JP7127015B2 - 直接フィードスルーループを有する信号フローに基づいたコンピュータプログラム。 - Google Patents

直接フィードスルーループを有する信号フローに基づいたコンピュータプログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、信号フローに基づくコンピュータプログラムの経過の制御のための方法に関し、この方法は、技術的設備の演算ユニット上での技術的設備の技術的機能を制御、調整、自動化、又はシミュレーションする目的に供し、特に車両の又は車両構成要素を開発する目的に供し、信号フローに基づくコンピュータプログラムが、相互に結合されたソフトウェアコンポーネントから成り、且つ少なくとも1つのDFループを有する。さらに本発明は、技術的設備の技術的機能のこのような信号フローに基づくコンピュータプログラムによる制御、調整、自動化又はシミュレーションのための方法に関し、及びこれら方法を実現するコンピュータプログラム製品及び、このようなコンピュータプログラム製品を伴うコンピュータで判読可能な媒体に関する。
技術的設備の演算ユニット内において、通例、信号フローに基づくコンピュータプログラムによって、技術的設備1つ以上の入力量が技術的設備の1つ以上の出力量に写像される。技術的設備は、例えば試験台を示し得、この試験台は、技術的機能を又はその一部分を制御し、調整し、自動化し、又はさらにシミュレーションする。特に技術的機能のシミュレーションは幾つかの利点をもたらす。シミュレーションは任意な頻度で反復可能で、及び技術的システムにおける、例えば試験台においても、直接的測量は要されない。信号フローに基づくコンピュータプログラムにおいて、公知のように、コンピュータプログラムの実行前に、コンピュータプログラムのソフトウェアコンポーネントの処理順序を予め特定する必要がある。続く過程で、コンピュータプログラムのソフトウェアコンポーネントは、コンピュータプログラムの実行に際し、算出される処理順序によって処理される。これは通常、周期的な且つ確固と予設定された反復において、場合によってリアルタイムでさえ行われる。コンピュータプログラムの個々のソフトウェアコンポーネントは、通例、コンポーネント入力における少なくとも1つの入力信号をコンポーネント出力における少なくとも1つの出力信号に写像する。言うまでもなく、コンポーネント入力又はコンポーネント出力を伴わないソフトウェアコンポーネントも可能であって、ただし、そのようなソフトウェアコンポーネントは、次の問題提起の際に関係がない。つまり、ソフトウェアコンポーネントは、それらのコンポーネント入力及び/又はコンポーネント出力を介して相互に結合されていて、その結果、総じて信号フローに基づくコンピュータプログラムは、又はその一部分は、関与するソフトウェアコンポーネントの総数及び、それらの結合として生起する。
つまり、信号フローに基づくコンピュータプログラムは基本的に3つの局面において取扱われる。コンピュータプログラムの個々のソフトウェアコンポーネントの作成、及びコンピュータプログラムへの結線、ソフトウェアコンポーネントの処理順序の特定、及び続いて算出されるソフトウェアコンポーネント処理順序に呼応するコンピュータプログラムの実行である。ソフトウェアコンポーネントの作成の局面及び、まさしく、この処理順序の算出局面は、普通「オフラインで」、つまりコンピュータプログラム実行前に行われる。
但しソフトウェアコンポーネント処理順序特定の際、問題が起こり得る。ソフトウェアコンポーネントがループを、つまりフィードバックを形成する時。被観察のソフトウェアコンポーネントのコンポーネント出力は、ループにおいて典型的に、直接的に又は他のソフトウェアコンポーネントを介して、同一ソフトウェアコンポーネントのコンポーネント入力にフィードバックされる。ループは、つまり周期的な信号パスを示している。つまりループ内にソフトウェアコンポーネントが存在し、このソフトウェアコンポーネントが複数のコンポーネント入力及びコンポーネント出力を有する時、ループは言うまでもなく該当のソフトウェアコンポーネントのコンポーネント入力、及び該当ソフトウェアコンポーネントの関連するコンポーネント出力を其々に介してのみ形成される。言うまでもなく複数のループも存在し得、これによってソフトウェアコンポーネントの複数のコンポーネント入力は、このソフトウェアコンポーネントのコンポーネント出力と伴に複数のループを形成し得る。この場合において、ソフトウェアコンポーネントは複数の入力信号を1つの出力信号に写像する。この1つのソフトウェアコンポーネントの1つのコンポーネント入力、及び複数のコンポーネント出力を介して、複数のループも形成され得る。ソフトウェアコンポーネントは、この場合において1つの入力信号を複数の出力信号に写像する。ソフトウェアコンポーネントによる複数の入力信号の複数出力信号への写像及び複数ループの形成も考えられ得る。ただし、ソフトウェアコンポーネントの被観察体ループを形成するコンポーネント入力及びコンポーネント出力だけが個々ループにとって関連性がある。言うまでもなくコンポーネント入力のコンポーネント出力への写像は、例えば同一コンポーネントの他のコンポーネント入力といった他のパラメータによっても影響され得る。
ループはソフトウェアコンポーネントを有し得、これらソフトウェアコンポーネントは所謂「非直接フィードスルー」(NDF)属性を有する。即ち、入力信号の変化はNDFコンポーネントの被観察対象であるコンポーネント入力において、ソフトウェアコンポーネントの関連するコンポーネント出力における出力信号に、直ぐにコンピュータプログラム処理の同一サイクル内で作用しない。つまりNDFループは少なくとも1つのソフトウェアコンポーネントを含み、このソフトウェアコンポーネントはループの一部分として、少なくとも1つのコンポーネント入力に当接したNDF入力信号を少なくとも1つのコンポーネント出力に当接した少なくとも1つの出力信号に写像する。つまり少なくとも1つのNDF入力信号を含むソフトウェアコンポーネント、及び関連する出力信号はNDFループの一部分である。NDFループを有する信号フローに基づくコンピュータプログラムを扱うための幾つかの方法は公知である。例えばシステムモデリングのためのTheMathWorks(商標)の公知ソフトウェアSimulinkは、ソフトウェアコンポーネント処理順序算出の際に、NDF入力に当接する入力信号が容易に無視されるようにNDFループを取り扱う。米国特許8849641号明細書は、他方においてNDFループのソフトウェアコンポーネント処理順序の自動特定を可能にする。
これと対照的に、ソフトウェアコンポーネントのコンポーネント入力のDF(「直接フィードスルー」(direct‐feedthrough))属性は、入力信号の変化が、被観察対象であるコンポーネント入力で、このソフトウェアコンポーネントの関連するコンポーネント出力における出力信号に同一サイクルにおいて作用することを意味し、これによって周期的データ依存性が生起し得る。このようなソフトウェアコンポーネントは、コンポーネント入力でのDF入力信号を速やかにコンポーネント出力での出力信号に写像し、下記においてDFコンポーネントと呼ばれる。DFループを展設する全ソフトウェアコンポーネントがDFコンポーネントである時、DFループは存在する。DFループの部分は、コンポーネント入力でのDF入力信号及びDFコンポーネントのコンポーネント出力での出力信号だけであって、このDFコンポーネントはDFループを展設する。このコンポーネント入力はDF入力信号を有し、被観察体DFコンポーネントの関連するコンポーネント出力における出力信号に、直接的に及び同一のサイクルにおいて作用する。DF入力信号及び出力信号を、つまりループの一部分として有しているDFコンポーネントは、言うまでもなくNDF入力信号も有し、又はDF入力信号をも有し、このDF入力信号は被観察体ループの一部分でなく、他のDFループの一部分、NDFループの一部分、又はループ以外の一部分である。NDFコンポーネントが、NDF入力信号の出力信号への写像として、DFループの信号パス内に存在しないことは、DFループの属性にとって重要である。
DFコンポーネントから成る少なくとも1つのDFループが、コンピュータプログラム内に在る時、DFループのDFコンポーネント検出のための特別な方法が適用される。特に「縦型探索」(DFS)の、又は「横型探索」(BFS)の方法が、この目的のために言及される。これら方法がグラフ理論に由来する公知アルゴリズムを表す。「縦型探索」(DFS)方法の場合において、出発ノードから出発して、全ての先行ノードが探索される。先行ノードは、該当のノードが依存しているノード(例えば必要なデータフローによって)であって、これらノードは、つまり第1の前レベル(Vorebene)内に存在する。1つ目の前レベル(Vorebene)における最初の先行ノードから出発し、更に探索しつつ、最初の先行ノードの先行ノード(2つ目の前レベル(Vorebene))に移行する。これは、先行ノードがもう存在しないまで、又は一連の捜査において既に一度探索されたノードに到るまで長く繰り返される。この場合において、周期的依存性が当然として効力を有する。通過した検索パスは、それらループを示すノードを含む。「縦型探索」(DFS)方法において、常に各前レベル(Vorebene)の先行ノードが探索され、そうして先行ノードが存在しなくなるまで、まず「縦に」行われる。「横型探索」(BFS)方法において、引き続く更なるステップを「縦に」取る前に、まず現下の前レベル(Vorebene)における全先行ノードが探索される(つまり「横に」行く)。
上に言及した方法より幾分さらに効果的にループ検出を解くアルゴリズムもあり、「D.B.Johnson(1977)、“Finding all the elementary circuits of a directed graph” in Siam J. Comput、 Vol.4、 No1」及び「H.Lui and J.Wang (2006)、「A new way to enumerate cycles in graph」、State Key Lab of Intelligent Technology and System Department of Computer Science and Technology、Tsinghua University Beijing 100084、 China」が指摘される。
DFループの識別のための方法は、こうして公知であるが、DFループの解消は大抵、ユーザによる介入を要する。米国特許出願公開第2005 0060129号の中で、ソフトウェアコンポーネント処理順序は、これによってDFループを解くために変更される。この際ループにおいて、階層型モデルによって、ソフトウェアコンポーネント内で成立し、及びフラット型モデルにおける変換に従って、もう存在しないループの事である。即ち、実のDFループに関連せず且つ、米国特許出願公開第2005 0060129号において解説された解決策は従来的意味におけるDFループに適用できない。
M.Benedikt及びF.R.Holzinger(2016)著「Automated Configuration for Non-Iterative Co-Simulation」の中で、非反復的コシミュレーションの自動化されたコンフィグレーションが解説される。この際、各ソフトウェアコンポーネントが固有のソルバ内で計算される。これによって、各ソフトウェアコンポーネントは、固有のローカルなシミュレーション時間を有する。ソフトウェアコンポーネントの処理順序は、コシミュレーション(協調シミュレーション)の進行時間に、動的に算出され、及び適応される。最も古いローカルなシミュレーション時間を有するソフトウェアコンポーネントが随時、常に想定される。ローカルなシミュレーション時間が(例えばシミュレーション時点t=0のように)一致している時、最も僅少な総数のコンポーネント入力を有するソフトウェアコンポーネントが想定される。但し、全ソフトウェアコンポーネントが同一の演算ユニット内で作動し且つ、同一のシミュレーション時間を有する時、この方法は適用できない。
信号フローに基づくコンピュータプログラムのDFループが取扱われない時、DFループにおけるDFコンポーネントの周期的依存性に基づいて、ソフトウェアコンポーネントの処理順序が一義的でなく且つ、コンピュータプログラムが実行され得ない。DFループは、故にDFコンポーネントを有するソフトウェアコンポーネントの処理順序を一義的に算出できるように、DFループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム処理のために解消されなくてはならない。
つまり、信号フローに基づくコンピュータプログラム処理のための方法であって、少なくとも1つの直接フィールドスルーループを有する方法を実現することが本発明の課題である。
本発明の課題は、請求項1に記載の:
技術設備(3)の技術機能を制御し、調整し、自動化し又はシミュレーションするために、特に車両又は車両構成要素を開発するために、前記技術設備(3)の演算ユニット(2)上の信号フローに基づいたコンピュータプログラム(1)の推移を制御するための方法であって、前記コンピュータプログラム(1)が、互いに結合されている複数のソフトウェアコンポーネント(K1、K2、K3、K4、K5、K6)から成り、少なくとも1つのDFループを有する当該方法において、以下の:

a)前記少なくとも1つのDFループと、前記少なくとも1つのDFループを構成する複数のDFコンポーネント(K3、K4、K5)とを識別し、これらのDFコンポーネント(K3、K4、K5)がそれぞれ、少なくとも1つのコンポーネント入力部に入力する少なくとも1つのDF入力信号を、少なくとも1つのコンポーネント出力部に出力する少なくとも1つの出力信号に遅延せずに変換する結果、前記少なくとも1つのDF入力信号及び前記少なくとも1つの出力信号は、前記少なくとも1つのDFループの一部分であるステップと、

b)複数の前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の複数の値の単位時間当たりの最大に可能な変化を、それぞれの前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の少なくとも1つの属性から特定し、少なくとも1つのDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の値の可能な変化がそれぞれ、1つのペナルティ値によって評価され、複数のペナルティ値が比較されるステップと、

c)最小のペナルティ値を有するDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)を算出し、対応するコンポーネント入力部に1つの遅延回路(1/z)を実装することによって、可能な変化が最も小さい値を有するDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)が入力する当該コンポーネント入力部の前方に当該遅延回路(1/z)を接続するステップと、

d)ステップa)~c)で決定された前記ソフトウェアコンポーネントの結合にしたがって、前記コンピュータプログラム(1)を実行するステップと、から成る当該方法によって解決される。
さらに、本発明の課題は
信号フローに基づいたコンピュータプログラム(1)によって、技術設備(3)の技術機能を制御し、調整し、自動化し又はシミュレーションするための、特に車両又は車両構成要素を開発するための方法において、
前記コンピュータプログラム(1)が、互いに結合されている複数のソフトウェアコンポーネント(K1、K2、K3、K4、K5、K6)から成り、少なくとも1つのDFループを有し、前記技術設備(3)の演算ユニット(2)上で実行され、以下の:
a)前記少なくとも1つのDFループと、前記少なくとも1つのDFループを構成する複数のDFコンポーネント(K3、K4、K5)とを識別し、これらのDFコンポーネント(K3、K4、K5)がそれぞれ、少なくとも1つのコンポーネント入力部に入力する少なくとも1つのDF入力信号を、少なくとも1つのコンポーネント出力部に出力する少なくとも1つの出力信号に遅延せずに変換する結果、前記少なくとも1つのDF入力信号及び前記少なくとも1つの出力信号は、前記少なくとも1つのDFループの一部分であり、b)複数の前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の複数の値の単位時間当たりの最大に可能な変化を、それぞれの前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の少なくとも1つの属性から特定し、
c)DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)が入力するコンポーネント入力部の前方に遅延回路(1/z)を接続し、このDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の値が、最大限に可能な最少の変化を有し、
d)前記技術設備(3)の前記技術機能を制御し、調整し、自動化し又はシミュレーションするため、ステップa)~c)で決定された前記ソフトウェアコンポーネントの結合にしたがって、前記コンピュータプログラム(1)を実行するステップから成る当該方法によって解決される。
各DFコンポーネントは、少なくとも1つのコンポーネント入力を、及び少なくとも1つのコンポーネント出力を有する。各DFコンポーネントにおいて、少なくとも1つのコンポーネント入力に、少なくとも1つのDF入力信号が当接していて及び、このDFコンポーネントの少なくとも1つのコンポーネント出力に、少なくとも1つの出力信号が当接している。このコンポーネント入力とコンポーネント出力の結合によって、DFコンポーネントの出力信号が、さらなるDFコンポーネントに導かれ、この出力信号は、そこでDF入力信号として設けられ、及び同じくして出力信号に写像される。これは、DFループが形成されるまで、長く行われる。つまり、複数のDFコンポーネントが、又はDFコンポーネントの各コンポーネント入力並びに各コンポーネント出力がDFループを展設する。複数のDFループがある時、DFコンポーネントは、若しくは、これらのコンポーネント入力及び/又はコンポーネント出力は、複数ループの一部分でもあり得る。
信号フローに基づくコンピュータプログラム内に含まれるソフトウェアコンポーネント、特にDFコンポーネント、つまりステップa)~c)において、すでに信号フローに基づくコンピュータプログラムの処理の開始前に作成され、又は修正され、及びソフトウェアコンポーネント処理順序が、DFコンポーネントを含めて算出される。
こうして、遅延回路によって生成された遅延は、ステップd)における信号フローに基づくコンピュータプログラムの次の処理の中で、随時現下のクロックステップのために、該当するDF入力信号のコンポーネント入力前における関連のDFループを分解することを示す。これによって、該当するDFループは、現下のクロックステップのために、この位置で解消され、及び言わばNDFループに変えられている。つまり、算出された位置で遅延回路を挿設することによって、DFループはNDFループに変成される。出力信号は、その前にあるDFコンポーネントによって生成され、まず遅延されて、DF入力信号として、その後に続くDFコンポーネントに提供される。続いて、この際に生起するNDFループが、実証された方法で取扱われ得る。生成された遅延によって、現下のクロックステップにおけるコンピュータプログラムの経過中、前のクロックステップのDFコンポーネントのDF出力信号値が読み込まれ、このDFコンポーネントはこの出力信号の前にあって、例えば1クロックステップ分の遅延の場合において、前のクロックステップ値が読み込まれる。この際、どのコンポーネント入力が遅延回路で実装されるか特定するために本質的であるのは、DF入力信号の少なくとも1つの属性から、例えば1クロックステップ内といった単位時間内における、このコンポーネント入力の少なくとも1つの(遅滞のない)DF入力信号の可能な限り最大の値変化を算出することである。DFコンポーネントにおいてDF入力信号値が変化しうる強度は、概してDF入力信号の最大の信号変動として呼ばれ、ゆえに続く順序において、信号変動という呼称が「可能な限り最大の値変化」のために使用される。信号フローに基づくコンピュータプログラムにおいてDFループのみが、DFコンポーネントと伴に在り、このDFコンポーネントのDF出力が同一のDFコンポーネントのDF入力にフィードバックされている時、些末ながら、この1つのコンポーネント入力は遅延回路によって実装され、それに続いて信号フローに基づくコンピュータプログラムは以後、DFループを有さない。但し複数のDFコンポーネントが、DF入力信号を伴ってDFループにある場合、存在するDF入力信号の信号変動が算出される。DF入力信号が、最も僅少な信号変動を伴って各コンポーネント入力に当接していて、これらコンポーネント入力は遅延回路で実装され且つ、これによって1つのDFループはNDFループに変換されている。1つのループ内に複数のDF入力信号が同一の信号変動を伴って現出する時、DF入力信号の1つを有するコンポーネント入力は、遅延回路によって実装される。
少なくとも1つのDF入力信号の信号変動は、随時ペナルティ値で評価され得、それに引き続いてペナルティ値が比較される。
原則的にDFループを解くために、DF入力信号は遅延されるべきで、このDF入力信号は遅延によって、信号フローに基づくコンピュータプログラムの出力で最も僅少なエラーを生起する。信号フローに基づくコンピュータプログラムの出力において、個々のDF入力信号の遅延によって惹起された該当の各エラーを特定するために、理論的にコンポーネント入力は信号フローに基づくコンピュータプログラム実行中に試験的に随時中断され得、このコンポーネント入力において入力DFループを形成するDFコンポーネントのDF入力信号が入力される。これに引き続いてDF入力信号が特定され得、出力における最も僅少なエラーを惹起する。つまり例えば、DF入力信号の遅延ない出力での信号における、中断を伴う被観察体DF入力信号からの偏差はエラーとして記されることがあり得る。そうしてつまり、被観察体DFコンポーネントのコンポーネント入力でのDF入力信号が少なくとも1クロックステップ分遅延される時、つまり言及したように被観察体コンポーネント入力でDFループが現下のクロックステップにおいて切開されていると通用する時、出力でのエラーがどれ程大きくなり得るかは特定され得る。但し不利であることは、この方法でコンポーネント入力において、コンピュータプログラムの実行中にようやく、DF入力信号の信号変動が算出され得ることである。このソフトウェアコンポーネントの処理順序の特定のための情報、特に信号フローに基づくコンピュータプログラムにおけるDFコンポーネントの処理順序の特定のための情報は、信号フローに基づくコンピュータプログラムの本来の実行前に既に要せられるので、コンピュータプログラムの実行前に、DFコンポーネントのDF入力信号の信号変動の見積もり(又は近似)が行われなければならない。これに引き続いて、コンポーネント入力が選択され、DF入力信号が最も僅少と見積もられた信号変動を伴って、このコンポーネント入力に当接していて、及びコンポーネント入力の前で遅延回路1/zが用いられる。この際、ペナルティ値はペナルティ値が利用される限りにおいて、見積もられた信号変動が大きいほど高くなる。高いと見積もられた信号変動は遅延の場合、大きなエラーを生起し得る。
最も僅少な信号変動を有するDF入力信号を伴うコンポーネント入力位置で、遅延回路によってDFループが実装されていることで、このDFループはNDFループに既に変換されている。まだ他のDFループがコンピュータプログラム内にある限りにおいて、これらループは本発明に係る方法によっても、しかし又は他の(例えば手動といった)方法によっても取扱われ得る。
但し方法ステップc)は、つまりDF入力信号前での遅延回路接続は、他のDFループをNDFループに変えるために繰り返され得、このDF入力信号の値は最も僅少な信号変動を有する。つまりDFループは、最も僅少な信号変動を伴うDF入力信号の位置で連続的に解かれる。これはDFループがコンピュータプログラム内に存在しなくなるまで、長く実行され得、これに伴って任意にネスティングされたDFループも解かれ得る。即ち、各DFループはすでに解消されていて、つまりNDFループに変成されていて、及びこれによって全ての周期的データ依存性が除去されている。DFループの解消は、1クロックステップ内での(遅滞のない)DF入力信号の信号変動に再び依存している。前に解説したのとは別の手法で、他のDFループを解消することも言うまでもなく可能である。嘗てDFループに属したDF入力信号が以後、DF入力信号を示さないことは注意される必要があり、但しこのDFループは、すでに解消されていて、即ちNDFループ変換されていて及び、この後(他の)DFループの一部分ではない。こうして、この以前のDF入力信号の信号変動は、場合によって未だ在るDFループの他の扱いにとって、又は解消にとって関係性がない。複数のDFループ内で、随時DF入力信号が同一の信号変動を伴って発生する時、コンポーネント入力は、第一ステップにおいて遅延回路で実装され、このコンポーネント入力はこの同一の信号変動を伴うDF入力信号の1つを有する。さらなるステップにおいて、さらなる(さらに未だ在るDFループの)コンポーネント入力が遅延回路で実装され、このコンポーネント入力は(同一の信号変動を伴う)DF入力信号の1つを有する。言うまでもなくDF入力信号が第一ステップ後に未だDF入力信号である限りのみである。各DFループ内で、随時に最も僅少な信号変動を伴うDF入力信号を有するコンポーネント入力が該当ループ内で遅延回路で実装されることで、互いに不依存である2つのDFループを同時に解くことも、言うまでもなく可能である。コンピュータプログラムの処理順序は、最終的にソフトウェアコンポーネント結合から生起し且つ、今やNDFループにおける信号のみを含む。
ペナルティ値を利用する際、つまりDFコンポーネントのDF入力信号がペナルティ値で実装された後で、最も僅少なペナルティ値を伴うDF入力信号は算出され且つ、関連するコンポーネント入力が遅延回路で実装され、これと伴に該当するDFループが解れている。次いで比較的高いペナルティ値を伴う遅滞のない(未だ他のDFループの一部分である)次のDF入力信号の算出に続いて、関連するコンポーネント入力が再度、遅延回路で実装され及び、これによって更なるDFループが解かれるなどと続いて行く。
本方法において、方法ステップb)が有利にも一度実行される。未だ在る遅滞のないDF入力信号の信号変動の新たな特定は必要ない、しかし可能でもある。但し、信号変動の新たな特定によって解決策の最適化が、場合によって以後、保障され得ないことに注意されなくてはならない。但しDFループ及びDFコンポーネントの存在は、方法ステップa)において解説されるように、任意の時点で検査され得る。本発明に係る方法によるDF入力信号の取扱い直後、(特にネスティングされたDFループにおいて)コンピュータプログラムの未だ在るDFループ、DFコンポーネント及びDF入力信号を改めて識別することは有益であり得る。
少なくとも1つのDF入力信号の信号変動の特定に際し、被観察のDF入力信号に追加的な情報が利用される。DF入力信号は一般的に物理的大きさを表している。こうして多くの場合において、DF入力信号の予期されるべき信号変動が、この物理的大きさから見積もられ得る。各DF入力信号の信号変動は有利にも、各DF入力信号の物理的単位(例えば温度、電流、距離等)に従って特定される。物理的単位が静的で、即ちコンピュータプログラムの処理の前に既知で且つ、加えて多くのコンピュータプログラム内で同じように利用されるので、物理的単位の利用は特に有利である。この際、見積もられたエラー又は信号変動は、有利にも(例えば国際単位系(SI)から導き出されている)各物理的単位に後置され、これらエラー又は信号変動は、そうした入力信号が遅延されるような場合において、同じく見積もられたエラーを生起する。これら関係は、或る大きさ(例えば温度、距離等)が緩やかに変化し、一方で他の大きさ(例えば電流、光度等)が性急に変化するという事実から生起する。さらに各DF入力信号の信号変動は、随時DF入力信号のデータ型に従って見積もられ得る。これは特に、DF入力信号のために物理的単位が画成されていていない時に、又はDF入力信号が単位(例えば列挙型変数)を有さない時に適用されるべきである。DF入力信号のデータ型は、例えばブーリアン型、整数型又はフロート型によって代表されていることが可能で、ブーリアン型の信号変動は、最も僅少なダイナミックスを有する整数型及びフロート型より、さらに大きい。さらにデータ型の(例えば8、16、32、64ビットといった)帯域幅は、信号変動の見積もりに流入し得る。DF入力信号について、例えば、どの物理的領域を信号が受入れ得るかについて未だ一層多くの情報が、試験台において存在し得る。この信号領域からも、最大の変化速度が査定され得、及び少なくとも1つのDF入力信号の信号変動算定のために援用され得る。
有利にも、DF入力信号の単位及びデータ型のミックスが、少なくとも1つのDF入力信号の信号変動の特定のために利用される。何故なら、これによって一層正確な近似が可能であるからである。
NDFループは有利にも、NDF入力信号がNDFコンポーネント入力において無視されることで考慮される。これによって未だDFループのみが関連し、且つ本発明に準じて取扱われなければならない。
本発明は、下記に図1~3dに関連付けられつつ、一層詳細に解説され、これら図は模範的、概略的、且つ非減縮的な本発明の優れた発展形を示す。
模範的直接フィードスルー・ループ 非直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム 2つのネスティングされた直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム 2つのネスティングされた直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム 2つのネスティングされた直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム 2つのネスティングされた直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム ペナルティ値で実装された直接フィードスルー・ループを有する信号フローに基づくコンピュータプログラム 非直接フィードスルー・ループ変換された直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム 両方の非直接フィードスルー・ループに変換された直接フィードスルー・ループを伴う信号フローに基づくコンピュータプログラム
図1は演算ユニット2を有する技術的設備3を模範的に示し、この演算ユニットは信号フローに基づくコンピュータプログラム1の具体的実施例を実行する。技術的設備3は、演算ユニット2を有する被検体としての、例えば試験台の電子的制御の一部分としての車両又は車両構成要素のための試験台(内燃機関、パワー・トレーン等)などであって、信号フローに基づくコンピュータプログラム1は、この演算ユニット上で、試験台の技術的機能を制御し、調整し、自動化し、又はシミュレーションするために、特に被検体を伴う試験台における画成された試験走行遂行のために実行される。
演算ユニット2は入力Eを有し、この入力Eを介して、信号フローに基づくコンピュータプログラム1に目標回転数n_sollが送給される。さらに、演算ユニットは出力Aを有し、この出力Aを介してコンピュータプログラム1が実回転数n_istを出力する。信号フローに基づくコンピュータプログラム1は、比例調節器KP、制御対象KR、回転センサKS及びコンバータコンポーネントKKというソフトウェアコンポーネントを有し、これらはDFループを形成する。この実施例において、信号フローに基づくコンピュータプログラム1は、つまり制御対象KRの調整のための閉じた制御回路を形成する。目標回転数n_sollが比例調節器KPに送給される。比例調節器が、電流Iを操作量として出力し、この電流は制御対象KRを入力信号として用意する。制御対象KRが実回転数n_istを送り、この実回転数は出力Aに当接している。これに加えて、制御対象KRのコンポーネント出力は、回転センサKS及びコンバータコンポーネントKKを介して、比例調節器のコンポーネント入力に及び、これによって入力Eにフィードバックされる。回転センサKSが獲得するコンポーネント入力において、そうして実回転数n_ist及び実回転数n_istに比例する電圧Uを出力し、この電圧UはコンバータコンポーネントKKのコンポーネント入力に当接している。同じくして、コンバータコンポーネントKKが電圧Uを回転数nに変換し、この回転数nは入力Eに、及びこれによって比例調節器KPのコンポーネント入力にフィードバックされる。これによって、目標回転数n_soll及び回転数nが比例調節器KPに当接する。コンポーネントKP、KR、KS、KKのどれもが、(Z変換に従う離散時間的表記で)遅延素子1/zを有さないので、DFループが存在する。
図2は演算ユニット2を有する技術的設備3を示し、その上で一層抽象的で、一層一般化された信号フローに基づくコンピュータプログラム1が実行される。この中で、ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4のコンポーネント出力における数個の出力信号A1、A2、A3、A4はソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4のコンポーネント入力における入力信号E2、E2‘、E3、E4に矢印として示された信号パスを介して、其々結合されている。ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4の出力信号A1、A2、A3、A3‘、A4は、つまり結合次第で他のソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4の入力信号E1、E2、E2‘、E3、E4であり得る。ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4が信号フローに基づくコンピュータプログラム1の一部分を形成し、及びソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4全体並びに信号パスを介した結線が信号フローに基づくコンピュータプログラム1を形成する。ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4は、任意なエンコード若しくは任意なソフトウェアコードにおける任意な数学的、分析的、経験的、若しくは物理的モデルであり得、及び少なくとも1つのコンポーネント入力をソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4の関連する少なくとも1つのコンポーネント出力に写像する。信号フローに基づくコンピュータプログラム1経過の際に、各ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4による処理のクロックステップにおいて、入力信号E1、E3、E4、又は同様にして2つ以上の入力信号E2、E2‘が、出力信号A1、A2、A4に又は、同様にして複数の出力信号A3、A3‘に写像される。言及したように、ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4毎の入力信号E1、E2、E2‘、E3、E4及び出力信号A1、A2、A3、A3‘、A4の総数は任意であり得る。信号フローに基づくコンピュータプログラム1は、演算ユニット2の入力Eを介して、第一ソフトウェアコンポーネントK1において入力信号E1を獲得し、及び最後のソフトウェアコンポーネントK3のコンポーネント出力を介して、演算ユニット2の出力Aにおいて出力信号A3‘を出力する。ソフトウェアコンポーネントK1のコンポーネント出力はソフトウェアコンポーネントK2のコンポーネント入力に結合されていて、それによってソフトウェアコンポーネントK2が、ソフトウェアコンポーネントK1からの出力信号A1を入力信号E2として受ける。ソフトウェアコンポーネントK2のコンポーネント出力は、さらにソフトウェアコンポーネントK3の入力に結合されていて、ソフトウェアコンポーネントK3が出力信号A2を入力信号E3として受ける。見て取れるように、NDFループは、ソフトウェアコンポーネントK4を介して、コンポーネントK3とK2間のフィードバックとして形成され、この事は遅延シンボル1/zによって素描される。ソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3は、つまり信号フローに基づくコンピュータプログラム1の処理の1クロックステップt分遅延される。そうして、現下のクロックステップtでのソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3がではなく、以前のクロックステップt-1からの出力信号がソフトウェアコンポーネントK4の入力信号E4として機能し、これでもって出力信号A4上への入力信号E4の写像は、ソフトウェアコンポーネントK4によって遅延される。写像は、つまり事前のクロックt-1からのソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3に基づく。これがNDFループの属性である。時点tA(t)での出力信号=入力信号のソフトウェアコンポーネントによる時点tK{E(t)}での写像というモデルに従って、ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4の入力信号E1、E2、E2‘、E3、E4、及び出力信号A1、A2、A3、A3‘、A4の処理順序は、つまり下記の通りである。
A1(t)=K1{E1(t)}
E2(t)=A1(t)
A2(t)=K2{[E2(t)、E2‘(t)]}
E3(t)=A2(t)
E2‘(t)=A4(t)
A3(t)=K3‘{E3(t)}
E4(t)=A3(t-1)
A4(t)=K4{E4(t)}
A=K3‘{E3(t)}
ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4の有効な連続的処理順序は、つまりK1、1/z、K4、K2、K3であり、又は代替的には1/z、K4、K1、K2、K3でもある。この場合において、遅延回路1/zがソフトウェアコンポーネントK4の前で処理され、及びさらにソフトウェアコンポーネントK1及びソフトウェアコンポーネントK4がソフトウェアコンポーネントK2の前で処理されることは、専ら重要である。些末ながら、この例におけるソフトウェアコンポーネントK3は最後として処理される。
これに対して、ソフトウェアコンポーネントK4がDFコンポーネントであるならば、ソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3は遅延回路1/zによって遅延されない。こうして、同一のクロックステップtにおいて、ソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3に相応する入力信号E4は、ソフトウェアコンポーネントK4に当接することも考えられる。しかしながら、ソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3を算出するために、ソフトウェアコンポーネントK3の入力信号E3に相応するソフトウェアコンポーネントK2の出力信号A2は必要で、このことは周期的な依存性に繋がり、及びそれでもってDFループが存在する。こうして、ソフトウェアコンポーネントK2、K3及びK4はDFコンポーネントであることが考えられる。なぜなら、DFループの一部分として、このループのコンポーネント入力に、DF入力信号E2‘、E3並びにE4が当接し及び、このループのコンポーネント出力に、DF出力信号A2、A3、A4が当接することが考えられるからである。入力信号E2を伴うコンポーネント入力は、その上にDFループが展設されないので、DFループの一部分でないことに注意されなくてはならない。
このようなDFループは、(ループを形成する)DFコンポーネントのDF入力信号の単位時間毎の可能な限り最大の値変化が各DF入力信号の少なくとも1つの属性から算出されることによって、本発明に準じつつ解かれる。コンポーネント入力の前に遅延回路1/zが接続され、このコンポーネント入力に少なくとも1つのDF入力信号が当接し、このDF入力信号値は単位時間毎に可能な限り最小の変化を示す。これによって、DFループがNDFループに変換される。
しかし複数のDFループが発生する時、複数の信号パスは概して、相応しい位置で遅延されなくてはならない。図3aは、ソフトウェアコンポーネントK1、K2、K3、K4、K5、K6を伴う演算ユニット2上で実行された信号フローに基づくコンピュータプログラム1を示し、2つのネスティングされたDFループが形成される。コンピュータプログラム1の入力E‘、E‘‘は、随時、ソフトウェアコンポーネントK1、K2のコンポーネント入力と結合されていて、これらソフトウェアコンポーネントは、そうして入力信号E1、E2を獲得する。ソフトウェアコンポーネントK1、K2のコンポーネント出力は、ソフトウェアコンポーネントK4及びK3のコンポーネント入力と結合されていて、これらソフトウェアコンポーネントは、そうして入力信号E3及びE4として出力信号A1及びA2を獲得する。ソフトウェアコンポーネントK3のコンポーネント出力は、同じくしてソフトウェアコンポーネントK4のコンポーネント入力に結合されていて、これによって、ソフトウェアコンポーネントK4がソフトウェアコンポーネントK3の出力信号A3を、さらなる入力信号E4‘として獲得する。ソフトウェアコンポーネントK4のコンポーネント出力は、ソフトウェアコンポーネントK5のコンポーネント入力に結合されていて、これにより、このコンポーネント入力はソフトウェアコンポーネントK4の出力信号A4を、入力信号E5を獲得する。不遅延のフィードバックを介して、ソフトウェアコンポーネントK5のコンポーネント出力は同じくして、コンポーネントK3、K4のさらなる入力と結合されていて、これによって、このコンポーネントはソフトウェアコンポーネントK5の出力信号A5、A5‘を、さらなる入力信号E3‘、E4‘‘として獲得する。こうして、この遅滞のないフィードバックによって2つのDFループA及びBが形成される。DFループAは、DF入力信号E3‘、E4‘及びE5を伴うDFコンポーネントK3、K4及びK5によって形成される。DFループBは、DF入力信号E5及びE4‘‘を伴うDFコンポーネントK4及びK5によって形成される。DF入力信号E3‘、出力信号A3、DF入力信号E4‘、出力信号A4、DF入力信号E4‘‘、DF入力信号E5、出力信号A5及び出力信号A5‘は、そうして2つのDFループを展設し、つまり2つのDFループの一部分である。入力信号E3及びE4は、DFコンポーネントK3及びK4の一部分であるものの、例えばDFループを形成せず且つ、そうしてDFループの一部分でない。入力信号は言うまでもなく、この意味におけるDFループの一部分ではなく、DFコンポーネントの出力信号に影響を有し得るが、本発明に係る信号変動の特定又はDFループの分解にとって本質的ではない。これに加えて、ソフトウェアコンポーネントK5のコンポーネント出力は、ソフトウェアコンポーネントK6のコンポーネント入力に結合されていて、これに伴ってソフトウェアコンポーネントK6は、ソフトウェアコンポーネントK5の出力信号A5‘‘を入力信号E6として獲得する。さらにソフトウェアコンポーネントK6のコンポーネント出力は演算ユニット2の出力Aに結合されている。
ここで、DFループA及びBのどの信号パスが(まず)切開されるべきかを確認するために、DFループA及びBのDFコンポーネントK3、K4、K5のDF入力信号E3‘、E4‘、E5、E4‘‘値は、本発明に準じて、信号変動について検査され、即ちDF入力信号の単位時間毎の可能な限り最大の値変化について、この場合、1クロックステップt内で、且つペナルティによって評価される。僅少なペナルティ値は、例えば僅少な信号変動を意味する。ペナルティのための値は、例えば図3bに信号パスにおいて図示されるように生起し、DFコンポーネントK4のコンポーネント入力でのDF入力信号E4‘は、明らかにDFコンポーネントK4のコンポーネント入力におけるDF入力信号E4‘‘、DFコンポーネントK3のコンポーネント入力のDF入力信号E3‘、及びDFコンポーネントK5のコンポーネント入力のDF入力信号E5に比べて、僅少な信号変動を有する。なぜなら、DF入力信号E4‘が(2、3、又は5のペナルティ値に対して)1のペナルティ値を有するからである。
ペナルティ値は、例えばペナルティ値の次の定義によるDF入力信号値のデータ型などから生起し得る。ブーリアン型:9,バイト型:7,整数型:5,フロート型:1。その理由は、ブーリアン型数値の値に比して、単位時間毎のフロート型数値の値が顕著に一層僅少に変化し得ることであり、そのことでフロート型数値の可能な信号変動は一層小さい。ペナルティ値は、例えばペナルティ値の次の定義によるDF入力信号の物理的単位に従っても算出され得る。温度:1,質量流量:3,1分毎の回転:5,圧力:7。この際、DF入力信号の物理的解釈を用いる。温度は技術的システム中で圧力に比して顕かに一層緩慢に変化し得、これによって一層僅少な信号変動を期待し得る。ペナルティ値算出のための様々な基準を組み合わせることも可能である。つまり例えば、物理的単位を先ず特定し、且つ続く物理的単位内におけるデータ型に準ずる更なる細分化である。
最も僅少な1のペナルティ値を有する信号パスが、つまりDF入力信号E4‘が、そうして分解される。ここでは、つまりDFコンポーネントK3とK4の間で分解される。即ち出力信号A3は1クロックステップt分遅延されて、入力信号E4‘としてDFコンポーネントK4に用意されているということである。DF入力信号E4‘は、こうしてNDF入力信号になり、これによって以前のDFループAは以後、NDFループである。しかし、DF入力信号E5はDF入力信号であり続け、この入力信号はさらにDFループBを形成する。
ここで、FループBは更なるステップにおいて、好ましくは同じく方法ステップ1c)に従って取扱われ得る。こうして、最も僅少なペナルティ値を有する信号パスのDFループBにおいて特定され、このDFループは未だ存在する。つまり図3cにおけるDF出力信号A4からDF入力信号E5までの信号パスにおける一層高い5のペナルティ値に対する出力信号A5からDF入力信号E4‘‘までの信号パスにおける2のペナルティ値。従って、出力信号A5は1クロックステップt分遅延され及び、このクロックステップt分遅延されて、DFコンポーネントK4にNDF入力信号E4‘‘として提供されている。ここで、以前のDFループBは同じくNDFループを示している。DFコンポーネントK4の入力信号E4は、DFループに結びついていない、又はDFループの一部分でないので、分解されなくてよいことが注意されるべきである。故に入力信号E4の信号変動は同様にして、特定される必要さえない。
図3aに関連する図3bにおけるDF入力信号E4、E4‘及びE4‘‘を伴うDFコンポーネントK4によっても見えるように、DFループの分解は、DFループを形成していたDFコンポーネントが自動的に、全コンポーネント入力と出力に関して、NDFコンポーネントとなることを意味しないことに留意されなくてはならない。この事は、このDFコンポーネントが更なるDFループを形成せず、つまり他のDFループの一部分であるDF入力信号を伴う更なるコンポーネント入力を有さない時にのみ、起こり得る。DFループが解かれされた場合、DFループを形成していたDF入力信号のみがNDF入力信号になり、他のDFループを形成する更なるDF入力信号はDF入力信号であり続ける。何故なら、この他のDFループ(このループが、場合によって更に解消するまで)存続するからである。
図3dに従って、信号パスの分解後、DFループはもう存在しない。一層高いダイナミックスを伴う信号パスは次に、さらなるDFループがある時、遅延回路1/zの挿設によって分解されることが考えられる。この手順で周期的な依存性が解消され、及び信号フローに基づくコンピュータプログラムは、これによって確固と存在している処理順序に準じて処理され得る。この際、遅延された入力信号によって、過去の値が、暫定的に記憶されなくてはならない事は、自明である。本方法は、信号フローに基づくコンピュータプログラム1の全DFループを解消するために利用され得る。これに加えて、少なくとも1つのDF入力信号E3‘、E4‘、E4‘‘、E5の信号変動が算出され及び引き続いて、遅延回路1/zがコンポーネント入力前に接続され、最も僅少な信号変動を有するDF入力信号E3‘、E4‘、E4‘‘、E5は、このコンポーネント入力に当接していて、且つこうして、DFループが信号フローに基づくコンピュータプログラム1内に以後存在しないまで、少なくとも1クロックステップt分遅延される。
処理順序を画定するために、全DFループが解消されされることは、信号フローに基づくコンピュータプログラム1にとって重要である。但し、これらDFループの少なくとも1つが上に解説された方法によって解消される時、本発明にとって充分である。他のDFループは、他の方法でも解消され得る。但し、全DFループは、言うまでもなく好ましくは本発明に準ずる方法によって解消される。
同様に、必ず常に1クロックステップt(1/z)分遅延されなくてはならないのではなく、他様の遅延も選択され得る。つまりDFループを解消するために、概して遅延回路1/zが挿設される。

Claims (7)

  1. 技術設備(3)の技術機能を制御し、調整し、自動化し又はシミュレーションするために、特に車両又は車両構成要素を開発するために、前記技術設備(3)の演算ユニット(2)上の信号フローに基づいたコンピュータプログラム(1)の推移を制御するための方法であって、前記コンピュータプログラム(1)が、互いに結合されている複数のソフトウェアコンポーネント(K1、K2、K3、K4、K5、K6)から成り、少なくとも1つのDFループを有する当該方法において、以下の:

    a)前記少なくとも1つのDFループと、前記少なくとも1つのDFループを構成する複数のDFコンポーネント(K3、K4、K5)とを識別し、これらのDFコンポーネント(K3、K4、K5)がそれぞれ、少なくとも1つのコンポーネント入力部に入力する少なくとも1つのDF入力信号を、少なくとも1つのコンポーネント出力部に出力する少なくとも1つの出力信号に遅延せずに変換する結果、前記少なくとも1つのDF入力信号及び前記少なくとも1つの出力信号は、前記少なくとも1つのDFループの一部分であるステップと、

    b)複数の前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の複数の値の単位時間当たりの最大に可能な変化を、それぞれの前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の少なくとも1つの属性から特定し、少なくとも1つのDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の値の可能な変化がそれぞれ、1つのペナルティ値によって評価され、複数のペナルティ値が比較されるステップと、

    c)最小のペナルティ値を有するDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)を算出し、対応するコンポーネント入力部に1つの遅延回路(1/z)を実装することによって、可能な変化が最も小さい値を有するDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)が入力する当該コンポーネント入力部の前方に当該遅延回路(1/z)を接続するステップと、

    d)ステップa)~c)で決定された前記ソフトウェアコンポーネントの結合にしたがって、前記コンピュータプログラム(1)を実行するステップと、から成る当該方法。
  2. DFループが、コンピュータプログラム(1)内に存在しないまで、ステップc)が繰り返される請求項に記載の方法。
  3. 前記ステップa)も、前記ステップc)のそれぞれの繰り返し前に繰り返される請求項に記載の方法。
  4. 複数の前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の値可能な変化が、それぞれの前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の物理単位に基づいて特定される請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
  5. 複数の前記DF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)の値可能な変化が、それぞれのDF入力信号(E3‘、E4‘、E4‘‘、E5)のデータの種型にしたがって特定される請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
  6. 複数の命令を含むコンピュータプログラム製品であって、これら命令が、制御装置上で、特に試験台の電子制御装置上で実行されるときに、これらの命令は、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実行する当該コンピュータプログラム製品。
  7. 請求項に記載のコンピュータプログラム製品が記憶されているコンピュータで読取可能な媒体。
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