JP2023049938A - 飛行体情報管理装置、飛行体情報管理システム、飛行体情報管理方法、及びプログラム - Google Patents

飛行体情報管理装置、飛行体情報管理システム、飛行体情報管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】飛行体が複数の通信方式で送信した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにする。【解決手段】飛行体から第1通信手段で送信された第1飛行体情報を取得する第1取得部と、飛行体から第2通信手段で送信された第2飛行体情報を取得する第2取得部と、所定の期間に取得された第1飛行体情報及び第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する抽出部と、抽出された抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置に通信部から送信させる通信制御部とを備える、飛行体情報管理装置。【選択図】図2

Description

本発明は、飛行体情報管理装置、飛行体情報管理システム、飛行体情報管理方法、及びプログラムに関する。
有人飛行体、遠隔から操作する無人航空機、無人飛行体等が知られている。このような飛行体の飛行している位置、飛行体を識別するためのID情報等を、飛行体の管理者や操作者が端末上で確認できるようにすることが要求される。特許文献1には、飛行体と基地局とが通信して、飛行体の飛行位置の情報等をやり取りすることが記載されている。
特開2021-119643号公報
飛行体と通信する方法には、飛行体とBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等により直接通信する直接放送方式、基地局等を介した携帯通信網を利用して通信するネットワーク方式等がある。例えば、端末装置は、飛行体から離れた位置において、飛行体の識別情報や位置情報等を直接放送方式で受信するとともに、ネットワーク方式でも受信することがある。この場合、通信方式の違いによって、飛行体から情報を受信するまでに異なる大きさの遅延等が生じるので、端末装置は、それぞれの通信方式の通信速度等を考慮しつつ、両通信方式で受信した情報を取り扱わなければならなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行体が複数の通信方式で送信した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、飛行体から第1通信手段で送信された、前記飛行体を識別するための機体識別情報と、前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報とを含む第1飛行体情報を取得する第1取得部と、前記飛行体から第2通信手段で送信された、前記機体識別情報と、前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報とを含む第2飛行体情報を取得する第2取得部と、所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する抽出部と、抽出された前記抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置に通信部から送信させる通信制御部とを備える、飛行体情報管理装置を提供する。
前記抽出部は、所定の期間が経過する毎に、前記抽出飛行体情報を抽出してもよい。前記第1取得部は、前記飛行体が携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の前記第1通信手段を用いて前記第1端末装置とは異なる第2端末装置に送信し、前記第2端末装置が携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて送信した前記第1飛行体情報を取得してもよい。
前記直接放送方式は、BLE通信方式であってもよい。前記第2取得部は、前記飛行体が携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて送信した前記第2飛行体情報を取得してもよい。
前記第1取得部が取得した前記第1飛行体情報に含まれている前記機体識別情報と、前記第2取得部が取得した前記第2飛行体情報に含まれている前記機体識別情報とを記憶する記憶部を更に備え、前記第1取得部及び前記第2取得部の少なくとも一方は、前記飛行体とは異なる飛行体から送信され、前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報に含まれている前記機体識別情報とは異なる機体識別情報を含む第3飛行体情報を更に取得し、前記抽出部は、前記所定の周期内に取得された前記第3飛行体情報が存在する場合、前記記憶部に記憶されている前記機体識別情報と同一の前記機体識別情報を有する飛行体情報の中から前記抽出飛行体情報を抽出し、前記通信制御部は、前記抽出飛行体情報と前記第3飛行体情報とを、外部の前記第1端末装置に前記通信部から送信させてもよい。
前記抽出部は、前記飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、前記所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を前記抽出飛行体情報として抽出してもよい。
前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報は、前記飛行体の位置情報をそれぞれ含んでいてもよい。
前記第1飛行体情報は、当該情報が前記第1通信手段で送信される前記飛行体情報であることを判別するための判別情報を含み、前記第2飛行体情報は、当該情報が前記第2通信手段で送信される前記飛行体情報であることを判別するための判別情報を含んでいてもよい。
本発明の第2の態様においては、第1の態様の前記飛行体情報管理装置と、前記飛行体情報管理装置の前記通信部が送信した前記抽出飛行体情報を受信して、前記抽出飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる前記第1端末装置と、前記飛行体が前記第1通信手段を用いて送信した前記第1飛行体情報を受信し、受信した前記第2通信手段を用いて前記第1飛行体情報を前記飛行体情報管理装置に送信する第2端末装置とを備える、飛行体情報管理システムを提供する。
前記第1端末装置は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる表示制御部を備えてもよい。
前記表示制御部は、前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させてもよい。
本発明の第3の態様においては、コンピュータが実行する、飛行体から第1通信手段で送信された、前記飛行体を識別するための機体識別情報と、前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報とを含む第1飛行体情報を取得するステップと、前記飛行体から第2通信手段で送信された前記機体識別情報と、前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報とを含む第2飛行体情報を取得するステップと、所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出するステップと、抽出された前記抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置に通信部から送信させるステップとを備える、飛行体情報管理方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、コンピュータにより実行されると、前記コンピュータを第1の態様の前記飛行体情報管理装置として機能させる、プログラムを提供する。
本発明によれば、飛行体が複数の通信方式で送信した飛行体の情報を適切に取り扱えるようにできるという効果を奏する。
本実施形態に係る飛行体情報管理システムSの概要を示す。 本実施形態に係る飛行体情報管理装置40の構成例を示す。 本実施形態に係る通信部110の第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信タイミングの一例を示す。 本実施形態に係る飛行体情報管理装置40の動作フローの一例を示す。 本実施形態に係る第1端末装置50が表示部51に表示させた飛行体10の情報の一例を示す。
<飛行体情報管理システムSの概要>
図1は、本実施形態に係る飛行体情報管理システムSの概要を示す。飛行体情報管理システムSは、飛行体10から離れた位置において、第1端末装置50、第2端末装置60の表示部に飛行体10の機体識別情報、位置等を表示できるようにするシステムである。飛行体情報管理システムSは、飛行体10と、基地局20と、管理サーバ30と、飛行体情報管理装置40と、第1端末装置50と、第2端末装置60とを備える。
飛行体10は、有人飛行体、遠隔から操作する無人航空機、無人飛行体等である。飛行体10は、一例として、ドローンである。飛行体10は、第1通信手段及び第2通信手段で外部と通信可能とさせるための通信モジュール11を有する。飛行体10は、このような通信モジュール11を用いて、飛行体を識別するための機体識別情報と送信時刻を示す時刻情報とを含む飛行体10の情報を基地局20及び第2端末装置60に送信する。
飛行体10の情報に含まれている時刻情報は、例えば、通信モジュール11が飛行体10の情報を送信する時刻である。この場合、通信モジュール11は、一例として、飛行体10の内部のクロック回路等から時刻情報を取得し、取得した時刻情報を飛行体10の情報に含めてから基地局20及び第2端末装置60に送信する。また、飛行体10の情報には、飛行体10の位置情報、飛行高度、飛行速度等が含まれていてもよい。
飛行体10は、例えば、第1通信手段を用いることにより、飛行体10の情報を第1飛行体情報として第2端末装置60に送信する(図1の(1))。第1通信手段は、飛行体10と携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の通信手段である。直接放送方式は、例えば、BLE通信方式である。この場合、通信モジュール11は、第2端末装置60に第1飛行体情報を送信する。通信モジュール11は、略一定の送信周期で第1飛行体情報を送信することが望ましい。通信モジュール11が第1飛行体情報を送信する周期を、第1送信周期とする。
また、飛行体10は、第2通信手段を用いることにより、飛行体10の情報を第2飛行体情報として基地局20に送信する(図1の(2))。第2通信手段は、飛行体10と携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の通信手段である。この場合、通信モジュール11は、例えば、基地局20を介して管理サーバ30に第2飛行体情報を送信することになる(図1の(2)及び(3))。通信モジュール11は、略一定の送信周期で第2飛行体情報を送信することが望ましい。通信モジュール11が第2飛行体情報を送信する周期を、第2送信周期とする。第2送信周期は、例えば、第1送信周期と略同一の周期である。
基地局20は、アンテナ及び送受信機を有し、飛行体10、第1端末装置50、及び第2端末装置60等と通信するために陸上に開設されて設置された無線局である。基地局20は、複数の異なる場所に設けられることにより、通信可能な領域を拡大できる。このような基地局20及び管理サーバ30は携帯電話網を構成する。言い換えると、基地局20及び管理サーバ30は、飛行体10、管理サーバ30、第1端末装置50、及び第2端末装置60を第2通信手段で通信可能とさせる。第2通信手段の具体例は、地上LTE、上空LTE等である。
管理サーバ30は、携帯電話網に接続するユーザの情報を管理し、携帯電話システムを運用する。基地局20及び管理サーバ30による携帯電話網は、例えば、携帯電話を用いた通信サービスを運営する企業毎に設けられている。
飛行体情報管理装置40は、飛行体10から異なる2つの通信方式で送信された2つの飛行体10の情報を第1端末装置50及び第2端末装置60に受信させるように動作する。これにより、第1端末装置50及び第2端末装置60は、より安定でより確実に飛行体10の情報を取得できる。飛行体情報管理装置40は、例えば、サーバ等のコンピュータである。また、飛行体情報管理装置40は、管理サーバ30と一体となったサーバであってもよい。
第1端末装置50は、飛行体10を操作、観測している場所(本実施形態において「現場」と呼ぶ)とは異なる現場外の場所において、第1端末装置50のユーザに操作される端末である。現場外の場所は、例えば、オフィス、住宅、公共施設、交通機関内、道路上等である。第1端末装置50は、例えば、基地局20と接続することにより、携帯電話サービスを利用可能となる端末である。第1端末装置50は、例えば、タブレットやスマートフォン等の携帯端末であってもよく、パソコン、サーバ等であってもよい。
第1端末装置50は、第2通信手段により、管理サーバ30から飛行体10の第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する。これにより、第1端末装置50は、現場外において、飛行体10を機体識別番号で識別し、識別した飛行体10の位置等の情報を把握することができる。
第2端末装置60は、現場等において、第2端末装置60のユーザに操作される端末である。現場は、例えば、屋外、建物の窓際等である。第2端末装置60は、例えば、飛行体10と直接放送方式で接続可能な端末である。
また、第2端末装置60は、ネットワーク方式で基地局20と接続することにより、携帯電話サービスを利用可能となる端末である。第2端末装置60は、例えば、タブレットやスマートフォン等の携帯端末である。
<第1飛行体情報の流れ>
以上の飛行体情報管理システムSにおいて、飛行体10が第1通信手段を用いて送信した第1飛行体情報の流れについて説明する。第2端末装置60は、現場の付近で、飛行体10から第1通信手段で送信された第1飛行体情報を受信する(図1の(1))。第2端末装置60は、受信した第1飛行体情報を基地局20に第2通信手段を用いて送信する(図1の(5))。
そして、基地局20は、第2通信手段を用いて受信した第1飛行体情報を飛行体情報管理装置40に管理サーバ30を介して送信する(図1の(3))。飛行体情報管理装置40は、受信した第1飛行体情報を第1端末装置50に基地局20を介して送信する(図1の(3)及び(4))。以上により、第1端末装置50及び第2端末装置60は、第1飛行体情報をそれぞれ受信できる。
<第2飛行体情報の流れ>
次に、飛行体情報管理システムSにおいて、飛行体10が第2通信手段を用いて送信した第2飛行体情報の流れについて説明する。飛行体情報管理装置40は、基地局20及び管理サーバ30を介して、飛行体10が第2通信手段を用いて送信した第2飛行体情報を受信する(図1の(2)及び(3))。飛行体情報管理装置40は、受信した第2飛行体情報を第1端末装置50に送信する(図1の(3)及び(4))。また、飛行体情報管理装置40は、受信した第2飛行体情報を第2端末装置60に送信する(図1の(3)及び(5))。以上により、第1端末装置50及び第2端末装置60は、第2飛行体情報をそれぞれ受信できる。
以上のように、本実施形態における飛行体情報管理システムSにおいて、第1端末装置50及び第2端末装置60は、飛行体10が第1通信手段で送信した第1飛行体情報と第2通信手段で送信した第2飛行体情報とをそれぞれ受信できる。そして、第1端末装置50及び第2端末装置60は、飛行体10が略一定の周期で送信する飛行体10の情報を順次受信することにより、例えば、飛行体10が移動していく様子を観測することができる。このように、飛行体情報管理システムSは、現場の第2端末装置60だけでなく、現場以外の第1端末装置50に対しても、飛行体10の情報を受信させることができる。
しかしながら、第1通信手段及び第2通信手段は、通信方式が異なるので、異なる遅延を生じさせる。また、上述のように、第1飛行体情報及び第2飛行体情報は、異なる経路を伝送するので、第1端末装置50及び第2端末装置60は、第1飛行体情報と第2飛行体情報とを異なるタイミングでそれぞれ受信する傾向にある。
また、例えば、第2端末装置60及び飛行体10の間に障害物等が位置すると、第1飛行体情報を受信できなくなったり、受信強度が低下して通信品質が劣化したりする。また、携帯電話網に障害等が発生した場合、第2通信手段による通信が困難な状況になったりすることがある。したがって、第1端末装置50は、それぞれの通信方式の通信速度等を考慮しつつ、両通信方式で受信した多くの情報を適切に取り扱う必要が生じる。
そこで、本実施形態に係る飛行体情報管理装置40は、飛行体10から複数の通信方式で送信された飛行体10の情報のうち、不要な情報の少なくとも一部を差し引くことで、第1端末装置50が情報を処理する負荷を低減させる。このような飛行体情報管理装置40について次に説明する。
<飛行体情報管理装置40の構成例>
図2は、本実施形態に係る飛行体情報管理装置40の構成例を示す。飛行体情報管理装置40は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、管理サーバ30と通信ネットワークを介して接続されている。例えば、管理サーバ30が複数設けられている場合、通信部110は、複数の管理サーバ30と通信可能に接続されている。また、飛行体情報管理装置40が管理サーバ30と一体になっている場合、通信部110は、基地局20と通信可能に接続されていてもよい。通信部110は、例えば、インターネット回線、携帯電話網等の通信ネットワークに接続するためのインターフェースである。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。また、記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置を含んでもよい。例えば、コンピュータが端末装置100として機能する場合、コンピュータを機能させるOS(Operating System)、及びプログラム等の情報を格納してもよい。また、記憶部120は、プログラムの実行時に参照されるデータベースを含む種々の情報を格納してもよい。
また、記憶部120は、飛行体情報管理装置40が動作の過程で生成する(又は利用する)中間データ、算出結果、閾値、基準値、及びパラメータ等をそれぞれ記憶してもよい。また、記憶部120は、飛行体情報管理装置40内の各部の要求に応じて、記憶したデータを要求元に供給してもよい。
記憶部120は、例えば、第1飛行体情報に含まれている機体識別情報を記憶する。記憶部120は、第2飛行体情報に含まれている機体識別情報を記憶してもよい。また、記憶部120は、第1飛行体情報の第1送信周期の情報、第2飛行体情報の第2送信周期の情報等を記憶してもよい。
制御部130は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部130は、第1取得部131、第2取得部132、抽出部133、及び通信制御部134を有する。言い換えると、CPUは、記憶部120に記憶されたプログラムを実行することにより、第1取得部131、第2取得部132、抽出部133、及び通信制御部134として機能する。
第1取得部131は、通信部110から第1飛行体情報を取得する。第1飛行体情報は、飛行体10から第1通信手段で送信された、機体識別情報と第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報とを含む。図1で説明したように、第1取得部131は、飛行体10が直接放送方式の第1通信手段を用いて第2端末装置60に送信し、第2端末装置60が基地局20を介してネットワーク方式の第2通信手段を用いて送信した第1飛行体情報を取得する。
第2取得部132は、通信部110から第2飛行体情報を取得する。第2飛行体情報は、飛行体10から第2通信手段で送信された、機体識別情報と第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報とを含む。図1で説明したように、第2取得部132は、飛行体10がネットワーク方式の第2通信手段を用いて送信した第2飛行体情報を取得する。なお、図2は、第1取得部131及び第2取得部132が制御部130に設けられている例を示したが、これに代えて、1つの取得部が第1取得部131及び第2取得部132として機能してもよい。
抽出部133は、第1取得部131及び第2取得部132により所定の期間に取得された第1飛行体情報及び第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。ここで、所定の期間は、一例として、第1飛行体情報の第1送信周期と一致する。
所定の期間は、第1飛行体情報の第1送信周期よりも短い期間でもよい。例えば、通信部110が第1飛行体情報を受信する時刻と第2飛行体情報を受信する時刻との時間差を予め測定している場合がある。この場合、所定の期間は、当該時間差よりも大きく、第1飛行体情報の第1送信周期以下の期間でよい。所定の期間の情報は、記憶部120に記憶されていることが望ましい。
例えば、飛行体10が第1送信周期で第1飛行体情報を送信し、第1送信周期と略等しい第2送信周期で第2飛行体情報を送信する場合を考える。上述のとおり、通信部110は、異なる通信方式で、かつ、異なる経路で伝送された第1飛行体情報及び第2飛行体情報をそれぞれ受信する。したがって、通信部110は、例えば、飛行体10が第1飛行体情報を第2飛行体情報よりも早いタイミングで送信したとしても、第1飛行体情報を第2飛行体情報よりも遅いタイミングで受信してしまうことがある。なお、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信するタイミングは、飛行体10の第1飛行体情報及び第2飛行体情報の送信タイミング、第1飛行体情報及び第2飛行体情報の伝送経路によって異なる。
図3は、本実施形態に係る通信部110の第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信タイミングの一例を示す。図3の横軸は時間を示し、縦軸は信号強度を示す。例えば、図3の時刻0において、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信待ちとなったことを示す。また、「第1飛行体情報」と示すグラフは、通信部110が第1飛行体情報を受信したタイミングを示し、「第2飛行体情報」と示すグラフは、通信部110が第2飛行体情報を受信したタイミングを示す。
例えば、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を正常に受信している場合、通信部110は、一の第1飛行体情報を時刻Aで受信し、時刻Aから第1時間が経過した時刻Bにおいて一の第2飛行体情報を受信する。ここで、第1時間は、通信部110が第1飛行体情報を受信する時刻と第2飛行体情報を受信する時刻との時間差となる。
そして、通信部110は、時刻Aから第1送信周期が経過した時刻Cにおいて次の第1飛行体情報を受信し、時刻Cから更に第1時間が経過した時刻Dにおいて次の第2飛行体情報を受信する。通信部110は、このように、第1飛行体情報及び第2飛行体情報を順次受信する。そして、第1送信周期と等しい所定の期間の間には、1つの第1飛行体情報と1つの第2飛行体情報が含まれることになる。
図3は、所定の期間を示す「第1期間」の間に時刻Aで受信した第1飛行体情報と時刻Bで受信した第2飛行体情報とが含まれる例を示す。また、次の所定の期間を示す「第2期間」の間に時刻Cで受信した第1飛行体情報と時刻Dで受信した第2飛行体情報とが含まれる例を示す。
ここで、時刻Aで受信した第1飛行体情報が示す送信時刻が時刻Bで受信した第2飛行体情報が示す送信時刻と同じか、又は、早い時刻の場合、第2飛行体情報が飛行体10の最新の情報となる。また、時刻Aで受信した第1飛行体情報が示す送信時刻が時刻Bで受信した第2飛行体情報が示す送信時刻と同じか、又は、遅い時刻の場合、第1飛行体情報が飛行体10の最新の情報となる。
このように、通信部110が第1飛行体情報及び第2飛行体情報を正常に受信している場合、通信部110は、第1送信周期が経過する間に第1飛行体情報及び第2飛行体情報を1つずつ受信する。ここで、第1端末装置50が飛行体10の機体識別情報、最新の位置等を確認する目的であれば、第1飛行体情報及び第2飛行体情報のうち最新の方の情報があればよく、古い方の情報は第1端末装置50のデータ処理を複雑にしてしまうことがある。
また、通信部110が第1飛行体情報を正常に受信し、第2飛行体情報を受信していない場合、第1送信周期が経過する間に通信部110が受信した第1飛行体情報が、当該第1送信周期における最新の情報となる。同様に、通信部110が第2飛行体情報を正常に受信し、第1飛行体情報を受信していない場合、第1送信周期が経過する間に通信部110が受信した第2飛行体情報が、当該第1送信周期における最新の情報となる。
このように、通信部110が第1飛行体情報又は第2飛行体情報を受信していなくても、一方の情報を正常に受信していれば、第1端末装置50は、第1送信周期における最新の情報から飛行体10の機体識別情報、位置等を確認することができる。そこで、抽出部133は、所定の期間に取得された第1飛行体情報及び/又は第2飛行体情報から、最新の送信時刻を示す情報を抽出して抽出飛行体情報とする。抽出部133は、所定の期間が経過する毎に、抽出飛行体情報を抽出してよい。
通信制御部134は、抽出部133が抽出した抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置50に通信部110から送信させる。また、通信制御部134は、抽出部133が抽出しなかった飛行体情報を通信部110から第1端末装置50に送信させない。これにより、第1端末装置50は、所定の期間毎に飛行体情報管理装置40から抽出飛行体情報を受信できる。したがって、第1端末装置50は、抽出飛行体情報に基づく情報を表示部等に表示することで、通信状態に応じた飛行体10の最新の情報を第1端末装置50のユーザに容易に確認させることができる。このように、飛行体情報管理装置40は、所定の期間内の古い情報を第1端末装置50には送信しないようにすることで、第1端末装置50の負荷を軽減させて、第1端末装置50が飛行体の情報を適切に取り扱えるようにする。
以上の本実施形態に係る飛行体情報管理装置40は、1つの飛行体10から第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する例を説明したが、これに限定されることはない。飛行体情報管理装置40は、飛行体10とは異なる飛行体から別の飛行体情報を受信してもよい。ここで、別の飛行体情報を第3飛行体情報とする。第3飛行体情報は、第1飛行体情報及び第2飛行体情報に含まれている機体識別情報とは異なる機体識別情報を含む。
記憶部120は、例えば、第1取得部131が取得した第1飛行体情報に含まれている機体識別情報と、第2取得部132が取得した第2飛行体情報に含まれている機体識別情報とを記憶する。これにより、抽出部133は、第1取得部131及び第2取得部132のうち少なくとも一方が第3飛行体情報を更に取得しても、飛行体情報に含まれている機体識別番号と記憶部120に記憶されている機体識別番号とを比較することで、第2飛行体情報であるか否かを判別することができる。
そこで、抽出部133は、所定の周期内に取得された第3飛行体情報が存在する場合、記憶部120に記憶されている機体識別情報と同一の機体識別情報を有する飛行体情報の中から抽出飛行体情報を抽出する。そして、通信制御部134は、抽出部133が抽出した抽出飛行体情報と、第3飛行体情報とを外部の第1端末装置50に通信部110から送信させる。
このように、飛行体情報管理装置40は、複数の飛行体10から複数の飛行体10の情報を受信しても、機体識別番号に基づいて一の飛行体10に対応する抽出飛行体情報を抽出しつつ、抽出した抽出飛行体情報と他の飛行体10の情報とを第1端末装置50に送信する。これにより、飛行体情報管理装置40は、複数の飛行体10の情報を受信しても、第1端末装置50が取り扱う飛行体の情報を低減させることができ、第1端末装置50の負荷を低減させることができる。
なお、複数の飛行体10が、第1通信手段及び第2通信手段を用いて飛行体情報をそれぞれ送信してもよい。この場合、飛行体情報管理装置40は、機体識別番号毎に、第1通信手段で送信された飛行体情報と第2通信手段で送信された飛行体情報とのうち最新の情報を抽出飛行体情報として抽出し、第1端末装置50に送信してもよい。これにより、飛行体情報管理装置40は、第1端末装置50が取り扱う飛行体の情報を更に低減させることができ、第1端末装置50の負荷をより低減させることができる。
<飛行体情報管理装置40の動作フローの一例>
図4は、本実施形態に係る飛行体情報管理装置40の動作フローの一例を示す。まず、通信部110は、第1飛行体情報及び第2飛行体情報を受信する動作を開始する(S71)。通信部110は、所定の周期で飛行体情報の受信動作を繰り返す。通信部110は、例えば、飛行体情報管理装置40内部のクロック信号に同期して飛行体情報の受信動作を繰り返す。言い換えると、通信部110は、第1飛行体情報及び第2飛行体情報の受信待ちの動作を開始する。
次に、第1取得部131は通信部110から第1飛行体情報を取得するように動作し、第2取得部132は通信部110から第2飛行体情報を取得するように動作する(S72)。これにより、通信部110が第1飛行体情報を受信すると第1取得部131は第1飛行体情報を取得でき、通信部110が第2飛行体情報を受信すると第2取得部132は第2飛行体情報を取得できる。
次に、制御部130は、第1取得部131及び第2取得部132の取得動作を開始してから所定の期間が経過したか否かを判定する(S73)。制御部130は、例えば、飛行体情報管理装置40内部のクロック回路、タイマ回路等から経過した時間の情報を取得する。制御部130は、所定の期間が経過していないと判定した場合(S73:No)、S72に戻る。言い換えると、第1取得部131及び第2取得部132は、所定の期間が経過するまで、飛行体情報の取得動作を繰り返す。
制御部130が所定の期間が経過したと判定した場合(S73:Yes)、抽出部133は、所定の期間に取得された第1飛行体情報及び第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する(S74)。次に、通信制御部134は、抽出部133が抽出した抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置50に通信部110から送信させる(S75)。
飛行体情報管理装置40は、動作を継続させる場合(S76:No)、S72に戻る。ここで、制御部130は、経過時間の計数をリセットして、次の経過時間を計数する。そして、飛行体情報管理装置40は、動作を終了させる(S76:Yes)まで、S72からS76の動作を繰り返す。これにより、飛行体情報管理装置40は、通信部110が受信した第1飛行体情報及び第2飛行体情報の中から最新の飛行体10の情報を所定の期間毎に抽出して第1端末装置50に送信できる。
なお、以上の本実施形態に係る飛行体情報管理装置40において、抽出部133は、所定の期間に取得した第1飛行体情報の第1時刻情報と第2飛行体情報の第2時刻情報とに基づいて、抽出飛行体情報を抽出する例を説明したが、これに限定されることはない。抽出部133は、飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、所定の期間に取得された第1飛行体情報及び第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出してもよい。
例えば、図4の動作フローにおいて、S74の動作の前において、制御部130は、第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定する。ここで、第1飛行体情報の信号強度は、例えば、図1の(1)のように、第1通信手段で第1飛行体情報が第2端末装置60に受信された際の受信信号の信号強度である。これに代えて、またはこれに加えて、第1飛行体情報の信号強度は、図1の(3)、(5)のように、第2通信手段で第1飛行体情報が基地局20又は管理サーバ30に受信された際の受信信号の信号強度であってもよい。
そして、制御部130が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定した場合、S74において、抽出部133は第2飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。また、制御部130が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていると判定した場合、S74において、抽出部133は最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。
これに代えて、S74において、抽出部133が第1飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出した場合、制御部130は、第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定してもよい。そして、制御部130が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定した場合、抽出部133は第1飛行体情報に代えて、第2飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。また、制御部130が第1飛行体情報の信号強度が閾値を超えていると判定した場合、抽出部133は第1飛行体情報を抽出飛行体情報としたままにする。
これに代えて、又は、これに加えて、図4の動作フローにおいて、S74の動作の前において、制御部130は、第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定してもよい。ここで、第2飛行体情報の信号強度は、例えば、図1の(2)、(3)のように、第2通信手段で第2飛行体情報が基地局20又は管理サーバ30に受信された際の受信信号の信号強度である。
そして、制御部130が第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定した場合、S74において、抽出部133は第1飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。また、制御部130が第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えていると判定した場合、S74において、抽出部133は最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。
これに代えて、S74において、抽出部133が第2飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出した場合、制御部130は、第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えているか否かを判定してもよい。そして、制御部130が第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えていないと判定した場合、抽出部133は第2飛行体情報に代えて、第1飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する。また、制御部130が第2飛行体情報の信号強度が閾値を超えていると判定した場合、抽出部133は第2飛行体情報を抽出飛行体情報としたままにする。
以上のように、飛行体情報管理装置40は、第1飛行体情報の信号強度が閾値よりも低減した場合に第2飛行体情報を抽出飛行体情報とし、第2飛行体情報の信号強度が閾値よりも低減した場合に第1飛行体情報を抽出飛行体情報とする。これにより、飛行体情報管理装置40は、飛行体情報の信号強度が閾値よりも低減して不安定になった場合に、安定した信号強度の飛行体情報を選択して第1端末装置50に送信できる。
以上の本実施形態に係る飛行体情報管理装置40によれば、第1端末装置50は、飛行体情報管理装置40の通信部が送信した抽出飛行体情報を受信して、抽出飛行体情報に基づく情報を表示部等に表示させることで、飛行体10の最新の情報を表示できる。ここで、飛行体情報管理装置40の抽出部133は、例えば、抽出飛行体情報として抽出した情報が第1通信手段で送信される飛行体情報であるのか、又は第2通信手段で送信される飛行体情報であるのかを判断できる情報を抽出飛行体情報に付加する。
これに代えて、飛行体10が、第1通信手段で送信する飛行体情報であることを判別するための情報を第1飛行体情報に付加してもよく、また、第2通信手段で送信する飛行体情報であることを判別するための情報を第2飛行体情報に付加してもよい。これにより、第1端末装置50は、抽出飛行体情報を受信した場合、抽出飛行体情報が第1飛行体情報であるのか、又は第2飛行体情報であるのかを判断できる。そして、第1端末装置50は、例えば、飛行体情報の種類に応じて、表示部に表示する形式を異ならせて表示する。このような第1端末装置50について次に説明する。
<飛行体10の情報の一例>
図5は、本実施形態に係る第1端末装置50が表示部51に表示させた飛行体10の情報の一例を示す。第1端末装置50は、表示部51と、不図示の制御部と、不図示の記憶部とを有する。制御部は、表示部51に飛行体10の情報を表示させる表示制御部を有する。制御部は、一例として、CPUである。例えば、第1端末装置50に設けられている記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、当該CPUが制御部として機能する。
図5は、表示制御部が地図情報と共に飛行体10の情報を表示部51に表示させた例を示す。なお、第1飛行体情報は、当該情報が第1通信手段で送信される飛行体情報であることを判別するための判別情報を含み、第2飛行体情報は、当該情報が第2通信手段で送信される飛行体情報であることを判別するための判別情報を含むものとする。表示制御部は、例えば、抽出飛行体情報が第1飛行体情報の場合、第1飛行体情報に含まれている飛行体10の位置情報に対応する地図情報の位置に飛行体10を示すマークMを表示させる。
また、表示制御部は、第1飛行体情報に基づく情報を表示部51に表示させる場合、第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる。例えば、表示制御部は、抽出飛行体情報が第1飛行体情報の場合、第1飛行体情報に含まれている判別情報に基づき、当該情報が第1通信手段で送信された飛行体情報であることを判別できるので、飛行体10を示すマークMの表示色を第1通信手段に対応する色にして表示させる。また、表示制御部は、飛行体10を示すマークMの形状を第1通信手段に対応する形状にして表示させてもよい。
同様に、表示制御部は、第2飛行体情報を用いる場合、第2飛行体情報に含まれている飛行体10の位置情報に対応する地図情報の位置に飛行体10を示すマークMを表示させる。そして、表示制御部は、第2飛行体情報に基づく情報を表示部51に表示させる場合、第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる。
表示制御部は、例えば、抽出飛行体情報が第2飛行体情報の場合、第2飛行体情報に含まれている判別情報に基づき、当該情報が第2通信手段で送信された飛行体情報であることを判別できるので、飛行体10を示すマークMの表示色を第1通信手段に対応する色とは異なる色にして表示させる。また、表示制御部は、飛行体10を示すマークMの形状を第1通信手段に対応する形状とは異なる形状にして表示させてもよい。これにより、第1端末装置50のユーザは、飛行体10の位置を確認しつつ、飛行体10との通信状態を確認することができる。
表示制御部は、また、飛行体10が位置する領域の情報を表示部51に表示させてもよい。図5は、飛行体10が位置する領域が飛行禁止区域であることを表示部51が表示した例を示す。表示制御部は、飛行体10の機体識別情報を表示させてもよい。また、表示制御部は、飛行体10の情報に飛行高度、飛行速度の情報が含まれている場合、これらの情報を表示させてもよい。
表示制御部は、飛行体10の情報に機体識別情報の認証結果の情報が含まれている場合、当該情報を表示させてもよい。機体識別情報の認証結果は、飛行体10が飛行することについて、予め認証機関等に認証されていることを示す情報である。飛行体10は、例えば、このような機体識別情報の認証結果を飛行体10の情報に含めて送信する。
なお、表示制御部は、認証結果に応じた表示形式で飛行体10を示すマークMを表示させてもよい。表示制御部は、例えば、認証が有ることに対応して予め定められた表示形式で、かつ、認証が無いことに対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で、飛行体10を示すマークMを表示させる。また、表示制御部は、認証が無いことに対応して予め定められた表示形式で、かつ、認証が有ることに対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で、飛行体10を示すマークMを表示させる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
10 飛行体
11 通信モジュール
20 基地局
30 管理サーバ
40 飛行体情報管理装置
50 第1端末装置
51 表示部
60 第2端末装置
110 通信部
120 記憶部
130 制御部
131 第1取得部
132 第2取得部
133 抽出部
134 通信制御部

Claims (14)

  1. 飛行体から第1通信手段で送信された、前記飛行体を識別するための機体識別情報と、前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報とを含む第1飛行体情報を取得する第1取得部と、
    前記飛行体から第2通信手段で送信された、前記機体識別情報と、前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報とを含む第2飛行体情報を取得する第2取得部と、
    所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出する抽出部と、
    抽出された前記抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置に通信部から送信させる通信制御部と
    を備える、飛行体情報管理装置。
  2. 前記抽出部は、所定の期間が経過する毎に、前記抽出飛行体情報を抽出する、請求項1に記載の飛行体情報管理装置。
  3. 前記第1取得部は、前記飛行体が携帯電話網を介さずに通信が可能な直接放送方式の前記第1通信手段を用いて前記第1端末装置とは異なる第2端末装置に送信し、前記第2端末装置が携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて送信した前記第1飛行体情報を取得する、
    請求項1又は2に記載の飛行体情報管理装置。
  4. 前記直接放送方式は、BLE通信方式である、請求項3に記載の飛行体情報管理装置。
  5. 前記第2取得部は、前記飛行体が携帯電話網を介して通信が可能なネットワーク方式の前記第2通信手段を用いて送信した前記第2飛行体情報を取得する、請求項1から4のいずれか一項に記載の飛行体情報管理装置。
  6. 前記第1取得部が取得した前記第1飛行体情報に含まれている前記機体識別情報と、前記第2取得部が取得した前記第2飛行体情報に含まれている前記機体識別情報とを記憶する記憶部を更に備え、
    前記第1取得部及び前記第2取得部の少なくとも一方は、前記飛行体とは異なる飛行体から送信され、前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報に含まれている前記機体識別情報とは異なる機体識別情報を含む第3飛行体情報を更に取得し、
    前記抽出部は、前記所定の周期内に取得された前記第3飛行体情報が存在する場合、
    前記記憶部に記憶されている前記機体識別情報と同一の前記機体識別情報を有する飛行体情報の中から前記抽出飛行体情報を抽出し、
    前記通信制御部は、前記抽出飛行体情報と前記第3飛行体情報とを、外部の前記第1端末装置に前記通信部から送信させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の飛行体情報管理装置。
  7. 前記抽出部は、前記飛行体情報の信号強度が閾値を超えており、かつ、前記所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を前記抽出飛行体情報として抽出する、請求項1から6のいずれか一項に記載の飛行体情報管理装置。
  8. 前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報は、前記飛行体の位置情報をそれぞれ含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の飛行体情報管理装置。
  9. 前記第1飛行体情報は、当該情報が前記第1通信手段で送信される前記飛行体情報であることを判別するための判別情報を含み、
    前記第2飛行体情報は、当該情報が前記第2通信手段で送信される前記飛行体情報であることを判別するための判別情報を含む、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の飛行体情報管理装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の前記飛行体情報管理装置と、
    前記飛行体情報管理装置の前記通信部が送信した前記抽出飛行体情報を受信して、前記抽出飛行体情報に基づく情報を表示部に表示させる前記第1端末装置と、
    前記飛行体が前記第1通信手段を用いて送信した前記第1飛行体情報を受信し、受信した前記第2通信手段を用いて前記第1飛行体情報を前記飛行体情報管理装置に送信する第2端末装置と
    を備える、飛行体情報管理システム。
  11. 前記第1端末装置は、前記第1飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる表示制御部を備える、請求項10に記載の飛行体情報管理システム。
  12. 前記表示制御部は、前記第2飛行体情報に基づく情報を前記表示部に表示させる場合、前記第2通信手段に対応して予め定められた表示形式で、かつ、前記第1通信手段に対応して予め定められた表示形式とは異なる表示形式で表示させる、請求項11に記載の飛行体情報管理システム。
  13. コンピュータが実行する、
    飛行体から第1通信手段で送信された、前記飛行体を識別するための機体識別情報と、前記第1通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第1時刻情報とを含む第1飛行体情報を取得するステップと、
    前記飛行体から第2通信手段で送信された前記機体識別情報と、前記第2通信手段で当該機体識別情報を送信する送信時刻を示す第2時刻情報とを含む第2飛行体情報を取得するステップと、
    所定の期間に取得された前記第1飛行体情報及び前記第2飛行体情報のうち、最新の送信時刻を示す情報を有する飛行体情報を抽出飛行体情報として抽出するステップと、
    抽出された前記抽出飛行体情報を、外部の第1端末装置に通信部から送信させるステップと
    を備える、飛行体情報管理方法。
  14. コンピュータにより実行されると、前記コンピュータを請求項1から9のいずれか一項に記載の前記飛行体情報管理装置として機能させる、プログラム。
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