JP7140267B2 - 無線通信品質可視化装置および無線通信品質可視化システム - Google Patents

無線通信品質可視化装置および無線通信品質可視化システム Download PDF

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Description

本発明は、所定の無線通信環境における通信品質を可視的に表示可能にする無線通信品質可視化装置および無線通信品質可視化システムに関する。
複数のアクセスポイント(AP:Access Point )を含む無線LAN(Local Area Network)の通信品質(無線通信品質)を評価するシステムとして、複数の測定装置(キャプチャ装置)が使用されるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。キャプチャ装置は、無線LAN環境における複数の地点のそれぞれに設置される。各キャプチャ装置でキャプチャされたデータが通信品質情報生成装置で分析される。
特許文献1に記載されたシステムでは、通信品質情報生成装置は、端末から送信されたデータを良好に受信したキャプチャ装置のデータを用いて分析を行う。したがって、広範囲の無線LAN環境の通信品質を評価できる。通信品質として、全送信フレーム数、送信リトライ数、送信平均レート、および送信最大レートが用いられる。通信品質情報生成装置は、表示部を含む。表示部は、キャプチャ装置が受信したデータに基づいて、無線LAN環境の通信品質等を可視表示する。
また、特許文献2には、移動通信端末とサーバと閲覧用の端末とを有する電波状況管理システムが記載されている。サーバは、移動通信端末から電波状況を収集し、電波状況を地図上にマッピングする。閲覧用の端末は、電波状況がマッピングされた地図をサーバに要求する。閲覧用の端末は、サーバが要求に応じて送信した地図(電波状況がマッピングされている。)を表示する。
無線通信品質等が時系列で可視表示されるようにすると、実際の使用状況等を時系列で把握することが可能になる。また、無線通信品質等の時系列が可視表示されると、通信の途切れやデータ転送の遅延などの原因を推測することが容易になる。
特開2017-169003号公報 特開2004-214875号公報
しかし、特許文献1に記載されたシステムを無線通信品質等の時系列が可視表示されるように改変した場合、人為的にキャプチャ装置が移動されたときには、表示される無線通信品質等が不正確になる可能性が生ずる。実際の無線通信環境における無線通信品質等とは異なる無線通信品質等が表示されることになるからである。なお、キャプチャ装置が設置されている空間内のレイアウト変更などに起因してキャプチャ装置が移動される可能性もある。
キャプチャ装置が想定されている位置と違う位置においてデータを取得すると、実際とは異なる受信信号強度(RSSI(Received Signal Strength Indicator))分布が可視表示される。その場合、表示を見た管理者等が、APの移動など、必要のない対策を講じてしまう可能性もある。
なお、特許文献1に記載されたシステムでは、無線通信品質等の時系列が可視表示されるように改変しない場合にも、同様の課題が生ずる。
さらに、運用上の変更やDFS(Dynamic Frequency Selection)などの自動調整機能に起因してAPから発せられる電波の周波数が変更された場合に、キャプチャ装置がデータを取得できなくなって、無線品質等の可視化ができなくなることも考えられる。
本発明は、無線通信環境に変化が生じても、精度よく無線品質等を可視表示する状況を維持できる無線通信品質可視化装置および無線通信品質可視化システムを提供することを目的とする。
本発明による無線通信品質可視化装置は、複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する装置であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、測定装置が移動したか否か判定する位置特定手段と、測定装置が移動したと位置特定手段が判定したときに、測定条件を変更する条件設定手段とを含む。
本発明による測定装置は、無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化装置と通信可能に接続される装置であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段と、データ収集手段が収集したデータを無線通信品質可視化装置に送信するデータ送信手段とを含み、測定条件は、少なくとも、無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を有し、監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更することに決定する変更検出手段をさらに含む。
本発明による無線通信品質可視化システムは、複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示するシステムであって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、測定装置が移動したか否か判定する位置特定手段と、測定装置が移動したと位置特定手段が判定したときに、測定条件を変更する条件設定手段とを有する無線通信品質可視化装置を含み、複数の測定装置の各々は、測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段と、データ収集手段が収集したデータを無線通信品質可視化装置に送信するデータ送信手段とを含む。
本発明による無線通信品質可視化方法は、複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する方法であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集し、収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成し、測定装置が移動したか否か判定し測定装置が移動したと判定されたときに、測定条件を変更する。
本発明による他の態様の無線通信品質可視化方法は、複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する方法であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集し、収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成し、測定条件は、少なくとも、無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含み、監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更し、監視対象の周波数帯が変更されたときに、測定条件を変更する
本発明によれば、無線通信環境に変化が生じても、精度よく無線品質等を可視表示する状況を維持できる。
サーバを含む無線通信品質可視化システムの構成例を示すブロック図である。 センサの構成例を示すブロック図である。 サーバの構成例を示すブロック図である。 センサの動作を示すフローチャートである。 サーバの動作を示すフローチャートである。 測定環境の一例を示す説明図である。 センサが設置される場所の一例を示す説明図である。 閲覧用端末における表示例を示す説明図である。 移動後のセンサが存在する場所の一例を示す説明図である。 閲覧用端末における表示例を示す説明図である。 移動後のセンサの位置の推定の仕方および対策の仕方を説明するための説明図である。 CPUを有するコンピュータの一例を示すブロック図である。 無線通信品質可視化装置の主要部を示すブロック図である。 測定装置の主要部を示すブロック図である。 無線通信品質可視化システムの主要部を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、無線通信品質可視化装置に相当するサーバを含む無線通信品質可視化システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示す無線通信品質可視化システムは、所定の無線通信環境200に設置された複数のセンサ(測定装置)201~20nを含む。センサ201~20nは、サーバ100と通信可能である。なお、無線通信環境200には、複数のAPと複数のSTA(Station :端末)が存在する(図1において、図示せず)。
サーバ100が、クラウドサーバである場合には、サーバ100は、例えば、LTE(Long Term Evolution )回線およびインターネット網を介して、センサ201~20nと通信する。サーバ100が、オンプレミスサーバである場合には、サーバ100は、例えば、構内通信網を介して、センサ201~20nと通信する。
また、サーバ100と通信可能な閲覧用端末500がある。閲覧用端末500として、例えば、パーソナルコンピュータや携帯情報端末が使用可能である。
閲覧用端末500は、操作部501、閲覧データ要求部502および表示部503を含む。操作者によって操作部501を介して無線状況を表示するためのデータの要求が入力されると、閲覧データ要求部502は、サーバ100にデータを要求する。表示部503は、サーバ100からダウンロードしたデータに基づく表示を行う。
図2は、センサの構成例を示すブロック図である。図2には、センサ201の構成例が示されているが、センサ202~20nも、センサ201と同様に構成される。
ただし、センサ201~20nのうちに、パケットをキャプチャするセンサと、RSSI分布を作成するための情報を収集するセンサとが別個に存在してもよい。また、センサ201~20nのうちに、特定の一の周波数帯を監視するセンサと、複数の周波数帯を監視するセンサとがあってもよい。なお、「監視」は、パケットをキャプチャする周波数帯の状態を確認することを意味する。
図2に示す例では、センサ201は、送受信部221、測定条件設定部222、パケットキャプチャ部223、および変更検出部224を含む。
送受信部221は、サーバ100と通信する。測定条件設定部222は、無線通信環境200における無線状況監視のための測定条件を表すデータ(設定値)を保持する。パケットキャプチャ部223は、設置値に基づいて、無線通信環境200において送受信されるパケットをキャプチャする。なお、パケットキャプチャ部223がキャプチャしたパケットは、センサ201において、記憶部(図示せず)に保存されてもよい。変更検出部224は、監視されるべき周波数帯の変更を検出する。
図3は、サーバの構成例を示すブロック図である。図3に示す例では、サーバ100は、条件設定部101、検出部102、推定部103、算出部104、送受信部105、データ記憶部106、およびWebサーバ部107を含む。
条件設定部101は、測定条件を変更する。また、条件設定部101は、センサ201~20nの位置情報を管理する。
測定条件は、無線通信環境200における通信品質を測定するための情報を特定可能な条件である。具体的には、測定条件は、少なくとも、監視すべき周波数帯および各周波数帯の監視時間を含む。なお、測定条件に含まれる項目は、それらに限定されず、他の項目が含まれていてもよい。
検出部102は、センサ201~20nの位置が変更されたか否か判定する。推定部103は、センサ201~20nの位置が変更された場合に、変更後のセンサ201~20nの位置を推定する。算出部104は、無線通信環境に関する指標(例えば、RSSI分布)を算出する。
送受信部105は、センサ201~20nおよび閲覧用端末500と通信する。データ記憶部106は、送受信部105がセンサ201~20nから受信したデータ(キャプチャされたパケットなど)を記憶する。Webサーバ部107は、無線通信環境に関する表示用データ(以下、Webページという。)を作成し、要求に応じて、Webページを閲覧用端末500に供給する。通信環境に関する表示用データは、RSSI分布を表すデータ含む。
次に、図4のフローチャートを参照して、センサ201の動作を説明する。なお、センサ202~20nも、センサ201と同様に動作する。
センサ201には、測定条件として、監視すべき周波数帯が設定される(ステップS201)。周波数帯は、一例として、無線LANの52ch、56ch、60ch、64chである。測定条件は、測定条件設定部222に保存される。なお、測定条件は、例えば、人手で直接に、または、サーバ100によって設定される。また、監視すべき周波数帯(測定条件に含まれる周波数帯)が複数あり、各周波数帯を時分割で監視する場合には、各周波数帯の監視時間(例えば、15秒)も測定条件として設定される。
その後、センサ201は、ステップS202~S205の処理を繰り返し実行する。
ステップS202では、パケットキャプチャ部223は、ステップS201の処理で設定された測定条件に従って、APとSTAとの間で送受信されるパケットをキャプチャする。測定条件に監視時間が含まれている場合には、パケットキャプチャ部223は、監視時間において送信されるパケットをキャプチャする。
なお、パケットキャプチャ部223は、キャプチャしたパケットに、キャプチャした時刻を示す時刻情報を付与する。
送受信部221は、パケットキャプチャ部223がキャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する(ステップS203)。なお、パケットキャプチャ部223が、キャプチャしたパケット記憶部に保存し、送受信部221が、所定時間が経過する毎に、記憶部に保存されているパケットを一括してサーバ100に送信するようにしてもよい。
変更検出部224は、測定条件を変更すべきか否か確認する(ステップS204)。測定条件を変更すべき状態が生じたら、測定条件を変更する(ステップS205)。測定条件設定部222は、変更後の測定条件を記憶する。
なお、センサ201がサーバ100から変更後の測定条件を受信した場合、測定条件設定部222は、記憶している測定条件を、受信された測定条件で更新する。
測定条件を変更すべき場合および測定条件の変更処理として、例えば、以下のようなものがある。
特定の周波数帯が測定条件として測定条件設定部222に設定されている場合には、変更検出部224は、周波数帯が変化したことを検出すると、測定条件を、変更後の周波数帯にする。
例えば、センサ201に、特定のAPからの電波を監視する役割が付与されている場合を想定する。特定のAPは、1種類以上の周波数帯の電波を発しうるとする。センサ201が、当該1種類以上の周波数帯以外の周波数帯の電波を受信したときに、特定のAPが使用する周波数帯が変更されたとして、測定条件を変更する。
なお、センサ210が特定のAPが使用する一の周波数帯を監視する役割を付与されていた場合、変更検出部224は、変更後の周波数帯を直ちに特定できないときには、使用されている全ての周波数帯をスキャンする。そして、変更検出部224は、特定のAPのBSSID(Basic Service Set Identifier)などに基づいて、変更後の周波数帯を特定する。
また、変更検出部224は、監視中の周波数帯でのパケットのキャプチャ量があらかじめ決められているしきい値を下回った場合に、周波数帯が変化したと判定してもよい。しきい値は、例えば、無線通信環境200の稼働時間中(一例として、無線通信環境200が工場内にあるときには、工場の稼働中)における所定時間帯にキャプチャされた過去のパケット量である。具体的には、例えば、過去のパケット量の平均値である。変更検出部224は、所定時間帯においてパケットのキャプチャ量を、しきい値と比較する。
なお、変更検出部224が、しきい値を用いて周波数帯が変化したと判定したときに直ちに検出条件を変更してもよいが、センサ201が、アラームを発生するようにしてもよい。アラームに応じて、管理者等が、監視中の周波数帯を使用していたAPなどの状態を確認することができる。その場合、測定条件設定部222には、管理者等によって、変更後の検出条件が設定される。
次に、図5のフローチャートを参照して、サーバ100の動作を説明する。
サーバ100は、各センサ201~20nに対して、センサ201~20nを送信する(ステップS101)。具体的には、サーバ100は、測定条件の初期設定値を送信する。なお、センサ201~20nの側で、例えば人手によって測定条件が設置される場合にはステップS101の処理は不要である。その後、サーバ100は、ステップS101~S108の処理を繰り返し実行する。
ステップS102において、送受信部105は、各センサ201~20nからデータを受信すると、データをデータ記憶部106に保存する(ステップS102)。データは、各センサ201~20nによってキャプチャされたパケット等である。そして、サーバ100は、無線通信環境200の電波状況を確認する(ステップS103)。
具体的には、ステップS103の処理で、検出部102が、センサ201~20nが移動したか否か確認する。
センサ201~20nが移動したことが確認されたら(ステップS104)、推定部103は、移動後のセンサ201~20nの位置を推定する(ステップS105)。条件設定部101は、推定部103が推定した位置を、移動後の位置とする。すなわち、条件設定部101は、記憶している位置を、推定部103が推定した位置で更新する(ステップS106)。
また、条件設定部101は、移動後のセンサ201~20nの測定条件を変更する(ステップS107)。例えば、センサ201に着目すると、センサ201が56chの周波数帯を監視していた場合、移動後の位置において最も近いAPが使用する周波数帯が52chであったとすると、測定条件に含まれる周波数帯を52chに変更する。そして、条件設定部101は、変更後の測定条件を、送受信部105を介してセンサ201に送信する。
また、算出部104は、データ記憶部106に記憶されているデータ、すなわち、センサ201~20nから受信されたデータ(具体的には、キャプチャされたパケットに付加されているRSSI)を可視表示するための可視化データを作成する(ステップS108)。そして、Webサーバ部107は、可視化データに基づくWebページを作成して公開する。Webページは、例えば、RSSI分布がマッピングされた地図である。
また、Webページには、無線通信環境200内に存在するAPの位置を示す情報(例えば、APの存在位置に表示されるアイコン)も含まれていることが好ましい。さらに、センサ201~20nの位置に関する情報も含まれていてもよい。
なお、RSSIに関して、センサ201~20nの設置地点でのデータしか存在しない。そこで、算出部104は、センサ201~20nの設置地点でのデータを用いて、補間処理によって、無線通信環境200の空間内のRSSIのデータを生成する。
以上に説明したように、本実施形態では、センサ201~20nは、監視すべき周波数帯が変更されたときに、自動的に、監視対象の周波数帯を変更する。また、サーバ100は、センサ201~20nの移動を検出したときに、移動後の位置に応じて測定条件が変更するので、無線通信環境に変化が生じても、精度よく無線品質等を可視表示する状況が維持される。その結果、無線通信品質を常時監視する際に、測定条件(位置や周波数など)が変更された場合の設定変更やメンテナンス作業が容易になるか、または不要になる。
なお、本実施形態では、監視対象の周波数帯の変更とセンサ201~20nの位置変更との双方を監視するようにしたが、いずれか一方のみを監視するようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ100がセンサ201~20nの位置の変更を検出し、各センサ201~20nが周波数帯の変更を検出するが、位置検出と周波数帯の変更検出に関する役割分担は、それに限られない。一例として、サーバ100が、周波数帯の変更検出に関する機能を有していてもよい。
本実施形態の無線通信品質可視化システムは、製造業のように通信が途切れたり不安定になると業務に大きな支障が発生する業界において好適に使用される。本実施形態の無線通信品質可視化システムは、その他、無線の普及率が低かったり無線の利用シーンが限定的な業界でも適用可能である。また、本実施形態の無線通信品質可視化システムは、新たに無線システムを導入する際の運用管理や保守のための仕組みとして利用可能である。また、本実施形態の無線通信品質可視化システムは、製造業に限らず、運輸(倉庫)、建設、医療などの現場への適用が想定される。なお、それらへの適用は一例であって、本実施形態の無線通信品質可視化システムの用途は、それらに限定されない。
以下、図6~図11の説明図を参照して具体的な実施例を説明する。図6は、測定環境の一例を示す説明図である。図7は、センサ201~20nが設置される場所の一例を示す説明図である。図8,図10は、閲覧用端末500において表示領域における表示例を示す説明図である。図9は、移動後のセンサが存在する場所の一例を示す説明図である。図11は、移動後のセンサ201~20nの位置の推定の仕方を説明するための説明図である。なお、図8,図10には、表示領域701とともに、時間経過を示すインジケータ702も示されている。
図6に示す例では、無線通信環境200において、天井などに、2つのAP401,402が設置されている。本実施例では、AP401は、52chを使用し、AP402は、56chを使用するとする。なお、図6~図11において、斜線が施された矩形は、構造物(例えば、机、棚、キャビネット、設備)を示す。また、図7に示すように、10個のセンサ201~210が設置されている場合を例にする。
センサ201~210のうち、センサ201,202は、AP401,402が送受信する全てのパケットをキャプチャするために、AP401,402の近傍の棚の上に設置されている。センサ203~206は、STA(図示せず)が送受信するパケットをキャプチャするために、STAの近傍の作業台などに設置されているとする。センサ207~210は、RSSI分布を作成するために、他のセンサ201~206から適度に離れた壁などに設置されている。センサ207~210は、複数の周波数帯でのパケットをキャプチャする。
つまり、本実施例では、役割が異なる複数のセンサが設置されている。したがって、センサ201~210のうちには、測定条件の初期値が異なる複数のセンサがある。
図8,図10には、表示領域701において、等しいRSSIを示す曲線(破線、点線、一点鎖線)が例示されている。以下、図8,図10に例示されている、等しいRSSIを繋いだ曲線(等高線のような曲線で示される。)を電波状況という。なお、電波状況は、電界強度分布を用いて表現されてもよい。
センサ201は、設定された測定条件に従って、AP401が送受信に用いる52chの周波数帯でのパケットを60秒に亘ってキャプチャし、キャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する。センサ202は、設定された測定条件に従って、AP402が送受信に用いる56chの周波数帯でのパケットを60秒に亘ってキャプチャし、キャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する。
センサ203,204は、それぞれ、設定された測定条件に従って、52chの周波数帯でのパケットを50秒に亘ってキャプチャし、56chの周波数帯でのパケットを10秒に亘ってキャプチャする。センサ203,204は、キャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する。
センサ205,206は、それぞれ、設定された測定条件に従って、56chの周波数帯でのパケットを50秒に亘ってキャプチャし、52chの周波数帯でのパケットを10秒に亘ってキャプチャする。センサ205,206は、キャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する。
センサ207~210は、それぞれ、設定された測定条件に従って、52chの周波数帯でのパケット、56chの周波数帯でのパケット、60chの周波数帯でのパケット、および64chの周波数帯でのパケットを、15秒間隔でキャプチャする。センサ207~210は、キャプチャしたパケットを、サーバ100に送信する。
なお、パケットをキャプチャする時間幅は任意であるが、例えば、センサ207~210のキャプチャの周期(この例では、15秒)のように、各周波数帯について等分してもよい。また、キャプチャ可能なデータの量に基づいて、時間幅が設定されてもよい。
AP401,402およびセンサ201~20nが図7に示されるように設置されているときに、表示領域701には、図8に示すように、電波状況が表示されるとする。また、センサ201~20n(具体的には、センサ203)が、図7に示されるような位置から図9に示されるような位置に移動した場合、図10に示すように、電波状況が表示されるとする。
つまり、何らかの理由でセンサ203が移動したことに起因して、電波状況の表示が、図7に示された状態から、図10に示された状態に変化する。しかし、AP401,402は移動していないので、実際の電波状況に変化はない。何らの対策も施されない場合、管理者等は、無線通信環境200において電波状況の変化が生じたと解釈するおそれがある。そして、AP401,402の移動などの無用な対策を講じてしまう可能性が生ずる。
以下、移動後のセンサの位置の推定の仕方および対策の仕方を説明する。何らかの理由でセンサ203が移動した場合、サーバ100は、一例として、センサ203が取得した情報(例えば、RSSI)に基づいて、センサ203の移動を検出する。
センサ203における変更検出部224は、52chの周波数帯のRSSIを所定のしきい値と比較する。センサ203が検出する52chの周波数帯のRSSIは、センサ203が図7に示された位置に存在する場合に比べて、センサ203が図9に示された位置に存在する場合には、低下する。よって、サーバ100における検出部102は、例えば、キャプチャされたパケットに付加されているRSSIがしきい値を下回ったときに、センサ203が移動したと判定できる。
なお、無線通信環境200に遮蔽物が新たに設置されたことに起因して、52chの周波数帯のRSSIが低下することも考えられる。また、52chの周波数帯のRSSIのみを指標にしたのでは、センサ203がAP401から離れたことが認識されるだけである。そこで、本実施例では、サーバ100は、52chの周波数帯以外の周波数帯(この例では、56chの周波数帯)のRSSIも参照する。
センサ203が検出する56chの周波数帯のRSSIは、センサ203が図7に示された位置に存在する場合に比べて、センサ203が図9に示された位置に存在する場合には、上昇する。よって、推定部103は、例えば、56chの周波数帯でキャプチャされたパケットに付加されているRSSIがしきい値以上になったときに、センサ203が、AP402の近傍に移動したと推定できる。すなわち、推定部103は、センサ203の移動後のx方向における位置を大まかに推定できる。なお、推定部103は、52chの周波数帯のRSSIに基づいて、センサ203がAP402よりも右側(AP402に対してx座標値が大きい方)に位置するのか左側(AP402に対してx座標値が小さい方)に位置するのかを推定できる。
さらに、推定部103は、センサ203の移動後の位置をより確実に推定するために、具体的には、y方向における位置を推定するために、STAが送受信するパケットをキャプチャするセンサ(STAを監視するセンサ)205,206が検出したRSSIを利用する。すなわち、センサ203,205,206の全てにおいて、そこからの電波のRSSIが検出された一のSTA(STAsとする;図11において、図示せず)に着目する。具体的には、推定部103は、センサ205が検出したSTAsからの電波のRSSIとセンサ206が検出したSTAsからの電波のRSSIとを比較する。そして、推定部103は、双方のRSSIの大小関係に応じて、センサ203のy方向の位置を推定する。
図11に示された例では、図9も参照すると、センサ205が検出したRSSIの方が、センサ206が検出したRSSIよりも大きい。一般に、RSSIの値は、STAからの距離と相関している。よって、推定部103は、双方のRSSIの値に基づいて、センサ203のy方向の位置をほぼ特定できる。
条件設定部101は、移動後のセンサ203の測定条件を変更する。例えば、センサ203が56chの周波数帯でのパケットを50秒に亘ってキャプチャし、52chの周波数帯でのパケットを10秒に亘ってキャプチャするように測定条件を変更する。
算出部104は、RSSI分布を可視表示するための可視化データを繰り返し作成するが(図5参照)、検出部102および推定部103が上記のような処理を行わない場合には、センサ203が移動した後でも図7に示されたような位置に存在することを前提としてRSSI分布が作成される。しかし、本実施例では、センサ203の移動後の位置が図9に示されたような位置であることが認識された後には、センサ203がそのような位置に存在することを前提としてRSSI分布が作成される。したがって、Webページの閲覧者が、無用な対策を講じてしまう可能性が低減する。
なお、図4におけるステップS107の処理で、条件設定部101は、変更後の測定条件をセンサ(測定条件が変更されるべきセンサ)に送信するが、測定条件が変更されるべきセンサが変更後の測定条件を受信するまで、そのセンサは、変更前の測定条件に従って収集したデータをサーバ100に送信する。したがって、センサが変更後の測定条件を認識するまでの期間において、適性ではないRSSI分布が表示される。そのような事態を回避するために、サーバ100における算出部104は、変更前の測定条件に従って収集したデータを、変更後の測定条件に基づいて補正してもよい。あるいは、算出部104は、条件設定部101が変更後の測定条件をセンサに送信してから、所定期間、センサから受信されたデータを破棄する(すなわち、適性でないデータに基づく表示を禁止する。)ようにしてもよい。
また、サーバ100の条件設定部101は、センサ201~20nの位置の変更が検出される度に、変更後の位置情報をログとして保存することが好ましい。また、センサ201~20nについての測定条件を変更する度に、変更後の測定条件をログとして保存することが好ましい。また、センサ201~20nの位置が変更されたこと、および、測定条件が変更されたことを、例えば視認可能に管理者に通知することが好ましい。
上記の実施形態では、RSSIに基づいてセンサ201~20nが移動したか否か判定されるが、GPS(Global Positioning System )や屋内測位技術を利用して、センサ201~20nが移動したか否か判定するようにしてもよい。
また、電波到来方向を検知可能なセンサ201~20nを用いてもよい。その場合には、APからの電波の到来方向とRSSIとに基づいてセンサ201~20nが移動したか否か判定するようにしてもよい。
また、電波の出射方向を制御可能なAPを使用する場合には、電波の出射方向の存在するはずのセンサ201~20nが電波を受信できなくなったことが検知されたときに、センサ201~20nが移動したと判定するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、無線通信環境200に遮蔽物が新たに設置されたことに起因してRSSIが低下した場合でも、サーバ100は、センサ201~20nが移動したか否か判定することになるが、RSSIの低下が検出された場合に、サーバ100は、アラームを発生するようにしてもよい。管理者等は、アラームの発生に応じて、無線通信環境200における機器の状態を確認することができる。例えば、管理者等が、遮蔽物の設置を確認したときには、無線通信環境200における機器に対して変更を加えない。
正常運用時に取得されたRSSI分布画像を教師データとする機械学習を用いて、取得されたRSSI分布画像における変化を検出することによって、センサ201~20nが移動したか否か判定するようにしてもよい。
図12は、CPU(Central Processing Unit )を有するコンピュータの一例を示すブロック図である。コンピュータは、無線通信品質可視化装置またはセンサ201~20nに実装される。CPU1000は、記憶装置1001に格納されたプログラムに従って処理を実行することによって、上記の実施形態における各機能を実現する。すなわち、図2に示されたセンサ201(センサ202~20nについても同様)における無線通信機能以外の機能を実現する。また、図3に示されたサーバ100におけるデータ記憶部106および無線通信機能以外の機能を実現する。
記憶装置1001は、例えば、非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium )である。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium )を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の具体例として、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM )、フラッシュROM)がある。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium )に格納されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体には、例えば、有線通信路または無線通信路を介してプログラムが供給される。
メモリ1002は、例えばRAM(Random Access Memory)で実現され、CPU1000が処理を実行するときに一時的にデータを格納する記憶手段である。メモリ1002に、記憶装置1001または一時的なコンピュータ可読媒体が保持するプログラムが転送され、CPU1000がメモリ1002内のプログラムに基づいて処理を実行するような形態も想定しうる。また、図3に示されたデータ記憶部106は、メモリ1002または記憶装置1001で実現される。
図13は、無線通信品質可視化装置の主要部を示すブロック図である。図13に示す無線通信品質可視化装置10(実施形態では、サーバ100で実現される。)は、無線通信品質可視化装置は、複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する装置であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段11(実施形態では、算出部104およびWebサーバ部107で実現される。)と、測定装置が移動したか否か判定し、移動後の測定装置の位置を推定する位置特定手段12(実施形態では、検出部102および推定部103で実現される。)と、測定装置が移動したと位置特定手段12が判定したときに、測定条件を変更する条件設定手段13(実施形態では、条件設定部101で実現される。)とを備える。
図14は、測定装置の主要部を示すブロック図である。図14に示す測定装置20は、無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化装置と通信可能に接続される装置であって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段21(実施形態では、パケットキャプチャ部223で実現される。)と、データ収集手段21が収集したデータを無線通信品質可視化装置に送信するデータ送信手段22(実施形態では、送受信部221で実現される。)とを備え、測定条件は、少なくとも、無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含み、監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更することに決定する変更検出手段23(実施形態では、変更検出部224で実現される。)をさらに備える。
図15は、無線通信品質可視化システムの主要部を示すブロック図である。図11に示す無線通信品質可視化システム30は、複数の測定装置20~2nが設置された無線通信環境における通信品質を可視表示するシステムであって、通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段11(実施形態では、算出部104およびWebサーバ部107で実現される。)と、測定装置20~2nが移動したか否か判定し、移動後の測定装置20~2nの位置を推定する位置特定手段12(実施形態では、検出部102および推定部103で実現される。)と、測定装置20~2nが移動したと位置特定手段12が判定したときに、測定条件を変更する条件設定手段13(実施形態では、条件設定部101で実現される。)とを含む無線通信品質可視化装置10を備え、複数の測定装置20~2nの各々は、測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段21(実施形態では、パケットキャプチャ部223で実現される。)と、データ収集手段21が収集したデータを無線通信品質可視化装置10に送信するデータ送信手段(実施形態では、送受信部221で実現される。)とを備える。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年3月8日に出願された日本特許出願2019-042494を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 無線通信品質可視化装置
11 表示データ作成手段
12 位置特定手段
13 条件設定手段
20~2n 測定装置
21 データ収集手段
22 データ送信手段
23 変更検出手段
30 無線通信品質可視化システム
100 サーバ
101 条件設定部
102 検出部
103 推定部
104 算出部
105 送受信部
106 データ記憶部
107 Webサーバ部
200 無線通信環境
201~210,20n センサ(測定装置)
221 送受信部
222 測定条件設定部
223 パケットキャプチャ部
224 変更検出部
401,402 AP(アクセスポイント)
500 閲覧用端末
501 操作部
502 閲覧データ要求部
503 表示部
1000 CPU
1001 記憶装置
1002 メモリ

Claims (10)

  1. 複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化装置であって、
    通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って前記複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、
    前記測定装置が移動したか否か判定する位置特定手段と、
    前記測定装置が移動したと前記位置特定手段が判定したときに、前記測定条件を変更する条件設定手段と
    を備えたことを特徴とする無線通信品質可視化装置。
  2. 無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化装置と通信可能に接続される測定装置であって、
    通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段と、
    前記データ収集手段が収集したデータを前記無線通信品質可視化装置に送信するデータ送信手段とを備え、
    前記測定条件は、少なくとも、前記無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含み、
    監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更することに決定する変更検出手段をさらに備えた
    ことを特徴とする測定装置。
  3. 前記変更検出手段が監視対象の周波数帯を変更することに決定したことに基づいて、前記測定条件を変更する測定条件設定手段をさらに備えた
    請求項2記載の測定装置。
  4. 前記変更条件は、監視対象の周波数帯以外の周波数帯の電波を検出したこと、または、監視対象の周波数帯でのデータ収集量があらかじめ決められているしきい値を下回ったことである
    請求項2または請求項3記載の測定装置。
  5. 前記無線通信環境には、無線LANにおける複数のアクセスポイントが含まれ、
    前記測定条件は、前記複数のアクセスポイントで使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含む
    請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載の測定装置。
  6. 前記測定条件は、前記アクセスポイントで使用する複数の周波数帯の各々についての監視時間を含む
    請求項5記載の測定装置。
  7. 複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化システムであって、
    通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って前記複数の測定装置によって収集された通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成する表示データ作成手段と、
    前記測定装置が移動したか否か判定する位置特定手段と、
    前記測定装置が移動したと前記位置特定手段が判定したときに、前記測定条件を変更する条件設定手段とを含む無線通信品質可視化装置を備え、
    前記複数の測定装置の各々は、
    前記測定条件に従って通信品質に関するデータを収集するデータ収集手段と、
    前記データ収集手段が収集したデータを前記無線通信品質可視化装置に送信するデータ送信手段とを含む
    ことを特徴とする無線通信品質可視化システム。
  8. 前記測定条件は、少なくとも、前記無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含み、
    前記測定装置は、監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更することに決定する変更検出手段を含む
    請求項7記載の無線通信品質可視化システム。
  9. 複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化方法であって、
    通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集し、
    収集された前記通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成し、
    前記測定装置が移動したか否か判定し
    前記測定装置が移動したと判定されたときに、前記測定条件を変更する
    ことを特徴とする無線通信品質可視化方法。
  10. 複数の測定装置が設置された無線通信環境における通信品質を可視表示する無線通信品質可視化方法であって、
    通信品質を測定するための情報を特定可能な測定条件に従って通信品質に関するデータを収集し、
    収集された前記通信品質に関するデータから、通信品質を表示するための表示データを作成し、
    前記測定条件は、少なくとも、前記無線通信環境で使用可能な複数の周波数帯のうちの監視対象の周波数帯を示す情報を含み、
    監視対象の変更条件が成立したときに、監視対象の周波数帯を変更し、
    前記監視対象の周波数帯が変更されたときに、前記測定条件を変更する
    ことを特徴とする無線通信品質可視化方法。
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