JP2024051740A - 医用画像診断装置、ストレッチャ、及び医用画像診断システム - Google Patents

医用画像診断装置、ストレッチャ、及び医用画像診断システム Download PDF

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Abstract

【課題】被検体を架台装置の内側に導入させる装置を簡素化する。【解決手段】実施形態の医用画像診断装置は、架台装置と、画像生成部と、を持つ。架台装置は、被検体が導入可能とされるボアが形成され、前記被検体に起因する検出信号を検出する検出装置の少なくとも一部が収容され、前記被検体が搭載されたストレッチャの少なくとも一部を引き込み可能とする引き込み構造が形成されている。画像生成部は、前記検出装置により検出された検出信号に基づいて、前記被検体に関する医用画像を生成する。【選択図】図2

Description

本明細書及び図面に開示の実施形態は、医用画像診断装置、ストレッチャ、及び医用画像診断システムに関する。
磁気共鳴イメージング装置(MRI:Magnetic Resonance Imaging装置、以下、MRI装置)などの医用画像診断装置では、寝台に搭乗された被検体の撮像(スキャン)が行われる。近年、MRI装置に利用される寝台として自走可能なドッカブル寝台がある。ドッカブル寝台は、例えば、被検体に装着させる受信コイル(以下、RF(Radio Frequency)コイル)を接続する送受信信号系の機器やドッカブル寝台上の天板を架台装置のボアの内側に移動させるための駆動源などを搭載している。このため、重量が嵩むとともに操作がしにくい。
また、転移を移動させるアクチュエータ及びアクチュエータを駆動する駆動源を寝台の外部に設けて、天板を架台装置のボアの内側に導入させる技術もある。しかし、送受信信号系の機器は寝台に搭載したままであるため、重量が嵩んだり操作がしにくかったりするなどの問題は依然としてある。
特開2013-42907号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題は、被検体を架台装置の内側に導入させる装置を簡素化することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態の医用画像診断装置は、架台装置と、画像生成部と、を持つ。架台装置は、被検体が導入可能とされるボアが形成され、前記被検体に起因する検出信号を検出する検出装置の少なくとも一部が収容され、前記被検体が搭載されたストレッチャの少なくとも一部を引き込み可能とする引き込み構造が形成されている。画像生成部は、前記検出装置により検出された検出信号に基づいて、前記被検体に関する医用画像を生成する。
第1の実施形態の医用画像診断システム1の構成の一例を示す図。 架台装置10をZ軸方向後方から見た図。 ストレッチャ20をZ方向前方から見た図。 ストレッチャハンドル70を用いて天板25を上下動させる状態を示す図。 ストレッチャ20を架台装置10に進入させる前の状態を示す図。 図5に続くストレッチャ20及び架台装置10の状態を示す。 図6に続くストレッチャ20及び架台装置10の状態を示す。 第2の実施形態の医用画像診断システムにおける作動装置80を示す図。 牽引爪33が嵌合部26を把持する前の作動装置80の状態を示す図。 図9に続く作動装置の状態を示す図。 図10に続く作動装置の状態を示す図。
以下、図面を参照しながら、実施形態の医用画像診断装置、ストレッチャ、及び医用画像診断システムについて説明する。実施形態の医用画像診断システムは、MRI装置及びストレッチャを備える。MRI装置は、被検体を検査するための各種データを被検体から検出する。
実施形態の医用画像診断システムは、被検体を搭載したストレッチャを移動させることにより、被検体をストレッチャに搭載したままでMRI装置における架台装置のボアに導入する。以下の実施形態において、医用画像診断装置はMRI装置であるが、医用画像診断装置は、他の装置、例えば、X線CT(Computed Tomography)装置やPET(positron emission tomography)-CT装置などでもよい。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態の医用画像診断システム1の構成の一例を示す図である。医用画像診断システム1は、例えば、架台装置10と、ストレッチャ20と、引き込み装置30と、制御装置40と、を備える。MRI装置は、例えば、架台装置10と、引き込み装置30と、制御装置40とを備えて構成されている。MRI装置は、引き込み装置30を備えなくてもよい。
第1の実施形態では、ストレッチャ20の天板25の長手方向をZ軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対して水平である軸をX軸方向、Z軸方向に直交し、床面に対して垂直である方向をY軸方向とそれぞれ定義する。また、ストレッチャ20から見たZ軸方向の架台装置10がある側を「前側」、架台装置10がある側と反対側を「後側」、X軸方向に関して、前側から見た右側及び左側をそれぞれ「右側」「後側」と定義する。
と定義する。また、
架台装置10は、例えば、筐体11と、静磁場磁石12と、傾斜磁場コイル13と、RFコイル14と、を備える。筐体11は、筒状の部材であり、中央にボア15が形成されている。ボア15の内側に、被検体Pが搭載されたストレッチャ20の寝台が導入可能とされている。
静磁場磁石12及び傾斜磁場コイル13は、筐体11に収容されている。静磁場磁石12及び傾斜磁場コイル13は、いずれも略円筒形状をなしている。静磁場磁石12は、ボア15の周囲に配置されており、傾斜磁場コイル13は、静磁場磁石12とボア15の間に配置刺されている。静磁場磁石12及び傾斜磁場コイル13は、いずれもボア15と同心状に配置されている。静磁場磁石12は、長時間、例えば数年以上にわたって静磁場を発生し続ける。傾斜磁場コイル13は、静磁場磁石12の内側に設置され、供給される電力により傾斜磁場を発生させる。
RFコイル14は、被検体Pの検査対象位置、例えば頭部や腹部を取り囲んで設置される。RFコイル14は、静磁場磁石12及び傾斜磁場コイル13により発生される磁力による水素原子核の励起により、被検体Pから放出されるMR信号を受信する。RFコイル14は、受信したMR信号に応じたMRデータを制御装置40に送信する。静磁場磁石12、傾斜磁場コイル13、及びRFコイル14は、検査装置の一例である。MR信号は、被検体に起因する検出信号の一例である。
RFコイル14は、架台装置10とは物理的に離反して、被検体Pの頭部に装着されている。RFコイル14は、MRデータを無線信号により制御装置40に送信する。RFコイル14は、いわゆる無線コイルである。RFコイル14は、無線コイル以外でもよく、RFコイル14と制御装置40を繋ぐ配線のコネクタがRFコイル14と筐体11やストレッチャ20に設けられていてもよい。この場合、RFコイル14は、MRデータを制御装置40などに送信し、制御装置40などでMRデータを生成してもよい。架台装置10は、医用画像診断装置の一例である。
図2は、架台装置10をZ軸方向から後方見た図である。ボア15は、筐体11の高さ方向(Y軸方向)及び幅方向(X軸方向)の略中央位置に配置され、円形の下側を直線状とした形状をなしている。ボア15の径は、例えば、成人である被検体Pの肩幅よりやや広く設定されている。
ボア15に被検体が導入されたときには、図1に示すボア15の直線状とされた底面には、被検体Pが搭載されたストレッチャ20の天板25が載置される。ボア15の底面におけるZ軸方向後方は面取りされた構造とされている。このため、天板25をボア15内に導入する際に、ボア15の底面に天板25が引っ掛かりにくくされている。
筐体11の下端部には、下部スペース16が形成されている。下部スペース16は、筐体11をZ軸方向に貫通し、被検体Pが搭載されたストレッチャ20の少なくとも一部、例えば基台21及びキャスタ22を引き込み可能とする。下部スペース16は、ストレッチャ20の基台21をボア15の長手方向に沿った方向に進入可能とする。
下部スペース16の底面には、キャスタ22を誘導するためにZ軸方向に延在する溝が形成されていてもよい。下部スペース16は、筐体11の後側が開口し、前側に向けて形成され、筐体11のZ方向途中位置まで延在していてもよい。下部スペース16の下方は開放されているが、筐体11に底板が設けられ、底板の上方に下部スペース16が形成されていてもよい。下部スペース16は、引き込み構造の一例である。
続いて、ストレッチャ20について、図3を更に参照して説明する。図3は、ストレッチャ20をZ方向前方から見た図である。ストレッチャ20は、例えば、基台21と、キャスタ22と、前部昇降機構23と、後部昇降機構24と、天板25と、嵌合部26と、を備える。
図1に示すように、基台21は、ストレッチャ20の下方位置に配置されている。基台21は、平面視して四辺をフレーム材で囲まれた矩形をなしている。基台21は、フレーム材が形成する矩形の対角位置をそれぞれ接続する補強フレームを備えている。キャスタ22は、基台21の四隅にそれぞれ設けられている。キャスタ22が設けられることで、ストレッチャ20は自走可能とされている。
前部昇降機構23は、例えば、天板25の先端部(前端部)に設けられている。前部昇降機構23は、例えば、下部フレーム61と、第1伸縮ロッド62と、第2伸縮ロッド63と、Xリンク機構64と、リミッタ65と、揺動軸66と、ハンドル嵌合孔67と、を備える。下部フレーム61は、基台21に搭載され、X方向に延びるフレーム材である。
第1伸縮ロッド62は、下部フレーム61の左側に配置されている。第1伸縮ロッド62は、Y軸方向に延在し、同軸上に配置された大径筒部と小径筒部を備え、小径筒部が大経筒部に進入したり小径筒部が大経筒部から退出したりすることにより伸縮する。大経筒部の下端部は、下部フレーム61に接続され、小径筒部の上端部は、揺動軸66に接続されている。第2伸縮ロッド63は、下部フレーム61の左側に配置されており、第1伸縮ロッド62と同様の構成を有する。
Xリンク機構64は、第1傾斜ロッド64A及び第2傾斜ロッド64Bを備える。第1傾斜ロッド64Aは、下端部が下部フレーム61の中央より左側に接続され、上方に行くにしたがって右側に傾斜して上端部が揺動軸66の中央より右側に接続される。第2傾斜ロッド64Bは、下端部が下部フレーム61の中央より右側に接続され、上方に行くにしたがって左側に傾斜して上端部が揺動軸66の中央より左側に接続される。
第1傾斜ロッド64A及び第2傾斜ロッド64Bがそれぞれ下部フレーム61及び揺動軸66に対して左右方向にスライドすることにより、天板25の高さを変化させる。例えば、第1傾斜ロッド64Aと第2傾斜ロッド64Bの下端部同士及び上端部同士が近づくことにより、天板25を上昇させ、第1傾斜ロッド64Aと第2傾斜ロッド64Bの下端部同士及び上端部同士が遠ざかることにより、天板25を下降させる。第1伸縮ロッド62及び第2伸縮ロッド63は、Xリンク機構64の動きに伴って伸縮し、揺動軸66を介して天板25の左右端部をそれぞれ支持する。前部昇降機構23は、上端部を支持されて揺動軸66回りに揺動可能とされている。
リミッタ65は、例えば、第1傾斜ロッド64Aと第2傾斜ロッド64Bが交差する位置の直上位置において、第1傾斜ロッド64Aと第2傾斜ロッド64Bの間に介在されている。リミッタ65は、第1傾斜ロッド64Aと第2傾斜ロッド64Bの間の距離を規制することにより、Xリンク機構64による上昇高さを規制し、天板25の上昇高さを制限する。リミッタ65による天板25の上昇高さの制限値は、例えばユーザの設定操作により設定可能とされている。リミッタ65は、上限高さの制限を解除できるようにしてもよい。
揺動軸66は、天板25に設けられている。揺動軸66は、X軸方向に沿って配置されており、天板25に対して相対的に水平軸回り(X軸回り)に回転可能とされている。揺動軸66には、第1伸縮ロッド62、第2伸縮ロッド63、及びXリンク機構64が接続されている。揺動軸66は、X軸回りに回転(自転)することにより、下部フレーム61、第1伸縮ロッド62、第2伸縮ロッド63、及びXリンク機構64(以下、揺動部という)を天板25に対して揺動可能としている。
下部フレーム61と基台21の間には図示しないロック構造が設けられている。ロック構造は、第1伸縮ロッド62及び第2伸縮ロッド63がY軸方向に沿って配置された状態で、下部フレーム61と基台21をロック可能とされている。ロック構造により下部フレーム61と基台21がロックされることにより、揺動軸66回りの揺動部の揺動が規制される。
ハンドル嵌合孔67は、天板25を前面側から貫通して設けられている。天板25には、ハンドル嵌合孔67に接続され、前部昇降機構23及び後部昇降機構24のそれぞれのXリンク機構を駆動させる昇降駆動機構を備える。天板25は、ストレッチャハンドル70を利用して上下動可能とされている。図4は、ストレッチャハンドル70を用いて天板25を上下動させる状態を示す図である。ストレッチャハンドル70は、天板25を貫通して形成されたハンドル嵌合孔67に挿入可能とされている。
ストレッチャハンドル70は、例えば、把持部71と、挿入部72とを備える。ハンドル嵌合孔67は、例えば断面矩形であり、ストレッチャハンドル70の挿入部72は、ハンドル嵌合孔67の断面形状に対応する断面矩形形状を備える。ハンドル嵌合孔67は、図示しない昇降駆動機構を介してXリンク機構64と接続されている。ストレッチャ20を利用する医師、技師等のユーザは、例えば、ストレッチャハンドル70の挿入部72をハンドル嵌合孔67に挿入し、把持部71を把持してストレッチャハンドル70を回転させることにより、ハンドル嵌合孔67を回転させる。ハンドル嵌合孔67が回転することにより、Xリンク機構64が作動して、天板25が上下動する。
後部昇降機構24は、例えば、天板25の後端部に設けられている。後部昇降機構24は、揺動軸66及びハンドル嵌合孔67を除いて、前部昇降機構23と同様の構成を有する。後部昇降機構24における第1伸縮ロッド、第2伸縮ロッド、及びXリンク機構のそれぞれの上端部は、天板25に接続されている。ハンドル嵌合孔67にストレッチャハンドル70を挿入して回転させることにより、後部昇降機構24のXリンク機構は、前部昇降機構23のXリンク機構64に同期して前部昇降機構23のXリンク機構64と同様に作動する。
天板25は、検査の対象となる被検体Pを搭載する。天板25は、前部昇降機構23及び後部昇降機構24に設けられた第1伸縮ロッド及び第2伸縮ロッドによって支持され、Xリンク機構によって上下動させられる。前部昇降機構23及び後部昇降機構24は、支持部材の一例である。前部昇降機構23及び後部昇降機構24のそれぞれにおけるXリンク機構は、前部昇降機構及び後部昇降機構の一例である。基台21の前方におけるX軸方向略中央位置には、嵌合部26が取り付けられている。嵌合部26は、引き込み装置30における後述する牽引爪33が嵌合可能とされている。
引き込み装置30は、例えば、動力源31と、ベルト32と、牽引爪33と、を備える。動力源31は、例えばモータであり、ベルト32を駆動させる。ベルト32は、牽引爪33に接続されており、動力源31の駆動力を牽引爪33に伝達して、牽引爪33をZ方向に移動させる。引き込み装置30は、ストレッチャ20の基台21及びキャスタ22を下部スペース16に引き込む。
牽引爪33は、X方向に見て、長方形の一辺を取り除いて開放部分とされた形状であるコ字形状をなしている。牽引爪33における開放部分に対向する辺の一部は、ベルト32に対してX軸回りに回転可能に支持されている。牽引爪33は、開放部分が後方下側を向いて配置されている。牽引爪33は、開放部分が後方下側を向く位置(以下、第1位置)から直下方向を向く位置(以下、第2位置)の間で揺動可能とされている。
牽引爪33は、第1位置にあるときに、ストレッチャ20に設けられた嵌合部26を把持可能な位置まで移動可能であり、第1位置から第2位置に揺動することで嵌合部26に嵌合する。牽引爪33が嵌合部26と嵌合した後に、ベルト32により牽引爪33を前方に移動させることにより、ストレッチャ20が前方に移動する。
制御装置40は、例えば、送受信回路41と、ディスプレイ42と、入力インターフェース43と、処理回路50とを備える。制御装置40は、これらの構成要素によって、医用画像診断システム1の全体を制御する。処理回路50は、撮像条件等に基づいて架台装置10に設けられた傾斜磁場コイル13に磁場を発生させて被検体Pをスキャンさせる一方、RFコイル14により送信されるMR信号に基づいて画像を再構成する。
送受信回路41は、架台装置10における傾斜磁場コイル13に磁場を発生させる信号を送信するとともに、RFコイル14により送信されるRF信号を受信する。
ディスプレイ42は、各種の情報を表示する。例えば、ディスプレイ42は、処理回路50により生成された医用画像(MR画像)や、ユーザによる各種操作を受け付けるGUI(Graphical User Interface)画像等を表示する。ディスプレイ42は、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。ディスプレイ42は、架台装置10の筐体11に設けられてもよい。ディスプレイ42は、デスクトップ型でもよいし、制御装置40の本体部と無線通信可能な表示装置(例えばタブレット端末)であってもよい。
入力インターフェース43は、ユーザによる各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作の内容を示す電気信号を処理回路50に出力する。例えば、入力インターフェース43は、マウスやキーボード、タッチパネル、ドラッグボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、カメラ、赤外線センサ、マイク等により実現される。入力インターフェース43は、筐体11に設けられてもよい。また、入力インターフェース43は、制御装置40の本体部と無線通信可能な表示装置(例えばタブレット端末)により実現されてもよい。
メモリ44は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等により実現される。メモリ44は、例えば、架台装置10により送信されるMRデータ、処理回路50により生成された画像データ等を記憶する。
なお、本明細書において入力インターフェースはマウス、キーボード等の物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を制御回路へ出力する電気信号の処理回路も入力インターフェースの例に含まれる。
処理回路50は、例えば、画像生成機能51、駆動制御機能52等を備える。これらの構成要素は、例えば、ハードウェアプロセッサ(コンピュータ)がメモリ44に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。ハードウェアプロセッサとは、例えば、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device; SPLD)または複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device; CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array; FPGA))等の回路(circuitry)を意味する。メモリ44にプログラムを記憶させる代わりに、ハードウェアプロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。
この場合、ハードウェアプロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。ハードウェアプロセッサは、単一の回路として構成されるものに限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのハードウェアプロセッサとして構成され、各機能を実現するようにしてもよい。また、複数の構成要素を1つのハードウェアプロセッサに統合して各機能を実現するようにしてもよい。
制御装置40または処理回路50が有する各構成要素は、分散化されて複数のハードウェアにより実現されてもよい。処理回路50は、制御装置40が有する構成ではなく、制御装置40と通信可能な処理装置によって実現されてもよい。処理装置は、例えば、医用画像診断システム1と、特に制御装置40と接続されたワークステーションやクラウドサーバなどでよい。
画像生成機能51は、架台装置10により送信されるMRデータを受信する。画像生成機能51は、受信したMRデータをメモリ44に格納する。画像生成機能51は、受信しまたはメモリ44に格納されたMRデータに基づいて、MR画像を生成する。画像生成機能51は、生成したMR画像をメモリ44に格納する。画像生成機能51は、画像生成部の一例である。MR画像は、医用画像の一例である。
駆動制御機能52は、引き込み装置30に接続され、制御用の電気信号を出力することで、引き込み装置30の動作を制御する。例えば、駆動制御機能52は、入力インターフェース43を介して、ストレッチャ20を筐体11に引き込む引き込み指示をユーザから受け付け、受け付けた引き込み指示に従って引き込み装置30を制御する。
次に、第1の実施形態の医用画像診断システム1の動作について説明する。ここでは、被検体Pを搭載したストレッチャ20を架台装置10(筐体11)のボア15に進入させる動作について説明する。図5は、ストレッチャ20を架台装置10に進入させる前の状態を示す図である。医用画像診断システム1では、例えば、2台のストレッチャ20を用意し、1台のストレッチャ20に搭載された被検体Pの検査を行う間、もう1台のストレッチャ20に、次に検査を行う被検体Pを搭載させて、検査の準備をして待機する。
被検体Pが筐体11に形成されたボア15に導入される前、ストレッチャ20における前部昇降機構23及び後部昇降機構24は、いずれも鉛直軸(Y軸)沿って延在し、それぞれ天板25を支持している。ストレッチャ20は、被検体Pが搭乗される前に、天板25の高さ調整が行われる。天板25の高さは、筐体11に形成されたボア15の底面の高さと略同一となるように調整される。天板25の高さは、リミッタ65(図3参照)により制限される。この状態で、ユーザは、ストレッチャ20を筐体11の近傍位置まで移動させる。
続いて、被検体Pをボア15に導入するにあたり、制御装置40は、引き込み装置30を作動させ、まず、動力源31に電力を供給してベルト32により牽引爪33をストレッチャ20の方向(Z軸方向後方)に移動させる。牽引爪33が後方に移動すると、牽引爪33の前端部がストレッチャ20の嵌合部26に当接し、牽引爪33がその上端部を回転軸として回転し、牽引爪33が嵌合部26に嵌合する。
図6は、図5に続くストレッチャ20及び架台装置10の状態を示す図である。牽引爪33が嵌合部26に嵌合したら、制御装置40は、ベルト32を駆動させ、牽引爪33を前方に移動させる。牽引爪33の移動に伴い、ストレッチャ20の前方に移動する。ストレッチャ20が前方に移動すると、ストレッチャ20の基台21及びキャスタ22は、架台装置10の下部スペース16に進入する。
一方、ストレッチャ20の上部においては、前部昇降機構23の上方位置が筐体11に形成されたボア15の底部に当接する。ボア15の底部に当接した前部昇降機構23は、揺動軸66回りに下端部が後退するように揺動し、前部昇降機構23が後方にはね上げられる。
また、天板25の前部において、前部昇降機構23による支持が解除される一方で、天板25の前端部は、筐体11に形成されたボア15の底面に搭載され、天板25の支持が前部昇降機構23から架台装置10に移行する。ボア15の底面における後端部は面取りされているので、天板25は、ボア15の底面にスムーズに移動することができる。ボア15の底面は、例えば、樹脂等により形成され、例えば、天板25との間の摩擦力は小さいものとされている。ボア15の底面にローラなどの送り機構を設けて、天板25がボア15の底面上を移動しやすくなるようにしてもよい。
図7は、図6に続くストレッチャ20及び架台装置10の状態を示す図である。天板25の前端部がボア15の底面に搭載された後、牽引爪33をさらに前方に移動させると、被検体Pが架台装置10における検査に適した位置に配置される。ここまでストレッチャ20を移動させたら、牽引爪33の作動を終了し、ストレッチャ20も停止させる。この状態でMRI装置による検査を開始する。
検査が終了した後は、例えば、牽引爪33を後方に移動させるとともに、ユーザがストレッチャ20をボア15から引き出す。ストレッチャ20は、ボア15から引き出された際に、天板25の支持は、ボア15の底面から前部昇降機構23に移行する。こうして、先の被検体の検査が終了する。続いて、待機していたストレッチャ20が架台装置10の近傍に搬送され、検査が行われる。
第1の実施形態の医用画像診断システム1におけるストレッチャ20は、前部昇降機構23が天板25に設けられた揺動軸66回りに揺動可能である。前部昇降機構23は、天板25が架台装置10のボア15に導入される際、下方が後方に移動するように跳ね上げられる。さらに、架台装置10には、ストレッチャ20の基台21及びキャスタ22が導入可能とされた下部スペース16が形成されている。このため、天板25をボア15に導入する際に、ストレッチャ20の基台21やキャスタ22が邪魔となることを防止することができ、被検体を架台装置の内側に導入させる装置を簡素化することができる。
また、第1の実施形態の医用画像診断システム1は、ストレッチャ20の基台21及びキャスタ22を下部スペース16に引き込む引き込み装置30を備える。このため、ストレッチャ20を容易に架台装置10の方向に移動させることができるとともに、天板25を容易にボア15に導入させることができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の医用画像診断システムは、第1の実施形態と比較して、ストレッチャ20及び架台装置10の構成が主に異なる。以下、第1の実施形態との相違点を中心として、第2の実施形態の医用画像診断システムについて説明する。以下の説明において、第1の実施形態と共通する要素については、同一の符号を付してその説明を省略することがある。
第2の実施形態の医用画像診断システムにおいては、ストレッチャ20の天板25を昇降させるために、前部昇降機構23及び後部昇降機構24のXリンク機構を駆動させる昇降駆動機構を作動させる作動装置を備える。第2の実施形態の医用画像診断システムにおいては、ストレッチャ20を架台装置10の近傍に配置し、引き込み装置30の牽引爪33で嵌合部26を把持した後に、作動装置を利用して天板25を昇降させて筐体11に形成されたボア15に導入する。作動装置は、制御装置40の制御信号に応じて作動するモータを備える。制御装置40は、例えば駆動制御機能52により、天板25を昇降させるための制御信号を生成してモータに送信する。
図8は、第2の実施形態の医用画像診断システムにおける作動装置80を示す図である。作動装置80は、例えば、第1アタッチメント81と、突出ピン82と、スプリング83と、第2アタッチメント84と、ピン嵌合孔85と、を備える。第1アタッチメント81及び第2アタッチメント84は、第1アタッチメント81の一面(以下、第1対向面)が、第2アタッチメント84の一面(以下、第2対向面)と向き合うように配置可能とされている。
第1アタッチメント81は、引き込み装置30における牽引爪33に設けられている。第1アタッチメント81は、牽引爪33が嵌合部26と嵌合している状態のときに、鉛直軸(Y軸)回りに回転(自転)可能である。第1アタッチメント81には、モータが内蔵されており、制御装置40により送信される制御信号に基づいて第1アタッチメント81を回転させる。第1アタッチメント81は、例えばユーザの操作により回転可能とされていてもよい。第1アタッチメント81内蔵されたモータは、駆動源の一例である。
突出ピン82は、例えば略円筒形状をなしている。突出ピン82は、第1アタッチメント81の第1対向面から突出可能となるように第1対向面に形成された収容孔に収容されている。第1アタッチメント81には、2つの突出ピン82が設けられている。2つの突出ピン82は、第1アタッチメント81が回転する際の回転中心を対称点として対称となる位置に配置されている。
スプリング83は、第1アタッチメント81に収容孔に収容され、収容孔と突出ピン82との間に介在されている。スプリング83は、突出ピン82を付勢する圧縮スプリングである。突出ピン82は、外力によりスプリング83の付勢力に抗して収容孔に収容されており、外力から解放されたときにスプリング83の付勢力により収容孔から突出する。
第2アタッチメント84は、ストレッチャ20の前部昇降機構23に設けられており、第1アタッチメント81と接続可能である。第2アタッチメント84は、鉛直軸(Y軸)回りに回転可能である。第2アタッチメント84における第2対向面には、ピン嵌合孔85が形成されている。ピン嵌合孔85には、突出ピン82が嵌合可能とされている。第2対向面には、2つのピン嵌合が形成されている。
2つのピン嵌合孔85は、第2アタッチメント84における回転中心との位置関係が、第1アタッチメント81における回転中心と突出ピン82の位置関係と共通する位置関係となる位置に配置されている。スプリング83は、突出ピン82とピン嵌合孔85が向き合ったときに突出ピン82をピン嵌合孔85の方向に付勢し、突出ピン82がピン嵌合孔85に嵌合する。第2アタッチメント84は、突出ピン82がピン嵌合孔85に嵌合したときに、第1アタッチメント81の回転に伴って回転する。第2アタッチメント84は、第1アタッチメント81の回転力を昇降駆動機構に伝達し、第2アタッチメント84が回転することにより、昇降駆動機構が作動して天板25を昇降させる。第2アタッチメント84は、伝達部材の一例である。
次に、作動装置80の動作について説明する。図9は、牽引爪33が嵌合部26を把持する前の作動装置80の状態を示す図である。図10は、図9に続く作動装置の状態を示す図である。図11は、図10に続く作動装置の状態を示す図である。図9~図11において、の左図では、作動装置80をZ軸方向から見た状態、右上図では、第1アタッチメント81をY軸方向上方から見た状態、右下図では、第2アタッチメント84をY軸方向上方から見た状態をそれぞれ示す。
ストレッチャ20が架台装置10の近傍に配置されると、牽引爪33が嵌合部26を把持する前の状態となる。このとき、図9に示すように、作動装置80では、第1アタッチメント81における2つの突出ピン82同士を結ぶ線が、第2アタッチメント84における2つのピン嵌合孔85同士を結ぶ線と直交する位置関係に配置される。突出ピン82は、スプリング83の付勢力により第1対向面から突出した状態となっている。
続いて、牽引爪33が嵌合部26を把持する。このとき、図10に示すように、作動装置80では、第1アタッチメント81の第1対向面と第2アタッチメント84の第2対向面が当接する。第1対向面と第2対向面が当接する際、突出ピン82は、第2対向面に押し込まれて、スプリング83の付勢力に抗する力により、収容孔に収容される。
続いて、制御装置40により送信される制御信号に基づいて、モータが作動すると、第1アタッチメント81が鉛直軸(Y軸)回りに回転する。第1アタッチメント81の回転に伴って突出ピン82も回転し、第1アタッチメント81の回転が進むと、やがて突出ピン82が第2アタッチメント84のピン嵌合孔85と対向する位置に到達する。
続いて、スプリング83の付勢力により、突出ピン82がピン嵌合孔85の方向に付勢され、突出ピン82がピン嵌合孔85に嵌合する。その後、さらにモータを作動して第1アタッチメント81を回転させることにより、第1アタッチメント81の回転力が突出ピン82及びピン嵌合孔85を介して第2アタッチメント84に伝達されて第2アタッチメント84が回転する。
第2アタッチメント84が回転することにより、昇降駆動機構が作動し、天板25を昇降させる。こうして、天板25が所定の高さ位置に調整された後、牽引爪33により嵌合部26を牽引し、ストレッチャ20を架台装置10の方向に移動させて、天板25をボア15の底面に搭載する。
第2の実施形態の医用画像診断システムは、第1の実施形態の医用画像診断システム同様の作用効果を奏する。さらに、第2の実施形態の医用画像診断システムにおける作動装置80は、架台装置10に設けられた第1アタッチメント81と、ストレッチャ20に設けられた第2アタッチメント84を備える。第1アタッチメント81には、モータが内蔵されているので、架台装置10で利用される動力でストレッチャ20を昇降させることができる。
上記第2の実施形態では、第1アタッチメント81にモータが設けられているが、第1アタッチメント81は、架台装置10に設けられた他の動力源により駆動されるようにしてもよい。また、第1アタッチメント81は、動力源によらず、ユーザの操作により駆動するようにしてもよい。また、第1の実施形態において、Xリンク機構64や昇降駆動機構が動力源により駆動されるようにしてもよい。この場合、架台装置10から動力源を駆動させるためのエネルギー、例えば電力を供給するための配線やコネクタをストレッチャ20と架台装置10や引き込み装置30に設けてよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、被検体が導入可能とされるボアが形成され、前記被検体に起因する検出信号を検出する検出装置の少なくとも一部が収容され、前記被検体が搭載されたストレッチャの少なくとも一部を引き込み可能とする引き込み構造が形成された架台装置と、前記検出装置により検出された検出信号に基づいて、前記被検体に関する医用画像を生成する画像生成部と、を持つことにより、被検体を架台装置の内側に導入させる装置を簡素化することができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…医用画像診断システム
10…架台装置
11…筐体
12…静磁場磁石
13…傾斜磁場コイル
14…RFコイル
15…ボア
16…下部スペース
20…ストレッチャ
21…基台
22…キャスタ
23…前部昇降機構
24…後部昇降機構
25…天板
26…嵌合部
30…装置
31…動力源
32…ベルト
33…牽引爪
40…制御装置
41…送受信回路
42…ディスプレイ
43…入力インターフェース
44…メモリ
50…処理回路
51…画像生成機能
52…駆動制御機能
61…下部フレーム
62…第1伸縮ロッド
63…第2伸縮ロッド
64…Xリンク機構
64A…第1傾斜ロッド
64B…第2傾斜ロッド
65…リミッタ
66…揺動軸
67…ハンドル嵌合孔
70…ストレッチャハンドル
71…把持部
72…挿入部
80…作動装置
81…第1アタッチメント
82…突出ピン
83…スプリング
84…第2アタッチメント
85…ピン嵌合孔
P…被検体

Claims (15)

  1. 被検体が導入可能とされるボアが形成され、前記被検体に起因する検出信号を検出する検出装置の少なくとも一部が収容され、前記被検体が搭載されたストレッチャの少なくとも一部を引き込み可能とする引き込み構造が形成された架台装置と、
    前記検出装置により検出された検出信号に基づいて、前記被検体に関する医用画像を生成する画像生成部と、を備える、
    医用画像診断装置。
  2. 前記引き込み構造は、前記ストレッチャの基台を前記ボアの長手方向に沿った方向に進入可能とする下部スペースを備える、
    請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記ストレッチャの少なくとも一部を前記下部スペースに引き込む引き込み装置を更に備える、
    請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. 被検体を搭載する天板と、
    前記天板を支持する支持部材と、
    前記天板の先端部及び後端部にそれぞれ設けられ、前記天板を昇降させる前部昇降機構及び後部昇降機構と、を備える、
    ストレッチャ。
  5. 前記前部昇降機構は、上端部を支持されて水平軸回りに揺動可能とされている、
    請求項4に記載のストレッチャ。
  6. 前記天板の上昇高さを制限するリミッタを更に備える、
    請求項4に記載のストレッチャ。
  7. 前記前部昇降機構は、下端部同士が近づくことにより前記天板を上昇させ、下端部同士が遠ざかることにより前記天板を下降させるXリンク機構を含み、
    前記リミッタは、前記Xリンク機構の間に介在される、
    請求項6に記載のストレッチャ。
  8. 前記前部昇降機構及び後部昇降機構を駆動させる昇降駆動機構と、
    前記昇降駆動機構に接続され、操作に応じて前記昇降駆動機構を作動させるストレッチャハンドルと、を更に備える、
    請求項4に記載のストレッチャ。
  9. 前記天板を昇降させる昇降駆動機構と、
    前記昇降駆動機構に接続され、駆動源により供給される駆動力を前記昇降駆動機構に伝達する伝達部材と、を更に備える、
    請求項4に記載のストレッチャ。
  10. 被検体が導入可能とされるボアが形成され、前記被検体に起因する検出信号を検出する検出装置の少なくとも一部が収容され、前記被検体が搭載されたストレッチャの少なくとも一部を引き込み可能とする引き込み構造が形成された架台装置と、
    前記検出装置により検出された検出信号に基づいて、前記被検体に関する医用画像を生成する画像生成部と、を備える、医用画像診断装置と、
    被検体を搭載する天板と、
    前記天板を支持する支持部材と、
    前記天板の先端部及び後端部にそれぞれ設けられ、前記天板を昇降させる前部昇降機構及び後部昇降機構と、を備える、ストレッチャと、を含む、
    医用画像診断システム。
  11. 前記医用画像診断装置は、第1アタッチメントを備え、
    前記ストレッチャは、前記天板を昇降させる昇降駆動機構と、
    前記第1アタッチメントと接続可能な第2アタッチメントと、を備える、
    請求項10に記載の医用画像診断システム。
  12. 前記第2アタッチメントは、前記昇降駆動機構に接続されており、
    前記昇降駆動機構は、前記第2アタッチメントの動作に伴って駆動する、
    請求項11に記載の医用画像診断システム。
  13. 前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの一方に、前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの他方に向けて突出する突出ピンが設けられ、
    前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントの他方に、前記突出ピンが嵌合するピン嵌合孔が形成されている、
    請求項11に記載の医用画像診断システム。
  14. 前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントは相対的に回転可能であり、
    前記第1アタッチメント及び前記第2アタッチメントにおける回転中心からの位置関係が共通する位置に、前記突出ピンが設けられ、前記ピン嵌合孔が形成されている、
    請求項13に記載の医用画像診断システム。
  15. 前記突出ピンを前記ピン嵌合孔の方向に付勢するスプリングが設けられている、
    請求項13に記載の医用画像診断システム。
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