源ユニット4とリフレクタ29の冷却を適確に行うことができる。
また、防眩壁75と第2通気口42の間に通気通路76を形成し、同通路76の前端の通路端壁77と防眩壁75で挟まれる内隅部分に、乾燥風を後向きに反転案内する後反転案内面78を形成するようにした。このように、防眩壁75と通路端壁77の間の内隅部分に後反転案内面78が形成されていると、第2通気口42を通過した後の乾燥風を後反転案内面78で通気通路76の後開口へ向かって円滑に反転案内することができる。従って、通気通路76における乾燥風の流れを整然とした流れにして、光源ユニット4とリフレクタ29を冷却した後の乾燥風の一部が第2通気口42や通気通路76で滞留するのを解消できる。
加えて、防眩壁75の後端部に、通気通路76から流出する乾燥空気を前向きに反転案内する前反転案内面79を形成したので、通気通路76から流出した乾燥空気を防眩壁75の外面側へ向かって円滑に反転案内させて、導風路9を流動する乾燥風に合流させることができる。
(実施例2) 図13に本発明の光照射装置(ドライヤー)の実施例2を示す。この実施例2においては、リフレクタ29の後部にソケット34がビス47aにより締結固定される。ソケット34にハウジング32に設けられるプラグ33を差し込むことにより赤外線ランプ(光源)28に駆動電力(駆動電流)を供給できる電気的接続状態となっている。本実施例の衝撃吸収構造は実施例1とは異なる。つまり光源ユニット4の後部の下面(側面)と、風導筒(ケース構造)7の間に配置した1個の衝撃吸収ばね69で光源ユニット4を浮動支持するとともに、衝撃吸収ばね69を金属製の板バネで横臥U字状に形成する点が実施例1と異なる。衝撃吸収ばね69の上腕および下腕は、それぞれソケット34および風導筒7に固定した。つまり、光源ユニット4の後部の側面と風導筒7との間で衝撃吸収ばね69が固定されている。こうした衝撃吸収構造65によれば、外部衝撃が作用した場合には、衝撃吸収ばね69が上下に弾性変形することで光源ユニット4が揺れ動こうとするのを規制して、外部衝撃が風導筒7から光源ユニット4へ伝わることを緩和できる。また、衝撃吸収ばね69は、図示されていない送風ファン3から送給される乾燥風を受ける受風板49を兼ねており、その前面側に断面ハット状の金属製の支持板49dを図示しないハトメ、ビスなどの締結具で固定している。支持板49dと受風板49との間には空間49cが形成され、この空間49cに温度センサー98が取り付けられている。温度センサーと支持板49dまたは/および受風板49は接触している。実施例1と異なり衝撃吸収ばね69が、乾燥風を受ける受風板49を兼ねているので、受風板49を省くことができコスト的に有利となる。
空気の吸込口10は、上記の各実施例のように本体ケース1の後端背面に形成される形態に加え、本体ケース1の後端背面は塞がれ同ケース1の後端周側面に形成される形態であってもよい。本発明に係る導風路9の一端(後端)に設けられる吸込口10とは、これら形態を含む意味である。本体ケース1の後端周側面に吸込口10を設けた場合には、送風ファン3は、プロペラ型ないしインペラ型の軸流ファン、求心ファンなどで構成する。リフレクタ29の形状は、乾燥対象への赤外光の照射態様により適宜変更することができる。本発明における光照射装置は、毛髪を乾燥対象とするヘアードライヤーに限らず、手足、爪などの身体部位、あるいは人用に限らず犬や猫など動物用のドライヤーにも適用でき、また、衣類用の衣類乾燥器にも適用できる。さらに、本発明の光照射装置は、乾燥対象に対して光を照射する機器であれば、例えば、毛髪を乾燥しながらカール状、あるいはストレート状に整形することができるドライヤーの機能を備えたヘアーアイロンや、光を患部に照射する光治療器にも適用できる。上記以外に、光源28はハロゲンランプ以外に、白熱ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプなどであってもよい。
1 ケース構造(本体ケース)
3 送風構造(送風ファン)
4 発光構造(光源ユニット)
5 吹出ケース
5a 接当部
5b 係合脚
7 風導筒
7a 半割体
7b 半割体
7c 係合壁
8 外装筒
8a ケース受座
9 導風路
10 吸込口
11 吹出口
19 ビス
25 吹出グリル
28 光源(ハロゲンランプ)
29 リフレクタ
30 フィルタ
32 ハウジング
34 支持台(ソケット)
35 くびれ部
37 前リフレクタ
37a 分割体
37b 分割体
38 後リフレクタ
41 フィルタ受座
42 第2通気口
45 光源台
46 導風壁
47 締結具(ビス)
48 第1通気口
49 受風板
51 凸状係合部(前係合部)
52 接合溝
53 接合壁
54 凹状係合部(後係合部)
55 ねじボス
57 係合壁
56 ビス
60 押えリング
64 ばね受枠
65 衝撃吸収構造
67 粘弾性体
69 ばね体、衝撃吸収ばね
71 ばね座
72 ばね座
91 電極ホルダー
92 放電電極
93 筒壁
94 対向電極
94a 尖端放電部
98 温度センサー

Claims (1)

  1. 発光構造(4)と、同構造(4)を収容するケース構造(1)とを備えており、
    ケース構造(1)の内部に導風路(9)が形成され、導風路(9)の前端に吹出口(11)が開口されており、
    導風路(9)の内部に、吹出口(11)の側から順に発光構造(4)と、風を発光構造(4)および吹出口(11)へ向かって送給する送風構造(3)とが配置されており、
    送風構造(3)から送給される風を受ける金属材質の受風板(49)と発光構造(4)の駆動を制御する温度センサー(98)が設けられており、
    温度センサー(98)は、受風板(49)に取り付けられており、
    受風板(49)は、発光構造(4)に取り付けられており、
    発光構造(4)が、光源(28)と、前部に照射開口を有し、光源(28)から照射された光を照射開口へ向かって反射案内するリフレクタ(29)とを備えており、
    発光構造(4)の照射開口が吹出口(11)に臨むように発光構造(4)が配置されており、
    発光構造(4)の後部に受風板(49)が取り付けられており、
    金属を素材とするリフレクタ(29)の後部に光源台(45)が一体形成にて設けられており、
    光源台(45)に固定した支持台(34)の前部に光源(28)が装着されており、
    光源台(45)の後部に支持台(34)と受風板(49)とが金属製の締結具(47)により共締め固定されていることを特徴とする光照射装置。
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