JP7128301B2 - 圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法 - Google Patents

圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7128301B2
JP7128301B2 JP2020565051A JP2020565051A JP7128301B2 JP 7128301 B2 JP7128301 B2 JP 7128301B2 JP 2020565051 A JP2020565051 A JP 2020565051A JP 2020565051 A JP2020565051 A JP 2020565051A JP 7128301 B2 JP7128301 B2 JP 7128301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
bearing housing
compressor
ring
impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020565051A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020144741A1 (ja
Inventor
知宏 相見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Engine and Turbocharger Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Engine and Turbocharger Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Engine and Turbocharger Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Engine and Turbocharger Ltd
Publication of JPWO2020144741A1 publication Critical patent/JPWO2020144741A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7128301B2 publication Critical patent/JP7128301B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/02Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of sliding-contact bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/02Assembling sliding-contact bearings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

本開示は、圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法に関する。
従来、エンジンの出力を向上させる技術として、ターボチャージャによって吸気を圧縮し、この圧縮した吸気をエンジンに供給する方法(過給)が知られており、自動車用エンジン等において広く用いられている。通常、ターボチャージャは、回転軸と、回転軸の一端側に設けられるタービンホイールと、回転軸の他端側に設けられるコンプレッサホイールとを備えている。そして、排気ガスの排気エネルギーがタービンホイールに作用して回転軸が高速回転することで、回転軸の他端側に設けられたコンプレッサホイールが吸気を圧縮するように構成されている。
ターボチャージャの回転軸には、回転軸を軸方向に移動せしめる力(スラスト力)が作用する。このため、ターボチャージャには、回転軸を軸方向に支持するためのスラスト軸受装置が備えられている。かかるスラスト軸受装置の一例として、例えば特許文献1に示されているスラスト軸受装置が挙げられる(特許文献1参照)。
国際公開第2016/098230号
特許文献1に記載のスラスト軸受装置では、スラスト軸受がベアリングハウジングの内周凸部と環状のインサート部材(リテーナ)によって挟持されて、スラスト軸受が回転軸の延在方向へ移動しないように固定されている。
特許文献1に記載のスラスト軸受装置では、リテーナは、コンプレッサインペラ側からベアリングハウジング内に挿入されて、ベアリングハウジングの内周溝に嵌合された環状の移動規制部材によって、コンプレッサインペラ側への移動が規制される。
特許文献1に記載のスラスト軸受装置では、リテーナとコンプレッサインペラの背面との間には、移動規制部材をベアリングハウジングの内周溝に嵌合させるための空間が存在している。そのため、コンプレッサインペラの回転によって当該空間内の空気が攪拌されて対流が生じ、当該空間内の空気が加熱されてしまうと、コンプレッサインペラが加熱されてしまい、吸気温度が上昇して圧縮効率が低下してしまう。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る圧縮機のインサートアッセンブリは、
圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリであって、
前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面に形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
前記インサートアッセンブリは、前記ベアリングハウジングの前記内周面により画定される内部空間における外側の径方向領域と、前記ベアリングハウジング側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域であるインペラ近傍外周領域に形成される、前記コンプレッサインペラの背面と対向する対向面を有する。
上記(1)の構成によれば、インペラ近傍外周領域に上記の対向面が形成されるので、コンプレッサインペラの背面とインサートアッセンブリとの間の空間を小さくすることができる。これにより、コンプレッサインペラの回転によって上記空間内の空気を攪拌することで当該空間内の空気が加熱されて、コンプレッサインペラが加熱されてしまうことを抑制でき、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記対向面は、前記径方向領域のうち、前記規制部材における径方向内側の端部の位置よりも前記径方向外側の領域において前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する外周側対向部を含む。
上述したように、従来の圧縮機では、環状の移動規制部材をベアリングハウジングの内周溝に嵌合させるための空間が存在している。この移動規制部材をベアリングハウジングの内周溝に嵌合させるためには、環状の移動規制部材の外径がベアリングハウジングの内周面の内径よりも小さくなるように該外径を縮めた状態にした移動規制部材をコンプレッサインペラ側からベアリングハウジング内に挿入することとなる。そのため、ベアリングハウジングでは、ベアリングハウジングの内周面から、上述のように外径を縮めた状態の移動規制部材の内周面までの環状の範囲が少なくとも空間となっていないと、移動規制部材をベアリングハウジングの内周溝に嵌合させることができない。したがって、従来の圧縮機では、ベアリングハウジングの内周面から、上述のように外径を縮めた状態の移動規制部材の内周面までの範囲が少なくとも環状の空間となっている。
これに対して、上記(2)の構成では、インペラ近傍外周領域に形成される、コンプレッサインペラの背面と対向する対向面は、径方向領域のうち、規制部材における径方向内側の端部の位置よりも径方向外側の領域においてコンプレッサインペラの背面と対向する外周側対向部を含む。そのため、従来の圧縮機よりも上記空間を小さくすることができる。これにより、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制できる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記対向面は、前記インサート部材に形成される。
上記(3)の構成によれば、対向面がインサート部材に形成されるので、対向面を形成するための他の部材を設ける必要がなく、圧縮機の構成が複雑化することを抑制できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)又は(3)の構成において、
前記インサート部材は、
前記インサート部材の外周面に形成されたインサート側凹部と、
前記インサート側凹部の底面よりも外側の径方向領域と、前記インサート側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域に形成されるインペラ近傍外周部と、を含み、
前記対向面の少なくとも一部は、前記インペラ近傍外周部に形成される。
上記(4)の構成によれば、インサート側凹部の底面よりも径方向の外側であり、且つ、インサート側凹部よりもコンプレッサインペラ側となる領域に対向面の少なくとも一部が形成される。これにより、従来の圧縮機よりも上記空間を小さくすることができる。これにより、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、
前記インサート部材は、
前記インサート側凹部の底面よりも内側の径方向領域に形成される内周部を含み、
前記内周部のコンプレッサインペラ側の端面は、前記インペラ近傍外周部の前記コンプレッサインペラ側の端面と面一に形成されている。
上記(5)の構成によれば、内周部のコンプレッサインペラ側の端面がインペラ近傍外周部のコンプレッサインペラ側の端面と面一に形成されているので、従来の圧縮機よりも上記空間をより小さくすることができる。これにより、圧縮機における圧縮効率の低下をさらに抑制できる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)又は(5)の構成において、
前記ベアリングハウジング側凹部は、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成され、
前記インサート側凹部は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成され、
前記規制部材は、前記規制部材の中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
前記リング状部材は、前記ベアリングハウジング側凹部に挿入される外周部と、前記インサート側凹部に挿入される内周部とを有する。
上記(6)の構成によれば、規制部材がリング状部材を含むので、規制部材の構成を単純化できる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、前記リング状部材は、前記ベアリングハウジング側凹部に挿入された状態における外径が、自然状態における外径以下である。
上記(7)の構成によれば、ベアリングハウジング側凹部に挿入された状態におけるリング状部材の外径が、自然状態における外径以下であるので、リング状部材がベアリングハウジング側凹部に係止されて、ベアリングハウジング側凹部から外れることがない。したがって、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(7)の構成において、前記ベアリングハウジングには、前記コンプレッサインペラの背面側から前記ベアリングハウジング側凹部に連通するベアリングハウジング側軸方向空間が形成されている。
上記(8)の構成によれば、ベアリングハウジング側軸方向空間からベアリングハウジング側凹部に挿入されているリング状部材にアクセスできるので、例えば、ベアリングハウジング側軸方向空間に冶具等を挿入することでリング状部材を自然状態よりも縮径した状態とさせることができる。これにより、リング状部材による規制を解除して、インサート部材をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材をベアリングハウジングから取り外すことができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、前記リング状部材は、前記インサート側凹部に挿入された状態における内径が、自然状態における内径以上である。
上記(9)の構成によれば、インサート側凹部に挿入された状態におけるリング状部材の内径が、自然状態における内径以上であるので、リング状部材がインサート側凹部に係止されて、インサート側凹部から外れることがない。したがって、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(9)の構成において、
前記インサート部材は、
前記インサート部材の軸方向の端部のうち、前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する一方側端部と、
前記インサート部材の軸方向に沿って前記一方側端部とは反対側の他方側端部であって、その外径が、自然状態にある前記リング状部材の内径よりも小さい他方側端部と、
前記他方側端部から前記コンプレッサインペラ側に向かって外径が拡径するテーパ部と、
を有する。
上記(10)の構成によれば、ベアリングハウジング側凹部に予めリング状部材が挿入されているベアリングハウジングの内部にインサート部材を挿入することで、テーパ部をリング状部材の内周に挿入し、テーパ部でリング状部材を拡径させながら、ベアリングハウジングの内部にインサート部材を挿入することができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(9)又は(10)の構成において、前記インサート部材には、前記コンプレッサインペラの背面側から前記インサート側凹部に連通するインサート側軸方向空間が形成されている。
上記(11)の構成によれば、インサート側軸方向空間からインサート側凹部に挿入されているリング状部材にアクセスできるので、例えば、インサート側軸方向空間に冶具等を挿入することでリング状部材を自然状態よりも拡径した状態とさせることができる。これにより、リング状部材による規制を解除して、インサート部材をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材をベアリングハウジングから取り外すことができる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(6)乃至(11)の何れかの構成において、
前記リング状部材は、
前記中心線に沿って離間した2つの端面のうち、前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する一方の端面に形成された第1テーパ面であって、前記中心線に対する径方向外側に向かうにつれて、前記中心線に沿った方向における前記リング状部材の寸法が小さくなるように形成された第1テーパ面、
又は、
前記2つの端面のうち、前記一方の端面とは異なる他方の端面に形成された第2テーパ面であって、前記中心線に対する径方向内側に向かうにつれて、前記中心線に沿った方向における前記リング状部材の寸法が小さくなるように形成された第2テーパ面
の何れか一方を有する。
上記(12)の構成によれば、リング状部材が縮径又は拡径しようとする力によってリング状部材が上記第1テーパ面又は第2テーパ面で相手側の部材を押圧することで、リング状部材に作用する反力によってインサート部材をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。
(13)幾つかの実施形態では、上記(6)乃至(11)の何れかの構成において、前記リング状部材は、前記中心線に沿った一方側および他方側に蛇行する波型を有する波型リング状部材である。
上記(13)の構成によれば、波型リングの上記中心線に沿った方向の弾性力を利用して、インサート部材をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。すなわち、波型リングに対して上記中心線に沿った方向から接触する、ベアリングハウジング側凹部のコンプレッサインペラ側の壁面と、インサート側凹部のコンプレッサインペラとは反対側の壁面とを、波型リングの上記弾性力によって互いに離間するように付勢することにより、インサート部材をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。
(14)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、
前記規制部材は、
外径側が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入され、内径側が前記インサート側凹部に挿入されるように構成される爪部材と、
前記爪部材を前記規制部材における径方向内側又は前記径方向外側に向かって付勢する付勢部材と、を含む。
例えば、上述したリング状部材を用いる場合、ベアリングハウジング側凹部をベアリングハウジングの内周面の略全周に亘って形成するとともに、インサート側凹部をインサート部材の外周面の略全周に亘って形成する必要がある。
その点、上記(14)の構成によれば、ベアリングハウジング側凹部及びインサート側凹部の大きさは、爪部材が挿入可能な大きさであればよい。したがって、ベアリングハウジング側凹部及びインサート側凹部の周方向の大きさを抑制できる。これにより、ベアリングハウジング及びインサート部材の強度低下を抑制できる。
(15)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記対向面は、前記規制部材に形成される。
上記(15)の構成によれば、対向面が規制部材に形成されるので、対向面を形成するための他の部材を設ける必要がなく、圧縮機の構成が複雑化することを抑制できる。
(16)幾つかの実施形態では、上記(15)の構成において、
前記規制部材は、
少なくとも一部が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入されるリング状部材と、
前記コンプレッサインペラの背面と対向する環状板部と、
前記リング状部材と前記環状板部とを連結する連結部と、を含み、
前記対向面の少なくとも一部は、前記環状板部に形成される。
上記(16)の構成によれば、比較的単純な形状の規制部材によって、コンプレッサインペラの背面とインサートアッセンブリとの間の空間を小さくすることができる。
(17)本発明の少なくとも一実施形態に係る圧縮機は、
前記コンプレッサインペラと、
前記ベアリングハウジングと、
上記(1)乃至(16)の何れかの構成のインサートアッセンブリと、
を備える。
上記(17)の構成によれば、(1)の構成によるインサートアッセンブリを含むので、コンプレッサインペラが加熱されてしまうことを抑制でき、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制できる。
(18)本発明の少なくとも一実施形態に係る圧縮機の組立方法は、
圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリを前記ベアリングハウジングに取り付ける圧縮機の組立方法であって、
前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
前記インサート部材は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成されたインサート側凹部を含み、
前記規制部材は、前記規制部材の中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
内周側が前記インサート側凹部に挿入された前記リング状部材を自然状態よりも縮径させるステップと、
前記リング状部材を自然状態よりも縮径させた状態で、前記インサート部材を前記ベアリングハウジングの内部に挿入するステップと、
前記リング状部材の外周側を前記ベアリングハウジング側凹部に挿入させるステップと、
を備える。
上記(18)の方法によれば、リング状部材を自然状態よりも縮径させた状態で、インサート部材をベアリングハウジングの内部に挿入し、その後、リング状部材の外周側をベアリングハウジング側凹部に挿入させることで、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、圧縮機の組立方法を簡略化できる。
(19)本発明の少なくとも一実施形態に係る圧縮機の組立方法は、
圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリを前記ベアリングハウジングに取り付ける圧縮機の組立方法であって、
前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
前記インサート部材は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成されたインサート側凹部を含み、
前記規制部材は、前記規制部材の中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
外周側が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入された前記リング状部材を自然状態よりも拡径させるステップと、
前記リング状部材を自然状態よりも拡径させた状態で、前記インサート部材を前記ベアリングハウジングの内部に挿入するステップと、
前記リング状部材の内周側を前記インサート側凹部に挿入させるステップと、
を備える。
上記(19)の方法によれば、リング状部材を自然状態よりも拡径させた状態で、インサート部材をベアリングハウジングの内部に挿入し、その後、リング状部材の内周側をインサート側凹部に挿入させることで、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、圧縮機の組立方法を簡略化できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、圧縮機における圧縮効率の低下を抑制できる。
本発明の一実施形態にかかるターボチャージャにおいて、その回転軸の軸線方向に沿った断面を示した断面図である。 図1におけるa部付近の拡大図であって、本発明の一実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリで用いられる規制部材の模式的な斜視図である。 図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。 図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。 図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明の他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図6に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリで用いられる規制部材の模式的な斜視図である。 6に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。 図6に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。 図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。 図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する途中の状態を示す図である。 図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。 図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。 図2、図6に示す実施形態に係るベアリングハウジング及びインサート部材をコンプレッサインペラ側から見た図の一例である。 図2、図6に示す実施形態に係るベアリングハウジング及びインサート部材をコンプレッサインペラ側から見た図の他の例である。 図10、図14に示す実施形態に係るベアリングハウジング及びインサート部材をコンプレッサインペラ側から見た図の一例である。 図10、図14に示す実施形態に係るベアリングハウジング及びインサート部材をコンプレッサインペラ側から見た図の他の例である。 従来のターボチャージャについて、その回転軸の軸線方向に沿った断面を示した断面図である。 図2、図6に示す実施形態に係る圧縮機の組立方法の手順を示すフローチャートである。 図10、図14に示す実施形態に係る圧縮機の組立方法の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかるターボチャージャにおいて、その回転軸の軸線方向に沿った断面を示した断面図である。
本発明の一実施形態にかかるターボチャージャは、特に限定されないが、例えば自動車用エンジン等に搭載されるターボチャージャである。
本実施形態のターボチャージャ100は、図1に示したように、回転軸2の一端側に設けられたタービンインペラ103を収容するタービンハウジング102、回転軸2の他端側に設けられたコンプレッサインペラ105を収容するコンプレッサハウジング104、及び回転軸2を回転可能に支持するラジアル軸受110と、回転軸2のスラスト力を支持するスラスト軸受4とを収容するベアリングハウジング106、の3つのハウジングからなる。
タービンハウジング102の外周部には、渦巻き状のタービンスクロール流路113が形成されている。そして、タービンスクロール流路113の中心部分にはタービンインペラ103が配置されている。タービンインペラ103は、円錐体の頭部を底面に平行な面で切り取った截頭円錐状のタービンハブ103aと、タービンハブ103aの周面から径方向の突出して設けられる複数のタービン翼103bとからなる。タービンインペラ103のタービンハブ103aは、回転軸2の一端部と例えば溶接によって接合されている。そして、タービンスクロール流路113を流れてタービンインペラ103に作用した排気ガスは、回転軸2の軸方向に開口する排ガス流出口111からタービンハウジング102の外部へと排出される。
コンプレッサハウジング104の外周部には渦巻き状のコンプレッサスクロール流路117が形成されている。そして、コンプレッサスクロール流路117の中心部分にはコンプレッサインペラ105が配置されている。コンプレッサインペラ105は、円錐体の頭部を底面に平行な面で切り取った截頭円錐状のコンプレッサハブ105aと、コンプレッサハブ105aの周面から径方向の突出して設けられる複数のコンプレッサ翼105bとからなる。コンプレッサインペラ105のコンプレッサハブ105aの中心部には、回転軸2の他端側が嵌挿される嵌挿孔(不図示)が形成されている。コンプレッサインペラ105は、この嵌挿孔に回転軸2の一端側が嵌挿された後、コンプレッサハブ105aの先端からナット116を締め付けることで、回転軸2の他端部に固定されている。そして、回転軸2の軸方向に開口する吸気流入口115を流れ、コンプレッサインペラ105によって圧縮された吸気ガスが、コンプレッサスクロール流路117を流れて不図示のエンジンへと供給される。
ベアリングハウジング106は、タービンハウジング102とコンプレッサハウジング104との間に配置され、一端側がタービンハウジング102に連結され、他端側がコンプレッサハウジング104に連結されている。ベアリングハウジング106の内部には、回転軸2を軸方向に挿通可能とする内部空間が形成されており、この内部空間に上述したラジアル軸受110、スラスト軸受4が収容されている。またベアリングハウジング106の上部には、上述したラジアル軸受110、及びスラスト軸受4に対して潤滑油を供給するための入口油路112が形成されている。入口油路112からベアリングハウジング106の内部に導入された潤滑油は、ラジアル軸受110、及びスラスト軸受4を潤滑した後、ベアリングハウジング106の下部に形成されている出口油路114からベアリングハウジング106の外部に排出される。
幾つかの実施形態に係る圧縮機10は、コンプレッサインペラ105と、ベアリングハウジング106と、後述するインサートアッセンブリ1とを備える。
図2は、図1におけるa部付近の拡大図であって、本発明の一実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。図3は、図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリで用いられる規制部材の模式的な斜視図である。図4は、図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。図5は、図2に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。
図6は、図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明の他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。図7は、図6に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリで用いられる規制部材の模式的な斜視図である。図8は、図6に示した一実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。図9は、図6に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。
図10は、図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。図11は、図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する前の状態を示す図である。図12は、図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入する途中の状態を示す図である。図13は、図10に示した他の実施形態に係るインサートアッセンブリの組立て手順を説明するための図であって、インサートアッセンブリをベアリングハウジングに挿入した後の状態を示す図である。
図14は、図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。図15は、図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。図16は、図1におけるa部付近の拡大図に相当する図であって、本発明のさらに他の実施形態にかかるインサートアッセンブリを示した断面図である。
幾つかの実施形態では、回転軸2には、第1スラストカラー3Aと、第1スラストカラー3Aよりもタービンホイール側に位置する第2スラストカラー3Bの2つのスラストカラーが装着されている。そして、スラスト軸受4は、第2スラストカラー3Bの外周側に装着されている。また、オイルディフレクタ5は、第1スラストカラー3Aの外周側に装着されている。また、オイルディフレクタ5のコンプレッサ側には、オイルディフレクタ5およびスラスト軸受4をベアリングハウジング106の内周壁面に形成されている段部との間で保持するように構成されたインサート部材7が、第1スラストカラー3Aの外周側に装着されている。後で詳述するように、幾つかの実施形態では、インサート部材7は、ベアリングハウジング106の内周壁面に形成されているベアリングハウジング側凹部107に一部が挿入される規制部材8によって、コンプレッサインペラ側への移動が規制されている。なお、規制部材8の詳細については、後で説明する。
図21は、従来のターボチャージャについて、その回転軸の軸線方向に沿った断面を示した断面図である。従来のターボチャージャ100Mでは、ベアリングハウジング106の内周壁面に溝106mが形成されており、この溝106mに嵌挿されているスナップリング8mによって、インサート部材(リテーナ)7Mのコンプレッサインペラ側への移動が規制されている。
従来のターボチャージャ100Mを組み立てる際、リテーナ7Mをコンプレッサインペラ側からタービンインペラ側に向かってベアリングハウジング106の内部に挿入した後、スナップリング8mを溝106mに装着する。そのため、リテーナ7Mとコンプレッサインペラ105の背面105cとの間には、溝106mよりもコンプレッサインペラ側の領域に、スナップリング8mを回転軸2の延在方向に沿って通過させるために、回転軸2の延在方向に沿って見たときに円環形状を呈する空間118を確保する必要があった。
そのため、コンプレッサインペラ105の回転によって空間118内の空気が攪拌されて対流が生じ、空間118内の空気が加熱されてしまうと、コンプレッサインペラ105が加熱されてしまい、吸気温度が上昇して圧縮効率が低下してしまう。
そこで、本発明の少なくとも一つの実施形態に係る圧縮機10では、上記の空間118ができるだけ小さくなるようにインサートアッセンブリ1を構成している。以下、幾つかの実施形態に係るインサートアッセンブリ1について、詳細に説明する。
本発明の少なくとも一つの実施形態にかかるインサートアッセンブリ1は、図2、図4~図6、図8~図16に示したように、圧縮機10のベアリングハウジング106の内部に挿入されるインサート部材7と、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材8とを備える。
ベアリングハウジング106は、規制部材8の一部が挿入される、ベアリングハウジング106の内周面に形成されたベアリングハウジング側凹部107を含む。
インサートアッセンブリ1は、インペラ近傍外周領域93に形成される、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する対向面71を有する。なお、インペラ近傍外周領域93は、ベアリングハウジング106の内周面106bにより画定される内部空間121(図4、図8、図11参照)における外側の径方向領域91(図2、図4、図6、図10、図14~図16参照)と、ベアリングハウジング側凹部107よりもコンプレッサインペラ側の軸方向領域92(図2、図6、図10、図14~図16参照)とが重複する領域である。
ここで、内部空間121における外側の径方向領域91は、例えば、図4に示すようにベアリングハウジング106の内周面106bの直径Diの3分の2以上の領域としてもよい。なお、例えば、ベアリングハウジング106の内周面106bの直径Diの3分の1未満の領域を内部空間121における内側の径方向領域97としてもよい。例えば、ベアリングハウジング106の内周面106bの直径Diの3分の1以上3分の2未満の領域を内部空間121における中間の径方向領域98としてもよい。
また、径方向領域91は、図2、図6、図10、図14、図15~図16に示すように、インサート部材7の外周面73の直径Dの80%以上(≧0.8D)の領域としてもよい。この場合、インサートアッセンブリ1は、インサート部材7の外周面73の直径Dの80%以上(≧0.8D)の径方向領域91と、ベアリングハウジング側凹部107よりもコンプレッサインペラ側の軸方向領域92とが重複する領域であるインペラ近傍外周領域93に形成される、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する対向面71を有することとなる。
図2、図6、図10、図14~図16に示すように、幾つかの実施形態では、外周面73の直径Dよりも大きな直径となる領域では、ベアリングハウジング106のコンプレッサインペラ側の面106aがコンプレッサインペラ105の背面105cと対向している。
なお、ここでいうインサート部材7の外周面73の直径Dは、換言すればベアリングハウジング106の内周面106bと、はめあい公差程度の隙間をもって嵌合するように形成された場合の外周面73の直径である。
図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、インサート部材7において、後述するインサート側凹部75よりもコンプレッサインペラ側の領域が、その外径が上記直径Dよりも小さな直径を有するように形成されていてもよいが、この場合であっても、直径Dは、上述したようにベアリングハウジング106の内周面106bと、はめあい公差程度の隙間をもって嵌合するように形成された場合の外周面73の直径を表すものとする。
図2、図6、図10、図14~図16に示すように、幾つかの実施形態では、軸方向領域92は、ベアリングハウジング側凹部107よりもコンプレッサインペラ側の領域である。例えば、図2に示すように、ベアリングハウジング側凹部107のコンプレッサインペラ側の壁面には、テーパ面107aが形成されている。このテーパ面107aは、コンプレッサインペラ側からタービンインペラ側に向かうにつれて、すなわち、図2において図示左方から図示右方に向かうにつれて径が大きくなるように形成された円錐面である。図2に示す実施形態では、軸方向領域92は、ベアリングハウジング側凹部107のテーパ面107aのうち、ベアリングハウジング106の内周面106b側の端部よりもコンプレッサインペラ側の領域である。
図2、図6、図10、図14~図16に示すように、幾つかの実施形態では、インペラ近傍外周領域93は、例えば、径方向領域91と軸方向領域92とが重複する、円環形状を呈する領域である。
図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、インサート部材7のコンプレッサインペラ側の端面74と対向面71とは同一平面上に存在しているが、端面74における対向面71以外の領域と対向面71とが回転軸2の延在方向に沿ってずれた位置に形成されていてもよい。すなわち、端面74において段差があってもよい。
このように、幾つかの実施形態によれば、インペラ近傍外周領域93に上記の対向面71が形成されるので、コンプレッサインペラ105の背面105cとインサートアッセンブリ1との間の空間119、すなわち、図21における空間118に相当する空間を小さくすることができる。これにより、コンプレッサインペラ105の回転によって上記空間119内の空気を攪拌することで当該空間119内の空気が加熱されて、コンプレッサインペラ105が加熱されてしまうことを抑制でき、圧縮機10における圧縮効率の低下を抑制できる。
図2、図6、図10、図14~図16に示す幾つかの実施形態では、対向面71は、径方向領域91のうち、規制部材8における径方向内側の端部81の位置よりも径方向外側の領域においてコンプレッサインペラ105の背面105cと対向する外周側対向部71a(図2参照)を含む。
上述したように、従来の圧縮機10Mでは、環状の移動規制部材8Mをベアリングハウジング106の内周溝(溝106m)に嵌合させるための空間118が存在している。この移動規制部材8Mをベアリングハウジング106の溝106mに嵌合させるためには、環状の移動規制部材8Mの外径がベアリングハウジング106の内周面106bの内径よりも小さくなるように該外径を縮めた状態にした移動規制部材8Mをコンプレッサインペラ側からベアリングハウジング106内に挿入することとなる。そのため、ベアリングハウジング106では、ベアリングハウジング106の内周面106bから、上述のように外径を縮めた状態の移動規制部材8Mの内周面(径方向内側の端部81)までの環状の範囲が少なくとも空間となっていないと、移動規制部材8Mをベアリングハウジング106の溝106mに嵌合させることができない。したがって、従来の圧縮機10Mでは、ベアリングハウジング106の内周面106bから、上述のように外径を縮めた状態の移動規制部材8Mの径方向内側の端部81までの範囲が少なくとも環状の空間118となっている。
これに対して、図2、図6、図10、図14~図16に示す幾つかの実施形態では、対向面71は、径方向領域91のうち、規制部材8における径方向内側の端部81の位置よりも径方向外側の領域においてコンプレッサインペラ105の背面105cと対向する外周側対向部71aを含む。そのため、従来の圧縮機10Mの空間118よりも上記空間119を小さくすることができる。これにより、圧縮機10における圧縮効率の低下を抑制できる。
図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、対向面71は、インサート部材7に形成される。
これにより、対向面71を形成するための他の部材を設ける必要がなく、圧縮機10の構成が複雑化することを抑制できる。
図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、インサート部材7は、インサート部材7の外周面73に形成されたインサート側凹部75と、インサート側凹部75の底面76よりも外側の径方向領域94と、インサート側凹部75よりもコンプレッサインペラ側の軸方向領域95とが重複する領域96に形成されるインペラ近傍外周部77とを含む(図1、2参照)。
インサート側凹部75は、インサート部材7の外周面73よりも径が小さい底面76と、タービンインペラ側の壁面171と、コンプレッサインペラ側の壁面172とを含む(図2、図6、図10、図14参照)。
なお、図1において、交差するハッチングを施した領域がインペラ近傍外周部77である。
また、図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、対向面71の少なくとも一部は、インペラ近傍外周部77に形成される。
これにより、従来の圧縮機10Mの空間118よりも上記空間119を小さくすることができる。これにより、圧縮機10における圧縮効率の低下を抑制できる。
なお、図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、インペラ近傍外周部77がインサート部材7の一部として形成されているが、インペラ近傍外周部77は、インサート部材7とは異なる部材に形成されていてもよい。すなわち、インペラ近傍外周部77は、インサート部材7に対して着脱可能に構成されていてもよい。
図2、図6、図10、図14、図15に示す幾つかの実施形態では、インサート部材7は、図2に示すように、インサート側凹部75の底面76よりも内側の径方向領域99に形成される内周部79を含む。そして、内周部79のコンプレッサインペラ側の端面は、インペラ近傍外周部77のコンプレッサインペラ側の端面と面一に形成されている。この場合、内周部79のコンプレッサインペラ側の端面は、対向面71と面一に形成される。すなわち、幾つかの実施形態において、対向面71と面一となる面が内周部79に形成されていてもよい。
これにより、従来の圧縮機10Mの空間118よりも空間119をより一層小さくすることができる。これにより、圧縮機10における圧縮効率の低下をさらに抑制できる。
なお、インサート側凹部75の底面76が径方向領域91における径方向内側の境界よりも径方向外側に位置する場合、径方向領域99の一部と、径方向領域91の一部とが重複する。この場合には、対向面71が径方向領域99の一部に形成されていてもよい。
例えば図10に示すように、幾つかの実施形態では、インサート側凹部75のタービンインペラ側の壁面171には、テーパ面75aが形成されている。このテーパ面75aは、コンプレッサインペラ側からタービンインペラ側に向かうにつれて、すなわち、図10において図示左方から図示右方に向かうにつれて径が大きくなるように形成された円錐面である。
図2、図6、図10、図14~図16に示す幾つかの実施形態では、ベアリングハウジング側凹部107は、ベアリングハウジング106の内周面106bの全周に亘って形成される。図2、図6、図10、図14~図16に示す幾つかの実施形態では、インサート側凹部75は、インサート部材7の外周面の全周に亘って形成される。図2、図6、図10、図14~図16に示す幾つかの実施形態では、規制部材8は、例えば、図3、図7に示すように、規制部材8の中心線CLに対して周方向に延在するリング状部材8aを含む。リング状部材8aは、図3、図7に示すように合口部8bを有していてもよい。なお、リング状部材8aは、合口部8bを有していなくてもよい。合口部8bは、リング状部材8aの周方向の一端と他端とが間隔をあけて対向する部分である。
図2、図6、図10、図14~図15に示す幾つかの実施形態では、リング状部材8aは、図3、図7に示すように、ベアリングハウジング側凹部107に挿入される外周部84と、インサート側凹部75に挿入される内周部85とを有する。
図3、図7に示す規制部材8の詳細については、後で説明する。
幾つかの実施形態では、規制部材8がリング状部材8aを含むので、規制部材8の構成を単純化できる。
図2、図6、図16に示す幾つかの実施形態では、前記リング状部材8aは、自然状態よりも縮径した状態で、ベアリングハウジング側凹部107およびインサート側凹部75に挿入されるように構成される。
このように、リング状部材8aを自然状態よりも縮径した状態で、ベアリングハウジング側凹部107およびインサート側凹部75に挿入することで、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
なお、リング状部材8aの自然状態とは、リング状部材8aを拡径させたり縮径させるような径方向の外力が作用していない状態のことである。
図2、図6、図16に示す幾つかの実施形態では、リング状部材8aは、ベアリングハウジング側凹部107に挿入された状態における外径が、自然状態における外径以下である。そのため、リング状部材8aがベアリングハウジング側凹部107に係止されて、ベアリングハウジング側凹部107から外れることがない。したがって、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
図10、図14に示す幾つかの実施形態では、リング状部材8aは、自然状態よりも拡径した状態で、ベアリングハウジング側凹部107およびインサート側凹部75に挿入されるように構成される。
このように、リング状部材8aを自然状態よりも拡径した状態で、ベアリングハウジング側凹部107およびインサート側凹部75に挿入することで、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
図10、図14に示す幾つかの実施形態では、リング状部材8aは、インサート側凹部75に挿入された状態における内径が、自然状態における内径以上である。そのため、リング状部材8aがインサート側凹部75に係止されて、インサート側凹部75から外れることがない。したがって、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、簡単な構成で、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
図2、図10に示す幾つかの実施形態に係る規制部材8について、図3を参照して説明する。図3に示す一実施形態の規制部材8Aは、図2に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1で用いられる規制部材8であり、径方向に弾性変形して拡径及び縮径可能である。
図3に示す一実施形態の規制部材8Aにおけるリング状部材8aは、インサート部材7をコンプレッサインペラ105とは反対側に向かって付勢するためのテーパ面8cを有する。
なお、図2、図3に示す実施形態では、リング状部材8aの軸方向の一方側の面、すなわち例えば図2において図示左方の端面の外径側において、径方向外側に向かうにつれて、リング状部材8aの軸方向の寸法が小さくなるように、規制部材8Aのリング状部材8aにテーパ面8cが形成されている。図2、図3に示す実施形態におけるテーパ面8cを第1テーパ面8pとも呼ぶ。すなわち、第1テーパ面8pは、中心線CLに沿って離間した2つの端面のうち、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する一方の端面に形成されたテーパ面である。
また、図10に示す実施形態では、リング状部材8aの軸方向の他方側の面、すなわち例えば図10において図示右方の端面の内径側において、径方向内側に向かうにつれて、リング状部材8aの軸方向の寸法が小さくなるように、規制部材8Cのリング状部材8aにテーパ面8cが形成されている。図10に示す実施形態におけるテーパ面8cを第2テーパ面8qとも呼ぶ。すなわち、第2テーパ面8qは、中心線CLに沿って離間した2つの端面のうち、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する一方の端面とは異なる他方の端面に形成されたテーパ面である。
これにより、例えば、図2、図3に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、リング状部材8aが拡径しようとする力によってリング状部材8aが第1テーパ面8pで相手側の部材であるベアリングハウジング側凹部107のテーパ面107aを押圧することで、リング状部材8aに作用する反力によってインサート部材7をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。なお、図2、図3に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、リング状部材8aのテーパ面8cとベアリングハウジング側凹部107のテーパ面107aとが互いに当接する。
また、例えば、図10に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、リング状部材8aが縮径しようとする力によってリング状部材8aが第2テーパ面8qで相手側の部材であるインサート側凹部75のテーパ面75aを押圧することで、リング状部材8aに作用する反力によってインサート部材7をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。なお、図10に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、リング状部材8aのテーパ面8cとインサート側凹部75のテーパ面75aとが互いに当接する。
なお、必ずしもリング状部材8aにテーパ面8cが形成されている必要はない。また、必ずしもベアリングハウジング側凹部107にテーパ面107aが形成されている必要はない。同様に、必ずしもインサート側凹部75にテーパ面75aが形成されている必要はない。
図10に示す一実施形態では、インサート部材7は、図11に示すように、一方側端部74aと、他方側端部74bと、テーパ部78とを有する。一方側端部74aは、インサート部材7の軸方向の端部のうち、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する端部である。他方側端部74bは、インサート部材7の軸方向に沿って一方側端部74aとは反対側の端部である。テーパ部78は、他方側端部74bからコンプレッサインペラ側に向かって外径が拡径するテーパ部である。
図11に示すように、テーパ部78における他方側端部74bの外径Daは、ベアリングハウジング側凹部107に嵌装されていて自然状態にある規制部材8Cのリング状部材8aの内径Dbよりも小さい。
これにより、後述する圧縮機10の組立方法において、ベアリングハウジング側凹部107に予めリング状部材8aが挿入されているベアリングハウジング106の内部にインサート部材7を挿入することで、テーパ部78をリング状部材8aの内周に挿入し、テーパ部78でリング状部材8aを拡径させながら、ベアリングハウジング106の内部にインサート部材7を挿入することができる。
図6、図14に示す幾つかの実施形態に係る規制部材8について、図7を参照して説明する。図7に示す一実施形態の規制部材8Bは、図6、図14に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1で用いられる規制部材8である。
図7に示す一実施形態の規制部材8Bにおけるリング状部材8aは、中心線CLに沿った一方側および他方側に蛇行する波型を有する波型リング状部材8kである。
すなわち、規制部材8Bにおけるリング状部材8aは、周方向に沿って進むにつれて、軸方向の一方側および他方側、すなわち、図示上方向及び図示下方向に向かって突出する突部8dが交互に現れるように構成されている。規制部材8Bにおけるリング状部材8aは、径方向に弾性変形して拡径及び縮径可能であるとともに、図示上方向に向かって突出する突部8dと図示下方向に向かって突出する突部8dとが互いに図示上下方向に沿って近づくように弾性変形可能である。
これにより、例えば、図6、図7に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、図7に示す規制部材8Bのリング状部材8aが拡径しようとする力によって該リング状部材8aがベアリングハウジング側凹部107におけるコンプレッサインペラ側の壁面を押圧することで、該リング状部材8aに作用する反力によってインサート部材7をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。
また、図14に示す一実施形態に係るインサートアッセンブリ1では、図7に示す規制部材8Bのリング状部材8aが縮径しようとする力によって該リング状部材8aがインサート側凹部75のタービンインペラ側の壁面171を押圧することで、リング状部材8aに作用する反力によってインサート部材7をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。
図7に示す一実施形態の規制部材8Bによれば、波型のリング状部材8aの中心線CLに沿った方向の弾性力を利用して、インサート部材7をコンプレッサインペラ105とは反対側に向かって付勢することができる。すなわち、波型リングに対して中心線CLに沿った方向から接触する、ベアリングハウジング側凹部107のコンプレッサインペラ側の壁面と、インサート側凹部75のコンプレッサインペラ105とは反対側の壁面とを、波型のリング状部材8aの軸方向の弾性力によって互いに離間するように付勢することにより、インサート部材をコンプレッサインペラとは反対側に向かって付勢することができる。
なお、規制部材8は、図3、図7に示すようなリング状の部材でなくてもく、例えば図15に示す一実施形態に係る規制部材8Dのように、外径側がベアリングハウジング側凹部107に挿入され、内径側がインサート側凹部75に挿入されるように構成される爪部材8fと、爪部材8fを径方向外側に向かって付勢する付勢部材8gとを含んでいてもよい。
これにより、ベアリングハウジング側凹部107及びインサート側凹部75に挿入されるように構成される爪部材8fによって、ベアリングハウジングに対してインサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。
例えば、上述したリング状部材8aを用いる場合、ベアリングハウジング側凹部107をベアリングハウジング106の内周面の略全周に亘って形成するとともに、インサート側凹部75をインサート部材7の外周面の略全周に亘って形成する必要がある。
その点、図15に示す一実施形態によれば、ベアリングハウジング側凹部107及びインサート側凹部75の大きさは、爪部材8fが挿入可能な大きさであればよい。したがって、ベアリングハウジング側凹部107及びインサート側凹部75の周方向の大きさを抑制できる。これにより、ベアリングハウジング106及びインサート部材7の強度低下を抑制できる。
なお、図示はしないが、規制部材8は、例えば図15に示す一実施形態に係る規制部材8Dのような爪部材8fと、爪部材8fを径方向内側に向かって付勢する付勢部材8gとを含んでいてもよい。
なお、図16に示す一実施形態のように、対向面71を規制部材8に形成してもよい。図16に示す一実施形態に係る規制部材8は、図3に示す規制部材8Aのリング状部材8aに対して、連結部8iを介して、対向面71を形成する環状板部8hを取り付けた構成とされている。
すなわち、図16に示す一実施形態では、規制部材8は、少なくとも一部がベアリングハウジング側凹部107に挿入されるリング状部材8aと、コンプレッサインペラ105の背面105cと対向する環状板部8hと、リング状部材8aと環状板部8hとを連結する連結部8iとを含む。そして、対向面71の少なくとも一部は、環状板部8hに形成される。
これにより、対向面71を形成するための他の部材を設ける必要がなく、圧縮機10の構成が複雑化することを抑制できる。
図16に示す一実施形態では、インサート部材7は、インサート段部175を含んでいる。インサート段部175は、インサート部材7の外周面73よりも径が小さい小径部176と、外周面73と小径部176の外周面176aとを接続する壁面177とを含む。小径部176は、インサート部材7においてコンプレッサインペラ側に形成されている。なお、図16に示す一実施形態では、インサート部材7における壁面177よりもタービンインペラ側の部位を大径部178とも呼ぶ。
図16に示す一実施形態では、リング状部材8aの第1テーパ面8pがベアリングハウジング側凹部107のテーパ面107aを押圧することで、リング状部材8aにはコンプレッサインペラとは反対側に向かう反力が発生する。図16に示す一実施形態では、該反力によって、リング状部材8aの前端面8rでインサート部材7の壁面177をコンプレッサインペラとは反対側に向かって押圧することができる。
図16に示す一実施形態では、対向面71を規制部材8に形成することで、比較的単純な形状の規制部材8によって、従来の圧縮機10Mの空間118よりも空間119を小さくすることができる。これにより、圧縮機10における圧縮効率の低下を抑制できる。
上述した幾つかの実施形態に係る圧縮機10では、次のようにしてベアリングハウジング106からインサート部材7を取り外すことができる。
図17は、図2、図6に示す実施形態に係るベアリングハウジング106及びインサート部材7をコンプレッサインペラ側から見た図の一例である。図18は、図2、図6に示す実施形態に係るベアリングハウジング106及びインサート部材7をコンプレッサインペラ側から見た図の他の例である。図19は、図10、図14に示す実施形態に係るベアリングハウジング106及びインサート部材7をコンプレッサインペラ側から見た図の一例である。図20は、図10、図14に示す実施形態に係るベアリングハウジング106及びインサート部材7をコンプレッサインペラ側から見た図の他の例である。
図17に示す実施形態では、ベアリングハウジング106には、コンプレッサインペラ105の背面側からベアリングハウジング側凹部107に連通するベアリングハウジング側軸方向空間151が形成されている。
図17に示すベアリングハウジング側軸方向空間151は、規制部材8,8A,8Bの周方向の一端部及び他端部にアクセス可能な位置に形成される。
なお、ベアリングハウジング側軸方向空間151の径方向内側において、インサート部材7においてもインサート部側軸方向空間152が形成されているとよい。
図17に示す実施形態では、ベアリングハウジング側軸方向空間151からベアリングハウジング側凹部107に挿入されているリング状の規制部材8,8A,8Bにアクセスできるので、例えば、ベアリングハウジング側軸方向空間151に例えば冶具を挿入して、規制部材8,8A,8Bの周方向の一端部及び他端部の近傍に形成された孔8jに該冶具を係止し、該冶具によって合口部8b同士を近づけることで、規制部材8,8A,8Bを自然状態よりも縮径した状態とさせることができる。これにより、規制部材8,8A,8Bによる規制を解除して、インサート部材7をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材7をベアリングハウジング106から取り外すことができる。
図18に示す実施形態では、ベアリングハウジング106は、コンプレッサインペラ105の背面側からベアリングハウジング側凹部107に連通するベアリングハウジング側軸方向空間153を有する。
図18に示すベアリングハウジング側軸方向空間153は、規制部材8,8A,8Bの径方向外側にアクセス可能な位置に、周方向において間隔をあけて3か所以上に形成される。
なお、ベアリングハウジング側軸方向空間153の径方向内側において、インサート部材7においてもインサート部側軸方向空間154が形成されていてもよい。
図18に示す実施形態では、ベアリングハウジング側軸方向空間153からベアリングハウジング側凹部107に挿入されているリング状の規制部材8,8A,8Bの外周面にアクセスできるので、例えば、各位置におけるベアリングハウジング側軸方向空間153に例えば冶具を挿入して、該冶具によって規制部材8,8A,8Bを径方向内側に縮めることで、規制部材8,8A,8Bを自然状態よりも縮径した状態とさせることができる。これにより、規制部材8,8A,8Bによる規制を解除して、インサート部材7をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材7をベアリングハウジング106から取り外すことができる。
図19に示す実施形態では、インサート部材7は、コンプレッサインペラ105の背面側からインサート側凹部75に連通するインサート側軸方向空間155を有する。
図19に示すインサート側軸方向空間155は、規制部材8,8B,8Cの周方向の一端部及び他端部にアクセス可能な位置に形成される。
なお、インサート側軸方向空間155の径方向外側において、ベアリングハウジング106においてもベアリングハウジング側軸方向空間156が形成されているとよい。
図19に示す実施形態では、インサート側軸方向空間155からインサート側凹部75に挿入されているリング状の規制部材8,8B,8Cにアクセスできるので、例えば、インサート側軸方向空間155に冶具を挿入して、規制部材8,8B,8Cの周方向の一端部及び他端部の近傍に形成された孔8jに該冶具を係止し、該冶具によって合口部8b同士を離間させることで、規制部材8,8B,8Cを自然状態よりも拡径した状態とさせることができる。これにより、規制部材8,8B,8Cによる規制を解除して、インサート部材7をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材7をベアリングハウジング106から取り外すことができる。
図20に示す実施形態では、インサート部材7には、コンプレッサインペラ105の背面側からインサート側凹部75に連通するインサート側軸方向空間157が形成されている。
図20に示すインサート側軸方向空間157は、規制部材8,8B,8Cの径方向内側にアクセス可能な位置に、周方向において間隔をあけて3か所以上に形成される。
なお、インサート側軸方向空間157の径方向外側において、ベアリングハウジング106においてもベアリングハウジング側軸方向空間158が形成されているとよい。
図20に示す実施形態では、インサート側軸方向空間157からインサート側凹部75に挿入されているリング状の規制部材8,8B,8Cの内周面にアクセスできるので、例えば、各位置におけるインサート側軸方向空間157に冶具を挿入して、規制部材8,8B,8Cを径方向外側に広げることで、規制部材8,8B,8Cを自然状態よりも拡径した状態とさせることができる。これにより、規制部材8,8B,8Cによる規制を解除して、インサート部材7をコンプレッサインペラ側へ移動させることが可能となるので、インサート部材7をベアリングハウジング106から取り外すことができる。
次に、幾つかの実施形態に係る圧縮機の組立方法について説明する。
図22は、図2、図6に示す実施形態に係る圧縮機の組立方法の手順を示すフローチャートである。図22に示す圧縮機の組立方法は、縮径ステップS10と、挿入ステップS20と、係止ステップS30を備える。
縮径ステップS10は、例えば、図4、図8に示すように、内周側がインサート側凹部75に挿入された規制部材8,8A,8Bを自然状態よりも縮径させるステップである。縮径ステップS10では、不図示の筒状の冶具をインサート部材7の外周面73に被せること等によって、内周側がインサート側凹部75に挿入された規制部材8,8A,8Bをインサート部材7の外周面73と同じ大きさにまで縮径させることができる。
挿入ステップS20は、規制部材8,8A,8Bを自然状態よりも縮径させた状態で、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入するステップである。挿入ステップS20では、上述したようにして規制部材8,8A,8Bを縮径させた状態を保ちながら、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入する。
係止ステップS30は、規制部材8,8A,8Bの外周側をベアリングハウジング側凹部107に挿入させるステップである。係止ステップS30では、インサート部材7の挿入によって規制部材8,8A,8Bがベアリングハウジング側凹部107の位置まで軸方向に移動させて、規制部材8,8A,8Bを、自身の弾性力によって拡径させて、図5、図9に示すように、ベアリングハウジング側凹部107に嵌合させる。これにより、インサート部材7がベアリングハウジング106に係止される。
図22に示す圧縮機の組立方法によれば、規制部材8,8A,8Bを自然状態よりも縮径させた状態で、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入し、その後、規制部材8,8A,8Bの外周側をベアリングハウジング側凹部107に挿入させることで、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、圧縮機10の組立方法を簡略化できる。
図23は、図10、図14に示す実施形態に係る圧縮機の組立方法の手順を示すフローチャートである。図23に示す圧縮機の組立方法は、拡径ステップS50と、挿入ステップS60と、係止ステップS70を備える。
拡径ステップS50は、例えば、図12に示すように、外周側がベアリングハウジング側凹部107に挿入された規制部材8,8B,8Cを自然状態よりも拡径させるステップである。拡径ステップS50では、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入することで、図12に示すように、規制部材8,8B,8Cの内側の端部81をテーパ部78で径方向外側に移動させて規制部材8,8B,8Cを拡径させる。
図11を参照した説明で述べたように、テーパ部78における他方側端部74bの外径Daは、ベアリングハウジング側凹部107に嵌装されていて自然状態にある規制部材8,8B,8Cのリング状部材8aの内径Dbよりも小さい。
そのため、ベアリングハウジング106の内部にインサート部材7を挿入することで、テーパ部78をリング状部材8aの内周に挿入し、テーパ部78でリング状部材8aを拡径させながら、ベアリングハウジング106の内部にインサート部材7を挿入することができる。
挿入ステップS60は、規制部材8,8B,8Cを自然状態よりも拡径させた状態で、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入するステップである。挿入ステップS60では、上述したようにして規制部材8,8B,8Cを拡径させた状態を保ちながら、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入する。
係止ステップS70は、規制部材8,8B,8Cの内周側をインサート側凹部75に挿入させるステップである。係止ステップS70では、インサート部材7の挿入によって規制部材8,8B,8Cがインサート側凹部75の位置まで軸方向に移動させて、規制部材8,8B,8Cを、自身の弾性力によって縮径させて、図13に示すように、インサート側凹部75に嵌合させる。これにより、インサート部材7がベアリングハウジング106に係止される。
図23に示す圧縮機の組立方法によれば、規制部材8,8B,8Cを自然状態よりも拡径させた状態で、インサート部材7をベアリングハウジング106の内部に挿入し、その後、規制部材8,8B,8Cの内周側をインサート側凹部75に挿入させることで、ベアリングハウジング106に対してインサート部材7がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制できる。これにより、圧縮機10の組立方法を簡略化できる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
上述した圧縮機10は、排ガスによって駆動されるように構成されているが、例えば電動モータ等によって駆動されるように構成されていてもよい。
1 インサートアッセンブリ
7 インサート部材
8、8A~8E 規制部材
8a リング状部材
8c テーパ面
8f 爪部材
8k 波型リング状部材
10 圧縮機
71 対向面
71a 外周側対向部
75 インサート側凹部
77 インペラ近傍外周部
78 テーパ部
100 ターボチャージャ
105 コンプレッサインペラ
106 ベアリングハウジング
107 ベアリングハウジング側凹部
151,153 ベアリングハウジング側軸方向空間
155,157 インサート側軸方向空間

Claims (18)

  1. 圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
    前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリであって、
    前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面に形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
    前記規制部材は、少なくとも外径側が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入されるリング状部材又は爪状部材の何れか一方を含み、
    前記インサートアッセンブリは、前記ベアリングハウジングの前記内周面により画定される内部空間における外側の径方向領域と、前記リング状部材又は前記爪状部材よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域であるインペラ近傍外周領域に形成される、前記コンプレッサインペラの背面と対向する対向面を有
    前記対向面は、前記径方向領域のうち、前記規制部材における径方向内側の端部の位置よりも径方向外側の領域において前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する外周側対向部を含む、
    圧縮機のインサートアッセンブリ。
  2. 前記対向面は、前記インサート部材に形成される、
    請求項1に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  3. 前記インサート部材は、
    前記インサート部材の外周面に形成されたインサート側凹部と、
    前記インサート側凹部の底面よりも外側の径方向領域と、前記インサート側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域に形成されるインペラ近傍外周部と、を含み、
    前記対向面の少なくとも一部は、前記インペラ近傍外周部に形成される
    請求項2に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  4. 前記インサート部材は、
    前記インサート側凹部の底面よりも内側の径方向領域に形成される内周部を含み、
    前記内周部のコンプレッサインペラ側の端面は、前記インペラ近傍外周部の前記コンプレッサインペラ側の端面と面一に形成されている
    請求項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  5. 圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
    前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリであって、
    前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面に形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
    前記インサートアッセンブリは、前記ベアリングハウジングの前記内周面により画定される内部空間における外側の径方向領域と、前記ベアリングハウジング側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域であるインペラ近傍外周領域に形成される、前記コンプレッサインペラの背面と対向する対向面を有し、
    前記対向面は、前記径方向領域のうち、前記規制部材における径方向内側の端部の位置よりも径方向外側の領域において前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する外周側対向部を含み、
    前記インサート部材は、
    前記インサート部材の外周面に形成されたインサート側凹部と、
    前記インサート側凹部の底面よりも外側の径方向領域と、前記インサート側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域に形成されるインペラ近傍外周部と、を含み、
    前記対向面の少なくとも一部は、前記インペラ近傍外周部に形成され、
    前記ベアリングハウジング側凹部は、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成され、
    前記インサート側凹部は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成され、
    前記規制部材は、中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
    前記リング状部材は、前記ベアリングハウジング側凹部に挿入される外周部と、前記インサート側凹部に挿入される内周部とを有する
    縮機のインサートアッセンブリ。
  6. 前記リング状部材は、前記ベアリングハウジング側凹部に挿入された状態における外径が、自然状態における外径以下である
    請求項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  7. 前記ベアリングハウジングには、前記コンプレッサインペラの背面側から前記ベアリングハウジング側凹部に連通するベアリングハウジング側軸方向空間が形成されている
    請求項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  8. 前記リング状部材は、前記インサート側凹部に挿入された状態における内径が、自然状態における内径以上である
    請求項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  9. 前記インサート部材は、
    前記インサート部材の軸方向の端部のうち、前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する一方側端部と、
    前記インサート部材の軸方向に沿って前記一方側端部とは反対側の他方側端部であって、その外径が、自然状態にある前記リング状部材の内径よりも小さい他方側端部と、
    前記他方側端部から前記コンプレッサインペラ側に向かって外径が拡径するテーパ部と、
    を有する
    請求項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  10. 前記インサート部材には、前記コンプレッサインペラの背面側から前記インサート側凹部に連通するインサート側軸方向空間が形成されている
    請求項又はに記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  11. 前記リング状部材は、
    前記中心線に沿って離間した2つの端面のうち、前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する一方の端面に形成された第1テーパ面であって、前記中心線に対する径方向外側に向かうにつれて、前記中心線に沿った方向における前記リング状部材の寸法が小さくなるように形成された第1テーパ面、
    又は、
    前記2つの端面のうち、前記一方の端面とは異なる他方の端面に形成された第2テーパ面であって、前記中心線に対する径方向内側に向かうにつれて、前記中心線に沿った方向における前記リング状部材の寸法が小さくなるように形成された第2テーパ面
    の何れか一方を有する
    請求項乃至10の何れか1項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  12. 前記リング状部材は、前記中心線に沿った一方側および他方側に蛇行する波型を有する波型リング状部材である、
    請求項乃至10の何れか1項に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  13. 圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
    前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリであって、
    前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面に形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
    前記インサートアッセンブリは、前記ベアリングハウジングの前記内周面により画定される内部空間における外側の径方向領域と、前記ベアリングハウジング側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域であるインペラ近傍外周領域に形成される、前記コンプレッサインペラの背面と対向する対向面を有し、
    前記対向面は、前記径方向領域のうち、前記規制部材における径方向内側の端部の位置よりも径方向外側の領域において前記コンプレッサインペラの前記背面と対向する外周側対向部を含み、
    前記インサート部材は、
    前記インサート部材の外周面に形成されたインサート側凹部と、
    前記インサート側凹部の底面よりも外側の径方向領域と、前記インサート側凹部よりも前記コンプレッサインペラ側の軸方向領域とが重複する領域に形成されるインペラ近傍外周部と、を含み、
    前記対向面の少なくとも一部は、前記インペラ近傍外周部に形成され、
    前記規制部材は、
    外径側が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入され、内径側が前記インサート側凹部に挿入されるように構成される爪部材と、
    前記爪部材を前記規制部材における径方向内側又は前記径方向外側に向かって付勢する付勢部材と、を含む
    縮機のインサートアッセンブリ。
  14. 前記対向面は、前記規制部材に形成される
    請求項1に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  15. 前記規制部材は、
    少なくとも一部が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入されるリング状部材と、
    前記コンプレッサインペラの背面と対向する環状板部と、
    前記リング状部材と前記環状板部とを連結する連結部と、を含み、
    前記対向面の少なくとも一部は、前記環状板部に形成される
    請求項14に記載の圧縮機のインサートアッセンブリ。
  16. 前記コンプレッサインペラと、
    前記ベアリングハウジングと、
    請求項1乃至15の何れか1項に記載のインサートアッセンブリと、
    を備える圧縮機。
  17. 圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
    前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリを前記ベアリングハウジングに取り付ける圧縮機の組立方法であって、
    前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
    前記インサート部材は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成されたインサート側凹部を含み、
    前記規制部材は、前記規制部材の中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
    内周側が前記インサート側凹部に挿入された前記リング状部材を自然状態よりも縮径させるステップと、
    前記リング状部材を自然状態よりも縮径させた状態で、前記インサート部材を前記ベアリングハウジングの内部に挿入するステップと、
    前記リング状部材の外周側を前記ベアリングハウジング側凹部に挿入させるステップと、
    を備える圧縮機の組立方法。
  18. 圧縮機のベアリングハウジングの内部に挿入されるインサート部材と、
    前記ベアリングハウジングに対して前記インサート部材がコンプレッサインペラ側へ移動することを規制するための規制部材と、を備える圧縮機のインサートアッセンブリを前記ベアリングハウジングに取り付ける圧縮機の組立方法であって、
    前記ベアリングハウジングは、前記規制部材の一部が挿入される、前記ベアリングハウジングの内周面の全周に亘って形成されたベアリングハウジング側凹部を含み、
    前記インサート部材は、前記インサート部材の外周面の全周に亘って形成されたインサート側凹部を含み、
    前記規制部材は、前記規制部材の中心線に対して周方向に延在するリング状部材を含み、
    外周側が前記ベアリングハウジング側凹部に挿入された前記リング状部材を自然状態よりも拡径させるステップと、
    前記リング状部材を自然状態よりも拡径させた状態で、前記インサート部材を前記ベアリングハウジングの内部に挿入するステップと、
    前記リング状部材の内周側を前記インサート側凹部に挿入させるステップと、
    を備える圧縮機の組立方法。
JP2020565051A 2019-01-08 2019-01-08 圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法 Active JP7128301B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/000225 WO2020144741A1 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020144741A1 JPWO2020144741A1 (ja) 2021-11-25
JP7128301B2 true JP7128301B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=71521483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020565051A Active JP7128301B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7128301B2 (ja)
WO (1) WO2020144741A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013106303A1 (en) 2012-01-13 2013-07-18 Borgwarner Inc. Sealing system and turbocharger incorporating the same
WO2016098230A1 (ja) 2014-12-18 2016-06-23 三菱重工業株式会社 スラスト軸受の排油装置、及びこれを備えるターボチャージャ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1569567A (en) * 1975-11-25 1980-06-18 Holset Engineering Co Arrangement for reducing the leakage of oil

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013106303A1 (en) 2012-01-13 2013-07-18 Borgwarner Inc. Sealing system and turbocharger incorporating the same
WO2016098230A1 (ja) 2014-12-18 2016-06-23 三菱重工業株式会社 スラスト軸受の排油装置、及びこれを備えるターボチャージャ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020144741A1 (ja) 2020-07-16
JPWO2020144741A1 (ja) 2021-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102599936B1 (ko) 통합형 상호연결 밀봉부를 가진 링 세그먼트를 구비한 가스 터빈 링 조립체
JP5832090B2 (ja) ターボチャージャハウジングのシール構造
CA2523192C (en) Turbine shroud segment seal
EP2098703B1 (en) Turbocharger assembly having heat shield-centering arrangements
US20060082074A1 (en) Circumferential feather seal
CA2958347C (en) INTERMITTENT TULIP-SHAPED FITTING FOR A GAS TURBINE CARD FITTING
JP2009047027A (ja) ターボチャージャ
JP2007255420A (ja) 回転機械用インペラおよびインペラの製造方法
JP2017053343A (ja) ガスタービンエンジン用の軸受ハウジング及び関連する軸受組立体
RU2305196C2 (ru) Маслосборная пробка (варианты)
US11203948B2 (en) Seal runner and method
WO2016002037A1 (ja) コンプレッサカバー、遠心圧縮機及び過給機、並びに、コンプレッサカバーの製造方法
WO2014087966A1 (ja) 遠心圧縮機およびこれを備えた過給機ならびに遠心圧縮機の運転方法
US8967951B2 (en) Turbine assembly and method for supporting turbine components
CN101952556A (zh) 回转机械涡管结构和回转机械
US10655497B2 (en) Turbocharger
CN105308332B (zh) 用于喷气发动机的风扇盘以及喷气发动机
JP5242107B2 (ja) 環状のターボ機械燃焼室
JP7128301B2 (ja) 圧縮機のインサートアッセンブリ、圧縮機及び圧縮機の組立方法
CN101096919A (zh) 涡轮机
US10094243B2 (en) Turbine housing for an exhaust turbocharger
JP5230590B2 (ja) 排気タービン過給機の排気入口ケーシング
JP2017110631A (ja) ラジアルタービン、ターボチャージャー及びラジアルタービンのタービンハウジングのためのインサート部品
JP3757999B2 (ja) ガスタービンにおけるスクロールシール構造
JP7097505B2 (ja) ノズル装置及び排気ターボ過給機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7128301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150