JP7139018B2 - 自律走行型墨打ちロボット - Google Patents
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Description
従来、墨打ちは、大工が墨つぼから墨を含んだ糸を引き出し、この糸を弾いて床や壁面などに墨線を付けることで行われていた。しかし、正確な墨打ちには熟練を要し、更に手作業に伴う人為的なミスが発生するおそれがあった。
計測ターゲットとしては、例えばプリズムなどが用いられる。このプリズムは指向性を有するため、三次元計測手段に正対させる必要がある。プリズムが三次元計測手段と正対していないとき、三次元計測手段はその位置を測定できず、よってロボットによる墨打ち作業が停止してしまうおそれがある。
本発明の自律走行型墨打ちロボットは、複数の回転体を有し、前記回転体の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段と、三次元計測手段のレーザ光の照射によって光学的に位置が計測される指向性プリズムと、前記指向性プリズムを回転させる回転アクチュエータと、前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムが配設され、前記床面に印刷可能なプリンタと、前記走行手段に所定距離の走行を指示して自身を走行させたのち、走行前における前記三次元計測手段の相対方向と前記所定距離の走行後における前記三次元計測手段の相対方向との角度差を算出し、前記回転アクチュエータによって前記角度差を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の自律走行型墨打ちロボットは、複数の回転体を有し、前記回転体の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段と、三次元計測手段のレーザ光の照射によって光学的に位置が計測される指向性プリズムと、前記指向性プリズムを回転させる回転アクチュエータと、前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムが配設され、前記床面に印刷可能なプリンタと、前記走行手段に所定角度の超信地旋回を指示して自身を旋回させたのち、前記回転アクチュエータによって前記所定角度の旋回を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、本実施形態の自律走行型の墨打ちロボット1を用いた墨打ちシステムSの概観図である。
図1に示すように、墨打ちシステムSは、墨打ちロボット1と、追尾型トータルステーション2と、通信機器3とを含んで構成される。墨打ちシステムSは、設備工事の墨打ち作業を省力化するものである。
通信機器3は、作業者によって操作される携帯端末である。墨打ちロボット1と、追尾型トータルステーション2と、通信機器3とは、相互に無線で通信可能である。
本実施形態によれば、自律的に走行する墨打ちロボット1が機械的に墨打ちするため、設備工事における墨打ち作業を省力化できる。
図2と図3に示すように、墨打ちロボット1は、フレーム10、指向性プリズム11、プリンタ12、アクチュエータ13、走行アクチュエータ15、回転・昇降アクチュエータ19、表示灯181~183を備える。更に図3に示すように、墨打ちロボット1は、無線LAN親機16、PC(Personal Computer)17、測域センサ14、モーションコントローラ171を備える。
走行アクチュエータ15は、4個の車輪を有し、これら車輪の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段である。走行アクチュエータ15は、チェーンリンク機構の四輪駆動方式の走行手段であり、超信地旋回と直進と後退とが可能である。
指向性プリズム11は、追尾型トータルステーション2のレーザポインタが照射される箇所である。この指向性プリズム11は、追尾型トータルステーション2によって光学的に位置が計測される計測ターゲットである。指向性プリズム11は、その中心位置がプリンタ12の位置と一定になるように配設されている。これにより、墨打ちロボット1は、プリンタ12の位置を正確に測定可能である。更に指向性プリズム11は、回転・昇降アクチュエータ19によって、任意の方向に回転する。これにより、指向性プリズム11は、墨打ちロボット1の移動後であっても追尾型トータルステーション2に正対することができる。
第1の問題点は、指向性プリズム11が追尾型トータルステーション2に正対しなくなる問題である。
指向性プリズム11は、追尾型トータルステーション2に正対させる必要がある。よって墨打ちロボット1は、旋回動作と直進/後退動作ごとに、移動後の位置に基づき、指向性プリズム11を追尾型トータルステーション2に正対させるように回転させる。
この墨打ちロボット1は、目的地に向かって旋回角度や直進距離を計算して、所定量だけ車輪を回転させる。しかし墨打ちロボット1は、床面の凹凸状況やすべりにより、計算した旋回角度だけ旋回せず、計算した直進距離だけ直進しないことが考えられる。よって墨打ちロボット1は、目的地に到達できなくなる場合がある。
墨打ちロボット1は、自律走行を開始すると、ステップS10に進む。
ステップS10において、墨打ちロボット1は、不可または未完了の墨が存在するか否かを判定する。墨打ちロボット1は、不可または未完了の墨が存在しないならば、図4の処理を終了する。
図5の移動処理は、図4に示したステップS13の処理に対応する。墨打ちロボット1は、次の墨を選定してステップS40の処理に進み、選定した墨に向かって移動する処理を繰り返す。
ステップS40において、墨打ちロボット1は、選定した墨に向かって移動する。更に墨打ちロボット1は、選定した墨の位置に到達したか否かを判定する(S41)。墨打ちロボット1は、選定した墨の位置に到達したならば(Yes)、図13の走行処理を終了し、選定した墨の位置に到達しなかったならば(No)、ステップS42に進む。
図6には、測域センサ14による検知範囲44と、直進可能領域43と、旋回可能領域41,42を示している。検知範囲44は、墨打ちロボット1の前端から距離L4までの範囲である。直進可能領域43は、幅がWであり、かつ墨打ちロボット1の前方に距離L5だけ離れており、一部が検知範囲44と重なっている。旋回可能領域41は、墨打ちロボット1の左側の矩形領域であり、墨打ちロボット1の中心からW/2だけ離れている。旋回可能領域42は、墨打ちロボット1の右側の矩形領域であり、墨打ちロボット1の中心からW/2だけ離れている。
墨打ちロボット1は、測域センサ14により、直進可能領域43における障害物の有無を判定する。更に墨打ちロボット1は、左右どちらに旋回可能かを同時に判定する。
最初、墨打ちロボット1は、走行を停止したのち、数秒だけ静止する(S60)。墨打ちロボット1は、行動開始から所定時間が経過したか否かを判定する(S61)。墨打ちロボット1は、行動開始から所定時間が経過したならば(Yes)、回避不可として異常終了し、所定時間が経過していないならば(No)、ステップS62の処理に進む。ここで行動開始とは、当該位置における回避行動の開始のことをいう。
墨打ちロボット1は、X軸アクチュエータ132を動作させて指向性プリズム11を一方向に移動させて、複数点を計測することで自己位置と向きとを取得する。図8に実線で示した指向性プリズム11は、第1回目の計測点を示し、図8に一点鎖線で示した指向性プリズム11は、第2回目の計測点を示す。墨打ちロボット1の自己位置は、第1回目の計測点である。墨打ちロボット1の向きは、第1回目の計測点から第2回目の計測点への向きである。
墨打ちロボット1は、追尾型トータルステーション2に対して略直交する方向F0に向いている。このとき、指向性プリズム11は、方向P0に向いており、追尾型トータルステーション2に正対している。このとき、墨打ちロボット1が方向F1に向くように超信地旋回した場合を図10に示す。
方向F2は、墨打ちロボット1が超信地旋回した後の墨打ちロボット1の向きを示している。ここでは、目標旋回角度θ0であったものが、θ1しか旋回していない。
実線で示した墨打ちロボット1aは、直進前であり、座標Aに位置している。追尾型トータルステーション2は、器械点Dに位置している。墨打ちロボット1aに搭載の指向性プリズム11は、追尾型トータルステーション2と正対しており、かつ基準ベクトルに対して角度αを成す方向に向いている。このとき墨打ちロボット1は、座標Aと器械点Dを使って角度αを算出する。
つまり、墨打ちロボット1aは、目標移動量L0だけ直進した際、指向性プリズム11を角度(-α-β)だけ回転させると、理論上、この指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2とは正対する。
墨打ちロボット1cは、実際には移動量L1だけ直進した座標Cに位置している。このとき、追尾型トータルステーション2が位置する器械点Dの方向は、角度(-γ)である。ここで墨打ちロボット1cが回転角度(-α-β)だけ指向性プリズム11を回転させると、指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2とは、角度(γ-β)だけずれた方向を向く。
ステップS20において、墨打ちロボット1は、追尾型トータルステーション2により、ロボット本体の現在位置と向きとを計測する。このときの動作は、図8に示している。
ステップS34において、墨打ちロボット1は、ステップS20で先に計測した値と、ステップS29で計測した値とを比較して、ロボット本体の実際の移動量を算出する。墨打ちロボット1は、ステップS25で指示した目標移動量と実際の移動量とを比較して、パルスを算出するためのパラメータを補正する(S35)。
墨打ちロボット1が超信地旋回したときの指向性プリズム11の補正動作例を、図9と図10に示している。墨打ちロボット1が直進したときの指向性プリズム11の補正動作例を、図11と図12に示している。
指向性プリズム11は、墨打ちロボット1に搭載されて移動している。この指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2が正対しなくなった場合、どちらが1回転しただけでは、これらが再び正対する可能性は低い。よって、本実施形態では、追尾型トータルステーション2が、指向性プリズム11を再び計測可能となるまで、±45°の範囲で追尾型トータルステーション2と指向性プリズム11をそれぞれ違う周期で振らせている。これにより、指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2とを再び正対させることができる。
時刻t1以前かつ期間T0において、指向性プリズム11は正対範囲であるが、追尾型トータルステーション2が正対角である場合はない。時刻t1~t2において、追尾型トータルステーション2は、正対角を2回横切るが、いずれの場合も指向性プリズム11は正対範囲から外れているため、両者は正対しない。
時刻t4~t5において、追尾型トータルステーション2は、正対角を2回横切るが、いずれの場合も指向性プリズム11は正対範囲から外れているため、両者は正対しない。
時刻t5~t7かつ期間T2において、指向性プリズム11は正対範囲である。このとき時刻t6において追尾型トータルステーション2は正対角となるため、両者は略正対する。このように、指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2とが正対しなくなった場合であっても、所定の動作を行うことにより、両者を略正対させることができる。
墨打ちロボット1は、旋回動作と直進/後退動作の後であっても指向性プリズム11を、常に追尾型トータルステーション2に正対させることができる。よって、床面の凹凸状況や滑りなどにより所定の誤差が発生した場合であっても、この誤差が集積することはない。よって、墨打ちロボット1は、常に自己位置を計測可能であり、自律走行によって目的地に走行可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
本発明の変形例として、例えば、次の(a)~(e)のようなものがある。
(b) 墨打ちロボット1が自身の位置と向きとを検知する動作は、図5に示した動作に限定されない。例えば、Y軸アクチュエータ131を動作させて指向性プリズム11を左右に動かして2つの計測点を計測し、墨打ちロボット1の向きを算出してもよい。
(c) 墨打ちロボット1が指向性プリズム11を追尾型トータルステーション2に正対させる処理は、図13のステップS36の補正処理に限定されない。例えば、ステップS27の指向性プリズム11の回転を行わず、ステップS31,S32の処理を繰り返して指向性プリズム11と追尾型トータルステーション2とを正対させてもよい。
(d) 図13のステップS22,S23における指向性プリズム11の回転範囲や追尾型トータルステーション2の回転範囲は、±45°に限定されず、任意の角度範囲であってもよい。
(e) 指向性プリズム11を振る周期と追尾型トータルステーション2を振る周期の関係は、図15に示したものに限定されない。指向性プリズム11の周期の方が追尾型トータルステーション2の周期よりも短くてもよい。なお指向性プリズム11の周期と追尾型トータルステーション2の周期の比は、2以下ではないことが望ましい。両者の周期の比が、例えば1:2または2:1の場合や、3:2または2:3の場合には、ずっと正対せず計測不能のままとなるおそれがあるためである。
1 墨打ちロボット (自律走行型墨打ちロボット)
10 フレーム
11 指向性プリズム (計測ターゲット)
12 プリンタ
13 アクチュエータ
131 Y軸アクチュエータ
132 X軸アクチュエータ
14 測域センサ
15 走行アクチュエータ
16 無線LAN親機
17 PC (制御手段)
171 モーションコントローラ
181 表示灯
182 表示灯
183 表示灯
19 回転・昇降アクチュエータ (回転アクチュエータ)
2 追尾型トータルステーション (三次元計測手段)
3 通信機器
41~42 旋回可能領域
43 直進可能領域
44 検知範囲
Claims (9)
- 複数の回転体を有し、前記回転体の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段と、
三次元計測手段のレーザ光の照射によって光学的に位置が計測される指向性プリズムと、
前記指向性プリズムを回転させる回転アクチュエータと、
前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムが配設され、前記床面に印刷可能なプリンタと、
前記走行手段により走行した際に、前記指向性プリズムが前記三次元計測手段の方向に向くように、前記回転アクチュエータによって前記指向性プリズムを回転させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記三次元計測手段が前記指向性プリズムの位置を計測できなかったならば、前記三次元計測手段を所定範囲かつ所定周期で振らせると共に、前記指向性プリズムを前記三次元計測手段とは異なる周期で振って、前記指向性プリズムと前記三次元計測手段とを正対させる、
ことを特徴とする自律走行型墨打ちロボット。 - 複数の回転体を有し、前記回転体の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段と、
三次元計測手段のレーザ光の照射によって光学的に位置が計測される指向性プリズムと、
前記指向性プリズムを回転させる回転アクチュエータと、
前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムが配設され、前記床面に印刷可能なプリンタと、
前記走行手段に所定距離の走行を指示して自身を走行させたのち、走行前における前記三次元計測手段の相対方向と前記所定距離の走行後における前記三次元計測手段の相対方向との角度差を算出し、前記回転アクチュエータによって前記角度差を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させる制御手段と、
を備えることを特徴とする自律走行型墨打ちロボット。 - 前記制御手段は、前記走行手段に前記所定距離の走行を指示して自身を走行させたのち、走行前における前記三次元計測手段の相対方向と前記所定距離の走行後における前記三次元計測手段の相対方向との角度差を算出し、前記回転アクチュエータにより前記角度差を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させると、前記三次元計測手段によって自身の向きを計測し、前記指向性プリズムが前記三次元計測手段に正対するように補正する、
ことを特徴とする請求項2に記載の自律走行型墨打ちロボット。 - 前記制御手段は、指示された距離に走行パラメータを乗算して、前記走行手段が備える前記回転体の正逆回転量を制御して、自身を走行させたのち、前記三次元計測手段によって前記指向性プリズムの位置を計測して実際の走行距離を算出し、前記回転体の正逆回転量と当該走行距離により、前記走行パラメータを補正する、
ことを特徴とする請求項2に記載の自律走行型墨打ちロボット。 - フレームに設置された第1アクチュエータと、
前記第1アクチュエータによって所定方向に駆動されると共に、前記第1アクチュエータの駆動方向とは直交する方向に前記プリンタ、前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムを駆動する第2アクチュエータと、
を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の自律走行型墨打ちロボット。 - 複数の回転体を有し、前記回転体の正逆回転を制御して床面上を走行可能な走行手段と、
三次元計測手段のレーザ光の照射によって光学的に位置が計測される指向性プリズムと、
前記指向性プリズムを回転させる回転アクチュエータと、
前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムが配設され、前記床面に印刷可能なプリンタと、
前記走行手段に所定角度の超信地旋回を指示して自身を旋回させたのち、前記回転アクチュエータによって前記所定角度の旋回を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させる制御手段と、
を備えることを特徴とする自律走行型墨打ちロボット。 - 前記制御手段は、前記走行手段に前記所定角度の超信地旋回を指示して自身を旋回させたのち、前記回転アクチュエータにより前記所定角度の旋回を打ち消すように前記指向性プリズムを回転させ、前記三次元計測手段によって自身の向きを計測して、前記指向性プリズムが前記三次元計測手段に正対するように補正する、
ことを特徴とする請求項6に記載の自律走行型墨打ちロボット。 - 前記制御手段は、指示された角度に旋回パラメータを乗算して、前記走行手段が備える前記回転体の正逆回転量を制御して、自身を超信地旋回させたのち、前記三次元計測手段によって自身の向きを計測して実際の旋回角度を算出し、前記回転体の正逆回転量と当該旋回角度により、前記旋回パラメータを補正する、
ことを特徴とする請求項6に記載の自律走行型墨打ちロボット。 - フレームに設置された第1アクチュエータと、
前記第1アクチュエータによって所定方向に駆動されると共に、前記第1アクチュエータの駆動方向とは直交する方向に前記プリンタ、前記回転アクチュエータおよび前記指向性プリズムを駆動する第2アクチュエータと、
を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の自律走行型墨打ちロボット。
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