JP7121845B1 - 端末装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行体から複数の通信方式で取得した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにする。【解決手段】第1飛行体情報と通信部が第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得する第1取得部と、第2飛行体情報と通信部が第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得する第2取得部と、一の第2時刻が、一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定する判定部と、判定部が一の第2時刻は一の第1時刻から所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる表示制御部とを備える、端末装置。【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置及び表示方法に関する。
有人飛行体、遠隔から操作する無人航空機、無人飛行体等が知られている。このような飛行体の飛行している位置、飛行体を識別するためのID情報等を、飛行体の管理者や操作者が端末上で確認できるようにすることが要求される。特許文献1には、飛行体と基地局とが通信して、飛行体の飛行位置の情報等をやり取りすることが記載されている。
特開2021-119643号公報
飛行体と通信する方法には、飛行体とBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等により直接通信する直接放送方式、基地局等を介した携帯通信網を利用して通信するネットワーク方式等がある。例えば、端末装置は、飛行体から離れた位置において、飛行体の識別情報や位置情報等を直接放送方式で受信するとともに、ネットワーク方式でも受信することがある。この場合、通信方式の違いによって、飛行体から情報を受信するまでに異なる大きさの遅延等が生じるので、端末装置は、それぞれの通信方式の通信速度等を考慮しつつ、両通信方式で受信した情報を取り扱わなければならなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行体から複数の通信方式で取得した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、飛行体から第1通信手段で送信された前記飛行体を識別するための機体識別情報を含む第1飛行体情報と、前記飛行体から第2通信手段で送信された前記機体識別情報を含む第2飛行体情報とを受信する通信部と、前記第1飛行体情報と前記通信部が前記第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得する第1取得部と、前記第2飛行体情報と前記通信部が前記第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得する第2取得部と、一の第2時刻が、前記一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、前記一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる表示制御部とを備える、端末装置を提供する。
前記表示制御部は、更に、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で前記一の第2時刻に前記第2飛行体情報を前記通信部が受信した場合に、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していると判定したことに応じて、前記一の第2時刻に受信した前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で、かつ、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していると判定したことに応じて、前記第1飛行体情報に基づく情報から前記一の第2時刻に受信した前記第2飛行体情報に基づく情報へと更新して表示させてもよい。
前記判定部は、前記第1取得部が時系列で取得した第2時刻の情報に対して、時系列の順に判定動作を実行し、前記表示制御部は、前記判定部の判定結果に応じて、前記第1飛行体情報に基づく情報又は前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させてもよい。
前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1飛行体情報に基づく情報から前記第2飛行体情報に基づく情報へと更新しつつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式を前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式へと更新して、前記第2飛行体情報に基づく情報を表示させてもよい。
前記第1取得部は、前記飛行体と携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の前記第1通信手段を用いて受信された前記第1飛行体情報を取得してもよい。
前記直接放送方式は、BLE通信方式であってもよい。
前記第2取得部は、前記飛行体と携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて受信された前記第2飛行体情報を取得してもよい。
前記端末装置は、前記飛行体の前記第1通信手段による前記第1飛行体情報の送信周期の情報を記憶する記憶部を更に備え、前記判定部が判定に用いる前記所定の期間は、前記記憶部に記憶されている前記第1飛行体情報の前記送信周期と一致してもよい。
前記判定部は、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かと、前記一の第2時刻が前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過しているか否かとを判定し、前記表示制御部は、前記判定部が前記第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させてもよい。
前記第1飛行体情報は、前記飛行体が前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報を更に含み、前記第2飛行体情報は、前記飛行体が前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報を更に含み、前記判定部は、前記第1時刻情報が示す送信時刻と前記第2時刻情報が示す送信時刻との差が所定の時間差以内であるか否かを更に判定し、前記表示制御部は、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定し、かつ、送信時刻の差が所定の時間差以内であると判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させてもよい。
本発明の第2の態様においては、コンピュータが実行する、飛行体から第1通信手段で送信された前記飛行体を識別するための機体識別情報を含む第1飛行体情報を受信した通信部から、前記第1飛行体情報と前記通信部が前記第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得するステップと、前記飛行体から第2通信手段で送信された機体識別情報を含む第2飛行体情報を受信した前記通信部から、前記第2飛行体情報と前記通信部が前記第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得するステップと、一の第2時刻が、前記一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、前記一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定するステップと、前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定されたことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を端末装置の表示部に表示させるステップとを有する、表示方法を提供する。
本発明によれば、飛行体から複数の通信方式で取得した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにできるという効果を奏する。
本実施形態に係る通信システムSの概要を示す。 本実施形態に係る端末装置100の構成例を示す。 本実施形態に係る表示制御部144が表示部130に表示させた飛行体10の情報の一例を示す。 本実施形態に係る端末装置100の動作フローの一例を示す。
<通信システムSの概要>
図1は、本実施形態に係る通信システムSの概要を示す。通信システムSは、飛行体10から離れた位置において、飛行体10の管理者、操作者等が端末装置100を用いて飛行体10の機体識別情報、位置等を確認できるようにするシステムである。通信システムSは、飛行体10と、基地局20と、管理サーバ30と、飛行体情報管理装置40と、外部端末50と、端末装置100とを備える。
飛行体10は、有人飛行体、遠隔から操作する無人航空機、無人飛行体等である。飛行体10は、一例として、ドローンである。飛行体10は、第1通信手段及び第2通信手段で外部と通信可能とさせるための通信モジュール11を有する。飛行体10は、このような通信モジュール11を用いて、飛行体を識別するための機体識別情報を含む飛行体10の情報を基地局20及び端末装置100に送信する。
飛行体10の情報には、例えば、飛行体10の位置情報が更に含まれている。また、飛行体10の情報には、飛行体10の飛行高度、飛行速度、時刻の情報等が含まれていてもよい。なお、時刻の情報は、例えば、通信モジュール11が飛行体10の情報を送信する時刻である。
飛行体10は、例えば、第1通信手段を用いることにより、飛行体10の情報を第1飛行体情報として端末装置100に送信する(図1の(1))。第1通信手段は、飛行体10と携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の通信手段である。直接放送方式は、例えば、BLE通信方式である。この場合、通信モジュール11は、端末装置100に第1飛行体情報を送信する。通信モジュール11は、略一定の送信周期で第1飛行体情報を送信することが望ましい。通信モジュール11が第1飛行体情報を送信する周期を、第1送信周期とする。
また、飛行体10は、第2通信手段を用いることにより、飛行体10の情報を第2飛行体情報として基地局20に送信する(図1の(2))。第2通信手段は、飛行体10と携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の通信手段である。この場合、通信モジュール11は、例えば、基地局20を介して管理サーバ30に第2飛行体情報を送信することになる(図1の(2)及び(3))。通信モジュール11は、略一定の送信周期で第2飛行体情報を送信することが望ましい。通信モジュール11が第2飛行体情報を送信する周期を、第2送信周期とする。第2送信周期は、例えば、第1送信周期と略同一の周期である。
基地局20は、アンテナ及び送受信機を有し、飛行体10、外部端末50、及び端末装置100等と通信するために陸上に開設されて設置された無線局である。基地局20は、複数の異なる場所に設けられることにより、通信可能な領域を拡大できる。このような基地局20及び管理サーバ30は携帯電話網を構成する。言い換えると、基地局20及び管理サーバ30は、飛行体10、管理サーバ30、外部端末50、及び端末装置100を第2通信手段で通信可能とさせる。第2通信手段の具体例は、地上LTE、上空LTE等である。
管理サーバ30は、携帯電話網に接続するユーザの情報を管理し、携帯電話システムを運用する。基地局20及び管理サーバ30による携帯電話網は、例えば、携帯電話を用いた通信サービスを運営する企業毎に設けられている。
飛行体情報管理装置40は、飛行体10が第1通信手段を用いて端末装置100に送信した第1飛行体情報を、端末装置100から受信する。この場合、端末装置100は、基地局20を介して第1飛行体情報を第2通信手段を用いて飛行体情報管理装置40に送信する(図1の(5)及び(3))。飛行体情報管理装置40は、受信した第1飛行体情報を外部端末50に第2通信手段を用いて送信する(図1の(3)及び(4))。
また、飛行体情報管理装置40は、飛行体10が第2通信手段を用いて送信した第2飛行体情報を受信する(図1の(2)及び(3))。飛行体情報管理装置40は、受信した第2飛行体情報を第2通信手段を用いて端末装置100に送信する(図1の(3)及び(5))。また、飛行体情報管理装置40は、受信した第2飛行体情報を外部端末50に送信する(図1の(3)及び(4))。このような飛行体情報管理装置40は、例えば、サーバ等のコンピュータである。また、飛行体情報管理装置40は、管理サーバ30と一体となったサーバであってもよい。
外部端末50は、飛行体10を操作、観測している場所(本実施形態において「現場」と呼ぶ)とは異なる現場外の場所において、外部端末50のユーザに操作される端末である。現場外の場所は、例えば、オフィス、住宅、公共施設、交通機関内、道路上等である。外部端末50は、例えば、基地局20と接続することにより、携帯電話サービスを利用可能となる端末である。外部端末50は、例えば、タブレットやスマートフォン等の携帯端末であってもよく、パソコン、サーバ等であってもよい。
外部端末50は、第2通信手段により、管理サーバ30から飛行体10の第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する。これにより、外部端末50は、現場外において、飛行体10を機体識別番号で識別し、識別した飛行体10の位置等の情報を把握することができる。
端末装置100は、現場等において、端末装置100のユーザに操作される端末である。現場は、例えば、屋外、建物の窓際等である。端末装置100は、現場の付近で、飛行体10から第1通信手段で送信された第1飛行体情報を受信する(図1の(1))。端末装置100は、飛行体10と直接放送方式で接続可能な端末である。
また、端末装置100は、ネットワーク方式で基地局20と接続することにより、携帯電話サービスを利用可能となる端末である。端末装置100は、例えば、タブレットやスマートフォン等の携帯端末である。
端末装置100は、受信した第1飛行体情報を基地局20に第2通信手段を用いて送信する(図1の(5))。基地局20は、受信した第1飛行体情報を飛行体情報管理装置40に第2通信手段を用いて送信する。そして、上述のように、飛行体情報管理装置40は、受信した第1飛行体情報を外部端末50に送信する。
以上のように、本実施形態における通信システムSにおいて、外部端末50及び端末装置100は、飛行体10が第1通信手段で送信した第1飛行体情報と第2通信手段で送信した第2飛行体情報とをそれぞれ受信する。外部端末50及び端末装置100は、異なる2つの通信手段で送信された飛行体10の情報を受信することにより、より確実に飛行体10の情報を取得することができる。また、外部端末50及び端末装置100は、飛行体10が略一定の周期で送信する飛行体10の情報を順次受信することにより、例えば、飛行体10が移動していく様子を観測することができる。
しかしながら、例えば、第1通信手段及び第2通信手段は、通信方式が異なるので、異なる遅延を生じさせる。例えば、端末装置100は、飛行体10が第1通信手段で送信した第1飛行体情報を直接受信する(図1の(1))。これに対し、端末装置100は、飛行体10から基地局20(図1の(2))、基地局20から管理サーバ30と飛行体情報管理装置40(図1の(3))、管理サーバ30から基地局20(図1の(3))、基地局20から端末装置100(図1の(5))といった経路で第2飛行体情報を受信する。したがって、端末装置100は、第2飛行体情報よりも速く第1飛行体情報を受信する傾向にある。
その一方で、端末装置100及び飛行体10の間に障害物等が位置すると、第1飛行体情報を受信できなくなったり、受信強度が低下して通信品質が劣化したりする。また、携帯電話網に障害等が発生した場合、第2通信手段による通信が困難な状況になったりすることがある。したがって、端末装置100は、それぞれの通信方式の通信速度等を考慮しつつ、両通信方式で受信した情報を取り扱う必要が生じる。そこで、本実施形態に係る端末装置100は、簡便な構成で、飛行体10から複数の通信方式で取得した飛行体10の情報を適切に取り扱えるようにする。このような端末装置100について次に説明する。
<端末装置100の構成例>
図2は、本実施形態に係る端末装置100の構成例を示す。端末装置100は、通信部110と、記憶部120と、表示部130と、制御部140とを備える。
通信部110は、第1通信手段及び第2通信手段の通信方式で通信するためのインターフェースである。通信部110は、例えば、飛行体10から第1通信手段で送信された飛行体10を識別するための機体識別情報を含む第1飛行体情報を受信する。また、通信部110は、飛行体10から第2通信手段で送信された機体識別情報を含む第2飛行体情報を受信する。通信部110は、インターネット等の外部のネットワークと接続可能なインターフェースとして機能してもよい。
また、通信部110は、第1飛行体情報を受信した場合、第1飛行体情報を受信した時刻の情報を第1時刻の情報として出力する。同様に、通信部110は、第2飛行体情報を受信した場合、第2飛行体情報を受信した時刻の情報を第2時刻の情報として出力する。通信部110は、例えば、飛行体10の情報を受信した場合、端末装置100内のクロック回路等から時刻情報を取得して、受信した飛行体10の情報と関連付けて受信した時刻の情報を出力する。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。また、記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置を含んでもよい。例えば、コンピュータが端末装置100として機能する場合、コンピュータを機能させるOS(Operating System)、及びプログラム等の情報を格納してもよい。また、記憶部120は、プログラムの実行時に参照されるデータベースを含む種々の情報を格納してもよい。
また、記憶部120は、端末装置100が動作の過程で生成する(又は利用する)中間データ、算出結果、閾値、基準値、及びパラメータ等をそれぞれ記憶してもよい。また、記憶部120は、端末装置100内の各部の要求に応じて、記憶したデータを要求元に供給してもよい。記憶部120は、例えば、飛行体10の第1通信手段による第1飛行体情報の送信周期の情報を記憶する。記憶部120は、飛行体10の第2通信手段による第2飛行体情報の送信周期の情報を記憶してもよい。
表示部130は、飛行体10の情報を表示する。表示部130は、例えば、飛行体10の機体識別情報の認証結果、位置情報、受信した通信方式、飛行区域等の情報を表示する。なお、機体識別情報の認証結果は、飛行体10が飛行することについて、予め認証機関等に認証されていることを示す情報である。飛行体10は、例えば、このような機体識別情報の認証結果を飛行体10の情報に含めて送信する。表示部130は、端末装置100の通信状態、OS、アプリケーションの実行状態等を表示するためのディスプレイとしても機能することが望ましい。
制御部140は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部140は、第1取得部141、第2取得部142、判定部143、及び表示制御部144を有する。言い換えると、CPUは、記憶部120に記憶されたプログラムを実行することにより、第1取得部141、第2取得部142、判定部143、及び表示制御部144として機能する。
第1取得部141は、通信部110から第1飛行体情報と通信部110が第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得する。第1取得部141は、飛行体10と直接の通信が可能な直接放送方式の第1通信手段を用いて受信された第1飛行体情報を取得する。
第2取得部142は、通信部110から第2飛行体情報と通信部110が第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得する。第2取得部142は、飛行体10から携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の第2通信手段を用いて送信された第2飛行体情報を取得する。なお、図2は、第1取得部141及び第2取得部142が制御部140に設けられている例を示したが、これに代えて、1つの取得部が第1取得部141及び第2取得部142として機能してもよい。
判定部143は、一の第2時刻が、一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定する。ここで、所定の期間は、一例として、記憶部120に記憶されている第1飛行体情報の第1送信周期と一致する。所定の期間は、第1送信周期よりも長い期間であってもよく、予め記憶部120に記憶された一定の期間でもよい。例えば、所定の期間は、第1送信周期よりも長く、第1送信周期の2倍程度以下の期間である。
例えば、飛行体10が第1送信周期で第1飛行体情報を送信し、第1送信周期と略等しい第2送信周期で第2飛行体情報を送信する場合を考える。また、飛行体10は、一例として、第1飛行体情報と第2飛行体情報とを同じタイミングで送信するものとする。第1通信手段は、飛行体10と通信部110とが直接通信して第1飛行体情報を送信するので、通信部110は、ネットワーク経由で受信する第2飛行体情報よりも速く、第1飛行体情報を受信する。
ここで、通信部110が第1飛行体情報を正常に順次受信している場合、連続する2つの第1時刻は第1送信周期だけ時間間隔が離れた時刻となる。そして、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を正常に受信している場合、通信部110は、一の第1飛行体情報を一の第1時刻で受信してから第1送信周期が経過する前に、一の第2飛行体情報を一の第2時刻で受信する。言い換えると、第1飛行体情報を正常に順次受信している場合、一の第2時刻は、一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から第1送信周期が経過する前の時刻となる。
そこで、表示制御部144は、判定部143が一の第2時刻は一の第1時刻から所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。これにより、表示制御部144は、通信部110が第1飛行体情報を正常に順次受信している場合に第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示して、遅延の少ない情報を端末装置100のユーザに確認させることができる。
なお、第1飛行体情報及び第2飛行体情報には、飛行体10の通信モジュール11がこれらの飛行体10の情報を送信する時刻情報を含む場合がある。例えば、第1飛行体情報は、飛行体10が第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報を更に含み、第2飛行体情報は、飛行体10が第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報を更に含む。
この場合、判定部143は、第1時刻情報が示す送信時刻と第2時刻情報が示す送信時刻との差が、所定の時間差以内であるか否かを更に判定してもよい。この場合、表示制御部144は、判定部143が送信時刻の差が所定の時間差以内であると判定したことに応じて、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。
表示制御部144は、次の飛行体10の情報を更新して表示させるまでは、第1飛行体情報を少なくとも第1送信周期が経過するまで表示部130に継続して表示させることが望ましい。この場合、表示制御部144は、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させている状態で第1送信周期が経過する前に一の第2時刻に第2飛行体情報を通信部110が受信した場合に、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる。このように、表示制御部144は、通信部110が第1飛行体情報を正常に順次受信している場合、第1飛行体情報を優先的に表示部130に表示する。
これに対して、通信部110が第1飛行体情報を正常に受信していない場合、通信部110は、一の第1飛行体情報を一の第1時刻で受信してから第1送信周期が経過した後に、次の第1飛行体情報を受信する。このように、次に第1飛行体情報を受信するまでの時間が長くなると、通信部110は、一の第1飛行体情報を一の第1時刻で受信してから第1送信周期が経過した後に、一の第2飛行体情報を一の第2時刻で受信することになる。
そこで、表示制御部144は、判定部143が一の第2時刻は一の第1時刻から第1送信周期以上の所定の期間が経過していると判定したことに応じて、一の第2時刻に受信した第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。これにより、表示制御部144は、第1飛行体情報の受信に障害が発生している場合、通信障害が発生していない第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させることができる。なお、表示制御部144は、判定部143が送信時刻との差が所定の時間差を超えていると判定したことに応じて、一の第2時刻に受信した第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させてもよい。
ここで、表示制御部144は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させている状態で、かつ、判定部143が一の第2時刻は一の第1時刻から所定の期間が経過していると判定したことに応じて、第1飛行体情報に基づく情報から一の第2時刻に受信した第2飛行体情報に基づく情報へと更新して表示させる。これにより、表示制御部144は、表示部130に優先して表示していた第1飛行体情報に基づく情報から第2飛行体情報に基づく情報へと、飛行体10の情報をスムーズに切り換えて表示できる。
表示制御部144は、通信部110を介して地図情報を取得して、飛行体10の情報と共に地図情報を表示部130に表示させてもよい。この場合、表示制御部144は、飛行体10の情報部に含まれている飛行体10の位置情報に対応する地図情報を取得する。
判定部143は、例えば、第2取得部142が時系列で取得した第2時刻の情報に対して、時系列の順に上述の判定動作を実行する。この場合、表示制御部144は、判定部143の判定結果に応じて、第1飛行体情報に基づく情報又は第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。これにより、端末装置100は、簡便な方法で速やかに、通信状態に応じた最新の飛行体10の情報を表示部130に継続して表示させることができる。
以上の本実施形態に係る端末装置100は、1つの飛行体10から第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する例を説明したが、これに限定されることはない。端末装置100は、複数の飛行体10から第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信してもよい。この場合、制御部140は、例えば、同一の機体識別情報を有する第1飛行体情報及び第2飛行体情報に対して、上述の判定動作と表示制御動作を実行する。これにより、端末装置100は、複数の飛行体10の情報を適切に取り扱って表示部130に表示させることができる。
<飛行体10の情報の一例>
図3は、本実施形態に係る表示制御部144が表示部130に表示させた飛行体10の情報の一例を示す。図3は、表示制御部144が地図情報と共に飛行体10の情報を表示部130に表示させた例を示す。表示制御部144は、例えば、第1飛行体情報を用いる場合、第1飛行体情報に含まれている飛行体10の位置情報に対応する地図情報の位置に飛行体10を示すマークMを表示させる。
また、表示制御部144は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる場合、第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる。例えば、表示制御部144は、飛行体10を示すマークMの表示色を第1通信手段に対応する色にして表示させる。また、表示制御部144は、飛行体10を示すマークMの形状を第1通信手段に対応する形状にして表示させてもよい。
同様に、表示制御部144は、第2飛行体情報を用いる場合、第2飛行体情報に含まれている飛行体10の位置情報に対応する地図情報の位置に飛行体10を示すマークMを表示させる。そして、表示制御部144、第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる場合、第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる。
表示制御部144は、例えば、飛行体10を示すマークMの表示色を第1通信手段に対応する色とは異なる色にして表示させる。また、表示制御部144は、飛行体10を示すマークMの形状を第1通信手段に対応する形状とは異なる形状にして表示させてもよい。これにより、端末装置100のユーザは、飛行体10の位置を確認しつつ、飛行体10との通信状態を確認することができる。
なお、表示制御部144は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させている状態で第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる場合がある。この場合、表示制御部144は、例えば、第1飛行体情報に基づく情報から第2飛行体情報に基づく情報へと更新しつつ、第1通信手段に対応して予め定められた表示形式を第2通信手段に対応して予め定められた表示形式へと更新して、第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。
同様に、表示制御部144は、第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させている状態で第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる場合がある。この場合、表示制御部144は、例えば、第2飛行体情報に基づく情報から第1飛行体情報に基づく情報へと更新しつつ、第2通信手段に対応して予め定められた表示形式を第1通信手段に対応して予め定められた表示形式へと更新して、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。
表示制御部144は、また、飛行体10が位置する領域の情報を表示部130に表示させてもよい。図3は、飛行体10が位置する領域が飛行禁止区域であることを表示部130が表示した例を示す。表示制御部144は、飛行体10の機体識別情報を表示させてもよい。また、表示制御部144は、飛行体10の情報に飛行高度、飛行速度の情報が含まれている場合、これらの情報を表示させてもよい。
表示制御部144は、飛行体10の機体識別情報の認証結果を表示させてもよい。ここで、表示制御部144は、認証結果に応じた表示形式で飛行体10を示すマークMを表示させてもよい。表示制御部144は、例えば、認証が有ることに対応して予め定められた表示形式で、かつ、認証が無いことに対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で、飛行体10を示すマークMを表示させる。また、表示制御部144は、認証が無いことに対応して予め定められた表示形式で、かつ、認証が有ることに対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で、飛行体10を示すマークMを表示させる。
<端末装置100の動作フローの一例>
図4は、本実施形態に係る端末装置100の動作フローの一例を示す。図4に示す動作フローは、端末装置100のユーザが飛行体10の情報を確認するためのアプリケーションを実行して、端末装置100と飛行体10とが通信することにより開始される動作フローの例である。
まず、通信部110は、第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する動作を開始する(S71)。通信部110は、所定の周期で飛行体情報の受信動作を繰り返す。通信部110は、例えば、端末装置100内部のクロック信号に同期して飛行体情報の受信動作を繰り返す。言い換えると、通信部110は、第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信待ちの動作を開始する。
第1取得部141は通信部110から第1飛行体情報と第1時刻の情報とを取得するように動作し、第2取得部142は通信部110から第2飛行体情報と第2時刻の情報とを取得するように動作する(S72)。これにより、通信部110が第1飛行体情報を受信すると第1取得部141は第1飛行体情報と第1時刻の情報とを取得でき、通信部110が第2飛行体情報を受信すると第2取得部142は第2飛行体情報と第2時刻の情報とを取得できる。
例えば、通信部110が第1飛行体情報を受信した場合、第1取得部141は、通信部110から第1飛行体情報と第1時刻の情報とを取得する(S73:Yes)。この場合、表示制御部144は、第1取得部141が取得した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる(S74)。
端末装置100は、ユーザがアプリケーションの動作を停止させていない場合(S78:No)、S72に戻り、第1取得部141及び第2取得部142は、通信部110が飛行体10の情報を受信しているかを確認する。例えば、通信部110が第1飛行体情報を正常に受信し、第2飛行体情報を正常に受信していない場合、端末装置100は、S72、S73、S74、及びS78の動作と、S72、S73、S75、及びS78の動作とを交互に繰り返す。これにより、表示制御部144は、表示部130に第1飛行体情報に基づく情報に順次更新して表示させる。
ここで、通信部110が第2飛行体情報を正常に受信した場合、第2取得部142は、通信部110から第2飛行体情報と第2時刻の情報とを取得する(S75:Yes)。第2取得部142が通信部110から第2飛行体情報を取得すると、判定部143は、第2取得部142が取得した第2時刻が、第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、第2時刻に最も近い第1時刻から第1送信周期以上の所定の期間が経過しているか否かを判定する(S76)。
表示制御部144は、判定部143が第2時刻は第1時刻から所定の期間が経過していないと判定したことに応じて(S76:No)、第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。この場合、表示制御部144は、既に第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させているので、当該情報を表示部130に表示させた状態を継続させることになる。
端末装置100は、ユーザがアプリケーションの動作を停止させていない場合(S78:No)、S72に戻る。したがって、例えば、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を正常に順次受信した場合、端末装置100は、通信部110が第1飛行体情報を受信するとS72、S73、S74、及びS78の動作を実行し、通信部110が第2飛行体情報を受信するとS72、S73、S75、S76、及びS78の動作を実行する。これにより、表示制御部144は、通信部110が第1飛行体情報を受信する毎に第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に更新して表示させる。
なお、通信部110が第1飛行体情報を正常に受信していない状態で、第2飛行体情報を正常に受信した場合、S76において、判定部143は、第2時刻は第1時刻から所定の期間が経過していると判定する(S76:Yes)。この場合、表示制御部144は、第2時刻に受信した第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる(S77)。これにより、表示制御部144は、表示部130に優先して表示していた第1飛行体情報に基づく情報から第2飛行体情報に基づく情報へと切り換えて表示部130に表示できる。
端末装置100は、ユーザがアプリケーションの動作を停止させていない場合(S78:No)、S72に戻る。したがって、例えば、通信部110が第1飛行体情報を受信できないまま第2飛行体情報を正常に順次受信した場合、表示制御部144は、通信部110が第2飛行体情報を受信する毎に第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に更新して表示させる。
ここで、通信部110が第1飛行体情報を受信した場合、端末装置100は、通信部110が第1飛行体情報を受信するとS72、S73、S74、及びS78の動作を実行する。これにより、表示制御部144は、表示部130に表示されている第2飛行体情報に基づく情報を第1飛行体情報に基づく情報に更新して表示させる。
なお、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信していない状態の場合(S73:No、S75:No)、S78を経てS72に戻る。言い換えると、端末装置100は、ユーザがアプリケーションの動作を停止させていない場合(S78:No)、S72、S73、S75、及びS78の動作を繰り返して第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信待ちの状態となる。
ここで、所定の時間が経過しても通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信できなかった場合、表示制御部144は、通信状態が悪いことを表示部130に表示させることが望ましい。また、ユーザがアプリケーションの動作を停止させた場合(S78:Yes)、端末装置100は、アプリケーションの処理を停止させる。以上の本実施形態に係る端末装置100は、S71からS78の動作フローを実行することにより、通信部110が第1飛行体情報及び/又は第2飛行体情報を受信したことに応じて、適切な飛行体10の情報を表示部130に表示することができる。
なお、以上の本実施形態に係る端末装置100において、端末装置100は、通信部110が飛行体10の情報を受信した時刻に基づいて、受信した飛行体10の情報を表示部130に表示する例を説明したが、これに限定されることはない。端末装置100は、通信部110が受信した第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていることを条件として、第1飛行体情報に基づく情報を優先して表示部130に表示してもよい。
この場合、判定部143は、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かと、一の第2時刻が一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かとを判定する。そして、表示制御部144は、判定部143が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、一の第2時刻は一の第1時刻から所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、一の第1時刻に受信した第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。
例えば、図4の動作フローにおいて、S73において、第1取得部141が第1飛行体情報を取得しても(S73:Yes)、判定部143は、第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定する。そして、判定部143が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定した場合、表示制御部144は第1飛行体情報に基づく情報を表示させずに、S78へと移動する。
そして、第1飛行体情報の信号強度が閾値未満の状態が継続し、通信部110が第2飛行体情報を受信した場合(S75:Yes)、判定部143は、第1時刻から所定の期間が経過していると判定し(S76:Yes)、表示制御部144は、第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる(S77)。
また、通信部110が第1飛行体情報を受信し(S73:Yes)、第1飛行体情報の信号強度が閾値異常に回復している場合、表示制御部144は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる(S74)。そして、通信部110が第2飛行体情報を受信すると(S75:Yes)、判定部143は、第1時刻から所定の期間が経過していないと判定し(S76:No)、表示制御部144は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させた状態を継続させる。
なお、図4の動作フローのS76の判定動作において、判定部143は、第1時刻から所定の期間が経過していないと判定した後に、第1時刻に受信した第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定してもよい。そして、表示制御部144は、判定部143が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定したことに応じて、S77に移動して、第2時刻に受信した第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させる。これにより、端末装置100は、第1飛行体情報の信号強度が閾値よりも低減した場合に、第2飛行体情報に基づく情報を表示部130に表示させることができる。
したがって、端末装置100は、第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていない場合は、第2飛行体情報に基づく情報を優先的に表示部130に表示させることができる。そして、端末装置100は、第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていることを判定した場合は、既に説明した様に、第1飛行体情報に基づく情報を優先的に表示部130に表示させる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
10 飛行体
11 通信モジュール
20 基地局
30 管理サーバ
40 飛行体情報管理装置
50 外部端末
100 端末装置
110 通信部
120 記憶部
130 表示部
140 制御部
141 第1取得部
142 第2取得部
143 判定部
144 表示制御部

Claims (14)

  1. 飛行体から第1通信手段で送信された前記飛行体を識別するための機体識別情報を含む第1飛行体情報と、前記飛行体から第2通信手段で送信された前記機体識別情報を含む第2飛行体情報とを受信する通信部と、
    前記第1飛行体情報と前記通信部が前記第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得する第1取得部と、
    前記第2飛行体情報と前記通信部が前記第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得する第2取得部と、
    一の第2時刻が、前記一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、前記一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる表示制御部と
    を備え
    前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる、
    末装置。
  2. 前記表示制御部は、更に、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で前記一の第2時刻に前記第2飛行体情報を前記通信部が受信した場合に、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していると判定したことに応じて、前記一の第2時刻に受信した前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で、かつ、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していると判定したことに応じて、前記第1飛行体情報に基づく情報から前記一の第2時刻に受信した前記第2飛行体情報に基づく情報へと更新して表示させる、請求項に記載の端末装置。
  5. 前記判定部は、前記第1取得部が時系列で取得した第2時刻の情報に対して、時系列の順に判定動作を実行し、
    前記表示制御部は、前記判定部の判定結果に応じて、前記第1飛行体情報に基づく情報又は前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。
  6. 前記表示制御部は、前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる、請求項からのいずれか一項に記載の端末装置。
  7. 前記表示制御部は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させている状態で前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1飛行体情報に基づく情報から前記第2飛行体情報に基づく情報へと更新しつつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式を前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式へと更新して、前記第2飛行体情報に基づく情報を表示させる、請求項に記載の端末装置。
  8. 前記第1取得部は、前記飛行体と携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の前記第1通信手段を用いて受信された前記第1飛行体情報を取得する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  9. 前記直接放送方式は、BLE通信方式である、請求項に記載の端末装置。
  10. 前記第2取得部は、前記飛行体と携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて受信された前記第2飛行体情報を取得する、請求項1からのいずれか一項に記載の端末装置。
  11. 前記飛行体の前記第1通信手段による前記第1飛行体情報の送信周期の情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記判定部が判定に用いる前記所定の期間は、前記記憶部に記憶されている前記第1飛行体情報の前記送信周期と一致する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の端末装置。
  12. 前記判定部は、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かと、前記一の第2時刻が前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過しているか否かとを判定し、
    前記表示制御部は、前記判定部が前記第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の端末装置。
  13. 前記第1飛行体情報は、前記飛行体が前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報を更に含み、
    前記第2飛行体情報は、前記飛行体が前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報を更に含み、
    前記判定部は、前記第1時刻情報が示す送信時刻と前記第2時刻情報が示す送信時刻との差が所定の時間差以内であるか否かを更に判定し、
    前記表示制御部は、前記判定部が前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定し、かつ、送信時刻の差が前記所定の時間差以内であると判定したことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の端末装置。
  14. コンピュータが実行する、
    飛行体から第1通信手段で送信された前記飛行体を識別するための機体識別情報を含む第1飛行体情報を受信した通信部から、前記第1飛行体情報と前記通信部が前記第1飛行体情報を受信した第1時刻の情報とを取得するステップと、
    前記飛行体から第2通信手段で送信された機体識別情報を含む第2飛行体情報を受信した前記通信部から、前記第2飛行体情報と前記通信部が前記第2飛行体情報を受信した第2時刻の情報とを取得するステップと、
    一の第2時刻が、前記一の第2時刻よりも過去の時刻で、かつ、前記一の第2時刻に最も近い一の第1時刻から所定の期間が経過しているか否かを判定するステップと、
    前記一の第2時刻は前記一の第1時刻から前記所定の期間が経過していないと判定されたことに応じて、前記一の第1時刻に受信した前記第1飛行体情報に基づく情報を端末装置の表示部に表示させるステップと
    を有し、
    前記第1飛行体情報に基づく情報を前記端末装置の前記表示部に表示させるステップにおいて、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる、
    示方法。
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