JP7119591B2 - 電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法 - Google Patents

電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法に関する。
従来、複数の電子モジュールを連結させた構造が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、複数の太陽電池パネルを、ケーブルを介して連結させた構造が開示されている。
特開2012-227286号公報
ところで、電子モジュールを備える構造は、非使用時において収納可能及び運搬可能なように、折畳み可能であることが望まれる場合がある。しかしながら、従来の電子モジュールを備える構造では、当該構造を折畳むことが考慮されていない。そのため、従来の構造では、電子モジュールを備える構造をコンパクトに折畳めない場合があり、当該構造をコンパクトに収納できない場合がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決し、コンパクトに収納可能な電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、本発明の電子モジュールは、平面視において略長方形の回路要素と、前記回路要素の表面上に位置する底面を有し、前記回路要素の第1辺を狭持するハウジングと、を備え、前記底面は、前記第1辺に略平行であり、前記底面から前記第1辺に対向する前記回路要素の第2辺に下ろした垂線の長さをLとし、前記底面に略平行な前記回路要素の幅をWとするとき、L≦Wの関係を満たす。ハウジングの底面が回路要素の第1辺に略平行となることで、収納状態において、電子モジュールのハウジングの底面に、他の電子モジュールの回路要素の側面は、それぞれ接することができる。このような構成により、収納状態において電子モジュール同士がずれる虞を低減することができる。さらに、L≦Wの関係を満たすことにより、電子モジュール同士を上下に安定して重ねることができる。よって、本発明によれば、複数の電子モジュールを備える電子モジュール群をコンパクトに収納することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、前記側面は、前記第1辺を起点として前記底面に向けて湾曲する第1湾曲部を含むことが好ましい。このような構成とすることで、例えばハウジングを介して回路要素に力が加えられるとき、ハウジングの側面とハウジングの底面との境界付近において、回路要素への応力の集中を低減することができる。また、このような構成とすることで、例えばハウジングを介して回路要素に力が加えられるとき、回路要素の第1辺への応力の集中を低減することができる。回路要素への応力の集中を低減することで、回路要素が破損する虞を低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、前記側面は、前記回路要素の表面に略垂直な方向から当該表面に略平行な方向に向けて湾曲する第2湾曲部を含むことが好ましい。このような構成とすることで、例えば使用者がハウジングをつまむことにより、ハウジングの正面に押圧が加えられても、回路要素にかかる応力を分散させることができる。回路要素にかかる応力を分散させることで、回路要素が破損する虞を低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記ハウジングは、前記回路要素に略平行な正面及び背面をさらに有することが好ましい。このような構成により、収納状態において、電子モジュールのハウジングが嵩張る虞を低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記底面は、前記回路要素の表面に略垂直であることが好ましい。このような構成により、収納状態において、電子モジュールの回路要素の側面が他の電子モジュールのハウジングの底面に接する接触面積を増加させることができる。当該接触面積を増加させることで、収納状態において複数の電子モジュールがずれる虞をより低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記底面の前記第1辺に略平行な方向に沿った長さをSとするとき、(W-S)/2≦Lの関係を満たすことが好ましい。このような構成とすることで、電子モジュールの回路要素の側面が、他の電子モジュールのハウジングの底面に接することができる。電子モジュールの回路要素の側面が他の電子モジュールのハウジングの底面に接することで、収納状態において複数の電子モジュールがずれる虞を低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記底面の前記第1辺に略平行な方向に沿った長さをSとするとき、(W+S)/2≦Lの関係を満たすことが好ましい。このような構成とすることで、電子モジュールの回路要素の側面が、他の電子モジュールのハウジングの底面に接触する接触面積を増加させることができる。当該接触面積が増加することで、複数の電子モジュールがずれる虞をより低減することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、前記側面には、ケーブルが延出する開口部が設けられることが好ましい。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、前記ハウジングは、前記開口部が設けられる第1ハウジングと、前記第1辺を狭持する第2ハウジングとを有し、前記第1ハウジングと、前記第2ハウジングとは、脱着可能であることが好ましい。このような構成によって、例えば回路要素が故障した場合、故障した回路要素を、新しい回路要素に取り替えることができる。つまり、電子モジュールの修理が容易になる。また、ケーブルにより連結された状態を保持したまま、使用者が任意に異なる種類の回路要素に交換することができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、互いに隣接する前記電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≧(W+2×H-X)/√2の関係式を満たすことが好ましい。このような構成によって、ケーブルを電子モジュールに取り付けた状態で、当該電子モジュールを備える電子モジュール群を収納状態にすることができる。
ここで、本発明の電子モジュールにおいて、互いに隣接する前記電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≦(W+2×H-X)の関係式を満たすことが好ましい。このような構成によって、ケーブルを電子モジュールに取り付けた状態で収納状態にした電子モジュール群をボックスに収容する場合に、ケーブルが嵩張る虞を低減することができる。
また、本発明の複数の電子モジュールを備える電子モジュール群の収納方法において、前記電子モジュールは、平面視において略長方形であり、第1辺と、当該第1辺に対向する第2辺と、当該第1辺に略垂直な第3辺とを有する回路要素と、前記回路要素の表面上に位置する底面を有し、前記第1辺を狭持するハウジングと、を備え、前記底面は、前記第1辺に略平行であり、前記底面から前記第1辺に対向する前記回路要素の第2辺に下ろした垂線の長さをLとし、前記底面に略平行な前記回路要素の幅をWとするとき、L≦Wの関係を満たし、前記電子モジュール群の収納方法は、既に上下に重ねられた前記電子モジュールのうちの最上位の前記電子モジュールの前記回路要素に対して、次に重ねる前記電子モジュールの前記回路要素を、90°回転させる回転工程と、前記回転工程において回転させた前記電子モジュールの前記回路要素の前記第3辺が前記最上位の前記電子モジュールの前記回路要素の前記底面に接するように、前記回転させた前記電子モジュールの前記回路要素を、前記最上位の前記電子モジュールの前記回路要素に重ねる重ね工程と、を含む。このような収納方法によって、電子モジュール群をコンパクトに収納することができる。
本発明によれば、コンパクトに収納可能な電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電子モジュール群の展開状態における平面図である。 図1に示す電子モジュール群の収納状態における平面図である。 図2に示すA-A線に沿った電子モジュール群の断面図である。 図1に示す電子モジュールの平面図である。 図1に示す電子モジュールの右側面図である。 図1に示す電子モジュールの斜視図である。 図1に示すケーブルの長さの説明図である。 図1に示す回路要素の形状の説明図である。 比較例に係る回路要素の形状の説明図である。 本発明の一実施形態に係る電子モジュール群の収納方法を示すフローチャートである。 図10に示す重ね工程における電子モジュール群の一例を示す図である。 図10に示す重ね工程における電子モジュール群の他の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る電子モジュールの平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る電子モジュールの平面図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。各図において共通の構成要素には、同一符号を付す。
[電子モジュール群の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子モジュール群1の展開状態における平面図である。図2は、図1に示す電子モジュール群1の収納状態における平面図である。図3は、図2に示すA-A線に沿った電子モジュール群1の断面図である。
電子モジュール群1は、図1に示すように、電子モジュール10-1,10-2,10-3,10-4と、ケーブル40とを備える。以下、電子モジュール10-1~10-4を特に区別しない場合、電子モジュール10-1~10-4は、「電子モジュール10」と記す。図1に示す電子モジュール群1は、4つの電子モジュール10を備える。ただし、電子モジュール群1が備える電子モジュール10の数は、4つに限定されない。電子モジュール群1が備える電子モジュール10の数は、3つ以下であってよいし、5つ以上であってよい。
電子モジュール群1は、使用時、図1に示す展開状態となり得る。ここで、本開示において「展開状態」とは、電子モジュール10が互いに重ならないように配置された状態を意味する。展開状態において、電子モジュール10は、互いに重ならないようにして、ケーブル40から吊り下げられた状態であってよい。又は、展開状態において、電子モジュール10は、互いに重ならないようにして、地面等に広げて配置された状態であってよい。
電子モジュール群1は、非使用時、図2及び図3に示す収納状態となり得る。ここで、本開示において「収納状態」とは、電子モジュール10が上下に重ねられた状態を意味する。収納状態では、ケーブル40は、電子モジュール10から外されてもよい。換言すると、電子モジュール10は、ケーブル40から外れた後、上下に重ねられてよい。電子モジュール群1を図1に示す展開状態から図2及び図3に示す収納状態にするための、電子モジュール群1の収納方法については、後述する。
なお、本開示において、電子モジュール群1の使用時の連結形態は、図1に示すような電子モジュール10とケーブル40が一連となって交互に連結される形態に限定されない。電子モジュール群1は、収納時に例えばケーブル40等の連結部材を取り外すことにより、図2及び図3に示す収納状態になることが可能であれば、使用時にいかなる形態で連結されていてもよい。
電子モジュール10は、任意の電子機器であってよい。電子モジュール10の例として、環境発電装置、負荷装置及び充電装置等が挙げられる。
環境発電装置は、外部環境中のエネルギーを利用して発電する装置である。環境発電装置の例として、太陽光を利用して発電する太陽電池装置、振動を利用して発電する振動発電装置、及び、地熱を利用して発電する地熱発電装置等が挙げられる。電子モジュール10が環境発電装置である場合、当該電子モジュール10が発電した電力は、ケーブル40を介して、負荷装置又は充電装置である他の電子モジュール10に供給される。
負荷装置は、電力を消費することにより、所望の機能を発揮する装置である。負荷装置の例として、LED等の照明機器及び音響機器等が挙げられる。電子モジュール10が負荷装置である場合、当該電子モジュール10には、ケーブル40を介して、環境発電装置又は充電装置である他の電子モジュール10からの電力が供給される。
充電装置は、電力を蓄えることができる。電子モジュール10が充電装置である場合、当該電子モジュール10には、環境発電装置である他の電子モジュール10が発電した電力がケーブル40を介して供給される。充電装置である電子モジュール10は、当該電力によって充電される。また、充電装置である電子モジュール10は、蓄えた電力を、ケーブル40を介して、負荷装置である他の電子モジュール10に供給する。
ケーブル40は、複数の電子モジュール10を機械的、且つ電気的に接続する。ケーブル40は、電子モジュール群1が展開状態であるとき、図1に示すように、略直線状に張られてよい。また、ケーブル40は、電子モジュール群1が収納状態であるとき、図2に示すように巻かれてもよい。また、ケーブル40は、電子モジュール群1を収納する際、電子モジュール10から外されてよい。
[電子モジュールの構成]
図4は、図1に示す電子モジュール10の平面図である。図5は、図1に示す電子モジュール10の右側面図である。図6は、図1に示す電子モジュール10の斜視図である。なお、図4には、後述の正極端子21A及び負極端子21Bの位置を破線で示す。また、図4には、後述の配線32A,32Bの位置、及び、後述の芯線41A,41Bの位置を破線で示す。
電子モジュール10は、図4から図6に示すように、ハウジング20と、回路要素30とを備える。
ハウジング20は、図6に示すように、回路要素30の第1辺33aを狭持する。ハウジング20は、図4に示すように、ハウジング20の内部に、正極端子21A及び負極端子21Bを有する。また、ハウジング20は、図5及び図6に示すように、底面22と、2つの側面すなわち側面23A,23Bと、正面26と、背面27と、開口部28A,28Bとを有する。
図4に示す正極端子21A,21Bは、それぞれ、導電性を有する。正極端子21Aの一端は、図4に示すように、ケーブル40の芯線41Aに電気的に接続される。正極端子21Aの他端は、回路要素30の配線32Aに電気的に接続される。負極端子21Bの一端は、図4に示すように、ケーブル40の芯線41Bに電気的に接続される。負極端子21Bの他端は、回路要素30の配線32Bに電気的に接続される。
底面22は、図6に示すように、回路要素30の表面上に位置する。底面22は、略長方形である回路要素30の第1辺33aに略平行である。このような構成により、収納状態では、上述の図3に示すように、電子モジュール10-2の底面22に、電子モジュール10-1の回路要素30の側面及び電子モジュール10-3の回路要素30の側面は、それぞれ接することができる。電子モジュール10-2の底面22に、電子モジュール10-1,10-3の回路要素30の側面がそれぞれ接することで、収納状態において電子モジュール10-2と電子モジュール10-1,10-3とがずれる虞を低減することができる。
底面22は、図6に示すように、回路要素30の表面に略垂直であってよい。このような構成により、収納状態において、電子モジュール10-1,10-3のそれぞれの回路要素30の側面が電子モジュール10-2の底面22に接する接触面積を増加させることができる。当該接触面積を増加させることで、収納状態において電子モジュール10-2と電子モジュール10-1,10-3とがずれる虞をより低減することができる。
側面23Aと側面23Bは、互いに対向する。側面23A及び側面23Bは、底面22の両端にそれぞれ接続される。例えば、側面23Aは、底面22の一方の端部に接続される。例えば、側面23Bは、底面の他方の端部に接続される。
側面23Aは、図6に示すように、ハウジング20の一方側において、正面26と背面27とを接続する。側面23Bは、図5に示すように、ハウジング20の他方側において、正面26と背面27とを接続する。
側面23Aは、図6に示すように、第1湾曲部24A及び第2湾曲部25Aを含んでよい。第1湾曲部24Aは、回路要素30の第1辺33aを起点として、底面22に向けて湾曲する。このような構成とすることで、例えばハウジング20を介して回路要素30に力が加えられるとき、側面23Aと底面22との境界付近において、回路要素30への応力の集中を低減することができる。また、このような構成とすることで、例えばハウジング20を介して回路要素30に力が加えられるとき、回路要素の第1辺33aへの応力の集中を低減することができる。回路要素30への応力の集中を低減することで、回路要素30が破損する虞を低減することができる。第2湾曲部25Aは、回路要素30の表面に略垂直な方向から、回路要素30の表面に略平行な方向に向けて湾曲する。このような構成とすることで、例えば使用者がハウジング20をつまむことにより、ハウジング20の正面26に押圧が加えられても、回路要素30にかかる応力を分散させることができる。回路要素30にかかる応力を分散させることで、回路要素30が破損する虞を低減することができる。
側面23Aと同様に、側面23Bは、図5に示すように、第1湾曲部24B及び第2湾曲部25Bを含んでよい。第1湾曲部24Bによって、上述と同様に、例えばハウジング20を介して回路要素30に力が加えられるとき、側面23Bと底面22との境界付近において、回路要素30への応力の集中を低減することができる。また、第1湾曲部24Bによって、上述と同様に、例えばハウジング20を介して回路要素30に力が加えられるとき、回路要素の第1辺33aへの応力の集中を低減することができる。このような構成により、上述と同様に、回路要素30が破損する虞を低減することができる。第2湾曲部25Bによって、例えば使用者がハウジング20をつまむことにより、ハウジング20の正面26に押圧が加えられときに、回路要素30にかかる応力を分散させることができ、回路要素30が破損する虞を低減することができる。
正面26は、図5に示すように、回路要素30の表面に略平行である。背面27は、図5に示すように、回路要素30の表面に略平行である。このような構成とすることで、5つ以上の電子モジュール10を収納する場合、電子モジュール10のハウジング20が上下に嵩張る虞を低減することができる。例えば、上述の図3において、5つ目の電子モジュール10-0を電子モジュール10-1の下に重ねる場合を想定する。この想定では、電子モジュール10-0のハウジング20の上に、電子モジュール10-4のハウジング20が重ねられる。この場合、電子モジュール10-0のハウジング20の正面26と電子モジュール10-4のハウジング20の背面27とが略平行となる。電子モジュール10-0のハウジング20の正面26と電子モジュール10-4のハウジング20の背面27とが略平行なることで、電子モジュール10-0のハウジング20と電子モジュール10-4のハウジング20とが嵩張る虞を低減することができる。
図5に示すように、回路要素30の正面26側の表面から正面26までの高さT1は、回路要素30の厚さD以上であってよい。つまり、電子モジュール群1では、T1≧Dの関係を満たしてよい。このような構成とすることで、上述の図3に示すように、収納状態において、電子モジュール10-3の回路要素30の側面が電子モジュール10-2のハウジング20の底面22に接触する接触面積を増加させることができる。当該接触面積を増加させることで、収納状態において電子モジュール10-2と電子モジュール10-3とがずれる虞を低減することができる。
図5に示すように、回路要素30の背面27側の表面から背面27までの高さT2は、回路要素30の厚さD以上であってよい。つまり、電子モジュール群1では、T2≧Dの関係を満たしてよい。このような構成とすることで、上述の図3に示すように、収納状態において、電子モジュール10-1の回路要素30の側面が電子モジュール10-2のハウジング20に接触する接触面積を増加させることができる。当該接触面積を増加させることで、収納状態において電子モジュール10-1と電子モジュール10-2とがずれる虞を低減することができる。
ここで、図5に示す高さT1と高さT2との和は、回路要素30の厚さDの3倍以下であってよい。つまり、電子モジュール群1では、T1+T2≦3×Dの関係を満たしてよい。このような構成とすることで、5つ以上の電子モジュール10を収納する場合、電子モジュール10のハウジング20が上下に嵩張る虞を低減することができる。例えば、上述の図3において、高さT1と高さT2との和が回路要素30の厚さDの3倍以下となることで、電子モジュール10-0のハウジング20と電子モジュール10-4のハウジング20とが嵩張る虞を低減することができる。
また、図5に示す高さT1と高さT2とは、等しくてよい。つまり、正面26と背面27とは、回路要素30に対して対称となる位置に、設けられてよい。このような構成により、複数の電子モジュール10をより安定して上下に重ねることができる。
開口部28Aは、図6に示すように、側面23Aに設けられる。開口部28Aからは、ケーブル40が延出する。開口部28Bは、図5に示すように、側面23Bに設けられる。開口部28Bからは、ケーブル40が延出する。
回路要素30は、図4に示すように、平面視において略長方形である。なお、本開示において「長方形」は、4つの内角が全て90°で、且つ2つの対角線の長さが等しい四角形を意味する。従って、本開示において「長方形」は、正方形を含む。回路要素30は、幾何学的に、図6に示すように、第1辺33aと、第1辺33aに対向する第2辺33bと、第1辺33aに略垂直な第3辺33cと、第3辺33cに対向する第4辺33dとを有する。回路要素30の幾何学的な特徴(形状)については、図8を参照して後述する。
回路要素30は、図4に示すように、回路領域31と、配線32A,32Bとを有する。回路要素30が有する構成要素は、これらに限定されない。例えば、回路要素30は、回路領域31及び配線32A,32Bを封止する封止部材をさらに有してよい。
図4に示す回路領域31は、電子モジュール10の用途に応じて、適宜構成されてよい。例えば電子モジュール10が太陽電池装置である場合、回路領域31は、色素増感系太陽電池等の太陽電池セルを含んで構成されてよい。また、例えば電子モジュール10が照明機器である場合、回路領域31は、LEDを含んで構成されてよい。また、例えば電子モジュール10が音響機器である場合、回路領域31は、アンプ及びスピーカを含んで構成されてよい。また、例えば電子モジュール10が充電装置である場合、回路領域31は、薄型リチウムイオン電池及び/又はニッケル水素電池等を含んで構成されてよい。
図4に示す配線32A,32Bは、回路領域31から延在する。配線32Aは、正極側の配線である。配線32Aは、ハウジング20に収容される正極端子21Aと電気的に接続される。配線32Bは、負極側の配線である。配線32Bは、ハウジング20に収容される負極端子21Bと電気的に接続される。
図4に示すケーブル40は、芯線41A,41Bを有する。ケーブル40は、芯線41A,41Bを覆う絶縁部材をさらに有してよい。
芯線41A,41Bは、導電性を有する。芯線41Aは、図4に示すように、ハウジング20の正極端子21Aに電気的に接続される。芯線41Bは、図4に示すように、ハウジング20の負極端子21Bに電気的に接続される。
ここで、ケーブル40の長さについて、図7を参照して説明する。図7は、図1に示すケーブル40の長さの説明図である。
以下、長さHは、ハウジング20の開口部28A(又は開口部28B)からハウジング20の底面22を含む平面に下ろした垂線の長さである。幅Wは、底面22に略平行な回路要素30の幅である。長さMは、上述の図1に示すように、互いに隣接する電子モジュール10の間のケーブル40の長さである。例えば、長さMは、電子モジュール10-1の開口部28Bから、電子モジュール10-2の開口部28Aまでのケーブル40の長さである。幅Xは、底面22に略平行なハウジング20の幅である。
破線P1は、上述の図2に示すケーブル40の形状の一例を示す。破線P2は、ケーブル40の長さが最小値となるときの収納状態におけるケーブル40の形状の一例を示す。破線P3は、収納状態の電子モジュール群1をボックスに収容する場合において、ケーブル40の長さが好適な最大値となるときの収納状態におけるケーブル40の形状の一例を示す。
破線P2が示すように、隣接する電子モジュール10の間でケーブル40が直線状になるとき、ケーブル40の長さは、最小値となり得る。破線P2が示す軌跡の一部は、対角線の長さが(W+2×H-X)となる正方形Qの一辺となり得る。従って、長さMは、対角線の長さが(W+2×H-X)となる正方形Qの一辺の長さ以上であってよい。つまり、電子モジュール群1では、M≧(W+2×H-X)/√2の関係式を満たしてよい。このような構成によって、ケーブル40を電子モジュール10に取り付けた状態で、電子モジュール群1を収納状態にすることができる。
破線P3が示す軌跡は、一辺の長さが(W+2×H)となる正方形の外周から、ハウジング20と重なる部分を除いた部分となり得る。従って、電子モジュール群1をボックスに収容する場合、長さMは、当該正方形の一辺の長さからハウジング20の幅Xを減算した長さ以下であってよい。つまり、電子モジュール群1では、M≦(W+2×H-X)の関係式を満たしてよい。このような構成によって、ケーブル40を電子モジュール10に取り付けた状態で収納状態にした電子モジュール群1をボックスに収容する場合に、ケーブル40が嵩張る虞を低減することができる。
ここで、回路要素30の形状について、図8を参照して説明する。図8は、図1に示す回路要素30の形状の説明図である。
以下、長さLは、ハウジング20の底面22から回路要素30の第2辺33bに下ろした垂線の長さである。幅Wは、底面22に略平行な回路要素30の幅である。長さSは、底面22の第1辺33aに略平行な方向に沿った長さである。
長さLは、幅W以下である。つまり、電子モジュール群1では、L≦Wの関係を満たす。このような構成により、図9を参照して後述するように、電子モジュール10を上下に安定して重ねることができる。
長さLは、第4辺33dから底面22の第4辺33d側の端までの長さ((W-S)/2)以上であってよい。つまり、電子モジュール群1では、(W-S)/2≦Lの関係を満たしてよい。このような構成とすることで、例えば、電子モジュール10-2の回路要素30の第3辺33cを含む側面は、電子モジュール10-1のハウジング20の底面22に接することができる。電子モジュール10-2の回路要素30の第3辺33cを含む側面が電子モジュール10-1のハウジング20の底面22に接することで、収納状態において電子モジュール10-1と電子モジュール10-2とがずれる虞を低減することができる。
長さLは、第4辺33dから底面22の第3辺33c側の端までの長さ((W+S)/2)以上であってよい。つまり、電子モジュール群1では、(W+S)/2≦Lの関係を満たしてよい。このような構成とすることで、例えば、電子モジュール10-2の回路要素30の第3辺33cを含む側面が、電子モジュール10-1のハウジング20の底面22に接触する接触面積を増加させることができる。当該接触面積が増加することで、電子モジュール10-1と電子モジュール10-2とがずれる虞をより低減することができる。
以上のように、本実施形態に係る電子モジュール10では、ハウジング20の底面22は、回路要素30の第1辺33aに略平行である。ハウジング20の底面22が回路要素30の第1辺33aに略平行となることで、図3を参照して上述したように、収納状態にて、電子モジュール10-2の底面22に、電子モジュール10-1,10-3の回路要素30の側面は、それぞれ接することができる。このような構成により、収納状態において電子モジュール10-2と電子モジュール10-1,10-3とがずれる虞を低減することができる。さらに、本実施形態に係る電子モジュール10では、L≦Wの関係を満たす。このような構成により、以下に説明するように、電子モジュール10を上下に安定して重ねることができる。
<比較例>
図9は、比較例に係る回路要素30Xの形状の説明図である。比較例に係る電子モジュール群1Xは、電子モジュール10X-1,10X-2,10X-3,10X-4を備える。以下、電子モジュール10X-1~10X-4を特に区別しない場合、電子モジュール10X-1~10X-4は、「電子モジュール10X」と記す。
電子モジュール10Xは、ハウジング20と、回路要素30Xとを有する。回路要素30Xは、第1辺33Xaと、第1辺33Xaに対向する第2辺33Xbと、第1辺33Xaに略垂直な第3辺33Xcと、第3辺33Xcに対向する第4辺33Xdとを有する。
以下、長さLXは、ハウジング20の底面22から回路要素30Xの第2辺33Xbに下ろした垂線の長さである。幅WXは、底面22に略平行な回路要素30Xの幅である。
比較例に係る電子モジュール10Xでは、LX>WXの関係を満たす。このような構成では、電子モジュール10X-1の底面22と、電子モジュール10X-3の底面22との間の距離は、長さLXとなる。この場合、電子モジュール10X-4を電子モジュール10X-3の上に重ねると、電子モジュール10X-4の回路要素30Xと、電子モジュール10X-1又は電子モジュール10X-3のハウジング20の底面22との間に隙間が生じる。例えば、電子モジュール10X-4の回路要素30Xの第4辺33Xdが電子モジュール10X-1の底面22に接するとき、電子モジュール10X-4の回路要素30Xの第3辺33Xcと、電子モジュール10X-3の底面22との間に隙間Gが生じる。比較例に係る電子モジュール群1Xでは、隙間Gが生じてしまうため、電子モジュール10X-1~10X-4を上下に安定して重ねることができない。
これに対し、本実施形態に係る電子モジュール10では、L≦Wの関係を満たす。このような構成により、上述の図7に示すように、電子モジュール10-1の底面22と、電子モジュール10-3の底面22との間の距離は、電子モジュール10-2の回路要素30の幅Wとなる。当該距離が幅Wとなることで、上述の図7に示すように、電子モジュール10-4を電子モジュール10-3の上に重ねても、電子モジュール10-4の回路要素30と、電子モジュール10-1及び電子モジュール10-3の底面22との間に隙間が生じない。より詳細には、電子モジュール10-4の回路要素30の第3辺33cが電子モジュール10-3の底面22に接し、電子モジュール10-4の回路要素30の第4辺33dが電子モジュール10-1の底面22に接する。このような構成によって、本実施形態に係る電子モジュール群1では、電子モジュール10を上下に安定して重ねることができる。よって、本開示によれば、電子モジュール群をコンパクトに収納することができる。
[電子モジュール群の収納方法]
図10は、本発明の一実施形態に係る電子モジュール群1の収納方法を示すフローチャートである。以下、電子モジュール群1の収納方法は、使用者によって実行されるものとする。ただし、電子モジュール群1の収納方法は、所定プログラムに基づいて動作するロボット等によって実行されてよい。なお、本開示において、電子モジュール群1を収納するとは、電子モジュール群1に含まれる電子モジュール10を上下に重ねることを意味する。
開始の時点では、電子モジュール群1は、上述の図1に示すような展開状態である。以下、ケーブル40が取り付けられた状態の電子モジュール10を上下に重ねるものとする。この場合、使用者は、ケーブル40の一端から他端に向けて、ケーブル40に取り付けられた電子モジュール10の順番に、電子モジュール10を上下に重ねる。以下、電子モジュール10を上下に重ねる順番は、図1に示す電子モジュール10-1,10-2,10-3,10-4の順番であるものとする。なお、ケーブル40を外した状態の電子モジュール10が収納されてもよい。この場合、使用者は、任意の順番で電子モジュール10-1~10-4を上下に重ねてよい。
回転工程S10では、使用者は、既に上下に重ねられた電子モジュール10の最上位の電子モジュール10の回路要素30に対して、次に重ねる電子モジュール10の回路要素30を90°回転させる。最初の回転工程S10では、既に重ねられた電子モジュール10は、上述の図1に示す電子モジュール10-1であるものとする。最初の回転工程S10では、使用者は、上述の図1に示す電子モジュール10-1の回路要素30に対して、次に重ねる電子モジュール10-2の回路要素30を、90°回転させる。使用者は、電子モジュール10-2を電子モジュール10-1に対して、時計回りに回転させてもよいし、反時計回りに回転させてもよい。
重ね工程S11では、使用者は、回転工程S10で回転させた電子モジュール10の回路要素30を、既に上下に重ねられた電子モジュール10の最上位の電子モジュール10の回路要素30の上に重ねる。最初の重ね工程S11では、使用者は、上述の図1に示す電子モジュール10-2の回路要素30を、上述の図1に示す電子モジュール10-1の回路要素30の上に重ねる。
図11は、図10に示す重ね工程S11における電子モジュール群の一例を示す図である。図11に示すように、使用者は、電子モジュール10-2の回路要素30の第3辺33cが電子モジュール10-1のハウジング20の底面22に接するように、電子モジュール10-2の回路要素30を、電子モジュール10-1の回路要素30の上に重ねる。
図10に示す判定工程S12では、使用者は、全ての電子モジュール10を重ねたか否か判定する。使用者は、全ての電子モジュール10を重ねたと判定するとき、処理を終了する。一方、使用者は、全ての電子モジュール10を重ねたと判定しないとき、回転工程S10に戻る。最初の判定工程S12では、電子モジュール群1は、上述の図11に示す状態である。上述の図11に示す状態では、電子モジュール10-3,電子モジュール10-4は、まだ重ねられていない。そのため、使用者は、最初の判定工程S12では、回転工程S10の処理に戻る。
2回目の回転工程S10では、使用者は、既に上下に重ねられた電子モジュール10-1,10-2の最上位の電子モジュール10-2の回路要素30に対して、次に重ねる電子モジュール10-3の回路要素30を90°回転させる。2回目の重ね工程S11では、使用者は、回転工程S10で回転させた電子モジュール10-3の回路要素30を、既に上下に重ねられた電子モジュール10-1,10-2の最上位の電子モジュール10-2の回路要素30の上に重ねる。
図12は、図10に示す重ね工程S11における電子モジュール群の他の例を示す図である。図12に示すように、使用者は、電子モジュール10-3の回路要素30の第3辺33cが電子モジュール10-2のハウジング20の底面22に接するように、電子モジュール10-3の回路要素30を、電子モジュール10-2の回路要素30の上に重ねる。
このような回転工程S10、重ね工程S11及び判定工程S12を繰り返すことにより、電子モジュール群1は、上述の図1に示す展開状態から、上述の図2に示す収納状態になる。よって、本開示の電子モジュール群1の収納方法によれば、電子モジュール群1をコンパクトに収納することができる。
[他の実施形態に係る電子モジュールの構成]
図13は、本発明の他の実施形態に係る電子モジュール110の平面図である。図13には、後述の凹部121の形状を二点鎖線で示す。電子モジュール110は、ハウジング120と、回路要素30とを備える。
ハウジング120は、第1ハウジング120aと、第2ハウジング120bとを有する。第1ハウジング120aには、ケーブル40が延出する開口部28A,28Bが設けられる。第2ハウジング120bは、回路要素30の第1辺33aを狭持する。
第1ハウジング120aと、第2ハウジング120bとは、脱着可能である。例えば、第1ハウジング120aは、第2ハウジング120bの凸部122に嵌合する凹部121を有してよい。また、例えば、第2ハウジング120bは、第1ハウジング120aの凹部121に嵌合する凸部122を有してよい。このような構成により、第1ハウジング120aと第2ハウジング120bとは、脱着可能になる。ただし、第1ハウジング120aと第2ハウジング120bとを脱着可能にする構成は、これに限定されない。例えば、第1ハウジング120aと第2ハウジング120bは、磁石を有することにより、脱着可能であってよい。
ここで、第1ハウジング120aが第2ハウジング120bに装着された状態、つまり、凹部121と凸部122が嵌合した状態では、ハウジング120の形状は、上述の図5及び図6に示すハウジング20の形状と同等になる。換言すると、凹部121と凸部122が嵌合した状態においてハウジング120は、上述の図5及び図6に示すような、底面22と、側面23Aと、側面23Bと、正面26と、背面27とを有する。
このように電子モジュール110は、第1ハウジング120a及び第2ハウジング120bを有するハウジング120を備える。このような構成によって、例えば回路要素30が故障した場合、故障した回路要素30を、新しい回路要素30に取り替えることができる。つまり、電子モジュール110の修理が容易になる。また、ケーブル40により連結された状態を保持したまま、使用者が任意に異なる種類の回路要素30に交換することができる。
電子モジュール110のその他の構成及び効果は、一実施形態に係る電子モジュール10と同様である。
[さらに他の実施形態に係る電子モジュールの構成]
図14は、本発明のさらに他の実施形態に係る電子モジュール210の平面図である。電子モジュール210は、ハウジング220と、回路要素30とを備える。
ハウジング220は、上述の図5及び図6に示す第1湾曲部24A,24Bの代わりに、第1湾曲部124A,124Bを有する。
第1湾曲部124Aは、ハウジング220の側面23Aに含まれる。第1湾曲部124Aは、図6に示す第1湾曲部24Aと同様に、底面22から回路要素30の第1辺33aに向けて湾曲する。ただし、第1湾曲部124Aは、図6に示す第1湾曲部24Aよりも、ハウジング220の外側に突出する。このような構成とすることで、回路要素30の表面上におけるハウジング220の面積を増加させることができ、ハウジング220は、回路要素30をより安定して狭持することができる。
第1湾曲部124Bは、ハウジング220の側面23Bに含まれる。第1湾曲部124Bは、第1湾曲部124Aと同様に、底面22から回路要素30の第1辺33aに向けて湾曲する。また、第1湾曲部124Bは、図5に示す第1湾曲部24Bよりも、ハウジング220の外側に突出する。このような構成とすることで、第1湾曲部124Aと同様に、ハウジング220は、回路要素30をより安定して狭持することができる。
電子モジュール210のその他の構成及び効果は、一実施形態に係る電子モジュール10と同様である。
前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。
本発明によれば、コンパクトに収納可能な電子モジュール及び電子モジュール群の収納方法を提供することができる。
1,1X 電子モジュール群
10,10-0~10-4,10X-1~10X-4,110,210 電子モジュール
20,120,220 ハウジング
21A 正極端子
21B 負極端子
22 底面
23A,23B 側面
24A,24B,124A,124B 第1湾曲部
25A,25B 第2湾曲部
26 正面
27 背面
28A,28B 開口部
30,30X 回路要素
31 回路領域
32A,32B 配線
33a,33Xa 第1辺
33b,33Xb 第2辺
33c,33Xc 第3辺
33d,33Xd 第4辺
40 ケーブル
41A,41B 芯線
120a 第1ハウジング
120b 第2ハウジング
121 凹部
122 凸部

Claims (12)

  1. 平面視において略長方形の回路要素と、
    前記回路要素の表面上に位置する底面を有し、前記回路要素の第1辺を狭持するハウジングと、を備え、
    前記底面は、前記第1辺に略平行であり、
    前記底面から前記第1辺に対向する前記回路要素の第2辺に下ろした垂線の長さをLとし、前記底面に略平行な前記回路要素の幅をWとするとき、L≦Wの関係を満たし、
    前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、
    前記側面には、ケーブルが延出する開口部が設けられ、
    互いに隣接する電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≧(W+2×H-X)/√2の関係式を満たす、電子モジュール。
  2. 平面視において略長方形の回路要素と、
    前記回路要素の表面上に位置する底面を有し、前記回路要素の第1辺を狭持するハウジングと、を備え、
    前記底面は、前記第1辺に略平行であり、
    前記底面から前記第1辺に対向する前記回路要素の第2辺に下ろした垂線の長さをLとし、前記底面に略平行な前記回路要素の幅をWとするとき、L≦Wの関係を満たし、
    前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、
    前記側面には、ケーブルが延出する開口部が設けられ、
    互いに隣接する電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≦(W+2×H-X)の関係式を満たす、電子モジュール。
  3. 前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、
    前記側面は、前記第1辺を起点として前記底面に向けて湾曲する第1湾曲部を含む、請求項1又は2に記載の電子モジュール。
  4. 前記ハウジングは、前記底面の両端にそれぞれ接続され、且つ互いに対向する2つの側面をさらに有し、
    前記側面は、前記回路要素の表面に略垂直な方向から当該表面に略平行な方向に向けて湾曲する第2湾曲部を含む、請求項1から3までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  5. 前記ハウジングは、前記回路要素に略平行な正面及び背面をさらに有する、請求項1から4までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  6. 前記底面は、前記回路要素の表面に略垂直である、請求項1から5までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  7. 前記底面の前記第1辺に略平行な方向に沿った長さをSとするとき、(W-S)/2≦Lの関係を満たす、請求項1から6までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  8. 前記底面の前記第1辺に略平行な方向に沿った長さをSとするとき、(W+S)/2≦Lの関係を満たす、請求項1から7までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  9. 前記ハウジングは、前記開口部が設けられる第1ハウジングと、前記第1辺を狭持する第2ハウジングとを有し、
    前記第1ハウジングと、前記第2ハウジングとは、脱着可能である、請求項1から8までの何れか一項に記載の電子モジュール。
  10. 互いに隣接する前記電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≧(W+2×H-X)/√2の関係式を満たす、請求項に記載の電子モジュール。
  11. 互いに隣接する前記電子モジュールの間の前記ケーブルの長さをMとし、前記開口部から前記底面を含む平面に下ろした垂線の長さをHとし、前記底面に略平行な前記ハウジングの幅をXとするとき、M≦(W+2×H-X)の関係式を満たす、請求項に記載の電子モジュール。
  12. 複数の電子モジュールを備える電子モジュール群の収納方法であって、
    前記電子モジュールは、
    平面視において略長方形であり、第1辺と、当該第1辺に対向する第2辺と、当該第1辺に略垂直な第3辺とを有する回路要素と、
    前記回路要素の表面上に位置する底面を有し、前記第1辺を狭持するハウジングと、を備え、
    前記底面は、前記第1辺に略平行であり、
    前記底面から前記第1辺に対向する前記回路要素の第2辺に下ろした垂線の長さをLとし、前記底面に略平行な前記回路要素の幅をWとするとき、L≦Wの関係を満たし、
    前記電子モジュール群の収納方法は、
    既に上下に重ねられた前記電子モジュールのうちの最上位の前記電子モジュールの前記回路要素に対して、次に重ねる前記電子モジュールの前記回路要素を、90°回転させる回転工程と、
    前記回転工程において回転させた前記電子モジュールの前記回路要素の前記第3辺が前記最上位の前記電子モジュールの前記回路要素の前記底面に接するように、前記回転させた前記電子モジュールの前記回路要素を、前記最上位の前記電子モジュールの前記回路要素に重ねる重ね工程と、を含む、電子モジュール群の収納方法。
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