JP7127271B2 - 車両及び車載装置 - Google Patents
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Description
1.車両1及び車載装置3の構成
車両1及び車載装置3の構成を図1~図3に基づき説明する。図1に示すように、車両1は、車載装置3、前方物標センサ5、後方物標センサ7、車両状態センサ9、ヘッドライト制御部11、ヘッドライト12、ヘッドアップディスプレイ(HUD)13、後部ディスプレイ15、車両制御部17、車室内ディスプレイ19、及びスピーカ21を備える。なお、車両1は、その他に、一般的な車両と同様の構成を備える。
後方物標センサ7は、車両1の後方に存在する物標を検出し、車両1からその物標までの距離を測定する。後方物標センサ7として、例えば、LiDAR、ミリ波センサ、カメラ等が挙げられる。後方物標センサ7が検出する物標として、例えば、後続車、歩行者、固定物等が挙げられる。
ヘッドライト制御部11は、ヘッドライト12の状態を制御する。ヘッドライト制御部11は、ヘッドライト12の光を部分的に遮蔽することにより、光の照射先に画像を表示することができる。すなわち、遮蔽されずに光が照射された明の部分と、光が遮蔽された暗の部分とのパターンが画像を形成する。ヘッドライト制御部11は、例えば、所定の形状の切り欠きを備えるマスクをヘッドライト12の光軸上に設置することにより、光を部分的に遮蔽することができる。ヘッドライト12の光により表示可能な画像として、錯視刺激が挙げられる。詳しくは後述する。
後部ディスプレイ15は、図3に示すように、車両1の外側であって、後部1Aに設置される。後部ディスプレイ15は、車両1の後方に向けて画像を表示可能である。後続車の乗員は、後部ディスプレイ15の画像を視認することができる。
車載装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する前方錯視刺激表示処理を図4~図6に基づき説明する。
3.車載装置3が実行する後部錯視刺激表示処理
車載装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する後部錯視刺激表示処理を図3、図7に基づき説明する。
報知ユニット31は、所定の条件が充足された場合、車室内ディスプレイ19及びスピーカ21を用いて、車両1の乗員に対して報知を行う。所定の条件として、例えば、車両1のキーがオンになること等が挙げられる。
(1A)車載装置3は、先行車41に錯視刺激43を表示する。車両1から先行車41までの距離Daが長いときは、車両1の乗員が錯視刺激43を見ても、錯覚が生じない。距離Daが短いときは、車両1の乗員が錯視刺激43を見ると、錯覚が生じる。よって、車両1の乗員は、錯視刺激43を見たとき、錯覚が生じるか否かにより距離Daが短いか否かを認識することができる。また、車両1の乗員は、自発的に錯視刺激43を見ることによって距離Daが短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2)車載装置3は、錯視刺激43を表示しなくてもよい。
(4)車載装置3は、HUD13に錯視刺激43を表示してもよい。その場合、HUD13に表示する錯視刺激43の大きさ、表示位置、及び形状は、車両1の乗員の視点から見て、先行車41の後部41Aに表示される錯視刺激43の大きさ、表示位置、及び形状と同じであることが好ましい。その場合、先行車41の後部41Aに表示される錯視刺激43を、仮想的にHUD13に表示することができる。HUD13に錯視刺激43を表示する場合も、前記(1A)の効果を奏することができる。
(7)錯視刺激43の表示の大きさは、例えば、車両1の乗員の視力が0.7以上であれば視認できるが、0.7未満であれば視認し難い大きさとすることができる。また、錯視刺激45の表示の大きさは、例えば、後続車の乗員の視力が0.7以上であれば視認できるが、0.7未満であれば視認し難い大きさとすることができる。この場合、視力が0.7未満の者が車両を運転することを抑制できる。
(9)車載装置3は、先行車41以外の物標上に錯視刺激43を表示してもよい。
(10)車載装置3は、前記ステップ5で肯定判断した場合、車両1の乗員による制動操作をサポートしてもよい。例えば、車両1の乗員による制動操作だけでは危険を回避できない場合、車載装置3が、より強く制動をかけることができる。こうすることにより、車両1の安全性が一層向上する。
Claims (4)
- 車両であって、
前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットと、
前記車両と前記物標とが衝突するまでの衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニットと、
を備え、
前記第1表示ユニットは、前記衝突余裕時間算出ユニットが算出した前記衝突余裕時間が予め設定された基準値以下である場合に前記錯視刺激を表示するように構成された車両。 - 請求項1に記載の車両であって、
前記第1表示ユニットが前記錯視刺激を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを判断する経過時間判断ユニットと、
前記車両の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する制動判断ユニットと、
前記経過時間が前記閾値を超えたと前記経過時間判断ユニットが判断し、且つ前記乗員が前記制動操作を行っていないと前記制動判断ユニットが判断した場合、自動制動を実行する自動制動ユニットと、
をさらに備える車両。 - 車両に搭載される車載装置であって、
前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットと、
前記車両と前記物標とが衝突するまでの衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニットと、
を備え、
前記第1表示ユニットは、前記衝突余裕時間算出ユニットが算出した前記衝突余裕時間が予め設定された基準値以下である場合に前記錯視刺激を表示するように構成された車載装置。 - 請求項3に記載の車載装置であって、
前記第1表示ユニットが前記錯視刺激を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを判断する経過時間判断ユニットと、
前記車両の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する制動判断ユニットと、
前記経過時間が前記閾値を超えたと前記経過時間判断ユニットが判断し、且つ前記乗員が前記制動操作を行っていないと前記制動判断ユニットが判断した場合、自動制動を実行する自動制動ユニットと、
をさらに備える車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017213690A JP7127271B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 車両及び車載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017213690A JP7127271B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 車両及び車載装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019086948A JP2019086948A (ja) | 2019-06-06 |
JP7127271B2 true JP7127271B2 (ja) | 2022-08-30 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7127271B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318513A (ja) | 1999-05-17 | 2000-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用障害物検出装置 |
JP2010118254A (ja) | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Stanley Electric Co Ltd | レンズ体及び車両用灯具 |
JP2015118581A (ja) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
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- 2017-11-06 JP JP2017213690A patent/JP7127271B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2015118581A (ja) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
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