JP7102281B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されたロータリ耕耘装置は、軸心回りに回転する回転軸に複数の耕耘爪を取り付けて構成された耕耘部を有する。
耕耘部は、回転軸が軸心回りに回転することで土壌を耕耘する。
しかしながら、従来のロータリ耕耘装置では、山なりの盛土が機体幅方向に並んで形成されるので、耕耘跡の均平性が十分であるとは言えないものであり、さらなる均平化が求められる。
また、ロータリ耕耘装置は、軸心回りに回転する回転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、を備え、前記複数の耕耘爪は、前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された第1耕耘爪と、前記第1耕耘爪の側方に配置された耕耘爪であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方と、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方とに配置された一対の第2耕耘爪と、前記一側外方側の第2耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第2耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第3耕耘爪とを有し、前記第1耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、一方の前記第1耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記第1耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第3耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第3耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第3耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記第2耕耘爪と前記第3耕耘爪とは、前記周方向に略180°の位相差を有すると共に、前記一対の第1耕耘爪に対して周方向に位相差を有する。
内方に向けて延びる刃部を有する。
また、前記複数の耕耘爪は、前記一側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第7耕耘爪を有し、前記一対の第7耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有する。
また、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有する。
図5、図6は、サイドドライブ式のロータリ耕耘装置1を示している。ロータリ耕耘装置1は、トラクタ(走行車両)2の後部に三点リンク機構3等の連結機構を介して昇降可能に連結される。
本実施形態において、図5の矢印A1方向(トラクタ2の前進方向)を前方、図5の矢印A2方向(トラクタ2の後進方向)を後方、図5の矢印A3方向を前後方向として説明する。したがって、図5の手前側が左方(図6の矢印B1方向)であり、図5の奥側が右方(図6の矢印B2方向)である。また、図6に示すように、ロータリ耕耘装置1の前後方向A3に直交する方向である水平方向を機体幅方向B3として説明する。ロータリ耕耘装置1の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向B3であってロータリ耕耘装置1の中心から離れる方
向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向B3であってロータリ耕耘装置1の中心に近づく方向である。
図6に示すように、ギヤケース4は、ロータリ耕耘装置1の機体幅方向B3の中央部に位置する。サポートアーム5Lは、ギヤケース4から左側へ突出している。サポートアーム5Rは、ギヤケース4から右側へ突出している。伝動ケース6は、サポートアーム5Lの外端(機体外方側の端部)に取り付けられている。サイドフレーム7は、サポートアーム5Rの外端に取り付けられている。
図6に示すように、ロータリ耕耘装置1は、耕耘カバー22を有する。耕耘カバー22は、耕耘部21の上方を覆う上部カバー23と、耕耘部21の後方を覆う図示省略の後部カバーとを有する。上部カバー23は、機枠8に固定される。後部カバーは、上部カバー23の後端側に横軸心回りに回転可能に枢支され、図示省略の弾圧装置によって接地方向に付勢される。耕耘部21は、回転方向C1に回転することにより、耕耘爪Kが土壌に突入して該土壌を耕起すると共に、耕起した土を後方の後部カバーへ放擲する。放擲された土は後部カバーに当たって砕土される。これにより、土壌が耕耘される。
されている。
次に、図1、図2を参照して、耕耘爪Kの配置について、詳細に説明する。
図1、図2に示すように、複数の耕耘爪Kは、第1耕耘爪K1L、K1R~第17耕耘爪K17L、K17Rを含む。詳しくは、回転軸10における軸心方向X1の中央部(中央線CL)に設けられた第1耕耘爪K1L及び第1耕耘爪K1Rと、回転軸10の左部(中央線CLより左側)に設けられた第2耕耘爪K2L~第17耕耘爪K17Lと、回転軸10の右部(中央線CLより右側)に設けられた第2耕耘爪K2R~第17耕耘爪K17Rとを含む。つまり、第1耕耘爪K1L、K1R~第17耕耘爪K17L、K17Rは、それぞれ一対設けられている。また、第2耕耘爪K2L~第17耕耘爪K17Lと、第2耕耘爪K2R~第17耕耘爪K17Rとは、以下に詳述するように、中央線CLを中心とする左右対称に配置されている。なお、第1耕耘爪K1L、K1Rは、少なくとも1つ設けられていればよい。
第2耕耘爪K2Lは、一側外向き耕耘爪であり、第1耕耘爪K1L、K1Rの一側外方X2に配置されている。第2耕耘爪K2Lは、第1耕耘爪K1L、K1Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第2耕耘爪K2Rは、他側外向き耕耘爪であり、第1耕耘爪K1L、K1Rの他側外方X3に配置されている。第2耕耘爪K2Rは、第1耕耘爪K1L、K1Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、耕耘時において、同時打ち(土壌に同時に打ち込まれる)される。また、第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。また、第2耕耘爪K2L及び第2耕耘爪K2Rは、第1耕耘爪K1Lと第1耕耘爪K1Rとの周方向Y1の中間に位置している。
Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
爪K12Rは、他側内向き耕耘爪であり、第11耕耘爪K11Rと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第17耕耘爪K17Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第17耕耘爪K17Lと第17耕耘爪K17Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第17耕耘爪K17Lと第17耕耘爪K17Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
ロータリ耕耘装置1にあっては、水田を耕耘するのと、畑を耕耘するのとでは、求められる耕耘性能が異なる。即ち、水田では、反転性能が求められ、畑では、均平性能が求められる。反転性能とは、下層の土(深い所の土)と上層の土(表面側の浅い所の土)とを入れ替える性能である。均平性能とは、耕耘した後(耕耘跡)の土を平らに均す性能であり、耕耘跡の土の盛り上がりが低ければ低いほど高性能である。
耘試験を行ったところ、図1に示す形態のものに比べ、図4に示す形態のものの反転性が向上したという試験結果が得られた。また、図3に示す形態ものから図1に示す形態に変更することにより、反転性能をあまり落とすことなく、均平性能を向上させることができたという試験結果が得られた。つまり、本実施形態のロータリ耕耘装置1にあっては、一部の(2つの)耕耘爪Kを入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
ロータリ耕耘装置1は、軸心AC回りに回転する回転軸10と、回転軸10に取り付けられた複数の耕耘爪Kと、を備え、複数の耕耘爪Kは、回転軸10における軸心方向X1の中央部(中央線CL)に配置された中央の耕耘爪(第1耕耘爪K1L、K1R)と、中央の耕耘爪の側方であって、中央部から回転軸10の一端部に向かう方向である一側外方X2に配置された一側耕耘爪(第3耕耘爪K3L)と、中央の耕耘爪の側方であって、中央部から回転軸10の他端部に向かう方向である他側外方X3に配置された他側耕耘爪(第3耕耘爪K3R)とを有し、一側耕耘爪と他側耕耘爪とは、回転軸10の周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側耕耘爪は、一側外方X2に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有し、他側耕耘爪は、他側外方X3に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有する。
また、一側耕耘爪と、他側耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
この構成によれば、一側耕耘爪と他側耕耘爪とを入れ替えると、反転性能が向上するという試験結果が得られた。つまり、2つの耕耘爪を入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方X2側の第3耕耘爪K3Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第3耕耘爪K3Rの他側外方X3とに配置された一対の第4耕耘爪K4L、K4Rを有し、一対の第4耕耘爪K4L、K4Rは、周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lは、一端部10aから中央部に向かう方向である一側内方X4に向けて延びる刃部を有すると共に、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rは、他端部10bから中央部に向かう方向である他側内方X5に向けて延びる刃部を有する。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rの他側外方X3とに配置された一対の第5耕耘爪K5L、K5Rと、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rの他側外方X3とに配置された一対の第6耕耘爪K6L、K6Rを有し、一側外方X2側の第5耕耘爪K5Lと一側外方X2側の第6耕耘爪K6Lとは、周方向Y1に位相差を有して軸心方向X1で略同じ位置に取り付けられ、一側外方X2側の第5耕耘爪K5Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、一側外方X2側の第6耕耘爪K6Lは、一側内方X4に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第5耕耘爪K5Rと他側外方X3側の第6耕耘爪K6Rとは、周方向Y1に位相差を有して軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、他側外方X3側の第5耕耘爪K5Rは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第6耕耘爪は、他側内方X5に向けて延びる刃部を有する。
また、一対の第5耕耘爪K5L、K5Rは、周方向Y1に同位相で配置され、一対の第6耕耘爪K6L、K6Rは、周方向Y1に同位相で配置されている。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方側X2の第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第5耕耘爪K5R及び第6耕耘爪K6Rの他側外方X3とに配置された一対の第7耕耘爪K7L、K7Rを有し、一対の第7耕耘爪K7L、K7Rは、回転軸10の周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第7耕耘爪K7Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第7耕耘爪K7Rは、他側外方X3に向けて延びる刃部を有する。
また、第1耕耘爪は、周方向Y1に位相差を有して一対設けられ、一方の第1耕耘爪は、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他方の第1耕耘爪は、他側外方X3に向けて延びる刃部を有する。
また、第2耕耘爪K2L、K2Rと第3耕耘爪K3L、K3Rとは、周方向Y1に略180°の位相差を有すると共に、一対の第1耕耘爪K1L、K1Rに対して周方向Y1に位相差を有する。
また、一側外方X2側の第3耕耘爪と、他側外方X3側の第3耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
この構成によれば、一側外方X2側の第3耕耘爪と他側外方X3側の第3耕耘爪とを入れ替えると、反転性能が向上するという試験結果が得られた。つまり、2つの耕耘爪を入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
た説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
即ち、回転軸10に取り付けられる耕耘爪K(取付具24)の数量及び配置は、ロータリ耕耘装置1の作業幅などに応じて種々の変更が可能である。
また、軸心方向X1で隣接する耕耘爪K同士の周方向Y1の位相差及び軸心方向X1で同位置に配置された耕耘爪K同士の周方向Y1の位相差は、本実施形態のものに限定されることはない。
例えば、回転軸10に複数のフランジを軸心方向X1に間隔をおいて固定し、各フランジに耕耘爪Kを取り付けるようにしてもよい。
10a 回転軸の一端部
10b 回転軸の他端部
28 刃部(湾曲刃部)
AC 軸心
CL 中央部(中央線)
K 耕耘爪
K1L 中央の耕耘爪(第1耕耘爪)
K1R 中央の耕耘爪(第1耕耘爪)
K2L 第2耕耘爪
K2R 第2耕耘爪
K3L 一側耕耘爪(第3耕耘爪)
K3R 他側耕耘爪(第3耕耘爪)
K4L 第4耕耘爪
K4R 第4耕耘爪
K5L 第5耕耘爪
K5R 第5耕耘爪
K6L 第6耕耘爪
K6R 第6耕耘爪
K7L 第7耕耘爪
K7R 第7耕耘爪
X1 軸心方向
X2 一側外方
X3 他側外方
X4 一側内方
X5 他側内方
Y1 周方向
Claims (10)
- 軸心回りに回転する回転軸と、
前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、
を備え、
前記複数の耕耘爪は、
前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された中央の耕耘爪と、
前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方に配置された一側耕耘爪と、
前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方に配置された他側耕耘爪と、
前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間、及び、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間に配置された一対の第2耕耘爪と、
を有し、
前記一側耕耘爪と前記他側耕耘爪とは、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記一対の第2耕耘爪と、前記一側耕耘爪及び前記他側耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有すると共に、前記中央の耕耘爪に対して周方向に位相差を有するロータリ耕耘装置。 - 前記中央の耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、
一方の前記中央の耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記中央の耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、
前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、
前記一側耕耘爪と、前記他側耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である請求項1に記載のロータリ耕耘装置。 - 軸心回りに回転する回転軸と、
前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、
を備え、
前記複数の耕耘爪は、
前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された第1耕耘爪と、
前記第1耕耘爪の側方に配置された耕耘爪であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方と、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方とに配置された一対の第2耕耘爪と、
前記一側外方側の第2耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第2耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第3耕耘爪とを有し、
前記第1耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、
一方の前記第1耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記第1耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記一対の第3耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第3耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第3耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
前記第2耕耘爪と前記第3耕耘爪とは、前記周方向に略180°の位相差を有すると共に、前記一対の第1耕耘爪に対して周方向に位相差を有するロータリ耕耘装置。 - 前記複数の耕耘爪は、
前記一側外方側の第3耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第3耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第4耕耘爪を有し、
前記一対の第4耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第4耕耘爪は、前記一端部から前記中央部に向かう方向である一側内方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第4耕耘爪は、前記他端部から前記中央部に向かう方向である他側内方に向けて延びる刃部を有する請求項3に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記複数の耕耘爪は、
前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第5耕耘爪と、
前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第6耕耘爪とを有し、
前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記一側外方側の第5耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一側外方側の第6耕耘爪は、前記一側内方に向けて延びる刃部を有し、
前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記他側外方側の第5耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第6耕耘爪は、前記他側内方に向けて延びる刃部を有する請求項4に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記一対の第5耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、
前記一対の第6耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置されている請求項5に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記複数の耕耘爪は、
前記一側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第7耕耘爪を有し、
前記一対の第7耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有する請求項5又は6に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは前記一側外方側の第4耕耘爪に対して、前記回転軸の軸心方向に関して隣接して配置され、
前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは前記他側外方側の第4耕耘爪に対して、前記軸心方向に関して隣接して配置されている請求項5または6に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有し、
前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有する請求項7に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記一側外方側の第3耕耘爪と、前記他側外方側の第3耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である請求項3~9のいずれか1項に記載のロータリ耕耘装置。
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