JP7127271B2 - 車両及び車載装置 - Google Patents

車両及び車載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7127271B2
JP7127271B2 JP2017213690A JP2017213690A JP7127271B2 JP 7127271 B2 JP7127271 B2 JP 7127271B2 JP 2017213690 A JP2017213690 A JP 2017213690A JP 2017213690 A JP2017213690 A JP 2017213690A JP 7127271 B2 JP7127271 B2 JP 7127271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
stimulus
illusion
display
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017213690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019086948A (ja
Inventor
啓介 蜂須賀
秀樹 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017213690A priority Critical patent/JP7127271B2/ja
Publication of JP2019086948A publication Critical patent/JP2019086948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7127271B2 publication Critical patent/JP7127271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本開示は車両及び車載装置に関する。
特許文献1に追突防止支援装置が開示されている。追突防止支援装置は、自車両と先行車との車間距離を検出する。追突防止支援装置は、車間距離が所定距離以下になるタイミングで警報を発生させる。警報の態様は、表示、振動、音声等である。
特開2012-3710号公報
自車両の乗員は、追突防止支援装置が発生させる警報に対し、煩わしさを感じることがある。特に、車間距離が短いことに自車両の乗員が既に気付いていた状況で警報が発生すると、一層煩わしさを感じる。また、車間距離が短いことに自車両の乗員が気付いていない状況で警報が発生すると、自車両の乗員は、自らの不注意を腹立たしく思ったり、気分を逆なでされたように感じてしまう。
本開示は、車両から物標までの距離が短いことを車両の乗員に認識させることができるとともに、乗員に煩わしさを感じさせ難い車両及び車載装置を提供する。
本開示の一局面は、車両であって、前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットを備える車両である。
本開示の一局面である車両は、例えば、その車両の前方に存在する物標に錯視刺激(以下では前方錯視刺激とする)を表示する。車両から物標までの距離(以下では物標距離とする)が長いときは、車両の乗員が前方錯視刺激を見ても、錯覚が生じない。物標距離が短いときは、車両の乗員が前方錯視刺激を見ると、錯覚が生じる。よって、車両の乗員は、前方錯視刺激を見たとき、錯覚が生じるか否かにより、物標距離が短いか否かを認識することができる。また、車両の乗員は、自発的に前方錯視刺激を見ることによって物標距離が短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
本開示の一局面である車両は、例えば、後部に錯視刺激(以下では後部錯視刺激とする)を表示する。本開示の一局面である車両の後方に位置する車両(以下では後続車とする)から、本開示の一局面である車両までの距離(以下では後続車距離とする)が長いときは、後続車の乗員が後部錯視刺激を見ても、錯覚が生じない。後続車距離が短いときは、後続車の乗員が後部錯視刺激を見ると、錯覚が生じる。よって、後続車の乗員は、後部錯視刺激を見たとき、錯覚が生じるか否かにより、後続車距離が短いか否かを認識することができる。また、後続車の乗員は、自発的に後部錯視刺激を見ることによって後続車距離が短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
本開示の別の局面は、車両に搭載される車載装置であって、前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットを備える車載装置である。
本開示の別の局面である車載装置は、例えば、その車載装置を搭載する車両(以下では自車両とする)の前方に存在する物標に錯視刺激(以下では前方錯視刺激とする)を表示する。自車両から物標までの距離(以下では物標距離とする)が長いときは、自車両の乗員が前方錯視刺激を見ても、錯覚が生じない。物標距離が短いときは、自車両の乗員が前方錯視刺激を見ると、錯覚が生じる。よって、自車両の乗員は、前方錯視刺激を見たとき、錯覚が生じるか否かにより、物標距離が短いか否かを認識することができる。また、自車両の乗員は、自発的に前方錯視刺激を見ることによって物標距離が短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
本開示の別の局面である車載装置は、例えば、自車両の後部に錯視刺激(以下では後部錯視刺激とする)を表示する。自車両の後方に位置する車両(以下では後続車とする)から自車両までの距離(以下では後続車距離とする)が長いときは、後続車の乗員が後部錯視刺激を見ても、錯覚が生じない。後続車距離が短いときは、後続車の乗員が後部錯視刺激を見ると、錯覚が生じる。よって、後続車の乗員は、後部錯視刺激を見たとき、錯覚が生じるか否かにより、後続車距離が短いか否かを認識することができる。また、後続車の乗員は、自発的に後部錯視刺激を見ることによって後続車距離が短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
車両1及び車載装置3の構成を表すブロック図である。 車載装置3の機能的構成を表すブロック図である。 車両1における後部ディスプレイ15の配置を表す説明図である。 車載装置3が実行する前方錯視刺激表示処理を表すフローチャートである。 錯視刺激43を表示する方法を表す説明図である。 錯視刺激43を表す説明図である。 車載装置3が実行する後部錯視刺激表示処理を表すフローチャートである。 錯視刺激45の別の態様を表す説明図である。 錯視刺激45の別の態様を表す説明図である。 錯視刺激43、45の別の態様を表す説明図である。 錯視刺激43、45の別の態様を表す説明図である。
本開示の例示的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
1.車両1及び車載装置3の構成
車両1及び車載装置3の構成を図1~図3に基づき説明する。図1に示すように、車両1は、車載装置3、前方物標センサ5、後方物標センサ7、車両状態センサ9、ヘッドライト制御部11、ヘッドライト12、ヘッドアップディスプレイ(HUD)13、後部ディスプレイ15、車両制御部17、車室内ディスプレイ19、及びスピーカ21を備える。なお、車両1は、その他に、一般的な車両と同様の構成を備える。
車載装置3は、CPU23と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ25とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。車載装置3の各機能は、CPU23が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ25が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、車載装置3は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
車載装置3は、図2に示すように、第1表示ユニット27と、第2表示ユニット29と、報知ユニット31と、TTC算出ユニット33と、経過時間判断ユニット35と、制動判断ユニット37と、自動制動ユニット39と、を備える。
車載装置3に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
前方物標センサ5は、車両1の前方に存在する物標を検出し、車両1からその物標までの距離を測定する。前方物標センサ5として、例えば、LiDAR、ミリ波センサ、カメラ等が挙げられる。前方物標センサ5が検出する物標として、例えば、先行車、歩行者、固定物等が挙げられる。
後方物標センサ7は、車両1の後方に存在する物標を検出し、車両1からその物標までの距離を測定する。後方物標センサ7として、例えば、LiDAR、ミリ波センサ、カメラ等が挙げられる。後方物標センサ7が検出する物標として、例えば、後続車、歩行者、固定物等が挙げられる。
車両状態センサ9は、車両1の状態を検出する。車両状態センサ9が検出する状態として、車両1の乗員が制動操作を行っている状態等が含まれる。
ヘッドライト制御部11は、ヘッドライト12の状態を制御する。ヘッドライト制御部11は、ヘッドライト12の光を部分的に遮蔽することにより、光の照射先に画像を表示することができる。すなわち、遮蔽されずに光が照射された明の部分と、光が遮蔽された暗の部分とのパターンが画像を形成する。ヘッドライト制御部11は、例えば、所定の形状の切り欠きを備えるマスクをヘッドライト12の光軸上に設置することにより、光を部分的に遮蔽することができる。ヘッドライト12の光により表示可能な画像として、錯視刺激が挙げられる。詳しくは後述する。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)13は、車両1のウインドシールド上に画像を表示する。車両1の乗員の視点から見て、HUD13の画像は、車両1の前方に表示される。
後部ディスプレイ15は、図3に示すように、車両1の外側であって、後部1Aに設置される。後部ディスプレイ15は、車両1の後方に向けて画像を表示可能である。後続車の乗員は、後部ディスプレイ15の画像を視認することができる。
車両制御部17は車両1の走行を制御する。車両制御部17が実行する制御として、自動制動が含まれる。車室内ディスプレイ19は車両1の車室内に設置されている。車室内ディスプレイ19は画像を表示可能である。スピーカ21は車両1の車室内に設置されている。スピーカ21は音声を出力可能である。
2.車載装置3が実行する前方錯視刺激表示処理
車載装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する前方錯視刺激表示処理を図4~図6に基づき説明する。
図4のステップ1では、TTC算出ユニット33が、前方物標センサ5を用いて、車両1から先行車までの距離Daと、車両1を基準とする先行車の相対速度Vaとを算出する。次に、TTC算出ユニット33は、距離Daを相対速度Vaで除することで、先行車と車両1とが衝突するまでの衝突余裕時間(TTC)を算出する。
ステップ2では、前記ステップ1で算出したTTCが予め設定された基準値以下であるか否かを第1表示ユニット27が判断する。TTCが基準値以下である場合はステップ3に進み、TTCが基準値を超える場合は本処理を終了する。
ステップ3では、第1表示ユニット27が、図5に示すように、ヘッドライト12の光40を先行車41の後部41Aに照射する。このとき、第1表示ユニット27は、ヘッドライト制御部11を用いてヘッドライト12の光を部分的に遮蔽することにより、図6に示すように、後部41Aに錯視刺激43を表示する。錯視刺激43とは、それを人が見たときに錯覚を生じさせる画像である。錯視刺激43として、図6に示すツェルナー錯視が挙げられる。ツェルナー錯視を構成する複数の横線は、実際にはそれぞれ水平であるが、それらが傾いているという錯覚を生じさせる。
ステップ4では、錯視刺激を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを経過時間判断ユニット35が判断する。経過時間が閾値を超えた場合はステップ5に進み、経過時間が閾値以下である場合は本処理を終了する。
ステップ5では、制動判断ユニット37が、車両状態センサ9を用いて、その時点で車両1の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する。車両1の乗員が制動操作を行っていない場合はステップ6に進み、車両1の乗員が制動操作を行っている場合は本処理を終了する。
ステップ6では、自動制動ユニット39が、車両制御部17を用いて自動制動を実行する。
3.車載装置3が実行する後部錯視刺激表示処理
車載装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する後部錯視刺激表示処理を図3、図7に基づき説明する。
図7のステップ11では、TTC算出ユニット33が、後方物標センサ7を用いて、車両1から後続車までの距離Dbと、車両1を基準とする後続車の相対速度Vbとを算出する。次に、TTC算出ユニット33は、距離Dbを相対速度Vbで除することで、後続車と車両1とが衝突するまでのTTCを算出する。
ステップ12では、前記ステップ11で算出したTTCが予め設定された基準値以下であるか否かを第2表示ユニット29が判断する。TTCが基準値以下である場合はステップ13に進み、TTCが基準値を超える場合は本処理を終了する。
ステップ13では、第2表示ユニット29が、図3に示すように、後部ディスプレイ15に錯視刺激45を表示する。錯視刺激45とは、それを人が見たときに錯覚を生じさせる画像である。錯視刺激45として、ツェルナー錯視等が挙げられる。
4.車載装置3が実行する報知処理
報知ユニット31は、所定の条件が充足された場合、車室内ディスプレイ19及びスピーカ21を用いて、車両1の乗員に対して報知を行う。所定の条件として、例えば、車両1のキーがオンになること等が挙げられる。
報知の内容は、先行車41に表示された錯視刺激43を車両1の乗員が見て錯覚が生じる状態と、車両1の危険状態とを関連付ける報知である。報知は、例えば、「錯覚が生じたら危険状態です」という文字を車室内ディスプレイ19に表示するものである。また、報知は、例えば、「錯覚が生じたら危険状態です」という音声をスピーカ21により発音するものである。
5.車両1及び車載装置3が奏する効果
(1A)車載装置3は、先行車41に錯視刺激43を表示する。車両1から先行車41までの距離Daが長いときは、車両1の乗員が錯視刺激43を見ても、錯覚が生じない。距離Daが短いときは、車両1の乗員が錯視刺激43を見ると、錯覚が生じる。よって、車両1の乗員は、錯視刺激43を見たとき、錯覚が生じるか否かにより距離Daが短いか否かを認識することができる。また、車両1の乗員は、自発的に錯視刺激43を見ることによって距離Daが短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
(1B)車載装置3は、後部ディスプレイ15に錯視刺激45を表示する。後続車から車両1までの距離Dbが長いときは、後続車の乗員が錯視刺激45を見ても、錯覚が生じない。距離Dbが短いときは、後続車の乗員が錯視刺激45を見ると、錯覚が生じる。よって、後続車の乗員は、錯視刺激45を見たとき、錯覚が生じるか否かにより、距離Dbが短いか否かを認識することができる。また、後続車の乗員は、自発的に錯視刺激45を見ることによって距離Dbが短いか否かを認識するので、煩わしさを感じ難い。
(1C)車載装置3は、車両1の乗員が錯視刺激43を見て錯覚が生じる状態と、車両1の危険状態とを関連付ける報知を車両1の乗員に行う。そのため、車両1の乗員は、錯視刺激43を見て錯覚が生じるならば、車両1が危険状態にあるということを容易に理解することができる。
(1D)車載装置3は、車両1と先行車41とが衝突するまでのTTCを算出する。車載装置3は、そのTTCが予め設定された基準値以下である場合に錯視刺激43を表示する。そのため、車載装置3は、錯視刺激43を表示する必要性が高い場合に錯視刺激43を表示することができる。
(1E)車載装置3は、錯視刺激43を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを判断する。また、車載装置3は、車両1の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する。そして、車載装置3は、経過時間が閾値を超え、車両1の乗員が制動操作を行っていない場合、自動制動を実行する。
そのため、車載装置3は、車両1の安全性を高めることができる。また、車両1の乗員が制動操作を行っている場合、車載装置3は自動制動を実行しない。そのため、必要性が低い自動制動の実行を抑制できる。
(1F)車載装置3は、車両1と後続車とが衝突するまでのTTCを算出する。車載装置3は、そのTTCが予め設定された基準値以下である場合に錯視刺激45を表示する。そのため、車載装置3は、錯視刺激45を表示する必要性が高い場合に錯視刺激45を表示することができる。
5.他の実施形態
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)車両1は、後部ディスプレイ15を用いる方法以外の方法で錯視刺激45を表示してもよい。例えば、図8に示すように、車両1の後部1Aに、直接ペイントを塗布することで錯視刺激45を表示してもよい。また、錯視刺激45を描いたシール等を車両1の後部1Aに貼付してもよい。この場合も前記(1B)の効果を奏することができる。
また、図9に示すように、車両1の後部1Aを構成する部品自体の形状又は色彩が、錯視刺激45を表していてもよい。この場合も前記(1B)の効果を奏することができる。
(2)車載装置3は、錯視刺激43を表示しなくてもよい。
(3)車両1及び車載装置3は、錯視刺激45を表示しなくてもよい。
(4)車載装置3は、HUD13に錯視刺激43を表示してもよい。その場合、HUD13に表示する錯視刺激43の大きさ、表示位置、及び形状は、車両1の乗員の視点から見て、先行車41の後部41Aに表示される錯視刺激43の大きさ、表示位置、及び形状と同じであることが好ましい。その場合、先行車41の後部41Aに表示される錯視刺激43を、仮想的にHUD13に表示することができる。HUD13に錯視刺激43を表示する場合も、前記(1A)の効果を奏することができる。
(5)錯視刺激43、45は、幾何学的錯視であってもよいし、運動錯視であってもよい。錯視刺激43、45は適宜選択することができる。例えば、錯視刺激43、45は、図10に示すように、ヘリング錯視であってもよい。ヘリング錯視を構成する2本の横線は、実際には直線であるが、歪んでいるという錯覚を生じさせる。また、例えば、錯視刺激43、45は、図11に示すものであってもよい。
(6)車載装置3は、先行車とのTTCの大小によらず、錯視刺激43を表示してもよい。また、車載装置3は、後続車とのTTCの大小によらず、錯視刺激45を表示してもよい。
(7)錯視刺激43の表示の大きさは、例えば、車両1の乗員の視力が0.7以上であれば視認できるが、0.7未満であれば視認し難い大きさとすることができる。また、錯視刺激45の表示の大きさは、例えば、後続車の乗員の視力が0.7以上であれば視認できるが、0.7未満であれば視認し難い大きさとすることができる。この場合、視力が0.7未満の者が車両を運転することを抑制できる。
(8)ヘッドライト12以外の手段により錯視刺激43を表示してもよい。例えば、プラズマレーザ等を先行車41の後部41Aに照射することで錯視刺激43を表示してもよい。
(9)車載装置3は、先行車41以外の物標上に錯視刺激43を表示してもよい。
(10)車載装置3は、前記ステップ5で肯定判断した場合、車両1の乗員による制動操作をサポートしてもよい。例えば、車両1の乗員による制動操作だけでは危険を回避できない場合、車載装置3が、より強く制動をかけることができる。こうすることにより、車両1の安全性が一層向上する。
(11)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(12)上述した車両及び車載装置の他、当該車両又は車載装置を構成要素とするシステム、当該車載装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、物標認識方法、運転支援方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…車両、3…車載装置、5…前方物標センサ、7…後方物標センサ、9…車両状態センサ、11…ヘッドライト制御部、12…ヘッドライト、15…後部ディスプレイ、17…車両制御部、19…車室内ディスプレイ、21…スピーカ、23…CPU、25…メモリ、27…第1表示ユニット、29…第2表示ユニット、31…報知ユニット、33…TTC算出ユニット、35…経過時間判断ユニット、37…制動判断ユニット、39…自動制動ユニット、40…光、41…先行車、41A…後部、43、45…錯視刺激

Claims (4)

  1. 車両であって、
    前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットと、
    前記車両と前記物標とが衝突するまでの衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニットと、
    を備え、
    前記第1表示ユニットは、前記衝突余裕時間算出ユニットが算出した前記衝突余裕時間が予め設定された基準値以下である場合に前記錯視刺激を表示するように構成された車両。
  2. 請求項に記載の車両であって、
    前記第1表示ユニットが前記錯視刺激を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを判断する経過時間判断ユニットと、
    前記車両の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する制動判断ユニットと、
    前記経過時間が前記閾値を超えたと前記経過時間判断ユニットが判断し、且つ前記乗員が前記制動操作を行っていないと前記制動判断ユニットが判断した場合、自動制動を実行する自動制動ユニットと、
    をさらに備える車両。
  3. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両の前方に存在する物標に錯視刺激を表示する第1表示ユニット、及び/又は、前記車両における後部に錯視刺激を表示する第2表示ユニットと、
    前記車両と前記物標とが衝突するまでの衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出ユニットと、
    を備え、
    前記第1表示ユニットは、前記衝突余裕時間算出ユニットが算出した前記衝突余裕時間が予め設定された基準値以下である場合に前記錯視刺激を表示するように構成された車載装置。
  4. 請求項に記載の車載装置であって、
    前記第1表示ユニットが前記錯視刺激を表示し始めた時点からの経過時間が、予め設定された閾値を超えたか否かを判断する経過時間判断ユニットと、
    前記車両の乗員が制動操作を行っているか否かを判断する制動判断ユニットと、
    前記経過時間が前記閾値を超えたと前記経過時間判断ユニットが判断し、且つ前記乗員が前記制動操作を行っていないと前記制動判断ユニットが判断した場合、自動制動を実行する自動制動ユニットと、
    をさらに備える車載装置。
JP2017213690A 2017-11-06 2017-11-06 車両及び車載装置 Active JP7127271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017213690A JP7127271B2 (ja) 2017-11-06 2017-11-06 車両及び車載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017213690A JP7127271B2 (ja) 2017-11-06 2017-11-06 車両及び車載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019086948A JP2019086948A (ja) 2019-06-06
JP7127271B2 true JP7127271B2 (ja) 2022-08-30

Family

ID=66763044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017213690A Active JP7127271B2 (ja) 2017-11-06 2017-11-06 車両及び車載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7127271B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318513A (ja) 1999-05-17 2000-11-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用障害物検出装置
JP2010118254A (ja) 2008-11-13 2010-05-27 Stanley Electric Co Ltd レンズ体及び車両用灯具
JP2015118581A (ja) 2013-12-19 2015-06-25 本田技研工業株式会社 車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318513A (ja) 1999-05-17 2000-11-21 Mitsubishi Electric Corp 車両用障害物検出装置
JP2010118254A (ja) 2008-11-13 2010-05-27 Stanley Electric Co Ltd レンズ体及び車両用灯具
JP2015118581A (ja) 2013-12-19 2015-06-25 本田技研工業株式会社 車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019086948A (ja) 2019-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6372402B2 (ja) 画像生成装置
JP6339235B2 (ja) 制御装置および関連方法
JP5742937B2 (ja) 車両用視界支援装置
EP2682929B1 (en) Vehicle-mounted camera and vehicle-mounted camera system
US8823552B1 (en) Vehicle with apparatus for generating and displaying a predefined light pattern
US9758098B2 (en) Vehicle periphery monitoring device
JP6561616B2 (ja) 車載ヘッドアップディスプレイ装置及び車載表示システム
JP2004535971A (ja) ヘッドアップディスプレイシステム及び方法
JP2007074326A (ja) 運転支援装置
JP6393653B2 (ja) 車両用視認装置
JP2016034780A (ja) 衝突予想時間算出装置
US11987122B2 (en) Display control device, display system, and display control method for controlling display of alert
JP2017007502A (ja) 警報装置
US20210155159A1 (en) Vehicle display apparatus
JP2009244959A (ja) 運転支援装置、運転支援方法
CN114633691A (zh) 基于威胁和轨迹预测的动态威胁信息呈现
CN109204305A (zh) 丰富视野方法、观察员车辆和对象中使用的设备和机动车
JP2017159698A (ja) 車両用照明装置
JP2007006006A (ja) 車載情報表示装置及び車両用情報表示方法
JP2016009251A (ja) 車両用制御装置
JP2009217495A (ja) 危険報知装置
JP6373820B2 (ja) 障害物警告システム及びその動作方法
JP2012180055A (ja) 車両制御装置
JP7127271B2 (ja) 車両及び車載装置
US20170004809A1 (en) Method for operating a display device for a vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220801

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7127271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151