JP7117760B2 - 6自由度関節 - Google Patents
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Description
図1~図7は、本発明に係る6自由度関節の実施形態1を示す。以下、この実施形態1に係る6自由度関節1の構成について説明する。
この実施形態1に係る6自由度関節1は、図1、図2、図7に示すように、第1剛性部材21および第2剛性部材22と、第1弾性部材31および第2弾性部材32と、を備える。
第1剛性部材21および第2剛性部材22は、この例では、樹脂部材や金属部材からなる。第1剛性部材21および第2剛性部材22は、図1~図7に示すように、4本の腕部210、220と、4本の延長部213、223と、を有する。第1剛性部材21と第2剛性部材22とは、同一形状をなす。第1剛性部材21および第2剛性部材22は、3本の軸X、Y、Zのうちの1本の軸であるZ軸方向に間隔を置いて配置されている。
第1弾性部材31および第2弾性部材32は、この例では、ゴム部材や樹脂部材からなる。第1弾性部材31および第2弾性部材32は、図1、図2、図7に示すように、環状形状をなし、弾性を有する。第1弾性部材31および第2弾性部材32は、張力T1、T2(図1、図2中の実線矢印を参照)を作用させている状態で、第1剛性部材21と第2剛性部材22とを、相互に直交する3本の軸X、Y、Z方向にそれぞれ移動可能に、かつ、3本の軸X、Y、Z回りにそれぞれ回転可能に、連結する。
この実施形態1に係る6自由度関節1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態1に係る6自由度関節1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
図8は、本発明に係る6自由度関節を備える装置の実施形態1を示す。以下、この実施形態1に係る6自由度関節1を備える装置10について説明する。図8中、図1~図7と同符号は、同一物を示す。
図9は、本発明に係る6自由度関節を備える装置の実施形態2を示す。以下、この実施形態2に係る6自由度関節1を備える装置10Aについて説明する。図9中、図1~図8と同符号は、同一物を示す。
図10、図11は、本発明に係る6自由度関節を備える装置の実施形態3を示す。以下、この実施形態3に係る6自由度関節1を備える装置10Bについて説明する。図10、図11中、図1~図9と同符号は、同一物を示す。
図12は、本発明に係る6自由度関節の実施形態2を示す。以下、この実施形態2に係る6自由度関節1Aについて説明する。図12中、図1~図11と同符号は、同一物を示す。
図13~図16は、本発明に係る6自由度関節の実施形態3を示す。以下、この実施形態3に係る6自由度関節1Bについて説明する。図中、図1~図12と同符号は、同一物を示す。
図17、図18は、本発明に係る6自由度関節の実施形態4を示す。以下、この実施形態4に係る6自由度関節1Cについて説明する。
なお、前記の実施形態においては、第1剛性部材21、21Bおよび第2剛性部材22、22Bが、3本または4本の腕部210、220と、3本または4本の延長部213、223と、を有するものである。しかしながら、この発明においては、腕部210、220および延長部213、223の本数は、5本以上であっても良い。
21、21B、21C…第1剛性部材
22、22B、22C…第2剛性部材
210、220、210C、220C…腕部
211、221、211C、221C…第1連結部
212、222、212C、222C…第2連結部
213、223、213C、223C…延長部
214、224…透孔
31、31B、31C…第1弾性部材
32、32B、32C…第2弾性部材
310、320…センサ
311、321…弾性体
312、322…ヒータ
10、10A、10B…6自由度関節を備える装置
11…固定台
12…載置台
13、14…一対の保持部材
15、16…被挟持部材
S11…第1剛性部材21の第1連結部211と第2連結部212とのZ軸方向のずれ寸法
S12…第1剛性部材21の第1連結部211と第2連結部212とのZ軸方向に対して垂直方向のずれ寸法
S21…第2剛性部材22の第1連結部221と第2連結部222とのZ軸方向のずれ寸法
S22…第2剛性部材22の第1連結部221と第2連結部222とのZ軸方向に対して垂直方向のずれ寸法
T1…第1弾性部材31の張力
T2…第2弾性部材32の張力
X…X軸
Y…Y軸
Z…Z軸
Claims (6)
- 第1剛性部材および第2剛性部材と、
第1弾性部材および第2弾性部材と、
を備え、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、前記第1剛性部材と前記第2剛性部材とを、相互に直交する3本の軸方向にそれぞれ移動可能に、かつ、3本の前記軸回りにそれぞれ回転可能に、連結し、
前記第1剛性部材と前記第2剛性部材とは、3本の前記軸のうちの1本の軸であるZ軸方向に間隔を置いて配置されていて、
前記第1剛性部材には、少なくとも3個の第1連結部および少なくとも3個の第2連結部がそれぞれ前記Z軸回りに設けられていて、
前記第2剛性部材には、少なくとも3個の第1連結部および少なくとも3個の第2連結部がそれぞれ前記Z軸回りに設けられていて、
前記第1弾性部材は、前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部とを、交互に連結し、
前記第2弾性部材は、前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第2連結部と前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第2連結部とを、交互に連結し、
前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と少なくとも3個の前記第2連結部とは、前記Z軸方向にかつ前記Z軸に対して垂直方向に、それぞれずれていて、
前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と少なくとも3個の前記第2連結部とは、前記Z軸方向にかつ前記Z軸に対して垂直方向に、それぞれずれている、
ことを特徴とする6自由度関節。 - 第1剛性部材および第2剛性部材と、第1弾性部材および第2弾性部材と、を備え、前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、前記第1剛性部材と前記第2剛性部材とを、相互に直交する3本の軸方向にそれぞれ移動可能に、かつ、3本の前記軸回りにそれぞれ回転可能に連結し、
前記第1剛性部材および前記第2剛性部材は、3本の前記軸のうちの1本の軸であるZ軸方向に間隔を置いて配置されていて、前記Z軸に対して放射状に設けられている少なくとも3本の腕部と、少なくとも3本の前記腕部の端部から前記腕部に対して交差する方向に延長して設けられている少なくとも3本の延長部と、を有し、前記第1剛性部材の少なくとも3本の前記延長部と前記第2剛性部材の少なくとも3本の前記延長部とは、前記第1弾性部材および前記第2弾性部材により、それぞれ連結されており、
前記第1剛性部材の少なくとも3本の前記延長部には、少なくとも3個の第1連結部および少なくとも3個の第2連結部がそれぞれ前記Z軸回りに設けられていて、前記第2剛性部材の少なくとも3本の前記延長部には、少なくとも3個の第1連結部および少なくとも3個の第2連結部がそれぞれ前記Z軸回りに設けられていて、前記第1弾性部材は、前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部とを、交互に連結し、前記第2弾性部材は、前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第2連結部と前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第2連結部とを、交互に連結し、
前記第1剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と少なくとも3個の前記第2連結部とは、前記Z軸方向にかつ前記Z軸に対して垂直方向に、それぞれずれていて、
前記第2剛性部材の少なくとも3個の前記第1連結部と少なくとも3個の前記第2連結部とは、前記Z軸方向にかつ前記Z軸に対して垂直方向に、それぞれずれている、
ことを特徴とする6自由度関節。 - 前記第1剛性部材の少なくとも3本の前記腕部の中央部分および前記第2剛性部材の少なくとも3本の前記腕部の中央部分には、透孔がそれぞれ設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の6自由度関節。
- 前記第1弾性部材のうち、前記第1剛性部材に支持されている箇所と前記第2剛性部材に支持されている箇所との間の部分は、線形状をなしていて、線方向に弾性を有し、張力を作用させていて、
前記第2弾性部材のうち、前記第1剛性部材に支持されている箇所と前記第2剛性部材に支持されている箇所との間の部分は、線形状をなしていて、線方向に弾性を有し、張力を作用させている、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の6自由度関節。 - 前記第1弾性部材の張力および前記第2弾性部材の張力は、それぞれ調整可能である、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の6自由度関節。 - 前記第1弾性部材および前記第2弾性部材には、センサがそれぞれ設けられている、
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の6自由度関節。
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JP2018098248A JP7117760B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 6自由度関節 |
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