JP7129189B2 - 生体の測定装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、生体の測定装置及びプログラムに関する。
生体の一部に光を照射し、生体からの反射光量又は透過光量を検出して、生体情報を検出する測定装置が知られている。生体情報とは、例えば、脈拍数や血管の硬化度合いといった、生体が発する種々の生理学的・解剖学的情報である。例えば、脈拍数は、血管内の血液移動に伴う反射又は透過光量の変動を示す脈波信号に基づき検出することができる。また、例えば、血管の硬化度合いは、脈波信号を2回微分した加速度脈波信号(以下、単に、加速度信号と呼ぶ。)の特徴点に基づいて検出することができる。
特許文献1は、生体情報の測定装置の一例である脈波測定装置を開示している。特許文献1によると、脈波測定装置は、指尖部に対して光束を照射し、その反射光量の時間的な変動から脈波を検出している。特許文献2は、複数の受光素子を有する受光部を用いて複数の生体情報を取得する構成を開示している。また、特許文献3は、受光部が検出した検出信号の特徴点のタイミングに基づいて、受光部の動作モードを切り替えることにより、測定装置の消費電力を削減する構成を開示している。さらに、特許文献4は、カルボキシヘモグロビン濃度を測定する構成を開示している。
特開2004-000467号公報 特開2013-150772号公報 特開2017-108905号公報 特開2015-000127号公報
複数の生体情報を検出する場合、検出する生体情報に応じて適切な測定条件は異なり得る。なお、測定条件とは、例えば、光源の発光強度や受光センサの受光時間等である。したがって、共通の光源及び受光センサを使用して複数の生体情報を並行して検出する場合、測定条件を測定中に切り替える必要がある。生体情報の検出中に測定条件を切り替えると、受光センサが出力する検出信号が変化し、生体情報の検出に影響する。また、測定条件の切り替えのために測定を中断すると、生体情報の検出時間が長くなる。
特許文献2は、複数の生体情報を検出する構成を開示しているが、複数の生体情報を検出するために測定条件を切り替えることを開示していない。特許文献3は、消費電力の削減を目的とし、複数の生体情報を検出するために測定条件を切り替えるものではなく、かつ、この切り替えに起因する検出信号の変動の影響を回避する構成を開示してはいない。
本発明は、生体の異なる情報を取得するため、測定中に測定条件を切り替えるための技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、測定装置は、測定位置に向けて光を射出する光源と、前記測定位置にある生体からの反射光、又は、前記測定位置にある生体を透過した透過光を波長に応じて分光する分光手段と、複数の画素を有し、前記複数の画素の各画素は、前記分光手段が分光した所定の波長を含む光を受光する受光手段と、を含む分光センサと、前記受光手段の第1画素の受光結果から脈波に関する信号である生体信号を生成する生成手段と、前記生体信号の周期を判定する判定手段と、前記生体信号の各周期において、前記生体信号を微分した値である前記生体信号の特徴量を検出する第1検出手段と、前記受光手段の複数の第2画素の受光結果から酸素飽和度に関する情報、又はカルボキシヘモグロビン濃度に関する情報である生体情報を検出する第2検出手段と、前記生体信号を生成するための第1測定条件と、前記第2検出手段による前記生体情報の検出のための第2測定条件を決定する決定手段と、前記生体信号の各周期において、前記第2検出手段による検出の終了タイミングを判定し、前記第1検出手段が前記特徴量を検出するまでは前記第1測定条件を前記分光センサに設定し、前記第1検出手段が前記特徴量を検出してから前記終了タイミングまでは前記第2測定条件を前記分光センサに設定する設定手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によると、生体の異なる情報を取得するため、測定中に測定条件を切り替えることができる。
一実施形態による測定装置の機能ブロック図。 一実施形態による測定装置の構成図。 一実施形態による白色光源のスペクトルとラインセンサの構成を示す図。 一実施形態による生体情報の検出処理のフローチャート。 一実施形態による生体信号及び加速度信号並びに特徴点を示す図。 一実施形態による検出処理の説明図。 一実施形態による生体情報の検出処理のフローチャート。 一実施形態による測定装置の外観を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図8は、本実施形態による測定装置1の斜視図である。なお、図8(A)は、シャッタ部材102が開口部500を覆った状態を示し、図8(B)は、シャッタ部材102が退避位置に移動されて開口部500が露出した状態を示している。なお、開口部500は、ハウジング110内部への異物の落下を防止する透明カバー400で覆われている。ハウジング110には、図8のX方向に沿った溝状のガイドレール116が設けられている。また、ガイド部材103のガイド部131は、このガイドレール116にはめ込まれている。これにより、ガイド部材103及びシャッタ部材102は、X方向において、ガイドレール116が設けられた範囲内で移動可能な様になっている。なお、ガイド部材103のガイド部131には、ハウジング110内においてバネが取り付けられている。そして、このバネの力により、ガイド部材103に外部から力を加えない状態において、ガイド部材103は、図8(A)の位置で止まる様になっている。ユーザが生体情報を測定する際、ユーザは、指によりガイド部材103の指受け部320をX方向に押し込み、ガイド部材103及びシャッタ部材102をX方向にスライドさせる。ガイド部材103及びシャッタ部材102をガイドレール116で制限される位置まで指で押し込むと、指の先端部分が開口部500を覆う状態となる様に、測定装置1は構成されている。この状態において、ハウジング110の内部から、白色光源21(図2)は、開口部500を介して指に光を照射し、ハウジング110の内部のラインセンサ24(図2)は、その反射光を受光する。
また、ハウジング110には、軸受部119により回転可能に保持される押圧部材105と押圧バネ151が設けられている。押圧バネ151は、押圧部材105に対して、開口部500に向かう力を加える。また、押圧部材105には押圧リブ152が設けられ、シャッタ部材102には被押圧リブ123が設けられる。図8(A)の状態では、押圧リブ152が被押圧リブ123に当接し、これにより、シャッタ部材102はハウジング110の上面に対し付勢される。また、シャッタ部材102の開口部500側の面には、白色基準板が設けられる。この白色基準板は、ハウジング110内部の白色光源21やラインセンサ24等のキャリブレーションに使用される。シャッタ部材102は、キャリブレーション時にハウジング110から開口部500を介して外部に光が漏れることを防止する。また、押圧部材105は、測定時、測定対象の指先を開口部500の位置で安定させる役割も有する。
図2は、測定装置1のハウジング110内に配置されるハードウェアの構成図である。CPU50は、測定装置1の全体を制御する制御部である。CPU50は、ROM51に格納されたプログラムに基づいて後述する各種制御を実行する。なお、CPU50は、各種制御を実行する際に使用するデータや、一時的に記憶する必要があるデータをRAM52に記憶する。CPU50は、バス53を介して、ROM51と、RAM52と、I/Oポート54と、AD変換回路55と、外部通信回路56と通信できる。光源駆動回路60は、白色光源21の発光を制御する。また、CPU50は、I/Oポート54を介して、光源駆動回路60を制御することで、白色光源21の発光強度を制御することができる。さらに、CPU50は、I/Oポート54を介して、ラインセンサ24の電荷蓄積時間の設定を行うことができる。ラインセンサ24は、後述する様に、白色光源21が射出した光の反射光を集光レンズ22及び回折格子23を介して受光し、受光量に応じた電圧をAD変換回路55に出力する。CPU50は、AD変換回路55を介して、ラインセンサ24が出力する受光量に応じた電圧を取得する。さらに、CPU50は、外部通信回路56を介して外部機器30と通信可能な様に構成される。なお、集光レンズ22、回折格子23及びラインセンサ24は、分光測色計(分光センサ)を構成している。或いは、白色光源21、集光レンズ22、回折格子23及びラインセンサ24は、分光センサを構成している。
図1は、本実施形態における測定装置1の動作を説明するためのブロック図である。CPU50は、ROM51に格納されたプログラムを実行することで、I/Oポート54、光源駆動回路60、AD変換回路55、外部通信回路56、ROM51及びRAM52と協働して図1の制御部10として機能する。発光制御部11は、CPU50及び光源駆動回路60に対応し、白色光源21の発光強度を調整し、かつ、白色光源21の発光を制御する。白色光源21は、可視光全体にわたる発光波長分布を有する。白色光源21としては、例えば、タングステン光や白色LED、RGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色LED等を使用可能である。本実施形態において白色光源21は、タングステン光を用いた白色LEDであるものとする。図3(A)は、本実施形態で用いる白色光源21の波長別の相対強度(輝度)を示している。
図1に示す様に、白色光源21が射出する光70は、ハウジング110の開口部500を、その法線方向に対して約45度の角度で通過して測定位置にある測定対象90である指先を照射する。そして、この照射光は、測定対象90の光吸収特性に応じた散乱光71となる。散乱光71の一部は、集光レンズ22により平行光72に変換され、回折格子23に90度の入射角で入射する。回折格子23は、入射光を波長に応じて分光する。分光された分散光73は、ラインセンサ24の各画素に入射する。ラインセンサ24の各画素は、入射した分散光73の受光量に応じた電圧を受光量検出部12に出力する。図3(B)は、ラインセンサ24の模式図である。本実施形態によるラインセンサ24は、波長約400nmから約1000nmの可視光を5nm単位で検出するために必要な120画素を有する。本実施形態では、ラインセンサ24の1番の画素が約400nm、120番の画素が約1000nmの波長を含む光を検出する様に、測定装置1は調整して組み立てられている。受光量検出部12は、CPU50、AD変換回路55及びI/Oポート54に対応する。実際には、AD変換回路55は、ラインセンサ24が出力する各画素の電圧をそれぞれ、例えば、12ビットのデジタル値に変換し、CPU50は、この各画素の受光量を示すデジタル値をAD変換回路55から取得する。本実施形態のラインセンサ24は、電荷蓄積型であり、所定の蓄積時間に入射した分散光の光量に応じて、画素ごとに電圧信号を出力する。ラインセンサ24での蓄積時間は、受光量検出部12、より詳しくは、CPU50がI/Oポート54を介してラインセンサ24に設定する。
第1生体信号生成部13は、所定画素の受光結果、つまり、受光量を示す値に基づき第1生体信号を生成する。本実施形態では、生体の指先を測定対象90とし、約590nmの波長を検知する38番の画素の受光量に基づき第1生体信号を生成する。この第1生体信号は、指尖容積脈波信号としても参照される。第1生体信号の生成に使用する約590nmの波長は、血液中のヘモグロビンでの吸光量が比較的大きい波長である。
第2生体信号生成部19は、ラインセンサ24の複数の画素のうち、約660nmの波長を検知する52番の画素と、約940nmの波長を検知する108番の画素の受光量それぞれの時間変化を示す第2生体信号を生成して生体情報検知部20に出力する。生体情報検知部20は、第2生体信号に基づき経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を判定する。SpO2は、動脈血中のヘモグロビンが酸素とどのくらい結合しているかをパーセントで示すものである。SpO2の検出において、生体情報検知部20は、SpO2の値Rを、R=P660/P940として求める。ここで、P660は、52番の画素(約660nm)の受光量であり、P940は108番の画素(約940nm)の受光量である。なお、SpO2は、同じタイミングでの52番の画素の受光量と、108番の画素の受光量により求める。生体情報検知部20は、事前に作成した値RとSpO2との校正曲線に、第2生体信号に基づき求めた値Rを当てはめることによりSpO2を判定する。
外部通信部17は、外部通信回路56に対応し、外部機器30と通信を行う。外部機器30は、測定装置1に測定開始及び測定終了の指示を行う。また、測定装置1は、第1生体信号や、第1生体信号を複数回微分した信号や、第1生体信号の周期Cや、第1生体信号の特徴点や、判定したSpO2等を外部機器30に送信する。なお、外部機器30は、第1生体信号の周期Cから脈拍の値を算出することができる。さらに、外部機器30は、第1生体信号の特徴点及びその値に基づき血管の硬化度合いを判定することができる。外部機器30は、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末である。なお、外部機器30との通信は、有線であっても無線であっても良い。条件変更部14については後述する。なお、制御部内でSpO2を判定するのではなく、第2生体信号を外部機器30に送信し、外部機器30がSpO2を判定する構成であっても良い。
図4は、生体情報の検出処理のフローチャートである。測定装置1は、外部機器30から測定開始指示を受信すると、S100で、測定条件A及びBを決定する。なお、測定条件は、例えば、白色光源21の発光強度や、ラインセンサ24の電荷蓄積時間(受光時間)である。また、測定条件Aは、第1生体信号を生成する際の測定条件であり、測定条件Bは、第2生体信号を生成する際の測定条件である。
まず、測定条件Aの決定について説明する。例えば、発光制御部11は、白色光源21を所定の発光強度で発光させ、受光量検出部12は、第1生体信号の生成に使用する38番の画素の受光量を所定期間検出する。そして、制御部10は、所定期間で検出した受光量の最大値(ピーク値)がAD変換回路55により検出可能な電圧範囲の最大値付近となる様に、白色光源21の発光強度及び/又はラインセンサ24の電荷蓄積時間を決定し、これを測定条件Aとする。なお所定期間は、生成する第1生体信号である指尖容積脈波信号の1周期以上とし、例えば、2秒とすることができる。なお、S100で測定条件Aを決定するための白色光源21の発光強度については予め決めておく。そして、制御部10は、この発光強度と、38番の画素の受光量の最大値に基づき、測定条件Aを決定する。
続いて、測定条件Bの決定について説明する。上述した様に第2生体信号は、52番の画素(約660nm)の受光量と、108番の画素(約940nm)の受光量により生成される。したがって、測定条件Aの決定と同様に、発光制御部11は、白色光源21を所定の発光強度で発光させ、受光量検出部12は、52番と108番の画素の受光量を所定期間検出する。そして、制御部10は、所定期間で検出した52番と108番の画素の受光量がAD変換回路55により検出可能な電圧範囲の最大値付近となる様に、白色光源21の発光強度及び/又はラインセンサ24の電荷蓄積時間を決定し、これを測定条件Bとする。なお、測定条件AとBの決定は、並行して行うことも、個別に行うこともできる。なお、白色光源21の発光強度及び/又はラインセンサ24の電荷蓄積時間を所定期間毎に変化させながら、生体信号の生成に使用する画素の受光量の最大値が適切となる様に測定条件を決定する構成であっても良い。
制御部10は、決定した測定条件Aを発光制御部11及び受光量検出部12にS101で設定する。これにより、発光制御部11は、測定条件Aに従う発光強度で白色光源21を発光させる。また、受光量検出部12は、測定条件Aに従う電荷蓄積時間をラインセンサ24に設定する。第1生体信号生成部13は、38番の画素の各タイミングの受光量に基づき第1生体信号を生成し、周期算出部15及び特徴算出部16に第1生体信号を出力する。なお、第1生体信号生成部13は、38番の画素の各タイミングの受光量をそのまま時系列で示すことで第1生体信号を生成することができる。また、第1生体信号生成部13は、38番の画素の各タイミングの受光量を所定数毎に区切り、所定数の平均値を求め、この平均値を時系列で示すことで第1生体信号を生成することができる。また、第1生体信号生成部13は、38番の画素の所定数のタイミングの受光量の移動平均により生体信号を生成することができる。また、各タイミングの受光量又はその平均値を時系列で示す信号に対してフィルタ処理を行い、フィルタ処理後の信号を第1生体信号とすることができる。
周期算出部15は、S102で、第1生体信号の周期Cを第1生体信号の極値に基づき判定する。周期算出部15は、例えば、第1生体信号の局所的最小値の時間間隔に基づき第1生体信号の周期Cを判定する。図5(A)は、第1生体信号と、第1生体信号の周期C(C1~C4の4回分)の検出例を示している。また、周期算出部15は、第1生体信号を2回微分した加速度信号の局所的最大値の時間間隔に基づき第1生体信号の周期を判定することもできる。図5(B)は、加速度信号と、加速度信号の局所的最大値の時間間隔から判定される第1生体信号の周期C(C'1~C'4の4回分)の検出例を示している。
また、特徴算出部16は、S103で、第1生体信号の特徴点及びその値を算出する。本実施形態においては、第1生体信号の周期Cの開始タイミングを基点として、生体信号を2回微分した加速度信号の局所的最大値及び局所的最小値の最初の5つを特徴点とする。なお、第1生体信号の周期Cの開始タイミングは、第1生体信号の局所的最小値(極値)のタイミングとする。図5(C)は、5つの特徴点a、b、c、d及びeの一例をしている。なお、特徴算出部16は、第1生体信号を4回微分した信号の局所的最大値及び局所的最小値を特徴点とすることもできる。また、特徴点とする数は、4に限定されず、他の数であっても良い。より一般的には、特徴算出部16は、第1生体信号を1回以上微分した微分信号の変化点の情報を特徴量とすることができる。
特徴算出部16は、S103及びS104で、総ての特徴点を算出するまで特徴点の算出を継続する。条件変更部14は、特徴算出部16が総ての特徴点の算出を完了させると、S105で、第2生体信号の検出期間Qを判定する。図6は、検出期間Qの説明図である。図6のタイミングTaは、周期算出部15が、第1生体信号の周期C1の終わり、つまり、局所的最小値を検知したタイミングである。本実施形態において、周期算出部15は、生体信号の振幅が所定時間以上連続して上昇することを検出することにより、第1生体信号の局所的最小値を検出している。つまり、周期算出部15は、第1生体信号の周期C1の終了時間(局所的最小値となった時刻)を事後的に検出する。図6のタイミングTbは、特徴算出部16が総ての特徴点の算出を完了させたタイミングである。また、時刻CXは、現在の周期C2の終了時刻を予測した予測時刻である。条件変更部14は、周期C2の開始タイミングから1つ前の周期C1に対応する期間だけ後の時刻を予測時刻CXとして推定する。なお、1つ前の周期Cではなく、過去複数回の周期Cの平均値を用いて予測時刻CXを算出する構成とすることもできる。なお、第1生体信号の周期は変動するため、条件変更部14は、第1生体信号の変動量である変動マージンZを予測時刻CXの算出に使用することができる。この場合、条件変更部14は、周期C2の開始タイミングから1つ前の周期、或いは、過去複数回の周期の平均値だけ後の時刻より、変動マージンZだけ早い時刻を予測時刻CXとする。なお、変動マージンZの値は、予め、ROM51に格納されている。
条件変更部14は、予測時刻CXから変更時間Dだけ早いタイミングTcを求め、タイミングTcを検出期間の終了タイミングとする。そして、条件変更部14は、タイミングTbからタイミングTcまでの期間を検出期間Qとする。変更時間Dとは、測定条件Bから測定条件Aに変更してから、第1生体信号が安定し、よって、第1生体信号に基づく測定を行える様になるまでの時間である。例えば、白色光源21の発光強度を変更する場合には、発光強度の安定待ち時間が変更時間Dには含まれる。また、受光量検出部12がローパスフィルタ等のフィルタ回路を有する場合にはフィルタの時定数に基づく時間が変更時間Dに含まれる。さらに、第1生体信号生成部13が、時系列のデジタル値の移動平均処理等により生体信号を生成する場合には、平均処理に要する時間が変更時間Dには含まれる。なお、生体信号の局所的最小値の検出のため、局所的最小値となる前の生体信号の振幅の減少を所定期間だけ検出する必要がある場合、条件変更部14は、この所定期間を検知時間YとしてタイミングTcの算出に使用することができる。この場合、条件変更部14は、予測時刻CXから変更時間D及び検知時間Yの和だけ早いタイミングをタイミングTcとする。
図4に戻り、制御部10は、S106で、タイミングTbにおいて、決定した測定条件Bを発光制御部11及び受光量検出部12にS101で設定する。第2生体信号生成部19は、測定条件Bに切り替えた後、測定条件Aから測定条件Bへの変更時間が経過すると、第2生体信号を生成して生体情報検知部20に出力する。これにより、生体情報検知部20は、第2生体信号が示す52番の画素(約660nm)の受光量と、108番の画素(約940nm)の受光量とに基づきSpO2を判定する。なお、ラインセンサ24は、電荷蓄積時間毎に受光量を出力するため、生体情報検知部20は、検出期間Qの間、複数回、SpO2を判定する。また、生体情報検知部20は、検出期間Qが経過すると、当該検出期間の間に求めた複数のSpO2の平均値を求める。
制御部10は、S106で、測定条件Bを設定した後、S107で検出期間Qが経過するまで待機する。制御部10は、検出期間Qが経過すると、S108(タイミングTc)において、測定条件Aを発光制御部11及び受光量検出部12に設定する。そして、制御部10は、S109で、外部機器30から測定終了指示を受信しているかを判定し、測定終了指示を受信するまで、S103からの処理を繰り返し行う。なお、外部通信部17は、第1生体信号の1周期が完了するたびに、加速度信号と、生体信号の周期Cと、特徴点及びその値と、SpO2の平均値とを外部機器30に出力する。
以上、第1生体信号を生成して生体情報を測定する間は、第1生体信号の生成に適した測定条件を設定する。そして、第1生体信号の過去1つ以上の周期に基づき、第1生体信号の現周期が終了すると予測される予測時刻CXを求める。そして、現周期の第1生体信号から特徴点を算出すると、そのタイミングと予測時刻CXとに基づき第2生体信号に基づく生体情報の検知期間Qを判定する。なおこのとき、測定条件の変更に要する時間を考慮する。そして、検知期間Qにおいては、第2生体信号の生成に適した測定条件を設定する。この構成により、第1生体信号からの特徴点の算出を継続しながら、第2生体信号からのSpO2の判定を精度良く行うことができる。つまり、測定を中断することなく、検出対象の複数の生体情報に適した測定条件を使用することができ、各生体情報の検出精度を向上させることができる。なお、本実施形態では、検知期間Qには、測定条件Aから測定条件Bへの切り替えに必要な変更時間が含まれていた。しかしながら、測定条件Aから測定条件Bへの変更時間を検知期間Qから除外する構成とすることもできる。この場合、検知期間Qの開始タイミングは、タイミングTbより、測定条件Aから測定条件Bへの変更時間だけ後のタイミングとなる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態において、生体情報検知部20は、SpO2に加えてカルボキシヘモグロビン濃度(SpCO)も判定する。SpCOは、約620nmの波長を検知する44番の画素と、約660nmの波長を検知する52番の画素と、約810nmの波長を検知する82番の画素と、約940nmの波長を検知する108番の画素の受光量に基づき検出することができる。なお、これら4つの波長の受光量に基づきSpCOを判定する方法は、例えば、特許文献4に記載されている。
図7は、本実施形態による生体情報の検出処理のフローチャートである。なお、図4のフローチャートと同様のステップについては、同じステップ番号を付与してその説明を省略する。測定装置1は、外部機器30から測定開始指示を受信すると、S200で、測定条件A、B及びCを決定する。測定条件A及びBは、第一実施形態と同様である。測定条件Cは、SpCOを測定するための条件であり、SpCOを検出するための4つの波長を受光する画素の受光量の最大値がAD変換回路55により検出可能な電圧範囲の最大値付近とするための条件である。
S105で、検出期間Qを判定すると、条件変更部14は、測定回数が奇数回目であるか否かをS201で判定する。測定回数が奇数回目であると、条件変更部14は、測定条件Bを発光制御部11及び受光量検出部12にS106で設定する。また、第2生体信号生成部19は、52番の画素(約660nm)と108番の画素(約940nm)の受光量を示す第2生体信号を生成する。これにより、生体情報検知部20は、検出期間Qの間、SpO2を判定する。一方、測定回数が偶数回目であると、条件変更部14は、測定条件Cを発光制御部11及び受光量検出部12にS202で設定する。また、第2生体信号生成部19は、44番の画素(約620nm)と、53番の画素(約660nm)と、82番の画素(約810nm)と、108番の画素(約940nm)の受光量を示す第2生体信号を生成する。これにより、生体情報検知部20は、検出期間Qの間、SpCOを判定する。なお、本実施形態においては、外部通信部17は、第1生成信号の1周期毎に、SpO2とSpCOを交互に外部機器30に出力する。
以上、本実施形態では、第1生体信号の1周期毎に第2生体信号を生成するための画素を切り替える。この構成により、検出する生体情報の種類を、検出精度を落とすことなく多くすることができる。なお、第2生体信号で検出する生体情報は3以上とすることもできる。この場合も、各生体情報の測定条件を求め、第1生体信号の1周期毎に順次、1つの測定条件を選択して設定する。なお、複数種類の生体情報の測定順序を示す情報は、予めROM51に格納しておく。
なお、測定条件として、白色光源21の発光強度及びラインセンサ24の電荷蓄積時間を例にして上記実施形態を説明した。なお、測定条件は、これらに限定されず、例えば、ラインセンサ24の受光感度(ゲイン)を測定条件として使用する構成とすることもできる。また、第二実施形態では、1つの検知期間Q内では、SpO2又はSpCOの検知のみを行っていた。しかしながら、検知期間Qの時間に応じて、1つの検知期間Qを前半と後半に分け、前半ではSpO2を検知し、後半ではSpCOを検知する構成とすることもできる。
なお、上記実施形態において、測定装置1のラインセンサ24は、測定対象90からの反射光を受光するものであったが、透過光を受光する構成とすることもできる。また、本発明の測定装置1の外観や、機械的構造は、図8に示すものに限定されない。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
21:白色光源、23:回折格子、24:ラインセンサ、13:第1生体信号生成部、15:周期判定部、16:特徴量算出部、19:生体情報検知部、14:条件変更部、10:制御部

Claims (15)

  1. 測定位置に向けて光を射出する光源と、前記測定位置にある生体からの反射光、又は、前記測定位置にある生体を透過した透過光を波長に応じて分光する分光手段と、複数の画素を有し、前記複数の画素の各画素は、前記分光手段が分光した所定の波長を含む光を受光する受光手段と、を含む分光センサと、
    前記受光手段の第1画素の受光結果から脈波に関する信号である生体信号を生成する生成手段と、
    前記生体信号の周期を判定する判定手段と、
    前記生体信号の各周期において、前記生体信号を微分した値である前記生体信号の特徴量を検出する第1検出手段と、
    前記受光手段の複数の第2画素の受光結果から酸素飽和度に関する情報、又はカルボキシヘモグロビン濃度に関する情報である生体情報を検出する第2検出手段と、
    前記生体信号を生成するための第1測定条件と、前記第2検出手段による前記生体情報の検出のための第2測定条件を決定する決定手段と、
    前記生体信号の各周期において、前記第2検出手段による検出の終了タイミングを判定し、前記第1検出手段が前記特徴量を検出するまでは前記第1測定条件を前記分光センサに設定し、前記第1検出手段が前記特徴量を検出してから前記終了タイミングまでは前記第2測定条件を前記分光センサに設定する設定手段と、
    を備えていることを特徴とする測定装置。
  2. 前記設定手段は、前記生体信号の周期の終了時刻を当該周期より前の1つ以上の周期に基づき推定し、推定した前記終了時刻に基づき前記終了タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記設定手段は、前記生体信号の周期の変動量にさらに基づき前記終了時刻を推定することを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記設定手段は、推定した前記終了時刻より、前記第2測定条件から前記第1測定条件への変更に要する時間だけ早いタイミングを前記終了タイミングとすることを特徴とする請求項2又は3に記載の測定装置。
  5. 前記判定手段は、前記生体信号の極値に基づき前記生体信号の周期を判定し、
    前記設定手段は、推定した前記終了時刻より、前記第2測定条件から前記第1測定条件への変更に要する時間と前記判定手段が前記生体信号の極値を検出するために必要な所定の時間との和だけ早いタイミングを前記終了タイミングとすることを特徴とする請求項2又は3に記載の測定装置。
  6. 前記設定手段は、前記第1検出手段が前記特徴量を検出すると前記第2測定条件に変更し、
    前記第2検出手段は、前記第2測定条件に変更されると、前記第1測定条件から前記第2測定条件への変更に要する時間が経過してから前記終了タイミングまでの間、前記複数の第2画素の受光結果に基づき前記生体情報を検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の測定装置。
  7. 前記第2検出手段は、前記複数の第2画素の受光結果から複数種類の前記生体情報を検出し、
    前記決定手段は、複数種類の前記生体情報それぞれの検出のための複数の前記第2測定条件を決定することを特徴とする請求項6に記載の測定装置。
  8. 前記第2検出手段は、複数種類の前記生体情報それぞれを、前記複数の第2画素のうちの少なくとも2つの第2画素の受光結果から検出することを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記決定手段は、前記生体情報を検出するための前記第2測定条件を、当該生体情報の検出に使用する前記少なくとも2つの第2画素の受光量のピーク値に基づき決定することを特徴とする請求項8に記載の測定装置。
  10. 前記複数種類の生体情報の測定順序を示す情報を保持する保持手段をさらに備えており、
    前記設定手段は、前記生体信号の各周期において、複数種類の前記生体情報のうちの1つの前記生体情報を前記測定順序に従い選択し、前記第1検出手段が前記特徴量を検出すると、選択した前記生体情報を検出するための前記第2測定条件に変更することを特徴とする請求項7又は8に記載の測定装置。
  11. 前記決定手段は、前記第1画素の受光量のピーク値に基づき前記第1測定条件を決定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の測定装置。
  12. 前記第1測定条件及び前記第2測定条件は、前記光源の発光強度、前記受光手段の受光時間及び前記受光手段の受光感度の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の測定装置。
  13. 前記第1検出手段は、前記生体信号を1回以上微分した信号の変化点の情報を前記特徴量とすることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の測定装置。
  14. 前記第1検出手段は、前記生体信号を2回、又は、4回微分した微分信号を求め、前記生体信号の極値のタイミングから所定数の前記微分信号の極値を前記特徴量とすることを特徴とする請求項13に記載の測定装置。
  15. 測定位置に向けて光を射出する光源と、前記測定位置にある生体からの反射光、又は、前記測定位置にある生体を透過した透過光を波長に応じて分光する分光手段と、複数の画素を有し、前記複数の画素の各画素は、前記分光手段が分光した所定の波長を含む光を受光する受光手段と、を含む分光センサと、
    1つ以上のプロセッサーと、
    を有する測定装置の前記1つ以上のプロセッサーで実行されると、
    前記測定装置に、
    第1測定条件を前記分光センサに設定することと、
    前記第1測定条件が設定された状態で、前記受光手段の第1画素の受光結果から脈波に関する信号である生体信号を生成することと、
    前記生体信号の周期を判定することと、
    前記生体信号の各周期において、前記生体信号を微分した値である前記生体信号の特徴量を検出することと、
    前記生体信号の各周期において、酸素飽和度に関する情報、又はカルボキシヘモグロビン濃度に関する情報である生体情報の検出の終了タイミングを判定することと、
    前記生体信号の各周期において前記生体信号の特徴量を検出すると、第2測定条件を前記分光センサに設定することと、
    前記第2測定条件が前記分光センサに設定されると、前記終了タイミングまで、前記受光手段の複数の第2画素の受光結果から前記生体情報を検出することと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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