JP7102281B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

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JP7102281B2 JP2018150521A JP2018150521A JP7102281B2 JP 7102281 B2 JP7102281 B2 JP 7102281B2 JP 2018150521 A JP2018150521 A JP 2018150521A JP 2018150521 A JP2018150521 A JP 2018150521A JP 7102281 B2 JP7102281 B2 JP 7102281B2
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Description

本発明は、ロータリ耕耘装置に関する。
従来、特許文献1に開示されたロータリ耕耘装置が知られている。
特許文献1に開示されたロータリ耕耘装置は、軸心回りに回転する回転軸に複数の耕耘爪を取り付けて構成された耕耘部を有する。
耕耘部は、回転軸が軸心回りに回転することで土壌を耕耘する。
特開2017-114号公報
特許文献1に開示のロータリ耕耘装置は、回転位置が互いに隣接する複数の耕耘爪を単位として、その耕耘作用範囲の中央位置に耕土が集中するように対向姿勢に配置して対向耕耘爪群を形成し、耕耘部の耕耘全幅を複数の対向耕耘爪群に分けることにより、耕耘跡の耕耘盛土による凹凸を平均化するようにしたものである(段落[0023])。
しかしながら、従来のロータリ耕耘装置では、山なりの盛土が機体幅方向に並んで形成されるので、耕耘跡の均平性が十分であるとは言えないものであり、さらなる均平化が求められる。
そこで、本発明は、ロータリ耕耘装置の均平性能を向上させることを目的とする。
本発明の一態様に係るロータリ耕耘装置は、軸心回りに回転する回転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、を備え、前記複数の耕耘爪は、前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された中央の耕耘爪と、前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方に配置された一側耕耘爪と、前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方に配置された他側耕耘爪と、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間、及び、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間に配置された一対の第2耕耘爪と、を有し、前記一側耕耘爪と前記他側耕耘爪とは、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第2耕耘爪と、前記一側耕耘爪及び前記他側耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有すると共に、前記中央の耕耘爪に対して周方向に位相差を有する。
また、前記中央の耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、一方の前記中央の耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記中央の耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、前記一側耕耘爪と、前記他側耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
また、ロータリ耕耘装置は、軸心回りに回転する回転軸と、前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、を備え、前記複数の耕耘爪は、前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された第1耕耘爪と、前記第1耕耘爪の側方に配置された耕耘爪であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方と、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方とに配置された一対の第2耕耘爪と、前記一側外方側の第2耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第2耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第3耕耘爪とを有し、前記第1耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、一方の前記第1耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記第1耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一対の第3耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第3耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第3耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記第2耕耘爪と前記第3耕耘爪とは、前記周方向に略180°の位相差を有すると共に、前記一対の第1耕耘爪に対して周方向に位相差を有する。
また、前記複数の耕耘爪は、前記一側外方側の第3耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第3耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第4耕耘爪を有し、前記一対の第4耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第4耕耘爪は、前記一端部から前記中央部に向かう方向である一側内方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第4耕耘爪は、前記他端部から前記中央部に向かう方向である他側
内方に向けて延びる刃部を有する。
また、前記複数の耕耘爪は、前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第5耕耘爪と、前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第6耕耘爪とを有し、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記一側外方側の第5耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一側外方側の第6耕耘爪は、前記一側内方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記他側外方側の第5耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第6耕耘爪は、前記他側内方に向けて延びる刃部を有する。
また、前記一対の第5耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、前記一対の第6耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置されている。
また、前記複数の耕耘爪は、前記一側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第7耕耘爪を有し、前記一対の第7耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有する。
また、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは前記一側外方側の第4耕耘爪に対して、前記回転軸の軸心方向に関して隣接して配置され、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは前記他側外方側の第4耕耘爪に対して、前記軸心方向に関して隣接して配置されている
また、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有する。
また、前記一側外方側の第3耕耘爪と、前記他側外方側の第3耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
上記の構成によれば、一側耕耘爪と他側耕耘爪とが土を回転軸の中央部から外方に運んでくれる。つまり、耕耘時に土が中央に集められず、回転軸の軸心方向に全体的に土を均してくれる。したがって、ロータリ耕耘装置の均平性能を向上させることができる。
耕耘部を径方向からみた図である。 耕耘爪の配置を示す図であって回転軸の周面を展開した展開図である。 耕耘爪及びその取付けを示す図であって、上側の図は平面図であり、下の右側の図は正面一部断面図であり、下の左側の図は、側面一部断面図である。 他の形態を示す耕耘部を径方向からみた図である。 ロータリ耕耘装置の側面図である。 一部を平面断面で示し、一部を背面断面で示したロータリ耕耘装置の展開図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図5、図6は、サイドドライブ式のロータリ耕耘装置1を示している。ロータリ耕耘装置1は、トラクタ(走行車両)2の後部に三点リンク機構3等の連結機構を介して昇降可能に連結される。
本実施形態において、図5の矢印A1方向(トラクタ2の前進方向)を前方、図5の矢印A2方向(トラクタ2の後進方向)を後方、図5の矢印A3方向を前後方向として説明する。したがって、図5の手前側が左方(図6の矢印B1方向)であり、図5の奥側が右方(図6の矢印B2方向)である。また、図6に示すように、ロータリ耕耘装置1の前後方向A3に直交する方向である水平方向を機体幅方向B3として説明する。ロータリ耕耘装置1の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向B3であってロータリ耕耘装置1の中心から離れる方
向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向B3であってロータリ耕耘装置1の中心に近づく方向である。
図5及び図6に示すように、ロータリ耕耘装置1は、機枠8を備えている。この機枠8は、ギヤケース4と、サポートアーム5L,5Rと、伝動ケース6と、サイドフレーム7とを有する。
図6に示すように、ギヤケース4は、ロータリ耕耘装置1の機体幅方向B3の中央部に位置する。サポートアーム5Lは、ギヤケース4から左側へ突出している。サポートアーム5Rは、ギヤケース4から右側へ突出している。伝動ケース6は、サポートアーム5Lの外端(機体外方側の端部)に取り付けられている。サイドフレーム7は、サポートアーム5Rの外端に取り付けられている。
伝動ケース6の下部には、横軸心(機体幅方向B3に延伸する軸心)回りに回転自在な支軸9Lが設けられている。また、サイドフレーム7の下部には、横軸心回りに回転自在な支軸9Rが設けられている。支軸9Lと支軸9Rとの間には、機体幅方向B3に延伸する軸心ACを有する回転軸10が設けられている。回転軸10の一端部(左端部)10aには、フランジ25Lが固定され、該フランジ25Lは支軸9Lに連結されている。回転軸10の他端部(右端部)10bには、フランジ25Rが固定され、該フランジ25Rは支軸9Rに連結されている。
図5に示すように、三点リンク機構3は、トップリンク14と、左及び右のロアリンク13とを有する。機枠8は、マスト12と、機枠8の右及び左に設けられた連結ブラケット11とを有する。マスト12には、トップリンク14の後端側が連結されている。左の連結ブラケット11には、左のロアリンク13の後端側が連結され、右の連結ブラケット11には、右のロアリンク13の後端側が連結されている。
図6に示すように、ギヤケース4には、入力軸15と、ギヤ伝動機構18とが設けられている。ギヤ伝動機構18は、例えば、ベベルギヤ伝動機構によって構成される。図5に示すように、入力軸15には、トラクタ2のPTO軸16からドライブシャフト17を介して動力が伝達される。PTO軸16は、トラクタ2の車体の一部を構成する原動機(ディーゼルエンジン)から伝達される動力を外部に取り出す取出軸である。ドライブシャフト17は、例えば、ユニバーサルジョイントによって構成される。
入力軸15に伝達された動力は、ギヤ伝動機構18及びサポートアーム5L内に設けた伝動軸19を経て伝動ケース6内に設けた伝動機構20に伝達される。伝動機構20は、例えば、チェーン巻掛け伝動機構によって構成され、伝動機構20に伝達された動力は、支軸9Lに伝達される。この支軸9Lに伝達された動力によって、回転軸10は、軸心AC回りで且つ図5に矢印C1で示す回転方向に回転する。
図5、図6に示すように、回転軸10は、円柱状に形成されており、この回転軸10の周面に、複数(多数)の耕耘爪Kが該回転軸10の軸心方向X1(軸心ACに沿う方向)に間隔をあけて分散して設けられている。この回転軸10と耕耘爪Kとによって土壌を耕耘する耕耘部(耕耘ロータ)21が構成されている。
図6に示すように、ロータリ耕耘装置1は、耕耘カバー22を有する。耕耘カバー22は、耕耘部21の上方を覆う上部カバー23と、耕耘部21の後方を覆う図示省略の後部カバーとを有する。上部カバー23は、機枠8に固定される。後部カバーは、上部カバー23の後端側に横軸心回りに回転可能に枢支され、図示省略の弾圧装置によって接地方向に付勢される。耕耘部21は、回転方向C1に回転することにより、耕耘爪Kが土壌に突入して該土壌を耕起すると共に、耕起した土を後方の後部カバーへ放擲する。放擲された土は後部カバーに当たって砕土される。これにより、土壌が耕耘される。
図5、図6に示すように、耕耘爪Kは、回転軸10に固定された取付具24に取り付けられている。取付具24は、筒状に形成され、筒軸方向の一端が回転軸10に固定されていて該回転軸10から放射方向に突出している。複数の耕耘爪Kのうち、回転軸10の一端部10a側と他端部10b側とに設けられた一対の耕耘爪K(後述の第17耕耘爪K17L、第17耕耘爪K17R)を除く、耕耘爪K(後述の第1耕耘爪K1L~第16耕耘爪K16L、及び、第1耕耘爪K1R~第16耕耘爪K16R)は、以下のように、形成
されている。
図3に示すように、耕耘爪Kは、取付具24(回転軸10)に取り付けられる基部26と、この基部26から延びる直刃部27と、この直刃部27から延びる湾曲刃部(刃部)28とを有している。基部26は、板厚方向が軸心方向X1(機体幅方向B3)と一致する状態で取付具24に挿入され、該取付具24に締結具(ボルト29及びナット30)によって着脱可能に取り付けられる。耕耘爪Kは、取付具24に取り付けられた状態で、直刃部27から湾曲刃部28にかけて耕耘爪Kの回転方向C1と逆向きに湾曲されている。また、直刃部27から湾曲刃部28にかけて回転方向C1の前側に刃31が形成されている。
直刃部27の板厚方向は、基部26の板厚方向と略一致しており、湾曲刃部28は基部26の板厚方向の一側面から他側面側へと湾曲状に曲げられている。言い換えると、耕耘爪Kは、軸心方向X1に向けて湾曲状に曲げられていて、軸心方向X1に沿って延びる刃部(湾曲刃部28)を有する。湾曲刃部28の内側(湾曲側)のすくい面28aは、直刃部27から湾曲刃部28の湾曲方向先端部側に至る大部分で曲面状であるが、湾曲方向先端部側の一部で平坦状の平面部とされている。
第17耕耘爪K17L,K17Rは、図3に2点鎖線で示すように、直刃部27における基部26側から刃31に至るまでの間が、回転軸10の径方向外方に向かうに従って機体外方に移行する傾斜状に形成されている以外は、図3に示した耕耘爪Kと略同様に構成される。なお、第17耕耘爪K17L,K17Rも、図3に実線で示す形状の耕耘爪Kによって構成されていてもよい。
耕耘爪Kは、回転方向C1に回転すると、直刃部27から土中に突入して土を進行方向に切断すると共に湾曲刃部28が土中に突入して土を軸心方向X1(機体幅方向B3)の所定幅で切削して耕起する。この耕起された土は、湾曲刃部28のすくい面28aで抱きかかえられ、湾曲刃部28が土中から抜け出た後に、後方に放擲反転される。
次に、図1、図2を参照して、耕耘爪Kの配置について、詳細に説明する。
以下の説明において、図1に示すように、回転軸10の軸心方向X1の中央部(回転軸10の軸心方向X1中央の中央線CL)から回転軸10の一端部10aに向かう方向を一側外方X2といい、中央線CLから回転軸10の他端部10bに向かう方向を他側外方X3という。また、一端部10aから中央線CLに向かう方向を一側内方X4といい、他端部10bから中央線CLに向かう方向を他側内方X5という。
図2は、耕耘爪Kの配置を示す図であって、回転軸10の周面を展開した展開図である。この図2において、横方向は回転軸10の軸心方向X1を示し、縦方向は回転軸10の周方向Y1を示す。また、左端部は、回転軸10の一端部10aを示し、右端部は、回転軸10の他端部10bを示す。縦線は、軸心方向X1における耕耘爪Kの取付け位置(取付具24の位置)を示し、横線は、周方向Y1における耕耘爪Kの取付け位置(取付具24の位置)を示す。
また、湾曲刃部28が一側外方X2を向く耕耘爪Kを一側外向き耕耘爪といい、湾曲刃部28が他側外方X3を向く耕耘爪Kを他側外向き耕耘爪という。また、湾曲刃部28が一側内方X4を向く耕耘爪Kを一側内向き耕耘爪といい、湾曲刃部28が他側内方X5を向く耕耘爪Kを他側内向き耕耘爪という。
図1、図2に示すように、複数の耕耘爪Kは、第1耕耘爪K1L、K1R~第17耕耘爪K17L、K17Rを含む。詳しくは、回転軸10における軸心方向X1の中央部(中央線CL)に設けられた第1耕耘爪K1L及び第1耕耘爪K1Rと、回転軸10の左部(中央線CLより左側)に設けられた第2耕耘爪K2L~第17耕耘爪K17Lと、回転軸10の右部(中央線CLより右側)に設けられた第2耕耘爪K2R~第17耕耘爪K17Rとを含む。つまり、第1耕耘爪K1L、K1R~第17耕耘爪K17L、K17Rは、それぞれ一対設けられている。また、第2耕耘爪K2L~第17耕耘爪K17Lと、第2耕耘爪K2R~第17耕耘爪K17Rとは、以下に詳述するように、中央線CLを中心とする左右対称に配置されている。なお、第1耕耘爪K1L、K1Rは、少なくとも1つ設けられていればよい。
第1耕耘爪K1L及び第1耕耘爪K1Rは、回転軸10における軸心方向X1の中央部に取り付けられた(配置された)中央の耕耘爪である。第1耕耘爪K1Lは、一側外向き耕耘爪であり、第1耕耘爪K1Rは、他側外向き耕耘爪である。第1耕耘爪K1Lと第1耕耘爪K1Rとは、周方向Y1に略170°の位相差を有している。
第2耕耘爪K2Lは、一側外向き耕耘爪であり、第1耕耘爪K1L、K1Rの一側外方X2に配置されている。第2耕耘爪K2Lは、第1耕耘爪K1L、K1Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第2耕耘爪K2Rは、他側外向き耕耘爪であり、第1耕耘爪K1L、K1Rの他側外方X3に配置されている。第2耕耘爪K2Rは、第1耕耘爪K1L、K1Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、耕耘時において、同時打ち(土壌に同時に打ち込まれる)される。また、第2耕耘爪K2Lと第2耕耘爪K2Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。また、第2耕耘爪K2L及び第2耕耘爪K2Rは、第1耕耘爪K1Lと第1耕耘爪K1Rとの周方向Y1の中間に位置している。
第3耕耘爪(一側耕耘爪)K3Lは、一側外向き耕耘爪であり、第2耕耘爪K2Lの一側外方X2に配置されている。第3耕耘爪K3Lは、第2耕耘爪K2Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第3耕耘爪(他側耕耘爪)K3Rは、他側外向き耕耘爪であり、第2耕耘爪K2Rの他側外方X3に配置されている。第3耕耘爪K3Rは、第2耕耘爪K2Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第3耕耘爪K3Lと第3耕耘爪K3Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第3耕耘爪K3Lと第3耕耘爪K3Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第3耕耘爪K3Lと第3耕耘爪K3Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。また、第3耕耘爪K3L及び第3耕耘爪K3Rは、第2耕耘爪K2L及び第2耕耘爪K2Rに対して、略180°の位相差を有する。
第4耕耘爪K4Lは、一側内向き耕耘爪であり、第3耕耘爪K3Lの一側外方X2に配置されている。第4耕耘爪K4Lは、第3耕耘爪K3Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第4耕耘爪K4Rは、他側内向き耕耘爪であり、第3耕耘爪K3Rの他側外方X3に配置されている。第4耕耘爪K4Rは、第3耕耘爪K3Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第4耕耘爪K4Lと第4耕耘爪K4Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第4耕耘爪K4Lと第4耕耘爪K4Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第4耕耘爪K4Lと第4耕耘爪K4Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第5耕耘爪K5Lは、一側外向き耕耘爪であり、第4耕耘爪K4Lの一側外方X2に配置されている。第5耕耘爪K5Lは、第4耕耘爪K4Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第5耕耘爪K5Rは、他側外向き耕耘爪であり、第4耕耘爪K4Rの他側外方X3に配置されている。第5耕耘爪K5Rは、第4耕耘爪K4Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第5耕耘爪K5Lと第5耕耘爪K5Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第5耕耘爪K5Lと第5耕耘爪K5Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第5耕耘爪K5Lと第5耕耘爪K5Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第6耕耘爪K6Lは、一側内向き耕耘爪であり、第5耕耘爪K5Lと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第6耕耘爪K6Rは、他側内向き耕耘爪であり、第5耕耘爪K5Rと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第6耕耘爪K6Lと第6耕耘爪K6Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第6耕耘爪K6Lと第6耕耘爪K6Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第6耕耘爪K6Lと第6耕耘爪K6
Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第7耕耘爪K7Lは、一側外向き耕耘爪であり、第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lの一側外方X2に配置されている。第7耕耘爪K7Lは、第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第7耕耘爪K7Rは、他側外向き耕耘爪であり、第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lの他側外方X3に配置されている。第7耕耘爪K7Rは、第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第7耕耘爪K7Lと第7耕耘爪K7Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第7耕耘爪K7Lと第7耕耘爪K7Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第7耕耘爪K7Lと第7耕耘爪K7Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第8耕耘爪K8Lは、一側外向き耕耘爪であり、第7耕耘爪K7Lの一側外方X2に配置されている。第8耕耘爪K8Lは、第7耕耘爪K7Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第8耕耘爪K8Rは、他側外向き耕耘爪であり、第7耕耘爪K7Rの他側外方X3に配置されている。第8耕耘爪K8Rは、第7耕耘爪K7Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第8耕耘爪K8Lと第8耕耘爪K8Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第8耕耘爪K8Lと第8耕耘爪K8Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第8耕耘爪K8Lと第8耕耘爪K8Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第9耕耘爪K9Lは、一側内向き耕耘爪であり、第8耕耘爪K8Lの一側外方X2に配置されている。第9耕耘爪K9Lは、第8耕耘爪K8Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第9耕耘爪K9Rは、他側内向き耕耘爪であり、第8耕耘爪K8Rの他側外方X3に配置されている。第9耕耘爪K9Rは、第8耕耘爪K8Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第9耕耘爪K9Lと第9耕耘爪K9Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第9耕耘爪K9Lと第9耕耘爪K9Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第9耕耘爪K9Lと第9耕耘爪K9Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第10耕耘爪K10Lは、一側内向き耕耘爪であり、第9耕耘爪K9Lの一側外方X2に配置されている。第10耕耘爪K10Lは、第9耕耘爪K9Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第10耕耘爪K10Rは、他側内向き耕耘爪であり、第9耕耘爪K9Rの他側外方X3に配置されている。第10耕耘爪K10Rは、第9耕耘爪K9Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第10耕耘爪K10Lと第10耕耘爪K10Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第10耕耘爪K10Lと第10耕耘爪K10Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第10耕耘爪K10Lと第10耕耘爪K10Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第11耕耘爪K11Lは、一側外向き耕耘爪であり、第10耕耘爪K10Lの一側外方X2に配置されている。第11耕耘爪K11Lは、第10耕耘爪K10Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第11耕耘爪K11Rは、他側外向き耕耘爪であり、第10耕耘爪K10Rの他側外方X3に配置されている。第11耕耘爪K11Rは、第10耕耘爪K10Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第11耕耘爪K11Lと第11耕耘爪K11Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第11耕耘爪K11Lと第11耕耘爪K11Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第11耕耘爪K11Lと第11耕耘爪K11Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第12耕耘爪K12Lは、一側内向き耕耘爪であり、第11耕耘爪K11Lと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第12耕耘
爪K12Rは、他側内向き耕耘爪であり、第11耕耘爪K11Rと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第12耕耘爪K12Lと第12耕耘爪K12Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第13耕耘爪K13Lは、一側外向き耕耘爪であり、第11耕耘爪K11L及び第12耕耘爪K12Lの一側外方X2に配置されている。第13耕耘爪K13Lは、第11耕耘爪K11L及び第12耕耘爪K12Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第13耕耘爪K13Rは、他側外向き耕耘爪であり、第11耕耘爪K11L及び第12耕耘爪K12Lの他側外方X3に配置されている。第13耕耘爪K13Rは、第11耕耘爪K11R及び第12耕耘爪K12Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第13耕耘爪K13Lと第13耕耘爪K13Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第13耕耘爪K13Lと第13耕耘爪K13Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第13耕耘爪K13Lと第13耕耘爪K13Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第14耕耘爪14Lは、一側外向き耕耘爪であり、第13耕耘爪K13Lの一側外方X2に配置されている。第14耕耘爪14Lは、第13耕耘爪K13Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第14耕耘爪14Rは、他側外向き耕耘爪であり、第13耕耘爪K13Rの他側外方X3に配置されている。第14耕耘爪14Rは、第13耕耘爪K13Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第14耕耘爪K14Lと第14耕耘爪K14Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第14耕耘爪K14Lと第14耕耘爪K14Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第14耕耘爪K14Lと第14耕耘爪K14Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第15耕耘爪15Lは、一側内向き耕耘爪であり、第14耕耘爪K14Lの一側外方X2に配置されている。第15耕耘爪15Lは、第14耕耘爪K14Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第15耕耘爪15Rは、他側内向き耕耘爪であり、第14耕耘爪K14Rの他側外方X3に配置されている。第15耕耘爪15Rは、第14耕耘爪K14Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第15耕耘爪K15Lと第15耕耘爪K15Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第15耕耘爪K15Lと第15耕耘爪K15Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第15耕耘爪K15Lと第15耕耘爪K15Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。 第16耕耘爪K16Lは、一側内向き耕耘爪であり、第15耕耘爪K15Lの一側外方X2に配置されている。第16耕耘爪K16Lは、第15耕耘爪K15Lに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第16耕耘爪K16Rは、他側内向き耕耘爪であり、第15耕耘爪K15Rの他側外方X3に配置されている。第16耕耘爪K16Rは、第15耕耘爪K15Rに対して、周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して隣接して配置されている。第16耕耘爪K16Lと第16耕耘爪K16Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第16耕耘爪K16Lと第16耕耘爪K16Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第16耕耘爪K16Lと第16耕耘爪K16Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
第17耕耘爪K17Lは、一側内向き耕耘爪であり、第16耕耘爪K16Lと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第17耕耘爪K17Rは、他側内向き耕耘爪であり、第16耕耘爪K16Rと周方向Y1に位相差を有し且つ軸心方向X1に関して同じ位置に取り付けられている。第17耕耘爪K17Lと
第17耕耘爪K17Rとは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、第17耕耘爪K17Lと第17耕耘爪K17Rとは、耕耘時において、同時打ちされる。また、第17耕耘爪K17Lと第17耕耘爪K17Rとは、中央線CLから略同じ距離の位置に取り付けられている。
図2に示すように、第1耕耘爪K1R、第4耕耘爪K4L、第8耕耘爪K8L、第13耕耘爪K13Lは、軸心方向X1の中央部(中央線CL)から一端部10aに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第1の耕耘爪列(一側の耕耘爪列)32Lを構成している。また、第2耕耘爪K2L、第6耕耘爪K6L、第10耕耘爪K10L、第14耕耘爪K14Lは、中央線CLから一端部10aに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第2の耕耘爪列(一側の耕耘爪列)33Lを構成している。また、第1耕耘爪K1L、第5耕耘爪K5L、第9耕耘爪K9L、第12耕耘爪K12Lは、中央線CLから一端部10aに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第3の耕耘爪列(一側の耕耘爪列)34Lを構成している。
また、第1耕耘爪K1R、第4耕耘爪K4R、第8耕耘爪K8R、第13耕耘爪K13Rは、軸心方向X1の中央部(中央線CL)から他端部10bに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第4の耕耘爪列(他側の耕耘爪列)32Rを構成している。また、第2耕耘爪K2R、第6耕耘爪K6R、第10耕耘爪K10R、第14耕耘爪K14Rは、軸心方向X1の中央部(中央線CL)から他端部10bに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第5の耕耘爪列(他側の耕耘爪列)33Rを構成している。また、第1耕耘爪K1L、第5耕耘爪K5R、第9耕耘爪K9R、第12耕耘爪K12Rは、中央線CLから他端部10bに向けて耕耘爪Kを螺旋状に配置した第6の耕耘爪列(他側の耕耘爪列)34Rを構成している。
第1の耕耘爪列32L、第2の耕耘爪列33L及び第3の耕耘爪列34Lは、同じ向きの螺旋に配置されている。また、第4の耕耘爪列32R、第5の耕耘爪列33R及び第6の耕耘爪列34Rは、第1の耕耘爪列32L、第2の耕耘爪列33L及び第3の耕耘爪列34Lとは逆向きの螺旋に配置されている。
ロータリ耕耘装置1にあっては、水田を耕耘するのと、畑を耕耘するのとでは、求められる耕耘性能が異なる。即ち、水田では、反転性能が求められ、畑では、均平性能が求められる。反転性能とは、下層の土(深い所の土)と上層の土(表面側の浅い所の土)とを入れ替える性能である。均平性能とは、耕耘した後(耕耘跡)の土を平らに均す性能であり、耕耘跡の土の盛り上がりが低ければ低いほど高性能である。
本実施形態のロータリ耕耘装置1にあっては、回転軸10の軸心方向X1(機体幅方向B3)の中央部側に配置された、湾曲刃部28が機体外方を向く耕耘爪K(第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3R)によって、土を機体外方に運んでくれる。つまり、耕耘時に土が中央に集められず、機体幅方向B3に全体的に土を均してくれる。したがって、畑で求められる均平性能を向上させることができる。また、耕耘部21自体で耕耘跡の土を機体幅方向B3にきれいに均すことができるので、後部カバーで耕耘跡の土を無理に抑えて固めるのを抑制することができる。
また、左右対称位置に位置する一対の耕耘爪Kは、周方向Y1に同位相で配置されている。したがって、回転軸10が一回転する毎に、所定の順番で左右対称位置に位置する一対の耕耘爪Kが一組ずつ土壌に同時に打ち込まれる。これにより、ロータリ耕耘装置1のロール方向への揺動が略一定の周期で抑制され(ロータリ耕耘装置1のロール角度の低減を図れ)、ロータリ耕耘装置1がロール方向に揺動することに起因する耕耘性能の低下を抑制することができる。これによって、耕耘部21が安定して土壌を耕耘することができ、反転性能を向上させることができる。
図4は、図1に示す耕耘部21における第3耕耘爪K3Lと第3耕耘爪K3Rとを入れ替えた形態のものを示している。したがって、図4に示す形態の耕耘部21にあっては、第3耕耘爪K3Lは、湾曲刃部28が他側内方を向く他側内向き耕耘爪となり、第3耕耘爪K3Rは、湾曲刃部28が一側内方を向く一側内向き耕耘爪となる。この形態にすると、図1に示す形態のものに比べ、水田で求められる反転性能を向上させることができる。即ち、第3耕耘爪K3Lと、第3耕耘爪K3Rとを入れ替えて、実際に土壌を耕耘する耕
耘試験を行ったところ、図1に示す形態のものに比べ、図4に示す形態のものの反転性が向上したという試験結果が得られた。また、図3に示す形態ものから図1に示す形態に変更することにより、反転性能をあまり落とすことなく、均平性能を向上させることができたという試験結果が得られた。つまり、本実施形態のロータリ耕耘装置1にあっては、一部の(2つの)耕耘爪Kを入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
本実施形態のロータリ耕耘装置1にあっては、以下の効果を奏する。
ロータリ耕耘装置1は、軸心AC回りに回転する回転軸10と、回転軸10に取り付けられた複数の耕耘爪Kと、を備え、複数の耕耘爪Kは、回転軸10における軸心方向X1の中央部(中央線CL)に配置された中央の耕耘爪(第1耕耘爪K1L、K1R)と、中央の耕耘爪の側方であって、中央部から回転軸10の一端部に向かう方向である一側外方X2に配置された一側耕耘爪(第3耕耘爪K3L)と、中央の耕耘爪の側方であって、中央部から回転軸10の他端部に向かう方向である他側外方X3に配置された他側耕耘爪(第3耕耘爪K3R)とを有し、一側耕耘爪と他側耕耘爪とは、回転軸10の周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側耕耘爪は、一側外方X2に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有し、他側耕耘爪は、他側外方X3に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有する。
この構成によれば、一側耕耘爪と他側耕耘爪とが土を機体外方に運んでくれる。つまり、耕耘時に土が中央に集められず、回転軸10の軸心方向X1に全体的に土を均してくれる。したがって、ロータリ耕耘装置1の均平性能を向上させることができる。
また、一側耕耘爪と、他側耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
この構成によれば、一側耕耘爪と他側耕耘爪とを入れ替えると、反転性能が向上するという試験結果が得られた。つまり、2つの耕耘爪を入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
また、ロータリ耕耘装置1は、軸心AC回りに回転する回転軸10と、回転軸10に取り付けられた複数の耕耘爪Kと、を備え、複数の耕耘爪Kは、回転軸10における軸心方向X1の中央部(中央線CL)に配置された少なくとも1つの第1耕耘爪K1L、K1Rと、第1耕耘爪K1L、K1Rの側方に配置された耕耘爪Kであって、中央部から回転軸10の一端部10aに向かう方向である一側外方X2と、中央部から回転軸10の他端部10bに向かう方向である他側外方X3とに配置された一対の第2耕耘爪K2L、K2Rと、一側外方X2側の第2耕耘爪K2Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第2耕耘爪K2Rの他側外方X3とに配置された一対の第3耕耘爪K3L、K3Rとを有し、一対の第2耕耘爪K2L、K2Rは、回転軸10の周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第2耕耘爪K2Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有すると共に、他側外方X3側の第2耕耘爪K2Rは、他側外方X3に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有し、一対の第3耕耘爪K3L、K3Rは、周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第3耕耘爪K3Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有すると共に、他側外方X3側の第3耕耘爪K3Rは、他側外方X3に向けて延びる刃部(湾曲刃部28)を有する。
この構成によれば、一対の第2耕耘爪K2L、K2R及び一対の第3耕耘爪K3L、K3Rが土を機体外方に運んでくれる。つまり、耕耘時に土が中央に集められず、回転軸10の軸心方向に全体的に土を均してくれる。したがって、ロータリ耕耘装置1の均平性能を向上させることができる。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方X2側の第3耕耘爪K3Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第3耕耘爪K3Rの他側外方X3とに配置された一対の第4耕耘爪K4L、K4Rを有し、一対の第4耕耘爪K4L、K4Rは、周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lは、一端部10aから中央部に向かう方向である一側内方X4に向けて延びる刃部を有すると共に、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rは、他端部10bから中央部に向かう方向である他側内方X5に向けて延びる刃部を有する。
この構成によれば、刃部が外方を向く第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3Rの前記構成と相まってロータリ耕耘装置1の均平性能を良好に向上させることができる。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rの他側外方X3とに配置された一対の第5耕耘爪K5L、K5Rと、一側外方X2側の第4耕耘爪K4Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第4耕耘爪K4Rの他側外方X3とに配置された一対の第6耕耘爪K6L、K6Rを有し、一側外方X2側の第5耕耘爪K5Lと一側外方X2側の第6耕耘爪K6Lとは、周方向Y1に位相差を有して軸心方向X1で略同じ位置に取り付けられ、一側外方X2側の第5耕耘爪K5Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、一側外方X2側の第6耕耘爪K6Lは、一側内方X4に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第5耕耘爪K5Rと他側外方X3側の第6耕耘爪K6Rとは、周方向Y1に位相差を有して軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、他側外方X3側の第5耕耘爪K5Rは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第6耕耘爪は、他側内方X5に向けて延びる刃部を有する。
この構成によれば、刃部が外方を向く第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3Rの前記構成と相まってロータリ耕耘装置1の均平性能を良好に向上させることができる。
また、一対の第5耕耘爪K5L、K5Rは、周方向Y1に同位相で配置され、一対の第6耕耘爪K6L、K6Rは、周方向Y1に同位相で配置されている。
この構成によれば、刃部が外方を向く第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3Rの前記構成と相まってロータリ耕耘装置1の均平性能を良好に向上させることができる。
また、複数の耕耘爪Kは、一側外方側X2の第5耕耘爪K5L及び第6耕耘爪K6Lの一側外方X2と、他側外方X3側の第5耕耘爪K5R及び第6耕耘爪K6Rの他側外方X3とに配置された一対の第7耕耘爪K7L、K7Rを有し、一対の第7耕耘爪K7L、K7Rは、回転軸10の周方向Y1に同位相で配置され、且つ、一側外方X2側の第7耕耘爪K7Lは、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他側外方X3側の第7耕耘爪K7Rは、他側外方X3に向けて延びる刃部を有する。
この構成によれば、刃部が外方を向く第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3Rの前記構成と相まってロータリ耕耘装置1の均平性能を良好に向上させることができる。
また、第1耕耘爪は、周方向Y1に位相差を有して一対設けられ、一方の第1耕耘爪は、一側外方X2に向けて延びる刃部を有し、他方の第1耕耘爪は、他側外方X3に向けて延びる刃部を有する。
この構成によれば、刃部が外方を向く第2耕耘爪K2L、K2R及び第3耕耘爪K3L、K3Rの前記構成と相まってロータリ耕耘装置1の均平性能を良好に向上させることができる。
また、第2耕耘爪K2L、K2Rと第3耕耘爪K3L、K3Rとは、周方向Y1に略180°の位相差を有すると共に、一対の第1耕耘爪K1L、K1Rに対して周方向Y1に位相差を有する。
この構成によれば、ロータリ耕耘装置1の均平性能を効果的に高めることができる。
また、一側外方X2側の第3耕耘爪と、他側外方X3側の第3耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である。
この構成によれば、一側外方X2側の第3耕耘爪と他側外方X3側の第3耕耘爪とを入れ替えると、反転性能が向上するという試験結果が得られた。つまり、2つの耕耘爪を入れ替えるだけで、水田で求められる反転性能と、畑で求められる均平性能とを、共に高性能に発揮させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記し
た説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
即ち、回転軸10に取り付けられる耕耘爪K(取付具24)の数量及び配置は、ロータリ耕耘装置1の作業幅などに応じて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、耕耘爪Kは、34本設けられているが、34本以上又は34本未満設けられていてもよい。また、取付具24は、回転軸10の軸心方向X1に間隔をあけて27列に配置されているが、取付具24を28列以上又は26列以下に配置してもよい。
また、軸心方向X1で隣接する耕耘爪K同士の周方向Y1の位相差及び軸心方向X1で同位置に配置された耕耘爪K同士の周方向Y1の位相差は、本実施形態のものに限定されることはない。
また、回転軸10に耕耘爪Kを取り付ける取付け形式は、本実施形態のものに限定されることはない。
例えば、回転軸10に複数のフランジを軸心方向X1に間隔をおいて固定し、各フランジに耕耘爪Kを取り付けるようにしてもよい。
10 回転軸
10a 回転軸の一端部
10b 回転軸の他端部
28 刃部(湾曲刃部)
AC 軸心
CL 中央部(中央線)
K 耕耘爪
K1L 中央の耕耘爪(第1耕耘爪)
K1R 中央の耕耘爪(第1耕耘爪)
K2L 第2耕耘爪
K2R 第2耕耘爪
K3L 一側耕耘爪(第3耕耘爪)
K3R 他側耕耘爪(第3耕耘爪)
K4L 第4耕耘爪
K4R 第4耕耘爪
K5L 第5耕耘爪
K5R 第5耕耘爪
K6L 第6耕耘爪
K6R 第6耕耘爪
K7L 第7耕耘爪
K7R 第7耕耘爪
X1 軸心方向
X2 一側外方
X3 他側外方
X4 一側内方
X5 他側内方
Y1 周方向

Claims (10)

  1. 軸心回りに回転する回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、
    を備え、
    前記複数の耕耘爪は、
    前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された中央の耕耘爪と、
    前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方に配置された一側耕耘爪と、
    前記中央の耕耘爪の側方であって、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方に配置された他側耕耘爪と
    前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間、及び、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間に配置された一対の第2耕耘爪と、
    を有し、
    前記一側耕耘爪と前記他側耕耘爪とは、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記一対の第2耕耘爪と、前記一側耕耘爪及び前記他側耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有すると共に、前記中央の耕耘爪に対して周方向に位相差を有するロータリ耕耘装置。
  2. 前記中央の耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、
    一方の前記中央の耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記中央の耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記一側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、
    前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪との間の前記第2耕耘爪は、前記中央の耕耘爪と前記他側耕耘爪に対して軸心方向に関して隣接して配置され、
    前記一側耕耘爪と、前記他側耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である請求項1に記載のロータリ耕耘装置。
  3. 軸心回りに回転する回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪と、
    を備え、
    前記複数の耕耘爪は、
    前記回転軸における軸心方向の中央部に配置された第1耕耘爪と、
    前記第1耕耘爪の側方に配置された耕耘爪であって、前記中央部から前記回転軸の一端部に向かう方向である一側外方と、前記中央部から前記回転軸の他端部に向かう方向である他側外方とに配置された一対の第2耕耘爪と、
    前記一側外方側の第2耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第2耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第3耕耘爪とを有し、
    前記第1耕耘爪は、前記周方向に位相差を有して一対設けられ、
    一方の前記第1耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、他方の前記第1耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記一対の第2耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第2耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第2耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記一対の第3耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第3耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第3耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、
    前記第2耕耘爪と前記第3耕耘爪とは、前記周方向に略180°の位相差を有すると共に、前記一対の第1耕耘爪に対して周方向に位相差を有するロータリ耕耘装置。
  4. 前記複数の耕耘爪は、
    前記一側外方側の第3耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第3耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第4耕耘爪を有し、
    前記一対の第4耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第4耕耘爪は、前記一端部から前記中央部に向かう方向である一側内方に向けて延びる刃部を有すると共に、前記他側外方側の第4耕耘爪は、前記他端部から前記中央部に向かう方向である他側内方に向けて延びる刃部を有する請求項3に記載のロータリ耕耘装置。
  5. 前記複数の耕耘爪は、
    前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第5耕耘爪と、
    前記一側外方側の第4耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の第4耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第6耕耘爪とを有し、
    前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記一側外方側の第5耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記一側外方側の第6耕耘爪は、前記一側内方に向けて延びる刃部を有し、
    前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは、前記周方向に位相差を有して前記軸心方向で略同じ位置に取り付けられ、前記他側外方側の第5耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第6耕耘爪は、前記他側内方に向けて延びる刃部を有する請求項4に記載のロータリ耕耘装置。
  6. 前記一対の第5耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置され、
    前記一対の第6耕耘爪は、前記周方向に同位相で配置されている請求項5に記載のロータリ耕耘装置。
  7. 前記複数の耕耘爪は、
    前記一側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記一側外方と、前記他側外方側の前記第5耕耘爪及び前記第6耕耘爪の前記他側外方とに配置された一対の第7耕耘爪を有し、
    前記一対の第7耕耘爪は、前記回転軸の周方向に同位相で配置され、且つ、前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方に向けて延びる刃部を有し、前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方に向けて延びる刃部を有する請求項5又は6に記載のロータリ耕耘装置。
  8. 前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とは前記一側外方側の第4耕耘爪に対して、前記回転軸の軸心方向に関して隣接して配置され、
    前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とは前記他側外方側の第4耕耘爪に対して、前記軸心方向に関して隣接して配置されている請求項5または6に記載のロータリ耕耘装置。
  9. 前記一側外方側の第7耕耘爪は、前記一側外方側の第5耕耘爪と前記一側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有し、
    前記他側外方側の第7耕耘爪は、前記他側外方側の第5耕耘爪と前記他側外方側の第6耕耘爪とに対して周方向に位相差を有する請求項に記載のロータリ耕耘装置。
  10. 前記一側外方側の第3耕耘爪と、前記他側外方側の第3耕耘爪とを入れ替えて使用する形態に変更可能である請求項3~9のいずれか1項に記載のロータリ耕耘装置。
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