JP7138433B2 - 寝台装置および磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

寝台装置および磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、寝台装置および磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI)装置、X線CT装置、X線診断装置、放射線診断装置などの医用画像診断装置は、被検体を撮影し、診断用の画像を提供する。これらの装置は、撮影を行う架台装置と、被検体を載置する寝台装置とを含む。近年、被検体の負担軽減と、検査効率の向上、及び、磁場外への搬出による安全性のため、架台装置からの着脱作業が容易に行える寝台装置が求められている。
医用画像診断装置のオペレータが、架台装置に対して寝台装置の着脱作業を行う際には、できるだけ安定した姿勢で容易に行うことができるようにした方が安全であり、作業効率が高まる。
特開2008-61944号公報
本発明の実施形態は、架台装置からの着脱操作が容易な寝台装置および磁気共鳴イメージング装置を提供する。
本発明の実施形態としての寝台装置は、被検体を載置可能な天板と、前記天板を支持する支持部材と、前記支持部材を走行可能に支持する車輪と、前記被検体を撮影する架台装置と着脱可能な連結機構と、前記連結機構を操作する操作ハンドルと、を備える。
第1の実施形態に係るMRI装置の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係るコンソール装置の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る寝台装置の外観を示す斜視図。 寝台装置を支持ハンドル側から見た外観図。 寝台装置のペダルと支持ハンドルの位置関係の例を示す図。 第1の実施形態に係る寝台装置の構成例を示すブロック図。 連結機構の詳細説明図。 第1の実施形態に係る架台装置の連結機構の詳細構成例を示す図。 第1の実施形態に係る寝台装置の使用例を示す図。 第1の実施形態に係る寝台装置の使用例を示す図。 L字型支持ハンドルにブレーキレバー型の操作ハンドルが設けられた例を示す図。 支持ハンドルの下にステアリングハンドル型のスイッチが設けられた例を示す図。 支持ハンドルの下にT字型の操作ハンドルが設けられた例を示す図。 支持ハンドルの下にレバー型の操作ハンドルが設けられた例を示す図。 操作ハンドルが支持ハンドルを兼ねている例を示す図。 支持ハンドルの内側に操作ハンドルが設けられた例を示す図。 第2の実施形態に係る寝台装置の構成例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、実施形態について説明する。なお、実施形態は、磁気共鳴イメージング装置(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置、X線CT(コンピュータ断層撮影:Computed Tomography)装置、X線診断装置、核医学診断装置などの医用画像診断装置に適用可能であるが、以下に説明する実施形態ではMRI装置の例を説明する。また、図面において同一の構成要素は、同じ番号を付し、説明は、適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る医用画像診断装置としてのMRI装置の全体構成を示すブロック図である。MRI装置は、静磁場中に置かれた撮像部位の原子核スピンをラーモア周波数の高周波信号、すなわちRF(Radio Frequency)信号で励起する。そして、MRI装置は、当該励起に伴って撮像部位から発生する磁気共鳴信号、すなわちMR(Magnetic Resonance)信号をWB(Whole Body)コイルで受信し、再構成して画像データを生成する。
図1のMRI装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置50と、制御キャビネット60とを備えている。
架台装置10は、撮影空間となる円筒状の開口部を有し、寝台装置30から撮影空間に移動させられた被検体を撮影する。架台装置10は、静磁場磁石8と、傾斜磁場コイル9と、WB(Whole Body)コイル12と、RF(Radio Frequency)コイル12とを有しており、これらの構成品は円筒状の筐体に格納されている。また、架台装置10は、寝台装置30と連結するための連結機構30aを有している。
寝台装置30は、ベッドサイドや控室などからMRI装置1の設置された検査室などへ被検体Pを運搬することが可能な可搬寝台である。寝台装置30は、撮影対象の被検体Pを天板303に載置して、被検体Pを運搬する。寝台装置30は、架台装置10と連結した状態で、架台装置10の円筒状開口部内の撮像空間に、被検体Pを天板303ごと移動させる。寝台装置30は、架台装置10と連結するための連結機構307を有している。寝台装置30の連結機構307は、架台装置10の連結機構30aと連結および連結解除が可能である。これにより、寝台装置30は架台装置10との連結および連結解除が可能である。以降では、連結と連結解除(取り外し)をまとめて着脱と呼ぶことがある。
コンソール装置50は、オペレータにMRI装置1の操作手段を提供するとともに、被検体Pの移動、被検体Pの撮影、画像データの生成などに関する制御を行う。コンソール装置50は、処理回路40と、記憶回路41と、入力回路44と、ディスプレイ45とを備えている。コンソール装置50は、ホスト計算機として機能する。
制御キャビネット60は、コンソール装置50からの制御情報に基づき、被検体Pの撮像を制御する。制御キャビネット60は、傾斜磁場電源装置32(X軸用32x、Y軸用32y、Z軸用32z)と、RF受信器33と、RF送信器34と、シーケンスコントローラ35とを備えている。
架台装置10の静磁場磁石8は、静磁場磁石が円筒形状の磁石構造(トンネル型の磁石構造)である。静磁場磁石8は、Z軸方向から見ると、円形形状を有している。ただし、円形形状の磁石構造の代わりに、撮像空間を挟んで上下に一対の静磁場磁石が配置された開放型(オープン型)の磁石構造を用いてもよい。
静磁場磁石8は、被検体Pが搬送される円筒内部の空間内に静磁場を発生させる。静磁場磁石8は、液体ヘリウムを保持するための筐体と、液体ヘリウムを極低温に冷却するための冷凍機と、筐体内部の超電導コイルとを含む。なお、静磁場磁石8として、常伝導磁石または永久磁石を用いてもよい。
静磁場磁石8は、超電導コイルを内蔵し、液体ヘリウムによって超電導コイルが極低温に冷却されている。静磁場磁石8は、励磁モードにおいて図示しない電源装置からの電流を超電導コイルに印加することで静磁場を発生させる。その後、永久電流モードに移行する。一度永久電流モードに移行すると、静磁場磁石8は、例えば1年以上などの長期間にわたって大きな静磁場を発生し続ける。
傾斜磁場コイル9は、静磁場磁石8と同様に概略円筒形状をなし、静磁場磁石8の内側に設置されている。傾斜磁場コイル9は、傾斜磁場電源装置32から供給される電力を用いて、被検体Pに印加する傾斜磁場を生成する。
WBコイル12は、傾斜磁場コイル9の内側に配置される。WBコイル12は、概略円筒形状を有し、被検体Pを囲むように設置されている。WBコイル12は、全身用コイルとも呼ばれる。WBコイル12は、RF送信器34から伝送されるRFパルスを被検体Pに向けて送信する。また、WBコイル12は、水素原子核の励起によって患者から放出される磁気共鳴信号(MR信号:Magnetic Resonance信号)の受信も行う。
RFコイル20は、被検体Pの表面に近接して載置される局所コイルである。RFコイル20は、複数のコイル要素を備えていてもよい。これら複数のコイル要素は、RFコイル20の内部でアレイ状に配列されるため、PAC(Phased Array Coil)と呼ばれることもある。
RFコイル20には、複数の種別が存在する。図1の例に示されているのは、被検体Pの胸部、腹部や脚部に設置されるボディコイル(Body Coil)と、被検体Pの背側に設置されるスパインコイル(Spine Coil)である。RFコイル20は送信と受信の双方が可能な送受信コイルであってもよい。これらのRFコイル20は、種別ごとに天板上の配置位置が決められている。
制御キャビネット60のシーケンスコントローラ35は、コンソール装置50からの制御情報に基づき、傾斜磁場電源装置32と、RF受信器33と、RF送信器34とを駆動し、被検体Pの撮像を制御する。
傾斜磁場電源装置32は、複数のチャンネル用の傾斜磁場電源装置32x、32y、32zを備えている。複数のチャンネルは、それぞれX軸、Y軸、Z軸の各方向に係る傾斜磁場を発生させるコイルに対応している。傾斜磁場電源装置32x、32y、32zは、シーケンスコントローラ35の指令を受け、必要な電流波形をそれぞれのチャンネルで独立して出力する。出力された電流により、傾斜磁場コイル9は、各軸の方向に係る傾斜磁場を被検体Pに印加できる。
RF送信器34は、シーケンスコントローラ35からの指示に基づき、RFパルスを生成する。生成されたRFパルスは、WBコイル12に伝送され、被検体Pへ印加される。RFパルスの印加によって被検体PからMR信号が発生する。このMR信号をRFコイル20またはWBコイル12が受信する。
RFコイル20で受信したMR信号は、RF受信器33に伝送される。RFコイル20内の各コイル要素からの出力経路や、WBコイル12の出力経路はチャンネルと呼ばれる。各コイル要素やWBコイル12から出力されるそれぞれのMR信号をチャンネル信号と呼ぶこともある。WBコイル12で受信したチャンネル信号もRF受信器33に伝送される。
RF受信器33は、RFコイル20やWBコイル12からのチャンネル信号(MR信号)をアナログ信号からデジタル信号に変換し、シーケンスコントローラ35へ出力する。デジタル化されたMR信号は生データ(Raw Data)と呼ばれることもある。
シーケンスコントローラ35は、RF受信器33から生データを受信すると、その生データをコンソール装置50へ送信する。
寝台装置30は、架台装置10との連結状態では、架台装置10と機械的に接続されるのみならず、電気的に接続される。このため、連結状態の寝台装置30は、架台装置10を介して、コンソール装置50からの制御が可能である。すなわち、当該状態において例えばオペレータはコンソール装置50を操作し、天板303を長手方向(Z軸方向)に動かし、天板303に載置された被検体Pを円筒状の撮影空間に送り込むことができる。なお、被検体Pの撮影空間への移動は、天板303の移動で実現しているが、別の方式として、寝台装置30のベースごと移動させる方式も可能である。
コンソール装置50の処理回路40は、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processor Unit)、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプログラマブル論理デバイスなどの処理回路である。プログラマブル論理デバイスとしては、例えば単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)やフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの回路が挙げられる。処理回路40は、記憶回路41に記憶されたプログラム、または処理回路40内に直接組み込まれたプログラムを読み出し実行することで、後述する機能を実現する。
また、処理回路40は単一の回路によって構成されていてもよいし、複数の独立した回路を組み合わせて構成してもよい。後者の場合、プログラムを記憶する記憶回路41は、複数の回路の各回路に個別に設けられていてもいし、1個の記憶回路41が複数の回路の機能に対応するプログラムを記憶するものであってもよい。
記憶回路41は、RAM(Random Access Memory)、MRAM、FRAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどのうち少なくとも1つを備えている、記憶回路41は、USB(Universal Serial Bus)メモリやDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記憶媒体を備えていてもよい。
記憶回路41は、処理回路40において用いる各種プログラムや、プログラムの実行に必要なデータや、医用画像などを記憶する。各種プログラムには、アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)なども含まれる。
入力回路44は、オペレータからの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路40に出力する。入力回路44は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ペンタブレット、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティックなどにより実現される。入力回路44がタッチパネルやペンタブレットである場合、入力デバイスがディスプレイ45と一体的に構成されていてもよい。
ディスプレイ45は、各種の情報を表示する表示デバイスである。例えば、ディスプレイ45は、処理回路40によって生成された医用画像(MR画像)や、オペレータからの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)などを出力する。例えば、ディスプレイ45は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイまたはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等によって構成される。
コンソール装置50は、単一のコンソールにて複数の機能を実行するものとして説明したが、複数の機能を別々のコンソールが実行することにしても構わない。
図2は、MRI装置1の機能を示すブロック図である。
処理回路40(またはシーケンスコントローラ35の処理回路)がプログラムを実行することにより、MRI装置1は選択機能101、撮像機能102を実行できるようになる。
選択機能101は、被検体Pの撮像対象である撮像部位の情報を取得し、RFコイル20の中から、撮像部位に対応する使用コイルを選択する。撮像部位の情報は、例えばMWM(Modality Worklist Management)サーバから供給されるDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)仕様のワークリストに含まれる。MRI装置1は、検査を行う前に、MWMサーバに問い合わせを行い、ワークリストを取得する。
撮像機能102は、撮像条件を設定し、その撮像条件に基づきシーケンスコントローラ35を制御して、撮像を行う。
図3は、第1の実施形態に係る寝台装置の外観を示す斜視図である。
図3では、寝台装置30は、架台装置10と連結状態にある。連結状態にあるとき、寝台装置30は、架台装置10の連結機構30aを介して、架台装置10に機械的および電気的に接続されている。寝台装置30下部には、寝台装置側の連結機構307が設けられている。
寝台装置30は支持部材300により、全体的な形状が作られている。支持部材300は、例えばステンレスまたはアルミニウムなどで作られた内部フレームと、プラスチックなどで作られた外周部材を含む。支持部材300の上部には、略矩形状の天板303が配置されており、支持部材300は天板303を支持している。一方、支持部材300の下部には、回転可能なキャスター(車輪)306a、306bが設けられている。キャスター306a、306bはそれぞれ前輪と、後輪に相当し、支持部材300を走行可能に支持している。寝台装置30上部の縁、より詳細には、支持部材300の上部外周におけるZ軸正方向の端側には、支持ハンドル320と操作ハンドル311が設けられている。支持部材300のZ軸負方向の端側に、天板303より低い位置に、連結機構307が設けられている。
天板303上には、被検体Pを配置できる。連結状態にある寝台装置30は、駆動装置により天板303を水平方向(Z軸負方向)に移動させて、架台装置10の開口部11内に入れることができる。これにより、天板303上の被検体Pは、天板303とともに開口部11内の撮影空間に移動される。
キャスター306a、306bにより、寝台装置30は走行可能(移動可能)となっている。キャスター306a、306bは方向転換が可能なものであってもよい。これにより、寝台装置30は前方向または後ろ方向の動きだけでなく、右方向または左方向への方向転換を伴う動きができるようになる。
オペレータは寝台装置30の支持ハンドル320側に立ち、寝台装置30の移動や着脱などの作業を行う。支持ハンドル320は、寝台装置30の移動や着脱作業時にオペレータにより把持される。寝台装置30が非連結状態にあるとき、オペレータは支持ハンドル320を握りながら、寝台装置30を押したり、引いたりすることで、寝台装置30を移動させることができる。支持ハンドル320の下部近傍には操作ハンドル311が設けられている。また、支持ハンドル320の下方(y軸負方向)には、ペダル340a、340b、340cが配置されている。
図4に、寝台装置30を操作ハンドル311および支持ハンドル320の側から正面視したときの外観を示す。図5に、本実施形態に係る寝台装置を斜め上の視点から見たときの外観を示す。
オペレータは、支持ハンドル320の正面に位置した状態で、支持ハンドル320の左右を両手(または片手)で把持しながら、操作ハンドル311を手で握りしめること、または握った手の力を緩める(手を離す場合も含む)ことで、操作ハンドル311を操作し、寝台装置30の着脱を行う。操作ハンドル311は、手の力を緩めると、バネ等の付勢手段により元の位置に戻るように付勢されている。具体的に、操作ハンドル311を図4の紙面に沿って上方向に引いたり、下方向に戻す(引いた手の力を緩める)ことで、寝台装置30側の連結機構307を操作し、架台装置10との着脱を行う。
操作ハンドル311で行うことができる操作は、寝台装置30の着脱に限定されない。他の例として、例えば、操作ハンドル311の操作に、寝台装置30の電源のON/OFF、キャスター(車輪)のロック、天板の位置調整のうちの少なくとも1つを割り当ててもよい。キャスターのロックは、電動ブレーキにより行ってもよいし、ブレーキシューを車輪に押し当てることにより行ってもよいし、その他の方法で行ってもよい。
図5に示すように、操作ハンドル311に対応する操作内容を表す表記を含む操作銘板370が、支持ハンドル320の上部に付されている。具体的には、操作銘板370には、操作ハンドル311により寝台装置30を架台装置10に着脱を行うための操作方法の表記が配置されている。表記は、文字でもよいし、ピストグラムなどでもよい。操作銘板370をオペレータの正面に設けることで、オペレータは、移動作業中に視線を大きく動かさずに、操作ハンドル311で可能な操作内容および操作方法を把握できる。これにより、オペレータの誤操作を低減または防止できる。ただし、操作銘板は、他の場所にあってもよい。例えば、操作銘板は、操作ハンドル311自体に配置されてもよいし、支持ハンドル320の直下の支持部材300表面に配置されてもよい。なお、オペレータの正面ではない位置、例えば、寝台装置30本体の側面に配置されることも排除されない。ただし、操作銘板370は、操作ハンドル311を把持した状態でオペレータにより視認可能な箇所に配置されることが望ましい。
ペダル340a、340b、340cは寝台装置30下部の縁に位置している。オペレータはペダル340a、340b、340cを踏み込むことにより、寝台装置30に係る各種操作を行うことができる。ペダルによる操作の例としては、電源のON/OFF、キャスター(車輪)のロック、天板の位置調整などがある。図5に示すように、ペダル340a、340b、340cの表面には、ピストグラム396により、各ペダルに対応する操作が示されている。ピストグラムの代わりに、例えば文字、記号、ペダル表面の凹凸、ペダルの形状、音声などにより、各ペダルの対応する操作を識別できるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る寝台装置の内部構成について説明する。
図6は第1の実施形態に係る寝台装置の構成例を示すブロック図である。
寝台装置30は、内部の構成要素として、電池301と、駆動装置(水平移動装置302と、垂直移動装置304)と、連結機構307と、伝達機構(油圧装置330と、コントローラ331と、ワイヤ309と、滑車310a、310b、310c)と、制御装置350と、保護部材312とを備える。連結機構307は、さらに構成要素としてシャフト307aと、押圧部材307bと、係合部材(フック)308とを備えている。保護部材312は、フック308をY軸方向から覆うことで、フック308を外部からの衝撃から保護している。伝達機構は、操作ハンドル311の操作を、ワイヤ309を介して、連結機構307に伝達する。より詳細には、伝達機構は、ワイヤ309を介して、連結機構が備えるフック308を操作する。
電池301は、水平移動装置302、垂直移動装置304、制御装置350などに電力を供給する。電池301としては、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素充電池などを用いることができる。電池301は、寝台装置30が架台装置10と連結されているときに、架台装置10との電気的な接続を通じて充電されてもよいし、寝台装置30に電源ケーブルを接続したときに充電されてもよい。あるいは、寝台装置30に電池301を設けずに、寝台装置30に必要な電力が、架台装置10から供給されるようにしてもよい。
水平移動装置302は、アクチュエータと機械要素とを含み、天板303を長手方向(Z軸方向)に移動させる。水平移動装置302が用いるアクチュエータの例としては、モータ、油圧シリンダー、空気シリンダー、電動シリンダーなどがある。機械要素として、例えばシャフト、ベルト、チェーン、ローラーなどがある。複数のアクチュエータや機械要素を組み合わせてもよい。また、水平移動装置302は、傾動機構を備え、天板303に傾斜をつけられるものであってもよい。
垂直移動装置304は、アクチュエータと機械要素とを含み、天板303の高さを変更する。垂直移動装置304が用いるアクチュエータの例としては、モータ、油圧シリンダー、空気シリンダー、電動シリンダーなどがある。機械要素としては、例えばシャフト、カム、回転軸、ベルト、チェーン、ローラーなどがある。
水平移動装置302と垂直移動装置304は、制御装置350と電気的に接続されている。水平移動装置302と垂直移動装置304は、制御装置350から送信される制御信号に基づいて動作する。また、寝台装置30が架台装置10と連結されている状態では、水平移動装置302と垂直移動装置304は、コンソール装置50から出された制御信号を、架台装置10を介して受信し、受信した制御信号に基づいて動作することも可能である。
制御装置350は、電気的な制御信号を送信し、水平移動装置302と垂直移動装置304を制御する。制御装置350は、ペダル340a、340b、340cと物理的に連結されている。制御装置350は、センサによりペダルが踏み込まれたことを検出し、制御信号を制御対象の装置に送信する。水平移動装置302または垂直移動装置304の移動量は、例えば、ペダルの押下時間に依存していてもよいし、ペダルの踏み込み量に依存していてもよい。
1つのペダルで異なる操作が行えるようになっていてもよい。例えば、天板303の上昇操作と下降操作を1つのペダルで行う場合、ペダルの踏み込み操作で天板303を下降させ、ペダルの踏み込み解除で天板303を上昇させてもよい。上昇操作と下降操作を別々のペダルに割り当ててもよい。また、動作切り替え用のペダルを別に用意し、当該ペダルへの踏み込みにより、天板303の移動方向が切り替えられるようにしてもよい。
なお、上述のペダルの使用方法と、各ペダルへの操作内容の割り当ては一例である。したがって、これとは異なる使用方法を用いてもよいし、これとは異なる操作内容を割り当ててもよい。
制御装置350は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサで動作するソフトウェア(プログラム)によって実装されてもよいし、FPGAやASICなどのハードウェア回路によって実装されてもよいし、これらの組み合わせによって構成されてもよい。
操作ハンドル311は、ワイヤ309と連結されており、ワイヤ309を駆動して、ワイヤ309とコントローラ331との接続(電気的接続、機械的接続のいずれもしくは両方でもよい)のオンオフを切り換える。ワイヤ309の材料として、例えばステンレス、銅、タングステン、チタン、各種の合金などを用いることができるが、使用する材料は特に問わない。ワイヤ309は金属メッキを施されていてもよいし、樹脂などで被覆されていてもよい。また、ワイヤ309は、ワイヤが撚り合されたワイヤーロープなどであってもよい。
滑車310a、310b、310cは、ワイヤ309の向きを途中で変える器具である。滑車310a、310b、310cは中心軸で回転可能な動滑車であってもよいし、中心軸で回転しない定滑車であってもよい。また、動滑車と定滑車の組み合わせを用いてもよい。
コントローラ331は、操作ハンドル311の操作に応じた制御信号を、油圧装置330に送る。コントローラ331は、操作ハンドル311が引かれると、ワイヤ309との接触を検出し、連結機構307を連結または連結解除可能状態にする制御信号(以下、第1制御信号)を出力する。連結または連結解除可能状態とは、一例として、連結機構307のフック308本体を斜め上に持ち上げた状態(後述する図7参照)を意味する。コントローラ331は、操作ハンドル311が元の位置に戻されると、ワイヤ309との非接触を検出し、連結機構307を元の状態に戻す制御信号(以下、第2制御信号)を出力する。連結機構307を元の状態に戻すとは、具体的には、連結機構307のフック308本体を元の位置(地面に平行な状態)に戻すことである。コントローラ331は、油圧装置330と電気的に接続されており、コントローラ331は油圧装置330に制御信号を送信する。コントローラ331は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサで動作するソフトウェア(プログラム)によって実装されてもよいし、FPGAやASICなどのハードウェア回路によって実装されてもよいし、これらの組み合わせによって構成されてもよい。なお、コントローラ331と制御装置350は別の構成要素となっているが、コントローラ331と制御装置350が共通の制御装置であってもよい。
油圧装置330は、油圧ポンプ、タンク、バルブなどの油圧回路と、油圧シリンダーなどの油圧アクチュエータが組み合わされたシステムである。この構成は一例であり、他の構成でもよい。油圧シリンダーは単動形のものであっても、複動形のものであってもよい。油圧装置330は、コントローラ331からの制御信号に応じて、油圧回路を動作させる。油圧装置330は、油圧ポンプの動力源として、電動のモータを使う場合、コントローラ331より送出された制御信号によりモータの駆動を開始し、油圧回路内で油が流れる(循環する)ようにし、油圧シリンダーなどを駆動する。油圧シリンダーはシャフト307aと連結されており、油圧シリンダーが駆動されることで、直線方向(Z軸の正方向および負方向)にシャフト307aが動かされる。これにより油圧シリンダーによる直線方向の動きが、シャフト307aを通じて連結機構307へ伝達される。具体的には、油圧装置330は、第1制御信号を受信すると、シャフト307aが図の右から左方向(Z軸負方向)に押し出す力を加えるように油圧シリンダーを駆動する。また、油圧装置330は、第2制御信号を受信すると、シャフト307aを図の左から右の方向へ引き戻す力を加えるように油圧シリンダーを駆動する。
連結機構307は、架台装置10側の連結機構30aと着脱可能な機械である。連結機構307は、その筐体の内部に、フック308本体を斜め上方に押し出すための押圧部材307bを備えている。押圧部材の形状・材質は任意でよい。一例として、形状は、Z軸方向から見て円形または矩形等であり、材質は、ステンレス鋼や各種の合金、プラスチックなどがある。押圧部材307bは、連結機構307の筐体内面に接触していても、接触していなくてもよい。押圧部材307bの油圧装置330側の面には、シャフト307aが連結されている。シャフト307aの押圧部材307bとの反対側は連結機構307の筐体を貫通して、油圧装置330の油圧シリンダーに連結されている。シャフト307aの動きに連動して、押圧部材307bが、図の左右方向(Z軸正方向および負方向)に移動させられる。
連結機構307筐体の内部にはフック308の基部が収容されており、フック308の本体部分が連結機構307筐体の外側(架台装置10側)に突出している。押圧部材307bが初期位置の状態(シャフト307aが押し出されていない状態)では、フック308の本体部は地面に概ね平行であり、このとき、フック308の基部の押圧部材307bと対向する側の面は、傾斜が付けられている。ここでは、フック308の基部の、押圧部材307bと対向する面の傾斜角は90度未満の値となっている。フック308の材質の例としては、ステンレス鋼や各種の合金などがあるが、特に材質は問わない。フック308の本体と基部は同一の材料で作られていてもよいし、異なる材料で作られていてもよい。なお、連結機構307筐体の内部は空気等の気体でも、オイル等の液体でもよい。
シャフト307aを架台装置10側に押し出すことで、押圧部材307bがフック308の基部を架台装置10側に押し、フック308本体が、架台装置10側の斜め上方(z軸負方向とy軸正方向との間)に押し出される。この遷移の様子を、図7の上図から下図への遷移として示す。シャフト307aを寝台装置30側に戻すと、図7の下図から上図への遷移に示すように、押圧部材307bによる押圧がなくなるため、フック308の本体が自重により元の位置(初期状態)に戻る。フック308本体が斜め上方に押し出された状態(図7の上)から、図の元の位置(図7の下)に戻る過程で、フック308が、架台装置10側の連結機構30a(後述する図8の連結バー)と係合する。これにより、寝台装置30が架台装置10と連結する。
図8に、寝台装置30側の連結機構30aの詳細構成を示す。
架台装置10の連結機構30aは、連結バー(被係合部材)360と、連結バー支持部360a、360bと、ガイド部材361とを備えている。連結バー360は、円柱状の構造物である。連結バー360の材質の例としては、ステンレス鋼や各種の合金などがあるが、他の材料であってもよい。ただし、フック308と連結バー360の接触部には導電性材料が用いられている。これにより、フック308と連結バー360の接触により、架台装置10と寝台装置30との間の電気的な接続を確立できる。フック308が掛かりやすくなるよう、連結バー360に凹凸やくぼみを設けてもよい。
連結バー支持部360a、360bは、連結バー360を左右で支持する構造物である。連結バー支持部360a、360bの材料については特に問わない。少なくともいずれかの連結バーの内部には、電気配線が設けられており、電気配線により、フック308と連結バー360が接触した場合に、架台装置10と寝台装置30との間の電気的な接続を確立できる。
ガイド部材361は、寝台装置30との連結時に、正確な位置合わせを実現し、寝台装置30との間の緩衝材となる構造物である。ガイド部材361により、寝台装置30の着脱作業における衝撃や振動を抑制し、架台装置10と寝台装置30の破損を防止する。ガイド部材361は、例えば複数のローラーを含んでいてもよいし、バネを含んでいてもよい。緩衝材としては、例えばウレタンフォーム、ゴム、ゲル素材、コルク、発泡ポリエチレンなどを用いることができる。
架台装置10が上述のような構造を備えることにより、寝台装置30との確実な連結が実現される。
図9は、第1の実施形態に係る寝台装置の使用例を示している。図9では、寝台装置の構成を簡略化して示している。例えば、伝達機構等の図示は省略している。
図9では、架台装置10と寝台装置30が連結されていない状態が示されている。架台装置10の連結機構30aは、連結バー360等の部材を含む。連結バー360と、寝台装置30のフック308は離れている。すなわち、寝台装置30は、非連結状態にあり、架台装置10との物理的な接続も、電気的な接続もない。オペレータは、支持ハンドル320を両手で握りながら寝台装置30を押して、架台装置10の方向に移動させる。オペレータは、寝台装置30の連結機構307を、架台装置10の連結機構30aに対向させる。支持ハンドル320を手で握った状態で、操作ハンドル311を引いて、寝台装置30の連結機構30aのフックを斜め上に押し出す。この状態で、寝台装置30を架台装置10側に少し押し込んでフック本体を連結バー360の上に位置させ、操作ハンドル311を再度操作して(手の力を緩めて)、フック本体を元の位置に戻す。この過程で、フック本体が連結バー360に係合する。これにより寝台装置30が架台装置10に連結する。なお、連結機構307および連結機構30aの構成によっては、オペレータが寝台装置30を架台装置10側に押し込む動作は不要である。
図10は、寝台装置30が架台装置10に連結された状態を示している。このとき寝台装置30のフック308は、架台装置10の連結機構30aにおける連結バー360に掛けられている。寝台装置30は、連結状態にあるため、架台装置10との電気的な接続も確立されている。このため、寝台装置30は、架台装置10またはコンソール装置50からの操作信号を受信できる。架台装置10またはコンソール装置50は、例えば寝台装置30との電気的な接続の有無や、連結バー360にかかっている力などに基づき、寝台装置30との連結状態/非連結状態を検出できる。
この後(例えば撮影終了後)、オペレータが、寝台装置30を架台装置10から取り外す際は、支持ハンドル320を握り締め、操作ハンドル311を手前に引く。これにより、フック308が連結バー360から外され、斜め上に持ち上げられた状態となる。その状態でオペレータが寝台装置30を手前側に移動させ、架台装置10から引き離す。そして、オペレータが操作ハンドル311を元の位置に戻す(手の力を緩める)ことで、フック308が元の位置に戻る。これにより、連結機構307が、架台装置10から連結解除される。
以上、本実施形態によれば、操作ハンドルに着脱操作を割り当てたため、オペレータは、両足立の姿勢のままあるいは両足を前後に動かしながら、寝台装置30を架台装置10に着脱させることができる。これにより、オペレータは安定した姿勢で容易に着脱作業を行うことができ、効率的な作業を実現できる。もし着脱操作が操作ハンドルでなく、オペレータの足元のペダルに割り当てられていると、寝台装置を架台装置に連結する際、オペレータは片足立ちの状態で、ペダルを踏み込み、架台装置側に押し出す必要がある。よって、オペレータは、姿勢が不安定になる。この結果、連結操作に困難を伴い、効率的な作業が実現できない。この問題は、寝台装置を架台装置から連結解除する場合も同様である。これに対し、本実施形態では、着脱操作を操作ハンドルに割り当てているため、オペレータ自身の体重をペダルに負荷する必要が無い。よってオペレータは、安定した姿勢で操作できる(片足立ちになる必要はない)ため、操作時におけるオペレータのふらつきを防止し、効率的な作業を実現できる。このように、オペレータは、安定した姿勢で着脱作業を行えるため、寝台装置を架台装置に容易に着脱できる。
本実施形態では連結機構307を1つ備えていたが、連結機構を複数備え、操作ハンドルにより複数の連結機構を同時に操作してもよい。また、本実施形態では、架台装置10側の連結機構は被係合部材として連結バーを備えていたが、連結バーの代わりに、フックを備えていてもよい。また、本実施形態では、寝台装置30側の連結機構307のフックを斜め上に押し出したが、地面に平行なまま架台装置10側に押し出す構成でもよい。この場合、フックの基部を省略し、フック本体308とシャフト307aとを直接連結してもよい。ただし、架台装置10側の連結機構が、寝台装置30から地面に平行に押し出されたフックに係合、または地面から平行に押し出されたフックから分離する仕組みを備えている必要がある。このような仕組みは公知の任意の仕組みを用いて実現できる。
以降では、支持ハンドルおよび操作ハンドルの位置や形状が異なる各種変形例を説明する。
(第1の変形例)
図11は、第1の変形例に係る寝台装置の例を示している。第1の変形例に係る寝台装置30は、L字型の支持ハンドル320a、320bに対して操作ハンドル407a、407bが設けられている。操作ハンドル407a、407bは、二輪車のブレーキレバーと類似の形状になっている。図3および図4等で示した操作ハンドル311は一体型であったが、図11の例では、支持ハンドルが左右に分離されている。
オペレータは、左手で支持ハンドル320aを、右手で支持ハンドル320bを握りながら寝台装置30を移動させることができる。操作ハンドル407a、407bの少なくとも一方は、ワイヤ309に連結されており、オペレータは、左手側の操作ハンドル407aまたは右手側の操作ハンドル407bの少なくとも一方を引くことにより、図3または図4等で示した操作ハンドル311を引いたのと同様の操作を実現できる。また当該少なくとも一方の操作ハンドルから手の力を緩めることにより、操作ハンドル311から手の力を緩めたのと同様の操作を実現できる。いずれか一方の操作ハンドルに着脱操作を割り当て、他方の操作ハンドルに別の操作(例えばキャスターのロック操作)を割り当ててもよい。
第1の変形例においては、操作ハンドル407a、407bがL字型の支持ハンドル320a、320bに対してY軸方向の正側に設けられていたが、Y軸方向の負側に設けられていてもよい。
(第2の変形例)
図12は、第2の変形例に係る寝台装置の例を示している。第2の変形例に係る寝台装置30は、支持ハンドル320の下に、自動車のステアリングハンドルと類似した形状の操作ハンドル403を備えている。操作ハンドル403はワイヤ309に連結されており、操作ハンドル403の回転によりワイヤ309を駆動できる。操作ハンドル403は、寝台本体(支持部材)に取り付けられているが、支持ハンドル320に取り付けられていてもよい。操作ハンドル403はいったん回すと、手の力を緩めてもその位置で固定されるように構成されてもよいし、バネ等の付勢手段により元の位置に戻るように付勢されたものでもよい。
オペレータは、操作ハンドル403を左周方向(反時計回り)または右周方向(時計回り)に回すことで、図3または図4等の操作ハンドル311を引いたのと同様の操作を実現できる。また、オペレータは、操作ハンドル403を反対方向に回す、または元の位置に戻すことで、図3または図4等の操作ハンドル311から手の力を緩めたのと、同様の操作を実現できる。なお、図12の操作ハンドル403が、支持ハンドルの役割を兼ねていてもよい。この場合、支持ハンドル320を除去してもよい。
(第3の変形例)
図13は、第3の変形例に係る寝台装置の例を示している。第3の変形例に係る寝台装置30は、支持ハンドル320の下にT字型の形状の操作ハンドル404を備えている。操作ハンドル404の軸を中心に、左右を上下に動かすことができる。操作ハンドル404はワイヤ309に連結されており、操作ハンドル404によりワイヤ309を駆動できる。操作ハンドル404は寝台本体に取り付けられているが、支持ハンドル320に取り付けられていてもよい。操作ハンドル404はいったん動かすと、手の力を緩めてもその位置で固定されるように構成されてもよいし、バネ等の付勢手段により元の位置に戻るように付勢されたものでもよい。
オペレータが操作ハンドル404の右側または左側を引き上げると、図3または図4等の操作ハンドル311を引いたのと同様の操作を実現できる。また、オペレータは、操作ハンドル404の反対側を引き上げる、または操作ハンドル404を元の位置に戻すことで、図3または図4等の操作ハンドル311から手の力を緩めたのと、同様の操作を実現できる。なお、操作ハンドル404が、支持ハンドルの役割を兼ねていてもよい。この場合、支持ハンドル320を除去してもよい。
(第4の変形例)
図14は、第4の変形例に係る寝台装置の例を示している。第4の変形例に係る寝台装置30は、支持ハンドル320の下にレバー形状の操作ハンドル405を備えている。操作ハンドル405の操作は、当該操作ハンドル405を右または左方向に引くことによって行う。すなわち、操作ハンドル405は、右と左との2段スイッチである。操作ハンドル405はワイヤ309に連結されており、操作ハンドル405の右または左方向への操作によりワイヤ309を駆動できる。操作ハンドル405が寝台本体に取り付けられているが、支持ハンドル320に取り付けられていてもよい。操作ハンドル405はいったん引くと、手の力を緩めてもその位置で固定されるように構成されてもよい、バネ等の付勢手段により元の位置に戻るように付勢されたものでもよい。
オペレータが操作ハンドル405を右または左方向に引くと、図3または図4等の操作ハンドル311を引いたのと同様の操作を実現できる。また、オペレータが、操作ハンドル404の反対方向へ引くことで、図3または図4等の操作ハンドル311から手の力を緩めたものと、同様の操作を実現できる。
操作ハンドル405は多段スイッチであってもよい。例えば、左、中央、右の3段でもよいし、4段や5段であってもよい。多段スイッチを用いることにより、それぞれの段に異なる操作を割り当てることができる。
(第5の変形例)
図15は、第5の変形例に係る寝台装置の例を示している。図15(A)は、操作ハンドル321の側を正面視した図を示し、図15(B)は操作ハンドル321付近を側面視した図を示す。第5の変形例に係る寝台装置30は、操作ハンドル321が支持ハンドルの役割を兼ねている。操作ハンドル321は、上部が平坦で、両端が立ち上がったアーチ形状を有している。操作ハンドル321は、両端を支点にして、上方向および下方向に、回転可能に支持部材に300に取り付けられている。操作ハンドル321の基部はワイヤ309に連結されており、操作ハンドル321の上側または下側への回転により、ワイヤ309を駆動できる。操作ハンドル321の基部に付勢手段を設けて、手の力を緩めると自動的に元の位置に戻るようにしてもよい。オペレータは、操作ハンドル321を把持して、寝台装置を押したり、引いたりする。架台装置10と着脱する際は、操作ハンドル321を上方向または下方向に回転させ、ワイヤを駆動する。このように操作ハンドル321で移動も着脱操作も可能なため、構成を簡単にできる。移動時に操作ハンドル321が回転することを防止するためロック機構を設けてもよい。
オペレータは、操作ハンドル321を上方向に引き上げるか、下方向に押し下げることによって、図3または図4等の操作ハンドル311を引いたのと同様の操作を行うことができる。また、オペレータが、操作ハンドル321を反対側へ引くことで、図3または図4等の操作ハンドル311から手の力を緩めたのと、同様の操作を実現できる。
(第6の変形例)
図16は、第6の変形例に係る寝台装置の例を示している。第6の変形例に係る寝台装置30は、図16下側(オペレータ)の方向に突出した支持ハンドル320の内側に、操作ハンドル406a、406bが設けられている。さらに、支持ハンドル320の上面にボタン406c、406dが設けられている。
ボタン406c、406dは操作ハンドル406a、406bの操作ロック解除用のボタンとなっている。オペレータはいずれかの指(例えば親指)でボタン406c、406dを押しながら、操作ハンドル406a、406bを手前に引いたときに限り、寝台装置30と架台装置10の着脱操作をできる。このため、オペレータが誤って操作ハンドル406a、406bを手前に引いてしまったとしても、連結機構307の操作が行われてしまうことはない。
ボタン406c、406dは、ホールド(HOLD)スイッチであってもよい。すなわち、ボタン406c、406dの押下の有無により、操作ハンドル406a、406bの操作が無視されるホールド状態と、操作ハンドル406a、406bの操作が受理される通常状態との間の切り替えが行われる。ボタン406c、406dの押下の有無の状態を示す信号はコントローラ331に入力される。コントローラ331は、ボタン406c、406dの押下有無の状態を示す信号と、操作ハンドル406a、406bの操作信号とに基づき、制御信号を生成する。操作ハンドル406a、406bの機能は、図11の操作ハンドル407a、407bと同様である。
オペレータは寝台装置30を移動する時に支持ハンドル320を両手で把持する。オペレータは寝台装置30の移動作業中に誤って操作ハンドル406a、406bの操作をしてしまうおそれがあるが、第6の変形例に係る寝台装置は、誤操作防止機構を備えていため、このような誤操作を防止できる。誤操作防止機能を、第1の実施形態および第1~第5の変形例に設けてもよい。誤操作防止機能は、操作ハンドルに対する機械的なロック機構でもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態に係る寝台装置は、操作ハンドルでワイヤ309を操作することで、操作ハンドルの操作内容を連結機構に伝達していた。別の実施形態として、操作ハンドルの操作内容を検出する検出回路を設け、検出回路で検出した信号をコントローラ331に電気的に送信してもよい。
図17に、第2の実施形態の寝台装置の内部構成例を示す。第1の実施形態の図6と異なり、ワイヤ309および滑車310a~310cは設けられていない。その代わりに、操作ハンドル311の操作を検出する検出回路329と、配線319とが設けられている。配線319は、コントローラ331と検出回路329とを電気的に接続するケーブルまたは配線パターンである。本実施形態の伝達機構は、検出回路329と、配線319と、コントローラ331と、油圧装置330とを含む。
検出回路329は、操作ハンドルの操作(例えば操作ハンドルが引かれた状態か否か)をセンサにより検出する。センサの種類は、接触センサ、回転センサなど何でもかまわない。
例えばセンサが接触センサの場合、接触の有無を判定し、接触が決定された場合、操作ハンドルが引かれたことを検出し、それ以外の場合は、ハンドルが引かれていない(あるいは元の位置に戻された)ことを検出する。センサが回転センサの場合、操作ハンドルの回転方向を測定し、所定の回転方向の場合は操作ハンドルが引かれたことを検出し、反対方向のときは、ハンドルが引かれていない(あるいは元の位置に戻された)ことを検出する。
検出回路329は、検出した状態を表す検出信号を、配線319を介して、コントローラ331に送信する。コントローラ331は、検出信号を受信し、検出信号の値に応じた制御信号を油圧装置330に出力する。例えば、操作ハンドル311が引かれたことを示す検出信号を受信したときは、第1制御信号を出力する。第1制御信号を受信した油圧装置330は、油圧シリンダーを動作させて、シャフト307aを押し出す。一方、操作ハンドル311から手が離された(または元の位置に戻された)ことを示す検出信号を受信したときは、コントローラ331は、第2制御信号を出力する。第2制御信号を受信した油圧装置330は、油圧シリンダーを動作させて、シャフト307aを引き戻す(または元の位置に戻す)。
第1の実施形態と同様、電池301を設けずに、寝台装置に必要な電力が架台装置10から供給されるようにしてもよい。また、第2の実施形態に対して、第1の実施形態の各種変形例を同様に実施可能である。
以上説明した各実施形態によれば、寝台装置30を架台装置10に着脱させる際、オペレータは安定した姿勢で作業をできる。また、操作ハンドルは、オペレータの見やすい箇所にあるため、見にくい箇所にある足元のペダルを操作する場合に比べて、操作誤りの発生も起こりにくい。よって、着脱作業が容易になり、効率的な作業が実現される。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central processing unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。
プロセッサは記憶回路に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
P 被検体
1 MRI装置
8 静磁場磁石
9 傾斜磁場コイル
10 架台装置
12 WBコイル
20 RFコイル
30 寝台装置
32、32x、32y、32z 傾斜磁場電源装置
33 RF受信器
34 RF送信器
35 シーケンスコントローラ
30a、307 連結機構
40 処理回路
41 記憶回路
44 入力回路
45 ディスプレイ
50 コンソール装置
60 制御キャビネット
101 選択機能
102 撮像機能
301 電池
302 水平移動装置
303 天板
304 垂直移動装置
306a、306b キャスター(車輪)
307a シャフト
308 フック
309 ワイヤ
310a、310b 310c 滑車
311、403、404、405、406a、406b、406c、406d、407a、407b、 操作ハンドル
320、320a、320b、320c 支持ハンドル
330 油圧装置
331 コントローラ
340a、340b、340c ペダル
350 制御装置
360 連結バー
360a、360b 連結バー支持部
361 ガイド部材
370 操作銘板
406c、406d ボタン

Claims (14)

  1. 寝台装置であって、
    被検体を載置可能な天板と、
    前記天板を支持する支持部材と、
    前記寝台装置を移動可能に、前記支持部材を支持する車輪と、
    前記被検体を撮影する架台装置と着脱可能な連結機構と、
    前記支持部材の前記連結機構が設けられた側と反対側に設けられ、前記寝台装置を移動させる時にオペレータによって把持される支持ハンドルと、
    前記オペレータによって前記支持ハンドルが把持された状態で前記オペレータの手によって操作可能であり、前記オペレータによって操作されることで前記連結機構を操作可能な操作手段と、
    を備え、前記オペレータが前記支持ハンドルを把持して前記連結機構を前記架台装置に対して位置合わせした状態で前記操作手段を操作することで、前記連結機構を前記架台装置に連結させることが可能に構成された寝台装置。
  2. 前記操作手段に連結されたワイヤを含み、前記操作手段の操作を、前記ワイヤを介して前記連結機構に伝達する伝達機構
    を備えた請求項1に記載の寝台装置。
  3. 前記連結機構は、前記架台装置の被係合部材と係合する係合部材を含み、
    前記伝達機構は、前記係合部材を操作する
    請求項2に記載の寝台装置。
  4. 前記操作手段は、第1の方向および前記第1の方向と反対の第2の方向に移動または回転する
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載の寝台装置。
  5. 前記第1の方向および前記第2の方向は、上下方向、左右方向、または周方向である
    請求項4に記載の寝台装置。
  6. 前記操作手段は、操作ハンドルである
    請求項1~5のいずれか一項に記載の寝台装置。
  7. 前記操作ハンドルは、アーチ形状、T字形状、円形形状またはレバー形状を有する
    請求項6に記載の寝台装置。
  8. 前記操作手段は、前記支持部材の長手方向において前記連結機構が設けられた側と反対側に設けられた
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の寝台装置。
  9. 前記操作手段は、前記支持ハンドルが把持される手と同じ手によって操作可能である 請求項1~8のいずれか一項に記載の寝台装置。
  10. 前記支持ハンドルを把持した状態でオペレータにより視認可能な箇所に、前記操作手段により前記架台装置と前記着脱を行うための操作方法の表記が付されている
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載の寝台装置。
  11. 前記着脱以外の所定の操作を行うための少なくとも1つのペダル
    を備えた請求項1ないし10のいずれか一項に記載の寝台装置。
  12. 前記架台装置と連結された状態で、前記天板を前記架台装置に移動させる駆動装置
    を備えた請求項1ないし11のいずれか一項に記載の寝台装置。
  13. 前記架台装置は、磁気共鳴イメージングまたはX線コンピュータ断層撮影用の架台装置である
    請求項1ないし12のいずれか一項に記載の寝台装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか一項に記載の寝台装置と、
    前記寝台装置に対して着脱可能な前記架台装置と、
    を備えた磁気共鳴イメージング装置。
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