JP7137090B2 - 通信装置、及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、及び通信方法に関する。
現在のネットワークは、モバイル端末(スマートフォンやフューチャーホン)のトラフィックがネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使うトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
一方で、IoT(Internet of things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開にあわせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、第5世代移動体通信(5Gまたは、NR(New Radio))の通信規格では、4G(第4世代移動体通信)の標準技術(例えば、非特許文献2~12)に加えて、さらなる高データレート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。
なお、第5世代通信規格については、3GPP(Third Generation Partnership Project)の作業部会(例えば、TSG-RAN WG1、TSG-RAN WG2等)で技術検討が進められている(非特許文献13~40)。
上述したように、多種多様なサービスに対応するために、5Gでは、eMBB(Enhanced Mobile Broad Band)、Massive MTC(Machine Type Communications)、およびURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートを想定している。
また、3GPPの作業部会では、V2X(Vehicle to Everything)通信についても議論されている。V2Xは、例えば、サイドリンクチャネルを用いて、自動車間通信を行うV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と歩行者(Pedestrian)間で通信を行うV2P(Vehicle to Pedestrian)、自動車と標識等の道路インフラ間で通信を行うV2I(Vehicle to Infrastructure)、及び自動車とネットワーク間で通信を行うV2N(Vehicle to Network)等の総称である。V2Xに関する規定は、例えば非特許文献1に記載されている。
V2Xにおけるリソース配置に関しては、制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)とデータチャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared CHannle)とを隣接させる配置方法と、制御チャネルとデータチャネルとを隣接させない方法がある。なお、PSCCHのリソースには、例えば、対応するPSSCHのデータの変調方式及び符号化率に関する情報などを含むSCI(Sidelink Control Information)がマッピングされる。
V2Xにおいて、リソースを割り当てる方式として、例えば、移動体通信システムが集中的に制御する方式と、V2Xを実施する各端末装置が自律的に制御する方式とがある。移動体通信システムが集中的に制御する方式は、V2Xを実施する端末装置が移動体通信システムのカバレージに在圏する際に適用可能であり、モード3とも呼ばれる。一方、各端末装置が自律的に制御する方式は、端末装置が移動体通信システムのカバレージに在圏しなくても適用可能であり、モード4とも呼ばれる。モード4では、リソースの割り当てのための端末装置と移動体通信システムとの間の通信が行われないため、端末装置において送信データが発生した場合の送信遅延が短縮され、厳しい遅延要求を満たすことが可能である。
モード4においては、各端末装置は、V2Xに用いられる周波数帯域をセンシングし、センシングの結果に基づいて他の端末装置が使用する可能性が高いリソースを除外し、データの送信に用いるリソースを選択する。
図20は、モード4によるリソースの選択例を表す図である。図20に示すように、ある送信データが時刻Tにおいて発生すると、端末装置は、送信データに許容される遅延時間(Latency Deadline)に応じた時間幅の選択ウィンドウ(Selected Window)を設定する。そして、端末装置は、時刻Tまでのセンシングの結果に基づいて、選択ウィンドウ内において他の端末装置が使用する可能性が高いリソースを除外する。図20においては、例えば、斜線及び横線で示すリソースが除外される。そして、端末装置は、選択ウィンドウ内で除外されずに残ったリソースのいずれかを選択し、選択したリソースに送信データをマッピングして送信する。
3GPP TS 22.186 V16.0.0(2018-09) 3GPP TS 36.211 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.212 V15.2.1(2018-07) 3GPP TS 36.213 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.300 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.321 V15.2.0(2018-07) 3GPP TS 36.322 V15.1.0(2018-07) 3GPP TS 36.323 V15.0.0(2018-07) 3GPP TS 36.331 V15.2.2(2018-06) 3GPP TS 36.413 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.423 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.425 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 37.340 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.201 V15.0.0(2017-12) 3GPP TS 38.202 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.211 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.212 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.213 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.214 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.215 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.300 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.321 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.322 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.323 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.331 V15.2.1(2018-06) 3GPP TS 38.401 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.410 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.413 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.420 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.423 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.470 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.473 V15.2.1(2018-07) 3GPP TR 38.801 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.802 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.803 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.804 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.900 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.912 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.913 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 37.885 V15.0.0 (2018-06) 3GPP TR 22.886 V15.1.0 (2017-03) 3GPP TSG RAN #80, RP-180602, "Status Report for RAN WG1 to TSG-RAN #80", La Jolla, USA 11h-14th June, 2018. 3GPP TSG RAN #80, RP-181429, "New SID: Study on NR V2X", La Jolla, USA 11h-14th June, 2018. R. M. Masegosa, and J. Gozalvez, "LTE-V for Sidelink 5G V2X Vehicular Communications: A New 5G Technology for Short-Range Vehicle-to-Everything Communications", IEEE Vehicular Technology Magazine, Pages: 30-39, Volume-2, Issue-4, December 2017.
上述した非特許文献40には、PRR(Packet reception ratio:パケット受信比率)について規定している。PRRは、例えば、Type1の場合、送信パケットについて、送信パケットから距離(a,b)の範囲内に位置する端末装置(又は車両)の数をY、Yの中で受信に成功した端末装置(又は車両)の数をXとすると、X/Yで表される。又は、PRRは、例えば、Type2の場合、受信端末装置の数をZ、Zの中で受信に成功した端末装置の数をSとすると、S/Zで表される。PRRは、例えば、受信端末装置のうち受信に成功した端末装置の数を表している。
図21は、端末装置を備える車両h1~h8が互いに通信を行っている例を表す図である。図21の例では、車両h2が、他の車両h1,h3~h8へパケットデータ(以下、「パケット」と称する場合がある。)#1を送信し、車両h4も、他の車両h1~h3,h5~h8へパケット#2を送信している。この場合、Half Duplexの制限によって、車両h2は送信モードであり、車両h4も送信モードとなっている。そのため、車両h2から送信されたパケット#1は車両h4にて正常に受信することができない。また、車両h4から送信されたパケット#2も車両h2にて正常に受信することができない。この場合、PRR=6/7となる。
上述した非特許文献1にも記載されるように、5Gにおいては、V2X通信に関し、厳しい遅延が要求されている。しかし、図21の例では、車両h2も車両h4も、次の送信機会までパケット#1,#2の送信を待つことになる。この場合、5Gが要求する遅延要求を満たすことができない場合がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信の遅延を少なくすることが可能な通信装置、及び通信システムを提供することを目的とする。
1つの側面では、通信装置において、周波数軸方向でN(Nは1以上の整数)個、時間軸方向でN(Nは2以上の整数)個、全部でN×N個のリソースにおいて、時間軸方向で1番目にあるN個の周波数軸方向の各リソースを第1のリソースとして各通信装置に割り当て、周波数軸方向で1番目にある時間軸方向で2番目からN番目の各リソースを第2のリソースとして前記各通信装置に割り当て、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目の各リソースを前記第1のリソースとして他の各通信装置に割り当て、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目からN番目の各リソースを前記第2のリソースとして前記他の各通信装置に割り当て、これを繰り返して、複数の通信装置に対して前記第1及び第2のリソースを割り当てるサブグループ管理部と、前記第1のリソースを利用して制御信号又はデータを送信し、前記第2のリソースを利用して前記制御信号又は前記データを再送する送信制御部とを備え、前記リソースのサイズは変更可能である。
通信の遅延を少なくすることが可能となる。
図1は通信システムの構成例を表す図である。 図2は端末装置の構成例を表す図である。 図3はサブチャネルの構成例を表す図である。 図4(A)と図4(B)はサブチャネルに含まれるPSCCHとPSSCHの例を表す図である。 図5(A)と図5(B)はサブチャネルに含まれるPSCCHとPSSCHの例を表す図である。 図6(A)と図6(B)はサブチャネルに含まれるPSCCHとPSSCHの例を表す図である。 図7(A)と図7(B)はサブチャネルに含まれるPSCCHとPSSCHの例を表す図である。 図8はサブチャネルに含まれるPSCCHとPSSCHの例を表す図である。 図9はリソースの割り当て例を表す図である。 図10(A)と図10(B)はリソースの割り当て例を表す図である。 図11はリソースの割り当て例を表す図である。 図12はリソースの割り当て例を表す図である。 図13はリソースの割り当て例を表す図である。 図14はリソースの割り当て例を表す図である。 図15(A)と図15(B)はランダム化の例を表す図である。 図16(A)と図16(B)は再配置の例を表す図である。 図17(A)はPCRLICHの配置例、図17(B)はPCRLICHを用いて送信される情報の例を夫々表す図である。 図18はリソースの割り当て例を表すフローチャートである。 図19は緊急データを送信する際の動作例を表すフローチャートである。 図20はモード4によるリソース選択例を表す図である。 図21は車両間で通信が行われる例を表す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書における課題及び実施例は一例であり、本願の権利範囲を限定するものではない。特に、記載の表現が異なっていたとしても技術的に同等であれば、異なる表現であっても本願の技術を適用可能であり、権利範囲を限定するものではない。そして、各実施の形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、本明細書で使用している用語や記載した技術的内容は、3GPPなど通信に関する規格として仕様書や寄書に記載された用語や技術的内容が適宜用いられてもよい。このような仕様書としては、例えば、3GPP TS 38.211 V15.1.0(2018-03)などがある。
なお、3GPPの仕様書は、随時、更新される。従って、上述した仕様書は、本願出願時における最新の仕様書が用いられてよい。そして、最新の仕様書に記載された用語や技術的内容が、本明細書において適宜用いられてよい。
以下に、本願の開示する通信装置、及び通信システムの実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、開示の技術を限定するものではない。
[第1の実施の形態]
<1.通信システムの構成例>
図1は、第1の実施の形態における通信システム10の構成例を表す図である。
通信システム10は、複数の端末装置100-1~100-4を備える。各端末装置100-1~100-4は、各車両100-v1~100-v4に備えられている。
端末装置(又は通信装置。以下、「端末」と称する場合がある。)100-1~100-4は、例えば、フィーチャーフォン、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、ゲーム装置など、無線通信が可能な通信装置である。
また、端末100-1~100-4は、例えば、端末間通信が可能である。端末100-1~100-4は、基地局200と無線通信を行うことなく、データを互いに送受信することが可能である。或いは、端末100-1~100-4は、通信システム10のカバレッジに在圏しなくても、自律的に無線通信を制御することが可能である。このような端末間通信の例として、V2X通信がある。V2Xは、例えば、上述したように、V2VやV2P、V2I、V2Nなどの総称である。従って、例えば、図1において、端末100-1が車両100-v1に備えられている場合、通信相手の一方の端末100-2は、車両100-v2ではなく、歩行者が持っていてもよいし、標識に備えられたものであってもよい。ただし、以下では、端末100-1~100-4は、車両100-v1~100-v4に備えられているものとして説明する。
なお、図1に示すように、各端末100-1~100-4は、基地局200のカバレッジ範囲内(In-coverage)で他の端末と通信が可能であり、基地局200のカバレッジ範囲外(Out-of-coverage)でも他の端末と通信が可能である。
また、端末100-1~100-4は、データなどを送信するときは、他の端末から送信されたデータなどを受信することができず、他の端末からデータなどを受信するときは、データなどを他の端末へ送信することができない。すなわち、端末100-1~100-4は、送信モードのときは受信モードにすることができず、受信モードのときは送信モードにすることができない端末となっている。このような端末100-1~100-4を、例えば、Half-duplex(モード)の端末と称する場合がある。
さらに、通信システム10には、基地局装置(以下、「基地局」と称する場合がある。)200が含まれてもよい。この場合、端末100-1,100-2は、例えば、基地局200から送信されたRRC(Radio Resource Control)メッセージを受信し、受信したRRCメッセージに基づいて、互いに無線通信が可能となる場合がある。
さらに、本第1の実施の形態では、NRで規定された制御チャネルやデータチャネルが用いられてもよい。ただし、以下では、制御チャネルとしてV2X通信で規定されたPSCCH、データチャネルとしてV2X通信で規定されたPSSCHを例にしてそれぞれ説明する。
さらに、図1の例では、通信システム10には、4台の端末100-1~100-4が含まれる例を表している。通信システム10に含まれる端末100-1~100-4の台数は、2台や3台でもよいし、5台以上あってもよい。
以下では、とくに断らない限り、端末100-1~100-4を、端末100と称する場合がある。
<2.端末装置の構成例>
図2は、端末100の構成例を表す図である。
端末100は、プロセッサ110、メモリ120、無線通信部130、及びアンテナ140を備える。
プロセッサ110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などであり、端末100全体を制御する。プロセッサ110は、グループ管理部111、使用リソース制御部112、送信制御部113、及び受信制御部114を含む。
グループ管理部111は、端末100が属するグループを管理する。具体的には、グループ管理部111は、例えば、端末100のグループへの加入や脱退を制御したり、同一グループに属する端末100の識別情報と使用リソースを管理したりする。なお、グループ管理部111が管理するグループは、例えば、V2Xグループと称する場合がある。
また、グループ管理部111は、グループ内でサブフレームごとに動的に決定されるクラスタヘッダ(CH:Cluster Header)がどの端末100であるかを管理する。CHは、各サブフレームにおける代表端末(又は代表通信装置)であり、要求に応じて、各サブフレームにおいてリソースの再配置(又はRe-order)を行う。以下では、CHの端末を、例えば、代表端末と称する場合がある。端末100は、緊急で送信(又は突発的に送信)するパケットデータ(Sporadic Packet)(以下、「パケット」と称する場合がある。)が発生した場合、代表端末により再配置されたリソースを用いることで、このようなパケットを送信することが短時間で可能となる。詳細は動作例で説明する。
さらに、グループ管理部111は、端末100がCHでない場合、緊急で送信するパケットが発生すると、緊急送信の送信要求を生成し、生成した送信要求を送信するように使用リソース制御部112へ指示する。また、グループ管理部111は、受信制御部114から再配置情報を受け取ると、再配置情報に従って、リソースを再配置する。一方、グループ管理部111は、端末100がCHである場合、他の端末100から送信された送信要求を、受信制御部114を介して受信すると、各端末100が使用するリソースを再配置する。そして、グループ管理部111は、再配置されたリソースを示す再配置情報を生成し、生成した再配置情報を送信するように、使用リソース制御部112へ指示する。
グループ管理部111は、サブグループ管理部1110を含む。
サブグループ管理部1110は、端末100が属するサブグループを管理する。具体的には、サブグループ管理部1110は、例えば、端末100のサブグループへの加入や脱退を制御したり、同一サブグループに属する端末100の識別情報と使用リソースを管理したりする。
なお、サブグループ管理部1110が管理するサブグループは、例えば、V2Xグループに含まれるサブグループである。すなわち、サブグループ管理部1110は、例えば、端末数、周波数軸方向に含まれるサブチャネル数(又はリソース数)などに基づいて、V2Xグループに含まれるサブグループ数を決定し、自局を含めて端末100を、各サブグループに順次割り振る。そして、サブグループ管理部1110は、例えば、サブグループに含まれる端末100のリソースを管理し、サブグループに含まれる端末100に対して制御チャネル(PSCCH)やデータチャネル(PSSCH)のリソースを割り当てる。
サブグループ管理部1110は、サブグループに含まれる各端末100に対して、各端末100の識別情報を用いて、各リソースを割り当てる。各端末100がどのリソースにマッピングされるかは、例えば、制御信号に含まれるSCIによって示される。この場合、サブグループ管理部1110は、そのような情報を含むSCIを生成し、SCIを含む制御信号を生成し、生成した制御信号を使用リソース制御部112へ出力してもよい。
本第1の実施の形態においては、サブグループ管理部1110は、1サブチャネル分のリソースのサイズをサブグループごとに変更することが可能である。詳細は後述する。サブグループ管理部1110は、例えば、リソースのサイズを含むSCIを生成して、使用リソース制御部112などを介して、そのリソースのサイズに関する情報を他の端末装置へ送信することが可能である。
使用リソース制御部112は、端末100が制御信号の送信やデータの送信に利用するリソースを制御する。具体的には、使用リソース制御部112は、グループ管理部111から出力されたパケットの送信要求や再配置要求の指示に対して、送信要求や再配置要求を所定のリソースを使用して送信するように制御する。
また、使用リソース制御部112は、サブグループ管理部1110から出力された制御信号に含まれる割り当て結果に従って、制御チャネルのリソースやデータチャネルのリソースを制御する。具体的には、使用リソース制御部112は、例えば、図9に示す割り当て結果を受け取り、この割り当て結果に従って、所定のリソース(v1やv2など)を用いた制御信号の送信や、データの送信を制御する。
図2に戻り、送信制御部113は、使用リソース制御部112により制御されたリソースを用いて制御信号やデータを送信するように無線通信部130を制御する。具体的には、送信制御部113は、以下の処理を行う。すなわち、送信制御部113は、プロセッサ110内のアプリケーション処理部などからデータを受け取り、受け取ったデータに対して誤り訂正符号化処理(以下では、「符号化処理」と称する場合がある。)と変調処理などを施す。また、送信制御部113は、使用リソース制御部112を介して、サブグループ管理部1110から受け取った制御信号や、グループ管理部111から受け取った送信要求や再配置情報などに対して符号化処理と変調処理などを施す。送信制御部113は、使用リソース制御部112からの指示により、例えば、制御信号をPSCCH、データをPSSCH、送信要求や再配置情報などをPCRLICH(Physical Control Resource Location Indication CHannel)の各リソースにそれぞれマッピングする。そして、送信制御部113は、マッピングにより得られた送信信号を、無線通信部130を介して、マルチキャスト(又はグループキャスト)により送信する。なお、PCRLICHの詳細は後述する。
受信制御部114は、他の端末100から受信した受信信号に対して、復調処理と誤り訂正復号処理(以下、「復号化処理」と称する場合がある。)などを施す。具体的には、受信制御部114は、PSCCHにマッピングされた受信信号に対して復調処理などを施すことで、制御信号を抽出(又は再生)する。また、受信制御部114は、PSSCHにマッピングされた受信信号に対して復調処理などを施すことで、データを抽出(又は再生)する。さらに、受信制御部114は、PSCRLICHにマッピングされた受信信号に対して復調処理などを施すことで、送信要求や再配置情報などを抽出(又は再生)する。受信制御部114は、抽出したデータや制御信号をプロセッサ110内のアプリケーション処理部などへ出力する。受信制御部114は、抽出した送信要求をグループ管理部111へ出力し、送信要求に応じたリソースの再配置を依頼する。受信制御部114は、抽出した再配置情報をサブグループ管理部1110へ出力する。
メモリ120は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などである。メモリ120は、例えば、プログラムを記憶し、プロセッサ110によりプログラムが読み出されて、プロセッサ110においてプログラムが実行される。この実行により、例えば、グループ管理部111、サブグループ管理部1110、使用リソース制御部112、送信制御部113、受信制御部114の機能が実現可能となる。また、メモリ120は、例えば、プロセッサ110が処理を実行する際に利用する情報などを記憶する。
無線通信部130は、送信制御部113から出力された送信信号に対して、D/A(Digital to Analog)変換処理と、無線帯域への周波数変換処理(アップコンバート)などを施す。無線通信部130は、無線帯域に変換された無線信号をアンテナ140へ出力する。
また、無線通信部130は、アンテナ140から出力された無線信号に対して、ベースバンド帯域への周波数変換処理(ダウンコンバート)と、A/D(Analog to Digital)変換処理などを施し、受信信号へ変換する。無線通信部130は、受信信号を受信制御部114へ出力する。
アンテナ140は、無線通信部130から出力された無線信号を他の端末100へ送信する。また、アンテナ140は、他の端末100から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号を受信制御部114へ出力する。
<3.サブチャネルの構成例>
図3は、1サブチャネル分のリソースの構成例を表す図である。図3において、縦軸は周波数軸方向、横軸は時間軸方向をそれぞれ表す。
1サブチャネル分のリソースには、1又は複数のチャネルエレメント(CE:Channel Element。以下、「CE」と称する場合がある。)が含まれる。図3の例では、周波数軸方向にM個、時間軸方向にM個のCEが1サブチャネル分のリソースに含まれる例を表している。
CEは、例えば、制御信号やデータ信号(又はデータ)を搬送(convey)することが可能な最小の送信単位である。又は、CEは、例えば、制御信号やデータ信号を送信したり受信したりすることが可能なスケジューリングリソースの最小単位を表している。
1つのCEは、例えば、LTE(Long Term Evolution)やNRにおけるリソースエレメント(RE:Resource Element)でもよいし、リソースブロック(RB:Resource Block)でもよい。従って、例えば、周波数軸方向においては1サブキャリア、時間軸方向においては1シンボルにより1つのCEが形成されてもよい。或いは、例えば、周波数軸方向において複数サブキャリア、時間軸方向において複数シンボルで1つのCEが形成されてもよい。或いは、例えば、周波数軸方向では1サブキャリアで時間軸方向では複数シンボル、又は、周波数軸方向では複数サブキャリアで時間軸方向では1シンボルにより、1つのCEが形成されてもよい。
本第1の実施の形態においては、この1サブチャネル分のリソースのサイズ(又は大きさ)は、1サブチャネル分のリソースに含まれるCE数によって変更可能となっている。例えば、1サブチャネル分のリソースには、CE11の1個(M=1,M=1)のCEが含まれてもよいし、CE11からCE1010までの100個(M=10,M=10)のCEが含まれてもよい。また、例えば、M=Mでもよいし、M≠Mでもよい。
そして、本第1の実施に形態においては、MとM(又は1サブチャネル分のリソースのサイズ、或いはCE数)は、例えば、データを送信するパケットのパケットサイズ(又はデータのデータ量)、要求される遅延量、又はV2X通信のチャネル状態などの全部又は一部により変更可能(又は制御可能)となっている。
例えば、パケットサイズが数万バイトなど、大きくなればなるほど、MとMとを大きくすることが可能である。また、例えば、要求される遅延量が短ければ短いほど、Mを小さくすることが可能である。さらに、例えば、チャネル状態が悪ければ悪いほど、MとMの少なくともいずれか一方を大きくして、SNR(Signal to Noise Ratio)を大きくし、或いは、ダイバーシティゲインを得たりすることが可能となる。
なお、MとMは、例えば、SCIにより示され、PSCCHを利用して送信されてもよい。又は、MとMは、例えば、RRCメッセージに含まれ、基地局200から端末100へ送信されてもよい。或いは、MとMは、例えば、工場出荷時などにおいてシステムとして予め決められてもよい。
また、本第1の実施の形態においては、CEを含むサブチャネルを利用した通信は、通信システム10のカバレッジ範囲内(In-coverage)とカバレッジ範囲外(Out-of-coverage)の双方で実施可能である。図1の例では、端末100-1,100-2も、端末100-3,100-4も、いずれも、CEを含むサブチャネルを利用して通信が可能である。
さらに、本第1の実施の形態では、制御チャネルとデータチャネルとは、CE単位で(又はCE毎に)設定可能である。
例えば、図4(A)に示すように、1つのサブチャネル全体がPSCCHとして割り当てられてもよいし、図4(B)に示すように1つのサブチャネル全体がPSSCHとして割り当てられてもよい。
また、例えば、図5(A)に示すように、1つのサブチャネルの時間軸方向に沿ったCE11~CEMT1がPSCCHとして割り当てられ、それ以外のCE12~CEMTMFがPSSCHとして割り当てられてもよい。
さらに、例えば、図5(B)に示すように1つのサブチャネルの周波数軸に沿ったCE11~CE1MFがPSCCHとして割り当てられ、それ以外のCE21~CEMTMFがPSSCHとして割り当てられてもよい。
さらに、例えば、図6(A)や図6(B)に示すように、1つのサブチャネルに含まれるCEのうち、一部のCEがPSCCH、それ以外のCEがPSSCHでもよい。
さらに、例えば、図7(A)に示すように、1つのサブチャネルの周波数領域の全部(実線)又は一部(点線)と同じ周波数領域であって、そのサブチャネルに隣接する、ある時間領域がPSCCHであり、そのサブチャネルに含まれる全CEがPSSCHでもよい。
さらに、例えば、図7(B)に示すように、1つのサブチャネルの時間領域の全部(実線)又は一部(点線)と同じ時間領域であって、そのサブチャネルに隣接する、ある周波数領域がPSCCHであり、そのサブチャネルに含まれる全CEがPSSCHでもよい。
さらに、例えば、図8で示すように、1つのサブチャネルの周波数領域の一部と同じ周波数領域であって、そのサブチャネルに隣接するある時間領域と、その時間領域と隣接するそのサブチャネルに含まれるリソースとがPSCCHでもよい。この場合、そのサブチャネルに含まれるそのリソース(CE11とCE12を含むCE)以外のリソースがPSSCHでもよい。
このように、本第1の実施の形態における1サブチャネル分のリソースのサイズはCE数により変更可能となっている。このサイズは、例えば、周波数軸方向では1サブチャネル、時間軸方向では1サブチャネルに相当する時間となる。1サブチャネルに相当する時間の例としては、例えば、サブフレーム、スロット、ミニスロット、シンボルなどがある。
<4.リソース割り当て例>
図9は、1サブグループ分のリソースの割り当て例を表す図である。図9において、横軸は時間軸方向、縦軸は周波数軸方向をそれぞれ表す。図9に示すように、周波数軸方向には、サブチャンネル数でN個のリソースがある。また、時間軸方向には、周波数軸方向のサブチャネル数に対応するリソースであって、N(Nは2以上の整数)個のリソースがある。従って、図9に示すリソース数は、N×N個となる。ただし、図9の例では、N=N+1の例を表している。以下では、N=N+1の例で説明する。
図9に示す各リソースは、例えば、図3に示す1サブチャネル分のリソースを表す。また、図9に示す各リソースには、v1からv(N×(N+1)/2)(Nは、例えば、周波数軸方向におけるサブチャネル数を表し、1以上の整数を表す。)までの識別情報が割り振られている。各識別情報は、例えば、各端末100の識別情報を表す。例えば、v1は、端末100-1に割り当てられたリソース、v2は、端末100-2に割り当てられたリソースを表す。
また、図9に示す1サブグループ分のリソースは、図4(A)から図8までの関係から、例えば、全体として、PSCCHとして割り当てられたリソースでもよいし、PSSCHとして割り当てられたリソースでもよい。又は、図9に示すリソースは、例えば、一部がPSCCHでもよいし、それ以外のリソースがPSSCHでもよい。1サブチャネル分のリソースが、例えば、図7(A)から図8の場合、図9に示すリソース例では、周波数軸方向のN個のサブチャネルのリソースに隣接した全部又は一部の周波数領域がPSCCHでもよい。この場合、時間軸方向の(N+1)個のサブチャネルのリソースに隣接した全部又は一部の時間軸領域がPSCCHでもよい。
以下では、識別情報v1が付与された端末100を端末v1、識別情報v2が付与された端末100を端末v2と称する場合がある。従って、識別情報v(N×(N+1)/2)が付与された端末100を、端末v(N×(N+1)/2)と称する場合がある。
そして、図9に示すように、端末100は、時間軸方向で1番目、周波数軸方向で1番目からN番目までのN個の各リソースを、端末v1~端末vNまでの各端末100に割り当てる。また、端末100は、周波数軸方向で1番目、時間軸方向で2番目から(N+1)番目までのN個のリソースを、端末v1~端末vNまでの各端末100に割り当てる。
さらに、端末100は、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目までの(N-1)個のリソースを、端末v(N+1)~端末v(2N-1)までの各端末100に割り当てる。さらに、端末100は、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目から(N+1)番目までの(N-1)個のリソースを、端末v(N+1)~端末v(2N-1)に割り当てる。
以降、端末100は、残りのリソースに対して、これらを繰り返す。最後は、端末100は、時間軸方向でN番目、周波数軸方向でN番目のリソースと、時間軸方向で(N+1)番目、周波数軸方向でN番目のリソースを、端末v(N×(N+1)/2)に割り当てる。
図9に示すように、各端末v1~v(N×(N+1)/2)に対して、2つのリソースが割り当てられている。例えば、時間軸方向で1番目、周波数軸方向で1番目からN番目までのリソースは、制御信号又はデータの少なくとも一方の初送用(initial)のリソースである。また、周波数軸方向で1番目、時間軸方向で2番目から(N+1)番目までのリソースは、制御信号又はデータの少なくとも一方の再送用(repetition)のリソースとなる。また、例えば、時間軸方向で2番目、周波数軸方向で2番目からN番目までのリソースは、制御信号又はデータの少なくとも一方の初送用のリソースとなる。この場合、周波数軸方向で2番目、時間軸方向で3番目から(N+1)番目までのリソースは、制御信号又はデータの少なくとも一方の再送用のリソースとなる。
従って、端末v1は、周波数軸方向で1番目、時間軸方向で1番目のリソースを用いて、制御信号又はデータの少なくとも一方を送信し、周波数軸歩行で1番目、時間軸方向で2番目のリソースを用いて、制御信号又はデータの少なくとも一方を再送する。
本第1の実施の形態における各端末100は、Half-Duplexとなっており、送信と受信を同時に行うことができない。図9に示すリソースの並べ方によって、すべてのユーザは、送信されたパケットを少なくとも1回受信することを保証することが可能となる。また、制御信号又はデータを送信する機会が2回あることで、送信機会が1回の場合と比較して、例えば、受信側の端末100は、送信側の端末から送信されたデータを受信する確率を向上させることが可能となる。この点については、以下、N=2,3の場合の例で具体的に説明する。
図10(A)は、N=2の場合のリソース割り当て例を表す図である。図10(A)の例では、各リソースの時間軸方向は1サブチャネルの長さとなっている。
図10(A)に示すように、N=2の場合、端末v1~v3の3台の端末に対して、リソースの割り当てが可能である。割り当ての方法は、図9の場合と同様に行う。これにより、端末v1については、周波数軸方向で1番目、時間軸方向でSC(Sub Channel:サブチャネル)#1のリソースと、周波数軸方向で1番目、時間軸方向でSC#2のリソースとに、PSCCH又はPSSCHの少なくとも一方のリソースが割り当てられる。また、端末v2については、周波数軸方向で2番目、時間軸方向でSC#1のリソースと、周波数軸方向で1番目、時間軸方向でSC#3のリソースとに、PSCCH又はPSSCHの少なくとも一方のリソースが割り当てられる。さらに、端末v3については、周波数軸方向で2番目、時間軸方向でSC#2のリソースと、周波数軸方向で2番目、時間軸方向でSC#3のリソースとに、PSCCH又はPSSCHの少なくとも一方のリソースが割り当てられる。
ここで、SC#1に着目すると、SC#1の期間では、端末v1と端末v2とにリソースが割り当てられている。端末v3は、SC#1の期間では、リソースが割り当てられていない。従って、端末v3は、SC#1の期間では、例えば、受信モードの端末とすることが可能である。そのため、端末v3は、SC#1の期間では、端末v1や端末v2から送信されたデータを受信することが可能となる。
また、SC#2に着目すると、SC#2の期間では、端末v1と端末v3にリソースが割り当てられ、端末v2は、SC#2の期間ではリソースが割り当てられていない。従って、端末v2は、SC#2の期間では、例えば、受信モードの端末とすることが可能である。そのため、端末v2は、SC#2の期間では、端末v1や端末v3から送信されたデータを受信することが可能となる。
さらに、SC#3に着目すると、SC#3の期間では、端末v1はリソースが割り当てられていない。従って、端末v1は、SC#3の期間では、端末v2や端末v3から送信されたデータを受信することが可能となる。
すなわち、SC#1の期間では、端末v3がデータを受信し、SC#2の期間では、端末v2がデータを受信し、SC#3の期間では、端末v1がデータを受信することが可能である。従って、SC#1~SC#3の全期間では、全端末v1~v3がデータを受信することが可能となる。
SC#1~SC#3までの全期間、例えば、端末v1と端末v2に対してリソースが割り当てられると、端末v1と端末v2はSC#1~SC#3までの全期間、送信モードとなる。この場合、端末v1と端末v2は、SC#1~SC#3までの全期間において、他方の端末v2と端末v1から送信されたデータを受信することができない。従って、パケットが衝突し、PRRが低下する。
しかし、図10(A)に示すようなリソースの割り当てを行うと、SC#1~SC#3までの期間において、全端末v1~v3が受信モードとなる期間が存在する。そのため、SC#1~SC#3までの期間において送信されたデータは、いずれかの期間で受信することが可能となる。従って、SC#1~SC#3までの全期間、端末v1と端末v2に対してリソースが割り当てられる場合と比較して、PRRを向上させることが可能となる。
図10(B)は、N=3の場合のリソースの割り当て例を表す図である。この場合も、各リソースの時間軸方向の長さは1サブフレームである。
図10(B)の割り当て方法も、図9と同様である。この場合も、SC#1の期間に着目すると、端末v1~v3にリソースが割り当てられ、他の端末v4~v6はリソースが割り当てられていない。SC#1の期間では、端末v4~v6は受信モードとして、端末v1~v3から送信されたデータを受信することが可能である。
また、SC#2の期間では、端末v2,v3,v6が受信モードとなり、端末v1,v4,v5から送信されたデータを受信可能となる。さらに、SC#3の期間では、端末v1,v3,v5が受信モード、SC#4の期間では、端末v1,v2,v4が受信モードとなり得る。
すなわち、N=3の場合、SC#1~SC#3までにおいて、全部の端末v1~v6が少なくとも1回は受信モードとなる。
例えば、SC#1~SC#4まで全期間にわたり、端末v1~v3にリソースを割り当てる場合、端末v1~v3は受信モードにはならず、端末v1~v3から送信されたデータを受信することができない。
図10(B)の例では、SC#1~SC#4の期間で少なくとも1回、端末v1~v6は受信モードとなるため、SC#1~SC#4まで全期間にわたり、端末v1~v3にリソースを割り当てる場合と比較して、PRRを向上させることが可能となる。
<5.V2Xグループとサブグループとの関係>
図11は、V2Xグループ内に含まれる各サブグループのリソース割り当て例を表す図である。図11では、サブグループSG#1とSG#2の2個のサブグループにより1つのV2Xグループが形成される例を表している。ただし、各1サブチャネル分のリソースは全て同じサイズとなっている。
例えば、サブグループSG#1に含まれる端末v1は、周波数領域で1番目、時間領域で1番目のリソースが割り当てられた場合を考える。端末v1が他の端末よりも多くのデータを送信する場合、割り当てられたリソースでは全部のデータを送信することができない場合がある。また、端末v1は、このリソースに代えて、サブグループSG#2のリソースを選択しても、各リソースは全て同じサイズのため、全部のデータを送信することができない場合がある。このような場合、端末v1は、次の送信機会において、割り当てられたリソースを選択して、残りのデータを送信することになる。従って、図11に示すように、リソースのサイズが全て同じ場合、通信の遅延が生ずる場合がある。
そこで、本第1の実施の形態では、サブグループ毎に、1つのサブチャネル分のリソースのサイズを変更するようにしている。
図12は、本第1の実施の形態におけるリソースの割り当て例を表す図である。図12に示す例では、サブグループ#1からサブグループ#LまでのL個のサブグループにより1つのV2Xグループが形成される例を表している。
図12に示すように、サブグループ#1には、周波数軸方向でN個のサブチャネル、時間軸方向で(N+1)個のサブチャネルが含まれる。
一方、サブグループ#2には、周波数軸方向でN/2個のサブチャネル、時間軸方向で(N/2+1)個のサブチャネルが含まれる。ただし、1サブチャネル分のリソース(以下、「リソース」と称する場合がある。)は、サブグループ#1に含まれる各リソースと比較して、周波数軸方向では2倍、時間軸方向は同じサイズとなっている。すなわち、サブグループ#2の各リソースには、サブグループ#1の各リソースと比較して、周波数軸方向で2倍の数のCEが含まれ、時間軸方向では同じ数のCEが含まれている。
また、サブグループ#Lには、周波数軸方向で1個のリソース、時間軸方向で2個のリソースが含まれる。サブグループ#Lに含まれるリソースは、サブグループ#1に含まれるリソースと比較して、周波数軸方向ではN倍、時間軸方向では同じサイズとなっている。すなわち、サブグループ#Lの各リソースには、サブグループ#1の各リソースと比較して、周波数軸方向でN倍の数のCEが含まれ、時間軸方向では同じ数のCEが含まれている。
図12に示すリソース割り当て例は、例えば、各リソースのサイズがサブグループ毎に周波数軸方向で異なる例を表している。
図13は、リソース割り当て例を表す図である。図13では、サブグループ#1~#3までの3個のサブグループにより1つのV2Xグループが形成される例を表す。
図13に示す例では、サブグループ#1では、(6×7)(周波数軸方向に6個、時間軸方向に7個)個のリソースを含む。サブグループ#1の各リソースは、(1×1)(周波数軸方向に1個、時間軸方向に1個)個のCEを含む。
また、サブグループ#2では、(3×4)個のリソースを含む。また、サブグループ#2の各リソースは、2×1個のCEを含む。
さらに、サブグループ#3では、(2×3)個のリソースを含む。サブグループ#3の各リソースは、3×2個のCEを含む。
図13に示すリソース割り当て例は、例えば、各リソースのサイズが、サブグループ毎に、周波数軸方向と時間軸方向の双方で異なる例を表している。
図12や図13に示すように、リソースサイズは、サブグループ毎に異なる。そのため、例えば、端末v1は、送信データ量が、他の端末よりも多いとき、サブグループ#L(図12)やサブグループ#3(図13)のリソースを選択し、そのリソースを利用してそのデータを送信することが可能となる。また、例えば、端末v1は、送信データ量が他の端末よりも少ないときは、サブグループ#1のリソースを選択して、データを送信してもよい。
このように、本第1の実施の形態では、端末v1は、例えば、送信データ量に応じて、そのリソースを選択することが可能となる。これにより、例えば、端末v1の送信データ量が他の端末と比較して多いとき、端末v1は、例えば、図13のサブグループ#3のリソース「v1」を選択して、そのリソースを利用してデータを送信することが可能となる。この場合、1回の送信機会で全てのデータを送信することが可能となる。従って、端末v1が次の送信機会を待ってデータを送信する場合と比較して、通信の遅延を少なくすることが可能となる。
なお、端末v1のリソースとして、例えば、図13に示すサブグループ#3のv1が選択された場合、端末v1が属するサブグループに含まれる他の端末も、サブグループ#3のリソースが選択される。
図14もリソースの割り当て例を表す図である。図14では、図12と同様に、サブグループ#1からサブグループ#LまでのL個のサブグループにより1つのV2Xグループが形成される例を表している。
図14に示す例では、サブグループ#1では、N×(N+1)個のリソースが含まれる。サブグループ#2でも、N×(N+1)個のリソースが含まれる。ただし、サブグループ#2の各リソースは、サブグループ#1の各リソースと比較して、周波数軸方向では同じサイズであるが、時間軸方向においてそのサイズが大きくなっている。サブグループ#Lは、(1×1)個のリソースを含む。サブグループ#Lのリソースサイズは、サブグループ#1のリソースサイズと比較して、周波数軸方向でN倍、時間軸方向では同じサイズとなっている。
このように、図14に示す1サブチャネル分の各リソースのサイズも、サブグループ毎に異なる。そのため、各端末100は、送信データ量に応じて、リソースを選択することで、通信の遅延を少なくすることが可能となる。
なお、図14に示す例は、例えば、各リソースのサイズがサブグループ毎に時間軸方向で異なる例を表している。
<6.ランダム化>
例えば、図13の例では、リソースサイズが最も大きいサブグループ#3の各リソースは、他のサブグループの各リソースと比較して、データや制御信号を送信する時間が遅い。そのため、他の端末と比較して送信データ量が多い端末100は、データや制御信号の送信が待たされる場合がある。
そこで、本第1の実施の形態では、ランダム化が行われる。ランダム化は、例えば、V2Xグループ単位で行われる。ランダム化により、例えば、各端末100はデータや制御信号を送信する時間を均等にさせることが可能となり、リソースの公平な割り当てを行うことが可能となる。
図15(A)と図15(B)はランダム化の例を表す図である。ランダム化の手順としては、例えば図15(A)に示すように最初に周波数軸方向でランダム化が行われ、次に、図15(B)に示すように時間軸方向でランダム化が行われる。
最初に周波数軸方向のランダム化について説明する。図15(A)に示す例では、時間軸方向で1番目のリソースにおいて、サブグループSG#1の端末v1に割り当てたリソースと、端末v3に割り当てたリソースとが周波数軸方向で交換される。また、時間軸方向で2番目のリソースでは、端末v5に割り当てたリソースと端末v7に割り当てたリソースとが周波数軸方向で交換される。
周波数軸方向へのランダム化は、例えば、各サブチャネルに相当する期間内に割り当てた周波数軸方向のリソースの範囲内であって、1つのリソースを他のリソースと交換するのであれば、どのような交換であってもよい。従って、例えば、図15(A)において、時間軸方向で1番目のリソースでは、端末v2に割り当てたリソースと端末v4に割り当てたリソースを交換してもよい。周波数軸方向のランダム化は、例えば、各端末100に割り当てられたリソースを周波数軸方向で交換することで行われる。
時間軸方向へのランダム化について、図15(B)の例では、時間軸方向で1番目のリソースを、4番目のリソースへ移動させ、2番目のリソースを6番目のリソースへ移動させている。
このように、時間軸方向へのランダム化は、例えば、各サブチャネルに相当する期間に含まれる周波数軸方向のリソースを1つの集合として、各集合を他のサブチャネルに相当する期間へ移動させるようにしている。この場合、ある集合と他の集合とが同一の期間へ重複して入れ換えることが行われなければ、どの期間へ移動させるようにしてもよい。時間軸方向のランダム化は、例えば、1サブチャネルに相当する期間内おいて周波数軸方向に含まれる全リソースを1つの単位にして、その単位で時間軸方向にランダムに入れ換えることで行われる。
このように、ランダム化は、例えば、周波数軸方向と時間軸方向において、リソースをランダムに入れ換えることである。
ただし、例えば、図15(A)において、時間軸方向で1番目の期間に割り当てられた端末v1のリソースと、2番目の期間に割り当てられた端末v5のリソースを交換することはできない。ランダム化においては、各サブチャネルに相当する期間を超えて、リソースを交換することまでは許容されない。
また、上述したように、リソースの交換はV2Xグループ内で行われる。V2Xグループ間でリソースを交換することはできない。
<7.緊急パケットの送信>
端末100は、例えば、サブグループ内で図9に示すように各リソースを各端末に割り当て、V2Xグループにおいて各リソースをランダム化し、ランダム化したリソースの割り当て結果を利用して、制御信号やデータを送信する。このとき、端末100は、緊急でパケットを送信する場合がある。以下、緊急パケットの送信例について、図16(A)から図17(B)を利用して説明する。
例えば、端末100は、ランダム化により、図16(A)に示すリソースの割り当て結果を得たものとする。図16(A)に示すように、サブグループ#2に属する端末v1は、時刻T0において緊急パケットを送信する機会が発生したものとする。
このとき、端末v1は、時刻T1に、送信要求を送信する。例えば、端末v1は、PCRLICHを利用して送信要求を送信する。
図17(A)は、PCRLICHのリソース割り当て例を表す図である。PCRLICHは、PSCCHとPSSCHとは異なる周波数領域に存在する。PCRLICHは、例えば、再配置制御用チャネルと称する場合がある。
図17(B)は、PCRLICHを利用して送信される情報の例を表す図である。ただし、図17(B)は、1サブフレーム期間内で送信される情報の例を表している。
PCRLICHは、スロット#1とスロット#2の2つの領域に分割される。スロット#1には、AGC(Automatic Gain Control)領域とDMRS(Demodulation Reference Signal)領域、ガード区間領域、及び送信要求領域が設けられている。各領域は、例えば、1つのシンボル期間を表す。
AGC領域は、例えば、自動でゲインを制御するための領域である。DMRS領域は、例えば、復調の際の基準信号となる参照信号を送信するための領域である。ガード区間領域は、例えば、隣接スロットとの干渉を防止するために用いられる領域である。
送信要求領域は、例えば、送信要求を送信するための領域である。緊急パケットが発生した端末100は、スロット#1の送信要求領域のシンボルを利用して送信要求を送信する。
スロット#2には、AGC領域、DMRS領域、ガード区間領域、及び再配置情報領域が設けられている。再配置情報領域は、例えば、送信要求を受信した代表端末(例えば端末100-4)が再配置したリソースの情報を送信するための領域である。代表端末100は、スロット#1の送信要求領域のシンボルを利用して送信要求を受信すると、スロット#2の再配置情報領域のシンボルを利用して、再配置情報を送信する。一方、送信要求を送信した端末100は、スロット#2の再配置情報領域のシンボルを利用して、代表端末から送信された再配置情報を受信する。
図16(B)に戻り、端末v1は、送信要求を送信する場合、前半スロット(スロット#1)にある送信要求領域のシンボル(時刻T1に位置するシンボル)を利用して、送信要求を送信する。そして、図16(B)に示すように、端末v1は、代表端末(例えば端末100-6)から、後半スロット(スロット#2)にある再配置情報領域のシンボル(時刻T2に位置するシンボル)を利用して、再配置情報を受信する。
図16(B)に示す例では、再配置情報(「Re-order」)は、時間軸方向で最後から2番目のSG#4の端末に割り当てたリソース(「Idle」となっているリソース)を、時間軸方向で最初から3番目の位置へ移動させることを表す情報を含んでいる。また、再配置情報は、このリソースを移動後、以降のリソースを時間軸方向で後方へシフトさせることを表す情報を含んでいる。シフトにより、サブグループSG#3の端末v1と端末v3に割り当てたリソースは、時間軸方向で1つ後方へシフトされ、サブグループ#1の端末v1~端末v4も、時間軸方向で後方へ1つシフトされ、順次、以降のリソースも1つずつシフトされる。
端末v1は、例えば、「Idle」となっているリソースを利用して、緊急パケットを送信することが可能となる。
端末v1は、緊急パケットの送信が終了すると、例えば、再配置前の状態(例えば図16(A))に戻す。又は、端末v1は、再配置後の状態(例えば図16(B))のままにしてもよい。
このように、端末v1は、代表端末により生成された再配置情報に従って、リソースを入れ換える。入れ換え自体は、例えば、ランダム化における時間軸方向の入れ換え(例えば図15(B))と同様である。すなわち、端末v1は、1つのサブチャネルに相当する期間内の周波数軸方向のリソースを1つの集合として、他のサブフレーム期間へ入れ換え、その際、同一期間で複数の集合が重複しないように入れ換える。
このように、緊急パケットが発生しても、1サブチャネルに相当する期間のうち、前半の期間を利用して送信要求を代表端末へ送信し、後半の期間を利用して代表端末から再配置情報を受信する。従って、端末v1は、1つのサブチャネルに相当する期間内で緊急パケット送信のためのリソースを確保することができ、緊急パケットを低遅延で送信することが可能となる。
また、サブグループSG#2に属する端末v1は、時間軸方向で2番目のリソースを利用することができないときでも、3番目の「Idle」のリソースを利用してデータを送信することが可能である。よって、端末vは、2番目のリソースを利用することができずに、次の送信機会を待つ場合と比較して、通信の遅延を少なくすることが可能となる。
<8.動作例>
動作例について、最初に、リソース割り当ての動作例について説明する。次に、緊急データを送信する場合の動作例について説明する。
<8.1 リソース割り当ての動作例>
図18は、リソース割り当ての動作例を表すフローチャートである。
端末100は、処理を開始すると(S10)、複数の端末についてサブグループ化を行う(S11)。例えば、サブグループ管理部1110は、各端末100を、各サブグループに順次振り分ける。
次に、端末100は、各サブグループ内でリソースを割り当てる(S12)。例えば、サブグループ管理部1110は、各サブグループ内で、図9に示すように、各端末100に対してリソースを順次割り当てる。
このとき、サブグループ管理部1110は、プロセッサ110内のアプリケーション処理部からデータを受け取り、そのデータを送信するパケットのパケットサイズ(又はデータ量)を計算してもよい。また、サブグループ管理部1110は、メモリ120から、要求される遅延量を読み出してもよい。さらに、サブグループ管理部1110は、受信制御部114で測定されたチャネル状態の情報を受信制御部114から受け取ってもよい。
そして、サブグループ管理部1110は、パケットサイズ、要求される遅延、又はチャネル状態の全部又は一部に基づいて、MとMを決定する。この場合、サブグループ管理部1110は、例えば、サブグループ毎に異なるMとMを決定する。サブグループ管理部1110は、このようにして決定したMとMを含むSCIを生成して、制御信号に含めて送信することで、PSCCHを利用して他の端末へ送信することが可能となる。なお、他の端末でMとMが決定された場合、サブグループ管理部1110は、受信制御部114を介して、他の端末から送信された制御信号からMとMを抽出すればよい。
また、基地局200において、MとMが決定される場合もある。この場合、サブグループ管理部1110は、受信制御部114を介して、基地局200から送信されたRRCメッセージを受信し、受信したRRCメッセージからMとMを抽出すればよい。この場合、基地局200では、例えば、サブグループ毎にMとMを決定することになる。
さらに、MとMが予め決められる場合もある。この場合、工場出荷時にメモリ120にMとMが記憶され、サブグループ管理部1110は、メモリ120からMとMを読み出すことで、MとMを得ることが可能となる。この場合も、メモリ120には、例えば、サブグループ毎に異なるMとMが記憶される。
サブグループ管理部1110は、MとMに基づいて、リソースのサイズを決定する。この場合、サブグループ管理部1110は、サブグループ毎にそのサイズを決定する。そして、サブグループ管理部1110は、このように決定したリソースを用いて、図9に示す各リソースを各端末に割り当てる。
次に、端末100は、V2Xグループ内でランダム化を行う(S13)。例えば、サブグループ管理部1110は、各端末100に割り当てたリソースについて、周波数軸方向でランダム化を行い(例えば、図15(A))、次に、時間軸方向でランダム化を行う(例えば、図15(B))。
そして、端末100は、リソース割り当てを終了する(S14)。
その後、サブグループ管理部1110は、割り当て結果を使用リソース制御部112へ出力する。使用リソース制御部112は、割り当て結果に従って、自局に割り当てられたリソースを用いて制御信号やデータの送信を送信制御部113へ指示する。送信制御部113は、指示に従って、割り当てられたリソースを用いて制御信号やデータを送信する。この場合、図9に示すように、送信制御部113は、初送用のリソースを用いて、制御信号やデータを送信し、再送用のリソースを用いて制御信号やデータを再送する。
<8.2 緊急パケットの送信>
図19は、緊急パケットを送信する際の動作例を表すフローチャートである。
端末100は、処理を開始すると(S30)、グループ化を行う(S31)。端末100は、図18に示す処理を行うことで、グループ化を行う。
図19に戻り、次に、端末100は、緊急データ(又は緊急パケット。以下、「緊急パケット」)の発生の有無を確認する(S32)。例えば、グループ管理部111は、プロセッサ110内のアプリケーション処理部において緊急パケットが発生したか否かを確認することで、処理を行ってもよい。
端末100は、緊急パケットが発生したとき(S32でYes)、送信要求を送信する(S53)。例えば、端末100は、以下の処理を行う。
すなわち、グループ管理部111は、送信要求を生成して、生成した送信要求を使用リソース制御部112へ出力する。使用リソース制御部112は、送信要求を受け取ると、PCRLICHにおける1サブチャネル分に相当する期間のうち、前半期間の送信要求領域のシンボルを用いて、送信要求を送信することを、送信制御部113へ指示する。送信制御部113は、PCRLICHの指示されたシンボルを用いて、送信要求を送信する。送信要求は、複数の端末100のうち、代表端末へ送信される。
次に、端末100は、代表端末から送信された再配置情報を受信する(S34)。例えば、グループ管理部111は、受信制御部114を介して、PCRLICHにおける1サブチャネル分に相当する期間のうち、後半期間の再配置情報領域のシンボルを利用して、再配置情報を受信する。
次に、端末100は、交換リソースにより送信する(S35)。例えば、端末100は、以下の処理を行う。
すなわち、グループ管理部111は、再配置情報に従って、リソースを時間軸方向で交換し、交換後のリソースの割り当て結果を使用リソース制御部112へ出力する。使用リソース制御部112は、割り当て結果に従って、制御信号と緊急データを送信するよう送信制御部113へ指示し、送信制御部113は指示に従って、制御信号と緊急データとを送信する。リソース交換例としては、例えば、図16(B)がある。
図19に戻り、次に、端末100は、グループ情報を更新する(S36)。端末100では、再配置情報を受信することで、リソースの一部が交換される。そのため、グループ管理部111は、各端末100の識別情報とリソースとを対応付けたグループ情報を更新する。グループ管理部111は、更新後のグループ情報をメモリ120に記憶する。
そして、端末100は、緊急パケットの送信処理を終了する(S37)。
一方、端末100は、緊急パケットが発生しないとき(S32でNo)、グループ化(S31)の際に割り当てたリソースを用いて、制御信号とデータとを送信する(S38)。そして、端末100は、緊急パケットの送信処理を終了する(S57)。
なお、緊急パケットを送信する端末から送信要求を受信して、再配置情報を送信する代表端末100の動作例は、例えば、以下となる。
すなわち、代表端末100のグループ管理部111は、受信制御部114を介して送信要求を受信すると、メモリ120に記憶された再配置情報をメモリ120から読み出す。そして、グループ管理部111は、読み出した再配置情報をグループキャストで送信するよう使用リソース制御部112へ指示する。使用リソース制御部112は、PCRLICHの送信要求を受信した1サブチャネルに相当する期間のうち、後半期間における再配置情報領域のシンボルを用いて、再配置情報を送信するよう送信制御部113へ指示する。送信制御部113は、この指示に従って再配置情報を送信する。
以上、第1の実施の形態における端末100の動作例を説明した。
このように、本第1の実施の形態では、端末100は、周波数軸方向でN(Nは2以上の整数)個、時間軸方向でN(Nは2以上の整数)個、全部でN×N個のリソースを以下のようにして、各端末100に割り当てる。
すなわち、端末100は、時間軸方向で1番目にあるN個の周波数軸方向の各リソースを初送用のリソースとして各端末100(例えば、端末v1~vN)に割り当てる。また、端末100は、周波数軸方向で1番目にある時間軸方向で2番目からN番目の各リソースを再送用のリソースとして各端末100に割り当てる。
さらに、端末100は、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目の各リソースを初送用のリソースとして他の各端末100(例えば、端末v(N+1)~v(2N-1))に割り当てる。さら、端末100は、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目からN番目の各リソースを再送用のリソースとして他の各端末100に割り当てる。
以降、端末100は、これを繰り返して、複数の端末100(例えば、端末v1~端末v(N×(N+1)/2))に、各リソースを割り当てる。
そして、端末100は、自局に割り当てられた初送用のリソースを用いて制御信号やデータを送信し、自局に割り当てられた再送用のリソースを用いて制御信号やデータを再送する。
このようなリソースの割り当てにおいて、端末100は、各リソースのサイズを変更することが可能である。例えば、端末100は、サブグループ毎にそのサイズを変更することが可能である。
そのため、端末100は、例えば、異なるサイズのリソースの中から、送信データ量が第1の閾値より多いときは、第2の閾値より大きいサイズのリソースを選択することが可能となる。
従って、端末100は、例えば、次の送信機会まで待つことなく、1回の送信機会で送信データを送信することが可能となる。よって、本第1の実施の形態における端末100は、送信機会を待つ場合と比較して、通信の遅延を少なくすることが可能となる。
[その他の実施の形態]
上述した第1の実施の形態において、図9に示すリソースの割り当ては、例えば、送信側にある端末100で行われる。例えば、送信側の端末において、図3に示す各リソースのサイズを決定し、図9に示すリソース割り当てとランダム化により、割り当てたリソースを用いて制御信号とデータを送信(例えばグループキャストで送信)することが可能となる。この場合、受信側の端末100は、センシングにより、送信側の端末で割り当てられた制御チャネルのリソースを利用して、送信側の端末から送信された制御信号を受信する。受信側の端末100は、制御信号に含まれるSCIにより、送信側の端末で割り当てられたリソース(例えば図9)と各リソースのサイズ(例えば図3)を把握する。そして、受信側の端末100は、センシングにより、送信側の端末で割り当てられたリソースを利用して、送信側の端末から送信されたデータを受信することが可能となる。
また、上述した第1の実施の形態では、ランダム化は、最初に、周波数軸方向、次に、時間軸方向で行われる例を説明した。例えば、ランダム化は、最初に時間軸方向、次に、周波数軸方向で行われてもよい。
10:通信システム
100(100-1~100-4):端末装置(端末)
110:プロセッサ 111:グループ管理部
1110:サブグループ管理部 112:使用リソース制御部
113:送信制御部 114:受信制御部
120:メモリ 130:無線通信部
140:アンテナ v1~vN:識別情報
200:基地局装置(基地局)

Claims (15)

  1. 周波数軸方向でN(Nは1以上の整数)個、時間軸方向でN(Nは2以上の整数)個、全部でN×N個のリソースにおいて、時間軸方向で1番目にあるN個の周波数軸方向の各リソースを第1のリソースとして各通信装置に割り当て、周波数軸方向で1番目にある時間軸方向で2番目からN番目の各リソースを第2のリソースとして前記各通信装置に割り当て、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目の各リソースを前記第1のリソースとして他の各通信装置に割り当て、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目からN番目の各リソースを前記第2のリソースとして前記他の各通信装置に割り当て、これを繰り返して、複数の通信装置に対して前記第1及び第2のリソースを割り当てるサブグループ管理部と、
    前記第1のリソースを利用して制御信号又はデータを送信し、前記第2のリソースを利用して前記制御信号又は前記データを再送する送信制御部とを備え、
    前記リソースのサイズは変更可能であることを特徴とする通信装置。
  2. 前記リソースには、1又は複数のチャネルエレメントが含まれ、
    前記チャネルエレメントは、前記制御信号又は前記データを搬送することが可能な最小の送信単位である
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記サイズは、前記データのデータ量、要求される遅延、又はチャネル状態の全部又は一部に基づいて変更可能であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記リソースには、1又は複数のチャネルエレメントが含まれ、
    前記チャネルエレメントは、前記制御信号又は前記データを搬送することが可能な最小の送信単位であり、
    前記サイズは、周波数軸方向において前記リソースに含まれる前記チャネルエレメントの数と、時間軸方向において前記リソースに含まれる前記チャネルエレメント数とにより表されることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 前記サブグループ管理部は、前記データのデータ量、要求される遅延量、又はチャネル状態の全部又は一部に基づいて、前記サイズを決定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 前記送信制御部は、決定した前記サイズを含む前記制御信号を前記第1のリソースを利用して送信し、前記第2のリソースを利用して前記制御信号を再送することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 更に、基地局装置から送信された前記サイズを含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを受信する受信制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  8. 更に、前記サイズに関する情報を記憶するメモリを備え、
    前記サブグループ管理部は、前記メモリに記憶された前記サイズに関する情報を利用して、前記サイズを決定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  9. 前記サブグループ管理部は、サブグループ毎に異なる前記サイズを決定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  10. 前記通信装置は、基地局装置のカバレッジ範囲内又は前記基地局装置のカバレッジ範囲外で他の通信装置と通信することが可能であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  11. 前記データを送信するデータチャネルと前記制御信号を送信する制御チャネルは、前記チャネルエレメント毎に設定可能であることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  12. 前記サブグループ管理部は、前記複数の通信装置に割り当てた前記第1及び第2のリソースを、周波数軸方向と時間軸方向とにおいて、ランダムに入れ換えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  13. 前記サブグループ管理部は、前記第1及び第2のリソースを、周波数軸方向と時間軸方向とにおいて、ランダムに入れ換え、更に、代表通信装置により生成された再配置情報に従って、前記複数の通信装置に割り当てた前記リソースを時間軸方向に入れ換えることを特徴とする請求項12記載の通信装置。
  14. 他の通信装置から送信された無線信号を受信する無線通信部と、
    周波数軸方向でN(Nは1以上の整数)個、時間軸方向でN(Nは2以上の整数)個、全部でN×N個の制御チャネルのリソースにおいて、時間軸方向で1番目にあるN個の周波数軸方向の各リソースが第1の制御チャネルのリソースとして各通信装置に割り当てられ、周波数軸方向で1番目にある時間軸方向で2番目からN番目の各リソースが第2の制御チャネルのリソースとして前記各通信装置に割り当てられ、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目の各リソースが前記第1の制御チャネルのリソースとして他の各通信装置に割り当てられ、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目からN番目の各リソースが前記第2の制御チャネルとして前記他の各通信装置に割り当てられ、これを繰り返して、複数の通信装置に対して前記第1及び第2の制御チャネルのリソースが割り当てられ、前記第1の制御チャネルのリソースを利用して送信された制御信号を、前記無線信号から抽出し、前記第2の制御チャネルのリソースを利用して再送された前記制御信号を、前記無線信号から抽出する受信制御部とを備え、
    前記リソースのサイズは変更可能であることを特徴とする通信装置。
  15. 第1及び第2の通信装置を備える通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    周波数軸方向でN(Nは1以上の整数)個、時間軸方向でN(Nは2以上の整数)個、全部でN×N個の制御チャネルのリソースにおいて、時間軸方向で1番目にあるN個の周波数軸方向の各リソースを第1の制御チャネルのリソースとして各通信装置に割り当て、周波数軸方向で1番目にある時間軸方向で2番目からN番目の各リソースを第2の制御チャネルのリソースとして前記各通信装置に割り当て、時間軸方向で2番目にある周波数軸方向で2番目からN番目の各リソースを前記第1の制御チャネルのリソースとして他の各通信装置に割り当て、周波数軸方向で2番目にある時間軸方向で3番目からN番目の各リソースを前記第2の制御チャネルとして前記他の各通信装置に割り当て、これを繰り返して、複数の通信装置に対して前記第1及び第2の制御チャネルのリソースを割り当てるサブグループ管理部と、
    前記第1の制御チャネルのリソースを利用して制御信号を送信し、前記第2の制御チャネルのリソースを利用して前記制御信号を再送する送信制御部とを備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の制御チャネルのリソースを利用して前記制御信号を受信し、前記第2の制御チャネルのリソースを利用して再送された前記制御信号を受信する受信制御部を備え、
    前記リソースのサイズは変更可能であることを特徴とする通信システム。
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