JP7138024B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器に関する。より詳細には、本開示は、触感を呈示する電子機器に関する。
タッチパネルなどのパネル上において、操作者の指等の接触物に対してリアルな触感を呈示する技術が開示されている。例えば特許文献1に開示の触感呈示装置は、パネルを厚さ方向に振動させることにより、操作者に「押した」という実感を伴う操作感を提供する。
特許第4633167号公報
操作者に良好な操作感を提供するために、効率よく良好な触感を呈示することができれば有益である。
本開示の目的は、効率よく良好な触感を呈示する電子機器を提供することにある。
一実施形態に係る電子機器は、パネルと、タッチセンサと、複数のアクチュエータと、コントローラと、を備える。
前記タッチセンサは、前記パネルにおける接触位置を検出する。
前記複数のアクチュエータは、前記パネルを振動させる。
前記コントローラは、前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度が、前記接触位置において同じタイミングで最大になるように制御する。
一実施形態に係る電子機器によれば、効率よく良好な触感を呈示することができる。
第1実施形態に係る電子機器の概略構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータの配置例を示す図である。 第1実施形態に係る電子機器における接触の検出を説明する図である。 第1実施形態に係る電子機器の動作を説明する図である。 第1実施形態に係る電子機器の動作を説明する図である。 第1実施形態に係る電子機器の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る電子機器の概略構成を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータ及び押圧検出部の配置例を示す図である。 第2実施形態に係る電子機器の動作を説明するフローチャートである。 第3実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータの配置例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る電子機器について、図面を参照して説明する。
第1実施形態に係る電子機器は、タッチパネルのようなタッチセンサを備えた携帯電話、スマートフォン、タブレット型PC、ノートPC、及びゲーム端末等とすることができる。しかしながら、一実施形態に係る電子機器はこれら携帯型の機器に限定されるものではなく、タッチパネルのようなタッチセンサを備えたデスクトップPC、家電製品、産業用機器(FA機器)、家電製品、及び専用端末等、種々の電子機器とすることができる。
図1は、第1実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図2は、第1実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータの配置例を示す図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る電子機器1は、コントローラ10、パネル20、タッチセンサ30、及び複数のアクチュエータ52,54,56,58を備えている。以下、アクチュエータ52、アクチュエータ54、アクチュエータ56、及びアクチュエータ58のような複数のアクチュエータを特に区別しない場合、適宜「アクチュエータ50」と総称する。図1において、パネル20の図示は省略してある。図1に示すように、第1実施形態に係る電子機器1は、メモリ70を備えてもよい。図1に示すように、コントローラ10は、タッチセンサ30、複数のアクチュエータ52,54,56,58と、メモリ70に電気的に接続される。
コントローラ10は、電子機器1を構成する各機能部の制御をはじめとして、電子機器1全体の動作の制御を行うことができる。コントローラ10は、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供するために、例えばCPU(Central Processing Unit)のような、少なくとも1つのプロセッサを含んでよい。コントローラ10は、まとめて1つのプロセッサで実現してもよいし、いくつかのプロセッサで実現してもよいし、それぞれ個別のプロセッサで実現してもよい。プロセッサは、単一の集積回路として実現されてよい。集積回路は、IC(Integrated Circuit)ともいう。プロセッサは、複数の通信可能に接続された集積回路及びディスクリート回路として実現されてよい。プロセッサは、他の種々の既知の技術に基づいて実現されてよい。一実施形態において、コントローラ10は、例えばCPU及び当該CPUで実行されるプログラムとして構成してよい。コントローラ10は、コントローラ10の動作に必要なメモリを適宜含んでもよい。このメモリは、コントローラ10において実行されるプログラム、及び、コントローラ10において実行された処理の結果などを記憶してよい。また、メモリは、コントローラ10のワークメモリとして機能してよい。コントローラ10による制御については、さらに後述する。
パネル20は、電子機器1のユーザなどの操作者によって接触及び/又は押圧される部材である。パネル20は、操作者の指又はスタイラスペンなど(以下、適宜「接触物」と記す)によって接触及び/又は押圧される接触面(操作面)を備えてよい。パネル20は、例えば金属、ガラス、又はプラスチック等で構成される板状の部材としてよい。パネル20は、操作者による接触及び/又は押圧に耐え得る素材で構成してよい。一方、パネル20は、後述のように、複数のアクチュエータ50によって振動される。したがって、パネル20は、アクチュエータ50による振動が良好に伝達する素材としてよい。
タッチセンサ30は、パネル20の接触面(操作面)に対する接触物による接触の位置(以下、適宜「接触位置」と記す)を検出する。すなわち、タッチセンサ30は、パネル20における接触位置を検出する。タッチセンサ30は、図2に示すように、パネル20の前面側(表面側すなわちZ軸正方向側)に配置してよい。このような配置により、タッチセンサ30は、パネル20における接触位置を検出することができる。図2に示す電子機器1は、パネル20上でタッチセンサ30が配置された領域において、接触位置を検出することができる。タッチセンサ30が接触を検出する方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式を用いることができる。タッチセンサ30は、接触物による接触の検出に基づいて、当該接触物が接触検出面に接触している位置(接触位置)の情報をコントローラ10に出力する。この出力により、コントローラ10は、タッチセンサ30によって検出されたパネル20における接触位置を取得することができる。図2に示す電子機器1において、タッチセンサ30は、パネル20よりも小さな面積で構成されている。しかしながら、タッチセンサ30は、パネル20と同じ大きさにして構成してもよい。
タッチセンサ30は、例えば透明の部材で構成して、パネル20の前面側(表面側)に配置してよい。この場合、パネル20の背面側(裏面側すなわちZ軸負方向側)に、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、又は無機ELディスプレイ等の表示デバイスで構成することができる表示部を備えてもよい。図1及び図2においては、表示部は図示を省略してある。表示部を備える構成により、例えば表示部にキー若しくはボタン又はアイコン等のオブジェクトを描画して表示し、当該オブジェクトに対して操作者が接触及び/又は押圧する操作をタッチセンサ30で検出することができる。表示部は、タッチセンサ30の裏面側に、例えば両面テープ等の接合部材により取り付けることができる。表示部は、タッチセンサ30の裏面側において、例えば板金のような中間部材を介してタッチセンサ30に取り付けたり、他の支持部材に取り付けたりしてもよい。
一実施形態において、パネル20は、タッチセンサの機能を備えてもよい。この場合、タッチセンサ30を別個の機能部として設置する必要はない。例えば、パネル20は、タッチセンサを用いて構成すれば、パネル20上で操作者が接触した位置を検出することができる。また、パネル20を透光性のタッチセンサを用いて構成し、さらにパネル20の背面側に、LCD等の表示デバイスで構成することができる表示部を備えてもよい。このように構成すれば、表示部にアイコン等の画像を表示することにより、操作者が接触すべき位置を示唆することもできる。以下、電子機器1において、触感の呈示について重点的に説明するため、画像などを表示する機能については、説明を省略する。
複数のアクチュエータ50は、パネル20を振動させて、パネル20の接触面(操作面)に所定の振動パターンによる振動を発生させる。複数のアクチュエータ50は、パネル20に振動を伝達させることにより、パネル20を振動させる。アクチュエータ50は、例えば圧電振動子(圧電素子)等を用いて構成してよい。アクチュエータ50は、パネル20に良好な振動を伝達することができれば、圧電振動子(圧電素子)以外の他の機能部としてもよい。
図2に示すように、第1実施形態に係る電子機器1は、アクチュエータ50を4つ備えている。より詳細には、電子機器1において、アクチュエータ52及び54は、パネル20の上側(Y軸正方向側)の端部付近に、X軸にほぼ平行に配置されている。また、電子機器1において、アクチュエータ56及び58は、パネル20の下側(Y軸負方向側)の端部付近に、X軸にほぼ平行に配置されている。図2において、アクチュエータ50がタッチセンサ30の背面側(裏面側すなわちZ軸負方向側)に設置されていることを示すため、アクチュエータ50を破線で示してある。アクチュエータ50の配置は図2に示す例に限定されるものではなく、電子機器1が呈示すべき触感の態様などの要因に応じて、種々の配置を採用することができる。また、アクチュエータ50の配設数も4つに限定されるものではなく、任意の複数とすることができる。アクチュエータ50は、接合部材(例えば両面テープ)によりタッチセンサ30に取り付けられる。アクチュエータ50は、中間部材(例えば板金)を介してタッチセンサ30に取り付けられてもよい。
一実施形態において、複数のアクチュエータ50は、タッチセンサ30の接触検出面に振動を発生させることにより、パネル20に接触している接触物に対して触感を呈示する。複数のアクチュエータ50の振動により接触物に対して触感を呈示する際には、コントローラ10が、所定の触感を呈示するための駆動信号を、適切なタイミングで供給する。このような触感の呈示のためにコントローラ10が出力する駆動信号については、後述する。また、図2においては、上側のアクチュエータ52及び54と、下側のアクチュエータ56及び58は、それぞれコントローラ10から同じ信号線によって駆動信号が供給されるように示してある。しかしながら、4つのアクチュエータ50にそれぞれコントローラ10から互いに異なる駆動信号が供給されるようにしてもよい。
メモリ70は、コントローラ10から受信した各種情報を記憶する。またメモリ70は、コントローラ10によって実行されるプログラム等を記憶する。その他、メモリ70は、例えばコントローラ10による演算結果などの各種データも記憶してよい。さらに、メモリ70は、コントローラ10が動作する際のワークメモリ等も含むことができるものとする。
メモリ70は、例えば半導体メモリ又は磁気ディスク等により構成することができるが、これらに限定されず、任意の記憶装置とすることができる。また、例えば、メモリ70は、本実施形態に係る電子機器1に挿入されたメモリカードのような記憶媒体としてもよい。また、メモリ70は、コントローラ10として用いられるCPUの内部メモリであってもよい。
図2においては、タッチセンサ30及び複数のアクチュエータ50を備えたパネル20が取り付けられる筐体の図示は省略してある。パネル20は、最終的に、電子機器1の本体を構成する筐体などに取り付けられる。この筐体には、図1に示すコントローラ10及びメモリ70など、他の必要な回路並びに機能部などが内蔵されてよい。この場合、パネル20は、適切な手段によって、振動可能なように筐体などに配設するのが好適である。すなわち、パネル20の各端辺全てを筐体などに強固に固定してしまうと、パネル20を振動させる際の振幅を稼ぐことができず、操作者に良好な触感を呈示することが困難になり得る。したがって、例えば弾性部材を介してパネル20を筐体に配設したり、パネル20を部分的に筐体に固定したりするなどして、パネル20を振動可能なようにして筐体などに配設するようにする。
図3は、電子機器1における接触の検出を説明する図である。
図3は、電子機器1における主な各機能部の配置構成を、図2とは別の観点から示している。図3は、図2に示した電子機器1のパネル20を斜視図として示したものである。図3においては、図1に示したコントローラ10及び当該コントローラ10との接続態様の図示は省略してある。また、図3においては、パネル20が取り付けられる筐体などの図示も省略してある。
本実施形態では、図3に示すように、パネル20は、支持点61,62,63,64,65,66の6点において支持されるように、上述した筐体などに取り付ける。すなわち、パネル20は、支持点61~66において、ある程度固定されることになる。しかしながら、これら支持点61~66にパネル20を過度に強固に固定してしまうと、パネル20の振動を阻害しかねない。したがって、パネル20は、これら支持点61~66に支持されつつも、振動可能なように配設するのが好適である。例えば、支持点61~66において弾性部材を介してパネル20を筐体などに配設したり、筐体などの側で支持点61~66を受ける部分を弾性部材で構成したりすることができる。パネル20を筐体などに取り付ける際の位置は図3に示した配置構成に限定されるものではなく、また支持点の個数も6つに限定されるものではない。電子機器1が呈示すべき触感の態様に応じて、支持点の位置及び支持箇所の個数を調整するのが好適である。
本実施形態において、コントローラ10は、例えば図3に示すように、操作者の指などの接触物による接触がタッチセンサ30上の所定の位置(例えば位置A)において検出されたか否かを判定する。コントローラ10は、所定の位置における接触が検出されると、複数のアクチュエータ50をそれぞれ駆動させて、複数のアクチュエータ50のそれぞれが振動を発生するタイミングの制御を開始する。
これにより、パネル20を接触及び/又は押圧している接触物に対して触感が呈示される。本実施形態において、表示部にアイコン又はボタンなどのオブジェクトを表示して操作者の操作を受け付ける場合には、タッチセンサ30上で接触が検出された位置が、表示されたオブジェクトに対応する位置である場合にのみ、触感を呈示するのが好適である。このようにすれば、操作者は、自らがアイコン又はボタンなどのオブジェクトを接触又は押圧した操作が、電子機器1に正しく認識されたことを、触感により把握することができる。
次に、本実施形態に係る電子機器1において複数のアクチュエータ50が振動を発生する動作について説明する。
本実施形態に係る電子機器1は、コントローラ10からの駆動信号によって複数のアクチュエータ50を振動させることにより、触感を呈示する。以下、アクチュエータ52,54,56,58が同じ態様の振動を発生するように、コントローラ10からアクチュエータ52,54,56,58に同じ駆動信号を供給する場合について説明する。また、コントローラ10は、タッチセンサ30によってパネル20における接触位置Aが検出されたタイミングで、複数のアクチュエータ52,54,56,58のそれぞれに駆動信号を送信するものとして説明する。この場合、複数のアクチュエータ52,54,56,58のそれぞれは、コントローラ10からの駆動信号が供給されたタイミングで、即座に振動の発生を開始するものとして説明する。
図3に示すように、電子機器1の操作者は、パネル20に配置されたタッチセンサ30における位置Aを接触又は押圧したとする。この場合、タッチセンサ30は、パネル20における接触位置Aを検出し、当該接触位置Aに対応する信号をコントローラ10に供給する。ここで、位置Aは、パネル20においてやや右上の地点とする(X軸の正方向を右方向とし、Y軸の正方向を上方向とする)。
図3から分かるように、複数のアクチュエータ52,54,56,58から接触位置Aまでの距離は、それぞれ異なり得る。図3に示す例の場合、アクチュエータ54から接触位置Aまでの距離Daが最も近く、アクチュエータ52から接触位置Aまでの距離Db、アクチュエータ58から接触位置Aまでの距離Dc、アクチュエータ56から接触位置Aまでの距離Ddの順に遠くなる。すなわち、図3に示す複数のアクチュエータ50から接触位置Aまでの距離は、Da<Db<Dc<Ddのように表すことができる。このように、複数のアクチュエータ50から接触位置Aまでの距離はそれぞれ異なるため、複数のアクチュエータ50のそれぞれが同じタイミングで振動を発生すると、当該振動が接触位置Aに伝達されるタイミングは異なってしまう。以下、このような状況について、さらに説明する。
図4(A)乃至図4(D)は、複数のアクチュエータ54,52,58,56のそれぞれから伝達される振動による接触位置Aにおけるパネル20の変位の時間変化を個別に示す図である。図4(A)乃至図4(D)において、時間軸の開始時点は、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出されたタイミングとしてよい。図4(A)は、アクチュエータ54のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位の時間変化を示すグラフである。図4(B)は、アクチュエータ52のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位の時間変化を示すグラフである。図4(C)は、アクチュエータ58のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位の時間変化を示すグラフである。図4(D)は、アクチュエータ56のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位の時間変化を示すグラフである。
図4(A)乃至図4(D)に示すように、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位は、複数のアクチュエータ50からの振動が伝達する距離に応じて、時間的なずれを生じる。このため、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出されたタイミングで複数のアクチュエータ50を同時に駆動すると、パネル20の変位が増大となるタイミングは同時にならない。図4(A)乃至図4(D)に示す例においては、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の変位のピークPa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ分散したタイミングで生じる。
例えば、図4(A)乃至図4(D)に示す例において、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の変位は、図4(A)乃至図4(D)に示す波形をそれぞれ合成したものとして表すことができる。このため、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の変位のピークPa,Pb,Pc,Pdが分散したタイミングで生じると、発生する触感が弱まるなどして、良好な触感を効率良く呈示することができない事態が生じ得る。
そこで、例えば複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の変位がそれぞれ最大になるタイミングを同時にすれば、接触位置Aにおけるパネル20の変位を増大させることができる。すなわち、図4(A)乃至図4(D)に示す変位のピークPa,Pb,Pc,Pdを同時に発生させれば、接触位置Aにおけるパネル20の変位を増大させることができる。例えば、アクチュエータ54,52,58の振動によってパネル20の変位が最大になる時点Ta1,Tb1,Tc1を、アクチュエータ56の振動によってパネル20の変位が最大になる時点Td1に合わせてもよい。この場合、アクチュエータ54,52,58の振動によってパネル20の変位が最大になる時点が時点Td1と同時になるように、それぞれの時点Ta1,Tb1,Tc1を遅延させてもよい。
例えば、コントローラ10は、アクチュエータ54を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td1-Ta1)だけ遅延させてよい。また、コントローラ10は、アクチュエータ52を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td1-Tb1)だけ遅延させてよい。また、コントローラ10は、アクチュエータ58を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td1-Tc1)だけ遅延させてよい。このような制御により、電子機器1は、時点Td1において、複数のアクチュエータ50から接触位置Aに伝達される振動によるパネル20の変位を、それぞれ最大にすることができる。
図4(A)乃至図4(D)は、コントローラ10が複数のアクチュエータ50から同じ駆動信号を供給する例を示した。その結果として、図4(A)乃至図4(D)は、それぞれ接触位置Aにおけるパネル20の変位として、時間的にずれが生じているものの、ほぼ同様の波形が観測された例を示した。
しかしながら、実際に接触位置Aにおけるパネル20の変位を観測すると、図4(A)乃至図4(D)に示すような時間的にずれている同様の波形にならないこともある。複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動による接触位置Aにおけるパネル20の変位の時間変化は、種々の条件によって変化する。種々の条件とは、例えば、パネル20における振動伝達特性、パネル20の合成、パネル20の強度、パネル20が筐体に設置される構成態様、アクチュエータ50の配置、及びアクチュエータ50の設置態様などとしてよい。また、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位は、接触位置によっても大きく異なる。すなわち、パネル20の接触位置Aとは異なる位置において、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位の時間変化を測定すると、図4(A)乃至図4(D)とは異なる測定結果になり得る。
したがって、電子機器1の出荷前などに、パネル20の複数の位置において、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位の時間変化を実際に観測してもよい。この場合、パネル20を所定の複数の領域に分割して、そのそれぞれにおいて、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位の時間変化を観測してもよい。また、このような観測の結果は、メモリ70に記憶されてもよい。上述のような観測結果がメモリ70に記憶されていれば、パネル20の複数の位置において、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位の時間変化を読み出すことができる。したがって、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位の時間変化に基づいて、複数のアクチュエータ50をそれぞれ駆動するタイミングを調整してよい。
一実施形態に係る電子機器1において、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の変位がそれぞれ最大になるタイミングを同時にすれば、接触位置Aにおけるパネル20の変位を増大させることができる。
一方、出願人は、効率よく良好な触感を呈示するためには、パネル20の接触位置における変位を増大させる以外の観点が存在することを見出した。人体の真皮下層又は皮下組織には、パチニ小体という層状構造の受容器が存在する。パチニ小体は、あらゆる圧変化及び振動を感知するが、特に振動に対して敏感とされている。パチニ小体は、高周波の振動を知覚することができ、200Hz付近が最高感度と言われている。また、パチニ小体は、皮膚変位の加速度を検出するとされている。したがって、効率よく良好な触感を呈示するためには、接触位置においてパネル20の振動の加速度が大きくなるようにしてよい。良好な触感とは、例えば、押しボタンスイッチを操作した場合と同様のリアルなクリック触感のことである。本開示によれば、このようなリアルな触感を、効率よく利用者に呈示することができる。また、本開示によれば、このようなリアルな触感を、低消費電力で利用者に呈示することができる。以下、このような実施形態について説明する。
図5(A)乃至図5(D)は、図4(A)乃至図4(D)に示した複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の変位に基づいて、パネル20の振動の加速度を示すグラフである。すなわち、図5(A)乃至図5(D)は、図4(A)乃至図4(D)に示したパネル20の変位を示すグラフの波形から、パネル20の振動の加速度を示すグラフの波形を求めた図である。図4(A)乃至図4(D)はパネル20の変位の時間変化を示しているため、その変位の関数を時間で二階微分することにより、図5(A)乃至図5(D)に示すような変位の加速度を求めることができる。
一実施形態に係る電子機器1において、コントローラ10は、接触位置においてパネル20の振動の加速度が最大になるように制御する。
図5(A)乃至図5(D)は、複数のアクチュエータ54,52,58,56のそれぞれから伝達される振動による接触位置Aにおけるパネル20の加速度の時間変化を個別に示す図である。図5(A)乃至図5(D)において、時間軸の開始時点は、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出されたタイミングとしてよい。図5(A)は、アクチュエータ54のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度の時間変化を示すグラフである。図5(B)は、アクチュエータ52のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度の時間変化を示すグラフである。図5(C)は、アクチュエータ58のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度の時間変化を示すグラフである。図5(D)は、アクチュエータ56のみを駆動させてパネル20を振動させた場合に、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度の時間変化を示すグラフである。
図5(A)乃至図5(D)に示すように、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度は、複数のアクチュエータ50からの振動が伝達する距離に応じて、時間的なずれを生じる。このため、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出されたタイミングで複数のアクチュエータ50を同時に駆動すると、パネル20の変位が増大となるタイミングは同時にならない。図5(A)乃至図5(D)に示す例においては、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の加速度のピークSa1,Sb1,Sc1,Sd1は、それぞれ分散したタイミングで生じる。
例えば、図5(A)乃至図5(D)に示す例において、接触位置Aにおいて観測されるパネル20の振動の加速度は、図5(A)乃至図5(D)に示す波形をそれぞれ合成したものとして表すことができる。このため、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の加速度のピークSa1,Sb1,Sc1,Sd1が分散したタイミングで生じると、効率よく良好な触感が呈示できない事態が生じ得る。
そこで、例えば複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の加速度がそれぞれ最大になるタイミングを同時にすれば、接触位置Aにおけるパネル20の振動の加速度を増大させることができる。すなわち、図5(A)乃至図5(D)に示す加速度のピークSa1,Sb1,Sc1,Sd1を同時に発生させれば、接触位置Aにおけるパネル20の振動の加速度を増大させることができる。例えば、アクチュエータ54,52,58の振動によってパネル20の加速度が最大になる時点Ta2,Tb2,Tc2を、アクチュエータ56の振動によってパネル20の加速度が最大になる時点Td2に合わせてもよい。この場合、アクチュエータ54,52,58の振動によってパネル20の加速度が最大になる時点が時点Td2と同時になるように、それぞれの時点Ta2,Tb2,Tc2を遅延させてもよい。
例えば、コントローラ10は、アクチュエータ54を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td2-Ta2)だけ遅延させてよい。また、コントローラ10は、アクチュエータ52を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td2-Tb2)だけ遅延させてよい。また、コントローラ10は、アクチュエータ58を駆動する時点を、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、時間(Td2-Tc2)だけ遅延させてよい。このような制御により、電子機器1は、時点Td2において、複数のアクチュエータ50から接触位置Aに伝達される振動によるパネル20の加速度を、それぞれ最大にすることができる。
図5(A)乃至図5(D)は、コントローラ10が複数のアクチュエータ50から同じ駆動信号を供給する例を示した。その結果として、図5(A)乃至図5(D)は、それぞれ接触位置Aにおけるパネル20の振動の加速度として、時間的にずれが生じているものの、ほぼ同様の波形が観測された例を示した。
しかしながら、上述のように、実際に接触位置Aにおけるパネル20の変位を観測すると、図4(A)乃至図4(D)に示すような時間的にずれている同様の波形にならず、それぞれ異なる波形になり得る。このため、実際に接触位置Aにおけるパネル20の振動の加速度を観測すると、図5(A)乃至図5(D)に示すような時間的にずれている同様の波形にならず、異なる波形になり得る。また、上述のように、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の変位は、接触位置によっても大きく異なる。このため、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の加速度も、接触位置によって大きく異なる。
したがって、電子機器1の出荷前などに、パネル20の複数の位置において、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の加速度の時間変化を実際に観測してもよい。この場合、パネル20を所定の複数の領域に分割して、そのそれぞれにおいて、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の加速度の時間変化を観測してもよい。また、このような観測の結果は、メモリ70に記憶されてもよい。すなわち、メモリ70は、パネル20における複数の位置について、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度の時間変化をそれぞれ記憶してもよい。上述のような観測結果がメモリ70に記憶されていれば、パネル20の複数の位置において、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の加速度の時間変化を読み出すことができる。したがって、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれから伝達される振動によるパネル20の加速度の時間変化に基づいて、複数のアクチュエータ50をそれぞれ駆動するタイミングを調整してよい。
また、メモリ70は、パネル20における複数の位置について、上述の時間(Td2-Ta2)、時間(Td2-Tb2)、時間(Td2-Tc2)をそれぞれ記憶してもよい。コントローラ10は、アクチュエータ50をそれぞれ駆動するタイミングを、タッチセンサ30によって接触位置Aが検出された時点から、メモリ70に記憶された時間だけ遅延させる。このような制御により、電子機器1は、時点Td2において、複数のアクチュエータ50から接触位置Aに伝達される振動によるパネル20の加速度を、それぞれ最大にすることができる。本開示によれば、コントローラ10は、高速に演算処理を行うことができる。
一実施形態に係る電子機器1において、複数のアクチュエータ50の振動によるパネル20の加速度がそれぞれ最大になるタイミングを同時にすれば、接触位置Aにおいて効率よく良好な触感を呈示することができる。
このように、一実施形態に係る電子機器1において、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度が、タッチセンサ30によって検出される接触位置において同じタイミングで最大になるように制御する。また、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度が接触位置において同じタイミングで最大になるように、複数のアクチュエータ50のそれぞれが振動を発生するタイミングを制御してもよい。また、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれによって発生される振動が接触位置まで伝達する時間に応じて、複数のアクチュエータ50の少なくとも1つが振動を発生するタイミングを調整してもよい。
一実施形態に係る電子機器1によれば、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度が、タッチセンサ30によって検出される接触位置において同じタイミングで最大になる。よって、一実施形態に係る電子機器1によれば、操作者のパチニ小体という振動の加速度に敏感に反応する受容器を良好に刺激することができる。このため、一実施形態に係る電子機器1によれば、例えば振動の変位(振幅)を最大にしなくても、また振動のパワーを最大にしなくても、振動の加速度を最大にし得る。したがって、一実施形態に係る電子機器1によれば、効率よく良好な触感を呈示することができる。
例えば、電子機器1を小型の端末装置などとする場合、筐体内のスペース及び/又は消費電力の問題から、複数のアクチュエータ50による振動の振幅又はパワーが限定されることも想定される。このような場合であっても、一実施形態に係る電子機器1によれば、振動の加速度を最大にすることができるため、効率よく良好な触感を呈示することができる。
一実施形態に係る電子機器1において、複数のアクチュエータ50によってパネル20を振動させる際の振幅、周波数、消費電力、及び/又は振幅態様などは、適宜、任意に設定してよい。例えば、一実施形態に係る電子機器1において、複数のアクチュエータ50によってパネル20を振動させる際の振幅及び/又は周波数などを調整することにより、パネル20における接触位置に依存しない一様な触感を呈示してもよい。このような場合でも、一実施形態に係る電子機器1によれば、効率よく良好な触感を呈示することにより、例えば少ないエネルギーでも操作者に確かな感触を与えるような良好な触感を呈示し得る。
上述した説明においては、複数のアクチュエータ50による振動の加速度のピークSa1,Sb1,Sc1,Sd1が同時に発生するように制御した(図5(A)乃至図5(D)参照)。しかしながら、一実施形態において、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50それぞれによる振動の加速度のピーク・トゥ・ピークが最大になるタイミングが同時に発生するように制御してもよい。
例えば、図5(A)に示すように、アクチュエータ54によるパネル20の振動の加速度は、極小値Sa2から極大値Sa1まで増加する時、ピーク・トゥ・ピークが最大になる(時点Ta2)。また、図5(B)に示すように、アクチュエータ52によるパネル20の振動の加速度は、極小値Sb2から極大値Sb1まで増加する時、ピーク・トゥ・ピークが最大になる(時点Tb2)。また、図5(C)に示すように、アクチュエータ58によるパネル20の振動の加速度は、極小値Sc2から極大値Sc1まで増加する時、ピーク・トゥ・ピークが最大になる(時点Tc2)。また、図5(D)に示すように、アクチュエータ56によるパネル20の振動の加速度は、極小値Sd2から極大値Sd1まで増加する時、ピーク・トゥ・ピークが最大になる(時点Td2)。したがって、コントローラ10は、これらのピーク・トゥ・ピークが最大になるタイミングが同時に発生するように制御してもよい。このように、一実施形態において、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度の極小値から極大値までの増加が、接触位置において同じタイミングで最大になるように制御してもよい。
また、上述した説明においては、上述した説明においては、複数のアクチュエータ50それぞれによる振動の加速度のピークが同時に発生するように制御した。しかしながら、ここで、「同時」とは、厳密な意味での同時に限定されない。本開示において、「同時」とは、「同じような時点」として、例えば「ほぼ同時」としてもよい。また、本開示において、「同時」とは、少し時間的な幅を持たせて、同時の時点を含む所定時間内としてもよい。ただし、ここで「所定時間」が過度に長くなると、加速度が大きくなるタイミングが分散してしまう恐れもある。したがって、ここで「所定時間」とは、加速度が大きくなるタイミングが分散しない程度に短い時間としてよい。このように、一実施形態において、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のそれぞれからパネル20に伝達される振動の加速度が、接触位置において同じタイミングを含む所定時間内に最大になるように制御してもよい。
図6は、第1実施形態に係る電子機器1の動作を説明するフローチャートである。図6に示す動作は、電子機器1がパネル20に対する操作者の接触をタッチセンサ30によって検出する準備が完了した時点から開始してよい。図6に示す動作が開始すると、電子機器1のタッチセンサ30は、パネル20における接触位置を検出したか否かを判定する(ステップS11)。
ステップS11においてパネル20における接触位置が検出されない場合、コントローラ10は、ステップS11の動作をループする。一方、ステップS11においてパネル20における接触位置が検出された場合、コントローラ10は、タッチセンサ30によって検出されるパネル20の接触位置における加速度の時間変化をメモリ70から読み出す(ステップS12)。ステップS12において、コントローラ10は、例えば図5(A)乃至図5(D)に示したような加速度の時間変化を、メモリ70から読み出してよい。
ステップS12において加速度の時間変化が読み出されたら、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50それぞれが振動を発生するタイミングを決定する(ステップS12)。例えば、ステップS12において、コントローラ10は、複数のアクチュエータ50のうち加速度が最大になるタイミングが最も遅くなるアクチュエータに合わせて、他のアクチュエータの加速度が最大になるように制御してよい。このように、第1実施形態において、コントローラ10は、パネル20における接触位置を検出されてから、アクチュエータ50の少なくとも1つを駆動するタイミングを遅延させる。しかしながら、この遅延時間は、例えば数十マイクロ秒であるなど僅かな時間とし得る。したがって、この遅延時間は、操作者にとって違和感を生じさせない程度のものとすることができる。
ステップS13において各アクチュエータ50の振動発生タイミングを決定したら、コントローラ10は、各アクチュエータ50をそれぞれのタイミングで振動させる(ステップS14)。ステップS14において、コントローラ10は、例えば各アクチュエータ50をそれぞれのタイミングで振動させるための駆動信号を、適切なタイミングで送信してもよい。
このように、第1実施形態に係る電子機器1において、コントローラ10は、タッチセンサ30によって接触位置が検出されると、複数のアクチュエータ50のそれぞれが振動を発生するタイミングの制御を開始してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る電子機器について、図面を参照して説明する。
図7は、第2実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図8は、第2実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータ及び押圧検出部の配置例を示す図である。
図7に示すように、第2実施形態に係る電子機器2は、図1に示した第1実施形態に係る電子機器1において、押圧検出部40を追加したものである。それ以外の構成は、第1実施形態に係る電子機器1と同一又は類似の構成にすることができる。したがって、以下、第1実施形態に係る電子機器1と同一又は類似になる説明は、適宜、説明を簡略化又は省略する。
図7に示すように、第2実施形態に係る電子機器2は、押圧検出部40を備えている。図7に示す押圧検出部40は、図8においては押圧検出部42及び44として示してある。以下、押圧検出部42及び押圧検出部44のような複数の押圧検出部を特に区別しない場合、適宜「押圧検出部40」と総称する。
押圧検出部40は、接触物がパネル20に接触してパネル20を押圧した際の当該押圧を検出する。すなわち、押圧検出部40は、パネル20に対する押圧を検出する。押圧検出部40は、例えば歪みゲージセンサ又は圧電素子など、押圧に応じて物理的又は電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する、荷重に対してリニアに反応する素子などを用いて構成することができる。押圧検出部40は、パネル20に対する接触物による接触の検出に基づいて、当該接触物が接触検出面を押圧する際の当該押圧に関する情報をコントローラ10に出力する。この出力により、コントローラ10は、押圧検出部40によって検出された押圧を取得することができる。
例えば、押圧検出部40が圧電素子で構成された場合、パネル20の接触面に対する押圧に係る荷重(力)の大きさ(又は、荷重(力)の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、圧電素子の電気的な特性により出力される電圧の大きさ(電圧値)が変化する。この場合、押圧検出部40は、この電圧の大きさ(電圧値)をコントローラ10に通知することができる。コントローラ10は、押圧検出部40が電圧値をコントローラ10に通知することにより、又は、コントローラ10が押圧検出部40の圧電素子に係る電圧値を検出することにより、当該電圧値を取得する。すなわち、コントローラ10は、押圧検出部40から押圧に基づく電圧値を取得することにより、パネル20の接触面に対する操作者の押圧に基づく電圧値を取得する。
図8に示す構成においては、パネル20の端部付近に、図に示すY軸方向に平行になるように、押圧検出部42及び44を2つ配置している。図8において、押圧検出部42及び44がパネル20の背面側(裏面側すなわちZ軸負方向側)に設置されていることを示すため、押圧検出部42及び44を破線で示してある。押圧検出部42,44の配置は図8に示す例に限定されるものではなく、パネル20の形状及び配設態様、パネル20において検出すべき押圧の態様、及び電子機器1が呈示すべき触感の態様など種々の要因に応じて、様々な配置とすることができる。また、押圧検出部42,44の配設数も2つに限定されるものではなく、任意の個数とすることができる。押圧検出部42,44は、接合部材(例えば両面テープ)によりタッチセンサ30に取り付けられる。押圧検出部42,44は、中間部材(例えば板金)を介してパネル20に取り付けられてもよい。
図9は、第2実施形態に係る電子機器2の動作を説明するフローチャートである。図9に示す動作は、電子機器2がパネル20に対する操作者の接触をタッチセンサ30によって検出する準備が完了した時点から開始してよい。図9に示す動作は、図6において説明した動作にいくつかのステップを追加したものである。したがって、以下、図6において説明した第1実施形態に係る電子機器1と同一又は類似になる説明は、適宜、説明を簡略化又は省略する。
図9に示す動作が開始してから、ステップS13までの動作は、図6に示した第1実施形態に係る電子機器1と同様にして行う。
ステップS13において各アクチュエータ50の振動発生タイミングを決定したら、コントローラ10は、押圧検出部40によって検出される押圧が所定の基準を満たしたか否か判定する(ステップS21)。ステップS21において、所定の基準とは、例えば、押圧検出部40によって検出される押圧であって、例えば1N(ニュートン)に対応する押圧としてもよい。
ステップS21において押圧が所定の基準を満たしていないと判定されると、コントローラ10は、タッチセンサ30によって検出される接触が解除されたか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22において接触が解除されていないと判定される場合、コントローラ10は、ステップS21に戻って処理を継続する。また、ステップS22において接触が解除されたと判定される場合、コントローラ10は、図9に示す動作を終了する。この場合、操作者の操作がもはや行われていないと考えられるため、コントローラ10は、アクチュエータ50を駆動する制御を行わずに図9に示す動作を終了する。
一方、ステップS21において押圧が所定の基準を満たしたと判定されたら、コントローラ10は、各アクチュエータ50をそれぞれのタイミングで振動させる(ステップS14)。ステップS14において、コントローラ10は、例えば各アクチュエータ50をそれぞれのタイミングで振動させるための駆動信号を、適切なタイミングで送信してもよい。
このように、第2実施形態に係る電子機器2において、コントローラ10は、接触位置が検出されている状態で、押圧検出部40が検出する押圧が所定の基準を満たすと、複数のアクチュエータ50のそれぞれが振動を発生するタイミングの制御を開始してもよい。
第2実施形態において、押圧検出部42,44は、例えば、2つの押圧検出部42,44の出力の平均値から荷重を検出してもよい。ここで、所定の基準を満たす電圧値は、操作者が通常の押圧操作を行う際の押圧荷重に基づいて、例えば1N(ニュートン)になった際に押圧検出部42,44から出力される電圧値が所定の基準を満たすものとして予め設定してもよい。このような設定は、その後もユーザの好みに合わせて適宜設定変更できるようにするのが好適である。また、この所定の基準は、操作者が意図せずに軽く触れてしまったような場合の操作は入力として認識しないようにするため、及びリアルな触感のための圧覚を操作者に与えるために、過度に低い押圧荷重によって満たされることがないように設定してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る電子機器について説明する。
図10は、第3実施形態に係る電子機器におけるアクチュエータ及び押圧検出部の配置例を示す図である。
図10に示すように、第3実施形態に係る電子機器3は、図1に示した第1実施形態に係る電子機器1において、アクチュエータ50を押圧検出部40としても機能させるものである。それ以外の構成は、第1実施形態に係る電子機器1又は第2実施形態に係る電子機器2と同一又は類似の構成にすることができる。したがって、以下、第1実施形態に係る電子機器1又は第2実施形態に係る電子機器2と同一又は類似になる説明は、適宜、説明を簡略化又は省略する。
図10に示すように、第3実施形態に係る電子機器3は、4つのアクチュエータ50を、図8に示した第2実施形態に係る電子機器2と同じような位置に配置してある。アクチュエータ50の配置は図10に示す例に限定されるものではなく、パネル20の形状及び配設態様、パネル20において検出すべき押圧の態様、及び電子機器3が呈示すべき触感の態様など種々の要因に応じて、様々な配置とすることができる。また、アクチュエータ50の配設数も4つに限定されるものではなく、任意の個数とすることができる。
第3実施形態に係る電子機器3において、アクチュエータ50は、第1実施形態に係る電子機器1と同様に、パネル20を振動させる機能を有する。また、第3実施形態に係る電子機器3において、アクチュエータ50は、第2実施形態に係る電子機器2の押圧検出部40と同様に、パネル20に対する押圧を検出する機能も有する。
押圧検出部40を圧電素子で構成する場合、これらの圧電素子にコントローラ10から所定の駆動信号を供給することにより、この圧電素子を振動させて操作者の指などに触感を呈示することができる。したがって、本実施形態において、押圧検出部40は、アクチュエータ50としても機能させることができる。すなわち、押圧検出部40を圧電素子で構成することにより、押圧検出部40がアクチュエータ50を兼ねる構成とすることもできる。
以上、いくつかの実施形態に係る電子機器を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部及びステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせて実施することもできる。
1,2,3 電子機器
10 コントローラ
20 パネル
30 タッチセンサ
40(42,44) 押圧検出部
50(52,54,56,58) アクチュエータ
61~66 支持点
70 メモリ

Claims (7)

  1. パネルと、
    前記パネルにおける接触位置を検出するタッチセンサと、
    前記パネルを振動させる複数のアクチュエータと、
    前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度が、前記接触位置において同じタイミングで最大になるように制御するコントローラと、
    を備え
    前記コントローラは、前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度の極小値から極大値までの増加が、前記接触位置において同じタイミングで最大になるように制御する電子機器。
  2. 前記コントローラは、前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度が前記接触位置において同じタイミングで最大になるように、前記複数のアクチュエータのそれぞれが振動を発生するタイミングを制御する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記コントローラは、前記複数のアクチュエータのそれぞれによって発生される振動が、前記接触位置まで伝達する時間に応じて、前記複数のアクチュエータの少なくとも1つが振動を発生するタイミングを調整する、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記パネルにおける複数の位置について、前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度の時間変化をそれぞれ記憶するメモリを備える、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記コントローラは、前記接触位置が検出されると、前記複数のアクチュエータのそれぞれが振動を発生するタイミングの制御を開始する、請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記パネルに対する押圧を検出する押圧検出部を備え、
    前記コントローラは、前記接触位置が検出されている状態で、前記押圧検出部が検出する押圧が所定の基準を満たすと、前記複数のアクチュエータのそれぞれが振動を発生するタイミングの制御を開始する、請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記コントローラは、前記複数のアクチュエータのそれぞれから前記パネルに伝達される振動の加速度が、前記接触位置において前記同じタイミングを含む所定時間内に最大になるように制御する、請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
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