JP7109981B2 - 人体検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば個室等の特定空間内の人体を検出する人体検出装置に関する。
例えば、トイレ等の個室において、利用者を検出するためのセンサが設けられていることがある。このようなセンサにより利用者が検出されると、例えば便蓋の開閉や洗浄水の吐出等の制御が自動的に実施できる。この種の用途には、例えば反射型の赤外線センサ、焦電型の赤外線センサ、電波センサ、超音波センサ等が利用されている(例えば特許文献1を参照)。
また、屋内等における人体の異常を報知する方法として、例えば特許文献2に記載の方法が提案されている。特許文献2には、焦電センサにより、人体の体動を検出し、被観察者の行動が異常か否かを判定している。
特開2016-121460号公報 特開2005-327134号公報
例えば、特許文献1に記載された発明は、人体の有無、つまり、利用者がいるかいないかの判別しか行っていないので、人体の異常までは判別できない。また、特許文献2に記載された発明は、焦電センサにより人体の異常を検出しているが、焦電センサは、一般的に検知にある程度の移動量が必要であり、例えばトイレでの排便中に失神した状態と考え事をしている状態といった小さい体動を区別することができない。
そこで、本発明は、人体の挙動を精度良く検知することができる人体検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、家屋内の特定空間に設置されたセンサの測定結果に基づいて、前記特定空間内における人体の頭部の少なくともか所の測定点の座標を検出する座標検出部と、前記座標検出部が検出した前記座標に基づいて前記頭部の中心とみなす位置を算出する中心位置算出部と、前記中心位置算出部が算出した前記中心位置の所定時間における変化量を検出する変化量検出部と、前記変化量検出部が検出した前記変化量が所定の閾値以下である場合は、前記人体に異常が発生していると判断する異常判断部と、を備えていることを特徴とする人体検出装置である。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記中心位置算出部は、前記座標に基づいて前記頭部を球体に近似して、当該球体の前記中心位置を算出することを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記中心位置算出部は、前記座標間を移動した際の軌道の変化に基づいて前記頭部の凸部の有無を予測し、前記凸部が予測された場合は、当該凸部上に位置する前記測定点を前記凸部外の前記軌道上の位置に移動させることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1からのうちいずれか一項に記載された発明において、前記センサの所定時間分の測定結果の平均値を算出する平均算出部を備え、前記座標検出部は、前記平均算出部が算出した平均値に基づいて前記座標を検出することを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1からのうちいずれか一項に記載された発明において、前記座標検出部が前記座標を検出するに先立って、前記センサの測定結果に基づいて、前記特定空間内の予め定めた範囲から前記頭部を検出する頭部検出部を備えていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明において、前記頭部検出部が検出した前記頭部の位置の周囲の複数の位置における前記センサの測定結果に基づいて前記頭部を追跡する頭部追跡部を備えていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1からのうちいずれか一項に記載の発明において、センサは、測距センサであることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載の発明において、前記測距センサは、前記特定空間の床面に対して垂直方向及び水平方向に検出方向を変化させる方向変更部を備えていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、頭部の中心位置の所定時間間隔における変化量を検出することで人体の検出をしている。頭部は、体よりもの移動量が多くなる傾向があるので、人体の挙動を精度良く検出することができる。また、例えばトイレに着座した際における頭部の移動の変化量が小さすぎる場合は人体に異常が起こっていると判断し、警報の報知等の処置を講じることができる。
請求項に記載の発明によれば、中心位置算出部は、座標に基づいて頭部を球体に近似して、当該球体の前記中心位置を算出するので、頭部の中心位置の算出処理を簡易にすることができる。したがって、頭部の中心位置の算出処理の短縮化を図ることができるため、人体の異常の検出の迅速化を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、中心位置算出部は、座標間を移動した際の軌道の変化に基づいて頭部の凸部の有無を予測し、凸部が予測された場合は、当該凸部上に位置する測定点を凸部外の軌道上の位置に移動させるので、例えば髪型や帽子等により頭部に凸部があった場合でも、頭部の中心位置を算出することができる。
請求項に記載の発明によれば、センサの所定時間分の測定結果の平均値を算出する平均算出部を備え、座標検出部は、平均算出部が算出した平均値に基づいて座標を検出するので、センサの測定結果に含まれるノイズを除去し、センシング精度を向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、座標検出部が座標を検出するに先立って、センサの測定結果に基づいて、特定空間内の予め定めた範囲から頭部を検出する頭部検出部を備えているので、特定空間全体から検出するよりも検出処理を短縮することができる。したがって、人体の異常の検出の迅速化を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、頭部検出部が検出した頭部の位置の周囲の複数の位置におけるセンサの測定結果に基づいて頭部を追跡する頭部追跡部を備えているので、周囲の複数の位置のうち1つでも頭部から外れた位置を示した場合は、頭部が動いたと見做すことができる。また、頭部から外れた位置によって、頭部の移動方向が判明するので、頭部の追跡も容易にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、センサは測距センサであるので、安価なセンサで頭部までの距離情報を精度良く取得することができ、頭部の位置座標や頭部の検出等の精度も向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、測距センサは、特定空間の床面に対して垂直方向及び水平方向に検出方向を変化させる方向変更部を備えているので、測距センサが本来持っている検出範囲を超える範囲の検出をすることができる。したがって、例えばトイレや浴室といった特定空間をカバーすることができる。
本発明の一実施形態にかかる人体検出装置の概略構成図である。 図1に示されたセンサユニットをトイレの個室に設けた側面図である。 図1に示されたセンサの概略構成図である。 トイレ内での行為ごとの頭部の移動量を示すグラフである。 図1に示された人体検出装置の動作のフローチャートである。 図1に示された人体検出装置の動作のフローチャート(続き)である。 トイレの個室内に設置されたトイレ装置に着座している利用者の正常時及び異常時における頭の位置の例である。 図7に示された頭の位置に基づく頭の想定位置を示した説明図である。 頭位置の周囲4点についての説明図である。 1点外れ、3点外れ、隣接2点外れについての説明図である。 トイレの個室Tの空間内における座標の説明図である。 頭部に凸部がある場合の球体の算出結果の説明図である。 図12に示した場合における5点を結ぶ軌道に沿って移動した場合の座標の変化のグラフである。 凸部に測定点がある場合の対処についての説明図である。 センサの検出精度向上方法の説明図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる人体検出装置の概略構成図である。
人体検出装置50は、図1に示したように、センサユニット10と、制御基板20と、を備えている。センサユニット10は、特性空間として例えばトイレの個室内に設けられる。図2にトイレの個室に設けた例を示す。図2において、符号100は、トイレ装置であり、洋式便器、便座、便蓋、衛生洗浄装置、タンク等を備えている。符号Pは利用者(人体)である。図2において、センサユニット10は、トイレの個室Tの天井隅部に設置されている。
センサユニット10は、図1に示したように、センサ11と、チルトモータ12と、アーム13と、ベース14と、パンモータ15と、を備えている。
センサ11は、測距センサと、測距センサを固定するセンサベースとで構成されている。測距センサは、図3に示したように、発光素子から光を出射し、その光が測定物で反射した反射光が受光素子に入射する位置に基づいて三角法の原理により測定物までの距離を測定する周知のセンサである。また、本実施形態では、三角法方式の測距センサで説明するが、TOF(Time Of Flight)方式の測距センサであってもよい。
チルトモータ12は、例えばステッピングモータで構成され、制御基板20からの制御によりセンサ11を垂直方向に回転させる。垂直方向とは、図2の場合であれば上下方向、つまり床面に対して垂直方向を示す。
アーム13は、略L字状に形成されている。アーム13は、一方の端部にチルトモータ12が固定されている。また、アーム13は、他方の端部がベース14と回転可能に設けられている。
ベース14は、略台形状に形成されている。ベース14は、パンモータ15を内蔵し、アーム13の他方の端部を回転可能に保持している。
パンモータ15は、ベース14に内蔵されている。パンモータ15は、例えばステッピングモータで構成され、制御基板20からの制御によりアーム13(センサ11)を水平方向に回転させる。水平方向とは、図2の場合であれば天井や床面と平行な方向を示す。
つまり、チルトモータ12とパンモータ15は、センサ11(測距センサ)の検出方向を特定空間の床面に対して垂直方向及び水平方向に変化させる方向変更部として機能する。
制御基板20は、センサ11の測定結果を取得して人体の検出動作や、チルトモータ12及びパンモータ15の制御を行う。制御基板20は、センサユニット10と一体的に構成されていてもよいし、所定の信号ケーブル等で接続されてトイレの個室Tとは別の場所に設置されていてもよい。
制御基板20は、電源21と、CPU22と、を備えている。また、制御基板20は、図示しないがセンサ11の測定結果を示す信号が入力されるインタフェース回路(I/F)や、チルトモータ12、パンモータ15の制御用のI/F回路等も備えている。
電源21は、外部から例えば100Vの交流電圧が入力され、所定の直流電圧に変換後、CPU22等制御基板20内に電源電圧を供給する。
CPU22は、本実施例では、演算装置とメモリ等を有するマイクロコンピュータ(マイコン)で構成されている。なお、マイコンに限らず、DSP(Digital Signal Processor)等の演算装置とメモリ等を有し、所定のプログラムで動作するデバイスであればよい。或いはCPUではなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで構成してもよい。
CPU22は、センサ11の測定結果に基づいて人体の検出や、検出された人体の異常の有無の判断等を行う。また、CPU22は、前記した人体の検出の際に必要に応じてチルトモータ12やパンモータ15を制御してセンサ11の検出範囲を移動させる。
また、CPU22は、無線モジュール22aを備えている。無線モジュール22aは、トイレ装置100が有する着座センサ30と無線通信をして、利用者Pの有無を検出する。なお、利用者Pの有無は、着座センサ30に限らず、ドアの開閉検出、測距センサ自身での検出等他の方法でもよい。
次に、図1に示した人体検出装置50において検出する人体の状態について説明する。人体検出装置50は、人体の異常を判断するために、人体の体動を検出する。図2に示したようなトイレの個室Tを利用する際には、トイレの個室Tへの入室、脱衣、トイレ装置100への着座、排便、洗浄、起立、着衣、退出の順に動作するのが一般的である。
上記動作のうち、排便が最も体動が小さく、失神状態等の異常の判別が困難である。ここで、トイレ内で利用者は排便時には、考え事、スマートフォン、読書といったことが行われるのが多いことが知られている。そこで、本発明者らが、これらの動作と、失神状態との体動量を測定したところ、頭部の移動量が正常時(考え事、スマートフォン操作、読書)と異常時(失神状態)とで差が大きいことが判明した。図4に頭部の移動量のグラフを示す。図4の実線は失神状態、破線はスマートフォン操作、一点鎖線は考え事、二点鎖線は読書を示す。
図4に示したように、異常時(失神状態)では、正常時(考え事、スマートフォン操作、読書)と比較して、頭部の移動量が少ないことが明らかとなった。したがって、所定時間間隔における頭部の移動量を算出することで、異常か正常かを判断することができる。
次に、上述した構成の人体検出装置50の動作について図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。図5及び図6に示したフローチャートは、主に制御基板20のCPU22で実行される。
まず、ステップS1において、CPU22は、トイレの個室Tの利用者Pの入室又は着座の検知を行い、利用者Pの入室又は着座が検知された場合(Yの場合)はステップS2に進み、検知されない場合(Nの場合)は本ステップで待機する。利用者Pの入室は、例えば、扉の開閉の検知や、赤外線センサ、測距センサ自身等により検知することができる。また、着座は、便座等に設けられている着座センサ30の検出結果を利用すればよい。
次に、ステップS2において、CPU22は、利用者Pの着座検知を行い、利用者Pの着座が検知された場合(Yの場合)はステップS3に進み、検知されない場合(Nの場合)はステップS1に戻る。なお、本ステップは、ステップS1で利用者Pの入室が検知された場合に実行し、ステップS1で利用者Pの着座を検知した場合は省略することができる。
次に、ステップS3において、CPU22は、利用者Pがトイレ装置100に着座した状態におけるセンサ11から頭(頭部)の想定位置までの距離をセンサ11に測定させる。本実施形態における頭の想定位置について図7及び図8を参照して説明する。
図7は、トイレの個室T内に設置されたトイレ装置100に着座している利用者Pの正常時及び異常時における頭の位置の例を示している。図7(a)はトイレの個室Tを上面から見た図、図7(b)はトイレの個室Tを側面から見た図である。また、図7では、正常時7パターン(斜線の網掛け)と異常時6パターン(点の網掛け)の頭の位置を記載している。
図7に示したように、異常時は、正常時よりも、頭の位置がばらつくことが判明した。但し、いずれの場合でも頭は腰を中心とした円周上に軌道があることが判明した。そこで、本実施形態では、図8に符号Aで示した範囲の頭の想定位置を設定した。つまり、この想定位置Aの範囲に頭があるものとしてセンサ11の測定範囲を移動させてセンサ11からの距離を測定させる。
図5の説明に戻る。次に、ステップS4において、CPU22は、全ての測定点を測定したか否か判断し、全測定点測定完了した場合(Yの場合)はステップS5に進み、未完了の場合(Nの場合)はステップS3に戻る。本ステップでは、図8に示した予め定めた範囲としての想定位置Aの範囲を、例えば水平方向16点を垂直方向を利用者の座高も考慮した4パターンの計64点の測定点についてセンサ11に測定させる。なお、本実施形態で使用するセンサ11は図3に示したような発光素子から光を照射する測距センサであり、想定位置Aに物体が無い場合は、例えば床面や壁面まで距離を測定してしまうが、その場合であっても、想定位置Aの測定点を測定したものと見做す。
次に、ステップS5において、CPU22は、頭位置を確定させる。本ステップでは、ステップS4で測定した測定点のうち、トイレ装置100に着座している利用者Pの頭の位置の測定結果(距離)として相応しい値を示す測定点の位置を頭の位置として確定する。つまり、床面や壁面までの距離が測定された値を排除し、想定位置Aの範囲に含まれる距離の値を示す測定点を頭位置とする。即ち、予め定めた範囲から頭部の位置を検出している。また、想定位置Aの範囲に含まれる測定点が複数あった場合は、例えば最も近い距離が測定された測定点を頭位置とすればよい。
即ち、ステップS2~S5によって、CPU22は、座標検出部が座標を検出するに先立って、特定空間内の予め定めた範囲から頭部を検出する頭部検出部として機能する。
次に、ステップS6において、CPU22は、利用者Pの着座検知を行い、利用者Pの着座が検知された場合(Yの場合)はステップS7に進み、検知されない場合(Nの場合)はステップS1に戻る。本ステップは、ステップS4以降、利用者Pが立ち上がった等で着座状態でなくなったことを検知するために実行している。着座状態でなくなった場合は、本実施形態が対象とする人体検知から外れるためステップS1へ戻るようにしている。
次に、ステップS7において、CPU22は、頭位置の周囲4点のセンサ11からの距離を測定する。頭位置の周囲4点について図9を参照して説明する。図9は、利用者Pを後ろ斜め上方から見た図である。符号Hは利用者Pの頭である。図9において、点h0は、ステップS5で確定した頭の位置の測定点である。そして、点h0の上方の点h1、下方の点h3、右方の点h2、左方の点h4を定義し、これらの4点のセンサ11からの距離を測定する。
本実施形態では、図9に示したように、点h1と点h3は点h0からの距離が同じであり、点h2と点h4は点h0からの距離が同じである。そして、点h1、点h3を結ぶ対角線と、点h2、点h4を結ぶ対角線と、は点h0で垂直に交わっている。つまり、点h1、h2、h3、h4は、菱形状に配置されている。点h1、h3から点h0までの距離と、点h2、h4から点h0までの距離と、は、想定されている利用者Pの頭Hの範囲に含まれるように適宜定める。
図5の説明に戻る。次に、ステップS8において、CPU22は、ステップS7で測定した4点について、1点外れ、3点外れ、隣接2点外れのいずれかに該当するか否かを判断し、該当する場合(Yの場合)はステップS9に進み、該当しない場合(Nの場合)はステップS11に進む。
ここで、1点外れ、3点外れ、隣接2点外れについて、図10を参照して説明する。図10は後ろ斜め上方から見た利用者Pの頭Hのみを示している。図10(a)は、1点外れの例である。1点外れは、図10(a)に示したように、4点のうち1点のみが頭Hの範囲から外れた距離を示している場合である。頭Hの範囲から外れた距離とは、例えば点h0が示す距離から±20cm以上離れた値等の明らかに点h0と異なる距離の値をいう。
図10(b)は、3点外れの例である。3点外れは、図10(b)に示したように、4点のうち3点が頭Hの範囲から外れた距離を示している場合である。図10(c)は、隣接2点外れである、隣接2点外れは、図10(c)に示したように、4点のうち菱形を構成する辺を通して隣接する2点が頭Hの範囲から外れた距離を示している場合である。
図10に示したような、1点外れ、3点外れ、隣接2点外れに該当する場合は、ステップS5で確定した頭Hの位置が頭Hの中心からずれ過ぎている、又は、ステップS5で確定した状態から頭Hが移動した、のいずれかと見做して、CPU22は、以下で説明するように4点の位置をずらすことで追従させる。
この追従動作は、ステップS9において追跡動作(後述するステップS10)を例えば3回以上実行していない場合(Nの場合)であれば、CPU22は、追跡動作として、チルトモータ12やパンモータ15を駆動させてセンサ11の向き(光軸)を調整する(ステップS10)。例えば、図10(a)のように、点h4が頭Hから外れている場合は、点h0から点h4までの距離分(例えば5cm)右方向へセンサ11の向きを移動させる。図10(b)のように、点h1、h3、h4が頭Hから外れている場合は、点h2から点h4までの距離分(例えば10cm)右方向へセンサ11の向きを移動させる。そして、調整後に再度ステップS6から実行する。即ち、CPU22は、頭部検出部で検出された頭部の位置の周囲の複数の位置に基づいて頭部の位置を追跡している。
一方、ステップS10を例えば3回以上実行している場合(Yの場合)は、ステップS5で確定した頭Hの位置から頭Hは大きく移動しているとして、再度ステップS3から実行して頭Hの位置を検索する。
ステップS8で、1点外れ、3点外れ、隣接2点外れに該当しない場合は、ステップS11において、CPU22は、ステップS7で測定した4点について、全点外れ、隣接でない2点外れのいずれかに該当するか否かを判断し、いずれかに該当する場合(Yの場合)はステップS3に戻り、いずれかに該当しない場合(Nの場合)は頭Hの位置が安定したものとして図6のステップS12に進む。
ここで、全点外れ、隣接でない2点外れについて説明する。全点はずれとは、4点全てが頭Hの範囲から外れた距離を示している場合である。隣接でない2点外れとは、例えば、点h1と点h3等、対角線上にある2点が頭Hの範囲から外れた距離を示している場合である。このような場合は、ステップS5で確定した頭Hの位置から頭Hは大きく移動している、或いは頭Hではなく肩等他の部位を検出した可能性があるとして、再度ステップS3から実行して頭Hの位置を検索する。また、ステップS8、S9とも“N”の場合は、4点とも頭Hの範囲にあるとして、図6のステップS12以降を実行する。
即ち、ステップS6~S11によって、CPU22は頭部検出部が検出した頭部の位置の周囲の複数の位置に基づいて頭部を追跡する頭部追跡部として機能する。
続いて、図6のステップS12において、CPU22は、利用者Pの着座検知を行い、利用者Pの着座が検知された場合(Yの場合)はステップS13に進み、検知されない場合(Nの場合)は図5のステップS1に戻る。本ステップは、ステップS6と同様に、ステップS7以降、利用者Pが立ち上がった等で着座状態でなくなったことを検知するために実行している。
次に、ステップS13において、CPU22は、図9に示した5点(点h0~点h4)のセンサ11からの距離をセンサ11に測定させる。点h0~点h4は、既に前のステップで測定しているが、本実施形態では、以降のステップを実行するために改めて測定し直す。
次に、ステップS14において、CPU22は、ステップS13で測定した距離に基づいて5点のトイレの個室Tの空間内における座標を算出する。座標の算出方法について図11を参照して説明する。
図11は、図2と同様に、トイレの個室Tを示した図である。図11(a)は上面図、図11(b)は側面図である。図11に示したように、センサ11の水平方向(x,y方向)の回転角をφ、垂直方向(z方向)の回転角をθ、センサ11による測定距離をRとすると、点h0の座標(x,y,z)は周知の三角法を用いて以下の(1)~(3)式により求めることができる。点h1~h4の座標も同様にして求めることができる。即ち、CPU22は、特定空間に設置されたセンサ11の測定結果に基づいて、特定空間内における人体の頭部の5か所の測定点の座標を検出する座標検出部として機能する。
Figure 0007109981000001
Figure 0007109981000002
Figure 0007109981000003
図6の説明に戻り、ステップS15において、CPU22は、ステップS14で算出した5点の座標に基づいて、利用者Pの頭Hを球体として近似(球体予測)し、球体の中心座標を求める。球面の座標(mxi,myi,mzi)がN個あるとき、球体の中心座標(a,b,c)、半径rは、以下の(4)式により求めることができる。したがって、ステップS14で求めた座標を(4)式に代入することで球体の中心座標を求める。なお、本実施形態では5点から求めているが、(4)式から明らかなように、点以上であれば球体の中心座標を求めることができる。即ち、CPU22は、座標検出部が検出した座標に基づいて頭部の中心位置を算出する中心位置算出部として機能する。
次に、ステップS16において、CPU22は、ステップS15の実行は2回目の球体予測か否かを判断し、2回目である場合(Yの場合)はステップS17に進み、1回目である場合(Nの場合)はステップS12に戻り、再度5点の座標を求めて球体予測を行う。
次に、ステップS17において、CPU22は、2回の球体予測に基づいて頭Hの移動量(変化量)を算出する。この移動量は、移動量をL、1回目に算出された中心座標を(X1,Y1,Z1)、2回目に算出された中心座標を(X2,Y2,Z2)とすると、次の(5)式で算出することができる。なお、1回目の中心座標の算出から2回目の中心座標の算出までは数十秒~数分程度の間隔とする。即ち、CPU22は、中心位置算出部が算出した中心位置の所定時間における変化量を検出する変化量検出部として機能する。
Figure 0007109981000004
次に、ステップS18において、CPU22は、ステップS17で求めた移動量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、所定の閾値以下である場合はステップS19に進み、所定の閾値以下でない場合はステップS12に戻る。本ステップでは、ステップS17の結果球体の移動量が少ない場合は、頭Hの移動量が少ない、即ち、頭部の体動が少ないと判断している。所定の閾値は、例えば図4等に基づいて適宜定めればよい。即ち、CPU22は、変化量検出部が検出した変化量に基づいて人体に異常が発生しているか否かを判断する異常判断部として機能する。
次に、ステップS19において、CPU22は、ステップS18において、頭部の体動が少ないと判断されたので、アラーム(警報)を発するように、不図示のブザーや表示装置等に制御信号を出力する。また、アラームを示す情報を無線等によって外部端末等に送信するようにしてもよい。
図5及び図6に示したフローチャートは、まず、特定空間内の頭Hを検索する頭検索ステップ、頭Hの大きい体動を検出して追跡する頭追跡ステップ、頭Hの動きが少なくなってきたときの頭Hの小さい体動を精密に測定して異常を判断する頭移動量測定ステップの3ステップから構成されている。
本実施形態によれば、人体検出装置50は、トイレの個室T等の特定空間に設置されたセンサ11の測定結果に基づいて、CPU22は、特定空間内における利用者Pの頭Hの5か所の座標を検出し、その検出した座標に基づいて頭Hの中心位置を算出する。そして、CPU22は、算出された中心位置の所定時間における変化量を検出して、検出された変化量に基づいて利用者Pに異常が発生しているか否かを判断する。このようにすることにより、頭Hは、体よりもの移動量が多くなる傾向があるので、人体の挙動を精度良く検出することができる。
また、座標は(x,y,z)の三次元で表されているので、二次元よりも複雑な体動を精度良く検出することができる。人体の頭は図7に示したように三次元的に動くため、三次元の座標により体動を検出することで、検出精度を向上させることができる。
また、頭Hの中心位置の所定時間間隔における変化量に基づいて利用者Pの異常の判断をするので、トイレ装置100に着座した際における頭Hの移動の変化量が小さすぎる場合は利用者Pに異常が起こっていると判断し、警報の報知等の処置を講じることができる。
また、CPU22は、算出した座標に基づいて頭Hを球体に近似して、当該球体の中心位置を算出するので、頭Hの中心位置の算出処理を簡易にすることができる。
また、CPU22は、前記した座標を検出するに先立って、トイレの個室T等の特定空間内の頭の想定位置Aから頭Hの位置を検出するので、トイレの個室T等の特定空間全てから検出するよりも検出処理を短縮することができる。したがって、人体の異常の検出の迅速化を図ることができる。
また、CPU22は、検出された頭部の位置の周囲の複数の位置に基づいて頭部を追跡するので、周囲の複数の位置のうち1つでも頭部から外れた位置を示した場合は、頭部が動いたと見做すことができる。また、頭部から外れた位置によって、頭部の移動方向が判明するので、頭部の追跡も容易にすることができる。
また、センサ11は測距センサであるので、安価なセンサで頭Hまでの距離情報を精度良く取得することができ、頭Hの位置座標や頭Hの検出等の精度も向上させることができる。
また、測距センサは、トイレの個室T等の特定空間の床面に対して垂直方向(z)及び水平方向(x,y)に検出方向を変化させるチルトモータ12やパンモータ15を備えているので、測距センサが本来持っている検出範囲を超える範囲の検出をすることができる。したがって、例えばトイレや浴室といった特定空間全体をカバーすることができる。
なお、上述した実施形態では、頭Hを単純な球体として説明したが、現実の頭Hには、髪型や帽子等により、凸部等が存在することがある。凸部がある場合の例を図12に示す。図12は、頭Hに髪型等により凸部Cが形成されている。このような場合に、点h1~h4のうち1つが凸部Cの部分にある場合(図12では点h1)、図12右図の符号Bで示したように、(4)式で算出される球体の中心座標や半径に誤差が生じてしまう。
ここで、図12に示した場合における5点を結ぶ軌道に沿って移動した場合の座標の変化を図13に示す。図13は、点h1、h2、h3、h4、h0、h1の順に移動した場合である。この場合、点h1は、凸部C上にあるので、点h1と点h2との間及び点h0と点h1との間は急激に変化していることが明らかである。通常、球体の場合は、連続した軌道となり変化は穏やかであるので、このような急激な変化を検出することで凸部Cを検出することが可能となる。即ち、測定点間を移動した際の軌道の変化に基づいて頭部の凸部の有無を予測している。
そして、上記したような凸部Cが検出された場合は、図14に示したように、凸部C上の点を球体(頭H)の軌道上の点h1’に移動させる。このようにすることにより、例えば髪型や帽子等により頭Hに凸部があった場合でも、頭Hの中心位置を算出することができる。即ち、凸部が予測された場合は、当該凸部上に位置する測定点を凸部外の軌道上の位置に移動させている。
また、上述した実施形態では、センサ11として測距センサを使用していたが、測距センサの検出結果には図15(a)に示したようにノイズが含まれるため、センサ11の検出精度が上がらない場合がある。そこで、図15(b)に示したように、例えばCPU22が、10秒等の所定時間毎に平均化することで、センサ11の検出精度を向上させることができる。このような方法は、特に図6のステップS13の際に行うと、頭Hの体動の検出精度を向上させることができる。即ち、CPU22が、センサの所定時間分の測定結果の平均値を算出する平均算出部として機能し、平均算出部が算出した平均値に基づいて座標を検出している。
また、上述した実施形態では、特定空間としてトイレの個室Tで説明したが、浴室や洗面所、寝室等であってもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の人体検出装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
10 センサユニット
11 センサ
12 チルトモータ(方向変更部)
15 パンモータ(方向変更部)
20 制御基板
22 CPU(座標検出部、中心位置算出部、変化量検出部、以上判断部、平均算出部、頭部検出部、頭部追跡部)
50 人体検出装置

Claims (8)

  1. 家屋内の特定空間に設置されたセンサの測定結果に基づいて、前記特定空間内における人体の頭部の少なくともか所の測定点の座標を検出する座標検出部と、
    前記座標検出部が検出した前記座標に基づいて前記頭部の中心とみなす位置を算出する中心位置算出部と、
    前記中心位置算出部が算出した前記中心位置の所定時間における変化量を検出する変化量検出部と、
    前記変化量検出部が検出した前記変化量が所定の閾値以下である場合は、前記人体に異常が発生していると判断する異常判断部と、
    を備えていることを特徴とする人体検出装置。
  2. 前記中心位置算出部は、前記座標に基づいて前記頭部を球体に近似して、当該球体の前記中心位置を算出することを特徴とする請求項に記載の人体検出装置。
  3. 前記中心位置算出部は、前記測定点間を移動した際の軌道の変化に基づいて前記頭部の凸部の有無を予測し、前記凸部が予測された場合は、当該凸部上に位置する前記測定点を前記凸部外の前記軌道上の位置に移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の人体検出装置。
  4. 前記センサの所定時間分の測定結果の平均値を算出する平均算出部を備え、
    前記座標検出部は、前記平均算出部が算出した平均値に基づいて前記座標を検出することを特徴とする請求項1からのうちいずれか一項に記載の人体検出装置。
  5. 前記座標検出部が前記座標を検出するに先立って、前記センサの測定結果に基づいて、前記特定空間内の予め定めた範囲から前記頭部を検出する頭部検出部を備えていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか一項に記載の人体検出装置。
  6. 前記頭部検出部が検出した前記頭部の位置の周囲の複数の位置における前記センサの測定結果に基づいて前記頭部を追跡する頭部追跡部を備えていることを特徴とする請求項に記載の人体検出装置。
  7. 前記センサは、測距センサであることを特徴とする請求項1からのうちいずれか一項に記載の人体検出装置。
  8. 前記測距センサは、前記特定空間の床面に対して垂直方向及び水平方向に検出方向を変化させる方向変更部を備えていることを特徴とする請求項に記載の人体検出装置。
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