JP7123371B2 - はしご編みの製作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マクラメはしご編み、マクラメフレーム編み、マクラメ石包み等とも称されるはしご編みの製作方法に関する。
はしご編みの1つとして、互いに平行な2つの芯糸と、両芯糸間に掛け渡され、両芯糸のそれぞれにタッチング結びをされ結び目を形成する結び糸とからなるものがある。前記はしご編みの製作においては、その幅寸法が一定となるように、両芯糸を平行状態に維持することが求められる。従来、両芯糸を平行に張る製作補助具が提案されている。しかし、実際には、タッチング結びによる結び目の形成に際し、結び糸に引張力が加わるため、両芯糸相互間に間隔が狭まる個所が生じるという問題があった。
実用新案登録第3170231号公報
本発明は、はしご編みの製作に際し、両芯糸相互間に狭まりを生じさせないはしご編みの製作方法を提供する。
本発明ははしご編みの製作方法に係り、前記製作方法は、2つの互いに平行な側縁を有する定規と、2つの芯糸と、1つの結び糸とを準備すること、前記定規と、両芯糸と、前記結び糸とを任意の物体(例えばボード)に解除可能に固定すること、両芯糸のうちの一方の芯糸に対する前記結び糸のタッチング結びにより前記一方の芯糸に結び目を形成すること、前記一方の芯糸に形成された結び目を前記定規の両側縁のうちの一方の側縁に当接させること、前記定規の両面の一方上において前記結び糸を前記一方の芯糸から他方の芯糸に掛け渡すこと、前記他方の芯糸に対する前記結び糸のタッチング結びにより前記他方の芯糸に結び目を形成すること、前記他方の芯糸に形成された結び目を前記定規の他方の側縁に当接させること、前記定規の両面の他方下において前記結び糸を前記他方の芯糸から前記一方の芯糸に掛け渡すこと、両芯糸に対する前記結び目の形成及び前記結び糸の掛け渡しを繰り返し行うことを含む。
本発明によれば、はしご編みの製作に際し、両芯糸に対する前記結び糸のタッチング結びによる複数の結び目の形成をそれぞれ前記定規の両側縁上において行いまた形成された複数の結び目をそれぞれ前記定規の両側縁に当接させた状態におくことができる。このことから、一方の芯糸及び該芯糸に形成された1列の複数の結び目と、他方の芯糸及び該芯糸に形成された1列の複数の結び目とは、それぞれ、前記定規の互いに平行な両側縁に沿って整列し、これにより、両芯糸相互間における狭まりの発生が防止される。
前記定規は、例えば紙製、プラスチック製、金属製等の細長いプレートからなるものとすることができる。前記プレートは構造的に単純でありまた比較的軽量であり、前記はしご編みの製作上、取扱い性、携帯性等に優れる。前記プレートは好ましくは弾性変形可能である。これによれば、前記プレートを平坦な形態から湾曲した形態へと弾性変形させることにより、製作後におけるはしご編みの2列の結び目と前記プレートの両側縁との当接を解除することができる。これにより、前記2列の結び目相互間からの前記プレートの抜き出しをより円滑にすることができる。
前記プレートはその両側縁に連なる端を有し、また、前記プレートに設けられ前記端から任意の方向へ伸びる少なくとも1つの切れ込みを有するものとすることができる。これによれば、両芯糸及び前記結び糸の一部、例えばこれらの端部を前記切れ込みに通して前記プレートに引掛けた状態におくことができる。このことから、前記はしご編みの製作に際して、前記切れ込みが無い場合と比べて、前記任意の物体に対する前記プレート、両芯糸及び前記結び糸の固定をより容易に行うことができる。
前記プレートは、その両面の一方に設けられその両端の一方から他方まで直線状に伸びる折り溝を有するものとすることができる。これによれば、前記プレートを平坦な形態から前記折り溝に沿って山形に折り曲げられた形態に変えることができる。これにより、前記2列の結び目に対する前記プレートの両側縁の接触を解除し、前記2列の結び目相互間からの前記プレートの抜き出しをより円滑にすることができる。
また、前記プレートの各側縁をフッ素樹脂皮膜のような減摩皮膜で覆われたものとすることができる。これによれば、前記プレートの抜き出しの際における前記2列の結び目に対する前記プレートの両側縁の摩擦抵抗を低減することができ、これにより前記2列の結び目相互間からの前記プレートの抜き出しをより円滑にすることができる。これは、前記芯糸及び前記結び糸が金、銀、ステンレス、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の金属糸からなる場合に特に好ましい。
前記定規は、前記折り溝が設けられた細長いプレートと、該プレートの両端部の少なくとも一方に解除可能に被せられたキャップとからなるものとすることができる。これによれば、前記プレートの端部にキャップを被せることにより前記プレートを平坦な状態に維持し、また、取り外すことにより、前記プレートを前記折り溝に沿って折り曲げられた状態とすることができる。
前記定規は、その両側縁の少なくとも一方に設けられた、前記はしご編みの製作長さの目安を示す印を有するものとすることができる。これによれば、両芯糸に対して行うべき前記結び糸のタッチング結びの終了箇所のおおよその位置を知ることができる。
前記定規は、これを前記プレートとすることに代えて、矩形状又は梯子状のフレームからなるもの、C形の横断面形状を有する扁平な筒状体からなるもの、その両側縁の伸長方向へ滑動可能にまた分離可能に組み合わされた3つの部材からなるもの等とすることができる。
はしご編みの概略的な平面図である。 カボションの周囲をはしご編みで取り囲んでなるペンダントの一例を示す概略的な正面図である。 製作補助具を構成する定規の一例であるプレートの斜視図であって、(a)は平坦な形態にあるプレートを示し、(b)は湾曲した形態にあるプレートを示す。 本発明に係る製作方法の最初の工程を示す説明図である。 製作方法の次の工程に進んだ状態を示す説明図である。 製作方法のさらに進んだ工程を示す説明図である。 (a)は、切れ込みを有するプレートからなる定規であって2つの芯糸及び結び糸が前記切れ込みに通され、定規に引掛けられた状態にある定規の部分正面図である。(b)はクリップにより両芯糸及び結び糸が前記プレートに固定された状態にある定規の部分正面図である。 (a)はプレート及びキャップからなる定規の正面図であり、(b)はキャップを取り外され、山形に折り曲げられたプレートの斜視図である。 C形の横断面形状を有する扁平な筒状体からなる定規の斜視図である。 定規を構成する3つの部材の組立体の斜視図であり(a)は組み立てられた状態を示し、(b)は分解された状態を示す。
図1を参照すると、製作補助具10(図3参照)及び後述する製作方法を適用して得られたはしご編みが全体に符号12で示されている。また、図2を参照すると、得られたはしご編み12でカボション14を包んでなるペンダントが全体に符号16で示されている。
再び、図1を参照すると、はしご編み12は、互いに平行な2つの芯糸18、20と、両芯糸の一方(18)から他方(20)へまた両芯糸の他方(20)から一方(18)へと交互に掛け渡されかつ両芯糸18、20にそれぞれタッチング結びをされ複数の結び目22、24を形成する1つの結び糸26とからなり、結び糸26は両芯糸18、20間をこれらの伸長方向へジグザグに伸びている。
両芯糸18、20のうちの一方の芯糸18に形成された複数の結び目22は一方の芯糸18の伸長方向へ互いに隣接し、一方の芯糸18に沿って1の列をなしている。同様に、両芯糸18、20のうちの他方の芯糸20に形成された複数の結び目24は他方の芯糸20の伸長方向に互いに隣接し、他方の芯糸20に沿って1の列をなしている。
はしご編み12の製作長さ(又は各列の結び目22、24の個数)及び幅(両芯糸18、20間の相互間隔)は、包まれるカボション14の大きさ、厚さ等に応じて任意に設定される。両芯糸18、20及び結び糸26の材質、太さ等はカボション14の色、大きさ等に応じて、また装飾性を考慮して任意に定められる。
図3(a)に示すように、製作補助具10は定規28からなり、定規28は2つの平行な直線状に伸びる側縁28a、28bと、互いに相対する両面(一方の面及び他方の面)28c、28dと、両側縁28a、28bに連なる両端(一端及び他端)28e、28fとを有する。定規28の両側縁28a、28bは、それぞれ、両芯糸18、20に対する結び糸26の前記タッチング結びにより生じる2列の複数の結び目22、24に対する当接箇所を規定する(図5及び図6参照)。両側縁28a、28bはそれぞれ2つの同一形状の平坦面(図3、図8、図10参照)、2つの円弧状の湾曲面(図9参照)、2つの山形面(図示せず)等からなる。また、両面28c、28dは、それぞれ、互いに平行な2つの同一形状の平坦面(図3、図8、図9、図10参照)、互いに他の一方に対して凸状をなす2つの同一形状の円弧面(図示せず)等からなる。さらに、両端28e、28fの形状、すなわち両端面の形状は、それぞれ、平坦面(図3、図9、図10参照)、湾曲面(図示せず)等からなるものとすることができる。
図示の定規28は細長いプレートからなる。前記プレートは全体に細長い平面形状を有する紙製(好ましくはアート紙、厚紙等)、あるいは、プラスチック製、金属製等のものからなる。前記プレートはそれ自体がその平坦な形態を維持することができる厚さ寸法を有する。また、前記プレートは好ましくは弾性変形可能である。これによれば、図3(b)に示すように、前記プレートの幅方向に関して一時的に湾曲させ、その後元の平坦な形状に戻すことができる。また、好ましくは、定規28は、その両側縁28a、28bの少なくとも一方に設けられた、製作されるはしご編み12の長さ(製作長さ)の目安を示す印、例えば目盛30を有する。
次に、図4~図6を参照して、図3に示す定規28を用いて行うはしご編み12の製作方法について説明する。
まず、定規28と、2つの芯糸18、20及び1つの結び糸26とを準備し、図4に示すように、定規28の一部(好ましくはその一端28eを含む端部)、両芯糸18、20の一部(例えば端部)及び結び糸26の一部(例えば端部)とを任意の物体、例えばボード32の表面上に解除可能に固定する。ボード32への固定は、例えばクリップ34を用いて、定規28の前記端部と、両芯糸18、20の端部と、結び糸26の端部とをボード32の周縁部に挟み付けることにより行う。
図示の例に代えて、定規28の前記端部に両芯糸18、20の端部と、結び糸26の端部とをクリップ34で挟み付け、さらに、クリップ34を例えば粘着テープ(図示せず)を用いて前記任意の物体の他の例である机(図示せず)の上に固定することができる。あるいは、また、前記粘着テープを用いて、定規28の前記端部と、両芯糸18、20の端部と、結び糸26の端部とを前記机の上に固定することができる。
その後、好ましくは、両芯糸18、20をそれぞれ定規28の両側縁28a、28bに対してほぼ平行に伸びるように配置位置を整える。
次に、図5に示すように、両芯糸18、20のうちの一方(図4で見て左方)の芯糸18に対する結び糸26のタッチング結びを行い、これにより一方の芯糸18に結び目22を形成する。
次に、一方の芯糸18に形成された結び目22を定規28の両側縁28a、28bのうちの一方の側縁28aに当接させ、定規28の一方の面28c上において結び糸26を一方の芯糸18から他方の芯糸20に掛け渡す。次いで、他方(図4で見て右方)の芯糸20に対する結び糸26のタッチング結びにより他方の芯糸20に結び目24を形成する。
ここにおいて、前記タッチング結びは、結び目24が定規28の他方の側縁28bに当接することとなるようにして行うことができる。これにより、先に形成された結び目22と形成途中にある結び目24とを定規28の両側縁28a、28b上に保持することができる。これは、その後に行う各結び目22、24の形成の繰り返しにおいても、同様である。これにより、各結び目22、24の形成に際して、両芯糸18、20を平行に維持しかつ結び糸26を引っ張られた状態すなわち緊張状態におくことができる。その結果、両芯糸18、20が整列した、一定の幅寸法を有するはしご編み12が得られる。
次に、他方の芯糸20に形成された結び目24を定規28の他方の側縁28bに当接させ、定規28の他方の面28d下において結び糸26を他方の芯糸20から一方の芯糸18に掛け渡す。その後、図6に示すように、両芯糸18、20に対する結び目22、24の形成及び結び糸26の掛け渡しを繰り返し行う。これにより、結び糸26が定規28の伸長方向へジグザグに伸びる所望長さのはしご編み12が製作される。
はしご編み12の製作後、クリップ34を緩め、定規28と共に該定規の周囲に形成されたはしご編み12をボード32から取り外す。次に、定規28を、はしご編み12に対して両芯糸18、20の長手方向へ引張り、両芯糸18、20及びジグザグに伸びる結び糸26の間から引き抜く。
ところで、前記したように、両結び目22、24はそれぞれ定規28の両側縁28a、28bに当接しかつ結び糸26は緊張状態におかれている。このことから、はしご編み12の製作後において、定規28は両芯糸18、20(より詳細には複数の結び目22、24)に挟持された状態にある。このため、両芯糸18、20相互間からの引き抜きに際し、両結び目22、24と定規28の両側縁28a、28bとの間に比較的大きい摩擦力が働くことがある。そこで、定規28を湾曲させることにより、その両側縁28a、28bの一方又は双方を両結び目22、24の一方又は双方から離し、これらの結び目22、24に対する当接状態を解除する。このとき、ジグザグに伸びる結び糸26は定規28の両面28c、28dの一方に対して弛緩した状態で撓む。その結果、定規28の抜き出しをより容易に行うことができる。
前記プレートからなる定規28は、その両側縁28a、28bがフッ素樹脂皮膜のような減摩皮膜(図示せず)で覆われたものとすることができる。これによれば、定規28の前記抜き出しの際における両側縁28a、28bの両結び目22、24に対する摩擦抵抗を低減することができ、これにより両結び目22、24に対する定規28の相対移動をより円滑にすることができる。この例は、両芯糸18、20及び結び糸26が金、銀、ステンレス、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅等の金属糸からなる場合に特に好ましい。
定規28を構成する前記プレートは、図7(a)に示すように、その端(例えば一端28e)から両側縁28a、28b間を任意の方向へ伸びる少なくとも1つの切れ込み29を有するものとすることができる。図示の例では、2つの切れ込み29が互いに間隔をおいて配置され両側縁28a、28bと平行に伸びている。図示の例に代えて、切れ込み29が両側縁28a、28bと非平行に伸び、あるいは、また、非直線的に伸びるものとすることができる。また、切れ込み29の数は1又は3以上とすることができる。
これによれば、両芯糸18、20の端部をそれぞれ両切れ込み29に通して前記プレートに引掛け、また、結び糸26の端部を両切れ込み29の一方に通して前記プレートに引掛けた状態におくことができる。切れ込み29の数を1とするときは、両芯糸18、20の端部及び結び糸26の端部を1つの切れ込み29に通して前記プレートに引掛けることができる。また、3以上の切れ込み29とするときは、両芯糸18、20の端部及び結び糸26の端部をそれぞれ任意の切れ込み29に通して前記プレートに引掛けることができる。
両芯糸18、20の端部及び結び糸26の端部が前記プレートに引掛けられた状態にあるため、クリップ34を用いてのあるいは前記粘着テープのような他の固定手段を用いての前記任意の物体への前記プレート、両芯糸18、20及び結び糸26の固定作業をより容易に行うことができる(図7(b)参照)。
また、定規28は、図8(a)及び図8(b)に示すように、切れ込みのような折り溝36が設けられた前記プレートと同様の細長いプレートからなるものとすることができる。折り溝36は前記プレートの両面28c、28dの一方、図示の例にあっては、前記プレートの一方の面28cの好ましくは幅方向中央に設けられ前記プレートの両端の一方から他方まで直線状に伸びている。これによれば、前記プレートを折り溝36に沿って山形に折り曲げることができ、これにより、定規28の前記抜き出しの際、同様に、その両側縁28a、28bの一方又は双方と製作後のはしご編み12の両結び目22、24との当接を解除することができる。折り溝36を有する前記プレートは、その使用に際し、クリップ34でボード32に固定することにより平坦な状態に維持することができる。
また、定規28を、折り溝36を有する前記プレートと、前記プレートの両端部の少なくとも一方に解除可能に被せられたキャップ38(図8(a)参照)とからなるものとすることができる。キャップ38は、好ましくは比較的軟質のプラスチックからなり、その内面において前記プレートの端部を取り巻きかつ接している。これによれば、折り溝36を有する前記プレートを平坦な状態にして持ち運び、あるいは保管し、また、使用時にキャップ38を取り外して使用に供することができる。
定規28はこれをプレートからなるものとすることに代えて、矩形状のフレーム又は梯子状のフレームからなるもの(図示せず)とすることができる。この例にあっては、前記フレームを構成する互いに相対する平行な2つの伸長部分を以て、前記定規の両側縁とすることができる。
定規28は、また、前記した例に代えて、例えば、図9に示す形態のもの、図10(a)に示す形態のものとすることができる。
図9に示す定規28はC形の横断面形状を有する扁平な筒状体からなる。前記筒状体は、定規28の両面28c、28dをそれぞれ規定する互いに相対する2つの扁平な面と、これらの2つの面に連なり定規28の両側縁28a、28bをそれぞれ規定する2つの湾曲面とを有する。前記2つの扁平な面のうちの一方の面は、その長手方向へ伸びるスリット40を有する。これによれば、両側縁28a、28bに対して互いに他の一方に向けて押圧力を及ぼすことにより、定規28を、そのスリット40の幅が狭まり、製作されたはしご編み12の両結び目22、24から両側縁28a、28bが離れるように弾性変形させることができる。
図10(a)に示す定規28は全体に板状を呈する。図示の定規28は互いに組み合わされた3つの部材42、44、46からなり、図10(b)に示すように互いに分離可能である。各部材42、44、46は直線的に伸びる細長い棒状体からなる。より詳細には、3つの部材42、44、46のうちの2つの部材42、46が同一のコ字形の横断面形状を有し、また、残りの1つの部材44が十字形の横断面形状を有する。十字形の部材44は、両部材42、46間にあって両部材42、46に対してこれらの部材の伸長方向すなわち定規28の両側縁28a、28bの伸長方向へ滑動可能に嵌合されている。
図10に示す例によれば、中央の部材44に対してその長手方向へ押圧力を及ぼすことにより、両側の2つの部材42、46に対してこれらの長手方向(定規28の両側縁28a、28bの伸長方向)へ相対移動をさせ、両部材42、46間から中央の部材44を抜き去ることができる。これにより、製作されたはしご編み12の両結び目22、24から両部材42、46を離し、さらに、両結び目22、24間から両部材42,46を抜き去ることができる。3つの部材42、44、46は、例えばこれらの周囲を輪ゴム(図示せず)で取り囲むことにより、互いに組み合わされた状態に維持することができる。
10 製作補助具
12 はしご編み
18、20 芯糸
22、24 結び目
26 結び糸
28 定規
28a、28b 定規の側縁
28e 定規の端
29 切れ込み
30 目盛
36 折り溝
38 キャップ
42、44、46 3つの部材

Claims (1)

  1. 2つの互いに平行な側縁を有する定規と、2つの芯糸と、1つの結び糸とを準備すること、
    前記定規と、両芯糸と、前記結び糸とをこれらの一部において任意の物体に解除可能に固定すること、
    両芯糸のうちの一方の芯糸に対する前記結び糸のタッチング結びにより前記一方の芯糸に結び目を形成すること、
    前記一方の芯糸に形成された結び目を前記定規の両側縁のうちの一方の側縁に当接させること、
    前記定規の両面の一方上において前記結び糸を前記一方の芯糸から他方の芯糸に掛け渡すこと、
    前記他方の芯糸に対する前記結び糸のタッチング結びにより前記他方の芯糸に結び目を形成すること、
    前記他方の芯糸に形成された結び目を前記定規の他方の側縁に当接させること、
    前記定規の両面の他方下において前記結び糸を前記他方の芯糸から前記一方の芯糸に掛け渡すこと、
    両芯糸に対する前記結び目の形成及び前記結び糸の掛け渡しを繰り返し行うことを含む、はしご編みの製作方法。
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