JP7138875B1 - パーティションユニットおよび空気清浄システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造により、飛沫がユーザーに付着したり、ユーザーが飛沫を吸引してしまうことを抑制することが可能な、パーティションユニットおよび空気清浄システムを提供する。【解決手段】パーティションユニット10は、内部に第1流路21が形成された衝立部20と、内部に第2流路41が形成され、衝立部20を支持する土台40と、を備えている。衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる空気流入口30が形成されている。土台40に、第1流路21と第2流路41とを連通させる連通孔50が形成されている。第2流路41は、土台40の長手方向に沿って延びている。【選択図】図3

Description

本開示は、パーティションユニットおよび空気清浄システムに関する。
従来より、透明な板またはシートによって構成されるパーティションが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、パーティションの上下に空気の吸い込み口を設けると共にパーティションの上方にエアーカーテンを作る空気の吹き出し口をパーティションの上端に設けて成る、たばこの煙拡散防止パーティションが開示されている。
特開平3-128004号公報
しかしながら、特許文献1に記載のパーティションでは、たばこの煙の拡散を防止することはできるが、咳やくしゃみ、または会話などの際に飛散する飛沫が、パーティションが設けられた空間を利用するユーザーに付着したり、ユーザーが飛沫を吸引してしまうことを抑制することは困難である。
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、簡便な構造により、飛沫がユーザーに付着したり、ユーザーが飛沫を吸引してしまうことを抑制することが可能な、パーティションユニットおよび空気清浄システムを提供することを目的とする。
一実施の形態によるパーティションユニットは、
内部に第1流路が形成された衝立部と、
内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、を備え、
前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びている、パーティションユニットである。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記連通孔の下方に、前記第1流路から前記第2流路に空気を流入させるファンが設けられ、
前記ファンの外寸は、前記衝立部の厚みよりも大きくなっていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記土台に、脚部が取り付けられていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記衝立部の高さは、100mm以上800mm以下であってもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記衝立部は、前記長手方向に広がる第1面を構成する第1面部材と、前記第1面の反対側に位置する第2面を構成する第2面部材とを有し、
前記第1面部材および前記第2面部材は、連結部材を介して、互いに着脱自在に連結されていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記第1面部材および前記第2面部材と、前記連結部材との間に、緩衝部材が設けられていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記第1面部材および前記第2面部材は、それぞれ帯電防止機能を有していてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、空気流入口は、前記第1流路と前記衝立部の外部とを連通させる複数の貫通孔を含んでいてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる第1補助流入口が形成されていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記土台に、前記第2流路に空気を流入させる第2補助流入口が形成されていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記土台は、前記長手方向に沿って互いに連結された複数の土台分割体を有していてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、パーティションユニットは、前記衝立部を複数備え、各々の前記衝立部は、互いに異なる前記土台分割体に支持されていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、パーティションユニットは、前記長手方向において前記衝立部に隣接するように配置された板状部材を更に備えていてもよい。
一実施の形態によるパーティションユニットにおいて、前記土台に、開閉自在に設けられ、開放時に前記第1流路と前記第2流路とを連通させるバイパス孔が形成されていてもよい。
一実施の形態による空気清浄システムは、一実施の形態によるパーティションユニットと、前記パーティションユニットに連結された空気清浄機とを備える、空気清浄システムである。
本開示によれば、簡便な構造により、飛沫がユーザーに付着したり、ユーザーが飛沫を吸引してしまうことを抑制することができる。
図1は、一実施の形態による空気清浄システムを示す斜視図である。 図2は、一実施の形態による空気清浄システムを示す正面図である。 図3は、一実施の形態によるパーティションユニットを示す斜視図である。 図4は、一実施の形態によるパーティションユニットを示す平面図である。 図5は、一実施の形態によるパーティションユニットを示す断面図(図4のV-V線断面図)である。 図6は、一実施の形態によるパーティションユニットを示す断面図(図4のVI-VI線断面図)である。 図7は、一実施の形態によるパーティションユニットの土台を示す斜視図である。 図8は、一実施の形態による空気清浄システムの空気清浄機を示す斜視図である。 図9は、一実施の形態による空気清浄方法を示す斜視図である。 図10は、一実施の形態による空気清浄システムの変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して一実施の形態について説明する。図1乃至図9は一実施の形態を示す図である。以下に示す各図は、模式的に示したものである。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値および材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。
空気清浄システム
まず、図1および図2により、一実施の形態による空気清浄システム1について説明する。この空気清浄システム1は、空中に飛散す飛沫からユーザーHを保護するものであり、とりわけ空中に飛散した飛沫を吸引することにより、飛沫からユーザーHを保護するためのものである。
図1および図2に示すように、空気清浄システム1は、パーティションユニット10と、パーティションユニット10に連結された空気清浄機70とを備えている。このうち、パーティションユニット10は、テーブル2上に載置されている。このパーティションユニット10は、テーブル2に対して取り外し自在に構成されている。これにより、様々なテーブルに対してパーティションユニット10を取り付けることができるようになっている。
(パーティションユニット)
図1および図2に示すように、パーティションユニット10は、内部に第1流路21が形成された衝立部20と、内部に第2流路41が形成され、衝立部20を支持する土台40と、を備えている。また、パーティションユニット10は、土台40の長手方向d1において衝立部20に隣接するように配置された板状部材60を更に備えていてもよい。図示された例においては、パーティションユニット10は、複数(2つ)の衝立部20と、複数(3つ)の板状部材とを備えている。なお、衝立部20および板状部材60の個数は任意である。また、パーティションユニット10は、板状部材60を備えていなくてもよい。
2つの衝立部20は、それぞれ土台40上に設けられている。各々の衝立部20は、互いに異なる後述する土台分割体40aに支持されている。また、3つの板状部材60のうち2つの板状部材60は、それぞれ土台40上に設けられている。一方、3つの板状部材60のうち1つの板状部材60は、テーブル2上に載置されている。なお、これに限られず、3つの板状部材60の全てが、土台40上に設けられていてもよく、3つの板状部材60の全てが、テーブル2上に載置されていてもよい。
衝立部20および板状部材60は、土台40の長手方向d1に沿って、交互に配置されている。なお、これに限られず、例えば、複数の衝立部20が、長手方向d1に沿って連続して配置されていてもよい。
次に、図2乃至図6により、衝立部20について詳細に説明する。この衝立部20は、中空状に形成されている。
図2乃至図6に示すように、衝立部20は、土台40の長手方向d1に広がる第1面22aを構成する第1面部材22と、第1面22aの反対側に位置する第2面23aを構成する第2面部材23とを有している。また、衝立部20は、第1面22aと第2面23aとの間に位置する一対の側面24aを構成する一対の側面部材24と、第1面22aと第2面23aとの間に位置する上面25aを構成する上面部材25と、を更に有している。そして、第1面部材22、第2面部材23、側面部材24および上面部材25によって囲まれる空間が、上述した第1流路21を形成している。なお、第1面22aおよび第2面23aの面内方向は、土台40の長手方向d1および上下方向d2に平行になっている。なお、長手方向d1および上下方向d2は、互いに非平行であり、図示された例では、長手方向d1および上下方向d2は、互いに直交している。
第1面部材22、第2面部材23、側面部材24および上面部材25は、それぞれ板状の部材である。この場合、第1面部材22、第2面部材23、側面部材24および上面部材25を構成する材料としては、アクリル樹脂、ビニール樹脂等の合成樹脂、ガラス、金属または木材を用いてもよい。第1面部材22、第2面部材23、側面部材24および上面部材25を構成する材料として合成樹脂やガラスを用いる場合、透明であってもよく、半透明であってもよく、不透明であってもよい。なお、第1面部材22、第2面部材23、側面部材24および上面部材25は、それぞれ同一の材料によって構成されていてもよく、互いに異なる材料によって構成されていてもよい。
第1面部材22および第2面部材23は、それぞれ帯電防止機能を有していることが好ましい。これにより、第1面部材22および第2面部材23の帯電防止機能を高めることができ、衝立部20への粉塵の付着を抑制することができる。このため、第1面部材22および第2面部材23が透明である場合に、衝立部20の透明性を確保できる。この場合、第1面部材22および第2面部材23の表面抵抗値は、1.0×1013Ω以下であることが好ましい。なお、上記表面抵抗値は、表面抵抗計(例えば、ホーザン株式会社製のF-109(商品名))を用いて測定することができる。
また、図3および図4に示すように、第1面部材22および第2面部材23は、連結部材11を介して、互いに着脱自在に連結されていてもよい。この場合、第1面部材22および第2面部材23は、例えばネジS等を用いて、連結部材11に連結されていてもよい。このように第1面部材22および第2面部材23が互いに着脱自在に取り付けられていることにより、第1面部材22等が劣化した場合に、第1面部材22等を容易に交換することができる。また、第1流路21内を容易に清掃することができる。さらに、接着剤を用いることなく第1面部材22および第2面部材23を互いに連結させることができるため、接着剤に起因する第1面部材22および第2面部材23の変色(白化)を抑制することができる。また、接着剤が経時的に劣化することに起因する接着力の低下も抑制することができる。連結部材11としては、金属、ゴム、シリコーン、木材または合成樹脂を用いることができる。
さらに、第1面部材22および第2面部材23と、連結部材11との間に、緩衝部材12が設けられていてもよい。これにより、連結部材11を介して、第1面部材22と第2面部材23とを互いに連結させた際に、第1面部材22および第2面部材23が損傷を受けてしまうことを抑制できる。また、第1面部材22等と連結部材11との間に緩衝部材12が設けられていることにより、第1流路21を通過する空気に起因して発生し得る、第1面部材22等の振動を抑制できる。緩衝部材12としては、ゴム、シリコーンまたはシーリング材等、弾力性を有するものを用いることができる。なお、上述した側面部材24および上面部材25は、上述した連結部材11および緩衝部材12を用いて、第1面部材22等に対して、着脱自在に連結されていてもよい。
ここで、衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる空気流入口30が形成されている。本実施の形態では、空気流入口30は、衝立部20の上面部材25に形成されている。これにより、空中に飛散した飛沫が衝立部20を飛び越える際に、飛沫が、周囲の空気ごと空気流入口30から第1流路21内に吸い込まれる。これにより、空中に飛散した飛沫が、衝立部20の反対側に位置するユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを効果的に抑制できる。
本実施の形態では、空気流入口30は、第1流路21と衝立部20の外部とを連通させる複数の貫通孔31を含んでいる。図示された例においては、各々の衝立部20に形成された空気流入口30は、それぞれ33個の貫通孔31を含んでいる。この貫通孔31は、上面25aから衝立部20の内部(すなわち、第1流路21)に至るまで延びている。このように、空気流入口30が複数の貫通孔31を含んでいることにより、各々の貫通孔31の大きさを小さくした場合であっても、空気流入口30から第1流路21内に流入させる空気の量を多くすることができる。そして、各々の貫通孔31の大きさを小さくすることにより、例えば、空気流入口30から衝立部20の内部に筆記用具等が落下してしまうことを抑制できる。また、各々の貫通孔31の大きさを小さくすることにより、空気流入口30の総面積を小さくすることで空気流入口30から第1流路21に流入する空気の流速を速くすることもできる。これにより、空中に飛散した飛沫を第1流路21内に効果的に流入させることができる。貫通孔31の直径は、例えば3mm以上30mm以下であってもよい。なお、貫通孔31は、丸穴であってもよく、角穴、長丸穴またはその他の形状を有する穴でもよい。
また、衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる第1補助流入口32が形成されている。この第1補助流入口32は、衝立部20の第1面部材22および第2面部材23に形成されている。これにより、衝立部20の上面部材25よりも低い位置を浮遊する飛沫を第1流路21内に流入させることができる。このため、空中に飛散した飛沫を効果的に吸引することができる。
本実施の形態では、第1補助流入口32は、第1流路21と衝立部20の外部とを連通させる複数の貫通孔33、34を含んでいる。図示された例においては、一の衝立部20に形成された第1補助流入口32は、8つの貫通孔33(図3および図4参照)と、7つの貫通孔34(図4参照)とを含んでいる。このうち貫通孔33は、第1面部材22の上部に形成されており、第1面22aから衝立部20の内部(すなわち、第1流路21)に至るまで延びている。一方、貫通孔34は、第2面部材23の上部に形成されており、第2面23aから衝立部20の内部(すなわち、第1流路21)に至るまで延びている。このように、第1補助流入口32が複数の貫通孔33、34を含んでいることにより、各々の貫通孔33、34の大きさを小さくした場合であっても、第1補助流入口32から第1流路21内に流入させる空気の量を多くすることができる。そして、各々の貫通孔33、34の大きさを小さくすることにより、例えば、第1補助流入口32から衝立部20の内部に筆記用具等が落下してしまうことを抑制できる。また、各々の貫通孔33、34の大きさを小さくすることにより、第1補助流入口32から第1流路21に流入する空気の流速を早くすることもできる。これにより、空中に飛散した飛沫を第1流路21内に更に効果的に流入させることができる。貫通孔33、34の直径は、それぞれ、例えば5mm以上30mm以下であってもよい。なお、貫通孔33は、第1面部材22の任意の位置に形成されていてもよく、貫通孔34は、第2面部材23の任意の位置に形成されていてもよい。また、貫通孔33、34は、丸穴であってもよく、角穴、長丸穴またはその他の形状を有する穴でもよい。
ここで、図2に示すように、第1面部材22に形成された貫通孔33と、第2面部材23に形成された貫通孔34とは、第1面22aの法線方向から見た場合に、互いに重ならないように形成されていることが好ましい。これにより、例えば第1面22a側から飛散した飛沫が、貫通孔33、34を通過して、第2面23a側に位置するユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを抑制できる。図示された例においては、貫通孔33および貫通孔34は、第1面22aの法線方向から見た場合に、土台40の長手方向d1に沿って交互に配置されている。
このような衝立部20の高さHは、100mm以上800mm以下であることが好ましく、400mm以上800mm以下であることが更に好ましい。衝立部20の高さHが100mm以上であることにより、空中に飛散した飛沫が衝立部20を飛び越えてしまうことを効果的に抑制できる。また、衝立部20の高さHが400mm以上であることにより、空中に飛散した飛沫が衝立部20を飛び越えてしまうことをより効果的に抑制できる。また、衝立部20の高さHが800mm以下であることにより、衝立部20の高さHが高くなり過ぎることを抑制でき、衝立部20を容易に清掃することができる。また、衝立部20の高さHが800mm以下であることにより、衝立部20越しに書類等を他のユーザーHに受け渡す際に、書類等を他のユーザーHに容易に受け渡すことができる。
また、衝立部20は、土台40に着脱自在に取り付けられている。この場合、衝立部20は、例えばネジSや連結部材11等を用いて、土台40に着脱自在に取り付けられていてもよい。このように衝立部20が土台40に着脱自在に取り付けられていることにより、衝立部20が劣化した場合に、衝立部20を容易に交換することができる。また、衝立部20を土台40から取り外すことができるため、衝立部20を容易に清掃することができる。
次に、図2乃至図7により、土台40について説明する。
図2乃至図7に示すように、土台40は、中空状に形成されており、四角筒形状をもっている。具体的には、土台40は、上面部42と、上面部42から下方に延びる一対の側部43、44と、一対の側部43、44の下方に設けられ、テーブル2上に載置された底部45とを有している。また、長手方向d1における土台40の一方の端部(図2の左側の端部)は、例えば金属からなる板状の部材46によって塞がれており、他方の端部(図2の右側の端部)には、土台40と空気清浄機70とを連結するためのダクト13が取り付けられている。そして、上面部42、側部43、44、底部45および板状の部材46によって囲まれる空間が、上述した第2流路41を形成している。この第2流路41は、土台40の長手方向d1に沿って延びている。
上面部42、側部43、44および底部45を構成する材料としては、例えば金属を用いてもよい。上面部42、側部43、44および底部45は、板状の複数の部材を、例えばネジや溶接等によって連結することにより形成されていてもよい。なお、例えば上面部42および側部43、44は、一枚の板状の部材に対して、例えば折り曲げ加工を施すことにより形成されていてもよい。
本実施の形態では、土台40は、長手方向d1に沿って互いに連結された複数の土台分割体40aを有している。各々の土台分割体40aは、それぞれ、中空状に形成されており、四角筒形状をもっている。そして、各々の土台分割体40aが互いに連結されることにより、四角形筒形状の土台40が構成されている。このように、土台40が複数の土台分割体40aを有していることにより、土台40の長さを容易に調整できるようになっている。なお、各々の土台分割体40a上には、それぞれ、衝立部20または板状部材60が1つずつ配置されている。
また、土台40に、第1流路21と第2流路41とを連通させる連通孔50が形成されている。この連通孔50は、衝立部20が載置された土台分割体40aの上面部42に形成されている。図示された例においては、一の土台分割体40aに、2つの連通孔50が形成されている。また、図示された例においては、連通孔50は、平面視長方形状を有する角穴である。なお、連通孔50は、丸穴であってもよく、長丸穴またはその他の形状を有する穴でもよい。
この連通孔50の幅W1(図5参照)は、第1流路21の幅W2(図5参照)と等しくなっている。また、連通孔50には、下方に延びる一対の傾斜板51が連結されている。この傾斜板51の内面は、下方に向かうにつれて互いに離間する方向へ傾斜している。これにより、連通孔50を通過する際に、第1流路21内および第2流路41内において、渦等の乱流が形成されることを抑制することができ、エネルギー損失を低減することができる。
また、連通孔50の下方に、第1流路21から第2流路41に空気を流入させるファン52が設けられている。ファン52の外寸Rは、衝立部20の厚みTよりも大きくなっている。これにより、ファン52のサイズを大きくすることができ、ファン52を所定の回転数で回転させた場合に、第1流路21から第2流路41に流入する空気の流量を大きくすることができる。このため、ファン52の回転数を比較的低くした状態であっても、空気の所望の流量を確保することができる。この結果、ファン52の回転数を低くすることができ、ファン52による騒音を低減することができる。
また、図3、図6および図7に示すように、土台40に、開閉自在に設けられたバイパス孔53が形成されている。このバイパス孔53は、衝立部20が載置された土台分割体40aの上面部42のうち、2つの連通孔50間に形成されている。図示された例においては、衝立部20が載置された土台分割体40aの上面部42に複数(5つ)のバイパス孔53が形成されており、各々のバイパス孔53が、それぞれ開閉自在に設けられている。
このバイパス孔53は、開放時に第1流路21と第2流路41とを連通させるように構成されている。一方、バイパス孔53は、閉鎖時には、第1流路21と第2流路41とを連通させないように構成されている。これにより、バイパス孔53を開閉させることにより、例えば空気清浄機70の出力に合わせて、第1流路21から第2流路41に流入する空気の量を容易に調整できるようになっている。
さらに、図2、図3、図4および図7に示すように、土台40に、第2流路41に空気を流入させる第2補助流入口54が形成されている。この第2補助流入口54は、土台40の側部43、44に形成されている。これにより、衝立部20よりも低い位置を浮遊する飛沫を第2流路41内に流入させることができる。このため、空中に飛散した飛沫を効果的に吸引することができる。
本実施の形態では、第2補助流入口54は、第2流路41と土台40の外部とを連通させる複数の貫通孔55、56を含んでいる。図示された例においては、一の土台分割体40aに形成された第2補助流入口54は、5つの貫通孔55(図3および図4参照)と、4つの貫通孔56(図4参照)とを含んでいる。このうち貫通孔55は、側部43の上部に形成されており、側部43の外面から土台40の内部(すなわち、第2流路41)に至るまで延びている。一方、貫通孔56は、側部44の上部に形成されており、側部44の外面から土台40の内部(すなわち、第2流路41)に至るまで延びている。このように、第2補助流入口54が複数の貫通孔55、56を含んでいることにより、各々の貫通孔55、56の大きさを小さくした場合であっても、第2補助流入口54から第2流路41内に流入させる空気の量を多くすることができる。そして、各々の貫通孔55、56の大きさを小さくすることにより、例えば、第2補助流入口54から土台40の内部に筆記用具等が入り込んでしまうことを抑制できる。また、各々の貫通孔55、56の大きさを小さくすることにより、第2補助流入口54から第2流路41に流入する空気の流速を速くすることもできる。これにより、空中に飛散した飛沫を第2流路41内に更に効果的に流入させることができる。貫通孔55、56の直径は、それぞれ、例えば3mm以上30mm以下であってもよい。なお、貫通孔55、56は、丸穴であってもよく、角穴、長丸穴またはその他の形状を有する穴でもよい。
ここで、図2に示すように、側部43に形成された貫通孔55と、側部44に形成された貫通孔56とは、側部43の外面の法線方向から見た場合に、互いに重ならないように形成されていることが好ましい。これにより、例えば側部43側から飛散した飛沫が、貫通孔55、56を通過して、側部44側に位置するユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを抑制できる。図示された例においては、貫通孔55および貫通孔56は、側部43の外面の法線方向から見た場合に、土台40の長手方向d1に沿って交互に配置されている。
このような土台40において、第2流路41の断面積のうち、長手方向d1に直交する方向に沿った断面積は、一の衝立部20の第1流路21の断面積のうち、上下方向d2に直交する方向に沿った断面積の0.5倍以上15倍以下であることが好ましい。第2流路41の上述した断面積が第1流路21の上述した断面積の0.5倍以上であることにより、パーティションユニット10が、複数の衝立部20を備える場合に、圧力損失の増加を抑制することができる。また、第2流路41の上述した断面積が第1流路21の上述した断面積の15倍以下であることにより、第2流路41の高さおよび幅を小さくすることが可能となり、第2流路41および土台40の小型化が可能となる。
次に、図2乃至図4により、板状部材60について説明する。
図2乃至図4に示すように、板状部材60は、一対の主面60a、60bを有している。一対の主面60a、60bの面内方向は、第1面22aおよび第2面23aの面内方向と平行になっている。なお、板状部材60のうち少なくとも1つは、一対の主面60a、60bの面内方向が、土台40の長手方向d1に直交する方向(すなわち、図4の上下方向)および上下方向d2に平行になっていてもよい。
板状部材60を構成する材料としては、第1面部材22等を構成する材料と同一の材料を用いてもよい。
この板状部材60の少なくとも一部には、窓部材61が取り付けられていてもよい。この窓部材61はヒンジ62を介して板状部材60に取り付けられていてもよく、板状部材60に形成された開口部63を開閉するように構成されていてもよい。これにより、窓部材61が開口部63を開放することによって、開口部63を介して、書類等を他のユーザーHに受け渡すことができる。また、窓部材61が開口部63を閉鎖することにより、飛沫が、開口部63を介して他のユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを抑制することができる。
板状部材60は、連結部材11を介して、側面部材24に着脱自在に連結されている。この場合、板状部材60および側面部材24は、例えばネジSや連結部材11等を用いて、互いに連結されていてもよい。また、板状部材60および側面部材24と、連結部材11との間に、緩衝部材12が設けられていてもよい。
(空気清浄機)
次に、図2により、空気清浄機70について説明する。
図2に示すように、空気清浄機70は、ダクト13を介して、土台40に連結されている。この空気清浄機70は、吸引部71と、浄化フィルター72と、殺菌部73とを有している。
このうち吸引部71は、衝立部20の外部の空気を吸引するものである。この吸引部71は、吸引ファンを含んでいてもよい。この吸引部71が空気を吸引することにより、衝立部20の外部の空気が、衝立部20の第1流路21および土台40の第2流路41を介して、空気清浄機70まで吸引されるようになっている。そして、浄化フィルター72および殺菌部73を通過した空気が、空気清浄機70の外部に排出されるように構成されている。
浄化フィルター72は、吸引された空気に含まれる飛沫、ウイルスおよび雑菌等の多くを捕集するものである。浄化フィルター72は、粗塵用フィルター75と、HEPAフィルター76と、脱臭フィルター77(いわゆるエアーフィルター)とを含んでいる。浄化フィルター72は、粗塵用フィルター75、HEPAフィルター76および脱臭フィルター77を、それぞれ複数個ずつ含んでいてもよい。なお、空気清浄機70は、浄化フィルター72を有していなくてもよい。
殺菌部73は、浄化フィルター72を通過した空気に含まれるウイルスおよび雑菌を殺菌または不活性化するものである。この殺菌部73は、吸引された空気に対して一定時間紫外線を照射することにより、ウイルスおよび雑菌を殺菌または不活性化するように構成されていてもよい。この場合、殺菌部73は、紫外線照射装置として発振波長が200nm以上300nm以下の深紫外線を照射する紫外線照射装置を含んでいることが好ましい。また、殺菌部73はオゾン発生装置を含んでいてもよく、オゾンによってウイルスおよび雑菌を殺菌または不活性化するように構成されていてもよい。
また、上述したように、空気清浄機70は、ダクト13を介して、土台40に連結されている。この場合、図8(a)-(b)に示すように、空気清浄機70に、ダクト13を接続するための開口78が形成されたダクト接続板79が取り付けられていてもよい。また、開口78の中心は、上下方向d2において、ダクト接続板79の中心Pから偏心していてもよい。これにより、ダクト接続板79を上下反転させて取り付けることにより、空気清浄機70に接続されるダクト13の上下方向位置を容易に調整することができる。このため、高さが異なる様々なテーブル2に対して、空気清浄システム1を適用することができる。
空気清浄方法
次に、図9により、一実施の形態による空気清浄システム1を用いた空気清浄方法について説明する。
まず、図9に示すように、空気清浄機70の吸引部71が空気を吸引することにより、衝立部20の外部の空気が、空気流入口30から衝立部20の第1流路21内に流入する(矢印A参照)。これにより、空気流入口30の近傍を浮遊する飛沫、とりわけ、衝立部20を飛び越えようとする飛沫が、飛沫の周囲の空気ごと、空気流入口30から第1流路21内に吸い込まれる。これにより、空中に飛散した飛沫が、衝立部20の反対側に位置するユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを効果的に抑制できる。
また、この際、衝立部20の外部の空気は、第1補助流入口32からも第1流路21内に流入する(矢印B参照)。これにより、衝立部20の上面部材25よりも低い位置を浮遊する飛沫が、飛沫の周囲の空気ごと、第1補助流入口32から第1流路21内に吸い込まれる。
次に、第1流路21内に流入した空気は、連通孔50を通過し、第2流路41内に流入する。
また、この際、土台40の外部の空気が、第2補助流入口54から第2流路41内に流入する(矢印C参照)。これにより、衝立部20よりも低い位置を浮遊する飛沫が、飛沫の周囲の空気ごと、第2補助流入口54から第2流路41内に吸い込まれる。
次に、土台40の第2流路41内の空気は、空気清浄機70に吸引される。そして、空気清浄機70に吸引され、空気清浄機70に流入した空気が、浄化フィルター72および殺菌部73を通過することにより、空気に含まれるウイルスおよび雑菌が、殺菌または不活性化される。その後、ウイルス等が殺菌等された空気が、空気清浄機70の外部に排出される。
以上のように本実施の形態によれば、パーティションユニット10が、内部に第1流路21が形成された衝立部20と、内部に第2流路41が形成され、衝立部20を支持する土台40と、を備えている。また、衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる空気流入口30が形成されており、土台40に、第1流路21と第2流路41とを連通させる連通孔50が形成されている。これにより、空中を浮遊する飛沫を第1流路21内に吸引することができる。ここで、飛沫は、空気中を数時間程度漂う場合がある。このため、エアコン等から発生した気流に乗って、飛沫が衝立部20を飛び越えてしまう可能性がある。また、身長が高いユーザーHから飛散した飛沫や、斜め上方に向かって飛散した飛沫は、衝立部20を飛び越えてしまう可能性がある。これに対して本実施の形態によれば、衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる空気流入口30が形成されているため、空中を浮遊する飛沫を第1流路21内に吸引することができる。この結果、飛沫がユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを抑制することができる。
また、第2流路41が、土台40の長手方向d1に沿って延びている。これにより、パーティションユニット10を備える空気清浄システム1をテーブル2に設置する際に、長手方向d1における土台40の端部に空気清浄機70を取り付けることにより、テーブル2を貫通する配管等が不要になる。このため、空気清浄システム1を容易に設置することができる。このため、簡便な構造により、飛沫がユーザーHに付着したり、ユーザーHが飛沫を吸引してしまうことを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、連通孔50の下方に、第1流路21から第2流路41に空気を流入させるファン52が設けられ、ファン52の外寸Rが、衝立部20の厚みTよりも大きくなっている。これにより、ファン52のサイズを大きくすることができ、ファン52を所定の回転数で回転させた場合に、第1流路21から第2流路41に流入する空気の流量を大きくすることができる。このため、ファン52の回転数を比較的低くした状態であっても、空気の所望の流量を確保することができる。この結果、ファン52の回転数を低くすることができ、ファン52による騒音を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、衝立部20が、長手方向d1に広がる第1面22aを構成する第1面部材22と、第1面22aの反対側に位置する第2面23aを構成する第2面部材23とを有している。また、第1面部材22および第2面部材23が、連結部材11を介して、互いに着脱自在に連結されている。これにより、第1面部材22等が劣化した場合に、第1面部材22等を容易に交換することができる。また、第1流路21内を容易に清掃することができる。
また、本実施の形態によれば、第1面部材22および第2面部材23と、連結部材11との間に、緩衝部材12が設けられている。これにより、第1面部材22と第2面部材23とを互いに連結させた際に、第1面部材22および第2面部材23が損傷を受けてしまうことを抑制できる。また、第1面部材22等と連結部材11との間に緩衝部材12が設けられていることにより、第1流路21を通過する空気に起因して発生し得る、第1面部材22等の振動を抑制できる。
また、本実施の形態によれば、空気流入口30が、第1流路21と衝立部20の外部とを連通させる複数の貫通孔31を含んでいる。これにより、各々の貫通孔31の大きさを小さくした場合であっても、空気流入口30から第1流路21内に流入させる空気の量を多くすることができる。そして、各々の貫通孔31の大きさを小さくすることにより、空気流入口30から衝立部20の内部に筆記用具等が落下してしまうことを抑制できる。また、各々の貫通孔31の大きさを小さくすることにより、空気流入口30の総面積を小さくすることで、空気流入口30から第1流路21に流入する空気の流速を速くすることもできる。これにより、空中に飛散した飛沫を第1流路21内に効果的に流入させることができる。
また、本実施の形態によれば、衝立部20に、第1流路21に空気を流入させる第1補助流入口32が形成されている。これにより、衝立部20の上面部材25よりも低い位置を浮遊する飛沫を第1流路21内に流入させることができる。このため、空中に飛散した飛沫を効果的に吸引することができる。
また、本実施の形態によれば、土台40に、第2流路41に空気を流入させる第2補助流入口54が形成されている。これにより、衝立部20よりも低い位置を浮遊する飛沫を第2流路41内に流入させることができる。このため、空中に飛散した飛沫を効果的に吸引することができる。
また、本実施の形態によれば、土台40が、長手方向d1に沿って互いに連結された複数の土台分割体40aを有している。これにより、土台40の長さを容易に調整できる。
また、本実施の形態によれば、長手方向d1において衝立部20に隣接するように配置された板状部材60を更に備えている。これにより、空気清浄機70の出力に対する衝立部20における空気の吸引効率を向上させることができる。ここで、ユーザーHがパーティションユニット10に対面しない領域では、空中に飛散する飛沫が少なくなり得る。一方、ユーザーHがパーティションユニット10に対面する領域では、空中に飛散する飛沫が多くなり得る。このため、ユーザーHがパーティションユニット10に対面しない領域に板状部材60を設置し、ユーザーHがパーティションユニット10に対面する領域に衝立部20を設置することにより、空中に飛散する飛沫が多くなり得る領域の空気を、第1流路21内に効率よく吸引することができる。このため、空間の空気清浄効率を向上させることができ、省エネルギー化を図ることができる。
さらに、本実施の形態によれば、土台40に、開閉自在に設けられ、開放時に第1流路21と第2流路41とを連通させるバイパス孔53が形成されている。これにより、バイパス孔53を開閉させることにより、例えば空気清浄機70の出力に合わせて、第1流路21から第2流路41に流入する空気の量を容易に調整できる。
なお、上述した本実施の形態では、土台40の底部45がテーブル2上に載置されている例について説明したが、これに限られない。例えば、図10に示すように、土台40に、脚部47が取り付けられていてもよい。これにより、例えば、いわゆるコンセント付きテーブルのように、配線ケーブルを有するテーブル2上にパーティションユニット10を載置する際に、パーティションユニット10によって配線ケーブルが潰されてしまうことを抑制することができる。また、いわゆるコンセント付きテーブルのように、テーブル2の上面に段差が設けられていた場合であっても、パーティションユニット10を安定してテーブル2上に載置することができる。なお、この場合、土台40に、3つ以上の脚部47が取り付けられていることが好ましい。これにより、脚部47が支持する土台40の安定性を向上できる。
また、上述した本実施の形態では、ダクト13を介して、土台40に空気清浄機70が連結されている例について説明したが、これに限られない。例えば、図示はしないが、土台40に空気清浄機70が連結されていなくてもよい。この場合、第2流路41内の空気が、ダクト13を介して、室外または屋外に排出されるように構成されていてもよい。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 空気清浄システム
10 パーティションユニット
11 連結部材
12 緩衝部材
20 衝立部
21 第1流路
22 第1面部材
22a 第1面
23 第2面部材
23a 第2面
30 空気流入口
31 貫通孔
32 第1補助流入口
40 土台
41 第2流路
47 脚部
50 連通孔
52 ファン
53 バイパス孔
54 第2補助流入口
60 板状部材
70 空気清浄機

Claims (18)

  1. 内部に第1流路が形成された衝立部と、
    内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、を備え、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
    前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びており、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる第1補助流入口が形成されて いる、パーティションユニット。
  2. 内部に第1流路が形成された衝立部と、
    内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、を備え、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
    前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びており、
    前記衝立部は、
    前記長手方向に広がる第1面を構成する第1面部材と、
    前記第1面の反対側に位置する第2面を構成する第2面部材と、
    前記第1面と前記第2面との間に位置する上面を構成する上面部材とを有し、
    前記空気流入口は、前記上面部材に形成されており、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる第1補助流入口が形成されて いる、パーティションユニット。
  3. 前記衝立部は、前記長手方向に広がる第1面を構成する第1面部材と、前記第1面の反対側に位置する第2面を構成する第2面部材とを有し、
    前記第1面部材および前記第2面部材は、連結部材を介して、互いに着脱自在に連結されている、請求項1に記載のパーティションユニット。
  4. 前記第1面部材および前記第2面部材と、前記連結部材との間に、緩衝部材が設けられている、請求項3に記載のパーティションユニット。
  5. 前記第1面部材および前記第2面部材は、それぞれ帯電防止機能を有する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  6. 前記連通孔の下方に、前記第1流路から前記第2流路に空気を流入させるファンが設けられ、
    前記ファンの外寸は、前記衝立部の厚みよりも大きい、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  7. 前記土台に、脚部が取り付けられている、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  8. 前記衝立部の高さは、100mm以上800mm以下である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  9. 空気流入口は、前記第1流路と前記衝立部の外部とを連通させる複数の貫通孔を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  10. 前記土台に、前記第2流路に空気を流入させる第2補助流入口が形成されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  11. 前記土台は、前記長手方向に沿って互いに連結された複数の土台分割体を有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  12. 前記衝立部を複数備え、
    各々の前記衝立部は、互いに異なる前記土台分割体に支持されている、請求項11に記載のパーティションユニット。
  13. 前記長手方向において前記衝立部に隣接するように配置された板状部材を更に備える、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  14. 前記土台に、開閉自在に設けられ、開放時に前記第1流路と前記第2流路とを連通させるバイパス孔が形成されている、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のパーティションユニット。
  15. 内部に第1流路が形成された衝立部と、
    内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、を備え、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
    前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びており、
    前記土台に、前記第2流路に空気を流入させる第2補助流入口が形成されている、パーティションユニット。
  16. 内部に第1流路が形成された衝立部と、
    内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、
    前記土台の長手方向において前記衝立部に隣接するように配置された板状部材と、を備え、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
    前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びている、パーティションユニット。
  17. 内部に第1流路が形成された衝立部と、
    内部に第2流路が形成され、前記衝立部を支持する土台と、を備え、
    前記衝立部に、前記第1流路に空気を流入させる空気流入口が形成されており、
    前記土台に、前記第1流路と前記第2流路とを連通させる連通孔が形成されており、
    前記第2流路は、前記土台の長手方向に沿って延びており、
    前記土台に、開閉自在に設けられ、開放時に前記第1流路と前記第2流路とを連通させるバイパス孔が形成されている、パーティションユニット。
  18. 請求項1乃至17のいずれか一項に記載のパーティションユニットと、
    前記パーティションユニットに連結された空気清浄機とを備える、空気清浄システム。
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