JP7126051B2 - アーク溶接機 - Google Patents
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Description
本発明は、アーク溶接機に関するものである。
従来より、商用電源から商用電力を入力し、電力変換回路で加工用電力に変換して、アーク溶接用の電極と母材とからなる加工負荷に供給することでアーク溶接を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のアーク溶接機では、アーク電流、出力電流、アーク電圧、出力電力等の波形をフィードバック制御するために、加工負荷に負荷電圧検出回路を接続して負荷電圧の検出を行うようにしている。
ところで、従来のアーク溶接機では、加工用電源装置から加工負荷に至る電力供給経路に不具合が生じて電力ロスが発生しても、その電力ロスを発見するのが困難であった。
具体的に、加工用電源装置の出力端子と加工負荷とを繋ぐケーブルに、ケーブルの劣化やケーブルの継ぎ目の緩みによる発熱などが発生している場合には、その箇所において電力ロスが発生することとなる。しかしながら、この不具合箇所を発見するためには、作業者が直接ケーブルを目視確認する必要があり、発見が困難であった。
また、アーク溶接機の機器内部の電気回路に異常が発生している場合には、その箇所において電力ロスが発生することとなるが、機器内部の不具合を作業者が発見することは困難であった。
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力供給経路の異常による電力ロスの発見が容易なアーク溶接機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係るアーク溶接機は、アーク溶接用の電極と母材とを含む加工負荷に負荷電力を供給してアーク溶接を行うアーク溶接機であって、交流電源からの交流電力を入力として、負荷電力に変換する電力変換部と、電力変換部への入力電力を計算する入力電力計算部と、加工負荷に供給された負荷電流を検出する負荷電流検出部と、加工負荷に供給された負荷電圧を検出する負荷電圧検出部と、負荷電流検出部で検出された負荷電流と負荷電圧検出部で検出された負荷電圧とに基づいて加工負荷への負荷電力を計算し、加工負荷への負荷電力及び入力電力計算部で計算された入力電力に基づいて、交流電源から加工負荷に至る電力供給経路の異常を判定する異常判定部とを備える。
本開示のアーク溶接機によれば、加工負荷で消費される電力に対するアーク溶接機の機器全体の消費電力に基づいて、電力供給経路の異常を判定し得る。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
図1は、実施形態1に係るアーク溶接機10の構成を示す概略図である。
図1は、実施形態1に係るアーク溶接機10の構成を示す概略図である。
図1に示すように、アーク溶接機10は、アーク溶接用の電極11と母材12とを含む加工負荷13に負荷電力を供給してアーク溶接を行うものである。アーク溶接機10の入力端子16には、交流電源15が接続されている。アーク溶接機10は、交流電源15の交流電力を負荷電力に変換する電力変換部20を備えている。
電力変換部20は、交流電源15の交流電力を直流電力に整流する入力整流部21と、入力整流部21の出力電力を所定の周波数の交流電力に変換するスイッチング部22と、スイッチング部22の出力電圧を降圧するトランス部23と、トランス部23の出力電力を電極11に供給するための直流の負荷電力に整流する出力整流部24と、出力整流部24の出力電力の高調波を抑制する直流リアクタ25とを備えている。
出力整流部24の出力側には、母材12に繋がるケーブル26が接続されている。母材12に繋がるケーブル26には、溶接出力側抵抗部27が存在する。母材12に繋がるケーブル26における溶接出力側抵抗部27と出力整流部24との間には、加工負荷13に供給された負荷電流を検出する負荷電流検出部31が設けられている。
直流リアクタ25の出力側には、電極11に繋がるケーブル26が接続されている。電極11に繋がるケーブル26には、溶接出力側抵抗部27が存在する。
なお、溶接出力側抵抗部27は、ケーブル26が有する抵抗成分を模式的に表したものである。
アーク溶接機10には、加工負荷13に供給された負荷電圧を検出する負荷電圧検出部32が設けられている。負荷電圧検出部32は、電極11の近傍と、母材12の近傍とからそれぞれ配索された負荷電圧検出ライン33に接続されている。
負荷電流検出部31で検出された負荷電流と、負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧とは、出力制御部34に入力される。出力制御部34は、負荷電流及び負荷電圧に基づいて、アーク溶接を適切に行うための負荷電力が得られるように、スイッチング部22に対して制御信号を出力し、スイッチング部22の動作をフィードバック制御する。
ところで、従来のアーク溶接機では、交流電源15から加工負荷13に至る電力供給経路に不具合(例えば、ケーブル26の劣化やケーブル26の継ぎ目の緩みによる発熱などによる抵抗成分の増大)が生じて電力ロスが発生しても、その電力ロスを発見するのが困難であるという問題があった。
そこで、本実施形態では、アーク溶接機10の機器全体の消費電力と、加工負荷13で消費される負荷電力とに基づいて、電力供給経路の異常を判定するようにしている。
具体的に、アーク溶接機10は、入力電力計算部35と、異常判定部36とを備えている。入力電力計算部35は、入力整流部21の出力電圧と、スイッチング部22の出力電流とを入力とし、入力された出力電圧と出力電流とを積算することで、電力変換部20に入力された入力電力を計算する。なお、入力電力計算部35に対して、入力整流部21の出力電流と、スイッチング部22の出力電圧とを入力して、入力電力を計算するようにしてもよい。入力電力計算部35で計算された入力電力を示す信号は、異常判定部36に入力される。
異常判定部36には、負荷電流検出部31で検出された負荷電流、負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧、及び入力電力計算部35で計算された入力電力を示す信号が入力される。異常判定部36では、負荷電流と負荷電圧とを積算することで、加工負荷13で消費される負荷電力が計算されるとともに、加工負荷13の消費電力と、アーク溶接機10の機器全体の消費電力との比率であるアーク電力率が計算される。
そして、異常判定部36では、このアーク電力率が所定の閾値(標準の溶接条件下におけるこれらの比率)よりも著しく低下した場合に、電力供給経路において異常が発生して電力ロスが多くなったと判定するようにしている。
具体的に、標準の溶接条件下において、アーク溶接機10の入力電力が10kW、負荷電力が5kW、溶接出力側抵抗部27の消費電力が2kWの場合、機器内部の消費電力は、10-5-2=3kWとなる。このとき、アーク電力率は、(5/10)×100=50%となる。
ここで、溶接出力側抵抗部27に不具合が生じ、溶接出力側抵抗部27の消費電力が6kWになった場合、負荷電力がそのまま変化していないので、入力電力は、5+6+3=14kWとなる。このとき、アーク電力率は、(5/14)×100=約36%となる。
そして、異常判定部36は、アーク電力率が低下した場合に、電力供給経路において異常が生じたものと判定して、異常信号を出力制御部34に出力する。出力制御部34では、異常判定部36からの異常信号に基づいて、電力供給経路において異常が生じたことをモニタに表示したり、出力を停止したりする。
以上のように、本実施形態に係るアーク溶接機10によれば、異常判定部36において、アーク電力率の変化を判定することで、電力供給経路における電力ロスを発見することができる。
[効果等]
以上のように、本実施形態に係るアーク溶接機10は、加工負荷13で消費される負荷電力を、負荷電流検出部31で検出された負荷電流と負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧とに基づいて計算する。また、アーク溶接機10は、アーク溶接機10の機器全体の消費電力を、入力電力計算部35で計算する。
以上のように、本実施形態に係るアーク溶接機10は、加工負荷13で消費される負荷電力を、負荷電流検出部31で検出された負荷電流と負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧とに基づいて計算する。また、アーク溶接機10は、アーク溶接機10の機器全体の消費電力を、入力電力計算部35で計算する。
そして、加工負荷13で消費される電力に対するアーク溶接機10の機器全体の消費電力の比率が、所定の閾値(標準の溶接条件下におけるこれらの比率)よりも著しく低下した場合に、電力供給経路において異常が発生して電力ロスが多くなったと判定するようにしている。
例えば、負荷電流180A、負荷電圧23.6Vの条件下でアーク溶接を行うものとした場合、単純に、アーク溶接の平均消費電力は、(180×23.6)/1000=4.2kWとなる。
一方、アーク溶接機10の機器全体の消費電力が、標準の溶接条件下で5.1kWであるとした場合、アーク溶接の平均消費電力と機器全体の消費電力との比率であるアーク電力率は、(4.2/5.1)×100=82%程度となる。
そして、例えば、電力供給経路において、1kWの電力ロスがあったと仮定すると、機器全体の実消費電力は6.1kWになり、アーク電力率は、(4.2/6.1)×100=約68%にまで低下する。このように、本実施形態に係るアーク溶接機10は、アーク電力率の変化を判定することで、電力供給経路における電力ロスを発見することができる。
なお、アーク電力率は、溶接条件によって異なることから、電力ロスを発見するための閾値は、任意に設定できるようにすればよい。
例えば、溶接条件の1つである出力経路の延長ケーブルの長さを20mとした場合、2V程度の電圧降下があったと仮定すると、負荷電流が200Aの場合には、単純に400Wの電力ロスが発生することになる。
このように、使用者の溶接条件次第では、アーク電力率の初期値が様々な値になるため、アーク電力率は、任意に設定できるようにすればよい。また、固定溶接条件だけを使用する使用者では、機器の電力消費量だけの変化を読み取って、電力消費量が増大した場合に、電力ロスが発生したと判定してもよい。
なお、入力電力計算部は、入力整流部と、スイッチング部の出力電圧を降圧するトランス部とに接続してもよい。また、交流電源から電力変換部に入力される入力電流及び入力電圧を検出する入力検出部を設けておき、入力電力計算部と入力検出部とを接続してもよい。
《実施形態2》
図2は、実施形態2に係るアーク溶接機10aの構成を示す概略図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図2は、実施形態2に係るアーク溶接機10aの構成を示す概略図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図2に示すように、アーク溶接機10aは、実施形態1の入力電力計算部35に替えて、入力電力計算部35aを備えている。実施形態1の入力電力計算部35がスイッチング部22の出力電流を入力としていたのに対し、入力電力計算部35aは、トランス部23の出力電流を入力としている。すなわち、入力電力計算部35aは、入力整流部21の出力電圧と、トランス部23の出力電流とを入力とし、入力された出力電圧と出力電流とを積算することで、電力変換部20に入力された入力電力を計算する。なお、入力電力計算部35aに対して、入力整流部21の出力電流と、トランス部23の出力電圧とを入力して、入力電力を計算するようにしてもよい。入力電力計算部35aで計算された入力電力を示す信号は、異常判定部36に入力される。
異常判定部36には、負荷電流検出部31で検出された負荷電流、負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧、及び入力電力計算部35aで計算された入力電力を示す信号が入力される。異常判定部36では、負荷電流と負荷電圧とを積算することで、加工負荷13で消費される負荷電力が計算され、また、加工負荷13の消費電力と、アーク溶接機10aの機器全体の消費電力との比率であるアーク電力率が計算される。
そして、異常判定部36では、このアーク電力率が所定の閾値(標準の溶接条件下におけるこれらの比率)よりも著しく低下した場合に、電力供給経路において異常が発生して電力ロスが多くなったと判定するようにしている。
《実施形態3》
図3は、実施形態3に係るアーク溶接機10bの構成を示す概略図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図3は、実施形態3に係るアーク溶接機10bの構成を示す概略図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図3に示すように、アーク溶接機10bは、実施形態1のアーク溶接機10の構成に加えて入力検出部38を備えている。また、アーク溶接機10bは、実施形態1のアーク溶接機10の入力電力計算部35に替えて、入力電力計算部35bを備えている。
入力検出部38は、アーク溶接機10bの入力端子16と入力整流部21とを繋ぐ入力相(図3に示す例では3相)に接続されている。入力検出部38は、各相の実効電流と実効電圧とを検出する。
入力電力計算部35bは、実施形態1の入力電力計算部35が入力整流部21の出力電圧と、スイッチング部22の出力電流とを入力としていたのに対し、入力検出部38で検出された各相の実効電流と実効電圧とを入力としている。すなわち、入力電力計算部35bは、入力検出部38で検出された各相の実効電流と実効電圧とを入力とし、入力された各相の実効電流及び実効電圧の平均値を積算することで、電力変換部20に入力された入力電力を計算する。入力電力計算部35bで計算された入力電力を示す信号は、異常判定部36に入力される。
異常判定部36には、負荷電流検出部31で検出された負荷電流、負荷電圧検出部32で検出された負荷電圧、及び入力電力計算部35bで計算された入力電力を示す信号が入力される。異常判定部36では、負荷電流と負荷電圧とを積算することで、加工負荷13で消費される負荷電力が計算され、また、加工負荷13の消費電力と、アーク溶接機10bの機器全体の消費電力との比率であるアーク電力率が計算される。
そして、異常判定部36では、このアーク電力率が所定の閾値(標準の溶接条件下におけるこれらの比率)よりも著しく低下した場合に、電力供給経路において異常が発生して電力ロスが多くなったと判定するようにしている。
以上説明したように、本開示のアーク溶接機は、電力供給経路の異常による電力ロスを発見することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10,10a,10b アーク溶接機
11 電極
12 母材
13 加工負荷
15 交流電源
20 電力変換部
21 入力整流部
22 スイッチング部
23 トランス部
31 負荷電流検出部
32 負荷電圧検出部
34 出力制御部
35,35a,35b 入力電力計算部
36 異常判定部
38 入力検出部
11 電極
12 母材
13 加工負荷
15 交流電源
20 電力変換部
21 入力整流部
22 スイッチング部
23 トランス部
31 負荷電流検出部
32 負荷電圧検出部
34 出力制御部
35,35a,35b 入力電力計算部
36 異常判定部
38 入力検出部
Claims (5)
- アーク溶接用の電極と母材とを含む加工負荷に負荷電力を供給してアーク溶接を行うアーク溶接機であって、
交流電源からの交流電力を入力として、前記負荷電力に変換する電力変換部と、
前記電力変換部への入力電力を計算する入力電力計算部と、
前記加工負荷に供給された負荷電流を検出する負荷電流検出部と、
前記加工負荷に供給された負荷電圧を検出する負荷電圧検出部と、
前記負荷電流検出部で検出された負荷電流と前記負荷電圧検出部で検出された負荷電圧とに基づいて前記加工負荷への負荷電力を計算し、前記加工負荷への負荷電力及び前記入力電力計算部で計算された入力電力に基づいて、前記交流電源から前記加工負荷に至る電力供給経路の異常を判定する異常判定部とを備えることを特徴とするアーク溶接機。 - 前記電力変換部は、前記交流電源の交流電力を直流電力に整流する入力整流部と、前記入力整流部の出力電力を所定の周波数の交流電力に変換するスイッチング部とを有し、
前記入力電力計算部は、前記入力整流部の出力電圧又は出力電流の一方と、前記スイッチング部の出力電圧又は出力電流の他方とに基づいて、前記電力変換部に入力された入力電力を計算することを特徴とする請求項1記載のアーク溶接機。 - 前記電力変換部は、前記交流電源の交流電力を直流電力に整流する入力整流部と、前記入力整流部の出力電力を所定の周波数の交流電力に変換するスイッチング部と、前記スイッチング部の出力電圧を降圧するトランス部とを有し、
前記入力電力計算部は、前記入力整流部の出力電圧又は出力電流の一方と、前記トランス部の出力電圧又は出力電流の他方とに基づいて、前記電力変換部に入力された入力電力を計算することを特徴とする請求項1記載のアーク溶接機。 - 前記交流電源から前記電力変換部に入力される入力電流及び入力電圧を検出する入力検出部を備え、
前記入力電力計算部は、前記入力検出部で検出された入力電流及び入力電圧に基づいて前記電力変換部に入力された入力電力を計算することを特徴とする請求項1記載のアーク溶接機。 - 前記負荷電流検出部で検出された負荷電流及び前記負荷電圧検出部で検出された負荷電圧に基づいて前記スイッチング部の動作を制御する出力制御部を備え、
前記出力制御部は、前記異常判定部の判定結果に基づいてその動作が制御されることを特徴とする請求項2乃至3のうち何れか1つに記載のアーク溶接機。
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