JP7113223B2 - 照明装置、及び制御方法 - Google Patents
照明装置、及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7113223B2 JP7113223B2 JP2018032792A JP2018032792A JP7113223B2 JP 7113223 B2 JP7113223 B2 JP 7113223B2 JP 2018032792 A JP2018032792 A JP 2018032792A JP 2018032792 A JP2018032792 A JP 2018032792A JP 7113223 B2 JP7113223 B2 JP 7113223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- period
- light
- luminance
- purity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Description
図1は、照明装置100のブロック図である。照明装置100は、入力装置110、制御装置120、及び光源130を含む。制御装置120は、制御部122及び駆動部124を含む。
図2は、第1光と第2光との間で変化する合算光の色度変化200を示す図である。点201は、等エネルギー白色を表す。領域202は、基本色名「白」の領域を表す。制御部122は、合算光210が例えば第1光の第1色度211と第2光の第2色度212との間を連続的に往復するよう変化させる。すなわち合算光210は、第1色度211から第2色度212へと変化し、再び第1色度211へ戻る。第1色度211から第2色度212への変化において、典型的には色度は連続的に変化する。色度の連続的な変化は、ユーザのリラックス効果を改善するために好ましい。この例では、第1光の第1色度211は青い光であり、第2光の第2色度212は白ではない薄い青い光である。
光は、一般に明るさと色で表現できる、具体的には明るさは輝度、色は色度によって規定される。さらに色度は、色相及び刺激純度によって規定される。これら光のパラメータのうち、制御部122は、以下に詳述するパターンのように、合算光の刺激純度及び輝度を変化させる。
図3は、合算光の刺激純度310、合算光の輝度320、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス330を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2、時刻t3~t4を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、及びt4は、パス330において第1点331、第2点332、第3点333、及び第1点331にそれぞれ対応する。
図4は、合算光の刺激純度410、合算光の輝度420、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス430を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2、時刻t3~t4を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、及びt4は、パス430において第1点431、第2点432、第3点433、及び第1点431にそれぞれ対応する。
図5は、合算光の刺激純度510、合算光の輝度520、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス530を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2、時刻t3~t4を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、及びt4は、パス530において第1点531、第2点532、第3点533、及び第1点531にそれぞれ対応する。
図6は、合算光の刺激純度610、合算光の輝度620、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス630を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2、時刻t3~t4を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、及びt4は、パス630において第1点631、第2点632、第3点633、及び第1点631にそれぞれ対応する。
図7は、合算光の刺激純度710、合算光の輝度720、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス730を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2a、時刻t3~t4を期間P2b、時刻t4~t5を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、t4、及びt5は、パス730において第1点731、第2点732、第3点733、第2点732、及び第1点731にそれぞれ対応する。
図8は、合算光の刺激純度810、合算光の輝度820、及び合算光の刺激純度及び輝度を順序対として得られる移動点の軌跡であるパス830を示す図である。時刻t1~t2を期間P1、時刻t2~t3を期間P2、時刻t3~t4を期間P3と呼ぶ。時刻t1、t2、t3、及びt4は、パス830において第1点831、第2点832、第3点833、及び第1点831にそれぞれ対応する。
図9は、合算光の刺激純度910、及び合算光の輝度920を示す図である。制御部122は、第1光源132が発する第1光及び第2光源134が発する第2光を合算した合算光の刺激純度及び輝度を、刺激純度910及び輝度920のように時間的に変化させる。図3のパターン1は、期間P1~P3の和(「周期」という)が一定のままだった。図9では、期間P1~P3の和を周期PT1,PT2,PT3,…,PTi(i=自然数)とする。図9のパターンを用いる実施形態では、周期PTiが時間経過とともに大きくなる。これによりユーザは、徐々に沈静化していくことを感じやすくなる。
例えば図3~図6に示されるパターンで合算光の刺激純度及び輝度を変化させる期間を主期間とする。主期間では、前述のパターン1~4等を用いることで、例えば、ユーザが呼吸の3様態をはっきり認識しながら、リラックスできる。この主期間の前に導入のための予備期間としてイントロ期間を置いてもよい。またこの主期間の後に沈静のための予備期間としてアウトロ期間を置いてもよい。イントロ期間及びアウトロ期間では、ユーザは、呼吸の止めの様態を特に意識しないようなパターンを使ってもよい。これにより主期間における止めの様態の存在をより効果的にユーザに認識させることができる。
図10は、制御部122の構造を示すブロック図である。制御部122は、プロセッサ1010、メモリ1020、及び入出力部1030を含む。プロセッサ1010は、例えば図2に示すような色度変化を光源130の出力に与える処理を実行する。メモリ1020は、プロセッサ1010によって実行される処理に用いられる命令及びパラメータを格納する。入出力部1030は、プロセッサ1010の出力に基づいて制御を生成し、駆動部124に出力する。入出力部1030は、プロセッサ1010の中に組み込まれていてもよい。
図11は、本開示による色度変化(例えば色度変化200)を光源130の出力に与える処理のアルゴリズム1100を示すフロー図である。1110において、プロセッサ1010は、入出力部1030からデータを受け取る。このデータは、例えば、ユーザが入力装置110に入力した照明装置100の動作モードを示すデータである。1120において、プロセッサ1010は、メモリ1020から色度変化に関するデータを受け取る。1130において、プロセッサ1010は、受け取られたデータに基づいて駆動部124に制御信号を出力する。必要に応じ、制御が1130から1110に戻ることによって、アルゴリズム1100を繰り返し実行してもよい。
120 制御装置
122 制御部
124 駆動部
130 光源
132 第1光源
134 第2光源
Claims (15)
- 第1光を発する第1光源、及び前記第1光と異なる色度を有する第2光を発する第2光源を少なくとも含む複数の光源と、
前記第1光、及び前記第2光の各々の出力を時間的に変化させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記複数の光源が発する光を合算した合算光の刺激純度、及び輝度を時間的に変化させるよう構成され、
前記刺激純度、及び前記輝度を変数とする座標系において、前記合算光の前記刺激純度、及び前記輝度を表す移動点は、互いに異なる第1点、第2点、第3点、及び前記第1点を結ぶパス上を、前記第1点、前記第2点、前記第3点、及び前記第1点の順に循環的に移動し、
前記第1点、第2点、第3点、及び第1点を結ぶ直線は、三角形であり、
前記第1点から前記第2点の期間、前記第2点から前記第3点の期間、及び前記第3点から前記第1点の期間は、吸気、止め、及び呼気にそれぞれ対応する照明装置。 - 前記第1光源は、JIS Z 8110-1995 色の表示方法-光源色の色名にて定義される白色の基本色名領域であって、中心座標を(0.333,0.333)、長半径を0.059、短半径を0.024、長軸のx軸に対する傾きを59degとするマグアダム楕円の内側の光を出す発光素子で構成され、
前記第2光源は、単色の発光ダイオードである
請求項1に記載の照明装置。 - 前記移動点は、前記パス上を、前記第1点、前記第2点、前記第3点、前記第2点、及び前記第1点の順に移動する
請求項1又は2に記載の照明装置。 - 前記第1点、前記第2点、及び前記第3点のうちの2点において、前記刺激純度、及び前記輝度のうちの1つが同じである
請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第1点から前記第2点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に増加し、
前記第3点から前記第1点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に減少し、
前記第3点では、前記第2点よりも前記刺激純度が増加している
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第2点から前記第3点の期間においては、前記刺激純度が単調に増加し、前記輝度は一定である
請求項5に記載の照明装置。 - 前記第2点では、前記第1点よりも前記刺激純度が増加しており、
前記第3点では、前記第2点よりも前記輝度が増加しており、
前記第3点から前記第1点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に減少する
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第1点から前記第2点の期間においては、前記刺激純度が単調に増加し、前記輝度が一定であり、
前記第2点から前記第3点の期間においては、前記刺激純度が一定であり、前記輝度は単調に増加する
請求項7に記載の照明装置。 - 前記第1点から前記第2点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に増加し、
前記第3点では、前記第2点よりも前記輝度が減少しており、
前記第1点では、前記第3点よりも前記刺激純度が減少している
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第2点から前記第3点の期間においては、前記刺激純度が一定であり、前記輝度は単調に減少し、
前記第3点から前記第1点の期間においては、前記刺激純度が単調に減少し、前記輝度は一定である
請求項9に記載の照明装置。 - 前記第1点から前記第2点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に増加し、
前記第3点では、前記第2点よりも前記刺激純度が減少しており、
前記第3点から前記第1点の期間においては、前記刺激純度、及び前記輝度が単調に減少する
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記第2点から前記第3点の期間においては、前記刺激純度が単調に減少し、前記輝度は一定である
請求項11に記載の照明装置。 - 前記移動点が前記パスを第1周期かけて循環的に移動し、前記第1周期の後に前記移動点が前記パスを第2周期かけて循環的に移動するとき、前記第1周期は、第2周期と異なる
請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記複数の光源は、楕円式:中心座標(0.333,0.333)、長半径a(0.047)、短半径b(0.019)、長軸のx軸に対する傾きθ(deg)(59)で定義される白色の基本色名領域円の
内側の光を出す発光素子と、単色の発光ダイオードとを含む
請求項1から4及び13のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記制御部は、前記移動点が前記第1点から前記第2点及び前記第3点を経由して前記第1点に戻るまでの周期を、音楽のテンポに応じて変化させる
請求項1から4及び13から14のいずれか1項に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018032792A JP7113223B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 照明装置、及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018032792A JP7113223B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 照明装置、及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019146729A JP2019146729A (ja) | 2019-09-05 |
JP7113223B2 true JP7113223B2 (ja) | 2022-08-05 |
Family
ID=67849716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018032792A Active JP7113223B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 照明装置、及び制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7113223B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7373748B2 (ja) * | 2020-04-14 | 2023-11-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明システム及び制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000357591A (ja) | 1999-06-15 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明方法及び照明装置 |
JP2002336357A (ja) | 2001-03-13 | 2002-11-26 | Matsushita Electric Works Ltd | 呼吸誘導方法、感覚刺激装置、感覚刺激制御装置および照明制御装置 |
KR200378806Y1 (ko) | 2004-07-09 | 2005-03-16 | 손길홍 | 명상복식호흡유도기 |
KR200378808Y1 (ko) | 2004-07-13 | 2005-03-16 | 손길홍 | 단전호흡유도기 |
-
2018
- 2018-02-27 JP JP2018032792A patent/JP7113223B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000357591A (ja) | 1999-06-15 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明方法及び照明装置 |
JP2002336357A (ja) | 2001-03-13 | 2002-11-26 | Matsushita Electric Works Ltd | 呼吸誘導方法、感覚刺激装置、感覚刺激制御装置および照明制御装置 |
KR200378806Y1 (ko) | 2004-07-09 | 2005-03-16 | 손길홍 | 명상복식호흡유도기 |
KR200378808Y1 (ko) | 2004-07-13 | 2005-03-16 | 손길홍 | 단전호흡유도기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019146729A (ja) | 2019-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7108903B2 (ja) | 照明装置及び照明制御方法 | |
US7358961B2 (en) | User interface for controlling light emitting diodes | |
EP2103188B1 (en) | Illumination system with four primaries | |
US6902296B2 (en) | Nightlight for phototherapy | |
JP5567505B2 (ja) | 可変色を有する光生成デバイス | |
JP7113223B2 (ja) | 照明装置、及び制御方法 | |
US6981943B2 (en) | Respiration leading system | |
JP6170053B2 (ja) | 調光の間の色変更を特徴とする調光可能な発光装置 | |
JP7253705B2 (ja) | 照明制御システム | |
CN109951917B (zh) | 控制装置、照明装置以及控制方法 | |
JP7422317B2 (ja) | 照明装置、照明システム、制御装置、及び制御方法 | |
KR101155424B1 (ko) | 피부색 변화를 이용한 안드로이드 로봇의 감정 표현 장치 및 방법 그리고 이를 행하는 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 | |
JP2019098134A (ja) | 照明装置、照明システム、制御装置、及び制御方法 | |
JP2020042975A (ja) | 照明装置、照明制御装置、及び照明制御方法 | |
KR101359016B1 (ko) | 터치패드를 이용한 조명 제어 장치 및 조명 제어 방법 | |
TW202019239A (zh) | 照明器具、照明系統及控制方法 | |
JP2010257615A (ja) | Led光源、表示装置、照明装置および広告システム | |
JP7373748B2 (ja) | 照明システム及び制御方法 | |
CN112042281B (zh) | 发光装置、照明系统以及控制方法 | |
WO2024024598A1 (ja) | 照明制御装置および照明制御方法 | |
JP7113287B2 (ja) | 照明システム、制御装置および制御方法 | |
JP3096006U (ja) | 靴ランプ構造 | |
JP2004206489A (ja) | マウス入力装置 | |
JP2024018547A (ja) | 照明制御装置、照明制御システム及び照明装置 | |
KR20050073676A (ko) | 로봇의 감정 표현 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220509 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7113223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |