JP7106182B1 - シール付き封筒配送物のサービスサーバ及びシール付き封筒配送物のサービス提供システム - Google Patents

Abstract

【課題】シール付き封筒配送物の発送の手間を軽減することができる。【解決手段】少なくとも、送付先情報欄３及び発送者情報欄４にそれぞれ表記すべき送付先情報及び発送者情報を含む複数の表記情報を、通信インタフェース１３を介してユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から取得する表記情報取得処理（ステップＳ１）と、表記情報取得処理での取得結果に基づき、送付先情報、発送者情報、及び、シール表記を所定の印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理（ステップＳ４）と、表記印刷データを印刷装置へ出力し、シール付き封筒１の送付先情報欄３、発送者情報欄４、及び、シール貼付領域７に貼付されているシール６に対し、対応する送付先情報、発送者情報、及びシール表記を印刷する表記印刷処理（ステップＳ５）と、を実行する。【選択図】図２

Description

本発明は、シール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供するためのシール付き封筒配送物のサービスサーバ及びシール付き封筒配送物のサービス提供システムに関する。

従来、日本郵便によって専用に用意された「特定封筒」を用いた特定封筒郵便物が周知である。この特定封筒郵便物は、第一種定形外郵便物の一つとして扱われる。

特定封筒郵便物には、大きく分けてレターパック（登録商標）とスマートレター（登録商標）との二種類が存在し、そのうちレターパックはレターパックプラス（登録商標）とレターパックライト（登録商標）に分けられる。なお、以下においては、これらをサービスとして「レターパック」と総称する。

料額印面が印刷された専用の「特定封筒」（後述する図１参照）に内容物を入れて差し出される郵便物である。あくまで日本国内限定のサービスであり、海外への送付はできない。

また、郵便オプション（特殊取扱）については付加することができない。書留郵便の扱いができないため内容物の紛失や毀損による補償は行われないほか、現金を送ることもできない。

さらに、このようなレターパック用の特定封筒には、配送物の配送状況を利用者に提供する追跡サービスとして、追跡番号が付加された所望のシール表記を記入可能なシールが引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域を外表面に備えている。以下、このような特定封筒を「シール付き封筒」と称する。

そして、このようなシール付き封筒を利用した追跡サービスを効率的かつ的確に管理するための配送材管理システムのサービスサーバも提案されている（例えば、特許文献１参照）。

特開２０１４－２３４２８８号公報

上記従来技術のシール付き封筒配送物のサービスサーバでは、例えば、シール付き封筒におけるご依頼主（Ｆｒｏｍ）である同一発送元（以下、「ユーザ」とも称する。）から、シール付き封筒におけるお届け先（Ｔｏ）である発送先が多数、すなわち、シール付き封筒配送物を一度に多数発送する場合、これら発送元及び発送先の宛名書きが面倒であり、かつ、これら多数のシール付き封筒配送物を同時期にユーザが日本郵便に依頼するには、手間を要するという問題が生じていた。

本発明の目的は、シール付き封筒配送物の発送の手間を軽減することができるシール付き封筒配送物のサービスサーバ及びシール付き封筒配送物のサービス提供システムを提供することにある。

上記目的を達成するために、本願発明は、送付先情報を記入可能な送付先情報欄と、発送者情報を記入可能な発送者情報欄と、所望のシール表記を記入可能なシールが引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域と、を外表面にそれぞれ備えるシール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供する、シール付き封筒配送物のサービスサーバであって、ネットワークを介し複数のユーザ端末と通信可能な通信インタフェースと、制御部と、操作部と、記憶部と、を有し、前記制御部は、少なくとも、前記送付先情報欄及び発送者情報欄にそれぞれ表記すべき前記送付先情報及び前記発送者情報を含む複数の表記情報を、前記通信インタフェースを介して前記ユーザ端末から取得する表記情報取得処理と、前記表記情報取得処理での取得結果に基づき、前記送付先情報、前記発送者情報、及び、前記シール表記を所定の印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理と、前記表記印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記送付先情報欄、前記発送者情報欄、及び、前記シール貼付領域に貼付されている前記シールに対し、対応する前記送付先情報、前記発送者情報、及び前記シール表記を印刷する表記印刷処理と、を実行するシール付き封筒配送物のサービスサーバである。

ユーザは、送付先情報、発送者情報等をユーザ端末から業者のサービスサーバへ送信するだけで、当該送付先情報及び発送者情報が封筒の送付先情報欄及び発送者情報欄にそれぞれ印刷され、さらにシールにも適宜のシール表記が印刷された提供物を、当該業者から受け取ることができる。したがって、ユーザは、後は当該封筒に対応する封入物を封入して発送するだけで良く、シール付き封筒配送物の発送の手間を軽減することができる。その際、手元に残ったシールのシール表記によって、発送後の管理も適切に行うことができる。

上記目的を達成するために、本願発明は、送付先情報を記入可能な送付先情報欄と、発送者情報を記入可能な発送者情報欄と、所望のシール表記を記入可能なシールが引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域と、を外表面にそれぞれ備えるシール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供する、サービスサーバと、前記サービスサーバと通信可能に接続された印刷装置と、を有するシール付き封筒配送物のサービス提供システムであって、前記サービスサーバは、ネットワークを介し複数のユーザ端末と通信可能な通信インタフェースと、制御部と、操作部と、記憶部と、を有し、前記制御部は、少なくとも、前記送付先情報欄及び発送者情報欄にそれぞれ表記すべき前記送付先情報及び前記発送者情報を含む複数の表記情報を、前記通信インタフェースを介して前記ユーザ端末から取得する表記情報取得処理と、前記表記情報取得処理での取得結果に基づき、前記送付先情報、前記発送者情報、及び、前記シール表記を前記印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理と、前記表記印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記送付先情報欄、前記発送者情報欄、及び、前記シール貼付領域に貼付されている前記シールに対し、対応する前記送付先情報、前記発送者情報、及び前記シール表記を印刷する表記印刷処理と、実行するシール付き封筒配送物のサービス提供システムである。

本発明のシール付き封筒配送物のサービスサーバ及びシール付き封筒配送物のサービス提供システムによれば、シール付き封筒配送物の発送の手間を軽減することができる。

印刷済みシール付き封筒配送物の正面図である。 シール付き封筒配送物のサービス提供システムの一例の説明図である。 シール付き封筒配送物のサービス提供システムのサービスサーバの制御部が処理するルーチンのフロー図である。

以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。

図１に示すように、レターパックで使用されるシール付き封筒１は、比較的厚紙の封筒物であり、その表面側には、送料を含むサービス名が予め印刷（詳細は省略）されたサービス印刷部２と、上段に送付先側の宛名である、郵便番号、住所（おところ）、氏名（おなまえ）、電話番号、の送付先情報を記入可能な送付先情報欄３と、下段に送付元側の宛名である、郵便番号、住所（おところ）、氏名（おなまえ）、電話番号、の発送者情報を記入可能な発送者情報欄４と、これらの複数の表記情報とは別の表記情報として、封入物情報としての品名（例えば、「書類」）等を記入する封入物情報欄５、及び、所望のシール表記（例えば、送付先名「特許太郎」）をシール表記欄６ａに記入可能なシール６が引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域７と、このシール貼付領域７の下方に位置してシール表記欄６ａに予め印刷された追跡番号（例えば、８９７１－９６４８－ＸＸＸＸ）と一致する追跡番号並びにバーコードが印刷された追跡記号付記欄８と、を外表面にそれぞれ備える。

なお、上述した送付先側の宛名及び送付元側の宛名とは、後述する「印刷データ」として処理されるため、あえて元先双方に対して「宛名」と称する。また、シール付き通等配送物とは、シール付き封筒１に配送物品を収納した状態の物を示す。

したがって、後述する表記情報として印刷するための印刷データとしては、送付先側の宛名に対応した送付先印刷データ、送付元の宛名に対応した発送者印刷データ、品名に対応した封入物印刷データ、シール表記に対応したシール印刷データが、例えば、ＣＳＶ（Ｃｏｍｍａ Ｓｅｐａｒａｔｅｄ Ｖａｌｕｅ）ファイル形式に展開されたものを使用する。なお、以下において、これら送付先印刷データ、発送者印刷データ、封入物印刷データ、シール印刷データを、表記印刷データとして総称する。

次に、このような印刷データを処理及び管理するシステム例を図２に基づいて説明する。

図２に示すように、各ユーザが所有するパーソナルコンピュータ等のユーザ端末１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ等からは、上述したＣＳＶファイルデータがネットワークＮＴを介してサービスサーバ１２に送信される。

サービスサーバ１２は、ネットワークＮＴを介してＣＳＶファイルデータを取得する通信インタフェース（図２では「通信ＩＦ」）１３と、キーボード・マウス・モニタ等の操作部１４と、制御部１５と、オペレーティングシステム及び本発明に関わる各種処理を制御部１５に実行させるアプリケーション等を記憶したＲＯＭ１６と、通信インタフェース１３で取得したＣＳＶファイルデータを格納する記憶部１７と、制御部１５で生成した印刷データを出力するＵＳＢケーブル用等の出力部１８と、シール付き封筒１に印刷を実行する印刷装置１９とを備える。

ここで、制御部１５は、少なくとも、送付先情報欄３及び発送者情報欄４にそれぞれ表記すべき送付先情報及び発送者情報を含む複数の表記情報を、通信インタフェース１３を介してユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から取得する表記情報取得処理と、表記情報取得処理での取得結果に基づき、送付先情報、発送者情報、及び、シール表記を所定の印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理と、表記印刷データを印刷装置へ出力し、シール付き封筒の送付先情報欄３、発送者情報欄４、及び、シール貼付領域７に貼付されているシール６に対し、対応する送付先情報、発送者情報、及びシール表記を印刷する表記印刷処理と、を実行する。

以下、図３を参照しつつ制御部１５が処理するルーチンを説明する。

（ステップＳ１）
ステップＳ１において、制御部１５は、印刷データを生成するために、送付先情報欄３及び発送者情報欄４にそれぞれ表記すべき送付先情報及び発送者情報、並びに、品名に対応した品名情報、シール表記に対応したシール表記情報、をＣＳＶファイル形式のファイルデータを、通信インタフェース１３を介してユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から取得する表記情報取得処理を実行し、ステップＳ２へと処理を移す。

ここで、予め送料が決まっているレターパックでは、例えば、現金等のサービス外の封入物は受け付けていないため、封入物情報（品名）の記入は必須としている。

（ステップＳ２）
そこで、ステップＳ２において、制御部１５は、ステップＷＳ１の表記情報取得処理において封入物情報が取得できたか否かを判定する取得判定処理を実行する。制御部１５は、封入物情報が取得できたと判定した場合（Ｙｅｓ）には、ステップＳ４へと処理を写し、封入物情報が取得できたと判定しなかった場合（Ｎｏ）には、ステップＳ３へと処理を移す。

（ステップＳ３）
ステップＳ３において、制御部１５は、ステップＳ２の取得判定処理で封入物情報が取得できなかった（Ｎｏ）と判定したことにより、対応するユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）に対して、必須情報である封入物情報の送付要請通知を通信インタフェース１３を介して送信する送付要請処理を実行し、このルーチンを終了（中断）する。

これにより、例えば、ユーザがレターパック申込時において同時期に多数のシール付き封筒１を日本郵便に申込した際、その処理の過程で品名の記入漏れ（封入物情報未記入）があったことに起因して配送遅延・配送拒否を抑制することができる。

（ステップＳ４）
ステップＳ４において、制御部１５は、ステップＳ１の表記情報取得処理での取得結果に基づき、送付先情報、発送者情報、品名、及びシール表記を所定の印刷装置１９にて各欄３，４，５，６ａに展開してそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、封入物印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理を実行して、ステップＳ５へと処理を移す。なお、印刷装置１９としては、例えば、シングルパス方式ＬＥＤプリンター等を用いることができる。但し、所望の印刷性能を満たすことさえ可能であれば、他の適宜のプリンターを用いてもよい。

なお、上述したステップＳ２において、制御部１５によって封入物情報が取得できたと判定しなかった（Ｎｏ）場合には、その封入物情報を含むＣＳＶファイルデータを取得するまで以降の処理を実行しない。

したがって、このステップＳ４の表記印刷データを生成は、シール付き封筒１の外表面に設けられて当該シール付き封筒１に封入される封入物情報を記入可能な封入物情報欄５に表記すべき封入物情報の取得していることを前提とし、表記印刷データとして封入物情報を印刷装置１９にて印刷するための封入物印刷データの生成を含むものとする。

なお、制御部１５は、ステップＳ２において、封入物情報が取得できなかったと判定（Ｎｏ）された場合において、ステップＳ３をスキップするとともに、ステップＳ４の表記印刷データ生成処理において、封入物印刷データとして、予め固定的に定められた特定封入物情報を強制印刷するための封入物印刷データを生成してもよい。

これにより、予め契約時等でユーザから取得した営業情報（販売物品名等）に基づいて、固定の封入物情報を印刷するようにすれば、処理の簡素化に貢献することができ、少なくとも何某かの特定封入物情報を強制印刷しておくことで、封入物情報未記入による配送遅延・配送拒否を確実に防止することができる。
（ステップＳ５）
ステップＳ５において、制御部１５は、生成した表記印刷データを出力部１８を介して印刷装置１９へ出力し、シール付き封筒の送付先情報欄３、発送者情報欄４、及び、シール貼付領域７に貼付されているシール６に対し、対応する送付先情報、発送者情報、及びシール表記を印刷する表記印刷処理を実行してこのルーチンを終了する。

このように、送付先情報を記入可能な送付先情報欄３と、発送者情報を記入可能な発送者情報欄４と、所望のシール表記を記入可能なシール６が引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域７と、を外表面にそれぞれ備えるシール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供する、シール付き封筒配送物のサービスサーバ１２であって、ネットワークＮＴを介し複数のユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）と通信可能な通信インタフェース１３と、制御部１５と、操作部１４と、記憶部１７と、を有し、制御部１５は、少なくとも、送付先情報欄３及び発送者情報欄４にそれぞれ表記すべき送付先情報及び発送者情報を含む複数の表記情報を、通信インタフェース１３を介してユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から取得する表記情報取得処理（ステップＳ１）と、表記情報取得処理での取得結果に基づき、送付先情報、発送者情報、及び、シール表記を所定の印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理（ステップＳ４）と、表記印刷データを印刷装置へ出力し、シール付き封筒１の送付先情報欄３、発送者情報欄４、及び、シール貼付領域７に貼付されているシール６に対し、対応する送付先情報、発送者情報、及びシール表記を印刷する表記印刷処理（ステップＳ５）と、を実行する。

ユーザ（依頼者）は、送付先情報、発送者情報等をユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から業者のサービスサーバ１２へ送信するだけで、当該送付先情報及び発送者情報がシール付き封筒１の送付先情報欄３及び発送者情報欄４にそれぞれ印刷され、さらにシール６にも適宜のシール表記が印刷された提供物（シール６はシール付き封筒１から剥がし済で適宜の台紙に貼られた状態でユーザに納品されるのが基本であるが、剥がされない状態のまま印刷されてユーザに納品されてもよい。）を、当該業者から受け取ることができる。したがって、後は当該シール付き封筒１に対応する封入物を封入し、発送するだけでよい。その際、手元に残ったシール６のシール表記によって、発送後の管理（追跡番号が表記されていれば主に追跡による配送状況の管理であるが、追跡番号がない場合は単に「どこに送ったか」等の管理となる）も適切に行うことができる。

ところで、制御部１５は、例えば、印刷文字数に大きな制限のある、シール表記欄６ａに印刷するシール表記データをステップＳ４で生成する際、予め所定の文字数を超えた場合には、印刷条件変更処理を実行してもよい。

具体的に、印刷条件変更処理としては、所定の文字数を超えた場合に、総文字数に応じて、フォントサイズを小さく変更する、フォント種類の変更を含む文字ピッチを狭く設定する、超過した文字数を削除する、等の処理を操作部１４による選択操作に基づいて、或は自動で実行してもよい。

また、上述したように、シール付き封筒１の外表面には追跡用のバーコードを含む追跡記号付記欄８が設けられている。そこで制御部１５は、追跡記号付記欄８に付記された追跡記号を読み取った所定の読取装置（例えば、印刷装置１９に装備のスキャナ等）からの、対応する追跡記号情報を取得する追跡記号情報取得処理をステップ２の後に実行し、ステップＳ４の実行前にステップＳ１で取得したＣＳＶ形式ファイルの各送付先に対応した送付先情報に関連付けして追加したうえで記憶部１７に記憶する追跡記号情報記憶処理を追加してもよい。

そして、追跡記号情報取得処理で取得された追跡記号情報に対し、少なくとも、表記印刷処理（ステップＳ５）で印刷された送付先情報及びシール表記を関連付けて記憶部１７に記憶する追跡記号情報記憶処理を実行することにより、ユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）から、シール付き封筒配送物の配送状況の追跡依頼を新たに受信した場合に、これに対応して追跡を実行することができる。

さらに、制御部１５は、追跡記号付記欄８に付記された追跡記号を読み取った所定の読取装置からの、対応する追跡記号情報を取得する追跡記号情報取得処理を実行するとともに、表記印刷データ生成処理（ステップＳ４）において、ユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）に接続された所定の読取端末で読み取られたことを契機に当該ユーザ端末１１Ａ（１１Ｂ，１１Ｃ）からシール付き封筒配送物のサービスサーバ１２への追跡要請が送信される、追跡要請用バーコード６ｂを含むシール印刷データを生成し、表記印刷処理（ステップＳ５）において、追跡要請用バーコード６ｂを含むシール表記をシール６に対し印刷してもよい。

これにより、ユーザは、各部への印刷が完了したシール付き封筒配送物に封入物を封入しシール６を剥がして発送した後、シール６の追跡要請用バーコードに対し読取端末をスキャンすることで、シール付き封筒配送物のサービスサーバ１２に対して追跡要請を送信することができる。

また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。

その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。

１ シール付き封筒
２ サービス印刷部
３ 送付先情報欄
４ 発送者情報欄
５ 封入物情報欄
６ シール
６ａ シール表記欄
６ｂ 追跡要請用バーコード
７ シール貼付領域
８ 追跡記号付記欄
１１Ａ ユーザ端末
１１Ｂ ユーザ端末
１１Ｃ ユーザ端末
１２ サービスサーバ
１３ 通信インタフェース
１４ 操作部
１５ 制御部
１６ ＲＯＭ
１７ 記憶部
１８ 出力部
１９ 印刷装置
ＮＴ ネットワーク

Claims (5)

1. 送付先情報を記入可能な送付先情報欄と、発送者情報を記入可能な発送者情報欄と、所望のシール表記を記入可能なシールが引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域と、封入される封入物情報を記入可能な封入物情報欄と、を外表面にそれぞれ備えるシール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供する、シール付き封筒配送物のサービスサーバであって、
   ネットワークを介し複数のユーザ端末と通信可能な通信インタフェースと、
   制御部と、
   操作部と、
   記憶部と、
   を有し、
   前記制御部は、
   少なくとも、前記送付先情報欄及び発送者情報欄にそれぞれ表記すべき前記送付先情報及び前記発送者情報を含む複数の表記情報を、前記通信インタフェースを介して前記ユーザ端末から取得する表記情報取得処理であって、さらに、前記表記情報としての、前記封入物情報欄に表記すべき前記封入物情報の取得を図る表記情報取得処理と、
   前記表記情報取得処理での取得結果に基づき、前記送付先情報、前記発送者情報、及び、前記シール表記を所定の印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理であって、前記表記印刷データとして、前記封入物情報を前記印刷装置にて印刷するための封入物印刷データをさらに生成する表記印刷データ生成処理と、
   前記表記印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記送付先情報欄、前記発送者情報欄、及び、前記シール貼付領域に貼付されている前記シールに対し、対応する前記送付先情報、前記発送者情報、及び前記シール表記を印刷する表記印刷処理であって、さらに前記封入物印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記封入物情報欄に対し、対応する前記封入物情報を印刷する表記印刷処理と、
   前記表記情報取得処理において前記封入物情報が取得できたか否かを判定する取得判定処理と、
   前記取得判定処理で前記封入物情報が取得できなかったと判定された場合に、対応する前記ユーザ端末に対し、封入物情報の送付要請通知を送信する送付要請処理と、
   を実行する
   ことを特徴とするシール付き封筒配送物のサービスサーバ。
2. 請求項１記載のシール付き封筒配送物のサービスサーバにおいて、
   前記制御部は、さらに、
   前記表記情報取得処理において前記封入物情報が取得できたか否かを判定する取得判定処理を実行し、
   前記取得判定処理で前記封入物情報が取得できなかったと判定された場合には、
   前記表記印刷データ生成処理において、前記封入物印刷データとして、予め固定的に定められた特定封入物情報を強制印刷するための前記封入物印刷データを生成し、かつ、
   前記表記印刷処理において、前記シール付き封筒の前記封入物情報欄に対し前記特定封入物情報を印刷する
   ことを特徴とするシール付き封筒配送物のサービスサーバ。
3. 請求項１又は請求項２記載のシール付き封筒配送物のサービスサーバにおいて、
   前記シール付き封筒の外表面には、さらに、
   前記シール付き封筒配送物の配送状況を追跡するために予め付与された追跡記号が付記された追跡記号付記欄が備えられており、
   前記制御部は、さらに、
   前記追跡記号付記欄に付記された前記追跡記号を読み取った所定の読取装置からの、対応する追跡記号情報を取得する追跡記号情報取得処理と、
   前記追跡記号情報取得処理で取得された前記追跡記号情報に対し、少なくとも、前記表記印刷処理で印刷された前記送付先情報及び前記シール表記を関連付けて前記記憶部に記憶する、追跡記号情報記憶処理と、
   を実行することを特徴とするシール付き封筒配送物のサービスサーバ。
4. 請求項１又は請求項２記載のシール付き封筒配送物のサービスサーバにおいて、
   前記シール付き封筒の外表面には、さらに、
   前記シール付き封筒配送物の配送状況を追跡するために予め付与された追跡記号が付記された追跡記号付記欄が備えられており、
   前記制御部は、さらに、
   前記追跡記号付記欄に付記された前記追跡記号を読み取った所定の読取装置からの、対応する追跡記号情報を取得する追跡記号情報取得処理を実行し、
   前記表記印刷データ生成処理において、前記ユーザ端末に接続された所定の読取端末で読み取られたことを契機に当該ユーザ端末から前記シール付き封筒配送物のサービスサーバへの追跡要請が送信される、追跡要請用バーコードを含む前記シール印刷データを生成し、
   前記表記印刷処理において、前記追跡要請用バーコードを含む前記シール表記を前記シールに対し印刷する
   ことを特徴とするシール付き封筒配送物のサービスサーバ。
5. 送付先情報を記入可能な送付先情報欄と、発送者情報を記入可能な発送者情報欄と、所望のシール表記を記入可能なシールが引き剥がし可能に貼付されたシール貼付領域と、封入される封入物情報を記入可能な封入物情報欄と、を外表面にそれぞれ備えるシール付き封筒を用いたシール付き封筒配送物に係わる印刷サービスを提供する、サービスサーバと、
   前記サービスサーバと通信可能に接続された印刷装置と、
   を有するシール付き封筒配送物のサービス提供システムであって、
   前記サービスサーバは、
   ネットワークを介し複数のユーザ端末と通信可能な通信インタフェースと、
   制御部と、
   操作部と、
   記憶部と、
   を有し、
   前記制御部は、
   少なくとも、前記送付先情報欄及び発送者情報欄にそれぞれ表記すべき前記送付先情報及び前記発送者情報を含む複数の表記情報を、前記通信インタフェースを介して前記ユーザ端末から取得する表記情報取得処理であって、さらに、前記表記情報としての、前記封入物情報欄に表記すべき前記封入物情報の取得を図る表記情報取得処理と、
   前記表記情報取得処理での取得結果に基づき、前記送付先情報、前記発送者情報、及び、前記シール表記を前記印刷装置にてそれぞれ印刷するための、送付先印刷データ、発送者印刷データ、及び、シール印刷データを含む複数の表記印刷データを生成する表記印刷データ生成処理であって、前記表記印刷データとして、前記封入物情報を前記印刷装置にて印刷するための封入物印刷データをさらに生成する表記印刷データ生成処理と、
   前記表記印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記送付先情報欄、前記発送者情報欄、及び、前記シール貼付領域に貼付されている前記シールに対し、対応する前記送付先情報、前記発送者情報、及び前記シール表記を印刷する表記印刷処理であって、さらに前記封入物印刷データを前記印刷装置へ出力し、前記シール付き封筒の前記封入物情報欄に対し、対応する前記封入物情報を印刷する表記印刷処理と、
   前記表記情報取得処理において前記封入物情報が取得できたか否かを判定する取得判定処理と、
   前記取得判定処理で前記封入物情報が取得できなかったと判定された場合に、対応する前記ユーザ端末に対し、封入物情報の送付要請通知を送信する送付要請処理と、
   を実行する
   ことを特徴とするシール付き封筒配送物のサービス提供システム。

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