JP7127341B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、電池モジュールに関する。
電池モジュールとしては、例えば特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に記載の電池モジュールは、一方向に並んで配された複数の電池スタックと、複数の電池スタックの下側に配された放熱部材とを有する。そして、特許文献1に記載された電池モジュールは、複数の電池スタックと放熱部材との間の熱伝導性を向上させるべく、これらの間に弾性変形可能かつ熱伝導性を有する介在層を介在させている。かかる電池モジュールを製造するにあたっては、例えば、放熱部材の上面に介在層を配置し、その介在層の上面に複数の電池スタックを押し付けることにより複数の電池スタックを介在層に埋め込ませる。
国際公開WO2012/117681号
しかしながら、特許文献1に記載の電池モジュールにおいては、複数の電池スタックを介在層に押し付ける際、比較的面積の大きい複数の電池スタックの下面全体が最初に介在層へ押し付けられる。そのため、押し付けられた介在層は、上下方向に直交する面方向に広がりやすく、比較的弱い力でも複数の電池スタックが介在層へ大きく埋め込まれるため、電池スタックの底面が放熱部材に衝突しやすくなるおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、組み付け時における電池と放熱部材との衝突を防止しやすい電池モジュールを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、放熱部材(2)と、
前記放熱部材の上面(20)側に配されるとともに、前記放熱部材に熱的に接触する複数の電池(4)と、
前記放熱部材の上面と複数の前記電池の下面(411)との間に介在するよう形成された熱伝導性を有する介在層(3)と、
前記介在層内に埋設される複数の埋設板部(5)と、を有し、
前記各埋設板部は、上下方向(Z)に直交する面方向に対して交差する方向に延在するとともに、前記各電池の厚みよりも厚みが小さく、
前記埋設板部は、下側に向かうほど厚みが小さくなるテーパ状に形成されており、
前記複数の電池は前記埋設板部とともに前記介在層に押し付けられて設けられている、電池モジュール(1)にある。
本態様の電池モジュールにおいては、前述の複数の埋設板部を有する。それゆえ、複数の電池を介在層へ押し付ける際に要求される力が、ダンパー効果により増大する。すなわち、複数の電池を介在層へ押し付けたときの介在層の広がりが複数の埋設板部によって抑えられるため、複数の電池を介在層へ埋め込ませるために要する力が増大する。それゆえ、比較的弱い力で複数の電池が介在層へ大きく埋め込まれることを防止することができる。これにより、電池が放熱部材へ衝突することを防止しやすい。
以上のごとく、前記態様によれば、組み付け時における電池と放熱部材との衝突を防止しやすい電池モジュールを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電池モジュールの斜視図。 実施形態1における、電池モジュールの側面図。 実施形態1における、電池モジュールの正面図。 実施形態1における、複数の電池を、放熱部材に配置した介在層に押し付ける前の状態を示す図。 実施形態1における、複数の電池を、介在層に押し付ける途中の状態を示す図。 実施形態1の変形形態を示す、電池モジュールの側面図。 実施形態2における、電池モジュールの側面図。 実施形態3における、電池モジュールの側面図。 実施形態4における、電池モジュールの側面図。 図9の、A-A線矢視断面図。
(実施形態1)
電池モジュールの実施形態につき、図1~図3を用いて説明する。
本実施形態の電池モジュール1は、図1~図3に示すごとく、放熱部材2と複数の電池4と介在層3と複数の埋設板部5とを有する。図1、図2に示すごとく、複数の電池4は、放熱部材2の上面20側に配される。また、複数の電池4は、放熱部材2に熱的に接触する。介在層3は、放熱部材2の上面20と複数の電池4の下面40との間に介在するよう形成されている。また、介在層3は、熱伝導性を有する。複数の埋設板部5は、介在層3内に埋設されている。各埋設板部5は、上下方向Zに直交する面方向に対して交差する方向に延在する。各埋設板部5は、各電池4の厚みよりも厚みが小さい。
以後、本実施形態につき詳説する。
本明細書において、上下方向Zとは、放熱部材2と介在層3と複数の電池4との並び方向である。本実施形態において、上下方向Zは鉛直方向であるが、これに限られない。また、上下方向Zにおける放熱部材2に対する複数の電池4側を上側、その反対側を下側という。また、各図において、便宜上、介在層3にハッチングを施している。
電池モジュール1は、電気自動車、ハイブリッド自動車等の床下に配置されている。電池モジュール1は、車両内の装置の電力源として用いられる。例えば、内燃機関用の回転電気を駆動させるための動力源とすることができる。
電池4は、例えばリチウムイオン二次電池である。電池4は、外装が鉄やアルミニウム等の金属からなる、いわゆる缶型の電池である。電池4は、電池本体41と、電池本体41から上側に突出した一対の端子42を有する。
電池4は、上下方向Zに直交する横方向Xに厚みを有する扁平な直方体形状を呈している。各電池4の下面411は、上下方向Zと横方向Xとの双方に直交する縦方向Yに長尺であり、横方向Xに短尺な矩形板状を呈している。本実施形態において、複数の電池4は、互いに略同等の形状を有する。
図1、図2に示すごとく、複数の電池4は、各電池4の厚み方向(すなわち横方向X)に積層されて電池積層体10を構成している。複数の電池4は、端子42が存在する上端の位置を互いに揃えるように配されている。これに伴い、複数の電池4は、下面の位置も互いに揃っている。なお、図6に示すごとく、複数の電池4は、複数の電池4の組付公差、各電池4の寸法公差等により、各電池4の下面411の位置が揃っていなくてもよい。
図1、図2に示すごとく、電池モジュール1は、電気的絶縁性を有する複数の絶縁部7をさらに有する。電池4は、電気的絶縁性を有する絶縁部7と交互に積層されて電池積層体10を構成している。絶縁部7は、各電池4の横方向Xの両面に配されている。絶縁部7は、横方向Xに隣り合う電池4同士が電気的に接触することを防止する。絶縁部7は、横方向Xに厚みを有する矩形板状に形成されている。図1に示すごとく、絶縁部7の縦方向Yの寸法は、電池本体41の縦方向Yの寸法と同等である。また、絶縁部7の上下方向Zの寸法は、電池本体41の上下方向Zの寸法よりも長い。絶縁部7の上端位置は、電池本体41の上端位置に揃えられている。絶縁部7は、PP(すなわちポリプロピレン樹脂)、PE(ポリエチレン樹脂)、等からなる。
図1、図2に示すごとく、各絶縁部7の下端部は、介在層3に埋設されている。すなわち、本実施形態においては、各絶縁部7の下端部が埋設板部5を構成している。つまり、埋設板部5は、絶縁部7の一部である。図2に示すごとく、絶縁部7の埋設板部5は、その絶縁部7に対して横方向X両側に隣接する一対の電池4のそれぞれの下端位置よりも下側に突出している。埋設板部5は、横方向Xに直交するとともに縦方向Yに長尺な板状に形成されている。横方向Xに隣り合う埋設板部5は、互いに横方向Xに対向している。各埋設板部5の最大厚みは、各電池4の最大厚みよりも小さい。埋設板部5は、横方向Xにおける隣り合う電池4の間の領域に位置している。つまり、埋設板部5は、電池4の下側の領域に対してずれた領域に配されている。
図1~図3に示すごとく、複数の電池4は、拘束部材6によって横方向Xに拘束されている。拘束部材6は、電池積層体10の横方向Xの両側に配された一対のエンドプレート61と、一対のエンドプレート61を接続する接続部材62とを有する。
図1に示すごとく、各エンドプレート61は、横方向Xに厚みを有する板状に形成されている。接続部材62は、各エンドプレート61に固定される固定部621と、固定部621同士を連結するとともに横方向Xに延在する連結部622とを有する。図1に示すごとく、接続部材62は、帯状の金属の両端をその厚み方向に折り曲げたような形状を有し、その両端部を固定部621とし、両固定部621間を連結部622としている。図3に示すごとく、接続部材62は、電池積層体10及びエンドプレート61の、縦方向Yの両側にそれぞれ配されている。また、接続部材62は、電池積層体10及びエンドプレート61の縦方向Yの両側のそれぞれにおいて上下方向Zの2か所(上下)に配されている。
図1、図2に示すごとく、拘束部材6によって拘束された電池積層体10は、放熱部材2の上面20に配された介在層3の上面に押し込まれている。
放熱部材2は、介在層3よりも熱伝導が高い材料からなる。放熱部材2は、例えば上下方向Zに厚みを有するアルミニウム等の金属板とすることができる。放熱部材2の上面20は、上下方向Zに直交する平面である。上下方向Zから見たとき、放熱部材2は、電池積層体10が内側に収まる程度の大きさに形成されている。放熱部材2は、複数の絶縁部7の埋設板部5の下端部よりも下側に離れるよう配されている。なお、放熱部材2は、例えば内部に冷媒流路を有するものとすることもできる。
図1、図2に示すごとく、上下方向Zにおける放熱部材2と電池積層体10との間の領域を埋めるように上下方向Zに直交する面方向に連続的に介在層3が形成されている。これにより、放熱部材2と複数の電池4とは、介在層3を介して熱的に接触している。なお、放熱部材2と複数の電池4とが熱的に接触してれば、放熱部材2と複数の電池4との間に別部材が介在していてもよい。例えば、放熱部材2の上面20と介在層3との間に、熱伝導性及び電気的絶縁性を有する絶縁シートを配置することや、電池4の下面40と介在層3との間に、同様な絶縁シートを配置することが考えられる。
図2に示すごとく、介在層3は、縦方向Yから見たとき、電池4の下側の領域が上側に突出したような凹凸形状を有する。介在層3における埋設板部5の下側の領域である板部下領域31、及び介在層3における電池4の下側の領域である電池下領域32は、それぞれ縦方向Yに長尺な直方体形状を呈している。各板部下領域31は、各電池下領域32よりも、上下方向Zの寸法、及び横方向Xの寸法が小さい。また、各板部下領域31は、各電池下領域32よりも体積が小さい。横方向Xにおいて、介在層3は、電池積層体10の両端の位置と同じ位置、或いはそれよりも外側の位置まで形成される。
介在層3は、弾性変形可能な材料からなる。また、介在層3は、電気的絶縁性を有することが好ましい。介在層3は、例えばシリコーン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂とすることができる。介在層3は、電池積層体10と放熱部材2との双方に接着している。
次に、図2、図4、図5を用いて、拘束部材6によって拘束された電池積層体10と、介在層3と、放熱部材2とを組み付ける方法の一例につき説明する。
図4に示すごとく、放熱部材2の上面20に介在層3を配置する。次いで、図4、図5に示すごとく、拘束部材6によって拘束した電池積層体10を、介在層3に上下方向Zに近付ける。そして、図5、図2に示すごとく、電池積層体10を介在層3に押し付ける。このとき、比較的厚みの小さい絶縁部7の下端部(すなわち埋設板部5)が、まず介在層3に埋め込まれ、次いで、比較的厚みの大きい電池4が介在層3を下側に押し付けることとなる。比較的厚みの大きい電池4が介在層3を押し付けることにより、介在層3は大きく上下方向Zに直交する面方向へ広がろうとする。しかし、電池4が介在層3を押し付ける前に埋設板部5が介在層3中に埋設されているため、電池4が介在層3を押し付けた際の介在層3の横方向Xの広がりは埋設板部5によって抑えられる(オリフィス効果)。これにより、電池積層体10の介在層3への埋め込みに要する力が増大するダンパー効果が働く。それゆえ、電池積層体10が勢いよく放熱部材2に衝突することが防止される。
そして、図2に示すごとく、電池積層体10と放熱部材2との間の長さが所定長さとなるまで電池積層体10を介在層3に埋め込ませる。以上により、介在層3が電池積層体10と放熱部材2との双方に密着し、電池モジュール1が組み付けられる。
なお、介在層3は、電池モジュール1の組み付け時、すなわち本実施形態においては放熱部材2の上面20に配置した介在層3の上側から電池積層体10を介在層3に押し付ける時、において弾性変形可能に構成されている。つまり、介在層3は、電池モジュール1の組み付け時に弾性変形可能であれば、電池モジュール1の組み付け後に硬化するような接着剤等とすることも可能である。
また、埋設板部5は、電池モジュール1の少なくとも組み付け時における介在層3、すなわち弾性変形可能な状態の介在層3よりも、高い剛性を有する。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
態様の電池モジュール1においては、上下方向Zに直交する面方向に対して交差する方向に延在するとともに、各電池4の厚みよりも厚みが小さい複数の埋設板部5を有する。それゆえ、複数の電池4を介在層3へ押し付ける際に要求される力が、ダンパー効果により増大する。すなわち、複数の電池4を介在層3へ押し付けたときの介在層3の広がりが複数の埋設板部5によって抑えられるため、複数の電池4を介在層3へ埋め込ませるために要する力が増大する。それゆえ、比較的弱い力で複数の電池4が介在層3へ大きく埋め込まれることを防止することができる。これにより、電池4が放熱部材2へ衝突することを防止しやすい。
また、絶縁部7の下端部が、埋設板部5を構成している。それゆえ、隣り合う電池4間の電気的絶縁を図るための絶縁部7の一部を埋設板部5として用いることができるため、部品点数の削減、生産性の向上、コスト低減を図りやすい。
また、埋設板部5は、電池4の下側の領域に対してずれた領域に配されている。これにより、介在層3は、電池4の下面411全体に密着することができる。これにより、電池4の放熱面積を確保することができ、電池4の放熱性を向上させることができる。さらに、電池積層体10を放熱部材2の上面20に配した介在層3に押し込む際において、万一埋設板部5が放熱部材2に当接したとしても、その衝撃が電池4に伝わりにくく、かつ埋設部材5が放熱部材2に当接することで電池4が放熱部材2に衝突することを防止できる。
以上のごとく、本実施形態によれば、組み付け時における電池と放熱部材との衝突を防止しやすい電池モジュールを提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図7に示すごとく、実施形態1に対して、埋設板部5の形状を変更した実施形態である。具体的には、埋設板部5は、下側に向かうほど厚みが小さくなるテーパ状に形成されている。埋設板部5は、縦方向Yに直交する断面が、下側にとがる三角形状を呈している。これに伴い、介在層3における、横方向Xに隣接する埋設板部5の間の部材間領域33は、下側に向かうほど横方向Xに広がり、縦方向Yに直交する断面が台形状である。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においては、部材間領域33の体積を大きくすることができる。これにより、複数の電池4を介在層3へ埋め込ませるために要する力を増大させることができる。その結果、比較的弱い力で複数の電池が介在層へ大きく埋め込まれることを一層防止することができ、電池が放熱部材へ衝突することを一層防止しやすい。また、介在層3における部材間領域33の体積を稼ぐことができるため、介在層3を介した電池4から放熱部材2への放熱を促進させやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態も、図8に示すごとく、実施形態1に対して、埋設板部5の形状を変更した実施形態である。具体的には、埋設板部5は、上下方向Zに弾性変形可能な板バネである。
本実施形態において、埋設板部5は、絶縁部7の下端に接合されている。埋設板部5の下端位置は、隣接する電池4の最も下端位置と同等の位置である。
埋設板部5は、横方向Xに厚みを有するとともに縦方向Yに長尺な板を、上下方向Zに複数交互に屈曲させたような形状を有する。なお、これに限られず、埋設板部5は、上下方向Zに弾性変形可能であり、かつ、介在層3の広がり方向に交差する方向に延在するよう形成されていればよい。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、電池積層体10を放熱部材2の上面20に配した介在層3に押し込む際において、万一埋設板部5が放熱部材2に当接したとき、埋設板部5のバネ力(反発力)が電池積層体10に作用する。そのため、万一埋設板部5が放熱部材2に当接したとしても、それ以上電池積層体10を放熱部材2側へ押し込むことが難しくなる。それゆえ、電池4が放熱部材2に衝突することを一層防止しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本実施形態は、図9、図10に示すごとく、埋設板部5を、拘束部材6に固定した固定部材8の一部とした実施形態である。
固定部材8は、縦方向Yに延在する縦部81と、第一部位の両端から上方に延設された一対の上下部82とを有する。縦部81は、縦方向Yに長尺で、横方向Xに厚みを有する板状に形成されている。縦部81は、少なくとも一部が介在層3内に埋設されている。すなわち、縦部81の一部が埋設板部5を構成している。縦部81は、横方向Xにおける各電池4の中央の位置にそれぞれ配されている。縦部81の上端は、電池4の下面411に当接している。なお、固定部材8は、介在層3よりも熱伝導率の高い材料からなり、電池4は、固定部材8の埋設板部5を介して放熱部材2に放熱することができる。
上下部82は、縦方向Yの外側面が内側に凹む凹部83を有する。そして、当該凹部83に、拘束部材6の接続部材62の連結部622が配されており、上下部82が連結部622に固定されている。上下部82は、上下の接続部材62のうちの下側の接続部材62に固定されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、電池積層体10及び放熱部材2とは別体の固定部材8の一部を埋設板部5としているため、既存の電池積層体10や放熱部材2を使用することができる。それゆえ、生産性が高く、かつ低コストで本実施形態の電池モジュール1を得ることができる。
また、固定部材8は介在層3よりも熱伝導性の高い材料からなるとともに、固定部材8の一部である埋設板部5は電池4の下側に配されている。それゆえ、電池4の熱を、埋設板部5を介して放熱部材2に効率的に放熱することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、実施形態1、実施形態2等において、埋設板部5は絶縁部7の一部としたが、これらを別体で構成し、これらを接合する構成等とすることも可能である。また、前記各実施形態においては、電池4における端子42が突出した側と反対側を介在層3に密着させる構造としたが、これに限られず、例えば電池4の厚み方向及び端子42の突出方向の双方に直交する方向の面を介在層3に密着させる構造を採用することも可能である。
1 電池モジュール
2 放熱部材
20 放熱部材の上面
3 介在層
4 電池
411 電池の下面
5 埋設板部
Z 上下方向

Claims (4)

  1. 放熱部材(2)と、
    前記放熱部材の上面(20)側に配されるとともに、前記放熱部材に熱的に接触する複数の電池(4)と、
    前記放熱部材の上面と複数の前記電池の下面(411)との間に介在するよう形成された熱伝導性を有する介在層(3)と、
    前記介在層内に埋設される複数の埋設板部(5)と、を有し、
    前記各埋設板部は、上下方向(Z)に直交する面方向に対して交差する方向に延在するとともに、前記各電池の厚みよりも厚みが小さく、
    前記埋設板部は、下側に向かうほど厚みが小さくなるテーパ状に形成されており、
    前記複数の電池は前記埋設板部とともに前記介在層に押し付けられて設けられている、電池モジュール(1)。
  2. 電気的絶縁性を有する複数の絶縁部(7)をさらに有し、前記電池は、前記絶縁部と交互に積層されており、少なくとも1つの前記絶縁部の下端部が、前記埋設板部を構成している、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 複数の前記電池を拘束する拘束部材(6)をさらに有し、前記埋設板部は、前記拘束部材に固定された固定部材(8)の一部によって構成されている、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記埋設板部は、前記電池の下側の領域に対してずれた領域に配されている、請求項1~のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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