JP7121127B2 - パラメータの学習方法および作業システム - Google Patents

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Description

本明細書は、パラメータの学習方法および作業システムを開示する。
従来、電子部品や機械部品などのワークが柔軟性のある支持部に供給され、ロボットにより採取されて所定の作業が行われる作業システムにおいて、支持部に供給されたワークのばら積み状態を解きほぐすために、支持部に下方から衝撃を付加するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、ワークの重さやサイズ、形状、材料などに応じてワークのばら積み状態を適切に解きほぐすことができるように、衝撃エネルギや付加ポイントなどのパラメータが可変となっている。さらに、衝撃を付加する前後の安定状態でワークを撮像し、撮像した画像を処理してワークの分離状態を認識し、変更したパラメータとワークの分離状態との関係を学習し続けることにより、適切なパラメータを決定している。
特許第3172494号公報
しかしながら、上述した作業システムでは、ワークの撮像を安定状態で行うから、支持部に付加した衝撃が収まった状態で撮像する必要がある。即ち、ワークの分離状態を認識する度に衝撃の付加を一時的に停止する必要があるから、学習し続けるために、衝撃の付加を停止している時間が長時間となる場合がある。そうなると、ワークのばら積み状態を解きほぐすのに時間がかかり作業効率の低下に繋がってしまう。
本開示は、ワークのばら積み状態を解きほぐすための作業効率を低下することなく、パラメータの学習を適切に行うことを主目的とする。
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示のパラメータの学習方法は、複数のワークのばら積み状態を所定の動作により解きほぐすアクチュエータを制御するためのパラメータの学習方法であって、前記所定の動作の実行中に前記複数のワークを撮像する動作中撮像ステップと、前記動作中撮像ステップで撮像された画像を処理して前記複数のワークの分離状態を評価する評価ステップと、前記評価ステップの評価結果と、実行中の前記所定の動作における前記パラメータとの関係を学習する学習ステップと、を含むことを要旨とする。
本開示のパラメータの学習方法は、複数のワークのばら積み状態を解きほぐす所定の動作の実行中に複数のワークを撮像し、撮像された画像を処理して複数のワークの分離状態を評価し、その評価結果と、実行中の所定の動作におけるパラメータとの関係を学習する。これにより、パラメータの学習を所定の動作の実行中に撮像された画像を用いて行うことができるから、学習のためにアクチュエータが所定の動作を中断する必要がない。このため、ワークのばら積み状態を解きほぐすための作業効率を低下することなく、パラメータの学習を適切に行うことができる。
作業システム10の構成の概略を示す構成図。 ワーク搬送装置20の構成の概略を示す構成図。 ワーク搬送装置20を裏側から見た部分外観図。 制御装置70の電気的な接続関係を示す説明図。 ワークWのばら積み状態が解きほぐされる様子を示す説明図。 制御装置70の機能を示すブロック図。 ほぐし動作制御ルーチンの一例を示すフローチャート。 ほぐし動作開始時処理の一例を示すフローチャート。 差分ΔA,ΔGの演算方法の一例を示す説明図。 領域面積A,重心Gの一例を示す説明図。
次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は作業システム10の構成の概略を示す構成図であり、図2はワーク搬送装置20の構成の概略を示す構成図であり、図3はワーク搬送装置20を裏側から見た部分外観図であり、図4は制御装置70の電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図1,2中、左右方向はX軸方向であり、前後方向はY軸方向であり、上下方向はZ軸方向である。
本実施形態の作業システム10は、供給ボックス12に収容されているワークWを載置台Tに移送して整列させるシステムである。この作業システム10は、図1に示すように、載置台搬送装置16と、ワーク搬送装置20と、供給ロボット40と、採取ロボット50とを備える。これらは、作業台11上に設置されている。
載置台搬送装置16は、前後方向(Y軸方向)に間隔を空けて左右方向(X軸方向)に架け渡された一対のベルトコンベアを有する。載置台Tは、ベルトコンベアによって左から右へと搬送される。
供給ロボット40は、機械部品や電機部品などの各種部品としてのワークWを供給ボックス12から取り出してワーク搬送装置20の供給エリアA1(図2参照)に供給するためのロボットである。この供給ロボット40は、垂直多関節型のロボットアーム41と、エンドエフェクタ42とを備える。ロボットアーム41は、複数のリンクと、各リンクを回転または旋回可能に連結する複数の関節と、各関節を駆動する駆動モータ44(図4参照)と、各関節の角度を検出するエンコーダ45(図4参照)とを有する。複数のリンクは、エンドエフェクタ42が取り付けられる先端リンクと、作業台11に固定される基端リンクとを含む。エンドエフェクタ42は、ワークWの保持とその解除とが可能となっている。エンドエフェクタ42は、例えば、メカチャックや吸着ノズル、電磁石などを用いることができ、供給エリアA1にワークWをばら積み状態で供給する。
採取ロボット50は、ワーク搬送装置20の採取エリアA2(図2参照)でワークWを採取して載置台T上に移送,整列させるためのロボットである。この採取ロボット50は、垂直多関節型のロボットアーム51と、エンドエフェクタ52とを備える。ロボットアーム51は、複数のリンクと、各リンクを回転または旋回可能に連結する複数の関節と、各関節を駆動する駆動モータ54(図4参照)と、各関節の角度を検出するエンコーダ55(図4参照)とを有する。複数のリンクは、エンドエフェクタ52が取り付けられる先端リンクと、作業台11に固定される基端リンクとを含む。エンドエフェクタ52は、ワークWの保持とその解除とが可能となっている。エンドエフェクタ52は、例えば、メカチャックや吸着ノズル、電磁石などを用いることができる。また、ロボットアーム51の先端リンクには、ワーク搬送装置20により搬送されたワークWや載置台搬送装置16により搬送された載置台Tを撮像してそれらの位置や状態を把握するためのカメラ53も取り付けられている。
ワーク搬送装置20は、図1,2に示すように、ワークWをそれぞれ供給エリアA1から採取エリアA2まで前後方向(Y軸方向)に搬送可能な複数の搬送レーン21を有する。ワーク搬送装置20の後方には、複数の搬送レーン21のそれぞれに供給するワークWを収容するための複数の供給ボックス12が配置されている。
ワーク搬送装置20は、コンベアベルト22と、仕切り25とを備える。コンベアベルト22は、図2に示すように、駆動ローラ23aと従動ローラ23bとに架け渡されている。コンベアベルト22は、上面部22a(載置部)にワークWが載置され、駆動モータ38(図4参照)により駆動ローラ23aを回転駆動することによってワークWをベルト送り方向に搬送する。コンベアベルト22の両サイドには、側壁24a,24bが設けられている。駆動ローラ23aおよび従動ローラ23bは、側壁24a,24bに回転自在に支持されている。また、図3に示すように、ワーク搬送装置20は、コンベアベルト22の上面部22aの裏側に支持プレート28を有する。支持プレート28は、上面部22aに載置されたワークWの重みによってコンベアベルト22が撓むのを防止する。また、支持プレート28は、複数の搬送レーン21の採取エリアA2に対応する位置にそれぞれ開口部28aが形成されている。各開口部28aの下方には、上面部22aを裏面から突き上げて上下動させるための上下動装置30が配置されている。上下動装置30は、当接体31と、開口部28aを貫通するように当接体31を上下動させるシリンダ32とを備える。シリンダ32は、側壁24a,24bに固定された支持台29に支持されている。仕切り25は、1つのコンベアベルト22(上面部22a)を複数の搬送レーン21に仕切る仕切り板である。仕切り25は、コンベアベルト22の両サイドに配置された側壁24a,24bに対して平行に延在し且つ各搬送レーン21が同じレーン幅となるように等間隔に配置される。
制御装置70は、図示は省略するが、CPUやROM、HDD、RAM、入出力インタフェース、通信インタフェースなどを備える周知のコンピュータとして構成されている。制御装置70には、供給ロボット40のエンコーダ45や採取ロボット50のエンコーダ55、カメラ53、入力装置80などからの各種信号が入力される。制御装置70からは、ワーク搬送装置20の駆動モータ38、上下動装置30(シリンダ32)、供給ロボット40の駆動モータ44、採取ロボット50の駆動モータ54、カメラ53、載置台搬送装置16などへの各種制御信号が出力される。
また、制御装置70は、上下動装置30のシリンダ32を制御するためのパラメータを学習し、学習結果に基づいて適切なパラメータを決定してシリンダ32を制御することが可能となっている。図5はワークWのばら積み状態が解きほぐされる様子を示す説明図である。図示するように、シリンダ32が当接体31を上下動(振動)させるほぐし動作により、ばら積み状態のワークWの塊が解きほぐされて分離状態となり、採取ロボット50によりワークWを採取し易いものとなる。制御装置70は、ワークWの重さやサイズ、形状、材料などのワークWの仕様に応じて、ワークWを解きほぐすのに適切なパラメータでシリンダ32を制御する。また、パラメータとしては、例えば、当接体31の上下動(振動)によりコンベアベルト22を突き上げる際の衝撃力や振動数などが挙げられる。
図6は制御装置70の機能を示すブロック図である。図示するように、制御装置70は、主にパラメータの学習を行うパラメータ学習部70Aと、主に適切なパラメータを決定して上下動装置30を駆動制御する駆動制御部70Bとを有する。パラメータ学習部70Aは、学習モデル71と、撮像処理部72と、評価処理部73と、学習処理部74とを有する。撮像処理部72は、ワークWのばら積み状態やワークWが解きほぐされた状態である分離状態をカメラ53に撮像させ、撮像された画像を入力する。評価処理部73は、撮像された画像を処理してワークWの分離状態に関する所定の評価値を演算して分離状態を評価する。学習処理部74は、実行中のほぐし動作におけるパラメータと、評価処理部73との評価結果との関係を公知の機械学習により学習し、ワークWの仕様などとの相関を含む学習モデル71を構築する。なお、学習の手法としては、例えば強化学習や遺伝的アルゴリズムなどが挙げられ、これら以外の手法を用いてもよい。駆動制御部70Bは、パラメータ決定部75と、駆動部76とを有する。パラメータ決定部75は、学習モデル71を用いてワークWの仕様などに応じたパラメータを決定したり、任意のパラメータを適宜決定したりする。駆動部76は、パラメータ決定部75により決定されたパラメータに基づいて、上下動装置30のシリンダ32を制御する。
こうして構成された作業システム10では、ワークWの供給制御と搬送制御、ほぐし動作制御、採取載置制御などの各制御が順に行われる。供給制御は、供給順序に従って供給ボックス12からワークWを採取して、対応する搬送レーン21の供給エリアA1に供給するように供給ロボット40を駆動制御することにより行われる。なお、供給順序は、例えば入力装置80の操作によってオペレータにより指定された順序などとする。搬送制御は、供給エリアA1に供給されたワークWが採取エリアA2に到達するようにワーク搬送装置20を駆動制御することにより行われる。ほぐし動作制御は、採取エリアA2にワークWが到達した状態などにおいて、採取エリアA2に対応する上下動装置30のシリンダ32を駆動制御することにより行われる。採取載置制御は、ほぐし動作制御により解きほぐされて分離状態となったワークWを採取して、載置台T上に整列して載置するように採取ロボット50を駆動制御することにより行われる。なお、採取載置制御では、採取エリアA2のワークWをカメラ53で撮像し、撮像された画像を処理して選定したワークWを採取するように採取ロボット50が駆動制御される。各搬送レーン21のワークWに対して行われるこれらの制御は、他の搬送レーン21のワークWに対する制御に影響を及ぼさなければ並行して実行されるものとすればよい。以下、ほぐし動作制御の詳細を、図7に示すほぐし動作制御ルーチンに基づいて説明する。
図7のほぐし動作制御ルーチンでは、制御装置70は、ほぐし動作の開始タイミングであるか否かを判定する(S100)。制御装置70は、搬送制御によりワークWが採取エリアA2に到達し上下動装置30が駆動できる状態である場合に、開始タイミングであると判定する。なお、制御装置70は、ほぐし動作を行っていくつかのワークWが採取された残りのワークWに対して、再度のほぐし動作が必要な場合などに開始タイミングであると判定することもある。制御装置70は、ほぐし動作の開始タイミングとなったと判定すると、図8に示すほぐし動作開始時処理を実行する(S105)。
図8のほぐし動作開始時処理では、制御装置70は、まず画像の撮像順を示す番号nを値1に初期化し(S200)、ほぐし動作の開始前にカメラ53で番号1の画像である画像1を撮像する(S205)。次に、制御装置70は、画像1を処理してワークWの塊の領域の外縁を検出してその領域面積A(1)と、領域面積A(1)の重心G(1)とを演算する(S210)。ワークWは、ばら積み状態で供給エリアA1に供給されて採取エリアA2まで搬送されるから、画像1では複数のワークWが絡み合って塊となっており、そのワークWの領域と背景となるコンベアベルト22の上面部22aとにおける輝度値などが異なる。このため、S210では、例えば画像1をグレースケール画像に変換し、そのグレースケール画像からワークWの塊と上面部22aとの境界をワークWの領域の外縁として検出し、その外縁に囲まれる領域の面積を領域面積A(n)(ここではA(1))として演算する。また、外縁に囲まれる領域の重心となる位置を重心G(n)(ここではG(1))として演算する。なお、制御装置70はグレースケール画像を用いるものに限られず、2値化画像を用いてもよい。続いて、制御装置70は、ほぐし動作のパラメータを設定し(S215)、設定したパラメータに基づいて上下動装置30のシリンダ32を駆動することによりほぐし動作を開始して(S220)、ほぐし動作開始時処理を終了する。制御装置70は、S215では学習モデル71から今回のワークWに適したパラメータを選択して設定する。なお、制御装置70は、ワークWが新規であるなど選択が困難な場合に、任意のパラメータを適宜設定してもよい。
こうしてS105のほぐし動作開始時処理を実行すると、制御装置70は、ほぐし動作中の所定タイミングとなったか否かを判定する(S110)。ここで、所定タイミングは、ほぐし動作を開始してから所定時間が経過する毎のタイミングとしてもよいし、上下動装置30のシリンダ32が上下動を所定回数行う毎のタイミングなどとしてもよい。この所定タイミングは、ほぐし動作を開始してから終了するまでに複数回発生するものとする。制御装置70は、S110で所定タイミングとなったと判定すると、番号nを値1インクリメントすることにより番号nを更新し(S115)、ほぐし動作の実行中にカメラ53で番号nの画像である画像nを撮像する(S120)。なお、ほぐし動作の実行中に画像nを撮像するとは、シリンダ32の連続的な上下動を中断することなく画像nを撮像することをいう。このため、ワークWが振動により様々な方向に跳ねたりしている状態で画像nが撮像されるから、各ワークWがぶれた状態の画像となる。
続いて、制御装置70は、画像nを処理して領域面積A(n)と重心G(n)とを演算すると共に(S125)、ワークWが採取ロボット50による採取可能な程度に十分に分離(拡散)されたか否かを判定する(S130)。なお、S125の処理は、ワークWがぶれた画像nを用いる点を除いて、ほぐし動作開始時処理のS210と同様に行われる。なお、ワークWがぶれた画像nであっても、ワークWの塊とコンベアベルト22の上面部22aとの大凡の境界を検出することは可能であるから、ワークWの領域の外縁を検出して領域面積A(n)と重心G(n)とを演算することができる。また、制御装置70は、処理した画像nから個々のワークWをいくつか認識できるために採取ロボット50で採取可能な状態となった場合に、S130でワークWが十分に分離されたと判定する。あるいは、制御装置70は、例えばワークWの仕様やその数などに基づいてワークWが十分に分離された状態となる領域面積Aeを予測し、S125で演算したワークWの領域面積A(n)が領域面積Ae以上となった場合に、ワークWが十分に分離されたと判定する。
制御装置70は、S130でワークWが十分に分離されていないと判定すると、評価値としての差分ΔAおよび差分ΔGをそれぞれ演算して分離状態の評価を行う(S135)。ここで、差分ΔAは、領域面積A(n)と基準の領域面積との面積差として演算される。また、差分ΔGは、重心G(n)と基準の重心との距離差として演算される。
図9は差分ΔA,ΔGの演算方法の一例を示す説明図である。図9Aに示す方法では、ほぐし動作開始時処理で撮像された画像1の領域面積A(1)と重心G(1)とが基準として用いられて、差分ΔA(A(n)-A(1))や差分ΔG(G(n)-G(1))が演算される。この方法では、ほぐし動作の開始前に撮像されたためにワークWが静止しておりぶれのない鮮明な画像1と比較して、差分ΔA,ΔGを精度よく演算することができる。また、ほぐし動作時間が長くなるにつれて差分ΔA,ΔGが顕著に現れる場合があるから、評価がし易いものとなって学習をより適切に行うことができる。図9Bに示す方法では、画像nが撮像された所定タイミングに対して直前の所定タイミングで撮像された画像(n-1)の領域面積A(n-1)と重心G(n-1)とが基準として用いられて、差分ΔA(A(n)-A(n-1))や差分ΔG(G(n)-G(n-1))が演算される。この方法では、後述する処理でほぐし動作中にパラメータを変更した場合などにおいても評価を行うことができる。即ち、制御装置70は、ほぐし動作を継続しながらパラメータを変更して評価を行うことができるから、ほぐし動作を中断することなくパラメータの学習を適切に行うことができる。なお、例えば入力装置80の操作によるオペレータの指定に基づいて図9A,図9Bに示す方法のいずれかを選択してもよいし、後述するパラメータの変更に伴って図9Aに示す方法から図9Bに示す方法に変更してもよい。
また、図10は領域面積A,重心Gの一例を示す説明図である。図10では、図9Aに示す方法で用いられる基準としての領域面積A(1)や重心G(1)を実線で示し、画像nの領域面積A(n)や重心G(n)を点線で示す。図10Aでは、重心Gがほとんど変わらずに領域面積Aが大きくなっており、差分ΔGが小さく差分ΔAが大きな状態を示す。このような状態は、ワークWが採取エリアA2から大きく外れることなく解きほぐされて分離されていく状態であるから、評価が高いものとなる。また、図10Bでは、領域面積Aがほとんど変わらずに重心Gが移動しており、差分ΔAが小さく差分ΔGが大きな状態を示す。このような状態は、ワークWの塊が十分に解きほぐされることなく全体的にワークWの位置がずれていくから、評価が低いものとなる。このように、ほぐし動作中に撮像されてワークWがぶれた画像nを用いても、簡易な処理でワークWの塊の領域を検出して分離状態の評価を行うことができる。なお、図示は省略するが、重心Gが移動していても領域面積Aが大きくなっていればワークWの塊が解きほぐされていると評価することができるから、図10Bよりは評価が高いものとなる。
制御装置70は、現在のパラメータに対するこのような評価結果を学習することにより学習モデル71を更新し(S140)、より適したパラメータに変更が必要か否かを判定する(S145)。制御装置70は、更新された学習モデル71から、現在のワークWに対してより適したパラメータを選択できるか否かに基づいてS145の判定を行う。制御装置70は、パラメータの変更が必要と判定すると、より適したパラメータに変更してほぐし動作を継続して(S150)、S110に戻る。一方、制御装置70は、現在のパラメータに対する分離状態の評価が比較的高いなどにより、パラメータの変更が不要と判定すると、現在のパラメータのままでほぐし動作を継続して(S155)、S110に戻る。制御装置70は、こうした処理を実行するうちに、S130でワークWが十分に分離されたと判定すると、上下動装置30のシリンダ32の駆動を停止させることで、ほぐし動作を終了して(S160)、S100に戻る。
ここで、本実施形態の構成要素と本開示の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の上下動装置30のシリンダ32がアクチュエータに相当し、図7のほぐし動作制御ルーチンのS120が動作中撮像ステップに相当し、同処理のS125,S135が評価ステップに相当し、同処理のS140が学習ステップに相当する。図7のほぐし動作開始時処理のS205が動作前撮像ステップに相当し、同処理のS210が取得ステップに相当する。また、作業システム10が作業システムに相当し、採取ロボット50がロボットに相当し、カメラ53が撮像装置に相当し、ほぐし動作制御ルーチンのS120を実行する撮像処理部72が撮像処理部に相当し、同処理のS125,S135を実行する評価処理部73が評価処理部に相当し、同処理のS140を実行する学習処理部74が学習処理部に相当する。
以上説明した本実施形態のパラメータの学習方法では、複数のワークWのほぐし動作中に撮像した画像nを処理して複数のワークWの分離状態を評価し、その評価結果と、実行中のほぐし動作におけるパラメータとの関係を学習する。このため、学習のために上下動装置30がほぐし動作を中断する必要がないから、ほぐし動作の作業効率を低下することなく学習を適切に行うことができる。
また、ほぐし動作の開始前に撮像した画像1を処理して複数のワークWのばら積み状態を取得し、そのばら積み状態を基準としてワークWの分離状態を評価するから、評価値を精度よく取得して学習をより適切に行うことができる。また、ほぐし動作中の所定のタイミング毎に撮像した画像nに対し、直前の画像(n-1)を基準としてワークWの分離状態を評価するから、ほぐし動作中にパラメータが変更された場合でも、ほぐし動作を中断することなく、評価値を取得して学習を行うことができる。
また、ワークWの領域の外縁に囲まれる領域面積A(n)を用いて分離状態を評価するから、鮮明な画像が得られない場合であっても、簡易な処理で分離状態を適切に評価することができる。また、領域面積A(n)とその重心G(n)とを用いて分離状態を評価するから、さらに適切に分離状態を評価することができる。
なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、領域面積A(n)と重心G(n)とを用いて評価を行うものとしたが、これに限られず、領域面積A(n)のみを用いるものとしてもよいし、別の評価値を用いるものとしてもよい。例えば、ばら積み状態が解きほぐされていくうちにワークWの塊の高さも減少していくから、側方から撮像された画像からワークWの塊の高さを検出し、その高さを評価値として用いるものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、評価する際の基準として、画像1におけるワークWのばら積み状態や直前の画像nにおけるワークWの分離状態を用いるものとしたが、これに限られず、基準として用いられるのはいずれか一方のみとしてもよい。あるいは、パラメータの変更直前に撮像された画像nやパラメータの変更直後に撮像された画像nにおけるワークWの分離状態を基準として用いるものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、ワーク搬送装置20は、搬送レーン21ごとに上下動装置30を備えるものとしたが、1つの上下動装置30で複数の搬送レーン21の上面部22aをまとめて上下動させるものとしてもよい。この場合、ワーク搬送装置20は、複数の搬送レーン21に跨がるように開口部が形成された支持プレートを備えるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ワーク搬送装置20は、コンベアベルト22(上面部22a)の採取エリアA2を上下動させる上下動装置30を備えるものとしたが、供給エリアA1やその他の領域を上下動させる上下動装置30を配置してもよい。
上述した実施形態では、ワークWのばら積み状態を解きほぐすアクチュエータとして上下動装置30のシリンダ32を例示したが、これに限られるものではない。例えば、ハケのようなならし部材をX軸方向またはY軸方向に往復動させるアクチュエータによりワークWを解きほぐしてもよい。その場合でも、ならし部材が往動端位置や復動端位置に移動した際などに画像nを撮像することで、アクチュエータの往復動を中断することなくワークWの分離状態を評価して学習することが可能である。なお、パラメータとしては、ならし部材をワークWに当てる角度や往復動の速さなどが挙げられる。また、例えば採取ロボット50のエンドエフェクタ52としてならし部材を取付可能とし、採取ロボット50にほぐし動作(ならし動作)を実行させてもよい。そのようにする場合、採取ロボット50のアクチュエータとしての駆動モータ54を制御するためのパラメータを学習するものとすればよい。このように、所定の作動によりワークを解きほぐすアクチュエータが、ワークを採取して所定作業を行うロボットに含まれるものなどとしてもよい。
ここで、本開示のコンピュータによるパラメータの学習方法および作業システムは、以下のように構成してもよい。例えば、本開示のパラメータの学習方法において、前記所定の動作の開始前に、前記複数のワークを撮像する動作前撮像ステップと、前記動作前撮像ステップで撮像された画像を処理して前記複数のワークのばら積み状態を取得する取得ステップと、を含み、前記評価ステップでは、前記取得ステップで取得されたばら積み状態を基準として用いて、前記分離状態を評価するものとしてもよい。こうすれば、作動の実行開始前に撮像された比較的鮮明な画像を基準として分離状態を精度よく評価することができるから、学習をより適切に行うことができる。
本開示のパラメータの学習方法において、前記動作中撮像ステップでは、前記所定の動作の実行中における所定のタイミング毎に、前記複数のワークを撮像し、前記評価ステップでは、前記動作中撮像ステップで画像が撮像される毎に、その直前の前記動作中撮像ステップで撮像された画像を処理した際の直前の前記分離状態を基準として用いて、前記分離状態を評価するものとしてもよい。こうすれば、所定の動作の実行中にパラメータが変更された場合などにおいても、分離状態の変化を適切に把握することができるから、学習をより適切に行うことができる。
本開示のパラメータの学習方法において、前記評価ステップでは、前記画像を処理して前記複数のワークが存在する領域の外縁を検出して前記領域の面積を演算し、前記面積に基づいて前記分離状態を評価するものとしてもよい。こうすれば、所定の動作の実行中に画像を撮像するために鮮明な画像が得られない場合であっても、簡易な処理で分離状態を適切に評価することができる。
本開示の作業システムは、複数のワークのばら積み状態を所定の動作により解きほぐすアクチュエータと、前記ワークを採取して所定の作業を行うロボットと、画像を撮像する撮像装置と、を備える作業システムであって、前記所定の動作の実行中に前記撮像装置により前記複数のワークを撮像させる撮像処理部と、撮像された画像を処理して前記複数のワークの分離状態を評価する評価処理部と、前記評価処理部の評価結果と、実行中の前記所定の動作における前記パラメータとの関係を学習する学習処理部と、を備えることを要旨とする。
本開示の作業システムは、上述したパラメータの学習方法と同様に、所定の動作を実行するアクチュエータを制御するためのパラメータの学習を、所定の動作の実行中に撮像された画像を用いて行うことができるから、学習のために作業装置が所定の動作を中断する必要がない。このため、ワークのばら積み状態を解きほぐすための作業効率を低下することなく、パラメータの学習を適切に行うことができる。なお、この作業システムにおいて、パラメータの学習方法の各ステップを実現するような機能を追加してもよい。
本開示は、作業システムの製造産業などに利用可能である。
10 作業システム、11 作業台、12 供給ボックス、16 載置台搬送装置、20 ワーク搬送装置、21 搬送レーン、22 コンベアベルト、22a 上面部、23a 駆動ローラ、23b 従動ローラ、24a,24b 側壁、28 支持プレート、28a 開口部、29 支持台、30 上下動装置、31 当接体、32 シリンダ、38 駆動モータ、40 供給ロボット、41 ロボットアーム、42 エンドエフェクタ、44 駆動モータ、45 エンコーダ、50 採取ロボット、51 ロボットアーム、52 エンドエフェクタ、53 カメラ、54 駆動モータ、55 エンコーダ、70 制御装置、70A パラメータ学習部、70B 駆動制御部、71 学習モデル、72 撮像処理部、73 評価処理部、74 学習処理部、75 パラメータ決定部、76 駆動部、80 入力装置、T 載置台。

Claims (3)

  1. 複数のワークのばら積み状態を所定の動作により解きほぐすアクチュエータを制御するためのパラメータの学習方法であって、
    前記所定の動作の実行中に前記複数のワークを撮像する動作中撮像ステップと、
    前記動作中撮像ステップで撮像された画像を処理して前記複数のワークの分離状態を評価する評価ステップと、
    前記評価ステップの評価結果と、実行中の前記所定の動作における前記パラメータとの関係を学習する学習ステップと、
    前記所定の動作の開始前に前記複数のワークを撮像する動作前撮像ステップと、
    前記動作前撮像ステップで撮像された画像を処理して前記複数のワークのばら積み状態を取得する取得ステップと、を含み、
    前記評価ステップでは、前記取得ステップで取得されたばら積み状態を基準として用いて、前記分離状態を評価する
    ラメータの学習方法。
  2. 請求項1に記載のパラメータの学習方法であって、
    前記評価ステップでは、前記画像を処理して前記複数のワークが存在する領域の外縁を検出して前記領域の面積を演算し、前記面積に基づいて前記分離状態を評価する
    パラメータの学習方法。
  3. 複数のワークのばら積み状態を所定の動作により解きほぐすアクチュエータと、前記ワークを採取して所定の作業を行うロボットと、画像を撮像する撮像装置と、を備える作業システムであって、
    前記所定の動作の実行中に前記撮像装置により前記複数のワークを撮像させる撮像処理部と、
    撮像された画像を処理して前記複数のワークの分離状態を評価する評価処理部と、
    前記評価処理部の評価結果と、実行中の前記所定の動作において前記アクチュエータを制御するためのパラメータとの関係を学習する学習処理部と、
    を備え
    前記撮像処理部は、前記所定の動作の開始前に前記撮像装置により前記複数のワークを撮像させ、
    前記評価処理部は、前記所定の動作の開始前に撮像された画像を処理して前記複数のワークのばら積み状態を取得し、該取得したばら積み状態を基準として用いて、前記分離状態を評価する
    業システム。
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