JP7143015B2 - 端子台の封止構造 - Google Patents

端子台の封止構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7143015B2
JP7143015B2 JP2018013279A JP2018013279A JP7143015B2 JP 7143015 B2 JP7143015 B2 JP 7143015B2 JP 2018013279 A JP2018013279 A JP 2018013279A JP 2018013279 A JP2018013279 A JP 2018013279A JP 7143015 B2 JP7143015 B2 JP 7143015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal block
power line
cover member
sealing structure
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018013279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019133783A (ja
Inventor
智広 辻
Original Assignee
アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アール・ビー・コントロールズ株式会社 filed Critical アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority to JP2018013279A priority Critical patent/JP7143015B2/ja
Publication of JP2019133783A publication Critical patent/JP2019133783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7143015B2 publication Critical patent/JP7143015B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

本発明は、照明器具などの器具に設けられた端子台に電力線を接続した状態で端子台を封止する端子台の封止構造に関する。
照明器具などの多くの種類の器具では、外部からの電力の供給を受けて作動するものがある。外部からの電力はVVFケーブルなどの電力線を介して供給される。この電力線を接続するための端子台が器具に設けられており、電力線をこの端子台に接続する。ただし、その状態で電力線に対して引っ張り方向の力が作用すると、電力線が端子台から外れるおそれが生じる。そこで、端子台に接続された状態で電力線を器具本体に対して把持し、電力線に引っ張り方向の力が作用しても、電力線が端子台から外れないようにする抜止部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-95367号公報(図6図番15、[0018])
照明器具などの器具では、作動中に熱が発生する。このため、特に外気温が下がる冬場などでは、虫が器具に集まることがある。上記従来のものでは、外部に対して端子台が露出しているので、端子台の両端子間にまたがるほどの大きさの虫が端子台に到達すると、その虫を介して短絡故障が生じるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、端子台に外部からの虫などの侵入を防止する端子台の封止構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による端子台の封止構造は、器具の表面に設けられた端子台に、外部からの電力を供給する電力線を接続した状態で、電力線に引っ張り方向の力が作用しても端子台から外れることを防止するため、電力線を把持する抜止部を備えたものにおいて、上記器具に固定され、端子台を覆うカバー部材を設け、カバー部材で囲まれた空間から上記電力線が引き出される部分に、カバー部材側に電力線の半分を収納する凹部が形成された突起部を設けると共に、器具側に電力線の残りの半分を収納する凹部が形成された突起部とを設け、これら凹部で電力線を相対向する方向から挟んで、上記抜止部として機能させると共に、この抜止部において電力線の全周にわたって上記カバー部材側と器具側との双方に隙間を形成しないことによって、上記カバー部材で囲まれた空間内に虫などの侵入を防止するようにしたことを特徴とする。
上記構成によれば、端子台をカバー部材で覆うので端子台への虫の侵入を防止することができる。ただし、このカバー部材で覆われた空間から電力線を外部に引き出す必要がある。そこで、電力線の引き出される部分をカバー部材と器具側とで挟むことによって、抜止部として機能させることとした。ただし、カバー部材と器具側とによる把持方向に対して例えば90度方向に隙間が生じていれば、その隙間からの虫の侵入のおそれが生じる。そこで、この抜止部において、電力線の全周にわたって隙間を形成しないようにすることによって、抜止部からの虫の侵入を防止するようにした。
ところで、上記端子台を器具の裏面に設けるような場合、端子台を覆うカバー部材が裏面から突出していると、器具を壁面などに固定する場合にカバー部材が邪魔になる場合が生じる。このような場合には、上記端子台は器具の表面に設けられた凹部内に設けられており、上記カバー部材は、この凹部を封止するように構成すればよい。
上記抜止部において電力線を強力に把持しようとすると、カバー部材と器具本体との間に隙間が生じるおそれがある。このため、上記抜止部における把持力はあまり大きくすることができない。そこで、上記カバー部材で囲まれた空間内に、上記端子台と上記抜止部との間に第2の抜止部を設け、カバー部材を器具に取り付けた状態で、この第2の抜止部においてカバー部材と器具とで上記電力線を把持することが望ましい。
そして、この第2の抜止部における把持力をさらに強力にするため、上記第2の抜止部を挟む一対のネジにより上記カバー部材を上記器具に取り付けることが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、カバー部材で端子台を覆うので端子台への虫の侵入を阻止することができ、これにより、端子台における虫が起因となる短絡故障を防止することができる。
本発明が適用される照明器具の正面を示す斜視図 上記照明器具の背面を示す斜視図 上記照明器具の背面にカバー部材を取り付ける状態を示す斜視図 IV-IV断面図
図1を参照して、1は本発明が適用される器具の一種である照明器具である。この照明器具1は樹脂製の本体11と、この本体11の前面に取り付けられる半透明の前カバー12とを備えている。
図2を参照して、本体11の背面には照明器具1を壁面に取り付ける際に背面に対して水などの侵入を防ぐ環状のパッキン13が取り付けられている。そして、そのパッキン13に囲まれた位置にカバー部材2が本体11に対して一対のネジ21によって固定されている。3は外部からの電力を照明器具1に供給するための電力線であり、例えばVVFケーブルが使用される。
図3を参照して、照明器具1の背面には凹部14が形成されており、その凹部14内に端子台4が取り付けられている。電力線3が例えばVVFケーブルであると、芯線は単線であるので、端子台4に対してその芯線を差し込むだけで電気的に接続される。ただし、そのままの状態では、電力線3に対して引き抜き方向の力が作用すると、電力線3が端子台4から外れてしまうおそれが生じる。そこで、カバー部材2に切欠部22を設けると共に、凹部14内に切欠部22に対応する切欠部15を設け、カバー部材2を本体11に取り付けた際に、切欠部22と切欠部15とで電力線3の被覆を把持し、抜止部として機能するようにした。なお、切欠部22と切欠部15とは共に電力線3の表面との間に隙間が生じないように略半円形に形成されており、カバー部材2を本体11に取り付けると、電力線3を把持すると共に、抜止部において電力線3の表面との間に隙間が生じないようにした。なお、切欠部15は突起部15aに形成されており、切欠部22は突起部22aに形成されている。
ところで、切欠部22と切欠部15とによる把持力を強くするためには、両切欠部22,15を共に電力線3の被覆に深く食い込ませる必要がある。ただし、そのように設計するとカバー部材2を本体11に取り付けた際に把持部でカバー部材2が浮き、隙間が生じてしまうおそれがある。そのため、切欠部22と切欠部15とによる把持部における把持力は十分に強くすることができない。
そこで、第2の把持分として、カバー部材2の裏側に爪部51を設けると共に、本体11の凹部14内に、端子台4と切欠部15との間に位置する爪部52設け、図4に示すように、カバー部材2を本体11に取り付けた状態で電力線3を両爪部51、52で把持し、電力線3がさらに引き抜かれないようにした。そして、この第2の把持部における把持力を大きくするために、上記一対のネジ21が螺合するめねじ部53を上記爪部52を両側から挟む位置に設けた。
なお、図4に示すように、上記両爪部51,52には各々電力線3の被覆に食い込む鋸歯状の突起が設けられており、電力線3に対して引き抜き方向の力が作用すると、これら突起が電力線3の被覆に更に食い込むようにした。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 照明器具
2 カバー部材
3 電力線
4 端子台
14 凹部
15 切欠部(把持部を構成する)
22 切欠部(把持部を構成する)
51 爪部(第2の把持部を構成する)
52 爪部(第2の把持部を構成する)

Claims (4)

  1. 器具の表面に設けられた端子台に、外部からの電力を供給する電力線を接続した状態で、電力線に引っ張り方向の力が作用しても端子台から外れることを防止するため、電力線を把持する抜止部を備えたものにおいて、上記器具に固定され、端子台を覆うカバー部材を設け、カバー部材で囲まれた空間から上記電力線が引き出される部分に、カバー部材側に電力線の半分を収納する凹部が形成された突起部を設けると共に、器具側に電力線の残りの半分を収納する凹部が形成された突起部とを設け、これら凹部で電力線を相対向する方向から挟んで、上記抜止部として機能させると共に、この抜止部において電力線の全周にわたって上記カバー部材側と器具側との双方に隙間を形成しないことによって、上記カバー部材で囲まれた空間内に虫などの侵入を防止するようにしたことを特徴とする端子台の封止構造。
  2. 上記端子台は器具の表面に設けられた凹部内に設けられており、上記カバー部材は、この凹部を封止することを特徴とする請求項1に記載の端子台の封止構造。
  3. 上記カバー部材で囲まれた空間内に、上記端子台と上記抜止部との間に第2の抜止部を設け、カバー部材を器具に取り付けた状態で、この第2の抜止部においてカバー部材と器具とで上記電力線を把持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子台の封止構造。
  4. 上記第2の抜止部を挟む一対のネジにより上記カバー部材を上記器具に取り付けるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の端子台の封止構造。
JP2018013279A 2018-01-30 2018-01-30 端子台の封止構造 Active JP7143015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013279A JP7143015B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 端子台の封止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013279A JP7143015B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 端子台の封止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019133783A JP2019133783A (ja) 2019-08-08
JP7143015B2 true JP7143015B2 (ja) 2022-09-28

Family

ID=67547561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018013279A Active JP7143015B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 端子台の封止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7143015B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146811A (ja) 2008-12-17 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp ブッシュ及びこれを使用した送風機
WO2011099863A1 (en) 2010-02-10 2011-08-18 Optime As Connection device for transformers, electronic drives and light connections

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0138438Y2 (ja) * 1980-01-11 1989-11-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010146811A (ja) 2008-12-17 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp ブッシュ及びこれを使用した送風機
WO2011099863A1 (en) 2010-02-10 2011-08-18 Optime As Connection device for transformers, electronic drives and light connections

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019133783A (ja) 2019-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5757219B2 (ja) シール部材
US7705240B2 (en) Cord seal for swimming pool and spa light niches
US20050233639A1 (en) Electrical plug-in connector
US9385520B1 (en) Rain tight fitting for PVC jacketed metal-clad electrical cable
JP2013137898A (ja) 電線固定部材
US20110147081A1 (en) Cable Gland
US10367344B2 (en) Cable armor stop
JP6724771B2 (ja) ワイヤハーネス
JP2008186670A (ja) 電気コネクタ
JP7143015B2 (ja) 端子台の封止構造
JP2009146768A (ja) 電線ホルダ
WO2016147376A1 (ja) ワイヤハーネス
JP5840175B2 (ja) コネクタ、及びコネクタユニット
JP2013118120A (ja) 電線固定部材
JP6938092B2 (ja) 壁付け型照明装置
JP5541969B2 (ja) 電気機器収納用箱の電線挿通構造
EP2689505B1 (en) Shield shell and shield shell attachment structure
WO2019142759A1 (ja) コネクタ
JP2017073220A (ja) コネクタ
JP4317483B2 (ja) 機器用コネクタ
US10295097B2 (en) Coupling connection device comprising line coupling connector and wind guard
JP6447433B2 (ja) 端子カバー
JP2018160316A (ja) コネクタ
CN208849136U (zh) 一种高压连接器插头
KR200424189Y1 (ko) 플렉시블 관 연결용 코넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7143015

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150