JP7117941B2 - 筐体及び背面キャビネットの取り付け方法 - Google Patents

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本発明は、筐体及び背面キャビネットの取り付け方法に関する。
近年、薄型テレビは大型化が進められている。それに伴い、ディスプレイ等の表示装置を収容するシャーシや背面キャビネットによって構成される筐体も大型化されている。そして、背面キャビネットをシャーシ等に固定する際、強度上の問題や、熱膨張による背面キャビネットの反りの問題が生じるため、従来において多くのビスを用いて背面キャビを固定する構造が用いられていた。しかしながら、ビスの数を際限なく増やすことは製造コストの増大などの理由から現実的ではない。そこで、特許文献1に示すように、背面キャビネットの外周縁とシャーシの外周縁とに形成した取り付け構造によって、背面キャビネットをシャーシに取り付ける構造も開示されている。
特許第5771657号公報
しかし、シャーシや背面キャビネットの大型化がさらに進むと、薄型テレビの軽量化を図るために背面キャビネットの外周縁とシャーシの外周縁の厚みをも薄くする必要が生じた。そのため、薄くなった背面キャビネットの外周縁及びシャーシの外周縁に取り付け構造を構成したのでは、背面キャビネットの固定強度が十分に確保できないという問題が生じた。また、熱膨張による背面キャビネットの反りの発生により、筐体における背面キャビネットとシャーシとの接合部分に浮きが発生するという問題が生じていた。
そこで、上記課題を解決する手段として本発明に係る筐体は、被収容物の周囲に設けられてなるシャーシと、前記シャーシの背面側の外周に沿って配設され、前記シャーシの外周面から背面側にかけてL字型に屈曲されてなる枠体と、前記シャーシの外側から前記被収容物の背面を覆って取り付けられる背面キャビネットと、を備え、前記枠体の背面側端部に設けられた係止部と、前記背面キャビネットの内側面に設けられた爪部と、を有し、前記係止部は、前記枠体の背面側端部を折り返して形成されており、前記爪部を前記係止部に係止することによって、前記背面キャビネットが前記背面キャビネットの外周縁よりも内側において取り付けられてなることを特徴とする。
さらに、前記爪部が、前記背面キャビネットの内側面から突設した弾性体に掛り片が形成されてなるものであっても好ましい。
さらにまた、前記弾性体が、背面キャビネットの外縁に対して平行に互いに離間して立設された脚部と、前記脚部を連接して前記背面キャビネットの内側面との間に空間を形成してなる連接部とからなるブリッジ形状に形成されてなり、前記掛り片が前記連接部に形成されてなるものであっても好ましい。
また、前記被収容物が、画像表示部であると共に、前記筐体を備えてなることを特徴とする表示装置であっても好ましい。表示装置は、画像表示部に画像や映像を表示することができる。
さらに、前記表示装置を備えてなる薄型テレビであっても好ましい。
また、上記課題を解決する手段として本発明に係る背面キャビネットの取り付け方法は、被収容物の周囲に設けられてなるシャーシと、前記シャーシの背面側の外周に沿って配設され、前記シャーシの外周面から背面側にかけてL字型に屈曲されてなる枠体と、前記シャーシの外側から前記被収容物の背面を覆って取り付けられる背面キャビネットと、を備えると共に、前記枠体の背面側端部に設けられた係止部と、前記背面キャビネットの内側面に設けられた爪部と、を有し、前記係止部は、前記枠体の背面側端部を折り返して形成されてなる筐体において、前記爪部を前記係止部に係止することによって、前記背面キャビネットが前記背面キャビネットの外周縁よりも内側において取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、背面キャビネットの外周縁若しくはシャーシの外周縁に取り付け構造を形成することなく、背面キャビネットを、その外周縁よりも内側においてシャーシに取り付けることができる。
これにより、大型化した背面キャビネットやシャーシを備えた筐体であっても、背面キャビネットとシャーシとの接合部分に浮きが生ずることを防止できる。
さらに、大型化した背面キャビネットやシャーシを備えた筐体であっても、背面キャビネットとシャーシとの接合部分に浮きが生じない表示装置、又は当該表示装置を備えた薄型テレビを実現することができる。
背面キャビネット2の内側面3を示す図である。 背面キャビネット2の内側面3の外側縁と側縁との角部に設けられた爪部5を拡大した斜視図である。 背面キャビネット2の内側面3の外側縁よりも少し内側の位置に設けられた爪部5の一つを拡大して示した斜視図である。 シャーシ6の外面に背面キャビネット2を取り付けた状態を示す部分断面図である。 シャーシ6を省略し、爪部5と係止部20との係合状態を示す部分断面斜視図である。 枠体18の全体形状の概略を示す斜視図である。 図6の一点鎖線で囲った部分の一ヶ所を上下方向に切断して側方に見た断面図であり、枠体18の係止部20の構造を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
図1は、薄型テレビの筐体1の背面部分を構成する背面キャビネット2の内側面3を示す図である。図1によれば、背面キャビネット2の内側面の外周縁4よりも少し内側の位置に、当該内側面3の上側縁及び両側縁に沿って爪部5が配置されてなる。
なお、爪部5同士は、各側縁ごとに補強板5aによって連接されてなり、背面キャビネット2の付け外しの繰り返しに対する強度の向上が図られてなる。
また、本実施の形態においては、爪部5が設けられていない下側縁は、図示しないビスを用いて背面キャビネット2とシャーシ6とを固定することとする。
図2は、背面キャビネット2の内側面3の外側縁と側縁との角部に設けられた爪部5を拡大した斜視図であり、図3は、背面キャビネット2の内側面3の外側縁よりも少し内側の位置に設けられた爪部5の一つを拡大して示した斜視図である。
図3に示すように、爪部5は、背面キャビネット2の内側面3を基端として突設した弾性体7の先端部に掛り片8が形成されてなる。さらに、弾性体7は、背面キャビネット2の外周縁4に対して平行に互いに離間して立設された脚部9,9と、脚部9,9を連接して背面キャビネット2の内側面3との間に空間10を形成してなる連接部11とからなるブリッジ形状に形成されてなる。掛り片8は、連接部11に形成されてなる。
掛り片8は、内側面3の内方に向かって連接部11から突設されてなる。
図4は、シャーシ6の外面に背面キャビネット2が取り付けられた筐体1を示す部分断面図である。シャーシ6は、収納空間12に二点鎖線で示す液晶型画像表示部、若しくは有機EL型画像表示部等の被収容物13を収容し、当該被収容物13を保護するようにその周囲に設けられる。シャーシ6は、被収容物13の背面から前面に向かって拡開する傾斜面14を外面に備えていてもよい。
さらに、シャーシ6の背面側の外周に沿って、シャーシ6の外周面から背面側にかけてL字型に屈曲されてなる枠体18が配設されてなる。本実施の形態において、枠体18は、図6に示すように、シャーシ6の上側縁及び両側縁に沿って配設可能なように、全体としてコの字形状に形成されてなる。
枠体18は、背面側の外周に沿って嵌め合わされたのち、シャーシ6の背面15に設けられてなる取付部材16に対して、固定ネジ17によって固定されてなる。
シャーシ6は、固定された枠体18によって、背面15から傾斜面14にかけて覆われてなる。シャーシ6に対して固定された枠体18の背面側端部19は、傾斜面14上に位置してなり、本実施形態において背面側端部19が係止部20となる。本実施の形態において、係止部20は、図7に示すように、枠体18の背面側端部19を一旦背面側に折り返し、さらに先端部分をシャーシ6の外縁方向へ折り返した形状に形成されてなる
そして、背面キャビネット2の内側面3に設けられた爪部5が、係止部20である枠体18の背面側端部19に係止されることによって、背面キャビネット2を、シャーシ6の背面から取り付けることができる。
爪部5は、図4及び図5に示すように、掛り片8の基端側面において、係止部20と係合することができる。
脚部9,9は、内側面3の外周縁4側に向かって延出してなる補強部9aを有してなり、掛り片8が係止部20から受けた応力を受けても脚部9,9の外方への屈曲変形を防止し、係止部20との係合状態を維持できる。
一方、連接部11は、内側面3との間に空間10が形成されることによって先端方向からの応力に対して弾性を備えるため、背面キャビネット2をシャーシ6に取り付ける際に係止部20からの応力を受けた際に適度な変形が可能であり、爪部5と係止部20とを係合状態とすることができる。
以上のようにシャーシ6、及びシャーシ6に取り付けられた背面キャビネット2によって形成された筐体1が、シャーシ6の内部に例えば液晶型画像表示部13を収容することによって、画像や映像を表示する表示装置を構成することができる。さらに、当該表示装置により、大型化した背面キャビネット2及びシャーシ6によって形成された筐体1を備えながらも、背面キャビネット2とシャーシ6との接合部分に浮きを生じない構造を備える薄型テレビを実現することが可能となる。
1 筐体
2 背面キャビネット
3 内側面
4 外周縁
5 爪部
6 シャーシ
18 枠体
19 背面側端部
20 係止部

Claims (6)

  1. 被収容物の周囲に設けられてなるシャーシと、
    前記シャーシの背面側の外周に沿って配設され、前記シャーシの外周面から背面側にかけてL字型に屈曲されてなる枠体と、
    前記シャーシの外側から前記被収容物の背面を覆って取り付けられる背面キャビネットと、を備え、
    前記枠体の背面側端部に設けられた係止部と、
    前記背面キャビネットの内側面に設けられた爪部と、を有し、
    前記係止部は、前記枠体の背面側端部を折り返して形成されており、
    前記爪部を前記係止部に係止することによって、前記背面キャビネットが前記背面キャビネットの外周縁よりも内側において取り付けられてなる
    ことを特徴とする筐体。
  2. 前記爪部が、前記背面キャビネットの内側面から突設した弾性体に掛り片が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の筐体。
  3. 前記弾性体が、背面キャビネットの外縁に対して平行に互いに離間して立設された脚部と、前記脚部を連接して前記背面キャビネットの内側面との間に空間を形成してなる連接部とからなるブリッジ形状に形成されてなり、前記掛り片が前記連接部に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項に記載の筐体。
  4. 前記被収容物が、画像表示部であり、
    請求項1~のいずれか1つに係る筐体を備えてなる
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項に係る表示装置を備えてなる
    ことを特徴とする薄型テレビ。
  6. 被収容物の周囲に設けられてなるシャーシと、
    前記シャーシの背面側の外周に沿って配設され、前記シャーシの外周面から背面側にかけてL字型に屈曲されてなる枠体と、
    前記シャーシの外側から前記被収容物の背面を覆って取り付けられる背面キャビネットと、を備えると共に、
    前記枠体の背面側端部に設けられた係止部と、
    前記背面キャビネットの内側面に設けられた爪部と、を有し、前記係止部は、前記枠体の背面側端部を折り返して形成されてなる筐体において、
    前記爪部を前記係止部に係止することによって、前記背面キャビネットが前記背面キャビネットの外周縁よりも内側において取り付ける
    ことを特徴とする背面キャビネットの取り付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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