JP7111052B2 - 燃料噴射弁駆動装置 - Google Patents

燃料噴射弁駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7111052B2
JP7111052B2 JP2019081202A JP2019081202A JP7111052B2 JP 7111052 B2 JP7111052 B2 JP 7111052B2 JP 2019081202 A JP2019081202 A JP 2019081202A JP 2019081202 A JP2019081202 A JP 2019081202A JP 7111052 B2 JP7111052 B2 JP 7111052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
fuel injection
injection valve
control unit
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019081202A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020178513A (ja
Inventor
友哉 谷澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2019081202A priority Critical patent/JP7111052B2/ja
Publication of JP2020178513A publication Critical patent/JP2020178513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7111052B2 publication Critical patent/JP7111052B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

この明細書における開示は、燃料噴射弁に供給する電圧を生成する燃料噴射弁駆動装置に関する。
特許文献1には、燃料噴射弁に供給する電圧を生成する昇圧電源装置が開示されている。この昇圧電源装置は、並列に接続された複数のコンデンサと、一部のコンデンサに対して直列に接続されたスイッチとを備えており、当該スイッチをオフにすることでコンデンサの静電容量を減少させる。
特開2015-50905号公報
上記のような昇圧電源装置は、充電により昇圧する容量部を備えている。容量部は、充電及び放電の繰り返しに伴い、静電容量が低下する。そして、容量部の静電容量が仕様値よりも大きく低下すると、容量部を放電させた際に急峻かつ大幅に電圧が低下して、燃料噴射弁において予定通りに燃料を噴射できない事態が生じ得る。
本開示は、燃料噴射弁駆動装置において、容量部の静電容量の低下を抑制することを目的とする。
本開示の一態様による燃料噴射弁駆動装置は、入力電圧(VB)を昇圧して、燃料噴射弁(31)を開かせる電圧を生成する昇圧回路(11)と、昇圧回路を制御する昇圧制御部(12)と、を備え、昇圧回路は、入力電圧を充電して昇圧する容量部(CA)を有し、昇圧制御部は、容量部が所定の基準を満たすほど大きく放電した場合、容量部の静電容量を増大させる構成とする。
これによれば、必要に応じて容量部の静電容量を増大させることができるため、容量部における静電容量の低下を抑制することができる。
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
図1は、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置の概略構成例を示す回路図である。 図2は、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置における昇圧制御部の動作例を示すフローチャートである。 図3は、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置における昇圧回路の出力電圧と燃料噴射弁のソレノイドコイルに流れる駆動電流の変動例を示すグラフである。 図4は、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置における昇圧制御部の動作例を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置における昇圧回路の出力電圧と燃料噴射弁のソレノイドコイルに流れる駆動電流の変動例を示すグラフである。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的におよび/または構造的に対応する部分および/または関連付けられる部分には同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分および/または関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、昇圧回路11と、昇圧制御部12とを備える。昇圧回路11は、入力電圧を昇圧する回路であり、以下の実施形態ではバッテリ電圧VBを昇圧する。昇圧制御部12は、昇圧回路11を制御する。
昇圧回路11は、コイルL0と、nチャネル型の電界効果トランジスタSW0~SW2と、ダイオードD0と、コンデンサC0~C2と、抵抗R0とを備える。
コイルL0は、一端にバッテリ電圧VBが供給され、他端にトランジスタSW0のドレイン及びダイオードD0のアノードが接続される。トランジスタSW0は、ソースに抵抗R0の一端が接続される。抵抗R0は、他端が接地される。ダイオードD0は、カソードにコンデンサC0~C2のそれぞれの一端が接続される。コンデンサC0は、他端が接地される。コンデンサC1は、他端にトランジスタSW1のドレインが接続される。コンデンサC2は、他端にトランジスタSW2のドレインが接続される。トランジスタSW1,SW2のそれぞれは、ソースが接地される。また、トランジスタSW0~SW2のゲートには、昇圧制御部12が生成する電圧が印加される。
コンデンサC0~C2は並列に接続されている。また、コンデンサC1とトランジスタSW1は直列に接続されており、コンデンサC2とトランジスタSW2も直列に接続されている。コンデンサC0~C2は、第1コンデンサC0と、これに並列に接続されるとともにトランジスタが直列に接続された第2コンデンサC1,C2とに分類できる。コンデンサC0~C2は、バッテリ電圧VBを充電して昇圧する容量部CAを構成する。ただし、コンデンサC1は、トランジスタSW1がオンの場合にバッテリ電圧VBが充電される。同様に、コンデンサC2も、トランジスタSW2がオンの場合にバッテリ電圧VBが充電される。
駆動回路21は、nチャネル型の電界効果トランジスタSW3~SW5と、ダイオードD1~D3と、抵抗R1とを備える。駆動回路21は、燃料噴射弁31が有するソレノイドコイルL1に接続される。
トランジスタSW3は、ドレインに昇圧回路11の出力電圧VOUTが供給されるとともにダイオードD3のカソードが接続される。出力電圧VOUTは、ダイオードD0のカソード及びコンデンサC0~C2のそれぞれの一端における電圧であって、容量部CAに充電されている電圧である。また、トランジスタSW3は、ソースにソレノイドコイルL1の一端及びダイオードD1,D2のそれぞれのカソードが接続される。
トランジスタSW4は、ドレインにバッテリ電圧VBが供給され、ソースにダイオードD1のアノードが接続される。ダイオードD2は、アノードが接地される。ダイオードD3は、アノードにソレノイドコイルL1の他端及びトランジスタSW5のドレインが接続される。トランジスタSW5は、ソースに抵抗R1の一端が接続される。抵抗R1は、他端が接地される。また、トランジスタSW3~SW5のそれぞれのゲートには、駆動制御部22が生成する電圧が印加される。
昇圧制御部12は、抵抗R0の一端の電圧と、出力電圧VOUTとを取得し、これらに基づいてトランジスタSW0~SW2のゲートに印加する電圧を制御する。これにより、昇圧制御部12によって、トランジスタSW0~SW2のオン(導通状態)/オフ(非導通状態)が制御される。駆動制御部22は、抵抗R1の両端の電圧を取得し、これらに基づいてトランジスタSW3~SW5のゲートに印加する電圧を制御する。これにより、トランジスタSW3~SW5のオン/オフが制御される。
昇圧制御部12は、トランジスタSW0のオン及びオフの切り替えを繰り返し行うことで、コンデンサC0を充電する。具体的に、トランジスタSW0がオンになると、コイルL0、トランジスタSW0及び抵抗R0の経路に電流が流れる。その後、トランジスタSW0がオフになると、コイルL0に逆起電力が生じ、これによってコンデンサC0が充電される。昇圧制御部12は、抵抗R0の一端側かつトランジスタSW0のソース側の電圧を監視することで、コイルL0を流れる電流の大きさを監視する。そして、昇圧制御部12は、コイルL0に十分なエネルギーが蓄積されたタイミングで、トランジスタSW0をオンにする。これにより、コンデンサC0が充電される。なお、後述のように、昇圧制御部12は、出力電圧VOUTに基づいて、必要に応じてトランジスタSW1,SW2の一方または両方をオンに切り替えて、容量部CAにおいて充電するコンデンサの数を増加させる。これにより、容量部CAの静電容量が増大する。
駆動制御部22は、トランジスタSW3,SW5をオンにすることで、出力電圧VOUTをソレノイドコイルL1に供給する。これにより、燃料噴射弁31において燃料の噴射が開始される。駆動制御部22は、出力電圧VOUTをソレノイドコイルL1に供給した後、所定のタイミングで、トランジスタSW3をオフ、トランジスタSW4をオンに切り替えて、バッテリ電圧VBをソレノイドコイルL1に供給する。このとき、駆動制御部22は、抵抗R1の両端の電圧を監視することで、ソレノイドコイルL1を流れる駆動電流ISOLの大きさを監視する。駆動制御部22は、ソレノイドコイルL1を流れる駆動電流ISOLが一定になるように、トランジスタSW4のオン/オフを制御する。これにより、燃料噴射弁31において、燃料の噴射が継続される。その後、駆動制御部22は、トランジスタSW4,SW5の両方をオフにして、燃料噴射弁31における燃料の噴射を終了する。
次に、昇圧制御部12による、トランジスタSW1,SW2の制御方法について、図2及び図3を参照して説明する。なお、図3に示すグラフにおいて、横軸は時間T、縦軸は出力電圧VOUT及び駆動電流ISOLである。また、図3は簡略化したグラフであり、トランジスタSW0のスイッチングに伴う変動などは省略している。また、図3は、昇圧制御部12がトランジスタSW1,SW2を順番にオンにする制御を行った場合(図2のステップ#2でYES、ステップ#5でYES)のグラフである。
まず、昇圧制御部12は、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えることで、コンデンサC0を充電する。これにより、出力電圧VOUTが上昇し、一定の大きさで維持される。この時点では、トランジスタSW1~SW5はオフである。
駆動制御部22は、時間T1において、トランジスタSW3,SW5をオンにする。これにより、ソレノイドコイルL1に出力電圧VOUTが供給され、駆動電流ISOLが増大し、燃料噴射弁31において燃料が噴射される。このとき、容量部CAが放電されるため、出力電圧VOUTが低下する。
次に、駆動制御部22は、時間T2において、トランジスタSW3オフ、トランジスタSW4をオンに切り替える。これにより、ソレノイドコイルL1に対して、出力電圧VOUTが供給されなくなり、その代わりにバッテリ電圧VBが供給されるようになる。このとき、昇圧制御部12は、放電後の容量部CAの出力電圧である放電後電圧AV1を測定する(ステップ#1)。例えば、昇圧制御部12が、出力電圧VOUTを継続的に取得して、極小となった時点の出力電圧VOUTを放電後電圧AV1として測定してもよい。また例えば、昇圧制御部12が、容量部CAが放電したことを示す信号を検知して、当該信号を受け取った際に取得した出力電圧VOUTを放電後電圧AV1として測定してもよい。この信号とは、例えば、駆動制御部22またはその他の制御装置から与えられる、トランジスタSW3をオフまたはトランジスタSW4をオンにしたことを示す信号である。
次に、昇圧制御部12は、放電後電圧AV1と閾値TH11の大小を比較する。昇圧制御部12は、放電後電圧AV1が閾値TH11よりも大きい場合(ステップ#2、NO)、容量部CAにおいて充電されるコンデンサの数を増加させない。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0が引き続き充電される。その後、出力電圧VOUTが燃料噴射弁31のソレノイドコイルL1に供給される際には、コンデンサC0が放電する。
一方、昇圧制御部12は、放電後電圧AV1が閾値TH11以下である場合(ステップ#2、YES)、トランジスタSW1をオンにする(ステップ#3)。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0に加えてコンデンサC1が充電される。
その後、昇圧制御部12は、出力電圧VOUTが一定の大きさになるまで、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えて、容量部CAを充電する。また、駆動制御部22は、駆動電流ISOLが一定になるように、トランジスタSW4のオン/オフを制御する。これにより、燃料噴射弁31において、燃料の噴射が継続される。そして、駆動制御部22は、時間T4において、トランジスタSW4,SW5をオフにする。これにより、燃料噴射弁31における燃料の噴射が終了する。
次に、駆動制御部22は、時間T4において、時間T1と同様にトランジスタSW3,SW5をオンにする。これにより、ソレノイドコイルL1に出力電圧VOUTが供給され、駆動電流ISOLが増大し、燃料噴射弁31において燃料が噴射される。このとき、容量部CAが放電されるため、出力電圧VOUTが低下する。
次に、駆動制御部22は、時間T5において、トランジスタSW3オフ、トランジスタSW4をオンに切り替える。これにより、ソレノイドコイルL1に対して、出力電圧VOUTが供給されなくなり、その代わりにバッテリ電圧VBが供給されるようになる。このとき、昇圧制御部12は、放電後電圧AV2を測定する(ステップ#4)。放電後電圧AV2は、放電後電圧AV1と同様の方法で測定される。ここで、放電後電圧AV1が測定された時の容量部CAの静電容量は、コンデンサC0の静電容量である。一方、放電後電圧AV2が測定された時の容量部CAの静電容量は、コンデンサC0,C1を並列接続した静電容量である。したがって、放電後電圧AV1が測定された時よりも、放電後電圧AV1が測定された時の方が、容量部CAの静電容量が大きい。そのため、放電後電圧AV1よりも、放電後電圧AV2の方が大きくなっている。
次に、昇圧制御部12は、放電後電圧AV2と閾値TH12の大小を比較する。昇圧制御部12は、放電後電圧AV2が閾値TH12よりも大きい場合(ステップ#5、NO)、容量部CAにおいて充電されるコンデンサの数を増加させない。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0,C1が引き続き充電される。その後、出力電圧VOUTが燃料噴射弁31のソレノイドコイルL1に供給される際には、コンデンサC0,C1が放電する。
一方、昇圧制御部12は、放電後電圧AV2が閾値TH12以下である場合(ステップ#5、YES)、トランジスタSW2をオンにする(ステップ#6)。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0,C1に加えてコンデンサC2が充電される。
その後、昇圧制御部12は、出力電圧VOUTが一定の大きさになるまで、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えて、容量部CAを充電する。また、駆動制御部22は、駆動電流ISOLが一定になるように、トランジスタSW4のオン/オフを制御する。これにより、燃料噴射弁31において、燃料の噴射が継続される。そして、駆動制御部22は、時間T6において、トランジスタSW4,SW5をオフにする。これにより、燃料噴射弁31における燃料の噴射が終了する。この後、昇圧制御部12及び駆動制御部22により、容量部CAが充電及び放電される際には、容量部CAにおいてコンデンサC0~C2が充電及び放電される。
以上のように、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、昇圧制御部12が、容量部CAが所定の基準を満たすほど大きく放電した場合に、容量部CAにおける静電容量を増大させる。具体的に、昇圧制御部12は、放電後電圧AV1,AV2が、所定の閾値TH11,TH12以下である場合に、容量部CAの静電容量を増大させる。
ここで、容量部CAの静電容量が小さいほど、容量部CAが大きく放電する。容量部CAが所定の基準を満たすほど大きく放電するとは、容量部CAの静電容量が所定の下限値以下であることを意味する。したがって、昇圧制御部12は、容量部CAの静電容量が所定の下限値に対して不足しているか否かを判断しており、容量部CAの静電容量が所定の下限値に対して不足していると判断する場合は、容量部CAの静電容量を増大させることになる。
このように、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、必要に応じて容量部CAの静電容量を増大させることができる。そして、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、容量部CAの静電容量が低下して、燃料噴射弁31において予定通りに燃料を噴射できないという事態が生じることを、防止することができる。
なお、静電容量低下を見込んでコンデンサC0の静電容量を十分に大きくしておけば、コンデンサC1,C2を用いなくても、容量部CAを放電した際の出力電圧VOUTの急峻かつ大幅な低下を抑制することが可能である。しかし、コンデンサC0の静電容量を大きくするほど、容量部CAの充電が遅くなり、出力電圧VOUTが放電可能な値に到達するまでの時間が長くなってしまう。第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、容量部CAの充電が遅くなることを防止しつつも、容量部CAの静電容量の低下を防止することができる。
また、昇圧制御部12は、燃料噴射弁31に対して電圧を供給するために容量部CAが放電した時に、容量部CAの静電容量が所定の下限値に対して不足していると判断した場合、次の放電よりも前に容量部CAの静電容量を増大させる。これにより、次に容量部CAを放電させた際に、出力電圧VOUTが急峻かつ大幅に低下することを、防止することができる。そのため、燃料噴射弁31において、予定通りに燃料を噴射できない事態が生じることを、防止することができる。
また、容量部CAは、トランジスタSW1,SW2が直列接続されたコンデンサC1,C2を複数有する。そのため、容量部CAにおいて充電及び放電させるコンデンサの数を調整することにより、増大させる静電容量の大きさを調整することが可能になる。
また、昇圧制御部12は、容量部CAの静電容量を増大させる際に、コンデンサC1,C2に直列接続されたトランジスタSW1,SW2を、所定の順番で段階的にオンに切り替える。これにより、容量部CAにおいて充電及び放電されるコンデンサの数を可能な限り少なくすることができるため、容量部CA、さらには燃料噴射弁駆動装置1の装置寿命を伸ばすことが可能になる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同じ符号を用いる場合、第1実施形態と同一の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。特に、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置は、図1に示した第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1と同様の回路構成であり、以下の説明では適宜図1を参照する。
第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1は、昇圧制御部12の基本的な動作も第1実施形態と同様である。第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1においても、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1と同様に、昇圧制御部12が、容量部CAが所定の基準を満たすほど大きく放電した場合に、容量部CAにおける静電容量を増大させる。ただし、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1では、昇圧制御部12が、容量部CAが放電した際の出力電圧VOUTの降下量に基づいてトランジスタSW1,SW2を制御して、容量部CAの静電容量を増大させる。
第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1の昇圧制御部12による、トランジスタSW1,SW2の制御方法について、図4及び図5を参照して説明する。なお、図4及び図5は、第1実施形態について説明した図2及び図3に相当するものである。
まず、昇圧制御部12は、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えることで、コンデンサC0を充電する。これにより、出力電圧VOUTが上昇し、一定の大きさで維持される。この時点では、トランジスタSW1~SW5はオフである。
駆動制御部22は、時間T11において、トランジスタSW3,SW5をオンにする。これにより、ソレノイドコイルL1に出力電圧VOUTが供給され、駆動電流ISOLが増大し、燃料噴射弁31において燃料が噴射される。このとき、容量部CAが放電されるため、出力電圧VOUTが低下する。
次に、駆動制御部22は、時間T12において、トランジスタSW3オフ、トランジスタSW4をオンに切り替える。これにより、ソレノイドコイルL1に対して、出力電圧VOUTが供給されなくなり、その代わりにバッテリ電圧VBが供給されるようになる。このとき、昇圧制御部12は、容量部CAが放電した時の出力電圧の降下量である電圧降下量DV1を算出する(ステップ#11)。例えば、昇圧制御部12は、所定の値である放電前の出力電圧VOUTから、第1実施形態と同様の方法で測定した放電後電圧AV1を減じることで、電圧降下量DV1を測定してもよい。
次に、昇圧制御部12は、電圧降下量DV1と閾値TH21の大小を比較する。昇圧制御部12は、電圧降下量DV1が閾値TH21よりも小さい場合(ステップ#12、NO)、容量部CAにおいて充電されるコンデンサの数を増加させない。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0が引き続き充電される。その後、出力電圧VOUTが燃料噴射弁31のソレノイドコイルL1に供給される際には、コンデンサC0が放電する。
一方、昇圧制御部12は、電圧降下量DV1が閾値TH11以上である場合(ステップ#12、YES)、トランジスタSW1をオンにする(ステップ#13)。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0に加えてコンデンサC1が充電される。
その後、昇圧制御部12は、出力電圧VOUTが一定の大きさになるまで、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えて、容量部CAを充電する。また、駆動制御部22は、駆動電流ISOLが一定になるように、トランジスタSW4のオン/オフを制御する。これにより、燃料噴射弁31において、燃料の噴射が継続される。そして、駆動制御部22は、時間T14において、トランジスタSW4,SW5をオフにする。これにより、燃料噴射弁31における燃料の噴射が終了する。
次に、駆動制御部22は、時間T14において、時間T11と同様にトランジスタSW3,SW5をオンにする。これにより、ソレノイドコイルL1に出力電圧VOUTが供給され、駆動電流ISOLが増大し、燃料噴射弁31において燃料が噴射される。
次に、駆動制御部22は、時間T15において、トランジスタSW3オフ、トランジスタSW4をオンに切り替える。これにより、ソレノイドコイルL1に対して、出力電圧VOUTが供給されなくなり、その代わりにバッテリ電圧VBが供給されるようになる。このとき、昇圧制御部12は、電圧降下量DV2を算出する(ステップ#14)。電圧降下量DV2は、電圧降下量DV1と同様の方法で測定される。
次に、昇圧制御部12は、電圧降下量DV2と閾値TH22の大小を比較する。昇圧制御部12は、電圧降下量DV2が閾値TH22よりも小さい場合(ステップ#15、NO)、容量部CAにおいて充電されるコンデンサの数を増加させない。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0,C1が引き続き充電される。その後、出力電圧VOUTが燃料噴射弁31のソレノイドコイルL1に供給される際には、コンデンサC0,C1が放電する。
一方、昇圧制御部12は、電圧降下量DV2が閾値TH22以上である場合(ステップ#15、YES)、トランジスタSW2をオンにする(ステップ#16)。この場合、容量部CAでは、コンデンサC0,C1に加えてコンデンサC2が充電される。
その後、昇圧制御部12は、出力電圧VOUTが一定の大きさになるまで、トランジスタSW0のオン及びオフを切り替えて、容量部CAを充電する。また、駆動制御部22は、駆動電流ISOLが一定になるように、トランジスタSW4のオン/オフを制御する。これにより、燃料噴射弁31において、燃料の噴射が継続される。そして、駆動制御部22は、時間T16において、トランジスタSW4,SW5をオフにする。これにより、燃料噴射弁31における燃料の噴射が終了する。この後、昇圧制御部12及び駆動制御部22により、容量部CAが充電及び放電される際には、容量部CAにおいてコンデンサC0~C2が充電及び放電される。
このように、第1実施形態と同様に、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1も、昇圧制御部12が、容量部CAが所定の基準を満たすほど大きく放電した場合に、容量部CAにおける静電容量を増大させる。そのため、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1も、第1実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1と同様の効果を得ることができる。ただし、第2実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置1では、昇圧制御部12が、電圧降下量DV1,DV2が所定の閾値TH21,TH22以上である場合に、容量部CAの静電容量を増大させる。
(他の実施形態)
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
例えば、上述した各実施形態では、容量部CAが3つのコンデンサC0~C2を備える場合について例示した。しかし、容量部CAが備えるコンデンサの数は、3個に限られない。具体的に、上述した各実施形態では、容量部CAが、トランジスタが直列接続されていないコンデンサC0を1個と、トランジスタSW1,SW2が直列接続されているコンデンサC1,C2を2個備える場合について例示している。しかし、容量部CAが、トランジスタが直列接続されていないコンデンサを2個以上備えてもよいし、トランジスタが直列接続されているコンデンサを1個または3個以上備えてもよい。
また、上述した各実施形態では、昇圧制御部12が、容量部CAの静電容量を増大させる際に、コンデンサC1,C2に直列接続されたトランジスタSW1,SW2を、所定の順番で段階的にオンに切り替える場合について例示した。しかし、昇圧制御部12が、コンデンサに直列接続されたトランジスタを、複数同時にオンするようにしてもよい。
また、容量部CAが、トランジスタが直列接続されていないコンデンサを備えず、トランジスタが直列接続されているコンデンサを2個以上備えてもよい。ただし、この場合、容量部CAの充電開始時に、少なくとも1つのコンデンサに直列接続されているトランジスタがオンになっており、少なくとも1つのコンデンサに直列接続されているトランジスタがオフになっているものとする。
例えば、上述した各実施形態では、昇圧回路11がバッテリ電圧VBを昇圧する場合について例示した。しかし、昇圧回路11が、バッテリ電圧VB以外の電圧を昇圧してもよい。例えば、昇圧回路11が、バッテリ電圧VBを昇圧または降圧して得られた電圧や、バッテリ以外の電源から供給される電圧を昇圧してもよい。
例えば、上述した各実施形態では、コンデンサC1,C2の接続を切り替えるスイッチとして、トランジスタSW1,SW2を用いる場合について例示した。しかし、コンデンサC1,C2の接続を切り替えるスイッチとして、アナログスイッチなどのトランジスタ以外のスイッチング素子を用いてもよい。
また、上述した各実施形態において、コンデンサC0の静電容量の仕様値を、昇圧制御部12が容量部CAの静電容量を増大させない大きさにしてもよい。この場合、静電容量低下していない容量部CAでは、コンデンサC0のみが充電及び放電されるようになる。そして、コンデンサC0が静電容量低下した後に、コンデンサC1が充電及び放電されるようになり、さらにはコンデンサC2が充電及び放電されるようになる。このように構成することで、コンデンサC1,C2の静電容量低下を防止して、容量部CA、さらには燃料噴射弁駆動装置1の装置寿命を伸ばすことが可能になる。
さらに、上記のように、コンデンサC0が静電容量低下した場合に初めてコンデンサC1,C2の充電及び放電が開始されるように構成する場合、コンデンサC1,C2の静電容量の仕様値を、コンデンサC0の静電容量の仕様値より小さくしてもよい。これにより、コンデンサC1,C2の充電及び放電が開始された際に、容量部CAの静電容量が必要以上に大きくなることを、防止することができる。また、コンデンサC1,C2の静電容量が無用に大きくなることを抑制することで、容量部CA及び燃料噴射弁駆動装置1の大型化を抑制することができる。
また、上述した各実施形態において、昇圧制御部12が、容量部CAの静電容量を不可逆的に増大させてもよい。具体的に、昇圧制御部12が、容量部CAの静電容量を増大したことを記憶して、次回の燃料噴射弁駆動装置1の動作開始時に、前回の燃料噴射弁駆動装置1の動作終了時における容量部CAの静電容量が維持されるように、容量部CAを制御してもよい。
例えば、昇圧制御部12は、トランジスタSW1をオンにした場合、燃料噴射弁駆動装置1の動作終了後も、トランジスタSW1をオンにしたことを記憶し続ける。そして、昇圧制御部12は、次回の燃料噴射弁駆動装置1の動作開始時に、トランジスタSW1をオンにする。なお、昇圧制御部12は、最初はトランジスタSW1,SW2をオンにしたことは記憶していない。そのため、初回の燃料噴射弁駆動装置1の動作開始時において、昇圧制御部12は、トランジスタSW1,SW2をいずれもオンにしない。このとき、容量部CAでは、コンデンサC0のみが充電及び放電される。
このように構成することで、燃料噴射弁駆動装置1が動作を開始する都度、昇圧制御部12が容量部CAの静電容量が所定の閾値に対して不足するか否かの判定を繰り返すことが防止される。したがって、昇圧制御部12における演算量を低減することで、燃料噴射弁駆動装置1の消費電力を低減することができる。
また、上述した各実施形態では、昇圧制御部12が、放電時に容量部CAの静電容量が所定の下限値に対して不足していると判断した場合、次に燃料噴射弁31に対して出力電圧VOUTを供給する前に、容量部CAの静電容量を増大させている。しかし、昇圧制御部12が、これ以外のタイミングで容量部CAの静電容量を増大させてもよい。例えば、昇圧制御部12が、放電時に容量部CAの静電容量が所定の下限値に対して不足していると判断したとしても、その時点では容量部CAの静電容量を増大させず、次回の燃料噴射弁駆動装置1の動作開始時に容量部CAの静電容量を増大させてもよい。
また、上述した各実施形態の昇圧制御部12は、1または複数の制御装置によって構成される。この制御装置は、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)とも呼ばれる場合がある。例えば、制御装置は、メモリと、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサとを備える。また例えば、制御装置は、プログラムされた多数の論理ユニット(ゲート回路)を含むデジタル回路によって構成された論理回路を備える。
1 燃料噴射弁駆動装置、11 昇圧回路、12 昇圧制御部、31 燃料噴射弁、CA 容量部、VB バッテリ電圧

Claims (9)

  1. 入力電圧(VB)を昇圧して、燃料噴射弁(31)を開かせる電圧を生成する昇圧回路(11)と、
    前記昇圧回路を制御する昇圧制御部(12)と、を備え、
    前記昇圧回路は、前記入力電圧を充電して昇圧する容量部(CA)を有し、
    前記昇圧制御部は、前記容量部が所定の基準を満たすほど大きく放電した場合、前記容量部の静電容量を増大させる、燃料噴射弁駆動装置。
  2. 前記昇圧制御部は、放電後に前記容量部に充電されている電圧(AV1,AV2)が、所定の閾値(TH11,TH12)以下である場合に、前記容量部の静電容量を増大させる、請求項1に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  3. 前記昇圧制御部は、前記容量部が放電した時の電圧の降下量(DV1,DV2)が、所定の閾値(TH21,TH22)以上である場合に、前記容量部の静電容量を増大させる、請求項1に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  4. 前記昇圧制御部は、前記燃料噴射弁に対して電圧を供給するために前記容量部が放電した時に、前記容量部が所定の基準を満たすほど深く放電した場合、次の放電よりも前に前記容量部の静電容量を増大させる、請求項1~3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  5. 前記容量部は、
    第1コンデンサ(C0)と、
    前記第1コンデンサに対して並列に接続された第2コンデンサ(C1,C2)と、
    前記第2コンデンサに対して直列に接続されたスイッチ(SW1,SW2)と、を有し、
    前記昇圧制御部は、前記スイッチを非導通状態から導通状態に切り替えることで、前記容量部の静電容量を増大させる、請求項1~4のいずれか1項に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  6. 前記容量部は、前記第2コンデンサ及び前記スイッチの組を複数有する、請求項5に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  7. 前記昇圧制御部は、複数の非導通状態の前記スイッチを、所定の順番で段階的に導通状態に切り替える、請求項6に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  8. 前記第1コンデンサの静電容量の仕様値が、前記昇圧制御部が前記容量部の静電容量を増大させない大きさである、請求項5~7のいずれか1項に記載の燃料噴射弁駆動装置。
  9. 前記第2コンデンサの静電容量の仕様値が、前記第1コンデンサの静電容量の仕様値よりも小さい、請求項8に記載の燃料噴射弁駆動装置。
JP2019081202A 2019-04-22 2019-04-22 燃料噴射弁駆動装置 Active JP7111052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081202A JP7111052B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 燃料噴射弁駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081202A JP7111052B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 燃料噴射弁駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020178513A JP2020178513A (ja) 2020-10-29
JP7111052B2 true JP7111052B2 (ja) 2022-08-02

Family

ID=72936172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019081202A Active JP7111052B2 (ja) 2019-04-22 2019-04-22 燃料噴射弁駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7111052B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104303A (ja) 2011-11-10 2013-05-30 Denso Corp 自動車用放電電流制御回路
JP2015169112A (ja) 2014-03-06 2015-09-28 株式会社デンソー 噴射制御装置
US20180229730A1 (en) 2017-02-10 2018-08-16 GM Global Technology Operations LLC Stabilizing power supply voltage to a load during auto start

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02103970A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Toyota Motor Corp 圧電素子の駆動回路
JP2917705B2 (ja) * 1992-10-05 1999-07-12 国産電機株式会社 内燃機関用燃料噴射装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013104303A (ja) 2011-11-10 2013-05-30 Denso Corp 自動車用放電電流制御回路
JP2015169112A (ja) 2014-03-06 2015-09-28 株式会社デンソー 噴射制御装置
US20180229730A1 (en) 2017-02-10 2018-08-16 GM Global Technology Operations LLC Stabilizing power supply voltage to a load during auto start

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020178513A (ja) 2020-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7239192B2 (en) Self-reparable device to generate a high voltage, and method for repairing a device to generate a high voltage
US9018921B2 (en) Battery charger architecture
US20160118822A1 (en) Battery charger with segmented power path switch
US7180757B2 (en) Sequential soft-start circuit for multiple circuit channels
US20060261880A1 (en) Charge pump type booster circuit and antenna switch
US7795848B2 (en) Method and circuit for generating output voltages from input voltage
US10972003B2 (en) Charge pump
US20170302180A1 (en) Dc-dc converter
US20210288643A1 (en) Apparatus for Driving a Switching Device and Method of Using the Same
US10488881B1 (en) Power supply circuit
JP7111053B2 (ja) 燃料噴射弁駆動装置
US7995363B2 (en) DC-DC converter
JP7111052B2 (ja) 燃料噴射弁駆動装置
US6717829B2 (en) Charge pump device with reduced ripple and spurious low frequency electromagnetic signals
US7960864B2 (en) Arrangement and method for providing power to a circuit using switched capacitor techniques
US8387580B2 (en) Plasma ignition device for internal combustion engine
US8847648B2 (en) Voltage pulse train generator, application to the control of an ultrasound piezoelectric injector
JP6757887B2 (ja) 車載用非常電源装置
CN105888865B (zh) 螺线管驱动装置
US11539295B2 (en) Switched-mode power supply having multiple operating phases and a stepped reference voltage
US20060012338A1 (en) Charging device for charging a battery and method for the operation thereof
JP4407468B2 (ja) ピエゾアクチュエータの駆動装置
CN110955353B (zh) 一种电容屏的驱动电路、驱动电路输出方法及移动终端
JP7188326B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JP7310386B2 (ja) 容量性負荷制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7111052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151