JP7135101B2 - チャネル伝送方法、端末及びネットワーク機器 - Google Patents

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Description

本願は、2018年4月4日に中国に出願された中国特許出願番号201810302205.3の優先権を主張し、その内容全体が援用により本明細書に組み込まれる。
本開示は、通信技術分野に関し、特に、チャネル伝送方法、端末及びネットワーク機器に関する。
移動通信システムでは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)については、端末は、PDCCH共通検索スペース(common search space)を受信するとともに、ネットワーク装置によって設定された各種パラメータを受信し、ここで、TCI(Transmission Configuration indicator)状態(state)パラメータは、PDCCHの複数のTCI状態を含み、ネットワーク機器は、そのうちの1つのTCI状態をMAC(Medium Access Control)CE(Control Element)を介して活性化し得る前に、上記PDCCHのDMRS(De-Modulation Reference Signal)ポートと初期アクセス設定のSSB(Synchronization Signal and PBCH Block)とがQCL(quasi co-located)であることを端末は想定する。したがって、PDSCH(Physical Downlink Share Channel)については、端末が上位層により設定されたTCIを受信して活性化情報を受信する前に、上記PDSCHのDMRSポートと初期アクセス設定のSSBとがQCLであることを端末は想定する。初期アクセス設定のSSBのTCIが予め設定され且つ固定されているため、PDCCH又はPDSCHの何らかのTCI状態が活性化する前に、PDCCH又はPDSCHのDMRSポートとSSBとがQCLであることを端末は認定し、よって、端末はネットワーク性能に応じた柔軟な動作ができず、システム性能の低下を招く可能性がある。
本開示は、PDCCH又はPDSCHのDMRSポートとSSBとがQCLであるため、端末がネットワーク性能に応じた柔軟に動作できないことに起因するシステム性能の低下の問題を解決するように、チャネル伝送方法、端末及びネットワーク機器を提供する。
第1態様では、本開示の実施例が提供する端末側に適用されるチャネル伝送方法は、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI(Transmission Configuration indicator)状態情報を取得することと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信することとを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
第2態様では、本開示の実施例が提供する端末は、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することに用いられる第1取得モジュールと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信することに用いられる第1受信モジュールとを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)及びPDSCH(Physical Downlink Share Channel)のうちの少なくとも1つを含む。
第3態様では、本開示の実施例が提供する端末は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されている、プロセッサ上で実行可能なコンピュータープログラムとを含み、ここで、プロセッサがコンピュータープログラムを実行すると、上記のチャネル伝送方法が実現される。
第4態様では、本開示の実施例が提供するネットワーク機器に適用されるチャネル伝送方法は、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信することとを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
第5態様では、本開示の実施例が提供するネットワーク機器は、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することに用いられる設定モジュールと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信することに用いられる第1送信モジュールとを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
第6態様では、本開示の実施例がさらに提供するネットワーク機器は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されている、プロセッサ上で実行可能なコンピュータープログラムとを含み、ここで、プロセッサがコンピュータープログラムを実行すると、上記チャネル伝送方法が実現される。
第7態様では、本開示の実施例が、プロセッサによって実行されると、上記チャネル伝送方法を実現するコンピュータープログラムを記憶しているコンピューター可読記憶媒体を提供する。
本開示の実施例に係るネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
本開示の実施例における技術手段をより明確に説明するために、以下に、本開示の実施例の説明に必要な図面を簡潔に説明し、明らかに、以下に説明する図面は、本開示に記載されている実施例の一部のみであり、当業者であれば、創造的な労働なし、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本開示の実施例に係る端末側によるチャネル伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る端末のモジュールの構成を示す概略図である。 本開示の実施例に係る端末のブロック図である。 本開示の実施例に係るネットワーク機器側によるチャネル伝送方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係るネットワーク機器のモジュールの構成を示す概略図である。 本開示の実施例に係るネットワーク機器のブロック図である。
以下、本開示の例示的な実施例を、図面に関連してより詳しく説明する。本開示の例示的な実施例が図面に示されているが、本開示は様々な形態で実現され得、本明細書に記載されている実施例によって限定されるものではない。むしろ、本開示をより徹底的に理解され得、本開示の全範囲を当業者に伝えることができるように、これらの実施例は提供されることが理解されたい。
本願の明細書及び請求項に記載の用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は次序を記述するとは限らなく、類似の対象を区別するために使用される。なお、こうして使用されるデータは、ここで説明する本願の実施例が、例えば、ここで説明又は記載されたもの以外の順序で実施され得るように、適宜な状況で交換可能である。さらに、用語「含む」及び「有する」、ならびにそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図しており、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、明確に記載されているステップ又はユニットに限定される必要はないが、明確に記載されていない他のステップ又はユニット、あるいは、これらのプロセス、方法、製品、又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。
図1に示すように、本開示の実施例が提供する端末に適用されるチャネル伝送方法は、ステップ11とステップ12とを含む。
ステップ11、識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI(Transmission Configuration indicator)状態情報を取得する。
ここで、識別値はCORESETのID値か又はインデックス値であってよい。CORESET0は、SSBに付帯するMIB(Master System Information Block)情報とサービングセル共通設定(Serving Cell Config Common)情報とに応じて設定されるものであり得、具体的には、MIBには、8bitが含まれて、SSBとCORESET0との間のサブキャリア間隔に基づいて、予め定義されたテーブルを1つ選択し、それらのテーブル各々は、16個のインデックス値(0~15)を含み、その8bitの4bitsによって0~15のうちの1つのインデックス値を選択することを示す。ここで、異なるインデックス値は、CORESETの周波数領域長、SSBに対する周波数領域位置、及び時間領域長に対応し、即ち、この4bitはまた、CORESETの周波数領域長、SSBに対する周波数領域位置、及び時間領域長を示す。
さらに、上記4bitsで示すインデックス値に対応する多重化(multiplexing)パラメータ、第1周波数範囲FR1(Frequency Range 1)、第2周波数範囲FR2(Frequency Range 2)、サブキャリア間隔SCS(Sub-Carrier Spacing)、及びCORESET0のサブキャリア間隔に基づいて、予め定義された別のテーブルを選択し、ここで、各テーブルには、16個のインデックス値(0~15)を含んでよく、残りの4bitsによって16個のインデックス値の1つを選択することで、CORESET時間領域の1つ目のシンボルの位置やその他の情報を特定する。
ステップ12、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信する。
ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。PDCCHを例として、システムは4タイプのPDCCH検索スペース(Search space)を定義している。
1、Type0-PDCCH共通検索スペースについては、このタイプの検索スペースはRMSI(Remaining Minimum System Information)に対応するPDCCHに対して定義されるものであり、該タイプの検索スペースで検出されたPDCCHに搬送されるDCI(Downlink Control Information)フォーマット(format)は、Pcell(Primary Cell)に対応するSI-RNTI(System Information Radio Network Temporary Identity)のCRC(Cyclic Redundancy Check)のクリープを付帯する。
2、Type0A-PDCCH共通検索スペースについては、このタイプの検索スペースはOSI(Other System Information)に対応するPDCCHに対して定義されるものであり、このタイプの検索スペースで検出されたPDCCHに搬送されるDCI format は、Pcellに対応するSI-RNTIのCRCのクリープを付帯する。
3、Type1-PDCCH共通検索スペースについては、このタイプの検索スペースは一般なPDCCH(又は通常PDCCH)に対して定義されるものであり、このタイプの検索スペースで検出されたPDCCHに搬送されるDCI formatは、Pcellに対応するRA-RNTI(Radom Access Radio Network Temporary Identity)、TC-RNTI(Temporary Cell Radio Network Temporary Identity)又はC-RNTI(Cell Radio Network Temporary Identity)のCRCのクリープを付帯する。
4、Type2-PDCCH共通検索スペースについては、このタイプの検索スペースで検出されたPDCCHに搬送されるDCI formatは、Pcellに対応するP-RNTI(Paging Radio Network Temporary Identity)のCRCのクリープを付帯する。
なお、CORESET0のTCI状態情報に基づいて受信される物理下りチャネルにおけるPDCCHは、Type1-PDCCH共通検索スペースに対応するPDCCHである。
ここで、ステップ12は、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定し、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLである場合、目標TCI状態情報に基づいて、物理下りチャネルを受信することを含んでよい。所定の条件が満たされると、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定し、ここで、物理下りチャネルとCORESET0とのQCL関係は、デフォルトのQCL関係とも呼ばれ、所定の条件は、デフォルトのQCL関係を満たす条件を意味し、該所定の条件は、予め定義されたものか、又は、ネットワーク機器によって設定されたものであってよい。
好ましく、上記所定の条件は以下の少なくとも1つの条件を含んでよい。
1、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることは予め定義されたことであって、換言すれば、物理下りチャネルとCORESET0とがQCL関係にあることは予め定義されたことであり、ここで、例えば、端末は、Type1-PDCCH共通検索スペースにおけるPDCCHのDMRSポート及びそのPDCCHが示すPDSCHが、CORESET0とのQCL関係を想定してよい。
2、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと。例えば、端末は上位層から1つより多く(即ち、2つ以上)のTCI states情報を付帯する、CORESER設定を受信し、MAC CEでTCI stateの1つを活性化する前に、端末は、このCORESET内のPDCCHの受信プロセスには、PDCCHのDMRSポートとCORESET0とがQCL関係にあることを想定し、又は、端末は、該CORESET内のPDSCHの受信プロセスには、PDSCHのDMRSポートと、CORESET0とがQCL関係にあることを想定する。なお、PDCCHならば、PDCCHに対応するただ1つのTCI状態を示す設定情報を端末が受信すると、該TCI状態に対する活性化情報を受信していなければ、デフォルトのQCL関係を採用しなく、該TCI状態を採用して直接にPDCCHの受信を行ってよい。PDSCHならば、PDSCHに対応するただ1つのTCI状態を示す設定情報を端末が受信すると、該TCI状態に対する活性化情報を受信していなければ、デフォルトのQCL関係しか採用できず、CORESET0のTCI状態を通じて、PDCCHの受信を行う。
さらに、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないことは、シナリオ1又はシナリオ2を含む。
シナリオ1については、物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと。PDSCHを例とすれば、端末は、最初に上位層のTCI state設定情報を受信した後、かつ、MAC CE により活性化された対応する複数のTCI statesを受信する前に、サービングセル上のPDSCHの1つのDMRSポート群内のアンテナポートと、CORESET0とがQCL関係にあることを想定し、ここで、これと類似している方法がPDCCHでも採用できるので、贅言しない。なお、PDSCHならば、PDSCHに対応するただ1つのTCI状態を示す上位層のTCI state設定情報を端末は最初に受信した後、該TCI状態に対する活性化情報を受信していなければ、端末が、サービングセル上のPDSCHの1つのDMRSポート群内のアンテナポートと、CORESET0とがQCL関係にあることを想定してよい。
シナリオ2については、物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと。PDSCHを例とすれば、端末は、上位層により再設定されたTCI state設定情報を受信した後、かつ、MAC CEにより活性化された対応する複数のTCI statesを受信する前に、サービングセル上のPDSCHの1つのDMRSポート群内のアンテナポートと、CORESET0とがQCL関係にあることを想定し、ここで、これと類似している方法がPDCCHでも採用できるので、贅言しない。なお、PDSCHならば、PDSCHに対応するただ1つのTCI状態を示す、上位層により再設定されたTCI state設定情報を端末は受信した後、該TCI状態に対する活性化情報を受信していなければ、端末が、サービングセル上のPDSCHの1つのDMRSポート群内のアンテナポートと、CORESET0とがQCL関係にあることを想定してもよい。
別の実施例では、端末が物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報を受信しており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報を受信していない場合、端末が、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを受信する。PDSCHを例とすれば、端末は、上位層により再設定されたTCI state設定情報を受信した後、かつ、MAC CEにより活性化された対応する複数のTCI statesを受信する前に、端末が、再設定する前の活性化された(発効した)TCI stateを直接使用できる。
以上、物理下りチャネルとCORESET0とのデフォルトQCL関係を特定する方法について説明したが、以下では、CORESET0のTCI状態情報を特定する方法についてさらに説明する。選択可能に、ステップ11は、方式1と方式2とを含みが、これらに限定されない。
方式1では、MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0の目標TCI状態情報を取得すること。ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含む。
ここで、該方式は、ネットワーク機器が、初期アクセス後にMIB情報以外のRRCシグナリングを通じて、CORESET0のTCI状態を設定し、端末に指示することをシステムは許可することである。具体的に、ネットワーク機器が、初期アクセス後にMIB情報以外のRRCシグナリングを通じて、CORESET0のTCI状態情報を端末に指示することができる。好ましく、設定方法は、上位層のシグナリングパラメータCORESETフィールドのパラメータ規則を制限することで、CORESET0のTCI states情報を設定することを含んでよい。
上記パラメータの制限規則は、規則1又は規則2であってよい。
規則1としては、上位層シグナリングパラメータ Control Resource Set フィールドは、control Resource SetIdの値が0である(即ち、第1 パラメータ域がCORESETの識別値が0であることを示す)場合、第2パラメータフィールド(例えば、tci-States PDCCHフィールド)のみが発効し、他のパラメータ域はスキップされたり、設定されなかったり、発効しなかったりする。
ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSBであり、ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つであると、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス(index)番号は異なる。即ち、control Resource SetIdの値が0の場合、それが示すTCI状態における基準信号はSSBのみであり、即ち、CORESET0はSSBのみとQCL関係にあり、複数のTCI stateの間に、SSBのindexのみが異なる。したがって、端末は、受信した活性化されたTCI state内のSSBのindexに基づいて、該SSBをモニターし、該SSBに対応するCORESET0のPDCCH検索スペースをモニターして、PDCCHを受信する。
規則2としては、上位層シグナリングパラメータ Control Resource Set フィールドは、control Resource SetIdの値が0である場合、第2パラメータ域が発効したことに加えて、他のパラメータ域も発効できるが、他のパラメータ域が示す設定情報はMIBの設定情報と同一であるという制約がある。即ち、RRCシグナリングは、CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示される他のパラメータは、MIBによってCORESET0に対する示されるパラメータと同じである。
上記規則について、特に規則1において、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つである場合、端末がMIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0の目標TCI状態情報を取得することは、MIB以外のRRCシグナリングの伝送を検出することと、第1パラメータ域と第2パラメータ域とに基づいて、CORESET0の目標TCI状態情報を特定することと、RRCシグナリングの他のパラメータ域を無視することと、を含む。
さらに、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つである場合、端末がMIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0の目標TCI状態情報を取得することは、MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0の少なくとも2つのTCI状態情報を受信して、MAC CEを通じて、CORESET0のTCI状態を活性化するための活性化情報を受信することと、該活性化情報に基づいて、少なくとも2つのTCI状態から、目標TCI状態情報を特定することとを含んでよい。即ち、TCI-States PDCCHフィールドが複数の値を含む場合、TCI stateを、通常のMAC CEのTCI state活性化規則を通じて、活性化する。
方式2では、受信したSSBに基づいて、SSBの受信品質を算出し、SSBの受信品質が、CORESET0に対応する目標SSBの受信品質よりも高い場合、SSBに対応するCORESETを新たなCORESET0として特定し、新たなCORESET0の目標TCI状態情報を取得する。
この方式で、システムは、端末が自主的にSSBのインデックス値をスイッチし、対応するCORESET0のPDCCH共通検索スペースをモニターすることを許可する。ここでのSSBは、サービングセルのSSBであってもよいし、セルスイッチング過程の目標セルのSSBであってもよい。以下の例では、サービングセルのSSB又は目標セルのSSBに関連して、方式2をさらに説明する。
サービングセルを例とすれば、システムは、サービングセルがCORESET0のTCI状態情報を設定することを許可しなく、且つ、UE特定検索スペース(UE-specific search space)をCORESET0に関連付けることを許可しなく、即ち、CORESET0には端末に具体的に伝える情報がなく、その情報の全てがブロードキャスト情報に限定されている場合がある。さらに、初期アクセス後に、システムは、受信したSSBの信号品質に応じて、CORESET0と信号品質の高いSSBとのQCL関係を自主的にスイッチすることを許可し、即ち、端末は受信したSSBに応じてSSBの信号品質を算出し、モニターされている現在のSSB信号のRSRP(Reference Signal Received Power)がモニターされているCORESET0に対応するSSB信号のRSRPよりも高い場合、端末は、より高い信号品質のSSBに自主的にスイッチして、該SSBに対応するCORESET0を傍受することができる。新たなCORESET0にスイッチした後、新たなCORESET0のTCI状態情報に基づいて、物理下りチャネルを受信する。
セルスイッチングを例とすれば、システムは、目標セルがCORESET0のTCI状態情報を設定することを許可しなく、且つ、UE特定検索スペース(UE-specific search spaceをCORESET0に関連付けることを許可しない。セルスイッチングでは、端末が目標セルのSSBセット内で、受信したSSB信号品質に応じて、CORESET0と信号品質の高いSSBとのQCL関係を自主的にスイッチすることをシステムは許可し、即ち、目標セルのSSBセット内で、受信したSSBに基づいて、そのSSB信号品質を算出し、モニターされている現在のSSB信号のRSRPがモニターされているCORESET0に対応するSSBのRSRPよりも高い場合、端末は、信号品質の高いSSBに自主的にスイッチし、該SSBに対応するCORESET0を傍受する。新たなCORESET0にスイッチした後、新たなCORESET0のTCI状態情報に基づいて、物理下りチャネルを受信する。
本開示の実施例に係るチャネル伝送方法では、ネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおけるチャネル伝送方法を説明し、以下、図面に関連して、それに対応する端末をさらに説明する。
図2に示すように、本開示の実施例に係る端末200は、識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することと、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信し、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む受信することと、の方法の詳細を実現し、同じ効果も奏し得る。端末200は、具体的に、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することに用いられる第1取得モジュール210と、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信することに用いられる第1受信モジュール220とを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
ここで、第1受信モジュール220は、
所定の条件が満たされる場合、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定することに用いられる第1特定サブモジュールと、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLである場合、目標TCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを受信することに用いられる第1受信サブモジュールとを含む。
ここで、所定の条件は、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることは予め定義されたことと、
物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこととの少なくとも1つを含む。
ここで、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないことは、
物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと、
又は、
物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないことを含む。
ここで、端末200は、
物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていない場合、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを受信することに用いられる第2受信モジュールをさらに含む。
ここで、第1取得モジュール210は、
MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0の目標TCI状態情報を取得することに用いられる第1取得サブモジュールを含み、ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含む。
ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示される他のパラメータは、MIBによってCORESET0に対する示されるパラメータと同じである。
ここで、第1取得サブモジュールは、
MIB以外のRRCシグナリングの伝送を検出することに用いられる検出ユニットと、
第1パラメータ域と第2パラメータ域とに基づいて、CORESET0の目標TCI状態情報を特定することに用いられる特定ユニットと、
RRCシグナリングの他のパラメータ域を無視することに用いられる処理モジュールと、を含む。
ここで、第1取得モジュールは、
第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つである場合、MAC CEを通じて、CORESET0のTCI状態を活性化するための活性化情報を受信することに用いられる第2受信サブモジュールと、
活性化情報に基づいて、少なくとも2つのTCI状態から、目標TCI状態情報を特定することに用いられる第2特定サブモジュールとをさらに含み、
ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSBであり、ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つであると、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス番号は異なる。
ここで、第1取得モジュール210は、
受信したSSBに基づいて、SSBの受信品質を算出することに用いられる算出サブモジュールと、
SSBの受信品質が、CORESET0に対応する目標SSBの受信品質よりも高い場合、SSBに対応するCORESETを新たなCORESET0として特定することに用いられる第3特定サブモジュールと、
新たなCORESET0の目標TCI状態情報を取得することに用いられる第2取得サブモジュールとを含み、
ここで、SSBは、サービングセルのSSB又は目標セルのSSBである。
なお、本開示の実施例に係るネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
上記目的をより良く達成するために、本開示の各実施例を実現する端末のハードウェアの構成を示す概略図である図3に示すように、端末30は、無線周波数ユニット31、ネットワークモジュール32、オーディオ出力ユニット33、入力ユニット34、センサ35、表示ユニット36、ユーザ入力ユニット37、インタフェースユニット38、メモリ39、プロセッサ310、電源311等を有するが、これらに限定されるものではない。当業者は、図3に示される端末構成を端末の限定としないことと、端末が図示されるよりも多いか少ない要素、いくつかの要素を組み合わせたもの、又は異なる要素配置を含み得ることを理解するであろう。本開示の実施例において、端末は、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、パームトップ、車載端末、ウェアラブル機器、及び歩数計などを含むが、これらに限定されるものではない。
ここで、無線周波数ユニット31は、プロセッサ310の制御に従って、識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得するステップと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて受信するステップとを実行し、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施例に係るネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
なお、本開示の実施例において、無線周波数ユニット31は、情報の送受信又は通話中に信号の送受信に用いられ、具体的には、基地局からの下りデータを受信した後、プロセッサ310に処理させ、また、上りデータを基地局に送信する。通常、無線周波数ユニット31は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、これらに限定されない。また、無線周波数ユニット31は、無線通信システムを介して、ネットワーク及びほかの機器と通信し得る。
端末は、ネットワークモジュール32を介して、電子メールの受信、Webブラウジング、ストリーミングメディアへのアクセスなどのワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。
オーディオ出力ユニット33は、無線周波数ユニット31又はネットワークモジュール32によって受信された、又はメモリ39に記憶されているオーディオデータをオーディオ信号に変換し、音声として出力することができる。また、オーディオ出力ユニット33は、端末30が実行する特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼出信号着信音、メッセージ着信音等)を提供することができる。オーディオ出力ユニット33は、スピーカ、ブザー、及び受話器等を含む。
入力ユニット34は、オーディオ信号又はビデオ信号を受信することに用いられる。入力ユニット34は、GPU(Graphics Processing Unit)341及びマイクフォン342とを含み得る。GPU341は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードでカメラなどの画像キャプチャ装置によって得られた静止画像又はビデオ画像のデータを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット36に表示されることができる。GPU341によって処理された画像フレームは、メモリ39(又は他の記憶媒体)に記憶され得るか、無線周波数ユニット31又はネットワークモジュール32を介して送信され得る。マイクフォン342は、音声を受信し、そのような音声をオーディオデータに処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードの場合、無線周波数ユニット31を経由してモバイル通信基地局に送信できる出力フォーマットに変換され得る。
端末30は、光センサ、モーションセンサ、その他のセンサなどの少なくとも1つのセンサ35を含む。具体的には、光センサは、周囲光センサと近接センサとを含み、ここで、周囲光センサは、周囲光の明暗に応じて表示パネル361の輝度を調整することができ、近接センサは、端末30が耳辺に移動したときに、表示パネル361及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、すべての方向(通常は3軸)の加速度の大きさを検出し、静止時に重力の大きさと方向を検出し、端末の姿勢(例えば、縦横画面切り替え、関連するゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)の識別と、振動識別関連機能(歩数計、ノッキングなど)の認識に用いられ、センサ35は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどを含み得、ここでは贅言しない。
表示ユニット36は、ユーザにより入力された情報、又はユーザに提供される情報を表示することに用いられる。表示ユニット36は、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light-Emitting Diode)等からなる表示パネル361を含む。
ユーザ入力ユニット37は、入力された数字又はキャラクター情報を受信し、端末のユーザセッティング及び機能制御に関連するキー信号入力を生成することに用いられ得る。具体的には、ユーザ入力ユニット37は、タッチパネル371と他の入力機器372とを含む。タッチパネル371は、タッチスクリーンとも呼ばれ、ユーザによるタッチパネル371上又はその近傍でのタッチ操作(指、スタイラスなどの任意の適当な物体又はアクセサリを用いたユーザによるタッチパネル371上又はその近傍にある操作など)を収集する。タッチパネル371は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの2つの部分を含み得、ここで、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、タッチ操作によってもたらされる信号を検出し、タッチコントローラに信号を送信し、タッチコントローラはタッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをコンタクト座標に変換し、プロセッサ310に送信し、プロセッサ310から送信されたコマンドを受信して実行する。また、タッチパネル371は、抵抗式、静電容量式、赤外線、表面弾性波など多くの種類で実現することができる。タッチパネル371に加えて、ユーザ入力ユニット37は、他の入力機器372を含み得る。具体的には、他の入力機器372は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリュームコントロールキー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含むが、これらに限定されるものではなく、ここでは贅言しない。
さらに、タッチパネル371で、表示パネル361に重ねられ、タッチパネル371がその上又はその近くのタッチ操作を検出した後、プロセッサ310に送信してタッチイベントの種類を特定し、その後、プロセッサ310は、タッチイベントの種類に応じて表示パネル361に、それに対応するビジュアル出力を提供する。図3において、タッチパネル371と表示パネル361とは、端末の入出力機能を実現する2つの独立した部品として機能するが、特定の実施例では、タッチパネル371と表示パネル361を統合して端末の入出力機能を実現することができるが、ここでは特に限定されない。
インタフェースユニット38は、外部装置と端末30とが接続されているインタフェースである。外部装置は、例えば、有線又は無線ヘッドフォンポート、外部電源(又はバッテリ充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを備えている装置を接続するためのポート、オーディオ入出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドフォンポートなどを含む。インタフェースユニット38は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力等)を受信し、受信した入力を端末30内の1つ以上の要素に送信したり、端末30と外部装置との間でデータを送信したりすることに用いられ得る。
メモリ39は、ソフトウェアプログラムと様々なデータを記憶することに用いられ得る。メモリ39は、主に、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)を記憶しているプログラム記憶領域、及び携帯電話の使用に基づいて作成されたデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)を記憶しているデータ記憶領域を含み得る。さらに、メモリ39は、高速ランダムアクセスメモリを含み得るが、また、少なくとも1つのディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイスなどの不揮発性メモリ、又は他の揮発性固体記憶デバイスを含み得る。
端末の制御センターであるプロセッサ310は、各種インタフェースや回線を利用して端末全体の各部を接続し、メモリ39に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを実行して、メモリ39内に記憶されているデータを呼び出すことにより、端末の各種機能とデータ処理を実行し、端末全体の監視を行う。プロセッサ310は、1つ以上の処理ユニットを含み得、好ましくは、プロセッサ310は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとを統合し、ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を処理し、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理する。なお、上記変調復調プロセッサはプロセッサ310に統合されなくてもよい。
端末30は、個々の部品に電力を供給する電源311(例えば、バッテリ)を含み得るが、好ましくは、電源311は、電源管理システムを介してプロセッサ310に論理的に接続され、電力管理システムを介して充電、放電、及び電力管理などの機能を管理することができる。
また、端末30は、図示しない機能モジュールを含み、ここでは贅言しない。
好ましく、本開示の実施例は、さらに、プロセッサ310と、メモリ39と、メモリ39に記憶されている、前記プロセッサ310上で実行可能なコンピュータープログラムとを含む端末を提供し、ここで、プロセッサ310が該コンピュータープログラムを実行すると、上記のチャネル伝送方法の実施例の各プロセスが実現され、同じ技術効果を達成し得、重複を避けるために、ここでは贅言しない。ここで、端末は、無線端末であっても有線端末であってもよく、無線端末は、ユーザに音声及び/又は他のサービスデータの接続性を提供する機器、無線接続性機能を有するハンドヘルド機器、又は無線モデムに接続された他の処理機器であってもよい。無線端末は、RAN(Radio Access Network)を介して1つ以上のコアネットワークと通信でき、無線端末は、携帯電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)やモバイル端末を備えたコンピューターなどのモバイル端末であり、例えば、ポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピューター内蔵又は車載モバイル装置であり、RANと言語及び/又はデータを交換する。無線端末は、たとえば、PCS(Personal Communication Service)電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、WLL(Wireless Local Loop)局、PDA(Personal Digital Assistant)などの機器である。無線端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、モバイル局(Mobile Station)、モバイル(Mobile)、リモート局(Remote Station)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(USER AGENT)、ユーザ機器(User Device又はUser Equipment)とも呼ばれ、ここで限定されるものではない。
また、本開示の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記チャネル伝送方法の実施例様々なプロセッサを実現するコンピュータープログラムを記憶しているコンピューター可読記憶媒体を提供し、かつ、同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは贅言しない。ここで、前記コンピューター可読記憶媒体は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ディスク又は光ディスク等のようなものである。
以上の実施例は、端末側から、本開示のチャネル伝送方法を説明し、以下、図面に関連して、ネットワーク機器によるチャネル伝送方法をさらに説明する。
図4に示すような本開示の実施例に係る、ネットワーク機器側に適用されるチャネル伝送方法は、ステップ41とステップ42とを含む。
ステップ41、識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定し、
ここで、CORESET0は、SSBに付帯されるMIB(Master System Information Block)情報とサービングセル共通設定(Serving Cell Config Common)情報とに応じて設定されるものであり得、例えば、CORESET0の周波数領域長、SSBに対する周波数領域位置、時間領域長、時間領域の1つ目のシンボルの位置、及び、ほかの情報などが、MIBとサービングセル共通設定情報を通じて設定され得る。
ステップ42、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信し、
ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
好ましく、ステップ42は、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定し、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLである場合、目標TCI状態情報に基づいて、物理下りチャネルを送信することを含んでよい。所定の条件が満たされると、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定し、ここで、物理下りチャネルとCORESET0とのQCL関係は、デフォルトのQCL関係とも呼ばれ、所定の条件は、デフォルトのQCL関係を満たす条件を指し、該所定の条件は、予め定義されたものか、又は、ネットワーク機器によって設定されたものであってよい。
好ましく、上記所定の条件は、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることは予め定義されたことであって、換言すれば、物理下りチャネルとCORESET0とがQCL関係にあることは予め定義されたことと、
物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことと、のうちの少なくとも1つを含んでよいが、それに限定されない。例えば、ネットワーク機器は1つより多くのTCI states情報を付帯する、上位層のCORESER設定を通じて、MAC CEでTCI stateの1つを活性化する前に、ネットワーク機器は、このCORESET内の物理下りチャネルの送信プロセスには、それに対応するDMRSポートとCORESET0とがQCL関係にあることを想定する。なお、PDCCHについて、設定情報は、PDCCHに対応するただ1つのTCI状態を示す場合、ネットワーク機器が、デフォルトのQCL関係を採用しなく、該TCI状態を採用して直接にPDCCHの送信を行ってよい。PDSCHについて、設定情報は、PDSCHに対応するただ1つのTCI状態を示す場合、ネットワーク機器が、端末に活性化情報を送信する必要があり、該TCI状態に対する活性化情報を送信していなければ、デフォルトのQCL関係しか採用できず、CORESET0のTCI状態を通じて、PDCCHの送信を行う。
さらに、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことは、
物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことと(該シナリオは端末側の実施例のシナリオ1に対応するため、ここで贅言しない)、
又は、物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないこと(該シナリオは端末側の実施例のシナリオ2に対応するため、ここで贅言しない)を含む。
別の実施例には、物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていない場合、ネットワーク機器は、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを送信する。PDSCHを例とすれば、ネットワーク機器は、上位層により再設定されたTCI state設定情報を送信した後、かつ、MAC CEにより活性化された対応する複数のTCI statesを送信する前に、ネットワーク機器は、再設定する前の活性化された(発効した)TCI stateを直接使用できる。
CORESET0をMIBとサービングセル共通設定で設定するほか、CORESET0の目標TCI状況情報の設定は、MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0のために目標TCI状態情報を設定する方式で行われてよい。ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含む。ここで、該方式では、ネットワーク機器が、初期アクセス後にMIB情報以外のRRCシグナリングを通じて、CORESET0のTCI状態を設定し、端末に指示することをシステムは許可することである。具体的に、ネットワーク機器が、初期アクセス後にMIB情報以外のRRCシグナリングを通じて、CORESET0のTCI状態情報を端末に指示することができる。好ましく、設定方法は、上位層のシグナリングパラメータCORESETフィールドのパラメータ規則を制限することで、CORESET0のTCI states情報を設定することを含んでよい。ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示される他のパラメータは、MIBによってCORESET0に対する示されるパラメータと同じである。ここで、パラメータを制限するための規則は、端末側の実施例における説明と一致するため、ここで贅言しない。
ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSBであり、ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つであると、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス番号は異なる。即ち、control Resource SetIdの値が0の場合、それが示すTCI状態における基準信号はSSBのみであり、即ち、CORESET0はSSBのみとQCL関係にあり、複数のTCI stateの間に、SSBのindexのみが異なる。
さらに、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つである場合、CORESET0のために目標TCI状態情報を設定するステップの後に、MAC CEを通じて、CORESET0の目標TCI状態情報を示すための活性化情報を端末に送信することをさらに含む。即ち、TCI-States情報は複数の値を含む場合、TCI stateを、通常のMAC CEのTCI stateの規則を通じて、活性化する。
以上より、本開示の実施例に係るチャネル伝送方法では、ネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
以上の実施例は、異なるシナリオにおけるチャネル伝送方法を別々に説明し、以下、本実施例は、図面に関連して、それに対応するネットワーク機器をさらに説明する。
図5に示すような本開示の実施例に係るネットワーク機器500は、識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することと、所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信することと、の方法の詳細を実現し、同じ効果も奏し得る。ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。端末500は、具体的に、
識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することに用いられる設定モジュール510と、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信することに用いられる第1送信モジュール520とを含み、ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
ここで、第1送信モジュール520は、
所定の条件が満たされる場合、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定することに用いられる特定サブモジュールと、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLである場合、目標TCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信することに用いられる第1送信サブモジュールとを含む。
ここで、所定の条件は、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることは予め定義されたことと、
物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことと、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことは、
物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないこと、
又は、
物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことを含む。
ここで、ネットワーク機器500は、
物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていない場合、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを送信することに用いられる第2送信モジュールをさらに含む。
ここで、設定モジュール510は、
MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0のために目標TCI状態情報を設定することに用いられる第1設定サブモジュールを含み、ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含み、
ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示される他のパラメータは、MIBによってCORESET0に対する示されるパラメータと同じである。
ここで、ネットワーク機器500は、
MAC CEを通じて、端末に、CORESET0の目標TCI状態情報を指示するための活性化情報を送信することに用いられる第3送信モジュールをさらに含み、
ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSBであり、ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つであると、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス番号は異なる。
なお、上記のネットワーク機器及び端末の個々のモジュールの分割は、論理的な機能的な分割に過ぎず、実際の実施の際に、全体又は部分的に単一の物理的実体に統合されてもよいし、物理的に分離されてもよいことが理解されるべきである。そして、これらのモジュールは、すべて処理要素によって呼び出されるソフトウェアの形態で実現することができ、又は、それらのすべてがハードウェアの形態で実現することができ、又は、それらの一部が処理要素によって呼び出されるソフトウェアの形態で実現することができ、また、それらの一部がハードウェアの形態で実現することができる。例えば、特定モジュールは、別個に設けられた処理要素であってもよく、あるいは、上記装置の1つチップに統合されて実現されてもよく、さらに、上記装置のある1つの処理要素によって呼び出されて上記特定モジュールの機能を実行するプログラムコードの形態で上記装置のメモリに記憶されていてもよい。他のモジュールの実現はそれと同様である。さらに、これらのモジュールは、全体又は一部が統合されていてもよいし、独立して実現されてもよい。本明細書に記載の処理素子は、信号処理能力を有する集積回路であってもよい。実現する際に上記の方法の各ステップ又は上記の各モジュールは、プロセッサ要素内のハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令によって行うことができる。
例えば、これらのモジュールは、上記の方法を実行するように設定された1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又は、1つ以上のDSP(digital signal processor)、又は、1つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Array)であり得る。さらに、上記のモジュールのある1つが、処理要素によるプログラムコードの呼び出しを通じて、実現されると、該処理要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプログラムコードを呼び出すことができるプロセッサなどの汎用プロセッサであってよい。さらに、これらのモジュールが、統合されて、SOC(system-on-a-chip)として実現され得る。
なお、本開示の実施例に係るネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
上記目的をより良く達成するために、本開示の実施例がさらに提供するネットワーク機器は、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶されている、プロセッサ上で実行可能なコンピュータープログラムとを含み、ここで、プロセッサがコンピュータープログラムを実行すると、上記チャネル伝送方法のステップが実現される。本発明の実施例は、さらに、プロセッサによって実行されると、上記チャネル伝送方法のステップを実現するコンピュータープログラムを記憶しているコンピューター可読記憶媒体を提供する。
具体的に、本開示の実施例は、ネットワーク機器をさらに提供し、図6に示すように、該ネットワーク機器600は、アンテナ61、無線周波数装置62、ベースバンド装置63を含み、ここで、アンテナ61は無線周波数装置62に接続する。上り方向には、無線周波数装置62がアンテナ61を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置63に送信して処理する。下り方向には、ベースバンド装置63は、送信すべき情報を処理し、無線周波数装置62に送信し、無線周波数装置62は、受信した情報を処理してから、アンテナ61を介して送信する。
上記周波数帯域処理装置は、プロセッサ64とメモリ65とを含むベースバンド装置63に位置してもよく、上記実施例のネットワーク機器で実行される方法は、ベースバンド装置63で実行されてもよい。
ベースバンド装置63は、例えば、図6に示すように、複数のチップを有する少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、そのチップの1つは、例えばメモリ65に接続されるプロセッサ64であり、メモリ65内のプログラムを呼び出して上記方法実施例に示すネットワーク機器の動作を実行する。
また、該ベースバンド装置63は、CPRI(common public radio interface)などの、無線周波数装置62と情報をやりとりするためのネットワークインターフェース66を含んでもよい。
ここでのプロセッサは、単一のプロセッサ、又は複数の処理要素の総称であり得、例えば、該プロセッサは、CPU、又はASIC、又は上記のネットワーク機器によって実行される方法を実行するために設定される1つ以上の集積回路、例えば、1つ以上のDSP、又は、1つ以上のFPGAなどであってよい。メモリ要素は、単一のメモリであってもよいし、複数のメモリ要素の総称であってもよい。
メモリ65は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるRAM(Random Access Memory)であってもよい。SRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)及びDRRAM(Direct Rambus RAM)など、多くの形態のRAMが利用可能であり、それらの形態のRAMが例のみとして、制限的に説明したものではない。本願に説明されたメモリ65は、これら及び任意の他の好適なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
具体的に、本開示の実施例によるネットワーク機器は、メモリ65に記憶されている、プロセッサ64上で実行可能なコンピュータープログラムをさらに含み、ここで、プロセッサ64は、メモリ65内のコンピュータープログラムを呼び出して、図5に示す各モジュールによって実行される方法を実行する。
具体的に、コンピュータープログラムが、プロセッサ64に呼び出されると、識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することと、
所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、目標TCI状態情報に基づいて送信することとを実行する。ここで、物理下りチャネルは、PDCCH及びPDSCHのうちの少なくとも1つを含む。
具体的に、コンピュータープログラムが、プロセッサ64に呼び出されると、所定の条件が満たされる場合、物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることを特定することと、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLである場合、目標TCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信することとを実行する。
ここで、所定の条件は、
物理下りチャネルとCORESET0とがQCLであることは予め定義されたことと、
物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことと、のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことは、
物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないこと、
又は、
物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていないことを含む。
具体的に、コンピュータープログラムが、プロセッサ64に呼び出されると、物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が送信されているが、少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が送信されていない場合、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを送信することを実行する。
具体的に、コンピュータープログラムが、プロセッサ64に呼び出されると、MIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、CORESET0のために目標TCI状態情報を設定することを実行し、ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含む。
ここで、RRCシグナリングは、CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示される他のパラメータは、MIBによってCORESET0に対する示されるパラメータと同じである。
具体的に、コンピュータープログラムが、プロセッサ64に呼び出されると、MAC CEを通じて、端末に、CORESET0の目標TCI状態情報を指示するための活性化情報を送信することを実行する。
ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSBであり、ここで、第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つであると、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス番号は異なる。
ここで、ネットワーク機器は、GSM(Global System of Mobile communication)又はCDMA(Code Division Multiple Access)におけるBTS(Base Transceiver Station)だったり、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)におけるNB(NodeB)だったり、LTEにおけるeNB又はeNodeB(Evolutional NodeB)だったり、中継ステーション又はアクセスポイントだったり、将来の5Gネットワーク内の基地局などだったりすればよく、ここで限定されたものではない。
本開示の実施例に係るネットワーク機器と端末は、所定の条件が満たされると、CORESET0のTCI状態情報に基づいて物理下りチャネルを送信し、物理下りチャネル伝送の柔軟性を向上させ、システム性能を向上させることができる。
当技術分野の通常の当業者であれば、本明細書に開示された実施例と関連して記載された各実施例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピューターソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現することができることを理解すべきである。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェアで実行されるかは、技術的なソリューションの特定のアプリケーションと設計上の制約に依存する。当業者は、記載された機能を実現するために、各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用してもよいが、そのような実現を、本開示の範囲を超えることと見なすものではない。
当業者が明らかに分かるように、説明の便宜上及び簡略化のために、上述のシステム、装置及びユニットの特定の動作プロセスについては、前記方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここで贅言しない。
なお、本願によって提供される実施例では、開示された装置及び方法が他の方式で実現され得ることが理解されたい。例えば、上記の装置の実施例は、単に例示的なものであり、例えば、論理的な機能的な分割に過ぎないユニットの分割は、実際に実現される際に、別の分割方式を有してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントが結合されてもよく、又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴が無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、表示又は議論されている相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介する間接結合又は通信接続であり、電気的、機械的、又は他の形態であり得る。
分離部品として説明されるユニットは、物理的に分離したものか、又は物理的に分離しないものであってよく、ユニットとして表示される部品は、物理的ユニットか、又は物理的ユニットでないものであってよく、即ち、分離部品は、1つの場所に位置し得るか、又は複数のネットワークユニットに分散され得る。実際のニーズに応じて、これらのユニットの一部又は全部を選択することで、本実施例のソリューションの目的を達成する。
また、本開示の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合してもよいし、個々の単位として物理的に独立して存在してもよいし、2つ以上のユニットを1つのユニットに統合してもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売又は使用される場合、コンピューター可読記憶媒体に記憶され得る。この理解に基づいて、本開示の技術ソリューションは、本質的に、又は関連技術に寄与する部分、又は、該技術ソリューションの一部は、コンピューターソフトウェア製品の形で具体化することができ、コンピューターソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピューター機器(パソコン、サーバー、又はネットワーク機器などであってもよい)に、この開示の各実施例で説明した方法のすべて又は一部のステップを実行させるために用いられるいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、モバイルハードドライブ、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶できるさまざまな媒体を含む。
さらに、本開示の装置及び方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再結合することができることが明らかである。これらの分解及び/又は再結合を、本開示の等価ソリューションとみなすべきである。また、上記一連の処理を実行するステップは、当然ながら記載している順序で時系列的に実行されてもよいが、必ずしも時系列的に実行される必要はなく、何らかのステップは並列に実行されてもよいし、互いに独立して実行されてもよい。本開示の方法及び装置のステップ又は部品のすべて又は任意のものが、任意のコンピューティング装置(プロセッサ、記憶媒体などを含む)又はコンピューティング装置のネットワークにおいて、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせで実現され得ることが、当業者にとっては自明であり、それが、本開示の説明を読んだときに、基本的なプログラミングスキルを適用することによって行うことができるものである。
したがって、本開示の目的は、任意のコンピューティング装置上でプログラム又はプログラムのセットを実行することによっても達成され得る。前記コンピューティング装置は、周知の汎用装置であってもよい。したがって、本開示の目的は、単に、前記方法又は装置を実現するプログラムコードを含むプログラム製品を提供することによっても達成され得る。即ち、このようなプログラム製品も本開示を構成し、このようなプログラム製品が記憶されている記憶媒体も本開示を構成する。明らかに、記憶媒体は、任意の周知の記憶媒体であってもよいし、今後開発される任意の記憶媒体であってもよい。さらに、本開示の装置及び方法において、各部品又は各ステップは、分解及び/又は再結合することができることが明らかである。これらの分解及び/又は再結合を、本開示の等価ソリューションとみなすべきである。また、上記一連の処理を実行するステップは、当然ながら記載している順序で時系列的に実行されてもよいが、必ずしも時系列的に実行される必要はない。何らかのステップは、並行して、又は互いに独立して実行されてもよい。
本開示の好ましい実施例について上述したが、当業者であれば、本開示の原理から逸脱することなく、本開示の保護範囲とみなされるべきいくつかの改良及び修飾を行うことができる。
200 端末
210 第1取得モジュール
220 第1受信モジュール
30 端末
31 無線周波数ユニット
32 ネットワークモジュール
33 オーディオ出力ユニット
34 入力ユニット
35 センサ
36 表示ユニット
37 ユーザ入力ユニット
38 インタフェースユニット
39 メモリ
310 プロセッサ
311 電源
342 マイクフォン
361 表示パネル
371 タッチパネル
372 入力機器
500 ネットワーク機器
510 設定モジュール
520 第1送信モジュール
600 ネットワーク機器
61 アンテナ
62 無線周波数装置
63 ベースバンド装置
64 プロセッサ
65 メモリ
66 ネットワークインターフェース

Claims (15)

  1. 端末側に適用されるチャネル伝送方法であって、
    識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI(Transmission Configuration indicator)(11)状態情報を取得することと、
    所定の条件が満たされると、物理下りチャネル(12)を、前記目標TCI状態情報に基づいて受信することとを含み、ここで、前記物理下りチャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)をみ、
    物理下りチャネル(12)を、前記目標TCI状態情報に基づいて受信することは、
    SSBのindexに対応するCORESET0のPDCCH検索スペースをモニターして、PDCCHを受信することを含み、
    前記SSBのindexは、端末が受信した活性化されたTCI stateに対応するindexであることを特徴とする、チャネル伝送方法。
  2. 前記の所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、前記目標TCI状態情報に基づいて受信することは、
    前記所定の条件が満たされる場合、前記物理下りチャネルと前記CORESET0とがQCL(quasi co-located)であることを特定することと、
    前記物理下りチャネルと前記CORESET0とがQCLである場合、前記目標TCI状態情報に基づいて前記物理下りチャネルを受信することとを含む、請求項1に記載のチャネル伝送方法。
  3. 前記所定の条件は、
    前記物理下りチャネルと前記CORESET0とがQCLであることは予め定義されたことと、
    前記物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、前記少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないことと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載のチャネル伝送方法。
  4. 前記の前記物理下りチャネルに対応する少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、前記少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないことは、
    前記物理下りチャネルのために最初に設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、前記少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと、
    又は、
    前記物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、前記少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていないこと、を含む、請求項3に記載のチャネル伝送方法。
  5. 前記所定の条件は、
    前記物理下りチャネルのために再設定された少なくとも2つのTCI状態の設定情報が受信されており、且つ、前記少なくとも2つのTCI状態に対する活性化情報が受信されていない場合、前回に活性化されたTCI状態に基づいて、物理下りチャネルを受信することをさらに含む、請求項4に記載のチャネル伝送方法。
  6. 前記の識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することは、
    MIB(Master System Information Block)以外のRRC(Radio Resource Control)シグナリングを伝送することで、前記CORESET0の前記目標TCI状態情報を取得することを含み、ここで、前記RRCシグナリングは、前記CORESET0の識別値を示す第1パラメータ域と、前記CORESET0に対応するTCI状態を示す第2パラメータ域とを含む、請求項1に記載のチャネル伝送方法。
  7. 前記RRCシグナリングは、前記CORESET0の他のパラメータを示すための他のパラメータ域をさらに含み、他のパラメータ域によって示されるパラメータは、前記MIBによって前記CORESET0に対する示されるパラメータと同じである、請求項6に記載のチャネル伝送方法。
  8. 前記のMIB以外のRRCシグナリングを伝送することで、前記CORESET0の前記目標TCI状態情報を取得することは、
    MIB以外のRRCシグナリングの伝送を検出することと、
    前記第1パラメータ域と第2パラメータ域とに基づいて、前記CORESET0の前記目標TCI状態情報を特定することと、
    前記RRCシグナリングの前記他のパラメータ域を無視することと、を含む請求項7に記載のチャネル伝送方法。
  9. 前記第2パラメータ域により示されたTCI状態は少なくとも2つである場合、前記CORESET0の前記目標TCI状態情報を取得することは、
    MAC(Medium Access Control)CE(Control Element)を通じて、前記CORESET0のTCI状態を活性化するための活性化情報を受信することと、
    前記活性化情報に基づいて、前記少なくとも2つのTCI状態から、前記目標TCI状態情報を特定することとをさらに含む、請求項6に記載のチャネル伝送方法。
  10. 前記第2パラメータ域により示されたTCI状態の基準信号はSSB(Synchronization Signal and PBCH Block)であり、ここで、異なるTCI状態に対応するSSBのインデックス番号は異なる、請求項6に記載のチャネル伝送方法。
  11. 前記の識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することは、
    受信したSSBに基づいて、前記SSBの受信品質を算出することと、
    前記SSBの受信品質が、前記CORESET0に対応する目標SSBの受信品質よりも高い場合、前記SSBに対応するCORESETを新たなCORESET0として特定することと、
    前記新たなCORESET0の前記目標TCI状態情報を取得することとを含む、請求項1に記載のチャネル伝送方法。
  12. 前記SSBは、サービングセルのSSB又は目標セルのSSBである、請求項11に記載のチャネル伝送方法。
  13. 端末(200)であって、
    識別値が0である制御リソースセットCORESET0の目標TCI状態情報を取得することに用いられる第1取得モジュール(210)と、
    所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、前記目標TCI状態情報に基づいて受信することに用いられる第1受信モジュール(220)とを含み、ここで、前記物理下りチャネルは、PDCCHをみ、
    前記第1受信モジュールは、
    SSBのindexに対応するCORESET0のPDCCH検索スペースをモニターして、PDCCHを受信することに更に用いられ、前記SSBのindexは、端末が受信した活性化されたTCI stateに対応するindexであることを特徴とする、端末。
  14. ネットワーク機器側に適用されるチャネル伝送方法であって、
    識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報(41)を設定することと、
    所定の条件が満たされると、物理下りチャネル(42)を、前記目標TCI状態情報に基づいて送信することとを含み、ここで、前記物理下りチャネルは、PDCCHをみ、
    MAC CEを通じて、CORESET0の目標TCI状態情報を示すための活性化情報を端末に送信して、端末に、SSBのindexに対応するCORESET0のPDCCH検索スペースをモニターさせて、PDCCHを受信させることを更に含み、
    前記SSBのindexは、端末が受信した活性化されたTCI stateに対応するindexであることを特徴とする、チャネル伝送方法。
  15. ネットワーク機器(500)であって、
    識別値が0である制御リソースセットCORESET0のために目標TCI状態情報を設定することに用いられる設定モジュール(510)と、
    所定の条件が満たされると、物理下りチャネルを、前記目標TCI状態情報に基づいて送信することに用いられる第1送信モジュール(520)とを含み、ここで、前記物理下りチャネルは、PDCCHをみ、
    MAC CEを通じて、CORESET0の目標TCI状態情報を示すための活性化情報を端末に送信して、端末に、SSBのindexに対応するCORESET0のPDCCH検索スペースをモニターさせて、PDCCHを受信させる第3送信モジュールを更に含み、
    前記SSBのindexは、端末が受信した活性化されたTCI stateに対応するindexであることを特徴とする、ネットワーク機器。
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