JP7130754B2 - 無線デバイスをビームフォーミングする際の信号測定を制御すること - Google Patents

無線デバイスをビームフォーミングする際の信号測定を制御すること Download PDF

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Description

本出願は、一般に無線通信システムに関し、詳細には、無線通信システムにおいて受信ビームフォーミングを使用するように動作可能な無線デバイスにおける信号測定を制御することに関する。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになろう。
セルラー通信システムは、一般に、固定であり得るか、または、モバイルである場合、ネットワークのカバレッジエリア内で動き回る間サービスを受信し続けることができる、無線通信デバイスに無線カバレッジを提供する、地上ネットワークを備える。「セルラー」という用語は、カバレッジエリア全体がいわゆる「セル」に分割され、それらのセルの各々が、一般に、地上ネットワークに関連する特定の無線トランシーバ局(または等価物)によってサーブされることから派生する。そのようなトランシーバ局は、しばしば「基地局」と呼ばれる。無線デバイスがあるセルから別のセルに移動するとき、ネットワークは、モバイルデバイスをサーブすることに対する責任を、現在サーブしているセルから「新しい」セルにハンドオーバする。このようにして、無線デバイスのユーザは、ネットワークへの接続を再確立する必要なしに、サービスの連続性を経験する。
図1は、複数の無線アクセスノード110(たとえば、eノードBまたは他の基地局)によって複数の無線通信デバイス105(たとえば、従来のUE、マシン型通信[MTC]/マシンツーマシン[M2M]UE)にシステムカバレッジエリアを提供するセルラー通信システムまたはネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は、対応する無線アクセスノード110を介してコアネットワーク120に接続されるセル115に編成される。無線アクセスノード110は、無線通信デバイス間の、または無線通信デバイスと(固定電話などの)別の通信デバイスとの間の通信をサポートすることに適した追加のエレメントとともに、無線通信デバイス105と通信することが可能である。いくつかの実施形態では、通信ネットワーク100は、3GPPによって規定されたLong Term Evolution(LTE)規格に準拠するLTEネットワークであり、および/または3GPPによって規定された新無線(NR)規格に準拠するNRネットワークである。eノードB/gNBおよびUEなど、ここで使用される専門用語は、非限定的であると見なされるべきであり、その2つの間のある階層関係を特に暗示せず、概して、「eノードB/gNB」はデバイス1と見なされ得、「UE」はデバイス2と見なされ得、これらの2つのデバイスは何らかの無線チャネルを介して互いと通信することに留意されたい。
I. NRアーキテクチャ
NR(別名、5Gまたは次世代)では、通信ネットワーク100のアーキテクチャが3GPPリサーチアクティビティにおいて議論されており、現在のネットワークアーキテクチャ概念が図8に示されており、ここで、「eNB」はLTE eノードBを表し、「gNB」はNR基地局(BS)を表し(1つのNR BSが、1つまたは複数の送信/受信ポイントに対応し得る)、ノード間の線は、3GPPにおいて議論中である対応するインターフェースを示す。さらに、図9は、3GPPリサーチアクティビティにおいて議論されるNR BSを用いた4つの異なる展開シナリオを示す。
II. NRにおけるマルチアンテナ方式
NRのためのマルチアンテナ方式が、現在、3GPPリサーチアクティビティにおいて議論されている。NRでは、100GHzまでの周波数範囲が考慮される。6GHzを上回る高周波数無線通信が、著しいパスロスおよび透過ロスという欠点があることが知られている。この問題に対処するための1つのソリューションは、高いビームフォーミング利得を達成するために大規模アンテナアレイを展開することであり、このことは、高周波数信号の小さい波長により、妥当なソリューションである。したがって、NRのためのMIMO方式は、マッシブMIMOとも呼ばれる。約30/70GHzでは、最大256個のTxおよびRxアンテナエレメントが仮定される。70GHzにおいて1024Txをサポートするための拡張が同意され、30GHzについて議論中である。サブ6GHz通信では、アンテナエレメントの数を増加させることによってより多くのビームフォーミングおよび多重化利得を取得することも傾向である。
マッシブMIMOでは、ビームフォーミングに対する3つの手法、すなわち、アナログ、デジタル、およびハイブリッド(その2つの組合せ)が議論された。アナログビームフォーミングは、NRシナリオにおける高いパスロスを補償することになり、デジタルプリコーディングは、妥当なカバレッジを達成するために必要なサブ6GHzのためのMIMOと同様の追加の性能利得を提供することになる。アナログビームフォーミングの実装複雑さは、アナログビームフォーミングが、多くの実装形態では単純な位相シフタに依拠するので、デジタルプリコーディングよりも著しく小さいが、欠点は、多方向フレキシビリティにおけるアナログビームフォーミングの限定(すなわち、単一のビームが一度に形成され得、次いで、ビームは時間領域において切り替えられる)、広帯域送信のみ(すなわち、サブバンド上で送信することが可能でない)、アナログ領域における不可避の不正確さなどである。LTEにおいて今日使用される(デジタル領域とIF領域との間の、コストがかかる変換器を必要とする)デジタルビームフォーミングは、データレートおよび多重化能力に関して最良の性能を提供する(一度に複数のサブバンド上の複数のビームが形成され得る)が、同時に、デジタルビームフォーミングは、電力消費、統合、およびコストに関して困難であり、それに加えて、利得は送信/受信ユニットの数と線形的にスケーリングしないが、コストは急速に増大する。したがって、コスト効率の高いアナログビームフォーミングおよび大容量デジタルビームフォーミングから恩恵を受けるために、ハイブリッドビームフォーミングをサポートすることが、NRのために望ましい。ハイブリッドビームフォーミングを実施するように設定された回路要素の例示的な図が図10に示されている。ビームフォーミングは、ネットワーク側またはUE側の、送信ビームおよび/または受信ビームに対するものであり得る。
サブアレイのアナログビームが、各OFDMシンボル上で単一方向に向かってステアリングされ得、したがって、サブアレイの数が、各OFDMシンボル上のビーム方向および対応するカバレッジの数を決定する。しかしながら、全サービングエリアをカバーするビームの数は、一般に、特に個々のビーム幅が狭いとき、サブアレイの数よりも大きい。したがって、全サービングエリアをカバーするために、時間領域において別様にステアリングされたナロービームを用いた複数の送信が必要とされる可能性もある。この目的のための複数の狭いカバレッジビームの提供は、「ビームスイーピング」と呼ばれている。アナログおよびハイブリッドビームフォーミングでは、ビームスイーピング技法が、NRにおける基本的なカバレッジを提供する。この目的で、複数のOFDMシンボルが、割り振られ、周期的に送信され得、その複数のOFDMシンボルにおいて、別様にステアリングされたビームがサブアレイを通して送信され得る。図11は、一連の時間的インスタンスにおける、(影付きビームによって表される)2つのサブアレイ上でスイープされるビームを図式的に示す。図12は、一連の時間的インスタンスにおける、3つのサブアレイ上でスイープされるビームを示す。
ビームフォーミングのこれらの様々な形式は、高周波数キャリアが使用されるとき信号利得を改善するために使用され得るが、ビームスイーピングを実施するUEにおいて信号測定を実施する従来の技法および技術に関連するいくつかの短所がある。
たとえば、アナログ的に受信機ビームの方向を変更するまたは受信機ビームスイーピングを実装するUEが、すべての方向から、たとえば、異なる送信ポイント(TP)、異なる送信/受信ポイント(TRP)、異なるセルから、さらには異なるBS送信機ビームから、信号を同時に受信することが可能でないことがある。同時に、UEは、複数のセル上で測定を実施し、どのセルが接続するのに最良であるかを探索および識別し、(各々がセルの異なる送信機ビームに関連する)複数の同期信号ブロック(SSB)上のサービングセル上の無線リンク管理(RLM)を実施することを必要とされる。LTEシステムでは、UEは、アナログビームスイーピングによって限定されることなしに、これらのアクティビティを同時に実施している。NRシステムでは、いくつかのUEにおけるビームスイーピングのあり得るアナログ実装により、そのようなUEのための要件は緩和されなければならない。
1つの従来の手法によれば、アナログビームスイーピングを伴うそのようなUEを考慮するために、測定期間が緩和され、たとえば、受信機ビームスイープの数でスケーリングされ、それは、NRにおけるセルごとの送信ビームまたはSSBの最大サポート数が64であるので、極めて大きくなり得る。さらに、一般的な要件がすべてのUEのために指定されるべきである場合、UEがビームスイーピングをどのように実装するかにかかわらず、すべてのNR UEのための要件が緩和される必要があり、これは、セル識別、測定、RLMなどについての長い遅延、およびLTEと比較してNRの全体的性能が悪いことにつながることになる。一方、要件が緩和されない場合、UEが受信機ビームフォーミングまたは受信機ビームのスイーピングをどのように実装するかに関する厳しい制約が課されることになる。そのような制約は、UEコストを増加させることになり、これは、NR UEをあまり魅力的でなくすることがある。
本明細書で説明される技法および装置のうちのいくつかは、上記の問題に対処し、NR通信システムにおけるUEなど、ビームスイーピングが可能なUEにおけるセル検出、セル識別、RLM、モビリティプロシージャ、ハンドオーバなどについて、より速く、より効率的な測定を可能にする。
一実施形態では、UEは、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、およびUEがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいてUEが満たすことが可能である適用可能な要件の一方または両方を、ネットワークノードまたは別のUEに暗黙的にまたは明示的に指示する。UE信号測定プロシージャが、それに応じて(指示に従って)実施され得、適用可能な要件を満たすように設定され得る。一例では、UEは、測定を実施するためにUEによって必要とされる受信機ビームスイープの数を指示する。別の例では、UEは、測定の信号レベルまたは信号品質、たとえば、SINRおよび/またはキャリア周波数に基づいて測定を実施するためにUEによって必要とされる受信機ビームスイープの数を指示する。また別の例では、UEは、UEが、測定を実施するためにUEによって必要とされる受信機ビームスイープの数を適応させることができるかどうかを示し、適応は、UEが、測定のために使用される参照信号(RS)以外の信号を受信および/または送信しているか否かに基づく。たとえば、UEが、測定のみを実施している(およびデータまたは制御チャネル受信または送信を実施していない)場合、UEは、UEが測定のために使用されるRS以外の信号をも受信および/または送信する場合と比較してより少数の受信ビームスイープを適用し得る。
別の実施形態によれば、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかに応じてUE要件がどのように決定されるかについての方法が説明される。一例では、UEは、UEが、少なくとも部分的に重複する時間リソースにおいて、RS上で測定のみを実施しており、他の信号を受信および/または送信していない場合、測定時間(T1)にわたって測定を実施し得、UEは、UEが、少なくとも部分的に重複する時間期間(T2)において、RS上で測定を実施しており、他の信号をも受信および/または送信している場合、測定時間(T2)にわたって測定を実施し得、ここで、T2>T1であり、これは、後者の場合、より多数の受信ビームスイープがUEによって適用されるからである。別の例では、UEは、UEが、測定時間T1中に同じキャリア周波数上で、測定を実施しておらず、サービングセルから信号/チャネルを受信していない場合、T1中にネイバーセル上で測定を実施し、UEは、UEが、測定時間T2(T2>T1)と少なくとも部分的に重複する時間中に、同じキャリア周波数上で、測定を実施しているおよび/またはサービングセルから信号/チャネルを受信している場合、T2中にネイバーセル上で測定を実施し、これは、UEは、概して、同時にサービングセルおよびネイバーセルのために同じ受信機ビームを使用することが可能でないことがあり、したがって、一度にそれらのうちの1つを実施することになるからである(サービングセルも優先させられることがあり、その場合、ネイバーセル測定を実施することは、T2の場合のように優先度が使用されない場合と比較して、時間がかかり得るT3>T2)。
別の実施形態によれば、ネットワークノードが、たとえば、UE指示またはUE挙動を観察することに基づいて、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかを決定する。決定したことの結果に基づいて、ネットワークノードは、さらに、適用可能なUE要件を決定し、決定された要件に適応的に1つまたは複数のUEプロシージャを設定し得る。ネットワークノードは、さらに、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかを決定したことの結果に基づいて、1つまたは複数のそれ自体のプロシージャを適応させ得る。この実施形態の別の態様によれば、ネットワークノードは、あるタイプの測定を実施する間、UEが、受信ビームスイーピングを無効化するかまたはあるしきい値(たとえば、2)を超えない数の受信ビームスイープを適用するべきであるようにUEを設定し得る。それに応じて、UEは、測定を行う間、受信機ビームスイーピングを適用しないかまたは低減された数のビームスイープを適用することになる。この場合、UEはまた、1つのまたは限られた数(たとえば、2)のセル上でのみ測定を実施し、ならびに/あるいはUEは、受信された信号レベルおよび/または信号品質があるしきい値を上回る(たとえば、SINR≧-3dB)セル上で測定を実施し得る。そのような測定の例は、測位、SONなどのために行われる測定である(たとえば、CGI収集など)。
また別の実施形態によれば、ネットワークノードは、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、およびUEがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいてUEが満たすことが可能である適用可能な要件の一方または両方を、別のネットワークノードまたは第2のUEに指示する。
本明細書で説明される実施形態は、互いと組み合わせられ得、たとえば、ネットワークノード実施形態が、UE実施形態に基づき、指示を説明し得、UE実施形態またはネットワーク実施形態が、UE要件を決定するための実施形態と組み合わせられ得る。
図面は、開示される主題の選択された実施形態を示す。図面において、同様の参照ラベルは同様の特徴を示す。
無線通信ネットワークを示す図である。 無線通信デバイスを動作させる方法を示すフローチャートである。 無線アクセスノードを動作させる方法を示すフローチャートである。 無線通信デバイスを示す概略図である。 無線通信デバイスを示す機能ブロック図である。 無線アクセスノードを示す概略図である。 無線アクセスノードを示す機能ブロック図である。 無線通信ネットワークの例示的なアーキテクチャの図式図である。 NR BSを用いた無線通信ネットワークの4つの異なる展開シナリオの図式図である。 ハイブリッドビームフォーミングを実施するための回路要素の概略図である。 一連の時間的インスタンスにおける、2つのサブアレイ上でスイープされる無線信号ビームの図式図である。 一連の時間的インスタンスにおける、3つのサブアレイ上でスイープされる無線信号ビームの図式図である。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
I. 専門用語
本明細書で使用されるセルは、たとえば、1つまたは複数の送信ポイント(TRP)によって提供される、物理セルまたは仮想セルであり得ることに留意されたい。物理セルは、たとえば、たとえば、3GPP規格において規定されている物理レイヤセル識別情報(PCI)によって識別され得る。このPCIは、1次同期信号および/または2次同期信号(PSS/SSS)、ならびにセルについてのセル参照信号(CRS)にひも付けられ得る。仮想セルは、対照的に、たとえば、0個またはそれ以上の他の仮想セルとともに、物理セル内に作成され得る。仮想セルの識別情報が、セルにおけるチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)またはセルにおいて送信される任意のタイプの参照信号にひも付けられ得る。
無線デバイスは、無線信号を介して無線で無線ネットワークノードまたは別の無線デバイスと通信することが可能な任意のタイプのデバイスである。したがって、無線デバイスは、ユーザ機器、移動局、ラップトップ、スマートフォン、マシンツーマシン(M2M)デバイス、マシン型通信(MTC)デバイス、狭帯域モノのインターネット(IoT)デバイスなどを指し得る。この点について、ユーザ機器は、必ずしも、デバイスを所有し、および/または動作させる個人という意味における「ユーザ」を有するとは限らない。無線デバイスは、コンテキストが別段に指示しない限り、無線通信デバイス(wireless communication device)、無線デバイス、無線通信デバイス(radio communication device)、無線端末、または単に端末と呼ばれることもあり、これらの用語のいずれかの使用は、デバイスツーデバイスUEまたはデバイス、マシン型デバイスまたはマシンツーマシン通信が可能なデバイス、無線デバイスを装備したセンサー、無線対応テーブルコンピュータ、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、無線顧客構内機器(CPE)などを含むものとする。本明細書の議論では、マシンツーマシン(M2M)デバイス、マシン型通信(MTC)デバイス、無線センサー、およびセンサーという用語も使用され得る。これらのデバイスはUEであり得るが、概して、直接の人間対話なしにデータを送信および/または受信するように設定され得ることを理解されたい。
IoTシナリオでは、本明細書で説明される無線デバイスは、監視または測定を実施し、そのような監視測定の結果を別のデバイスまたはネットワークに送信する、マシンまたはデバイスであり得るか、あるいはその中に備えられ得る。そのようなマシンの特定の例は、電力計、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人用ウェアラブルなどである。他のシナリオでは、本明細書で説明される無線デバイスは、車両中に備えられ得、車両の動作ステータスまたは車両に関連する他の機能の監視および/または報告を実施し得る。
本明細書で使用される無線アクセスノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、ネットワーク機器への無線アクセスを可能にし、および/または提供する、無線通信システムにおける他の機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の無線ノードを備える。無線アクセスノードの例は、限定はしないが、基地局(BS)、無線基地局、ノードB、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR無線ノード、エボルブドノードB(eNB)、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、マクロ基地局、(アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある)集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニットなど、分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレーノード、リレードナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、無線アクセスポイント、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散型アンテナシステム(DAS)におけるノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/またはMDTを含む。しかしながら、より一般的には、無線アクセスノードは、無線通信ネットワークへの無線デバイスアクセスを可能にし、および/または提供し、あるいは、無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)であり得る。上記のリストは、ただ代替無線アクセスノードを表すものではなく、無線アクセスノード機器のクラスの様々な例ならびに特定の無線アクセスノード機器の例を表すものである。
BSは、たとえば、3GPP TS38.300 v15.0.0および3GPP TS37.340 v15.0.0において記載されているgNB、ng-eNB、またはen-gNB、あるいはリレーノード、あるいは実施形態に準拠する任意のBSを備え得る。
本明細書で使用される無線ノードは、UEまたは無線アクセスノードを示すために使用され得る。
本明細書で使用されるシグナリングは、(たとえば、RRCなどを介した)上位レイヤシグナリング、(たとえば、物理制御チャネルまたはブロードキャストチャネルを介した)下位レイヤシグナリング、またはそれらの組合せのいずれかを含み得る。シグナリングは暗黙的または明示的であり得る。シグナリングは、さらに、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストであり得る。シグナリングはまた、別のノードに直接であるか、または第3のノードを介し得る。
本明細書で使用される無線測定は、無線信号に対して実施される任意の測定を指し得る。無線測定は絶対的または相対的であり得る。無線測定は信号レベルと呼ばれることがあり、信号レベルは信号品質および/または信号強度であり得る。無線測定は、たとえば、周波数内測定、周波数間測定、RAT間測定、CA測定などであり得る。無線測定は、単方向(たとえば、DLまたはUL)または双方向(たとえば、RTT、Rx-Txなど)であり得る。無線測定のいくつかの例:タイミング測定(たとえば、TOA、タイミングアドバンス、RTT、RSTD、Rx-Tx、伝搬遅延など)、角度測定(たとえば、到来角)、電力ベース測定(たとえば、受信信号電力、RSRP、受信信号品質、RSRQ、SINR、SNR、干渉電力、総干渉プラス雑音、RSSI、雑音電力など)、セル検出またはセル識別、無線リンク監視(RLM)、システム情報(SI)読取り、SFNフレーム時間差(SFTD)、SFNサブフレーム時間差(SSTD)、リソースエレメント当たりの参照信号受信エネルギー対総雑音の比(
Figure 0007130754000001
)など。RSRPのいくつかの特定の例は、SS-RSRP、CSI-RSRP、NRSRPなどである。RSRQのいくつかの特定の例は、SS-RSRQ、CSI-RSRQ、NRSRQなどである。SINRのいくつかの特定の例は、RS-SINR、SS-SINR、CSI-SINRなどである。
本明細書で使用される測定性能という用語は、無線ノードによって実施される測定の性能を特徴づける任意の基準またはメトリックを指し得る。測定性能という用語は、測定要件、測定性能要件などとも呼ばれる。無線ノードは、実施された測定に関係する1つまたは複数の測定性能基準を満たさなければならない。測定性能基準の例は、測定時間、測定時間で測定されるべきセルの数、測定報告遅延、測定精度、参照値に関する測定精度(たとえば、理想的な測定結果)などである。測定時間の例は、測定期間、セル検出またはセル識別期間、評価期間(たとえば、セル評価あるいはRLM同期中またはRLM同期外れ評価)、ビーム検出またはビーム識別期間、SSBインデックス収集時間、SI読取り時間などである。
ここでのヌメロロジーという用語は、サブキャリア間隔、帯域幅内のサブキャリアの数、リソースブロックサイズ、シンボル長、CP長などのうちのいずれか1つまたはそれらの組合せを含み得る。ある特定の非限定的な例では、ヌメロロジーは、7.5kHz、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、または240kHzのサブキャリア間隔を含む。別の例では、ヌメロロジーは、30kHz以上のサブキャリア間隔を伴って使用され得るCP長である。
本明細書のビームフォーミングという用語は、たとえば、ビームスイーピング、ビームフォーミング、ビームスイッチングなどのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。本明細書の受信機ビームフォーミングまたは受信ビームフォーミングという用語は、たとえば、受信機ビームスイーピングまたは受信機ビームスイープ、受信機ビームフォーミング、受信機ビームスイッチングなどのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
II. 無線デバイスにおける方法
一実施形態によれば、(本明細書ではUEとも呼ばれる)無線デバイスは、1)無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、および2)無線デバイスがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいてUEが満たすことが可能である適用可能な測定要件の一方または両方の指示を、ネットワークノードまたは別のUEに(暗黙的にかまたは明示的にかにかかわらず)提供する。
いくつかのUE測定プロシージャが、適用可能な測定要件を満たすために、それに応じて(すなわち、(1つまたは複数の)指示に従って)実施される。
指示は、UE選好、UE設定、さらにはUE能力を含み得る。受信機ビームフォーミング(たとえば、ビームスイープ)に関係する指示は、UEのあらかじめ規定された設定であり得るか、あるいは、その指示は、UEの現在の設定であり得るか、あるいは、その指示は、将来の時間におけるUEの予想される設定(たとえば、UEによって実施されるべき次の測定では、5秒など、次のX時間単位にわたって)であり得るか、あるいは、その指示は、あるタイプの測定(周波数内または周波数間またはRAT間、異なる測定目的、たとえば、RRM、モビリティ、測位、SONなど、帯域幅しきい値によって決定された広帯域幅または通常/狭帯域幅測定)、またはあるタイプのセル(たとえば、サービングセルまたは非サービングセル、スモールセルまたはマクロセル、F1上のセルまたはFR2上のセルなど)上での測定に関連するUEの設定であり得る。いくつかの例では、同じUEは、たとえば、条件、UE動作タイプ(たとえば、CAまたは非CA、設定されたおよび/またはアクティブにされたCCの数など)、スタンドアロンNRまたは非スタンドアロンNR動作、設定された測定の数、測定のタイプ(たとえば、RRM、モビリティ、測位など。より多くの例について上記の専門用語セクションIも参照)、受信すべきチャネルのタイプ(たとえば、ブロードキャスト、マルチキャスト、専用、MBMS、制御チャネル、データチャネル、PBCHなど)に応じて、異なる指示を提供し得る。
一実施形態では、明示的指示は、ネットワークノードまたは第2のUEに送信されたパラメータまたはメッセージを含む。別の実施形態では、暗黙的指示はUE動作方法を含み、そのUE動作方法に基づいて、1)UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、および2)UEがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいてUEが満たすことができる適用可能な測定要件のうちの少なくとも1つに関係する少なくとも1つのパラメータを決定することが可能である。パラメータまたはメッセージコンテンツの例は、UE受信ビーム能力を反映するまたはUE受信ビーム能力に関連する数であって、その数が、たとえば、その要件において使用され得る(たとえば、より大きい数が、より長い検出または測定時間を与える)、UE受信ビーム能力を反映するまたはUE受信ビーム能力に関連する数、設定されたまたはサポートされる受信ビームスイープの数、設定されたまたはサポートされる受信ビーム方向の数、測定すべきセル(またはTRP)の数および設定されかまたはサポートされるビームスイープの数の最小値、要件インデックス(要件が、1)UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施している/実施しようとしているかに関連するのか、2)UEが満たすことができる適用可能な測定要件に関連するのかに応じて、異なるインデックスが異なる要件に関連し得る)を含む。
パラメータまたはメッセージコンテンツの別の例は、一方では信号レベルおよび/または信号品質および/またはキャリア周波数または周波数範囲と、他方ではいくつかの(1つまたは複数の)測定を実施するために必要とされる受信ビームスイープの数(N)との間の関連付けを含む。(信号レベルの例は、信号強度、信号品質などである。信号強度の例は、RSRP、SCH_RP、パスロスなどである。信号品質の例は、RSRQ、SNR、SINR、SS Es/Iotなどである。たとえば、測定を行うためにUEによって必要とされる受信ビームスイープの数は、より低い信号レベルの場合、より高い信号レベルのために必要とされる受信ビームスイープの数と比較して、より大きくなり得る。一例として、信号品質(たとえば、SINR)がしきい値を下回るとき、UEは、測定を実施するためにN1個の受信ビームスイープを必要とし得るが、他の場合、信号品質(たとえば、SINR)がしきい値に等しいかまたはそれよりも大きいとき、UEは、同じタイプの測定を実施するためにN2個の受信ビームスイープを必要とし、ここで、N1>N2であり、特殊な場合として、N1>1およびN2=1である。)
パラメータまたはメッセージコンテンツの別の例は、あるタイプのキャリア周波数または周波数レイヤ上で測定を行うためにUEによって必要とされる受信ビームスイープの数を含む。キャリアのタイプの例は、周波数内キャリア、対応する測定が周波数内測定である、周波数間キャリア、対応する測定が周波数間測定である、RAT間キャリア、対応する測定がRAT間測定である、マルチキャリア動作における設定されたキャリア(たとえば、PCC、SCC、PSCなどの上での測定)などである。
パラメータまたはメッセージコンテンツの別の例は、UEによって測定が実施されるべきであるキャリア周波数の数(K)の関数として測定を行うためにUEによって必要とされる受信ビームスイープの数(N)を含む。パラメータNは、Kとともに増加し得る。しかしながら、パラメータNとKとの間の関係は、線形であるか、または非線形、たとえば、N=f(α、K)であり得、ここで、αは、キャリアごとに必要とされる受信ビームスイープの最小数である。特定の例では、N=α*Kである。
パラメータまたはメッセージコンテンツの別の例は、あるタイプの測定を行うためにUEが必要とするビームスイープの数を含む。測定のタイプの例は、RSRP/RSRQ、セル識別、RLMのための同期外れ評価、RLMのための同期中評価、SINR、SFTD、SSTD、測位測定(たとえば、RSTD)などである。たとえば、受信ビームスイープの数は、その測定に関与するセルの数に依存し得る。一例として、セル上で実施される絶対RSRP測定では、受信機ビームスイープの数はN3であるが、第1のセル(cell)および第2のセル(cell2)上で実施される相対RSRPでは、受信ビームスイープの数はN4であり、ここで、N4>N3、たとえば、N4=2*N3である。cell1およびcell2上での相対測定は、cell1上での測定をcell2上での測定と比較すること、たとえば、cell1上のRSRPとcell2上のRSRPとの間の差を含む。また別の例では、SFTDまたはSSTDのためにUEによって必要とされる受信ビームスイープの数は、N5であり、ここで、N5>N3である。SFTDまたはSSTD測定は、2つのセル、たとえば、PCellおよびPSCellのタイミングの比較を伴う。
パラメータまたはメッセージコンテンツの別の例は、同じまたは重複する時間リソースにおいて、UEが測定のために使用されていない信号(非RS)をも受信および/または送信しているかどうかに基づいて、UEが測定のために受信ビームスイープの数を適応させることができるかどうかを指示するパラメータを含む。適応は、さらに、測定のために使用されるRS(たとえば、SSB)のサブキャリア間隔(SCS)と、測定のために使用されるRS以外の信号のSCSとの間の関係に依存し得る。これは、アンテナアレイが、主に、測定以外の目的(たとえば、制御および/またはデータチャネルの受信)のために使用されるが、測定のためにアンテナアレイを使用することによって実現される。一例では、UEは、UEが制御チャネルおよび/またはデータチャネルを受信および/または送信しているかどうかにかかわらず、UEが、測定を行うために同じ数の受信ビームスイープを必要とすることを指示し得る。第2の例では、UEは、UEが制御チャネルおよび/またはデータチャネルを受信および/または送信しているかどうかに応じて、UEが、RS上で測定を行うために受信ビームスイープの数を適応させることができることを指示し得る。制御チャネルの例は、PDCCH、PUCCH、PBCHなどである。データチャネルの例は、PDSCH、PUSCHなどである。
(すぐ上で説明された)UEが受信ビームスイープの数を適応させることができる例示的な実施形態では、UEは、RS信号のSCSと非RS信号のSCSとが同じである場合、受信ビームスイープの数の必要を指示し得る。たとえば、UEが、Y1時間リソースと時間的に少なくとも部分的に重複するY2リソースにおいてもデータチャネルを受信している場合、Y1時間リソース上であるキャリアのセル上で測定を行うための受信ビームスイープの数N6が指示され得る。代替的に、UEが、Y1時間リソースと時間的に少なくとも部分的に重複するY2リソースにおいてデータチャネルを受信していない場合、Y1時間リソース上であるキャリアのセル上で測定を行うための受信ビームスイープの数N7が指示され得、ここで、N6>N7である(たとえば、N6=4であるのに対してN7=2である)。概して、データおよび/または制御チャネルのために使用される未使用のアンテナアレイまたは処理リソースを使用することによって、受信ビームスイープのより短い値(N7)が実現される。
代替的に、UEが受信ビームスイープの数を適応させることができる別の例示的な実施形態では、RS信号のSCSと非RS信号のSCSとが異なり、UEが、重複する時間リソースにおいて非RS上で測定を行い、および信号を受信することができる場合、UEは、受信ビームスイープの数の必要を指示し得る。たとえば、UEが、Y1時間リソースと時間的に少なくとも部分的に重複するY2リソースにおいてもデータチャネルを受信している場合、Y1時間リソース上でキャリアのセル上で測定を行うための受信ビームスイープの数N8が指示され得る。代替的に、UEが、Y1時間リソースと時間的に少なくとも部分的に重複するY2リソースにおいてデータチャネルを受信していない場合、Y1時間リソース上でキャリアのセル上で測定を行うための受信ビームスイープの数N9が指示され得、ここで、N8>N9である(たとえば、N8=4であるのに対してN9=1である)。概して、データおよび/または制御チャネルのために使用される未使用のアンテナアレイまたは処理リソース(たとえば、FFTまたはIFFT)に関係するさらに多くのリソースを使用することによって、受信ビームスイープのはるかに短い値(N9)が実現される。
別の例では、UEは、UEがビームスイーピングを実施することを可能にされるか否かを制御する、ネットワークノードからの有効化/無効化インジケータ(対応するネットワークノード実施形態参照)をも受信し得る。このインジケータは、(一例では)すべてのまたは(別の例では)いくつかのタイプの測定に適用することができる。さらに、受信ビームスイープを無効化することは、有効化インジケータが受信された場合のナロービーム受信とは対照的に、UEにおけるワイドビームまたは全方向受信を設定することをも含み得る。
III. ネットワークノードにおける方法
A. UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかを決定すること
別の実施形態によれば、ネットワークノードは、たとえば、UE指示(たとえば、UE実施形態における方法参照)、UE挙動を観測すること、または別のネットワークノードから(たとえば、別のBS、コアネットワークノードまたは測位ノードから - 以下のセクションBも参照)受信された指示に基づいて、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかを決定する。決定したことの結果に基づいて、ネットワークノードは、さらに、適用可能なUE要件を決定し(たとえば、無線デバイス要件を決定する方法を説明する以下のセクションIV参照)、決定された要件に適応的に1つまたは複数のUEプロシージャを設定し得る。ネットワークノードは、さらに、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかを決定したことの結果に基づいて、1つまたは複数のそれ自体のプロシージャを適応させ得る。
決定された要件に適応的に1つまたは複数のUEプロシージャを設定することは、たとえば、以下を含み得る。
・ UE周波数内および/または周波数間測定を設定すること。
・ (送信されたDL信号周期性よりも短いかまたはそれと同じであり得る)測定周期性、たとえば、さもなければ(UEが受信ビームフォーミングをどのように実施するかに基づく)測定時間または測定時間要件がしきい値よりも長くなる場合、より短い周期性、を設定すること。
・ 測定帯域幅または許容測定帯域幅、たとえば、さもなければ(UEが受信ビームフォーミングをどのように実施するかに基づく)測定時間または測定時間要件がしきい値よりも長くなる場合、より大きい帯域幅、を設定すること。
・ 測定すべきSSBおよび/またはビームおよび/またはセルおよび/または周波数の数(たとえば、受信ビームスイープまたは受信ビームの数がしきい値を上回る場合、測定すべきSSB/ビーム/セル/周波数のより小さい数)を設定すること。
・ UEがしきい値よりも多くの数の受信ビームスイープまたは受信ビームをサポートしない場合、(FR2またはミリメートル波周波数範囲の代わりに)FR1におけるセルに変更するようにUEを設定すること。
・ UEを測定または監視するための周波数を設定すること。
・ たとえば、UEにおける広範な受信ビームフォーミングを必要とし得るセルをリスト中に含む、ブラックセルリスト(測定すべきでないセル)を設定すること。
・ UEにおける1つまたは複数のカウンタまたはタイマー、たとえば、測定時間がより長い場合、より長い測定有効性タイマー、を設定すること、ハンドオーバ関係タイマーを設定すること、RLMまたはRLFタイマーを設定すること。
・ 決定したことの結果に基づいてUE測定のためのサンプルの数を設定すること。
・ 満たされるべき要件をUEに指示すること(たとえば、要件を決定するサンプルの数を設定することあるいは要件IDまたはインデックスを設定すること、ここで、要件が、1)UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施している/実施しようとしているかに関連するのか、2)UEが満たすことができる適用可能な測定要件に関連するのかに応じて、異なるインデックスが異なる要件に関連し得る)。
また別の例では、ネットワークノードは、受信ビームスイープを無効化するようにUEを設定するか、あるいは(一例では)すべてのまたは(別の例では)あるタイプの測定を行うための許容されるビームスイープの最大数を伴ってUEを設定し得る。測定は、特定の目的のために、たとえば、測位、SON機能、パラメータチューニングなどのネットワークプランニング、MDTなどのためにUEによって実施され得る。このタイプの測定は、所定のまたは確定的な時間内にUEによって実施されることが予想される。ネットワークノードは、さらに、UEが測定を実施し得るセルの最大数を伴ってUEを設定し得る。特定の例では、UEは、いかなる受信機ビームスイープもなしに、または限られた数の受信機ビームスイープ(たとえば、2つのスイープ)を用いて、あるタイプのSON測定(たとえば、ターゲットセルのセルグローバルID(CGI))を実施するように設定され得る。この場合、UEは、さらに、UEが、(ビームスイープなし、または限られた数のビームスイープに関連する)指示された測定を行っている間、任意の他の測定を実施しないことを可能にされ得る。これは、UEが、明確に規定された時間期間内に要求された測定を実施することを可能にする。これは、あらかじめ規定されたルールによっても実現され得る。たとえば、UEが特定のタイプの測定を伴って設定された場合、その測定の測定時間中に、UEは、UEが受信ビームスイープを無効化するか、またはビームスイープの数がある値(たとえば、2)を超えない間、特定のセル上でその測定のみを実施するものとする。
受信ビームスイープを無効化することは、UEにおけるワイドビームまたは全方向受信を設定することをも含み得る。
ネットワークノードのプロシージャのうちの1つまたは複数を適応させることは、たとえば、以下のうちの1つまたは複数を含み得る。
・ ネットワークノードにおけるUE動作に関係する1つまたは複数のカウンタまたはタイマーを設定すること。
・ 受信ビームフォーミングを用いてUEによって受信されるべきネットワークノードの送信のうちの少なくとも1つを設定すること(たとえば、1)UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施している/実施しようとしているか、または2)UEが満たすことができる適用可能な測定要件に基づいて、より速い測定時間および/またはより高い精度を可能にするために、送信された信号帯域幅、密度、周期性、送信電力などを増加させる)。
・ 受信ビームフォーミングを用いてUEによって受信されるべき少なくとも1つの送信のヌメロロジーを設定すること(たとえば、すべてのUEが少なくともN個のビームを用いたビームスイーピングをサポートする場合、サブキャリア間隔を増加させ、他の場合、サブキャリア間隔を増加させないかまたは低減しない)。
B. 別のネットワークノードまたは第2のUEへの指示
また別の実施形態によれば、ネットワークノードは、1)UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、および2)UEがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいてUEが満たすことが可能である適用可能な測定要件の一方または両方を、別のネットワークノード(たとえば、別のBS、コアネットワークノードまたは測位ノード)または第2のUEに指示する。
UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているか、および/あるいはUEが満たすことが可能である適用可能な測定要件は、別のノード(たとえば、UEまたは別のネットワークノード)から受信されるか、あるいはUE挙動または動作を観測することによってネットワークノードによって決定され得る。ネットワークノードは、次いで、この情報をまた別のネットワークノードまたは別のUEに(たとえば、このUEが、関係するUEへのその送信または関係するUEとの動作を最適化することを可能にするために)再送または中継し得る。
指示を送ることは、受信ノードから要求されると、非送信請求式に、または特定のプロシージャの一部分としてであり得る(たとえば、ハンドオーバにおいてターゲットセルはソースセルから指示を受信し得る)。送ることはまた、選択的であり、たとえば、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかおよび/あるいはUEが満たすことが可能である適用可能な測定要件に関係するパラメータ(UE実施形態および要件を決定するための方法における例示的なパラメータ参照)がしきい値を上回るときにのみであり得る。
IV. 無線デバイス要件を決定する方法
別の実施形態によれば、UEが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかに応じて無線デバイスまたはUE測定要件(別の実施形態では適用可能な要件と呼ばれることもある)がどのように決定されるかについての方法が説明される。UEは、決定された要件を満たすことが必要とされる。要件は、UEについて静的または固有であり得るか、あるいは現在のUE設定またはUE選好に応じて動的であり得る。
決定されたUE測定要件の例は、UEがビームフォーミングをどのように実施しているかに関係する少なくとも1つのパラメータの関数であり得る、測定時間(上記の専門用語セクションI参照)を含む。パラメータは、UEから受信されるか、またはUEから受信されたメッセージに基づいて決定され得る(さらなる詳細については、たとえば、上記のセクションII参照)。その上、パラメータは、UEによってシグナリングされたまたはUEによって宣言されたUE能力であり得る(たとえば、ある宣言された能力をもつUEが、この宣言可能な能力に基づく要件を使用してテストされることになる)。代替的に、パラメータは、UE能力に基づいて決定され得る。その上、パラメータは、UE挙動またはUE性能を観測すること(たとえば、UEがサービングセルおよび/またはネイバーセルのための測定を報告するのにどのくらいの時間がかかるかを観測すること)の結果であり得る。パラメータの例は上記のセクションIIにおいて提供される。
UEがビームフォーミングをどのように実施しているかに関係する少なくとも1つのパラメータの関数の例は、以下を含む。
・ たとえば、常に、あるいはパラメータが第1の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps<ItAlIc><</ItAlIc>しきい値)、パラメータとともにスケーリングする関数。
・ たとえば、少なくとも、パラメータが第2の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps<ItAlIc>></ItAlIc>しきい値)、パラメータとともに非線形的に増加する関数。
・ 受信機ビームスイーピングが使用される場合、固定デルタ時間の加算を含む関数、ここで、デルタは、UEが受信する必要があり得る受信機ビームの数または方向の数(たとえば、測定されたセルの数あるいは異なるTPまたはTRPの数)に依存し得る。
・ 関数F=f_bestBeamsSweepsSearch+f_meas、ここで、UEは、(1つまたは複数の)最良のビームまたは(1つまたは複数の)最良のビームスイープを探索し、(1つまたは複数の)最良のものを選択し、次いで、それらの上でさらなる測定、セル検出などを実施する。(たとえば、スイープの数N_sweepsを用いて、最高で、探索のために利用可能であり、UEによってサポートされるのと同じ数の受信ビーム上で実施され得る)最良のビーム/ビームスイープ探索は、(たとえば、低減されたスイープの数N’_sweepsを使用して)測定のために必要とされるべき受信ビームの数を低減し得る。
セル検出のために適用可能な、第1の例示的な関数は、以下の通りである。
TPSS/SSS=max(Tmin,f_bestBeamsSweepsSearch+f_meas)
=max(Tmin,f_bestBeamsSweepsSearch+[5]×SMTC期間)、
ここで、検出時間に対する最小境界Tminも課され、f_bestBeamsSweepsSearchは、たとえば、[1]×N_sweeps×SMTC期間であり得る。これは、直接スケーリング手法、つまりmax(Tmin,[5]×SMTC期間×N_sweeps)の場合よりも良好(より短い時間)である。。
第2の例示的な関数は、以下の通りである。
TPSS/SSS=max(Tmin,f_bestBeamsSweepsSearch(N_sweeps)+N2ssb×SMTC期間×N’_sweeps)、
ここで、f_bestBeamsSweepsSearch(N_sweeps)は、N_sweepsの関数であり、たとえば、
f_bestBeamsSweepsSearch(N_sweeps)=N1ssb×N_sweeps×SMTC期間、
ここで、Nssbは、ビーム/スイープ探索に費やされたSSBの数であり、N2ssbは、低減されたビーム/スイープ上のさらなる測定のために費やされたSSbsの数であり、N_sweeps>N’_sweepsである。
一実施形態では、測定精度は、UEがビームフォーミングをどのように実施しているかに関係する少なくとも1つのパラメータ(上記のパラメータ例参照)に依存し得る。たとえば、パラメータが第1の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps>第2のしきい値)、第1のしきい値よりも悪い精度が使用され得、パラメータが第2の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps<第2のしきい値)、第1のしきい値よりも良好な精度が使用され得る。
一実施形態では、(たとえば、RLMのためのチャネルまたはシステム情報読取りまたは仮想チャネルのための)ターゲットBLERが、UEがビームフォーミングをどのように実施しているかに関係する少なくとも1つのパラメータ(上記のパラメータ例参照)に依存し得る。たとえば、パラメータが第1の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps>しきい値)、より高いBLERがターゲットにされ得、パラメータが第2の開区間または閉区間内にあるとき(たとえば、N_sweeps<しきい値)、より低いBLERがターゲットにされ得る。
一実施形態では、測定あるいはサービングキャリア周波数および/または別のキャリア周波数上でチャネルを受信することのために最小数のサンプルが必要とされ得る。2つまたはそれ以上の周波数のために同じ受信機ハードウェアが共有される場合、要件は、両方の周波数に関して、等しく影響を及ぼされ(たとえば、上記で測定時間について要件がどのように説明されたかと同様にスケーリングまたは緩和され)得る。代替的に、要件は、優先度または共有ファクタに基づいて両方の周波数に関して、影響を及ぼされ(たとえば、上記のように測定時間について要件がどのように説明されたかと同様にスケーリングまたは緩和され)得る。代替的に、要件は、測定すべき残りの周波数が絶対優先度を有する場合、周波数のうちの1つまたはサブセットに関して、影響を及ぼされ(たとえば、上記のようにスケーリングまたは緩和され)得る。
一実施形態では、UEは、UEが、測定のために使用される時間リソース(たとえば、CSI-RSリソースを含んでいるシンボル、SSBを含んでいるシンボルなど)と少なくとも部分的に重複する時間リソースにわたってデータチャネルおよび/または制御チャネルをも受信している場合、第1の測定時間(T1)にわたって測定を実施することを必要とされ得る。代替的に、UEは、UEが、測定のために使用される時間リソース(たとえば、CSI-RSリソースを含んでいるシンボル、SSBを含んでいるシンボルなど)と少なくとも部分的に重複する時間リソースにわたってデータチャネルまたは制御チャネルを受信していない場合、第2の測定時間(T2)にわたって測定を実施することを必要とされ得る。この例では、T2<T1である。第2のシナリオにおいて、UEが、測定を実施するために受信ビームスイーピングを行うためにデータ/制御チャネル受信のために使用されるUEのリソース(たとえば、アンテナアレイ、FFT/IFFTなど)を再使用することが可能であることにより、より短い時間が達成される。T1およびT2の値は、異なるシナリオにおいて必要とされる受信機ビームスイープの数に依存する。また別の例では、T2の値またはT2とT1との間の関係は、さらに、RSのSCSと非RSのSCSとに依存し得る。測定がRS上で行われ、非RSが制御チャネルおよび/またはデータチャネルを指す。一例では、RSのSCSと非RSのSCSとが同じである場合、T2=T21であり、そうではなく、RSのSCSと非RSのSCSとが異なる場合、T2=T22であり、ここで、T22<T21である。T1およびT2の例は、それぞれ、200msおよび400msである。別の例では、T1=Nbs*T2であり、ここで、Nbs=受信ビームスイープの数である。
別の例では、UEは、いくつかのルールに基づいて測定を実施することを必要とされる。たとえば、UEは、UEが、測定時間T1中に同じキャリア周波数上で、測定を実施しておらず、サービングセルから信号/チャネルを受信していない場合、T1中にネイバーセル上で測定を実施することを必要とされ得、UEは、UEが、測定時間T2(T2>T1)と少なくとも部分的に重複する時間中に、同じキャリア周波数上で、測定を実施しているおよび/またはサービングセルから信号/チャネルを受信している場合、T2中にネイバーセル上で測定を実施し、これは、UEは、概して、同時にサービングセルおよびネイバーセルのために同じ受信機ビームを使用することが可能でないことがあり、したがって、一度にそれらのうちの1つを実施することになるからである。サービングセルも優先させられることがあり、その場合、ネイバーセル測定を実施することは、T2の場合のように優先度が使用されない場合と比較して、時間がかかり得るT3>T2。
また別の例では、UEは、UEが、UEにおけるナロービーム受信を無効化する(したがって、ワイドビームまたは全方向性受信を設定する)無効化インジケータをネットワークノードから受信した場合、測定要件の第1のセットを満たすことを必要とされ得、UEは、UEが、無効化インジケータを受信しないかまたは有効化インジケータを受信した場合、測定要件の第2のセットを満たすことを必要とされ得る。一例では、要件の第2のセットは、有効化インジケータを受信するまたは(等価的に)無効化インジケータを受信しない場合、より長い測定期間を備え得る。
IV. 追加の実施形態
図2は、1つまたは複数の実施形態による、無線デバイス105によって実施される方法200を示す。図2に示されているように、方法200は、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかの第1の指示を無線ノードに提供すること(ステップ205)を含む。方法200は、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかの第1の指示に従って、信号測定プロシージャの一部として受信機ビームフォーミングを実施すること(ステップ210)をさらに含む。いくつかの実施形態では、方法200は、無線ノードから設定メッセージを受信すること(ステップ215)と、設定メッセージに基づいて、無線ノードによって決定された測定要件に従って信号測定プロシージャを設定することであって、測定要件は、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかに基づいて決定される、信号測定プロシージャを設定すること(ステップ220)とをさらに含む。本方法は、同様に他の随意のステップを含むように適応され得る。
たとえば、上述のように、無線デバイスは、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかの指示を(暗黙的にかまたは明示的にかにかかわらず)提供し、および/あるいは無線デバイスがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいて無線デバイスが満たすことが可能である適用可能な測定要件の指示を提供し得る。したがって、方法200の一実施形態では、ステップ205は、無線デバイスがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいて無線デバイスが満たすことが可能である適用可能な測定要件の第2の指示を提供することを含む。第2の指示は、第1の指示に加えてまたは第1の指示の代わりに提供され得る。その上、ステップ210は、第1の指示に従って受信機ビームフォーミングを実施することの代わりにまたは第1の指示に従って受信機ビームフォーミングを実施することに加えて、第2の指示に従って信号測定プロシージャの一部として受信機ビームフォーミングを実施することを含み得る。
図3は、無線デバイスと無線通信するように動作可能な基地局110など、無線アクセスノードによって実施される方法300を示す。方法300は、無線デバイスから、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかの第1の指示を受信すること(ステップ305)を含む。本方法は、第1の指示に基づいて、無線デバイスが信号測定プロシージャの一部として満たすべき測定要件を決定すること(ステップ310)をさらに含む。本方法は、決定された測定要件に従って適応的に信号測定プロシージャを実施するように無線デバイスを設定すること(ステップ315)をさらに含む。いくつかの実施形態では、本方法は、決定された測定要件に従って無線アクセスノードによって実施されるプロシージャを設定すること(ステップ320)をさらに含む。本方法は、同様に他の随意のステップを含むように適応され得る。
たとえば、上述のように、無線デバイスは、無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかの指示を(暗黙的にかまたは明示的にかにかかわらず)提供し、および/あるいは無線デバイスがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいて無線デバイスが満たすことが可能である適用可能な測定要件の指示を提供し得る。したがって、方法300の一実施形態では、ステップ305は、無線デバイスがその受信機ビームフォーミングをどのように実施しているかまたは実施しようとしているかに基づいて無線デバイスが満たすことが可能である適用可能な測定要件の第2の指示を受信することを含む。第2の指示は、第1の指示に加えてまたは第1の指示の代わりに受信され得る。その上、ステップ310は、第1の指示に基づいて測定要件を決定することの代わりにまたは第1の指示に基づいて測定要件を決定することに加えて、無線デバイスが第2の指示に基づいて信号測定プロシージャの一部として満たすべき測定要件を決定することを含み得る。
上記で説明された無線デバイス105が、任意の機能的手段またはユニットを実装することによって図2中の方法および本明細書の任意の他の処理を実施し得ることに留意されたい。一実施形態では、たとえば、無線デバイス16は、図2に示されているステップを実施するように設定されたそれぞれの回路または回路要素を備える。回路または回路要素は、この点について、ある機能的処理を実施することに専用の回路および/またはメモリとともに1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを備え得るメモリを採用する実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される技法を行うプログラムコードを記憶する。
図4は、たとえば、1つまたは複数の実施形態による、無線デバイス105を示す。示されているように、無線デバイス105は、処理回路要素405と通信回路要素415とを含む。電力供給回路要素(たとえば、バッテリー)、ディスプレイ、入力キーパッドなど、追加の回路要素および構成要素が示されていないが含まれ得る。(たとえば、送信機、受信機、トランシーバ、または無線周波数回路要素の形態の)通信回路要素415は、たとえば、任意の通信技術を介して、1つまたは複数の他のノードにおよび/または1つまたは複数の他のノードから情報を送信および/または受信するように設定される。そのような通信は、示されているように、無線デバイス105の内部にあるかまたは外部にあるかのいずれかである1つまたは複数のアンテナを介して行われ得る。処理回路要素405は、メモリ410に記憶された命令を実行することによってなど、上記で説明された処理を実施するように設定され、それにより、無線デバイス105は、図2中の方法を実施するように設定される。処理回路要素405は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
図5は、1つまたは複数の他の実施形態による、無線デバイス105を示す。示されているように、無線デバイス105は、たとえば、図4中の処理回路要素405を介しておよび/またはソフトウェアコードを介して、上記で説明された機能性を実装するための(たとえば、図2中のステップを実装するための)様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、たとえば、図2中の、それぞれ、ステップ205、210、215、および220に対応するユニット/モジュール505、510、515、および520を含む。
また、上記で説明された無線アクセスノードは、任意の機能的手段またはユニットを実装することによって、図3中の処理および/または本明細書の任意の処理を実施し得ることに留意されたい。無線アクセスノードは、たとえば、必要に応じて電力をブーストするように1つまたは複数の無線デバイスを制御する基地局または送信ポイントであり得る。一実施形態では、無線アクセスノードは、本明細書で説明される処理のステップ(たとえば、シグナリング)を実施するように設定されたそれぞれの回路または回路要素を備える。回路または回路要素は、この点について、ある機能的処理を実施することに専用の回路および/またはメモリとともに1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを備え得るメモリを採用する実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される技法を行うプログラムコードを記憶する。
図6は、たとえば、1つまたは複数の実施形態による、無線アクセスノード110を示す。示されているように、無線アクセスノード110は、処理回路要素605と通信回路要素615とを含む。(たとえば、送信機、受信機、トランシーバ、または無線周波数回路要素の形態の)通信回路要素615は、たとえば、任意の通信技術を介して、1つまたは複数の他のノードにおよび/または1つまたは複数の他のノードから情報を送信および/または受信するように設定される。そのような通信は、示されているように、無線アクセスノード110の内部にあるかまたは外部にあるかのいずれかである1つまたは複数のアンテナを介して行われ得る。処理回路要素605は、メモリ610に記憶された命令を実行することによってなど、上記で説明された処理を実施するように設定され、無線アクセスノード110は、図3中の方法を実施するように設定される。処理回路要素605は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
図7は、1つまたは複数の他の実施形態による、無線アクセスノード110を示す。示されているように、無線アクセスノード110は、たとえば、図6中の処理回路要素605を介しておよび/またはソフトウェアコードを介して、上記で説明された機能性を実装するための(たとえば、図3中のステップを実装するための)様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、たとえば、図3中の、それぞれ、ステップ305、310、315、および320に対応するユニット/モジュール705、710、715、および720を含む。
また、本明細書の実施形態が、対応するコンピュータプログラムをさらに含むことを、当業者は諒解されよう。コンピュータプログラムは、無線デバイス16の少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線デバイス16に、上記で説明されたそれぞれの処理のいずれかを行わせる命令を備える。コンピュータプログラムは、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。
他の実施形態では、コンピュータプログラムは、ネットワーク機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、ネットワーク機器に、上記で説明されたそれぞれの処理のいずれかを行わせる命令を備える。コンピュータプログラムは、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。
実施形態は、これらのコンピュータプログラムのいずれかを含んでいるキャリアをさらに含む。このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つを備え得る。
この点について、本明細書の実施形態は、非一時的コンピュータ可読(記憶または記録)媒体に記憶され、無線デバイス105またはネットワーク機器のプロセッサによって実行されたとき、無線デバイス105またはネットワーク機器に、上記で説明されたように実施させる命令を備える、コンピュータプログラム製品をも含む。
実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品がコンピューティングデバイスによって実行されたとき、本明細書の実施形態のいずれかのステップを実施するためのプログラムコード部分を備える、コンピュータプログラム製品をさらに含む。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記録媒体に記憶され得る。
本発明は、もちろん、本発明の本質的特徴から逸脱することなく本明細書に具体的に記載されるやり方以外の他のやり方で行われ得る。本実施形態は、あらゆる点で、限定的ではなく例示的であると見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲の意味および等価範囲内に起こるすべての変更は、本明細書中に包含されるものとする。

Claims (19)

  1. 受信機ビームフォーミング能力をもつ無線デバイスにおける信号測定を制御するための、前記無線デバイスによって実施される方法(200)であって、
    - 前記無線デバイスが満たすことが可能である第1の測定要件であって、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかに基づいて決定される、第1の測定要件の指示を、無線ノードに提供すること(205)と、
    - 前記第1の測定要件の前記指示に従って、信号測定プロシージャの一部として受信機ビームフォーミングを実施すること(210)と
    を含み、
    前記指示は、前記無線デバイスが、測定を実施するために必要とされる受信機ビームスイープの数を適応させることができるかどうかの指示を含み、前記適応は、前記無線デバイスが、前記測定のために使用される参照信号(RS)以外の信号を受信および/または送信しているか否かに基づく、
    方法(200)。
  2. - 前記無線ノードから設定メッセージを受信すること(215)と、
    - 前記設定メッセージに基づいて、前記無線ノードによって決定された測定要件であって、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかに基づいて決定される、測定要件に従って、前記信号測定プロシージャを設定すること(220)と
    をさらに含む、請求項1に記載の方法(200)。
  3. 前記無線ノードが別の無線デバイスである、請求項1又は2に記載の方法(200)。
  4. 前記無線ノードが無線アクセスノードである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法(200)。
  5. 前記指示が明示的である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法(200)。
  6. 前記指示が暗黙的である、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法(200)。
  7. 前記無線ードから有効化/無効化インジケータであって、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングを実施することを可能にされるかどうかを制御する、有効化/無効化インジケータを受信すること
    をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法(200)。
  8. 受信機ビームフォーミングを実施することが、ビームスイーピングを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法(200)。
  9. 前記指示が、測定を実施するために前記無線デバイスによって必要とされる受信機ビームスイープの数を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法(200)。
  10. 受信機ビームスイープの前記数が、測定されるべき信号の信号品質パラメータに基づく、請求項9に記載の方法(200)。
  11. 受信機ビームフォーミング能力をもつ無線デバイスにおける信号測定を制御するための、無線アクセスノードによって実施される方法(300)であって、
    - 無線デバイスから、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかの第1の指示を受信すること(305)と、
    - 前記第1の指示に基づいて、無線デバイスが信号測定プロシージャの一部として満たすべき測定要件を決定すること(310)と、
    - 前記決定された測定要件に従って適応的に前記信号測定プロシージャを実施するように無線デバイスを設定すること(315)と
    を含み、
    前記第1の指示は、前記無線デバイスが、測定を実施するために必要とされる受信機ビームスイープの数を適応させることができるかどうかの指示を含み、前記適応は、前記無線デバイスが、前記測定のために使用される参照信号(RS)以外の信号を受信および/または送信しているか否かに基づく、
    方法(300)。
  12. 前記決定された測定要件に従って前記無線アクセスノードによって実施されるプロシージャを設定すること(320)をさらに含む、請求項11に記載の方法(300)。
  13. 前記無線デバイスを設定することが、あるタイプの測定を実施する間、受信ビームスイーピングを無効化するように前記無線デバイスを設定すること、またはしきい値を超えない数の受信ビームスイープを適用することを含む、請求項11または12に記載の方法(300)。
  14. 無線通信ネットワークにおける動作のための無線デバイス(105)であって、
    - 請求項1から10のいずれか一項に記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路要素(405)と、
    - 前記無線通信ネットワークにおける1つまたは複数の無線アクセスノードへの/からの送信を送信/受信するように設定された通信回路要素(415)と
    を備える、無線デバイス(105)。
  15. 受信機ビームフォーミング能力をもつ無線デバイスにおける信号測定を制御するための、前記無線デバイスによって実施される方法(200)であって、
    - 前記無線デバイスが満たすことが可能である測定要件の指示を無線ノードに提供すること(205)であって、前記測定要件は、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかに基づく、測定要件の指示を無線ノードに提供すること(205)と、
    - 前記測定要件の前記指示に従って前記受信機ビームフォーミングを実施すること(210)と
    を含み、
    前記指示は、前記無線デバイスが、測定を実施するために必要とされる受信機ビームスイープの数を適応させることができるかどうかの指示を含み、前記適応は、前記無線デバイスが、前記測定のために使用される参照信号(RS)以外の信号を受信および/または送信しているか否かに基づく、
    方法(200)。
  16. 前記測定要件の前記指示が暗黙的である、請求項15に記載の方法(200)。
  17. 受信機ビームフォーミング能力をもつ無線デバイスにおける信号測定を制御するための、無線アクセスノードによって実施される方法(300)であって、
    - 前記無線デバイスから、前記無線デバイスが満たすことが可能である測定要件の指示を受信すること(305)であって、前記測定要件は、前記無線デバイスが受信機ビームフォーミングをどのように実施するかまたは実施することになるかに基づき、前記受信機ビームフォーミングが、前記測定要件の前記指示に従って実施される、測定要件の指示を受信すること(305)と、
    - 前記指示に基づいて、前記無線デバイスが信号測定プロシージャの一部として満たすべき測定要件を決定すること(310)と、
    - 前記決定された測定要件に従って適応的に前記信号測定プロシージャを実施するように前記無線デバイスを設定すること(315)と
    を含み、
    前記指示は、前記無線デバイスが、測定を実施するために必要とされる受信機ビームスイープの数を適応させることができるかどうかの指示を含み、前記適応は、前記無線デバイスが、前記測定のために使用される参照信号(RS)以外の信号を受信および/または送信しているか否かに基づく、
    方法(300)。
  18. 前記測定要件の前記指示が暗黙的である、請求項17に記載の方法(300)。
  19. 無線通信ネットワークにおける動作のための無線アクセスノード(110)であって、
    - 請求項17または18に記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路要素(605)と、
    - 前記無線通信ネットワークにおける1つまたは複数の無線デバイスへの/からの送信を送信/受信するように設定された通信回路要素(615)と
    を備える、無線アクセスノード(110)。
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