JP7145487B2 - 潤滑剤組成物 - Google Patents

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本発明は、摩擦を低減することができる低摩擦カーボン材料及び潤滑剤組成物に関する。
内燃機関等の摺動部品では、高出力化、長寿命化、及び、燃費向上を図るために、摩擦損失の低減が求められている。摩擦を低減する方法としては、例えば、摺動部材の摺動面にダイヤモンドライクカーボンよりなる硬質炭素層を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-60921号公報 特開2015-137345号公報 特開2008-266501号公報 特開2003-313571号公報 特開2014-518927号公報
しかしながら、摺動面に硬質炭素層を設ける方法では、摺動部材の摺動面に硬質炭素層を予め成膜するので、コストが高くなってしまい、しかも、使用により硬質炭素層が摩耗してしまうと、摩擦低減の効果が失われてしまうという問題があった。更に、潤滑油には、摩擦調整剤としてMoDTCなどの有機モリブデンを添加する場合があるが、摺動面に硬質炭素層を設けると、摩擦調整剤による低摩擦の効果が得られないうえに、ダイヤモンドライクカーボンの摩耗が進行するという問題もあった。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、摺動面に対して安価かつ継続的にカーボン膜を形成することができる低摩擦カーボン材料及び潤滑剤組成物を提供することを目的とする。
なお、特許文献2には、潤滑油に対して、カーボンオニオン、カーボンナノチューブ又はフラーレンを添加した金属管の引抜加工用潤滑剤が記載されている。また、特許文献3には、潤滑基油に、ナノカーボン粒子であるフラーレン、有機溶媒、粘度指数向上剤、摩擦調整剤、清浄分散剤を配合したエンジンオイル用添加剤組成物が記載されている。特許文献4には、カーボンナノホーン集合体が分散媒に含有されているカーボンナノホーン固体潤滑剤が記載されている。特許文献5には、流動性潤滑剤にダイヤモンドナノ粒子又はカーボンナノチューブが分散されたナノ潤滑剤組成物が記載されている。
しかしながら、特許文献2から特許文献5で用いているのは、カーボンオニオン、カーボンナノチューブ、フラーレン、カーボンナノホーン、又は、ダイヤモンドナノ粒子等のモース硬度が10程度と非常に硬いものである。これらのカーボン材料は、摺動面を研磨することにより平滑化して、それにより摩擦の低減を図るものである。よって、本願発明とは、具体的な構成及び機能が全く異なっている。また、特許文献2から特許文献5のカーボン材料は、大量生産が難しいためにコストが高く、しかも、非常に硬いので摺動面が摩耗し、異音やオイル消費量が悪化してしまう場合も考えられるという問題がある。
本発明の低摩擦カーボン材料は、モース硬度が6以上8以下のカーボン粒子よりなるものである。
本発明の潤滑剤組成物は、潤滑油と、本発明の低摩擦カーボン材料とを含むものである。
本発明によれば、モース硬度が6以上8以下のカーボン粒子を用いるようにしたので、例えば、摺動部材を摺動させる際に潤滑油に添加することにより、カーボン粒子が摺動部で潰され、摺動面に付着してカーボン膜を形成することにより、摩擦を低減することができる。また、摺動部が金属材料よりなる場合、摺動部に傷がつきにくい硬さであるので、摺動部の摩耗を抑制することができる。更に、摺動時に継続的に潤滑油からカーボン粒子が供給されるので、カーボン膜が摩耗しても、継続的にカーボン膜を形成することができる。加えて、構成元素としてMoを含む添加剤等の他の添加剤と共に用いても、他の添加剤による反応膜と共存してカーボン膜を付着させることができ、他の添加剤による摩擦低減効果と、カーボン膜による摩擦低減効果とを共に得ることができる。
また、平均粒径を100nm以上3000nm以下としたので、カーボン膜をより容易に形成することができ、より高い効果を得ることができる。
更に、ラマンスペクトルにおけるカーボンのGバンド(1560cm-1)とDバンド(1350cm-1)の強度比である、ID/IG比が、0.6以上1.2以下であれば、より摩擦を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る低摩擦カーボン材料の作用を説明する模式図である。 実施例1及び比較例1-1~1-3の摩擦係数を比較して表す特性図である。 実施例2-1~2-3及び比較例2の摩擦係数を比較して表す特性図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る低摩擦カーボン材料11の作用を説明するためのものである。この低摩擦カーボン材料11は、例えば、摺動部材21,22を摺動させる際に潤滑油12に添加して用いられるものであり、潤滑油12と共に潤滑剤組成物を構成するものである。
この低摩擦カーボン材料11は、モース硬度が6以上8以下のカーボン粒子よりなる。モース硬度をこのように調整することにより、カーボン粒子が摺動部で潰され、摺動部材21,22の摺動面に伸ばされて付着し、カーボン膜13が形成されて、摩擦を低減することができるからである。なお、モース硬度が軟らかいと、カーボン粒子は摺動面で潰されて付着するが、摩擦によりすぐに剥がれてしまうので、十分な摩擦低減効果を得ることができない。また、モース硬度が硬いと、カーボン粒子により摺動面が研磨されてしまい、摺動面が平滑となるので、摺動条件によっては十分な摩擦低減効果を得ることができない。
この低摩擦カーボン材料11の平均粒径は、100nm以上3000nm以下であることが好ましい。平均粒径が小さすぎるとカーボン粒子が摺動部に挟まれず潰れないので、摺動面に十分なカーボン膜13を形成することができず、平均粒径が大きすぎるとカーボン粒子が摺動部から掃き出されてしまい潰れないので、摺動面に十分なカーボン膜11を形成することができないからである。低摩擦カーボン材料11のより好ましい平均粒径は、100nm以上2000nm以下、更には、100nm以上1000nm以下である。平均粒径が小さい方が、摺動面において潰されたカーボン粒子がより伸ばされて付着するからである。
また、この低摩擦カーボン材料11は非晶質であることが好ましく、ラマンスペクトルにおけるカーボンのGバンド(1560cm-1)とDバンド(1350cm-1)の強度比である、ID/IG比が、0.6以上1.2以下であることが好ましい。非晶質カーボン材料は表面エネルギーが低く摩擦面同士が凝着することを防ぐため、摩擦をより低減することができるからである。
この低摩擦カーボン材料11は、例えば、植物を炭化させた植物性カーボンにより構成される。例えば、植物をプラズマ処理などにより炭化したのち、ビーズミルなどにより粉砕し、粒度を調整することにより得ることができる。
なお、この低摩擦カーボン材料11は、例えば、添加剤としてMoを含む潤滑油に添加して用いることもできる。すなわち、この低摩擦カーボン材料11は、例えば、Moを含む潤滑油と共に潤滑剤組成物を構成してもよい。なお、Moを含む潤滑油というのは、構成元素としてMoを含む添加剤が添加された潤滑油を意味し、例えば、MoDTCなどの有機モリブデンが添加剤として添加された潤滑油を意味している。この構成元素としてMoを含む添加剤は、例えば、摩擦調整剤として用いられており、具体的には、摺動時に分解して、摺動面に低摩擦である二硫化モリブデンを含む反応膜を形成することにより、摩擦を低減することができるものである。
低摩擦カーボン材料11は、このような他の添加剤と共に用いても、他の添加剤による反応膜と共存してカーボン膜13を付着させることが可能であり、他の添加剤による効果とカーボン膜13による効果が共に得られるものである。
このように本実施の形態によれば、モース硬度が6以上8以下のカーボン粒子を用いるようにしたので、例えば、摺動部材21,22を摺動させる際に潤滑油12に添加することにより、カーボン粒子が摺動部で潰され、摺動面に付着してカーボン膜13を形成することにより、摩擦を低減することができる。また、摺動部が金属材料よりなる場合、摺動部に傷がつきにくい硬さであるので、摺動部の摩耗を抑制することができる。更に、摺動時に継続的に潤滑油12からカーボン粒子が供給されるので、カーボン膜13が摩耗しても、継続的にカーボン膜13を形成することができる。加えて、構成元素としてMoを含む添加剤等の他の添加剤と共に用いても、他の添加剤による反応膜と共存してカーボン膜13を付着させることができ、他の添加剤による摩擦低減効果と、カーボン膜13による摩擦低減効果とを共に得ることができる。
また、平均粒径を100nm以上3000nm以下としたので、カーボン膜13をより容易に形成することができ、より高い効果を得ることができる。
更に、ラマンスペクトルにおけるカーボンのGバンド(1560cm-1)とDバンド(1350cm-1)の強度比である、ID/IG比が、0.6以上1.2以下であれば、より摩擦を低減することができる。
(実施例1、比較例1-1~1-3)
実施例1として、ケナフから生成したカーボン粒子よりなる低摩擦カーボン材料11を用意した。この低摩擦カーボン材料11のモース硬度は6から8であり、粒度分布は100nm~500nmとした。この低摩擦カーボン材料11を潤滑油12であるポリアルファオレフィン(PAO)に添加し、潤滑剤組成物を得た。また、軸受鋼(SUJ2)よりなるディスク状の試験片を用意し、作成した潤滑剤組成物中において、ボールオンディスク型の摩擦試験を行った。相手材は軸受鋼(SUJ2)とした。潤滑剤組成物の温度は室温とし、荷重は10N、摺動速度は0.5m/sとし、安定後の摩擦係数を測定した。
比較例1-1として、低摩擦カーボン材料11に変えて、土状黒鉛を潤滑油に添加したこと除き、他は実施例1と同様にして摩擦試験を行った。比較例1-2として、低摩擦カーボン材料11に変えて、ナノダイヤを潤滑油に添加したこと除き、他は実施例1と同様にして摩擦試験を行った。比較例1-3として、低摩擦カーボン材料11を潤滑油に添加しないことを除き、他は実施例1と同様にして摩擦試験を行った。なお、比較例1-1で用いた土状黒鉛のモース硬度は0.5~1であり、粒度分布は100nm~500nmとした。比較例1-2で用いたナノダイヤのモース硬度は10であり、粒度分布は5nm~100nmとした。
実施例1及び比較例1-1~1-3で得られた結果を図2に示す。図2に示したように、実施例1によれば、潤滑油のみの比較例1-3に比べて摩擦係数を39%も低下させることができた。また、モース硬度が軟らかい土状黒鉛を用いた比較例1-1、及び、モース硬度が硬いナノダイヤを用いた比較例1-2よりも大幅に摩擦係数を低下させることができた。すなわち、モース硬度を6~8の低摩擦カーボン材料11を用いれば、摩擦を低減できることが分かった。
(実施例2-1~2-3、比較例2)
実施例2-1~2-3として、ケナフから生成したカーボン粒子よりなる低摩擦カーボン材料11を用意した。これらの低摩擦カーボン材料11のモース硬度は6から8であり、粒度分布は実施例2-1~2-3で変化させた。実施例2-1の粒度分布は100nm~500nm、平均粒度は300nmであり、実施例2-2の粒度分布は500nm~2μm、平均粒度は1μmであり、実施例2-3の粒度分布は500nm~5μm、平均粒度は3μmである。
この低摩擦カーボン材料11を潤滑油12に添加し、潤滑剤組成物を得た。潤滑油12には、MoDTCを添加したポリアルファオレフィン(PAO)を用いた。また、軸受鋼(SUJ2)よりなるディスク状の試験片を用意し、作成した潤滑剤組成物中において、ボールオンディスク型の摩擦試験を行った。相手材は軸受鋼(SUJ2)とした。潤滑剤組成物の温度は80℃とし、荷重は10N、摺動速度は0.5m/sとし、安定後の摩擦係数を測定した。
比較例2として、低摩擦カーボン材料11を潤滑油に添加しないことを除き、他は実施例2―1~2-3と同様にして摩擦試験を行った。実施例2-1~2-3及び比較例2で得られた結果を図3に示す。図3に示したように、本実施例によれば、いずれも比較例2に比べて摩擦係数を小さくすることができた。また、実施例2-1、実施例2-2、実施例2-3の順に、平均粒径を小さくするほど摩擦係数を小さくすることができた。すなわち、低摩擦カーボン材料11の平均粒径は100nm以上3000nm以下とすることが好ましく、100nm以上2000nm以下、更には、100nm以上1000nm以下とすればより好ましいことが分かった。なお、植物性カーボンは、一般に、ビーズミル等で粒径を小さくするので、平均粒径の下限は100nm程度が現実的な値である。
更に、実施例2-1と実施例1(図2参照)とを比較すれば分かるように、潤滑油12にMoDTCを添加した実施例2-1の方が添加していない実施例1に比べて、より摩擦係数を小さくすることができた。すなわち、低摩擦カーボン材料11によれば、構成元素としてMoを含む添加剤等の他の添加剤による摩擦低減効果と共に、カーボン膜13による摩擦低減効果も得ることができることが分かった。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
11…低摩擦カーボン材料、12…潤滑油、13…カーボン膜、21,22…摺動部材

Claims (3)

  1. モース硬度が6以上8以下のカーボン粒子よりなる低摩擦カーボン材料と、添加剤としてMoを含む潤滑油とを含むことを特徴とする潤滑剤組成物。
  2. 前記低摩擦カーボン材料の平均粒径は100nm以上3000nm以下であることを特徴とする請求項1記載の潤滑剤組成物
  3. 前記低摩擦カーボン材料は、ラマンスペクトルにおけるカーボンのGバンド(1560cm-1)とDバンド(1350cm-1)の強度比である、ID/IG比が、0.6以上1.2以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の潤滑剤組成物
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